JP2014233501A5

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Info

Publication number: JP2014233501A5
Application number: JP2013117395A
Authority: JP
Filing date: 2013-06-03
Publication date: 2016-06-16
Anticipated expiration: 2033-06-03

Description

本発明に係る使い捨て着用物品は、前記テープファスナは、前記ウエスト開口側に位置する外端と、前記クロッチ域側に位置する内端と、前記一方のウエスト域の前記非肌対向面に固定された固定部と、止着域を有する自由部とを有し、前記一方のウエスト域は、前記非肌対向面側に位置する非弾性のウエスト外層と、前記肌対向面側に位置する弾性のウエスト内層とを有し、前記吸液構造体は、前記縦方向において互いに対向する両端縁を有し、前記ウエスト外層と前記ウエスト内層との間に介在されており、前記テープファスナの前記内端は、前記吸液構造体の存在する領域における前記非肌対向面側に位置し、前記テープファスナの前記外端は、前記吸液構造体の前記端縁よりも前記ウエスト開口側に位置することを特徴とする。

以上に記載した本発明に関する開示は、少なくとも下記事項に整理することができる。
縦方向及びそれに直交する横方向と、肌対向面及び非肌対向面を有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域に配置された吸液構造体と、ウエスト開口と、前記前後ウエスト域のうちの一方のウエスト域に配置されたテープファスナとを含む使い捨て着用物品において、
前記テープファスナは、前記ウエスト開口側に位置する外端と、前記クロッチ域側に位置する内端と、前記一方のウエスト域の前記非肌対向面に固定された固定部と、止着域を有する自由部とを有し、
前記一方のウエスト域は、前記非肌対向面側に位置する非弾性のウエスト外層と、前記肌対向面側に位置する弾性のウエスト内層とを有し、
前記吸液構造体は、前記縦方向において互いに対向する両端縁を有し、前記ウエスト外層と前記ウエスト内層との間に介在されており、
前記テープファスナの前記内端は、前記吸液構造体の存在する領域における前記非肌対向面側に位置し、前記テープファスナの前記外端は、前記吸液構造体の前記端縁よりも前記ウエスト開口側に位置する。

上記段落００３７に開示した本発明に係る使い捨て着用物品は、少なくとも下記の実施の形態において、互いに分離又は組み合わせて採択することができる。
（１）前記固定部は、前記テープファスナの長さ方向において対向する内外端を有し、前記固定部の前記内端は前記吸液構造体の存在する領域に位置し、前記固定部の前記外端は前記吸液構造体の前記端縁よりも前記ウエスト開口側に位置する。
（２）前記ウエスト外層の一部が折り曲げられ、前記吸液構造体の両側縁部の前記肌対向面側に位置し、前記ウエスト外層の一部を基端として前記吸液構造体が着用者の身体から離間する。
（３）前記ウエスト外層の内側には前記ウエスト内外層とは別体のシートが配置されており、吸液構造体は、透液性の身体側ライナと、不透液性の防漏シートと、それらの間に介在された吸収性コアと、前記吸収性コアの外端縁から外方に延びるエンドフラップとを有し、前記テープファスナの前記固定部の前記外端が、前記エンドフラップよりも前記ウエスト開口側へ延びる前記別体のシート上に位置する。
（４）前記一方のウエスト域の前記非肌対向面側には、前記ウエスト内層の収縮によって形成された複数の皺が形成される。
（５）前記ウエスト外層のうちの少なくとも前記非肌対向面側には、捲縮性繊維が配されている。
（６）前記ウエスト内層が収縮して前記横方向の長さ寸法が小さくなることによって、前記ウエスト外層の前記横方向の寸法が小さくなり、前記ウエスト外層の縮められた寸法分が比較的に剛性の高い吸液構造体の両側縁部の内側に巻き込まれるように折れ曲がり、前記吸液構造体に対して力が加えられたときに、前記ウエスト外層の前記折曲部位を基端として前記吸液構造体が着用者の身体から離間する方向へ移動する。

Claims

縦方向及びそれに直交する横方向と、肌対向面及び非肌対向面を有し、前ウエスト域と、後ウエスト域と、前記前後ウエスト域間に位置するクロッチ域と、少なくとも前記クロッチ域に配置された吸液構造体と、ウエスト開口と、前記前後ウエスト域のうちの一方のウエスト域に配置されたテープファスナとを含む使い捨て着用物品において、
前記テープファスナは、前記ウエスト開口側に位置する外端と、前記クロッチ域側に位置する内端と、前記一方のウエスト域の前記非肌対向面に固定された固定部と、止着域を有する自由部とを有し、
前記一方のウエスト域は、前記非肌対向面側に位置する非弾性のウエスト外層と、前記肌対向面側に位置する弾性のウエスト内層とを有し、
前記吸液構造体は、前記縦方向において互いに対向する両端縁を有し、前記ウエスト外層と前記ウエスト内層との間に介在されており、
前記テープファスナの前記内端は、前記吸液構造体の存在する領域における前記非肌対向面側に位置し、前記テープファスナの前記外端は、前記吸液構造体の前記端縁よりも前記ウエスト開口側に位置することを特徴とする着用物品。
前記固定部は、前記テープファスナの長さ方向において対向する内外端を有し、前記固定部の前記内端は前記吸液構造体の存在する領域に位置し、前記固定部の前記外端は前記吸液構造体の前記端縁よりも前記ウエスト開口側に位置する請求項１に記載の着用物品。
前記ウエスト外層の一部が折り曲げられ、前記吸液構造体の両側縁部の前記肌対向面側に位置し、前記ウエスト外層の一部を基端として前記吸液構造体が着用者の身体から離間する請求項１又は２に記載の着用物品。
前記ウエスト外層の内側には前記ウエスト内外層とは別体のシートが配置されており、前記吸液構造体は、透液性の身体側ライナと、不透液性の防漏シートと、それらの間に介在された吸収性コアと、前記吸収性コアの外端縁から外方に延びるエンドフラップとを有し、前記テープファスナの前記固定部の前記外端が、前記エンドフラップよりも前記ウエスト開口側へ延びる前記別体のシート上に位置する請求項１〜３のいずれかに記載の着用物品。
前記一方のウエスト域の前記非肌対向面側には、前記ウエスト内層の収縮によって形成された複数の皺が形成される請求項１〜４のいずれかに記載の着用物品。
前記ウエスト外層のうちの少なくとも前記非肌対向面側には、捲縮性繊維が配されている請求項１〜５のいずれかに記載の着用物品。
前記ウエスト内層が収縮して前記横方向の長さ寸法が小さくなることによって、前記ウエスト外層の前記横方向の寸法が小さくなり、前記ウエスト外層の縮められた寸法分が比較的に剛性の高い前記吸液構造体の前記両側縁部の内側に巻き込まれるように折れ曲がり、前記吸液構造体に対して力が加えられたときに、前記ウエスト外層の折れ曲がり部位を基端として前記吸液構造体が着用者の身体から離間する方向へ移動する請求項１〜６のいずれかに記載の着用物品。