JP2010128362A - 電力供給装置およびledドライバ - Google Patents

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Abstract

【課題】接続端子に電流を流すことによって、LED等の装置が接続されているかを判断するものでありながら、当該判断をより正確に行い得る電力供給装置を提供する。
【解決手段】所定装置が接続される接続端子と、外部から制御信号を受け付ける信号受付部と、該制御信号の状態に応じて前記接続端子に電流を流すことにより、該所定装置に電力を供給する電力供給部と、該接続端子に該所定装置が接続されているか否かの判断を行う判断部と、を備えた電力供給装置であって、前記判断部は、前記制御信号の状態に関わらず、前記接続端子に電流を流す第1動作、該電流を流している状態において、前記接続端子の電位を検出する第2動作、および、該検出の結果に基づいて、前記接続端子に前記所定装置が接続されているか否かを判断する第3動作、の各動作を行うことにより、前記判断を実行する電力供給装置とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、所定装置に電力を供給する電力供給装置、およびLEDドライバに関する。
従来、携帯電話機などの電子機器においては、例えばバックライト用として、LED[Light Emitting Diode]が広く用いられている。また、接続されているLEDに電流を流して(LEDに駆動電力を供給して)、当該LEDを発光させるLEDドライバ(電力供給装置と見ることもできる)も、広く用いられている。
またLEDドライバとしては、接続されるLEDの数を、任意に設定することが可能なものも存在する。このようなLEDドライバであれば、実装されるLEDの個数が異なる電子機器の各々に対して、共通に適用することが可能となる。
更に、このようなLEDドライバにおいては、省電力等の観点から、接続されていないLEDに対応する電力消費が、極力抑制されるようになっていることが望ましい。ここで、このような電力消費が抑制されるLEDドライバについて、図7に示す電子機器を例に挙げて、以下に説明する。
図7に示すように、当該電子機器は、CPU51、LEDドライバ52、および複数のLED(53a〜53d)などを備えている。CPU51は、電子機器において必要な各種処理を行うものであり、LEDドライバ52に対しては、LED(53a〜53d)の発光を制御するためのEN信号を送出する。なおEN信号は、各LEDを発光させる場合にはHレベルであり、逆に発光させない場合は、Lレベルである。
またLEDドライバ52は、制御部61、可変電流源(62a〜62d)、LED接続端子(63a〜63e)、電圧供給部64、および電位検出部65などを備えている。制御部61は、CPU51から伝送されたEN信号に基づいて、可変電流源(62a〜62c)のON/OFF(所定電流を流すか否か)を制御するためのENA信号、および、可変電流源62dのON/OFFを制御するためのENB信号を出力する。
また可変電流源(62a〜62c)の各々は、ENA信号がHレベルのときに、LED接続端子(63a〜63c)の各々から所定電流を引き込む一方、ENA信号がLレベルのときは、電流を引き込まない。また可変電流源62dは、ENB信号がHレベルのときに、LED接続端子63dから所定電流を引き込む一方、ENB信号がLレベルのときは、電流を引き込まない。
またLED接続端子63eと、LED接続端子(63a〜63d)との間の各々には、LED(53a〜53d)の各々が接続されるようになっている。ただし、LED接続端子63eとLED接続端子63dとの間については、LED53dの接続を省略することが可能となっている。この場合、LED接続端子63eとLED接続端子63dの間は短絡される。
また電圧供給部64は、例えば電池電圧を用いて、LED接続端子63eに所定の電圧V+を供給する。また電位検出部65は、LED接続端子63dの電位を検出し、その結果を表す電位信号を制御部61に伝送する。
ここで制御部61の動作を、より具体的に説明する。EN信号がLレベルである間、制御部61は、ENA信号およびENB信号をLレベルに維持させ、EN信号の状態を監視する。そしてEN信号がHレベルとなったことを検出した場合、ENA信号とENB信号をHレベルとし、各LED接続端子(63a〜63d)に電流が流れるようにすることで、各LEDを発光させる。
また制御部61は、各LED接続端子(63a〜63d)に電流が流れるようにした後、電位検出部65から伝送される電位信号の状態に基づいて、LED接続端子63dにLED53dが接続されているか否かを判断する。なおLED53dが接続されている場合には、LED53dによる電圧降下(Vf)が発生するため、電位信号は、概ねV+−Vfを示す一方、LED53dが接続されていない場合には、電位信号は、概ねV+を示すこととなる。
このように、LED53dが接続されている場合と接続されていない場合とでは、電位信号の状態は異なることになる。そのため、当該電位信号の状態を判断することにより、制御部61は、LED53dが接続されているか否かを判断することが可能である。
そして制御部61は、LED53dが接続されていると判断した場合は、引き続きENB信号をHレベルに維持する一方、LED53dが接続されていないと判断した場合は、ENB信号をLレベルに切り替える。これにより、LED53dが接続されていない場合には、LED接続端子63dに(存在しないLEDに対して)電流を流すことによる、無駄な電力消費を抑えることが可能となっている。
特開2007−127912号公報
ここで先述したLEDドライバ52に関して、例えばCPU51からPWM[Pulse Width Modulation]信号を受け取り、PWM制御によりLEDを発光させる機能をも付加させたものについて考える。このようなLEDドライバの構成例を、図8に示す。本図に示すようにLEDドライバ52は、CPU51からPWM信号を受取る端子をも有しており、PWM信号は制御部61によって受付けられる。そして制御部61は、EN信号とPWM信号の論理積を、ENA信号およびENB信号として出力する。
ここで、EN信号、PWM信号、ENB信号、LED53dの接続時における電位信号、および、LED53dの非接続時における電子信号に関するタイミングチャートの例を、図9に示す。本図に示すようにENB信号の状態は、EN信号がHレベルである期間においても、PWM信号の影響により、HレベルとLレベルを繰り返す。
そして、例えばEN信号がHレベルに遷移した後の時刻Tbにおいて、制御部61が、電位信号の状態に基づいてLED53dが接続されているか否かを判断する状況を想定する。この場合、LED53dが接続されている状態であっても、Tbの時点において、電位信号が、「V+−Vf」と「V+」の何れを示すかは、PWM信号の状態によって変動する。
そのため、LED53dが接続されているにも関わらず、誤って、LED53dが接続されていないと判断されるおそれがある。このような誤った判断は、以降のLED53dの点灯処理が妨げられる等といった不具合の原因となる。
本発明は上述した問題点に鑑み、接続端子に電流を流すことによって、LED等の装置が接続されているかを判断するものでありながら、当該判断をより正確に行うことが可能となる電力供給装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力供給装置は、所定装置が接続される接続端子と、外部から制御信号を受け付ける信号受付部と、該制御信号の状態に応じて前記接続端子に電流を流すことにより、該所定装置に電力を供給する電力供給部と、該接続端子に該所定装置が接続されているか否かの判断を行う判断部と、を備えた電力供給装置であって、前記判断部は、前記制御信号の状態に関わらず、前記接続端子に電流を流す第1動作、該電流を流している状態において、前記接続端子の電位を検出する第2動作、および、該検出の結果に基づいて、前記接続端子に前記所定装置が接続されているか否かを判断する第3動作、の各動作を行うことにより、前記判断を実行する構成とする。
本構成によれば、接続端子に電流を流すことによって、例えばLED等の装置が接続されているかを判断することが可能である。また当該判断を行う時点では、制御信号の状態に関わらず、接続端子に電流が流れている状態となる。そのため、制御信号によって判断処理が阻害されることを防ぎ、当該判断をより正確に行うことが可能となる。
また上記構成において、前記電力供給部は、前記判断部によって、前記接続端子に前記所定装置が接続されていないと判断された場合には、前記制御信号の状態に関わらず、該接続端子に電流を流さないようにする構成としてもよい。
本構成によれば、接続されていない所定装置に対応した電流を流すことによる、無駄な電力消費を抑えることが可能となる。
また上記構成において、前記信号受付部は、それぞれがON状態またはOFF状態を示す第1制御信号および第2制御信号を、前記制御信号として受け付けるものであり、前記電力供給部は、第1制御信号および第2制御信号の双方がON状態の場合に、前記電力を供給するものであり、前記判断部は、第1制御信号がOFF状態からON状態に遷移したときに、前記判断を実行する構成としてもよい。
本構成によれば、例えば、電力供給自体のON/OFFを制御するための信号(EN信号)と、PWM制御により電力供給の度合を制御するための信号(PWM信号)によって、当該電力供給装置を制御することが可能となる。
また上記構成に係る電力供給装置であって、前記接続端子は、前記所定装置としてのLEDが接続されるものであり、前記電力供給部は、該LEDに電力を供給するLEDドライバであれば、上記構成の利点を享受しうるLEDドライバとすることができる。また当該LEDドライバを備えた電子機器であれば、上記構成の利点を享受することができる。
上述した通り、本発明に係る電力供給装置は、接続端子に電流を流すことによって、例えばLED等の装置が接続されているかを判断することが可能である。また当該判断を行う時点では、制御信号の状態に関わらず、接続端子に電流が流れている状態となる。そのため、制御信号によって判断処理が阻害されることを防ぎ、当該判断をより正確に行うことが可能となる。
本発明の実施形態について、図1に示す構成の電子機器を例に挙げて、以下に説明する。本図に示すように、当該電子機器(例えば携帯電話機)9は、CPU1、LEDドライバ2、およびLED(3a〜3d)などを備えている。
CPU1は、電子機器9の各部を制御することにより、各種の処理を実行する。特にLED(3a〜3d)を発光させるための処理として、EN信号およびPWM信号を、LEDドライバ2に送出する。
なおEN信号は、各LED(3a〜3d)の発光自体のON/OFFを制御するためのものであり、発光させる場合にはHレベル(ON状態)をとり、発光させない場合にはLレベル(OFF状態)をとる。またPWM信号は、各LED(3a〜3d)の発光輝度を制御するためのものであり、Hレベル(ON状態)とLレベル(OFF状態)が、EN信号に比べて非常に短い周期で切り替わる。これにより各LED(3a〜3d)を、見かけ上、PWM信号のデューティ比に応じた輝度で発光させることが可能である。
またLEDドライバ2は、制御部21、可変電流源(22a〜22d)、電位検出部23、電圧供給部24、端子EN、端子PWMIN、およびLED接続用の端子(VOUT、LED1〜LED4)などを備えている。
制御部21は、端子ENを介してCPU1側から伝送されるEN信号、および端子PWMINを介してCPU1側から伝送されるPWM信号を受け付ける。またこれらの信号に基づいて、可変電流源(22a〜22c)を制御するためのENA信号、および可変電流源22dを制御するためのENB信号を生成して出力する。
また可変電流源(22a〜22c)の各々は、ENA信号がHレベルのときにON状態となって、LED接続端子(LED1〜LED3)の各々から所定の電流Iaを引き込む一方、ENA信号がLレベルのときはOFF状態となって、電流を引き込まない。また可変電流源22dは、ENB信号がHレベルのときにON状態となって、LED接続端子LED4から電流Iaを引き込む一方、ENB信号がLレベルのときはOFF状態となって、電流を引き込まない。このように電流を引き込む(流す)ことにより、各LED(3a〜3d)に電力を供給することが可能となっている。
また電圧供給部24は、例えば電池電圧を用いて、端子VOUTに所定電圧V+を供給する。また端子VOUTと、端子(LED1〜LED4)との間の各々には、LED(3a〜3d)の各々が接続されるようになっている。ただし、端子VOUTと端子LED4との間については、LED3dの接続を省略することが可能となっている。この場合、端子VOUTと端子LED4の間は、短絡される。
また電位検出部23は、端子LED4の電位を検出し、この検出の結果を表す電位信号を、制御部21に継続的に伝送する。
ここで制御部21の構成概略を、図2に示す。本図に示すように、ENA信号は、EN信号とPWM信号の論理積となっており、EN信号とPWM信号が双方ともHレベルのときにHレベルとなり、それ以外のときは、Lレベルとなる。これにより、LED(3a〜3c)は、EN信号とPWM信号の双方がHレベルのときに電流Iaが流れ、発光することとなる。
一方ENB信号は、制御部21に設けられた信号出力調整部25から出力されるようになっている。また信号出力調整部25は、EN信号、電位信号、およびEN信号とPWM信号との論理積の各々を受取るようになっている。そして通常は、EN信号とPWM信号の論理積をENB信号として出力するが、所定の条件下(後述するステップS12またはS15の動作がなされるとき)では、ENB信号をHレベルまたはLレベルに固定する。なお信号出力調整部25における動作の内容については、改めて説明する。
またLED(3a〜3d)は、例えば電子機器9におけるディスプレイのバックライトとして利用されるものであり、電流量に応じた輝度で発光する。以上のように電子機器9においては、ホスト(マスター)としてのCPU1が、EN信号とPWM信号を出力することによって、スレーブとしてのLEDドライバ2を制御するようになっている。またLEDドライバ2は、3灯/4灯のパラレルLEDドライバとなっており、3個のLEDを駆動させる状況と4個のLEDを駆動させる状況の、双方に対応することが可能となっている。
ここで、LEDドライバ2の主要部を形成している部品(ICチップ)の具体的な構成例を、図3に示す。本図に示すように当該ICチップ5は、チャージポンプ31、OSC32、電圧制御回路33、チャージポンプモード制御回路34、LED4検出回路35、イネーブル/ブライトネス制御回路36、電流制御回路37、および各種端子などを備えている。
ICチップ5の動作について、簡潔に説明する。チャージポンプ31は、端子VBATを介して電池等から入力された電源電圧を、チャージポンプモード制御回路34によって設定された昇圧倍率で増幅させ、端子VOUTに出力する。なお端子C1Nと端子C1Pの間、および端子C2Nと端子C2Pの間には、それぞれフライングコンデンサが設けられるようになっている。また端子VOUTと端子LED1〜端子LED4との間には、それぞれLEDが設けられるようになっている。またOSC32は、チャージポンプ31等に所定のクロック信号を与える。
またイネーブル/ブライトネス制御回路36は、端子ENを介してCPU等から制御信号を受取り、この制御信号に基づいて、LEDに流れる電流を制御するために必要な調整データを生成する。また電流制御回路37は、イネーブル/ブライトネス制御回路36から受取った調整データに基づいて、端子LED1〜端子LED4の各々に接続されているLEDに電流を流す。なお端子ISETは、LEDに流れる基準電流(最大電流)の設定のため、例えば抵抗を介して接地される。また端子GNDは、接地電位の確保のために接地される。
またイネーブル/ブライトネス制御回路36には、外部からPWM信号を受取るための端子PWMINも設けられており、必要に応じてPWM制御に対応することも可能となっている。またLED4検出回路35は、端子LED4にLEDが接続されているか否かを検出し、接続されていない場合は、端子LED4に電流を流さないように、イネーブル/ブライトネス制御回路36に指示を出す。
また電圧制御回路33は、端子LED1〜端子LED4の各端子電圧を検出し、最も電圧降下(Vf)の高いLEDのカソード電圧を所定値とするように、チャージポンプモード制御回路34に指示を出す。
なお、図1に示したLEDドライバ2と当該ICチップ5との対応関係については、概ね、制御部21がイネーブル/ブライトネス制御回路36等に対応し、可変電流源(22a〜22d)は電流制御回路37に対応し、電位検出部23はLED4検出部35に対応している。
次に、信号出力調整部25が行う動作の内容について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
先述したとおり信号出力調整部25は、通常時、EN信号とPWM信号との論理積を、ENB信号として出力する。またEN信号がLレベルとなっている間、EN信号がLレベルからHレベルに遷移するか否かを継続的に監視する(ステップS11)。
そしてHレベルに遷移した場合には(ステップS11のY)、信号出力調整部25は、ENB信号をHレベルに固定し(強制的にHレベルとし)、可変電流源22dをON状態にする。これによりPWM信号の状態に関わらず、可変電流源22dはON状態となる。
またこのように可変電流源22dをON状態としたままで、信号出力調整部25は、電位検出部23から出力されている電位信号の状態を検出する(ステップS12)。そして更に信号出力調整部25は、検出された電位信号の状態に基づいて、端子LED4にLED3dが接続されているか否かを判断する(ステップS13)。
より具体的には、電位信号の示す電位がV+−Vf(Vfは、LED3dによる電圧降下に相当する)であれば、LED3dが接続されていると判断し、当該電位がV+であれば、LED3dが接続されていないと判断する。なおこの他、例えば、電位信号の示す電位が概ねV+であれば、LED3dが接続されていないと判断し、当該電位がV+よりも一定以上小さければ、LED3dが接続されていると判断するようにしても構わない。
そしてこの結果、LED3dが接続されていないと判断された場合には(ステップS14のN)、信号出力調整部25は、以降のENB信号をLレベルに固定する(ステップS15)。これにより以降は(固定が解除されるまでは)、EN信号やPWM信号の状態に関わらず、可変電流源22dはOFF状態となる。
一方、LED3dが接続されていると判断された場合には(ステップS14のY)、ステップS12の処理でなされている、ENB信号のHレベルへの固定を解除する(ステップS16)。これにより以降のENB信号は、通常通り、EN信号とPWM信号との論理積となる。
ステップS15またはS16の処理の後、信号出力調整部25は、EN信号がHレベルからLレベルに遷移したか否かを継続的に監視する(ステップS17)。その結果、Lレベルに遷移したことを検出したときは(ステップS17のY)、ENB信号のLレベルへの固定がなされている場合(つまり、ステップS15の処理がなされている場合)には、当該固定を解除させて(ステップS18)、ステップS11の動作に戻る。
次に、上述した一連の処理の具体例について、LED3dが端子LED4に接続されている場合と、接続されていない場合に分けて、タイミングチャートを参照しながら以下に説明する。先ず、LED3dが端子LED4に接続されている場合について、図5を参照しながら説明する。
図5では、上から、EN信号、PWM信号、ENB信号、電位信号、および端子LED4を流れる電流量についてのタイミングチャートの一例が示されている。本図に示すように、EN信号は、時刻T0においてLレベルからHレベルに遷移し、PWM信号は、継続的にHレベルとLレベルが切り替わるものとする。
この場合、信号出力調整部25は、時刻T0においてEN信号がLレベルからHレベルに遷移したことを検出する(ステップS11のY)。そしてその後の、例えば時刻T1において、ENB信号をHレベルに固定して可変電流源22dをON状態にするとともに、この状態において(例えば時刻T2において)、電位信号の状態を検出する(ステップS12)。
このとき、図5に示す通り、ENB信号はHレベルに固定されているから、PWM信号の状態に関わらず、端子LED4に電流Iaが流れることになる。そのため電位信号は、PWM信号の状態に関わらず、「V+−Vf」を示すことになる。
そのため当該検出の結果に基づいて、LED3dは接続されていると判断されるから(ステップS14のY)、その後(例えば時刻T3以降)は、ENB信号のHレベルへの固定は解除され(ステップS16)、ENB信号はEN信号とPWM信号との論理積となる。これにより時刻T3以降は、LED3dには、PWM信号に応じた電流が流れる(PWM制御によって電力が供給される)こととなる。
次に、LED3dが端子LED4に接続されていない場合について、図6を参照しながら説明する。
図6においても、上から、EN信号、PWM信号、ENB信号、電位信号、および端子LED4を流れる電流量についてのタイミングチャートの一例が示されている。また本図に示すように、EN信号は、時刻T0においてLレベルからHレベルに遷移し、PWM信号は、継続的にHレベルとLレベルが切り替わるものとする。
この場合、信号出力調整部25は、時刻T0においてEN信号がLレベルからHレベルに遷移したことを検出する(ステップS11のY)。そしてその後の、例えば時刻T1において、ENB信号をHレベルに固定して可変電流源22dをON状態にするとともに、この状態において(例えば時刻T2において)、電位信号の状態を検出する(ステップS12)。
このとき、図6に示す通り、ENB信号はHレベルに固定されているから、PWM信号の状態に関わらず、端子LED4に電流Iaが流れることになる。また電流Iaが流れていても、LED3dによる電圧降下は発生しないため、電位信号は「V+」を示すことになる。
そのため当該検出の結果に基づいて、LED3dは接続されていないと判断されるから(ステップS14のN)、その後(例えば時刻T3以降)は、ENB信号はLレベルに固定される(ステップS15)。これにより時刻T3以降は、PWM信号の状態に関わらず、端子LED4には電流が流れないようになる。
これにより、存在しないLEDに対応した電流を流すことによる、無駄な電力消費を抑えることが可能となっている。なお、その後にEN信号がLレベルに遷移した場合は(ステップS17のY)、ENB信号のLレベルへの固定は解除されて(ステップS18)、ステップS11の処理が繰り返されることになる。
以上までに説明した通り、本実施形態に係るLEDドライバ2は、LED3d(装置の一種)が接続される端子LED4と、外部からEN信号(第1制御信号)とPWM信号(第2制御信号)を受け付ける機能と、EN信号とPWM信号の状態に応じて端子LED4に電流を流すことにより、LED3dに電力を供給する機能と、端子LED4にLED3dが接続されているか否かの判断を行う機能と、を備えている。
そして更に当該判断は、PWM信号の状態に関わらず、強制的に、端子LED4に電流を流す動作(ステップS12を参照)、当該電流を流している状態において、端子LED4の電位を検出する動作(ステップS12を参照)、および当該検出の結果に基づいて、端子LED4にLED3dが接続されているか否かを判断する動作(ステップS13を参照)、の各動作が行われることにより実現される。
これにより、当該判断を行う時点では、PWM信号の状態に関わらず、端子LED4に電流が流れている状態となる。そのため、PWM信号によって判断処理が阻害される事態(図9のタイミングチャートを参照)を防ぎ、当該判断をより正確に行うことが可能となっている。また、例えば複雑な外部制御の追加(レジスタ入力の追加や立上げシーケンスの制限増加など)がなされる場合に比べ、簡易な構成によって、回路電流を自動的に最適化することが可能となっている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこの内容に限定されるものではない。また本発明は、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えて実施されうる。
本発明は、LEDドライバ等の分野において利用可能である。
本発明の実施形態に係る電子機器の構成図である。 本発明の実施形態に係る制御部の構成図である。 本発明の実施形態に係るICチップの構成図である。 信号出力調整部における動作のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る各種信号等のタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係る各種信号等のタイミングチャートである。 従来のLEDドライバを備えた電子機器に関する構成図である。 LEDドライバを備えた電子機器に関する構成図である。 LEDドライバに係る各種信号等のタイミングチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 LEDドライバ(電力供給装置)
3a〜3d LED(所定装置)
5 ICチップ
9 電子機器
21 制御部
22a〜22d 可変電流源
23 電位検出部
24 電圧供給部
25 信号出力調整部
31 チャージポンプ
32 OSC
33 電圧制御回路
34 チャージポンプモード制御回路
35 LED4検出回路
36 イネーブル/ブライトネス制御回路
37 電流制御回路

Claims (5)

  1. 所定装置が接続される接続端子と、
    外部から制御信号を受け付ける信号受付部と、
    該制御信号の状態に応じて前記接続端子に電流を流すことにより、該所定装置に電力を供給する電力供給部と、
    該接続端子に該所定装置が接続されているか否かの判断を行う判断部と、
    を備えた電力供給装置であって、
    前記判断部は、
    前記制御信号の状態に関わらず、前記接続端子に電流を流す第1動作、
    該電流を流している状態において、前記接続端子の電位を検出する第2動作、および、
    該検出の結果に基づいて、前記接続端子に前記所定装置が接続されているか否かを判断する第3動作、
    の各動作を行うことにより、前記判断を実行することを特徴とする電力供給装置。
  2. 前記電力供給部は、
    前記判断部によって、前記接続端子に前記所定装置が接続されていないと判断された場合には、前記制御信号の状態に関わらず、該接続端子に電流を流さないようにすることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 前記信号受付部は、それぞれがON状態またはOFF状態を示す第1制御信号および第2制御信号を、前記制御信号として受け付けるものであり、
    前記電力供給部は、第1制御信号および第2制御信号の双方がON状態の場合に、前記電力を供給するものであり、
    前記判断部は、
    第1制御信号がOFF状態からON状態に遷移したときに、前記判断を実行することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の電力供給装置であって、
    前記接続端子は、前記所定装置としてのLEDが接続されるものであり、
    前記電力供給部は、該LEDに電力を供給することを特徴とするLEDドライバ。
  5. 請求項4に記載のLEDドライバを備えたことを特徴とする電子機器。
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