JP2011098062A5 - - Google Patents

Description

本発明は、前記特徴とする構成のほかに、以下の好ましい実施の態様を含む。
（１）前記後ウエスト主体部には、前記縦方向に所与寸法離間し、前記横方向へ延びる複数条の後ウエスト収縮弾性要素が配設されており、前記臀部弾性収縮要素どうしの離間寸法が、前記後ウエスト収縮弾性要素どうしの離間寸法よりも大きい。
（２）前記弾性ウエストパネルが、前記前部域を形成する前ウエストパネルと、前記後部域を形成する後ウエストパネルとから形成されており、前記吸液性構造体が、その内面に塗布された接着剤を介して前記前ウエストパネルと前記後ウエストパネルとの内面に固定されており、前記接着剤が、前記前後ウエストパネルの内端縁のうちの少なくとも前記後ウエストパネルの内端縁と対向する部位に塗布されていない。

被覆シート４２は、吸液性芯材４１の周縁から外方へ延びており、その延出した部位によって、吸液性芯材４１の両端縁の縦方向Ｙの外方において横方向Ｘへ延びるエンドフラップ４４と、吸液性芯材４１の両側縁の横方向Ｘの外方において、縦方向Ｙに延びるサイドフラップ４５とが形成されている。サイドフラップ４５には、縦方向Ｙに延びる３条のストランド状の弾性収縮要素から形成されたレッグ弾性収縮要素４６Ｒ，４６Ｌがホットメルト接着剤（図示せず）を介して収縮可能に取り付けられている。したがって、サイドフラップ４５とレッグ弾性収縮要素４６Ｒ，４６Ｌは、着用者のレッグ回りに密接するガスケットカフ機能を有する。

また、前ウエストパネル１６の内端縁１６ａ沿いには第１接着剤５０が塗布されておらず、おむつ１０の正面視において、該部位がひらひらとした柔らかな外観を有している（図１参照）。なお、図３から明らかなように、前ウエスト弾性収縮要素２７の最も下端側に位置する１本の弾性要素が、第１接着剤５０が塗工されていない非固着域との境界に位置していることから、該非固着域の柔らかな風合いが損なわれることはない。

Claims (3)

1. 縦方向及びそれに直交する横方向と、肌対向面及び非肌対向面と、前部域と、後部域と、前記前後部域間に位置する股下域と、前記前後部域を形成する環状の弾性ウエストパネルと、前記弾性ウエストパネルの内面に取り付けられた、前記股下域の少なくとも一部を形成する吸液性構造体とを含む使い捨て着用物品において、
   前記後部域が、前記肌対向面に位置する内面シートと、前記非肌対向面に位置する外面シートと、前記前部域と対向する後ウエスト主体部と、前記後ウエスト主体部の下方に位置する臀部カバー部とを有しており、
   前記臀部カバー部には、前記縦方向に所与寸法離間し、前記横方向へ延びる複数条の臀部弾性収縮要素が配設されており、
   前記臀部カバー部では、前記内面シートと前記外面シートとが、前記臀部弾性収縮要素のほぼ全周縁に塗布された接着剤のみを介して互いに接合されていることを特徴とする前記着用物品。
2. 前記後ウエスト主体部には、前記縦方向に所与寸法離間し、前記横方向へ延びる複数条の後ウエスト収縮弾性要素が配設されており、前記臀部弾性収縮要素どうしの離間寸法が、前記後ウエスト収縮弾性要素どうしの離間寸法よりも大きい請求項１記載の着用物品。
3. 前記弾性ウエストパネルが、前記前部域を形成する前ウエストパネルと、前記後部域を形成する後ウエストパネルとから形成されており、前記吸液性構造体が、その外面に塗布された接着剤を介して前記前ウエストパネルと前記後ウエストパネルとの内面に固定されており、前記接着剤が、前記前後ウエストパネルの内端縁のうちの少なくとも前記後ウエストパネルの内端縁と対向する部位に塗布されていない請求項１又は２記載の着用物品。