JP2011100936A - 発光素子駆動回路システム及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】より好適にLEDイルミネーションの多様化を可能とする発光素子駆動回路システム及びその発光素子駆動回路システムを備える電子機器を提供することである。
【解決手段】発光素子8を駆動する発光素子駆動回路システム10であって、発光素子8を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、駆動電流値を、第1の時間と、第1の時間から予め設定される遷移期間が経過した第2の時間と、の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させる第1モードで設定し、第2の時間と第3の時間との間は、第2の電流値を保持させるように電流値を設定する第1電流値設定部と、第1の時間と第2の時間との間で第1モードとは異なる第2モードで電流値を設定する第2電流値設定部と、第1電流値設定部と第2電流値設定部とを切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】発光素子8を駆動する発光素子駆動回路システム10であって、発光素子8を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、駆動電流値を、第1の時間と、第1の時間から予め設定される遷移期間が経過した第2の時間と、の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させる第1モードで設定し、第2の時間と第3の時間との間は、第2の電流値を保持させるように電流値を設定する第1電流値設定部と、第1の時間と第2の時間との間で第1モードとは異なる第2モードで電流値を設定する第2電流値設定部と、第1電流値設定部と第2電流値設定部とを切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子駆動回路システム及び電子機器に係り、特に、発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する発光素子駆動回路システム、及びその発光素子駆動回路システムを備える電子機器に関する。
近年、携帯電話等の種々の電子機器に発光素子駆動回路システムが搭載されている。携帯電話等の発光素子(LED)を発光(点灯)させることで、液晶画面等に文字・模様等を表示している。発光素子駆動回路システムにおいて、LEDの輝度等を段階的に変化させる、換言すればLEDを所定の期間グラデーションさせながら点灯させることでLEDイルミネーションを実現している。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、電池によってLEDを駆動するLED駆動回路であって、LEDのアノード側またはカソード側に挿入され、LEDを流れる電流が所定の目標値となるように制御する定電流回路と、LEDのカソード側かつ定電流回路の下流に接続される抵抗とを有する構成が開示されている。そして、LEDの順方向電圧降下と、所定の目標値となる場合における定電流回路の駆動電圧と、所定の目標値となる場合における抵抗の両端の電圧との和を所定電圧とした場合、所定電圧の値を含む範囲で電圧が残容量に応じて変動する電池と、電池とLEDとの間に接続され、内部に有するスイッチがオンとなった場合、電池電圧を所定電圧以上の大きさに昇圧して出力し、当該スイッチがオフの場合、当該電池電圧をそのまま出力する昇圧回路を備える構成が開示されている。さらに、定電流回路に接続され、電池電圧と所定電圧との大小関係を検知して、電池電圧が所定電圧よりも小さくなった場合のみ、昇圧回路のスイッチをオンにする制御回路を備える構成が開示されている。
上述したように発光素子駆動回路システムにおいて、発光素子(LED)をグラデーション点灯させることが可能であるが、グラデーション点灯以外の点灯状態も用いてLEDイルミネーションの多様化が行われることが望まれる。
本発明の目的は、より好適にLEDイルミネーションの多様化を可能とする発光素子駆動回路システム及びその発光素子駆動回路システムを搭載した電子機器を提供することである。
本発明に係る発光素子駆動回路システムは、発光素子を駆動する発光素子駆動回路システムであって、発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、駆動電流値を、第1の時間と、第1の時間から予め設定される遷移期間が経過した第2の時間と、の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させる第1モードで設定し、第2の時間と第3の時間との間は、第2の電流値を保持させるように電流値を設定する第1電流値設定部と、第1の時間と第2の時間との間で第1モードとは異なる第2モードで電流値を設定する第2電流値設定部と、第1電流値設定部と第2電流値設定部とを切り替える切替部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、上記発光素子駆動回路システムを備えることを特徴とする。
上記構成の発光素子駆動回路システム及び電子機器によれば、予め設定される遷移期間において第1の電流値から第2の電流値へ変化する第1モードとは異なる第2モードで発光素子を駆動することができる。これにより、予め設定される遷移期間において、より好適にLEDイルミネーションの多様化を実現することができる。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。また、以下では、携帯電話のLEDイルミネーションとしてとして機能する発光素子が複数個設けられている場合には、各発光素子(LED)ごとに異なる色を用いるものとしてもよいが、人間の視覚が緑色LED(G−LED)の輝度に対して鈍いことを考慮して、同色のLEDを用いてもよい。例えば、緑色LEDの数を2とし、他の色のLEDの数をそれぞれ1つずつ備えるものとしてもよい。もちろん、緑色LED以外の色のLEDの数を増やすものとしてもよく、また、増やす数を任意に設定してもよい。このように、携帯電話のLEDイルミネーションとして機能する複数のLEDを1つの制御に対して並列接続するようにしてもよい。また、上記の発光素子の種類、色、色数、個数等は適宜変更することができる。また、以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。そして、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、発光素子駆動回路システム10を示す図である。図2は、グラデーションホタル回路40の各要素を示す図である。図3(a)は、任意電流回路の出力電流(Ireg)(換言すれば、パルスモードが選択された場合のセレクタ回路50の出力電流(パルスモード電流))の特性を示す図である。図3(b)は、グラデーションモードが選択された場合のセレクタ回路50の出力電流(グラデーションモード電流)の特性を示す図である。図3(c)は、ホタルモードが選択された場合のセレクタ回路50の出力電流(ホタルモード電流)の特性を示す図である。以下では、発光素子駆動回路システム10は、携帯電話に搭載され、携帯電話のLEDイルミネーションとして機能する発光素子8を駆動するものとして説明する。図3(d)は、電流を直線的に変化させる様子を示す図である。図3(e)は、電流を曲線的に変化させる様子を示す図である。
発光素子駆動回路システム10は、基準電流回路20と、任意電流回路30と、グラデーションホタル回路40と、セレクタ回路50と、LEDドライバー回路60と、制御部70とを含んで構成される。発光素子駆動回路システム10は、発光素子8を点灯させる機能を有する。
基準電流回路20は、予め定めた基準電流値(Iref)の電流を流す定電流源である。基準電流回路20の出力は、任意電流回路30に入力される。
任意電流回路30は、各時間に応じて異なる電流値へと変化させて出力する機能を有する。具体的には、基準電流回路20から出力される電流に基づいて、図3(a)に示される基準電流(Ireg)を出力する。ここで、任意電流回路30において、基準電流(Ireg)は、それぞれIreg=Areg×Iref[Areg:任意の定数]の演算式で演算して求められる。
基準電流(Ireg)は、時間t0から時間t1(第1の時間)は電流値0(第1の電流値)のまま保持し、時間t1で電流値0から電流値A(第2の電流値)となり、時間t1から時間t2(時間t1に遷移期間Tが経過した第2の時間)まで電流値Aを保持する。続いて、時間t2で電流値Aから電流値0へと変化し、時間t2から時間t3(第3の時間)の間は、電流値0を保持する。そして、時間t3で再び電流値0から電流値Aとなり、時間t3から時間t5(時間t3に遷移期間Tが経過した第5の時間)まで電流値Aを保持し、時間t5で電流値Aから電流値0へと変化する。
グラデーションホタル回路40は、基準電流(換言すれば、パルスモード電流)(Ireg)に基づいて、グラデーションモード電流(図3(b)参照)、ホタルモード電流(図3(c)参照)を生成し、グラデーションモード電流、ホタルモード電流のいずれかを出力電流(Igh)として出力する機能を有する。
グラデーションホタル回路40は、設定回路402と、分周回路404と、ホタル用アップダウンカウンタ回路406と、グラデーション用アップダウンカウンタ回路408と、セレクタ回路410と、DA回路412と、乗算回路414とを含んで構成される。
設定回路402は、任意電流回路30からの基準電流(Ireg)を取得し、基準電流(Ireg)の中から電流値0(第1の電流値)でない期間を検出する機能を有する。例えば、図3(a)において設定回路402は、時間t1から時間t2の遷移期間Tと、時間t3から時間t4の遷移期間Tが電流値0でないことを検出する。
そして、設定回路402は、ホタル用アップダウンカウンタ回路406、グラデーション用アップダウンカウンタ回路408を動作させるためのクロック(CLK)を出力する機能を有する。具体的には、時間t1から時間t2の遷移期間Tと時間t3から時間t4の遷移期間Tを用いてT/128が1周期となるクロックを生成し、ホタル用アップダウンカウンタ回路406と分周回路404を介してグラデーション用アップダウンカウンタ回路408へ入力される。
さらに、設定回路402は、基準電流(Ireg)の大きさVを検出する機能を有する。設定回路402によって検出された値は、乗算回路414へと入力される。例えば、図3(a)の基準電流(Ireg)が入力されると設定回路402は電流値Aを大きさVとして出力する。
分周回路404は、設定回路402から出力されたクロック(CLK)の周期を2倍の周期にする2分周回路である。したがって、分周回路404は、T/64が1周期となるクロックを生成することができる。
ホタル用アップダウンカウンタ回路406は、制御部70によってアップダウン動作が制御され、6ビットのビット数を有するアップダウンカウンタであり、000000(2進法)(0(10進法))〜111111(2進法)(63(10進法))の間でカウントアップあるいはカウントダウンする回路である。グラデーション用アップダウンカウンタ回路408も制御部70によってアップダウン動作が制御され、ホタル用アップダウンカウンタ回路406と同様の回路である。
セレクタ回路(MUX)410は、ホタル用アップダウンカウンタ回路406からの出力信号とグラデーション用アップダウンカウンタ回路408からの出力信号とを制御部70からの選択信号によって切り替えて出力するための回路である。
DA回路412は、ホタル用アップダウンカウンタ回路406あるいはグラデーション用アップダウンカウンタ回路408からの6ビットの出力デジタルデータがセレクタ回路410を介して入力され、そのデジタルデータをアナログデータに変換する回路である。
乗算回路414は、DA回路412の出力信号に設定回路402によって検出された値Vを乗算して出力する回路である。乗算回路414から出力された信号は、出力電流(Igh)として出力される。後述するようにグラデーションモードが選択された場合には、図3(b)に示されるグラデーションモード電流が出力され、後述するようにホタルモードが選択された場合には、図3(c)に示されるホタルモード電流が出力される。
セレクタ回路(MUX)50は、グラデーションホタル回路40からの出力電流(Igh)と任意電流回路30からの出力電流(Ireg)とを制御部70からの選択信号によって切り替えて出力電流(Isel)として出力するための回路である。
LEDドライバー回路60は、セレクタ回路50の出力電流(Isel)に基づいて、発光素子8を駆動する発光素子駆動電流(ILED)を算出する電流回路部である。具体的には、LEDドライバー回路60において、ILED=ALED×Isel[ALED:任意の定数]の演算式に基づいて算出される駆動電流値で発光素子8を駆動する機能を有する。
制御部70は、発光素子駆動回路システム10全体の回路を制御する機能を有する。ここでは、特に、任意電流回路30とグラデーションホタル回路40とセレクタ回路50の制御について説明する。制御部70は、任意電流回路30に対して、予め記録されたプログラムあるいは外部からの設定により発光素子8のLEDイルミネーション点灯をするために基準となる基準電流(Ireg)を出力するように制御する機能を有する。
また、制御部70は、発光素子8のLEDイルミネーション点灯のバリエーションとして、グラデーションモード、ホタルモード、パルスモードの3種類の点灯モードを有しており、外部からの設定等により選択された各モードに応じた制御を行う機能を有している。
グラデーションモードが選択された場合に、制御部70は、時間t1においてグラデーション用アップダウンカウンタ回路408を000000からカウントアップの開始をさせる。そして、時間t2においてグラデーション用アップダウンカウンタ回路408が111111までカウントアップされたままの状態で保持させる制御を行う。続いて、時間t3においてグラデーション用アップダウンカウンタ回路408を111111からカウントダウンの開始をさせ、時間t5においてグラデーション用アップダウンカウンタ回路408が000000となるまでカウントダウンさせる制御を行う。そして、グラデーションモードが選択された場合には、さらに、制御部70は、セレクタ回路410をグラデーション用アップダウンカウンタ回路408からの出力信号が出力されるように選択信号をセレクタ回路410に与え、セレクタ回路50をグラデーションホタル回路40からの出力信号が出力されるように選択信号をセレクタ回路50に与える制御を行う。
ホタルモードが選択された場合に、制御部70は、時間t1においてホタル用アップダウンカウンタ回路406を000000からカウントアップの開始をさせ、時間t4においてホタル用アップダウンカウンタ回路406が111111までカウントアップされる。そして、時間t4においてホタル用アップダウンカウンタ回路406を111111からカウントダウンの開始をさせ、時間t2においてホタル用アップダウンカウンタ回路406が000000となるまでカウントダウンさせる制御を行う。さらに、時間t3から時間t6まで再びホタル用アップダウンカウンタ回路406をカウントアップさせ、時間t6から時間t5までホタル用アップダウンカウンタ回路406をカウントダウンさせるように制御する。そして、ホタルモードが選択された場合には、さらに、セレクタ回路410をホタル用アップダウンカウンタ回路406からの出力信号が出力されるように選択信号をセレクタ回路410に与え、セレクタ回路50をグラデーションホタル回路40からの出力信号が出力されるように選択信号をセレクタ回路50に与える制御を行う。
パルスモードが選択された場合に、制御部70は、セレクタ回路50を任意電流回路30からの出力電流(Ireg)が出力されるように選択信号をセレクタ回路50に与える。このとき、セレクタ回路410の選択信号は、セレクタ回路50の出力選択に影響を与えないためいずれを選択するものとしてもよい。
続いて、上記構成の発光素子駆動回路システム10の作用について、図1〜図3を参照して説明する。外部からの設定等によりグラデーションモードが選択されると、制御部70の制御によってセレクタ回路50からは、図3(b)に示されるグラデーションモード電流が出力される。そして、LEDドライバー回路60は、入力されたグラデーション電流にALED(任意の定数)を乗算して出力した発光素子駆動電流(ILED)で発光素子8を駆動する。ここで、時間t1から遷移期間Tが経過した時間t2の間で直線的に変化(電流値0から電流値Aに直線的に変化)しているため、発光素子8はこの期間グラデーション点灯し、時間t2から時間t3の間は一定の輝度で点灯し、時間t3から時間t5で再びグラデーション点灯(電流値Aから電流値0に直線的に変化)する。ここで、電流を直線的に変化させるという記載の「直線的に」について図3(d)を用いて詳細に説明する。ここで直線的とは実際には、多階調の階段状制御が進歩したものである。図3(d)では分かりやすくするため8階調としているが、図3(d)における各階段の頂点を線で結ぶと直線的となっており、これはつまり階調が極限まで多くなれば直線的になるということを意味している。なお、本実施形態においては電流を直線的に変化させるものとして説明するが、直線的に限定されず、例えば曲線的に変化させてもよい。ここで、曲線的の意味について図3(e)を用いて説明すると図3(e)に示されるような階段形状で電流を変化させて各階段の頂点を線で結ぶと曲線的となっており、これはつまり階調が極限まで多くなれば曲線的になるということを意味している。なお、人間の視覚で感じる輝度を直線的に変化させるために、使用するLEDの特性によっては曲線的に電流を変化させることが望ましい場合もある。また、図3(e)は曲線的に電流を変化させる場合の実施例のひとつにすぎず、使用するLEDの特性によって好適な曲線は様々であり、曲線の種類を限定するものではない。
また、ホタルモードが選択されると、制御部70の制御によってセレクタ回路50からは、図3(c)に示されるホタルモード電流が出力される。LEDドライバー回路60は、入力されたホタルモード電流にALED(任意の定数)を乗算して出力した発光素子駆動電流(ILED)で発光素子8を駆動する。ここで、時間t1から遷移期間Tの半分の期間が経過した時間t4で直線的に変化(電流値0から電流値Aに直線的に変化)し、時間t4から遷移期間Tの残り半分の期間が経過した時間t2で直線的に変化(電流値Aから電流値0に直線的に変化)する。したがって、ホタルモードが選択された場合には、時間t1から時間t2の遷移期間Tでグラデーションモードよりも単位時間当たりの輝度変化の大きいグラデーション点灯となり、時間t2から時間t3で消灯状態となり、時間t3から時間t5の遷移期間Tで再びグラデーションモードよりも単位時間当たりの輝度変化の大きい輝度変化の大きいグラデーション点灯となる。換言すれば、発光素子8の発光がホタルから発せられる光のように見える。なお、上記では時間t4を時間t1から遷移期間Tの半分の期間が経過した時間としているが、実施例の1つにすぎず、必ずしも半分に限定するものではない。人間の視覚および使用するLEDの特性に合わせて調整するのが望ましい。
そして、パルスモードが選択されると、制御部70の制御によってセレクタ回路50のからは、図3(a)に示されるパルスモード電流が出力される。LEDドライバー回路60は、入力されたパルスモード電流にALED(任意の定数)を乗算して出力した発光素子駆動電流(ILED)で発光素子8を駆動する。ここで、時間t1で電流値0から電流値Aへと変化し、遷移期間Tの間は電流値Aを保持する。そして、時間t2で電流値Aから電流値0へと変化し、時間t2から時間t3の間は電流値0を保持する。それから、時間t3で再び電流値0から電流値Aへと変化し、時間t3から時間t5の間は電流値Aを保持し、時間t5で電流値Aから電流値0へと変化する。したがって、パルスモードによれば、発光素子8が所定の周期で点灯状態、消灯状態を繰り返すことができる。
このように、発光素子駆動回路システム10によれば、グラデーションモードとホタルモードとパルスモードの3種類の点灯モードを有し、それらのモードを切り替えることができる。つまり、発光素子駆動回路システム10によれば、3種類の点灯モードの中から1つを選択して発光素子8を点灯させることができ、遷移期間Tにおいて多様性のあるLEDイルミネーションを実現することができる。なお、上記実施例はLEDイルミネーションに適用する場合で説明したが、当然ながら液晶画面のLEDバックライト等に適用することも可能である。
8 発光素子、10 発光素子駆動回路システム、20 基準電流回路、30 任意電流回路、40 グラデーションホタル回路、50 セレクタ回路、60 ドライバー回路、70 制御部、402 設定回路、404 分周回路、406 ホタル用アップダウンカウンタ回路、408 グラデーション用アップダウンカウンタ回路、410 セレクタ回路、412 セレクタ回路、414 乗算回路。
Claims (5)
- 発光素子を駆動する発光素子駆動回路システムであって、
発光素子を予め設定される駆動電流値で駆動する電流回路部と、
駆動電流値を、
第1の時間と、第1の時間から予め設定される遷移期間が経過した第2の時間と、の間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させる第1モードで設定し、第2の時間と第3の時間との間は、第2の電流値を保持させるように電流値を設定する第1電流値設定部と、
第1の時間と第2の時間との間で第1モードとは異なる第2モードで電流値を設定する第2電流値設定部と、
第1電流値設定部と第2電流値設定部とを切り替える切替部と、
を備えることを特徴とする発光素子駆動回路システム。 - 請求項1に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
第2電流値設定部は、
第1の時間で第1の電流値から第2の電流値へと変化させ、第1の時間と第2の時間との間は第2の電流値を保持させ、第2の時間で第2の電流値から第1の電流値へと変化させ、第2の時間と第3の時間との間は第1の電流値を保持させるように設定することを特徴とする発光素子駆動回路システム。 - 請求項1に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
第2電流値設定部は、
第1の時間と第4の時間との間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させ、第4の時間と第2の時間との間で第2の電流値から第1の電流値へ変化させ、第2の時間と第3の時間との間は第1の電流値を保持させるように設定することを特徴とする発光素子駆動回路システム。 - 請求項1に記載の発光素子駆動回路システムにおいて、
第2電流設定部は、
第1の時間で第1の電流値から第2の電流値へと変化させ、第1の時間と第2の時間との間は第2の電流値を保持させ、第2の時間で第2の電流値から第1の電流値へと変化させ、第2の時間と第3の時間との間は第1の電流値を保持させるように設定する第3電流設定部と、
第1の時間と第4の時間との間で第1の電流値から第2の電流値へ変化させ、第4の時間と第2の時間との間で第2の電流値から第1の電流値へ変化させ、第2の時間と第3の時間との間は第1の電流値を保持させるように設定する第4電流設定部と、
切替部は、第3電流設定部と第4電流設定部とをさらに切り替えることを特徴とする発光素子駆動回路システム。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1に記載の発光素子駆動回路システムを備える電子機器。
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