JP2011097882A - 電動刈払機 - Google Patents

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JP2011097882A JP2009255384A JP2009255384A JP2011097882A JP 2011097882 A JP2011097882 A JP 2011097882A JP 2009255384 A JP2009255384 A JP 2009255384A JP 2009255384 A JP2009255384 A JP 2009255384A JP 2011097882 A JP2011097882 A JP 2011097882A
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Masayuki Tajima
真行 田島
Tomomi Yoshimizu
智海 吉水
Ryuichi Imamura
隆一 今村
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Abstract

【課題】モータと回転刃とが近接して配置されながら、障害物のある狭い場所での作業性に優れた電動刈払機を提供する。
【解決手段】電動刈払機1は、モータ50と、モータ50の出力軸に固定された回転刃42と、モータ50から離間して配置されたハンドル21と、屈曲部33を有して形成され、モータ50とハンドル21とを接続する長尺状の連結部30と、を備える。連結部30は、ハンドル21と屈曲部33との間に延在する第1棹部31と、モータ50と屈曲部33との間に延在する第2棹部32と、から構成され、第2棹部32と回転刃42の側面との成す角度は、第1棹部31と回転刃42の側面との成す角度よりも小さい。
【選択図】図1

Description

本発明は電動刈払機に関する。
電動刈払機は、ガソリンを利用するエンジン刈払機と比較してランニングコストが低く、またモータ性能も向上していることから、普及台数を伸ばしている。
例えば、図7に示す電動刈払機501は、把持部520から延出する長尺状の連結部530と、把持部520の後端部に配置されたモータ550と、連結部530の先端部に配置された回転刃542と、から構成されている。モータ550の動力は、連結部530に挿通された動力伝達部材539を介して、回転刃542に伝達される。
また、特許文献1には、把持部(ハンドル)から延出する長尺状の連結部(操作パイプ)と、連結部の先端部に設けられたモータと、モータの出力軸に固定された回転刃(ブレード)と、を備える電動刈払機が開示されている。
実開平7−36612号公報
図7に示された電動刈払機501によれば、図8に示すように、例えばガイドレール600の周辺等、障害物のある狭い場所での作業時に、連結部530と障害物との干渉により回転刃542の移動が妨げられるため、作業性が悪い。また、電動刈払機501のように、モータと回転刃とが離間して配置された電動刈払機は、モータ出力の機械的損失が大きい。
一方、特許文献1に開示された電動刈払機のように、モータと回転刃とが近接して配置された電動刈払機によれば、モータ出力の機械的損失を抑制することができるが、障害物のある狭い場所での作業時に、連結部だけでなくモータと障害物との干渉により回転刃の移動が妨げられるため、作業性が悪い。
上記課題に鑑み、本発明は、モータと回転刃とが近接して配置されながら、障害物のある狭い場所での作業性に優れた電動刈払機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による電動刈払機は、
モータと、
前記モータの出力軸に固定された回転刃と、
前記モータから離間して配置された把持部と、
屈曲部を有して形成され、前記モータと前記把持部とを接続する長尺状の連結部と、を備え、
前記連結部は、
前記把持部と前記屈曲部との間に延在する第1棹部と、
前記モータと前記屈曲部との間に延在する第2棹部と、から構成され、
前記第2棹部と前記回転刃の側面との成す角度は、前記第1棹部と前記回転刃の側面との成す角度よりも小さい、
ことを特徴とする。
前記モータは、
前記出力軸に固定された回転子と、
前記回転子と対向する固定子と、を備え、
前記回転子と前記固定子との何れか一方は、前記出力軸の軸線方向視において前記出力軸を中心として円周方向に配列された略環状の複数のコイルを有する円板状のコイルディスクを備え、
前記回転子と前記固定子との何れか他方は、前記コイルディスクを前記出力軸の軸線方向に通過する磁束を発生する磁束発生手段を備える、
ことが望ましい。
前記コイルディスクは、前記コイルの導体パターンが形成されたプリント配線板から構成されている、
ことが望ましい。
前記磁束発生手段は、マグネットを備える、
ことが望ましい。
前記第2桿部と前記回転刃の側面とは、略平行に配置されている、
ことが望ましい。
前記屈曲部は、前記回転刃の外周よりも外方に配置されている、
ことが望ましい。
本発明によれば、モータと回転刃とが近接して配置されながら、把持部とモータとを接続する連結部が屈曲部を有して形成されることにより、障害物のある狭い場所での作業性に優れた電動刈払機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る電動刈払機を示す側面図。 図1に示された電動刈払機のモータを示す断面図。 図2に示されたモータの出力軸と回転子とを分解して示す断面図。 図3に示されたコイル・コミュテータディスクの導体パターンを示す上面図。 図3に示されたコイルディスクの導体パターンを示す上面図。 図1に示された電動刈払機による作業を説明する図。 従来の電動刈払機の一例を示す側面図。 図7に示された電動刈払機による作業を説明する図。 図1に示されたモータの変形例を示す要部断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
図1に示す電動刈払機1は、電源部10と、操作部20と、連結部30と、駆動部40と、から構成されている。
電源部10は、電源ハウジング11と、電池12と、電源回路14と、から構成されている。
電源ハウジング11は、電源回路14を収容している。また、電源ハウジング11の上面には、電源回路14の主電源を投入及び切断するためのメインスイッチ15が設けられている。
電池12は、電源ハウジング11に設けられた図略の電池ホルダに装着されており、電源回路14に直流電圧を出力する。
電源回路14は、電池12の出力電圧を所定の大きさに変換して、駆動部40の後述するモータ50に出力する。
操作部20は、ハンドル21と、トリガスイッチ22と、から構成されている。
ハンドル21は、電源部10の電源ハウジング11に固定されている。トリガスイッチ22は、電源部10の電源回路14に接続されており、電源回路14の出力電圧をON/OFFすると共に、引き量に応じて電源回路14の出力電圧を調整する機能を有する。従って、トリガスイッチ22の操作により、モータ50を駆動/停止すると共に、モータ50の出力(回転数)を調整することができる。
連結部30は、アルミニウム合金や強化プラスチック等から形成された中空管であり、操作部20のハンドル21と駆動部40のモータ50とを機械的に接続している。連結部30は、屈曲部33を有して形成され、ハンドル21と屈曲部33との間に延在する第1棹部31と、モータ50と屈曲部33との間に延在する第2棹部32と、から構成されている。第2棹部32は、モータ50の回転軸を示す軸線7と略垂直に、すなわちモータ50に固定された回転刃42の両側面と略平行に、設けられている。また、屈曲部33は、回転刃42の外周よりも外方に位置している。なお、連結部30には、電源部10の電源回路14と駆動部40のモータ50とを接続する電源線39が挿通されている。また、連結部30には補助ハンドル36が設けられている。さらに、連結部30には、回転刃42の一部を覆う保護カバー37が設けられている。
駆動部40は、モータ50と、回転刃42と、から構成されている。モータ50は、操作部20のトリガスイッチ22がONされると、電源部10の電源回路14から電力の供給を受けて、回転刃42を回転させる。
次に、図2を参照して、モータ50について詳細に説明する。
モータ50は、モータハウジング51と、出力軸52と、回転子53と、固定子54と、一対の摺動子55と、から構成された、整流子モータである。
モータハウジング51は、アルミニウム合金や強化プラスチック等から形成されており、ねじ101により軸線7方向に接合された二つ割りのハウジング51a,51bから構成されている。ハウジング51aには、連結部30の第2棹部32と嵌合可能に形成された、筒状の嵌合部51dが形成されている。嵌合部51dは、軸線7と略垂直に、すなわち回転刃42の両側面と略平行に形成されている。従って、第2棹部32は、回転刃42の両側面と略平行に、嵌合部51dと嵌合する。また、第2棹部32は、嵌合部51dを貫通する留めねじ102により、嵌合部51dに抜け止め及び回り止め固定されている。
出力軸52は、モータハウジング51に設けられた軸受57,58により、軸線7回りに回転可能に支持されている。出力軸52の一端は、モータハウジング51から突出しており、回転刃42と固定されている。
回転子53は、出力軸52と一体に設けられ、軸線7を中心とする円盤状に形成され、モータハウジング51に収容されている。回転子53は、図3に示すように、フランジ61と、コイル・コミュテータディスク62と、4つのコイルディスク63と、から構成されている。
フランジ61は、アルミニウム合金から形成されており、軸線7を中心とする円筒状の固定部材61aと、軸線7と略垂直に固定部材61aの外周面から延出する円板状の支持部材61bと、から構成されている。フランジ61は、固定部材61aと出力軸52とが嵌合して回り止め固定されることにより、出力軸52と一体に回転する。
コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、絶縁体基板と導体パターンとから構成されたプリント配線板である。コイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、軸線7を中心として略等しい内径と外径とを有する円板状に形成されており、コイル・コミュテータディスク62を最上層として、フランジ61の支持部材61b上に積層されている。
コイル・コミュテータディスク62の上面には、コミュテータ(整流子)の導体パターンが形成されたコミュテータ領域80と、コイルの導体パターンが形成されたコイル領域90aと、が設けられている。コミュテータ領域80とコイル領域90aとは、それぞれ軸線7を中心とする円環状に設けられ、コミュテータ領域80の外周側にコイル領域90aが配置されている。また、コイル・コミュテータディスク62の下面には、コイルの導体パターンを形成するためのコイル領域90bが設けられている。コイル領域90bは、軸線7を中心とする円環状に設けられ、軸線7方向視においてコイル領域90aと重なり合うように配置されている。
図4に示すように、コイル・コミュテータディスク62上面のコミュテータ領域80には、導体パターンにより、コミュテータ81が形成されている。コミュテータ81は、軸線7を中心として放射状に形成された複数のコミュテータ片82から構成されている。なお、各コミュテータ片82の外側端部には、コイル・コミュテータディスク62を貫通するスルーホール83aが形成されている。
また、コイル・コミュテータディスク62上面のコイル領域90aには、導体パターンにより、軸線7を中心として放射状に形成された複数のコイル片92aが形成されている。各コイル片92aの内側端部は、対応するコミュテータ片82に直接に接続されて形成されている。また、各コイル片92aの外側端部は、軸線7回りの所定方向に曲折して形成されている。なお、各コイル片92aの外側端部には、コイル・コミュテータディスク62を貫通する複数のスルーホール93aが形成されている。
コイル・コミュテータディスク62下面のコイル領域90bには、図4に示されたコイル領域90aと略同様の導体パターンにより、軸線7を中心として放射状に形成された図略の複数のコイル片が形成されている。図略の各コイル片の外側端部は、スルーホール93aに充填された半田を介して、コイル領域90aの対応するコイル片92aに接続されている。また、図略の各コイル片の内側端部は、スルーホール83aに充填された半田を介して、コミュテータ領域80の対応するコミュテータ片82に接続されている。これにより、コイル領域90aの複数のコイル片92aとコイル領域90bの図略の複数のコイル片とは、軸線7方向視において略コ字状に形成された複数のコイル91aを構成している。複数のコイル91aは、軸線7を中心として周方向に配列されている。また、各コイル91aの端末は、コミュテータ領域80の対応するコミュテータ片82に接続されている。
図3に示すように、コイルディスク63の上面及び下面には、コイルの導体パターンが形成されたコイル領域90c,90dが、それぞれ設けられている。コイル領域90c,90dは、それぞれ軸線7を中心とする円環状に設けられ、軸線7方向視においてコイル・コミュテータディスク62のコイル領域90a,90bと重なり合うように配置されている。
コイルディスク63のコイル領域90c,90dには、コイル・コミュテータディスク62のコイル領域90a,90bと略同様の導体パターンが形成されている。コイルディスク63上面のコイル領域90cには、図5に示すように、軸線7を中心として放射状に形成された複数のコイル片92cが形成されている。また、コイルディスク63下面のコイル領域90dには、コイル領域90cと略同様の導体パターンにより、図略の複数のコイル片が形成されている。コイル領域90cの複数のコイル片92cとコイル領域90dの図略の複数のコイル片とは、コイルディスク63を貫通するスルーホール83c,93cに充填された半田を介してそれぞれ接続され、軸線7方向視において略コ字状に形成された複数のコイル91cを構成している。複数のコイル91cは軸線7を中心として周方向に配列されている。また、各コイル91cの端末は、コイル・コミュテータディスク62のスルーホール83aに充填された半田を介して、コミュテータ領域80の対応するコミュテータ片82に接続されている。
なお、コイル・コミュテータディスク62のコミュテータ領域80及びコイル領域90aの導体パターンは、同一のプリント配線上に形成されている。また、コイル・コミュテータディスク62のコミュテータ領域80及びコイル領域90aの導体パターンは、後述する摺動子55との摩耗による損傷を防止するため、コイル領域90b及びコイルディスク63のコイル領域90c,90dよりも、厚く形成されている。
上述のコイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とは、図略の絶縁層を介して、例えば、コイル91a,91cが軸線7方向視において重なり合うように、あるいはコイル91a,91cが軸線7回りに所定の角度を有して配列されるように、積層されている。
図2に示すように、固定子54は、永久磁石であるマグネット71と、一対のヨーク72,73と、から構成されている。図示は省略するが、マグネット71は軸線7の周囲に複数配列されている。一対のヨーク72,73は、鉄等の磁性体から円環板状に形成されており、モータハウジング51にねじ止め固定されている。ヨーク72は、回転子53の下面と対向するように、詳細にはコイルディスク63のコイル領域90d(図3参照)と対向するように、ハウジング51bに配置されている。ヨーク73は、回転子53の上面と対向するように、詳細にはコイル・コミュテータディスク62のコイル領域90a(図3参照)と対向するように、ハウジング51aに配置されている。マグネット71は、円板状に形成されており、ヨーク72の上面に固着されている。従って、一対のヨーク72,73は、マグネット71が発生する磁束がコイル・コミュテータディスク62及びコイルディスク63を軸線7方向(出力軸52方向)に通過するように、磁路を形成している。なお、マグネット71及びヨーク72,73は、本発明の磁束発生手段を構成している。
一対の摺動子55は、回転子53の上面に摺接するように、詳細にはコイル・コミュテータディスク62の一対のコミュテータ片82(図4参照)に摺接するように、モータハウジング51に固定された一対の摺動子ホルダ59に保持されている。摺動子55は、電気伝導性を有するカーボンから形成されており、連結部30に挿通された電源線39を介して、上述の電源部10の電源回路14(図1参照)に接続されている。
次に、モータ50の動作について説明する。
操作部20のトリガスイッチ22がONされると、電源部10の電源回路14から摺動子55に所定の電圧が印加される。摺動子55に印加された電圧は、コミュテータ81を介して、固定子54が発生する磁束を通過する回転子53のコイル91a,91cに印加される。電圧が印加されたコイル91a,91cには、固定子54の磁束と垂直方向かつ軸線7と直交方向に電流が流れるため、軸線7を中心とする回転力が発生する。従って、回転子53、回転子53に固定された出力軸52、及び出力軸52に固定された回転刃42が、軸線7を回転軸として一体に回転する。
上記構成のモータ50は、プリント配線板であるコイル・コミュテータディスク62とコイルディスク63とから構成された円板状の回転子53を備える。従って、所謂コアに巻回されたコイルを有するモータと比較して、回転子53が軽量であり、起動が早いという利点を有する。また、上記構成の回転子53は所謂コイルエンド(所謂コアに巻回されたコイルにおいて、コアからはみ出す屈曲部分)を必要としないため、モータ50を扁平化及び小型化することができるほか、コイル91a,91cの発熱を抑制することができる。さらに、上記構成の回転子53は放熱面積が大きいため、コイル91a,91cの冷却能力が高く、例えばハウジングに形成されるコイル冷却用の通気口を省略するか、又は比較的小さくすることができる。
また、上記構成の電動刈払機1は、モータ50の出力軸52と回転刃42とが直接に固定されているため、モータと回転刃とが離間して配置された電動刈払機(例えば図7に示された電動刈払機501)と比較して、モータ出力の機械的損失が小さく、消費電力が小さいという利点を有する。
次に、図6を参照して、電動刈払機1による作業について説明する。
上述のように、モータ50とハンドル21とを接続する連結部30は、屈曲部33を有して形成され、ハンドル21と屈曲部33との間に延在する第1棹部31と、屈曲部33とモータ50との間に延在する第2棹部32と、から構成されている。そして、第2棹部32と回転刃42の側面との成す角度は、第1棹部31と回転刃42の側面との成す角度よりも小さい。従って、電動刈払機1は、例えば図7及び図8に示された電動刈払機501と比較して、回転刃42を障害物(ガイドレール600)と地面との隙間に進入させる際に連結部30と障害物(ガイドレール600)との干渉が抑制されるため、作業性が良い。
また、電動刈払機1は、扁平化及び小型化された上述のモータ50を採用することにより、例えば特許文献1に記載された電動刈払機と比較して、モータ50と障害物(ガイドレール600)との干渉が抑制されるため、作業性が良い。
なお、電動刈払機1は、回転刃42の側面と地面とを略平行にして操作されることが望ましい。従って、第2棹部32と回転刃42の側面との角度を略平行に配置することにより、回転刃42の側面と地面とを略平行に保ったまま、回転刃42、モータ50、及び第2棹部32を障害物(ガイドレール600)と地面との隙間に進入させると共により奥方へと移動できるため、作業性を更に向上することができる。
また、屈曲部33を前記回転刃42の外周よりも外方に配置することにより、回転刃42の大部分を障害物(ガイドレール600)と地面との隙間に進入させることができるため、作業性を更に向上することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形をしたものも、本発明の技術的範囲に含まれる。
例えば、実施形態の電動刈払機1は、連結部30の第2棹部32と回転刃42の側面とが略平行に設けられていたが、本発明の電動刈払機はこれに限定されるものではなく、第2棹部32と回転刃42の側面との成す角度が第1棹部31と回転刃42との成す角度よりも小さければ良い。また、第1棹部31と第2棹部32とは直線形状に限られず、例えば、曲線形状又は折曲形状を有していても良い。この場合には、第2棹部32の両端部を接続する仮想線と回転刃42の側面との成す角度が、第1棹部31の両端部を接続する仮想線と回転刃42の側面との成す角度よりも実質的に小さければよい。なお、屈曲部33は、例えば、第1棹部31と第2棹部32との角度を調整可能なヒンジから構成されていても良い。
また、実施形態の電動刈払機1は、コイル・コミュテータディスク62及びコイルディスク63を有する回転子53と、マグネット71を有する固定子54と、から構成された整流子モータであるモータ50を備えていたが、本発明の電動刈払機はこれに限定されるものではなく、例えば、マグネットを有する回転子と、コイルディスクを有する固定子と、から構成されたブラシレスモータを備えていても良い。
なお、本発明に係る磁束発生手段は、マグネットを備えるものに限定されず、コイルディスクをモータの出力軸の軸線方向に通過する磁束を発生するものであれば、例えば、コイル、電磁石等を備えるものであっても良い。
また、上述のモータ50は、コイル・コミュテータディスク63の上面に導体パターンにより形成されたコミュテータ81を備えていたが、本発明の電動刈払機を構成するモータはこれに限定されるものではなく、例えば図9に示すモータ50Aのように、コイルディスク63の上面に配置された円筒状のコミュテータ81Aを備えていても良い。モータ50Aのコミュテータ81Aは、軸線7を中心として周方向に配列された複数のコミュテータ片82Aから構成されており、各コミュテータ片82Aは、コイルディスク63の対応するコイル91cと電気的に接続されている。また、一対の摺動子55は、軸線7と略直交する方向から、コミュテータ81Aの外周面に摺接するように配置されている。円柱面状の摺接面を有するコミュテータ81Aは、平面状の摺接面を有するコミュテータ81と比較して、面振れが発生しにくいため、整流性能に優れる。また、機械加工等により形成されるコミュテータ片82Aは、導体パターンにより形成されるコミュテータ片82と比較して、容易に厚く形成できるため、摺動子55との摩耗による損傷が抑制される。従って、上記構成のモータ50Aによれば、モータ50と比較して、高効率かつ長寿命なモータを容易に実現することができる。
なお、本発明の電動刈払機を構成するモータは、必ずしもプリント配線板から構成されたコイルディスクを備える必要はなく、例えば、円板状に配列された複数の薄型コイル等から構成されたコイルディスクを備えるモータであっても良い。
その他、各構成の材質、形状、数量、配置等についても、本発明の目的を達成することが可能な範囲において、適宜変更することができる。
1 電動刈払機
7 軸線
10 電源部
11 電源ハウジング
12 電池
14 電源回路
15 メインスイッチ
20 操作部
21 ハンドル
22 トリガスイッチ
30 連結部
36 補助ハンドル
37 保護カバー
38 吸気口
39 電源線
40 駆動部
42 回転刃
50 モータ
51 モータハウジング
51a,51b ハウジング
51d 嵌合部
52 出力軸
53 回転子
54 固定子
55 摺動子
56 排気口
57,58 軸受
59 摺動子ホルダ
61 フランジ
61a 固定部材
61b 支持部材
62 コイル・コミュテータディスク
63 コイルディスク
71 マグネット
72,73 ヨーク
80 コミュテータ領域
81 コミュテータ
82 コミュテータ片
83a,83c スルーホール
90a〜90d コイル領域
91a,91c コイル
92a,92c コイル片
93a,93c スルーホール
101 ねじ
102 留めねじ
501 電動刈払機
520 把持部
530 連結部
539 動力伝達部材
542 回転刃
550 モータ

Claims (6)

  1. モータと、
    前記モータの出力軸に固定された回転刃と、
    前記モータから離間して配置された把持部と、
    屈曲部を有して形成され、前記モータと前記把持部とを接続する長尺状の連結部と、を備え、
    前記連結部は、
    前記把持部と前記屈曲部との間に延在する第1棹部と、
    前記モータと前記屈曲部との間に延在する第2棹部と、から構成され、
    前記第2棹部と前記回転刃の側面との成す角度は、前記第1棹部と前記回転刃の側面との成す角度よりも小さい、
    ことを特徴とする電動刈払機。
  2. 前記モータは、
    前記出力軸に固定された回転子と、
    前記回転子と対向する固定子と、を備え、
    前記回転子と前記固定子との何れか一方は、前記出力軸の軸線方向視において前記出力軸を中心として円周方向に配列された略環状の複数のコイルを有する円板状のコイルディスクを備え、
    前記回転子と前記固定子との何れか他方は、前記コイルディスクを前記出力軸の軸線方向に通過する磁束を発生する磁束発生手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動刈払機。
  3. 前記コイルディスクは、前記コイルの導体パターンが形成されたプリント配線板から構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動刈払機。
  4. 前記磁束発生手段は、マグネットを備える、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の電動刈払機。
  5. 前記第2桿部と前記回転刃の側面とは、略平行に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電動刈払機。
  6. 前記屈曲部は、前記回転刃の外周よりも外方に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の電動刈払機。
JP2009255384A 2009-11-06 2009-11-06 電動刈払機 Pending JP2011097882A (ja)

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