JP2010129469A - 電力調整装置およびledドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】制御信号を用いて電力を多段階制御する電子機器、および2段階制御する電子機器の何れにも適用可能でありながら、極力簡易な制御信号が与えられるだけで適切に電力を調整し得る電力調整装置を提供する。
【解決手段】第1状態または第2状態をとる制御信号を受付け、制御信号に基づいて、所定装置に供給される電力を調整するものであって、制御信号が第1状態から第2状態に遷移した場合、遷移時点から所定の判定時間が経過するまでに、制御信号が第1状態に戻ったかを判定する機能と、戻った場合には、第1方式によって電力を現状と異なる値に調整し、戻らなかった場合には、第2方式によって電力を現状と異なる値に調整する機能を備え、第1方式は、制御信号に基づき、電力を2段階以上に設定された各値の何れかに調整する方式であり、第2方式は、電力を所定値に調整する方式である電力調整装置とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定装置に供給される電力を調整する電力調整装置、およびLEDドライバに関する。
従来、携帯電話機などの電子機器においては、例えばバックライト用として、LED[Light Emitting Diode]が広く用いられている。またLEDに流れる電流(LEDに供給される駆動電力と見ることもできる)を調整し、当該LEDの発光輝度を調整するLEDドライバも、広く用いられている。
ここで、LEDを備えた電子機器の構成概略について、単線で伝送される2値化(HとL)された制御信号を用いて、LEDの駆動電力を多段階(OFF状態も含め3段階以上)に制御して調光するもの(第1形態)、および、LEDの駆動電力を2段階に制御(ON/OFF制御)するもの(第2形態)に分類し、以下に説明する。先ず第1形態の電子機器の構成概略を、図8に示す。当該電子機器は、CPU51、LEDドライバ52、およびLED53等を備えている。
CPU51は、当該電子機器における各部を制御するものであり、LEDドライバ52に対しては、図10に示すようなHレベルまたはLレベルをとる信号(パルスを含む)を、制御信号として伝送する。なお制御信号におけるパルスの数は、LED53に流す電流の量(パルス数と電流量の関係は、予め取決められている)を表している。
またLEDドライバ52は、例えばICチップとして形成されており、入力側の端子にCPU51が、出力側の端子にLED53が接続されている。またLEDドライバ52には、駆動部61、制御解析部62、およびDAC63が設けられている。
制御解析部62は、制御信号におけるパルスの数をカウントし、LED53に供給されるべき駆動電力の大きさを解析する。そして解析された情報は、DAC63によってアナログ信号に変換され、駆動部61に伝送される。駆動部61は、LED53に電流を流すことでLED53を点灯させるものであり、DAC63から伝送された情報(ここでは、最大値の30%を表すものとする)に基づいて、図10に示すように、LED53に最大値の30%の電流を流す。
次に第2形態の電子機器の構成概略を、図9に示す。当該電子機器も、CPU51、LEDドライバ52、およびLED53等を備えている。CPU51は、LEDドライバ52に対して、図11に示すような、HレベルまたはLレベルをとる制御信号を伝送する。またLEDドライバ52は、LED53に電流を流すことでLED53を点灯させるための駆動部61を備えている。
そしてLEDドライバ52は、図11に示すように、CPU51からHレベルの制御信号を受取っている間は、LED53をON状態(100%の電流が流れる状態)とする一方、Lレベルの制御信号を受取っている間は、LED53をOFF状態(電流が流れない状態)とする。このように、第2形態の電子機器では、制御信号のHレベルをON状態に、LレベルをOFF状態に対応しており、LED53を簡潔かつ適切に制御することが可能となっている。
なお制御信号は、HレベルとLレベルに2値化されており、かつ、単線によってCPU51からLEDドライバ52に伝送されるようになっているため、制御信号の伝送に要するCPU51の処理負担や構成の複雑化を、極力抑えることが可能となっている。また2値化されている制御信号は、比較的ノイズの影響を受けにくい点でも有利である。
特開2007−127912号公報
上述したLEDドライバは、第1形態(多段階制御)の電子機器に適用されるものと、第2形態(2段階制御)の電子機器に適用されるものとでは、互いに別種類のデバイスとなっている。しかしこのように別種類のデバイスとなっていると、製造コストや製品管理などの面において不利であるといえる。そのためLEDドライバは、第1形態と第2形態の何れの電子機器にも適用可能であることが望まれる。
また更に、CPU等における処理を簡潔なものとするため、LEDドライバは、極力簡易な制御信号が与えられるだけで、電力調整が可能となっていることが望ましい。特に、2段階制御の電子機器に適用される場合は、制御信号がHレベルであればLEDをON状態にし、LレベルであればOFF状態にするといったように、単純な取決めとなっていることが望ましいと言える。
なおLEDドライバに、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかの情報を受付ける端子(モード切替用の端子)を別途設けておき、LEDドライバに、当該情報を入力するための仕組みを設けることは、デバイスの生産コストを増大させる要因となる。そのためLEDドライバにおいては、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかについても、制御信号に基づいて判断可能となっていることが望ましい。
本発明は上述した問題点に鑑みて、制御信号を用いて電力を多段階制御する電子機器、および2段階制御する電子機器の何れにも適用可能でありながら、極力簡易な制御信号が与えられるだけで適切に電力を調整することが可能となる電力調整装置の提供を目的とする。また、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかについても、制御信号に基づいて判断することができる電力調整装置の提供をも目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力調整装置は、第1状態または第2状態をとる制御信号を受付け、該制御信号に基づいて、所定装置に供給される電力を調整する電力調整装置であって、該制御信号が第1状態から第2状態に遷移した場合、該遷移した時点から所定の判定時間が経過するまでに、該制御信号が第1状態に戻ったか否かを判定する、信号状態判定部と、前記判定において、戻ったと判定された場合には、第1方式によって前記電力を現状と異なる値に調整する一方、戻らなかったと判定された場合には、第2方式によって前記電力を現状と異なる値に調整する、電力調整部と、を備え、第1方式は、前記制御信号に基づいて、前記電力を、2段階以上に設定された各値の何れかに調整する方式であり、第2方式は、前記電力を、所定値に調整する方式である構成とする。
本構成によれば、第1方式によって電力を調整することが可能となるため、所定装置に供給される電力を多段階に制御する電子機器に適用することが可能であり、更に、第2方式によっても電力を調整することが可能となるため、電力を2段階に制御する電子機器にも適用することが可能となる。そのため、これらの異なる電子機器に対して、電力調整装置を共通に適用することが可能となる。
そして更に、制御信号が、第1状態から第2状態に遷移した時点から判定時間が経過するまでに、第1状態に戻らなかった場合には、自動的に第2方式が採用される。そのため、電力を2段階に制御する電子機器に適用された場合、極力簡易な制御信号が与えられるだけで適切に電力を調整することが可能となる。また、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかについても、制御信号に基づいて判断することが可能となる。
また上記構成において、前記電力調整部は、第1方式によって前記電力を調整する場合、前記制御信号に含まれるパルスの数をカウントし、前記電力を、該カウントの結果に応じた値に調整する構成としてもよい。
本構成によれば、予め、制御信号に含まれるパルスの数と電力との対応関係を定めておくことにより、第1方式による電力調整を容易に実現することが可能となる。
また上記構成において、前記電力調整部は、第2方式によって前記電力の調整を行った後、前記制御信号が第1状態に戻った場合には、前記電力を略ゼロに調整する構成としてもよい。本構成によれば、第2方式による電力調整を通じて、電力のON/OFF制御を実現することができる。
また上記構成に係る電力調整装置は、例えば、前記所定装置としてのLEDが接続され、該LEDに流れる電流を調整するLEDドライバであってもよい。また、当該LEDドライバを備えた電子機器であれば、上記構成に係る利点を享受することができる。
上述した通り、本発明に係る電力調整装置によれば、第1方式によって電力を調整することが可能となるため、所定装置に供給される電力を多段階に制御する電子機器に適用することが可能であり、更に、第2方式によっても電力を調整することが可能となるため、電力を2段階に制御する電子機器にも適用することが可能となる。そのため、これらの異なる電子機器に対して、電力調整装置を共通に適用することが可能となる。
そして更に、制御信号が、第1状態から第2状態に遷移した時点から判定時間が経過するまでに、第1状態に戻らなかった場合には、自動的に第2方式が採用される。そのため、電力を2段階に制御する電子機器に適用された場合、極力簡易な制御信号が与えられるだけで適切に電力を調整することが可能となる。また、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかについても、制御信号に基づいて判断することが可能となる。
本発明の実施形態について、図1に構成概略が示された電子機器(例えば、携帯電話機)を例に挙げて、以下に説明する。
図1に示すように、当該電子機器9は、CPU1、LEDドライバ2、およびLED3などを備えている。CPU1は、電子機器9の各部を制御することにより、各種の処理を実行する。特にLED3を発光させるための処理として、HレベルまたはLレベルをとる(2値化された)制御信号を、単線を介して、LEDドライバ2に送出する。
LEDドライバ2は、入力側端子11、制御解析部12、DAC[Digital Analog Converter]14、駆動部15、および出力側端子16などを備えている。制御解析部12は、CPU1から入力側端子11を介して受取った制御信号を解析し、LED3に流れる電流を調整するために必要な調整データを生成して、DAC14に送出する。
また制御解析部12には、タイマー13が備えられており、時間をカウントする機能も有している。なお、タイマー13の構成態様は特に限定されず、例えば、論理回路のカウンター方式や、充放電を用いたアナログ方式などであっても構わない。また制御解析部12の動作内容については、改めて詳細に説明する。
DAC14は、制御解析部12から送出された調整データ(デジタル信号)を、アナログ信号に変換し、駆動部15に送出する。また駆動部15は、出力側端子16を介してLED3に接続されており、調整データに応じた量の電流をLED3に流す。なおLED3は、例えばディスプレイ用のバックライトとして利用されるものであり、電流量に応じた輝度で発光する。
以上のように電子機器9においては、ホスト(マスター)としてのCPU1が、スレーブとしてのLEDドライバ2を制御するものとなっている。また後述するようにLEDドライバ2は、制御信号に基づいて、電流量を多段階に調整する方式(多段階調整方式)を採用すべきか、或いは、電流量をON/OFFの2段階に調整する方式(ON/OFF調整方式)を採用すべきかを判断することが可能となっている。
ここで、LEDドライバ2の主要部を形成している部品(ICチップ)の具体的な構成例を、図2に示す。本図に示すように当該ICチップ5は、チャージポンプ31、OSC32、電圧制御回路33、チャージポンプモード制御回路34、LED4検出回路35、イネーブル/ブライトネス制御回路36、電流制御回路37、および各種端子などを備えている。
ICチップ5の動作について、簡潔に説明する。チャージポンプ31は、端子VBATを介して電池等から入力された電源電圧を、チャージポンプモード制御回路34によって設定された昇圧倍率で増幅させ、端子VOUTに出力する。なお端子C1Nと端子C1Pの間、および端子C2Nと端子C2Pの間には、それぞれフライングコンデンサが設けられるようになっている。また端子VOUTと端子LED1〜端子LED4との間には、それぞれLEDが設けられるようになっている。またOSC32は、チャージポンプ31等に所定のクロック信号を与える。
またイネーブル/ブライトネス制御回路36は、端子ENを介してCPU等から制御信号を受取り、この制御信号に基づいて、LEDに流れる電流を制御するために必要な調整データを生成する。また電流制御回路37は、イネーブル/ブライトネス制御回路36から受取った調整データに基づいて、端子LED1〜端子LED4の各々に接続されているLEDに電流を流す。なお端子ISETは、LEDに流れる基準電流(最大電流)の設定のため、例えば抵抗を介して接地される。また端子GNDは、接地電位の確保のために接地される。
またイネーブル/ブライトネス制御回路36には、外部からPWM信号を受取るための端子PWMINも設けられており、必要に応じてPWM制御に対応することも可能となっている。またLED4検出回路35は、端子LED4にLEDが接続されているか否かを検出し、接続されていない場合は、端子LED4に電流を流さないように、イネーブル/ブライトネス制御回路36に指示を出す。
また電圧制御回路33は、端子LED1〜端子LED4の各端子電圧を検出し、最も電圧降下(Vf)の高いLEDのカソード電圧を所定値とするように、チャージポンプモード制御回路34に指示を出す。
なお、図1に示したLEDドライバ2と当該ICチップ5との対応関係については、入力側端子11が端子ENに対応し、制御解析部12はイネーブル/ブライトネス制御回路36に対応し、DAC14および駆動部15は電流制御回路37に対応し、出力側端子16は端子LED1〜端子LED4に対応している。
次に、LEDドライバ2における動作の流れについて、図3に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
制御解析部12は、CPU1から送出されてくる制御信号(通常時はLレベル)を継続的に受取り、制御信号がLレベルからHレベルに遷移したかを監視する(ステップS11)。なおこの状態では、LED3には電流が流れないように調整されている。そしてHレベルに遷移した時には(ステップS11のY)、Hレベルへの遷移のあった時点からの時間のカウントを開始する(ステップS12)。
その後、制御解析部12は、カウントしている時間が第1判定時間に達する前に(つまり、当該遷移時から第1判定時間が経過する前に)、制御信号がHレベルからLレベルに遷移したか(Lレベルに戻ったか)を監視する(ステップS13)。なお「第1判定時間」は、予め定められている時間であり、例えば5msecである。
そして当該監視によって、Lレベルに遷移したと判断された場合には(ステップS13のY)、制御解析部12は、後述するステップS21の動作を実行する。
一方、Lレベルに遷移しなかったと判断された場合には(ステップS13のN)、制御解析部12は、LED3に基準量の100%の電流(例えば20mA)が流れるようにする(LED3の電流状態をONとする)ための調整データを生成する(ステップS15)。これにより駆動部15は、LED3に基準量の100%の電流を流す。
またステップS15の動作の後、制御解析部12は、後述するステップS27の動作を実行する。ここで先述したステップS21、およびこれ以降の動作の流れについて、図4に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
制御解析部12は、制御信号がLレベルに遷移した時点(ステップS13を参照)からの時間のカウントを開始する(ステップS21)。またその後、カウントしている時間が第2判定時間に達する前に(つまり、当該遷移時から第2判定時間が経過する前に)、制御信号がLレベルからHレベルに遷移したかを監視する(ステップS22)。なお「第2判定時間」は、予め定められている時間であり、例えば1msecである。
そして当該監視によって、Hレベルに遷移したと判断された場合には(ステップS22のY)、制御解析部12は、制御信号におけるパルスが到来したとみなし、パルス数を1個分カウントアップする(ステップS23)。また同時に、制御信号がHレベルに遷移した時点からの時間のカウントを開始する(ステップS24)。
その後、制御解析部12は、カウントしている時間が第3判定時間に達する前に(つまり、当該遷移時から第3判定時間が経過する前に)、制御信号がHレベルからLレベルに遷移したかを監視する(ステップS25)。なお「第3判定時間」は、予め定められている時間であり、例えば1msecである。そして当該監視によって、Lレベルに遷移したと判断された場合には(ステップS25のY)、ステップS21の動作に戻る。
なお、ステップS21の動作以降、制御信号においてパルス(Lレベルの継続時間が第2判定時間より短く、かつ、Hレベルの継続時間が第3判定時間より短い波形)が次々と到来している間は、ステップS21からステップS25までの動作が繰り返され、その間に到来したパルスの数がカウントされることとなる。
そしてステップS25に係る監視によって、Lレベルに遷移しなかったと判断された場合には(ステップS25のN)、これまでにカウントされたパルス数に応じた電流を、LED3に流すための調整データを生成する(ステップS26)。これにより駆動部15は、LED3に当該パルス数に応じた電流を流す。なお、パルス数とLED3に流す電流の量との関係は、例えば図5に示す表の通りとすれば良いが、これには限定されない。
またその後(或いは、先述したステップS15の動作の後)、制御解析部12は、制御信号がHレベルからLレベルに遷移したかを監視する(ステップS27)。そしてLレベルに遷移した場合には(ステップS27のY)、先述したステップS21の動作に戻る。
一方、ステップS22に係る監視により、Hレベルに遷移しなかったと判断された場合には(ステップS22のN)、制御解析部12は、LED3に電流が流れないようにする(LED3の電流状態をOFFとする)ための調整データを生成する(ステップS28)。これにより駆動部15は、LED3に電流が流れないように(LED3に供給される電力をゼロに)する。
なお、制御信号がHレベルに遷移しなかったと判断された時点から、LED3に電流が流れないようにするための調整データが生成されるまでの間に、所定のタイムラグを設けるようにしても構わない。ここまでの動作が完了したら、ステップS11の動作に戻る。
ここで、上述した一連の動作の内容をより理解容易とするため、ON/OFF調整方式で電流量の調整が行われる場合の動作、および多段階調整方式で電流量の調整が行われる場合の動作の各々について、具体例を挙げて説明する。
先ず、ON/OFF調整方式で電流量の調整が行われる場合の動作について、図6に示すタイミングチャートを参照しながら、以下に説明する。なお当該タイミングチャートは、制御信号の状態と、LED3に流れる電流の量を表している。
制御信号がLレベルを維持している間、電流量はゼロとなっている。そして時刻Taにおいて、制御信号がLレベルからHレベルに遷移すると、制御解析部12はこれを検知し(ステップS11のY)、時間のカウントを開始する(ステップS12)。
その後、時刻Taから第1判定時間が経過した時刻Tbにおいても、制御信号はLレベルに遷移していないため(ステップS13のN)、制御解析部12は、ON/OFF調整方式を採用すべきと判断し、LED3に基準量の100%の電流(ここでは20.0mA)が流れるようにするための調整データを生成する(ステップS15)。これにより、ほぼ時刻Tbにおいて、LED3に20.0mAの電流が流れ、LED3は点灯する。
その後、時刻Tcにおいて、制御信号がHレベルからLレベルに遷移すると、制御解析部12はこれを検知し(ステップS27のY)、時刻Tcから第2判定時間が経過する前に、制御信号がHレベルに遷移するかを監視する(ステップS22)。しかし、第2判定時間が経過する時刻Tdにおいても、制御信号がHレベルに遷移しなかったため(ステップS22のN)、制御解析部12は、LED3に電流が流れないようにするための調整データを生成する(ステップS28)。これにより、ほぼ時刻Tdにおいて、LED3には電流が流れないようになり、LED3は消灯する。このようにして、ON/OFF調整方式での電流量の調整が実現される。
次に、多段階調整方式で電流量の調整が行われる場合の動作について、同様に図7に示すタイミングチャートを参照しながら、以下に説明する。
制御信号がLレベルを維持している間、電流量はゼロとなっている。そして時刻T1において、制御信号がLレベルからHレベルに遷移すると、制御解析部12はこれを検知し(ステップS11のY)、時間のカウントを開始する(ステップS12)。その後、時刻T1から第1判定時間が経過する前の時刻T2において、制御信号はLレベルに遷移したため(ステップS13のY)、制御解析部12は、多段階調整方式を採用すべきと判断する。
そしてまた、時刻T2から第2判定時間が経過する前の時刻T3において、制御信号はHレベルに遷移したため(ステップS22のY)、制御解析部12は、パルス数を「0」から「1」にカウントアップする(ステップS23)。またその後、時刻T3から第3判定時間が経過する前の時刻T4において、制御信号はLレベルに遷移し(ステップS25のY)、更に時刻T4から第2判定時間が経過する前の時刻T5において、制御信号はHレベルに遷移したため(ステップS22のY)、制御解析部12は、パルス数を「1」から「2」にカウントアップする(ステップS23)。
その後、時刻T5から第3判定時間が経過した時刻T6においても、制御信号はLレベルに遷移していないため(ステップS25のN)、制御解析部12は、これまでにカウントされたパルス数「2」に応じた電流量(ここでは、14.0mA)が、LED3に流れるようにするための調整データを生成する(ステップS26)。これにより、ほぼ時刻T6において、LED3に14.0mAの電流が流れ、LED3は点灯する。
更にその後、時刻T7において、制御信号がHレベルからLレベルに遷移すると、制御解析部12はこれを検知し(ステップS27のY)、時刻T7から第2判定時間が経過する前に、制御信号がHレベルに遷移するかを監視する(ステップS22)。
しかし、第2判定時間が経過する時刻T8においても、制御信号がHレベルに遷移しなかったため(ステップS22のN)、制御解析部12は、LED3に電流が流れないようにするための調整データを生成する(ステップS28)。これにより、ほぼ時刻T8において、LED3には電流が流れないようになり、LED3は消灯する。このようにして、多段階調整方式での電流量の調整が実現される。
以上に説明した通り、LEDドライバ2は、Lレベル(第1状態)またはHレベル(第2状態)をとる制御信号を受付け、この制御信号に基づいて、LED3を流れる電流の量(LED3に供給される電力)を調整する。またLEDドライバ2は、制御信号がLレベルからHレベルに遷移した場合、この遷移した時点から第1判定時間が経過するまでに、制御信号がLレベルに戻ったか否かを判定する機能(ステップS13を参照)を有している。
また更にLEDドライバ2は、この判定において、戻ったと判定された場合には、多段階調整方式によって電流量を現状(ゼロ)と異なる値に調整する一方、戻らなかったと判定された場合には、ON/OFF調整方式によって電流量を現状と異なる値に調整する機能を有している。なお、多段階調整方式は、制御信号に基づいて、電流量を2段階以上に設定された各値(図5を参照)の何れかに調整する方式であり、ON/OFF調整方式は、電流量を所定値に調整する方式である。
このようにLEDドライバ2は、多段階調整方式によって電流を調整することが可能であるため、LED3に流れる電流を多段階に制御する電子機器に適用することが可能であり、更に、ON/OFF調整方式によっても電流を調整することが可能であるため、電流をON/OFFの2段階に調整する電子機器にも適用することが可能である。そのため、これらの異なる電子機器に対して、LEDドライバ2を共通に適用することが可能となっており、ひいては、生産性の向上等を図ることができる。
そして更に、制御信号が、LレベルからHレベルに遷移した時点から第1判定時間が経過するまでに、Lレベルに戻らなかった場合には、自動的にON/OFF調整方式が採用されるようになっている。そのため、電流を2段階に制御する電子機器に適用された場合、極力簡易な制御信号が与えられるだけで適切に電力を調整することが可能となっている。
つまり電流をOFF状態からON状態に調整しようとする場合、LEDドライバ2によれば、図6に示すように、LレベルからHレベルに移行する制御信号が与えられるだけで、当該調整が実現される。これは、図11に示す内容の電流調整とほぼ同等であり、簡易な制御信号による調整が実現されているといえる。
なお図6と図11を比較すると、本実施形態の場合は、従来例に比べて第1判定時間の分だけLEDの点灯が遅れ、また第2判定時間の分だけLEDの消灯が遅れることになる。しかし、第1判定時間や第2判定時間を十分に短く(例えば5msec程度に)設定すれば、人間の視覚に殆ど違和感を与えることがなく、実用上は問題ないと言える。
またLEDドライバ2は、上述した通り、何れの形態の電子機器に適用されたか(つまりLED3に流す電流について、多段階調整を行うべきか、2段階調整を行うべきか)についても、制御信号に基づいて判断することが可能となっている。そのため、多段階制御と2段階制御の何れに対応すべきかの情報を受付ける端子(モード切替用の端子)を別途設けておき、LEDドライバに、当該情報を入力するための仕組みを設ける必要がない。
またLEDドライバ2に制御信号を与えるCPU1においては、多段階調整を行わせる場合、Hレベルへの遷移後、第1判定時間が経過するまでにLレベルに戻る制御信号を生成する必要がある。しかし、従来の多段階制御(制御信号にパルス波を含ませたもの)を実現できていた環境においては、このような制御信号を生成する程度のことは容易であると言える。
また本実施形態では、LEDに流れる電流(供給される電力)を調整するLEDドライバを例に挙げたが、本発明は、例えばスピーカ等、種々の装置に供給される電力を調整する電力調整装置に応用することが可能である。また本実施形態では、電流を調整することによって電力調整を実現しているが、その他、電圧を調整すること等によって実現するものとしても良い。また制御信号の媒体としては、電気や電波の他に、光や音などが用いられていても構わない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明は、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えて実施されうる。
本発明は、LEDドライバ等の分野において利用可能である。
本発明の実施形態に係る電子機器の構成図である。 本発明の実施形態に係るICチップの構成図である。 本発明の実施形態に係るLEDドライバに関する動作の流れ図である。 本発明の実施形態に係るLEDドライバに関する動作の流れ図である。 パルス数と電流量の関係を示す表である。 ON/OFF調整方式に関するタイミングチャートである。 多段階調整方式に関するタイミングチャートである。 従来の第1形態の電子機器に係る構成図である。 従来の第2形態の電子機器に係る構成図である。 従来の第1形態の電子機器に関するタイミングチャートである。 従来の第2形態の電子機器に関するタイミングチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 LEDドライバ(電力調整装置)
3 LED(所定装置)
5 ICチップ
9 電子機器
11 入力側端子
12 制御解析部
13 タイマー
14 DAC
15 駆動部
16 出力側端子
31 チャージポンプ
32 OSC
33 電圧制御回路
34 チャージポンプモード制御回路
35 LED4検出回路
36 イネーブル/ブライトネス制御回路
37 電流制御回路

Claims (5)

  1. 第1状態または第2状態をとる制御信号を受付け、該制御信号に基づいて、所定装置に供給される電力を調整する電力調整装置であって、
    該制御信号が第1状態から第2状態に遷移した場合、該遷移した時点から所定の判定時間が経過するまでに、該制御信号が第1状態に戻ったか否かを判定する、信号状態判定部と、
    前記判定において、戻ったと判定された場合には、第1方式によって前記電力を現状と異なる値に調整する一方、戻らなかったと判定された場合には、第2方式によって前記電力を現状と異なる値に調整する、電力調整部と、を備え、
    第1方式は、
    前記制御信号に基づいて、前記電力を、2段階以上に設定された各値の何れかに調整する方式であり、
    第2方式は、
    前記電力を、所定値に調整する方式であることを特徴とする電力調整装置。
  2. 前記電力調整部は、
    第1方式によって前記電力を調整する場合、
    前記制御信号に含まれるパルスの数をカウントし、
    前記電力を、該カウントの結果に応じた値に調整することを特徴とする請求項1に記載の電力調整装置。
  3. 前記電力調整部は、
    第2方式によって前記電力の調整を行った後、前記制御信号が第1状態に戻った場合には、前記電力を略ゼロに調整することを特徴とする請求項2に記載の電力調整装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の電力調整装置であって、
    前記所定装置としてのLEDが接続され、
    該LEDに流れる電流を調整することを特徴とするLEDドライバ。
  5. 請求項4に記載のLEDドライバを備えたことを特徴とする電子機器。
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