JP2011095943A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムならびに情報処理方法を実行するプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ホットフォルダからの印刷において、定型業務やバッチ処理、ホールド印刷といった複数のワークフローに適した印刷処理を実現すること。
【解決手段】 ホットフォルダへ電子データが格納された際に、ホットフォルダに予め設定された出力設定情報の内容あるいは電子データの形式によって電子データをダイレクトに画像形成装置へ送信したり、編集可能な形式に変換したりすることで、ワークフローに適した印刷パスを選択する。
【選択図】 図7
【解決手段】 ホットフォルダへ電子データが格納された際に、ホットフォルダに予め設定された出力設定情報の内容あるいは電子データの形式によって電子データをダイレクトに画像形成装置へ送信したり、編集可能な形式に変換したりすることで、ワークフローに適した印刷パスを選択する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、データを保存する記憶領域ならびに、前記記憶領域に関連付けた出力情報を用いて画像形成装置にて出力を行うプログラムに関するものである。
従来、オペレーティングシステム上のフォルダに出力処理の属性情報(出力属性)を関連付けて設定し、フォルダに格納された電子データと前記出力属性を合わせて画像形成装置へ出力するホットフォルダの技術が実現されている。ホットフォルダを利用することで、定型業務やバッチ処理といったワークフローを容易に実現することが可能となる。
特許文献1に、オペレーティングシステム上に生成されたホットフォルダに対して、ホットフォルダへあらかじめ出力属性ごとに変更の可否情報を設定しておき、前記ホットフォルダへ電子データが格納されると、前記可否情報に応じて出力属性の変更画面を表示する手段が開示されている。この手段により、ホットフォルダへ電子データが格納されるとオペレーティングシステム上に電子データを一度留め置き、電子データごとに所望の出力属性を設定してから出力するという、ホールド印刷のワークフローが実現できる。
しかしながら、上述の特許文献1の技術では、電子データ格納後には特定の出力属性の編集のみしか行えず、電子データ内のページレイアウトの変更や、原稿の編集といった電子データに対する編集を行うことができなかった。また、電子データに対する編集が行えないため、指定された出力属性の内容や、格納された電子データの種類によっては、画像形成装置で処理できず出力に失敗する場合があった。
つまり、定型業務やバッチ処理のような高速な印刷が求められるワークフローと、出力属性および電子データの確認・編集を行いながら印刷を行うホールド印刷のワークフローの両方を満たすことができなかった。
かかる目的下において、第1の発明は、ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記出力情報にホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、該電子データを編集可能な形式に変換するか否かを設定することが可能であるかを判定する判定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記出力情報に印刷データの変換が指定されている場合にホットフォルダへ格納された電子データを編集可能な形式に変換する変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする。
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記出力情報にホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、該電子データを編集可能な形式に変換するか否かを設定することが可能であるかを判定する判定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記出力情報に印刷データの変換が指定されている場合にホットフォルダへ格納された電子データを編集可能な形式に変換する変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする。
第2の発明は、ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記出力情報から電子データを編集可能な形式に変換する必要があるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子データを変換すると判定した場合に格納された電子データを編集可能な形式に変換を行う変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする。
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記出力情報から電子データを編集可能な形式に変換する必要があるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子データを変換すると判定した場合に格納された電子データを編集可能な形式に変換を行う変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする。
第3の発明は、ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記電子データの種類および前記出力情報の内容が前記画像形成装置で処理可能であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で処理不可能であると判断した場合に電子データを前記画像形成装置で処理可能な形式に変換を行う変換手段と、
を有することを特徴とする。
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記電子データの種類および前記出力情報の内容が前記画像形成装置で処理可能であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で処理不可能であると判断した場合に電子データを前記画像形成装置で処理可能な形式に変換を行う変換手段と、
を有することを特徴とする。
第4の発明は、第1の発明または第2の発明または第3の発明において、前記情報処理装置は、前記出力情報と前記電子データを画像形成装置で処理可能な印刷ジョブデータに変換する変換手段と、
前記印刷ジョブデータを画像形成装置へ送信する送信手段と、
前記送信したジョブデータの画像形成装置における処理結果を取得する取得手段と、
前記取得した処理結果が失敗の場合に前記電子データを編集可能な形式へ変換する変換手段と、
を有することを特徴とする。
前記印刷ジョブデータを画像形成装置へ送信する送信手段と、
前記送信したジョブデータの画像形成装置における処理結果を取得する取得手段と、
前記取得した処理結果が失敗の場合に前記電子データを編集可能な形式へ変換する変換手段と、
を有することを特徴とする。
以上説明したように、本発明の請求項によれば、ホットフォルダへ格納された電子データを、出力情報に応じて編集可能に変換したり、画像形成装置で処理可能な形式に変換したり、あるいは変換せずに直接画像形成装置へ送信するようにしたことで、定型業務やバッチ処理、ホールドといった複数のワークフローに適した印刷処理を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。なお、以下の説明における情報処理システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。情報処理システムは、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ(以下、単にクライアントと略す)101〜103と、印刷装置(プリントデバイス)としてのネットワークプリンタ104〜105とを含み、これらが互いに接続されていることにより、全体としてネットワークを構成している。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成を示すブロック図である。なお、以下の説明における情報処理システム全体の環境は本発明の説明を理解し易くするためのものであり、本発明はこれらの環境に限定されるものではない。情報処理システムは、情報処理装置としてのクライアントコンピュータ(以下、単にクライアントと略す)101〜103と、印刷装置(プリントデバイス)としてのネットワークプリンタ104〜105とを含み、これらが互いに接続されていることにより、全体としてネットワークを構成している。
クライアント101〜103には、印刷制御プログラムが実行可能に格納されており、本情報処理システムに含まれるネットワークプリンタ104〜105を管理する機能のほか、ネットワークで使用されるファイルを蓄積したり、ネットワークの使用状態を監視したりする機能を有する。具体的には、クライアント101〜103は、自身により印刷ジョブを作成し、ネットワークプリンタ104〜105のスケジューラにスケジュール要求を発行する機能、ネットワークプリンタ104〜105のスケジューラからの指示により、印刷データの転送を開始する機能を有する。また、クライアント101〜103はネットワークプリンタ104、105が受信して処理または保存している印刷ジョブの情報を、ネットワーク106を介して取得して表示、編集することが可能である。
ネットワークプリンタ104〜105は、クライアント101〜103から、電子データを含む印刷ジョブを受信し、受信した印刷ジョブを解析して印刷する物理的な装置としてのプリントデバイスである。ネットワークプリンタ104〜105としては、電子写真方式を採用したレーザービームプリンタやインクジェット方式を採用したインクジェットプリンタや熱転写方式を利用したプリンタ等、あらゆる方式の印刷装置を採用することができる。
また、ネットワークプリンタ104〜105は、複数のクライアント101〜103からの印刷要求を受け付け、受け付けた印刷要求の順序を決定し、印刷指示を発行する機能、ネットワークプリンタ104〜105に転送された印刷ジョブ、ネットワークプリンタ104〜105の状態を監視し、
印刷の終了やプリンタ状態をクライアント101〜104に通知する機能を有する。
印刷の終了やプリンタ状態をクライアント101〜104に通知する機能を有する。
また、106はネットワークであり、クライアント101〜103やネットワークプリンタ104、105等と接続している。
なお、本情報処理システムに含まれる装置間の通信は、イーサネット(登録商標)ケーブルなどを利用した有線通信でもよいし、電波や光などを利用した無線通信でもよい。
<クライアントのハードウェア構成>
図2は、図1に示したクライアント101〜103のハードウェア構成を説明するブロック図である。
<クライアントのハードウェア構成>
図2は、図1に示したクライアント101〜103のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図2において、CPU200は、HD(ハードディスク)205に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OSや印刷制御プログラム等を読出して実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行うための制御手段である。
ROM201は、基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する記憶手段である。RAM202は、CPU200の主メモリやワークエリア等として機能する一時記憶手段である。
FD(フロッピー(登録商標)ディスク)ドライブ203は、後述する図5に示すように記憶媒体としてのFD204に記憶されたプログラム等をクライアント101〜103にロードするための記憶媒体読み込み手段である。なお、クライアント101〜103は、FDドライブ203に代えて、或いはFDドライブ203と共に、他の記憶媒体読込手段を備えてもよい。他の記憶媒体としては、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、コンピュータが読み取り可能なあらゆる記憶媒体が挙げられる。
HD205は、大容量メモリとして機能する外部記憶手段であり、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、印刷制御プログラム、及び関係プログラム等を格納している。さらに、スプール手段であるスプーラはここに確保される。なお、クライアント101〜103ではスプール手段としてスプーラが確保される。
キーボード206は、ユーザがクライアント101〜103に対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するための指示入力手段である。
ディスプレイ207は、キーボード206から入力したコマンドや、ネットワークプリンタ104〜105の状態等を表示する表示手段である。尚、実際にはクライアント101〜103上で稼動するオペレーティングシステムを介して表示手段に表示指示がなされ、このオペレーティングシステムに本印刷処理プログラムによりリソースファイルの表示指示が行われ、後述する各表示が実現される。
208はシステムバスであり、クライアント101〜103としてのコンピュータ内のデータの流れを司るものである。
またインタフェース209は、入出力手段であり、該インタフェース209を介して情報処理装置は外部装置とのデータのやり取りを行う。
なお、上記コンピュータの構成はその一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM、RAM、HDなどで変更することも可能である。
<メモリマップ等の説明>
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、印刷制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
<メモリマップ等の説明>
図3は、図2に示したRAM202のメモリマップの一例を示す図であり、印刷制御プログラムが、RAM202にロードされ実行可能となった状態のメモリマップである。
印刷制御プログラム及び関連データは、予めFD204からHD205にインストールされて、HD205からRAM202にロードするようにしてもよいしFD204から直接RAM202にロードして実行させてもよい。さらに、印刷制御プログラムをROM201に記憶しておき、これをメモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアをもって、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
印刷制御プログラムは、クライアントにおいては、印刷データを転送したり、印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更したりする指示をするための制御を行う。
301は基本I/Oプログラムを記憶するための領域である。基本I/Oプログラムは、装置(クライアント101,102,103)の電源がONされたときに、HD205からOSがRAM202に読み込まれ、OSの動作を開始させるIPL(イニシャルプログラムローデイング)機能などを有しているプログラムである。
302はOS(オペレーティングシステム)を記憶する領域であり、303は印刷制御プログラムを記憶する領域である。304は、関連データを記憶する領域である。305はワークエリアで、CPU200が各種のプログラムを実行するための領域である。
図4は、図2に示したFD204のメモリマップの一例を示す図である。図4において、400はFD204のデータ内容であり、データの情報を示すボリューム情報401と、ディレクトリ情報402と、印刷制御プログラム403と、その関係データ404を含んでいる。印刷制御プログラム403は、本実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものである。
図5は、図2に示したFDドライブ203に対して挿入されるFD204との関係を示す図であり、図2と同一のものには同一の符号を付してある。図5において、FD204には、本実施形態で説明する情報処理プログラムおよび関連データが格納されている。
<クライアントのソフトウェア構成>
図6は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成における、クライアント内のソフトウェア構成について説明する為の図である。
<クライアントのソフトウェア構成>
図6は、本発明の実施形態に係る情報処理システムの全体構成における、クライアント内のソフトウェア構成について説明する為の図である。
100は、情報処理装置としてのクライアント101〜103内部のソフトウェア部構成を代表的に示した図である。
302は、クライアントのメモリ上に読み込まれたオペレーティングシステムである。
303は、クライアントのメモリ上に読み込まれた印刷制御プログラムである。印刷制御プログラムは、本実施形態で説明するフローチャートに基づいてプログラム化したものである。
306は、クライアントのメモリ上に読み込まれた、ネットワークプリンタを管理するプリンタドライバである。
本実施例においては、306プリンタドライバにて、ネットワークプリンタ104、105で処理可能な印刷ジョブを生成し、ネットワークプリンタ104、105へ印刷ジョブの送信を行う。
また、プリンタドライバ306は、オペレーティングシステム302のインタフェース209を介し、ネットワーク経由で、104または105のネットワークプリンタの構成情報を取得し、プリンタドライバ内部の構成情報を更新することが可能である。プリンタドライバ306は、ネットワークプリンタの構成情報を更新した際に、印刷制御プログラム303へ、更新の通知を行う。
なお、本実施例において印刷制御プログラム303は、プリンタドライバ306を利用して、ホットフォルダの出力先に設定されているネットワークプリンタからの構成情報の取得や、ネットワークプリンタへ送信する印刷ジョブの生成、送信を行う構成としているが、印刷制御プログラム内部に前記構成を保持しても良いし、プリンタドライバ以外のシステムを利用する構成でも良い。
<印刷制御プログラムのモジュール構成>
図7は、印刷制御プログラム303のモジュール構成の一例を示す図である。
<印刷制御プログラムのモジュール構成>
図7は、印刷制御プログラム303のモジュール構成の一例を示す図である。
ホットフォルダ管理手段701は、後述する出力情報設定手段703により設定されたホットフォルダの出力情報や、後述する監視手段704において電子データの入稿の監視状態を、図10に例示するホットフォルダ管理テーブルを利用して管理する手段である。
表示手段702は、オペレーティングシステムの表示手段を介し、ディスプレイ207に、出力情報を設定する事が可能な画面(図8、図9)や、ホットフォルダの登録や削除などの操作を行うことが可能な画面(図11)を表示する。
出力情報設定手段703は、オペレーティングシステムのファイルシステム上のフォルダと、出力を行うネットワークプリンタの情報、及び、出力時の印刷属性情報を関連付け、ホットフォルダとして設定するための手段である。
出力情報を設定する際には、表示手段702により、図8および図9に示すようなユーザインタフェースから行う。
設定された出力情報は、ジョブチケットとしてファイル形式でHD205へ保存しても良いし、オペレーティングシステム302のレジストリへ保存するようにしても良い。
監視手段704は、ホットフォルダとして設定されたフォルダへ電子データが格納されたことを検知する為に、ホットフォルダを監視する為の手段である。
フォルダの監視は、定期的にフォルダ内のファイル一覧を確認することにより、新規にファイルが格納されたことを検知しても良いし、ファイルが格納された際に発生するイベントを検知することにより監視を行っても良い。
出力パス決定手段705は、出力情報設定手段703において設定された出力情報における出力モードに従ってホットフォルダへ格納された電子データおよび印刷属性情報を通信手段706または中間ファイル生成手段707へ渡す。具体的には、図8の印刷モードの指定809で高速印刷モードでの印刷が指定されている場合は通信手段706へ、高速印刷モードが指定されていない場合は中間ファイル生成手段707へ電子データと印刷属性情報を渡す。
通信手段706は、出力パス決定手段705から受信した印刷属性情報と電子データからプリンタドライバ306により処理可能な出力コマンドを生成し、プリンタドライバ306へ出力コマンドと電子データを出力する。プリンタドライバ306は前記出力コマンドからネットワークプリンタが解釈実行可能な印刷コマンドに変換して印刷ジョブを生成し、印刷ジョブを不図示のシステムスプーラを介してネットワークプリンタへ送信する。ネットワークプリンタは印刷ジョブの受信に応じて画像を印刷する。
また、通信手段706は、後述する中間ファイル管理手段708から受信した印刷属性情報と中間ファイルからプリンタドライバ306により処理可能な形式で出力コマンドおよび描画データを生成し、プリンタドライバ306へ出力する。プリンタドライバ306は、ネットワークプリンタで解釈実行可能なページ記述言語等のコマンドに変換して印刷ジョブを生成する。そして、生成された印刷ジョブはプリンタドライバ306から不図示のシステムスプーラを介してネットワークプリンタに送信され、ネットワークプリンタによってコマンドに応じた画像が印刷される。
また、通信手段706は、ネットワークプリンタと通信することで、クライアントから送信した印刷ジョブのネットワークプリンタにおける印刷処理状況を取得する手段を持つ。
中間ファイル生成手段707は、出力パス決定手段705から受信した印刷属性情報と電子データから後述する図12のような構造を持った中間ファイルを作成する。作成された中間ファイルは中間ファイル管理手段708において、図14に示すようなUI画面に表示され、ユーザによる原稿の編集やページレイアウトの変更などの操作が行われる。また、中間ファイル管理手段708は、作成された中間ファイルを保存する機能も有する。
<ホットフォルダの設定のユーザインタフェース>
図8に、前記出力情報設定手段703より表示手段702を介してディスプレイ207に表示される、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定するユーザインタフェースの一例の図を示す。本ユーザインタフェースは、図11のユーザインタフェースにおいて「追加」ボタンおよび「プロパティ」ボタンが押下されたときに表示する。
<ホットフォルダの設定のユーザインタフェース>
図8に、前記出力情報設定手段703より表示手段702を介してディスプレイ207に表示される、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定するユーザインタフェースの一例の図を示す。本ユーザインタフェースは、図11のユーザインタフェースにおいて「追加」ボタンおよび「プロパティ」ボタンが押下されたときに表示する。
フォルダパス801は、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダに指定するために、フォルダのパスを設定する入力部である。
ホットフォルダ名802は、印刷制御プログラム上で利用するホットフォルダの名称を設定するための入力部である。
プリンタ803は、出力先のネットワークプリンタを選択するための入力部である。
上記入力部に表示するネットワークプリンタは、オペレーティングシステムに登録されているネットワークプリンタでも良いし、また他のシステムにより登録されているネットワークプリンタでも良い。
また、新規にネットワークプリンタを追加できても良い。
ジョブチケット804は、印刷属性情報が設定されているジョブチケットファイルを設定するための入力部であり、参照805より、オペレーティングシステムのファイルシステム上のファイルを指定することが可能である。
出力属性変更806は、上述のジョブチケットに設定されている出力属性を変更する為の画面を表示する手段である。
807は、ネットワークプリンタへ送信した印刷ジョブデータをホットフォルダ内に保存するか否かを設定する手段である。
808は、ホットフォルダへ保存されたファイルの印刷モード(高速印刷モードまたは編集印刷モード)を指定する手段である。高速印刷モードでの印刷が指定された場合、出力パス決定手段705から印刷属性情報と電子データを通信手段706へ直接出力する。一方、編集印刷モードが指定された場合(高速印刷モードが指定されなかった場合)、出力パス決定手段705から印刷属性情報と電子データを中間ファイル生成手段707へ出力する。なお、高速印刷モードの指定は、図9に示す出力設定を行うユーザインタフェースの設定内容によって設定の可否が切り替わる。例えば、出力方法901で「ホールド」が指定されている場合は高速印刷モードでの指定は行えず、出力方法901で「ダイレクトプリント」(図示せず)が指定されている場合は高速印刷モードの指定が可能となる。
809は、ホットフォルダの出力情報の設定を確定するボタンである。
なお、ジョブチケット804に設定されている出力属性がプリンタ803にて処理できない場合、OKボタン809を押下できないようにしてもよいし、OKボタンを押下した後に、処理できない設定項目を表示し、設定変更を促しても良い。
810は、ホットフォルダの出力情報の設定をキャンセルするボタンである。
<出力設定のユーザインタフェース>
図9に、前記出力属性変更806より呼び出される、出力属性を変更する為の簡易的な画面の一例を図示する。
<出力設定のユーザインタフェース>
図9に、前記出力属性変更806より呼び出される、出力属性を変更する為の簡易的な画面の一例を図示する。
出力方法901は、電子データの出力方法を指定する手段である。出力方法として、「ホールド」、「ダイレクトプリント」などが選択可能である。「ホールド」はホットフォルダへ保存された電子データをネットワークプリンタへ送信する前にクライアントで一時保存する。保存された電子データは、ユーザにより必要に応じて編集処理が行われ、ユーザの印刷指示により電子データがネットワークプリンタへ送信される。「ダイレクトプリント」はクライアントで一時保存せずに電子データをダイレクトにネットワークプリンタへ送信する。
部数902は、電子データの印刷部数を指定する為の入力部である。
ページ範囲903は、電子データの印刷するページの範囲を指定する為の入力部である。
用紙サイズ904は、電子データの印刷に利用する用紙のサイズを指定する為の入力部である。
印刷方法905は、電子データの印刷にあたり、片面印刷、両面印刷、中とじ印刷、くるみ製本印刷などから、いずれの印刷方法を行うかを選択する入力部である。
排紙方法905は、電子データの出力用紙へステイプルを行うか、パンチ穴を開けるかを指定するための入力部である。
レイアウト906は、電子データの出力用紙におけるページレイアウト(Nup)を指定する入力部である。
OK906は、出力属性の設定を確定する為のボタンである。
なお、このボタンを押下した際に、ジョブチケット804に設定されているファイルの内容を更新する。
キャンセル907は、出力属性の設定をキャンセルする為のボタンである。
<ホットフォルダ管理テーブル>
図10に、ホットフォルダ管理手段701が管理するホットフォルダ管理テーブルの一例の図を示す。
<ホットフォルダ管理テーブル>
図10に、ホットフォルダ管理手段701が管理するホットフォルダ管理テーブルの一例の図を示す。
1001にて、802にて設定されたホットフォルダ名を保持している。
1002にて、803にてホットフォルダに関連付けた出力先のプリンタ名を保持している。
1003にて、801にてホットフォルダに指定したオペレーティングシステムのファイルシステム上のフォルダパスを保持している。
1004に、804にてホットフォルダに関連付けたジョブチケットの名前を保持している。
1005に、807にてホットフォルダに設定した、ネットワークプリンタへ送信した印刷ジョブをホットフォルダへ保存するか否かを保持している。
1006に、808にてホットフォルダに設定した、印刷モードを保持している。
1007に、ホットフォルダの監視状態を保持している。ホットフォルダの監視状態は、図11のユーザインタフェースにおける「監視停止」「監視再開」ボタンの操作に応じて変更する。
なお、ホットフォルダの管理テーブルはクライアントのメモリ上にて保持しても良いし、ファイルへ保存しても良いし、また、データベースなどを利用して保持しても良いし、その他のいかなる手段で保持しても良い。
<ホットフォルダリストのユーザインタフェース>
図11に、ホットフォルダ管理手段701が、ホットフォルダの情報を表示するリスト形式の表示画面について例示する。
<ホットフォルダリストのユーザインタフェース>
図11に、ホットフォルダ管理手段701が、ホットフォルダの情報を表示するリスト形式の表示画面について例示する。
1101〜1107は、ホットフォルダ管理テーブルにおける1001〜1007にそれぞれ対応した情報を表示する。
追加1108は、ホットフォルダを印刷制御プログラムへ登録するためのボタンである。追加ボタンを押下すると、ホットフォルダの設定画面(図8)が未入力の状態で表示される。
削除1109は、ホットフォルダを印刷制御プログラムから削除するためのボタンである。
プロパティ1110は、ホットフォルダの設定を変更するためのボタンである。プロパティボタンを押下すると、ホットフォルダの設定画面(図8)が表示される。
監視停止1111は、監視手段704におけるホットフォルダの監視状態を停止するためのボタンである。
監視再開1112は、監視手段704におけるホットフォルダの監視停止状態を再開するためのボタンである。
閉じる1113は、ホットフォルダリストを閉じるためのボタンである。
<中間ファイルの構成>
中間ファイルは、紙媒体の書物を模倣した3層の層構造を有する。まず、上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模倣しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章毎の属性が定義できる。そして、下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。尚、各ページについてもページ毎の属性が定義できる。更に、一つのブックは複数の章を含んでいてよく、また一つの章は複数のページを含むこともできる。
<中間ファイルの構成>
中間ファイルは、紙媒体の書物を模倣した3層の層構造を有する。まず、上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模倣しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章毎の属性が定義できる。そして、下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。尚、各ページについてもページ毎の属性が定義できる。更に、一つのブックは複数の章を含んでいてよく、また一つの章は複数のページを含むこともできる。
図12は中間ファイル生成手段707が生成する中間ファイルの構成の一例を模式的に示した図である。
図示するように、この例では、中間ファイルにおけるブック,章,ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。一つの中間ファイルは一つのブックを含む。ブック,章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、ホットフォルダへ保存された電子データのページ毎のデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほかに、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。
図12の(A)において、ブック1201には、ブック属性が定義されていると共に、2つの章1202A,1202Bがリンクされている。このリンクにより、章1202A,1202Bがブック1201に包含されていることが表示される。章1202Aには、ページ1203A,1203Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ1203A,1203Bにはそれぞれ属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図12に示す(B)のように原稿ページデータ1204のデータ(1),(2)を指し示し、ページ1203A、1203Bの実体が原稿ページデータ(1)、(2)であることを示している。
図13は、ブック属性、章属性、ページ属性のリストの一例を示す図である。下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。なお、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
このように、中間ファイルは階層構造で構成されており、これにより、後述する図14のユーザインタフェースから章やページ単位の編集を行うことができる。
<中間ファイルを編集するユーザインタフェース>
図14は、印刷制御プログラムにおいて中間ファイル管理手段708が表示手段702により中間ファイルを編集するために表示するUI画面の一例を示した図である。
<中間ファイルを編集するユーザインタフェース>
図14は、印刷制御プログラムにおいて中間ファイル管理手段708が表示手段702により中間ファイルを編集するために表示するUI画面の一例を示した図である。
UI画面1400は、ブックの構造を示すツリー部1401と、印刷された状態を表示するプレビュー部1402とを含む。ツリー部1401には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが図12に示す(A)のような木構造で表示される。ツリー部1401に表示されるページは電子データの原稿ページである。またプレビュー部1402には、1403のように電子データの各ページ内容が縮小されて表示される。その表示順序はブックの構造を反映したものとなっている。
ツリー部1401またはプレビュー部1402では、章やページを移動(例えばマウスのドラッグ&ドロップ)することで、章やページ単位でのレイアウト変更が可能である。
また、各ページに対して図示しない原稿編集用のユーザインタフェースから電子データの原稿の内容を直接編集することが可能である。
なお、UI画面1400は、出力方法901で「ホールド」が指定されたホットフォルダに電子データを保存すると自動的に起動する。または、ホットフォルダへ投入した電子データのリスト(図示せず)から「編集」メニューを選択したときに起動するようにしても良い。
<本実施例における印刷制御プログラムの処理シーケンス>
図15は本実施例の印刷制御プログラムにおいて、ホットフォルダへ電子データが保存されてからプリンタドライバを介してネットワークプリンタへ印刷ジョブを送信するまでの処理の流れについて説明している。
<本実施例における印刷制御プログラムの処理シーケンス>
図15は本実施例の印刷制御プログラムにおいて、ホットフォルダへ電子データが保存されてからプリンタドライバを介してネットワークプリンタへ印刷ジョブを送信するまでの処理の流れについて説明している。
各フローに係るプログラムはクライアント101、102、103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1501では、監視手段704がホットフォルダへ電子データが保存(入稿)されたかを判断する。電子データが保存された場合はステップS1502へ処理を移行する。
ステップS1502では、出力パス決定手段705が出力情報設定手段703からホットフォルダに設定されている出力情報を取得する。
ステップS1503では、出力パス決定手段705がステップS1502で取得した出力情報の印刷モードが高速印刷モードであるかを判断する。高速印刷モードの場合はステップS1504へ処理を移行する。高速印刷モードでない場合はステップS1508へ処理を移行する。
ステップS1504では、出力パス決定手段705から通信手段706を経由して電子データと出力コマンドをプリンタドライバへ出力し、プリンタドライバは印刷ジョブをネットワークプリンタへ出力する。このとき、出力パス決定手段705では出力情報と電子データを保存する。
ステップS1505では、通信手段706がネットワークプリンタから印刷結果を取得したかを判断する。印刷結果を取得した場合、ステップS1506へ処理を移行する。
ステップS1506では、通信手段706がステップS1505で取得した印刷結果がエラーであるかを判断する。エラーの場合、ステップS1507へ処理を移行する。エラーではなく、正常に印刷が終了した場合、処理を終了する。
ステップS1507では、通信手段706から出力パス決定手段705へ結果を通知し、出力パス決定手段705は中間ファイル生成手段707へ印刷属性情報と電子データを渡すことで、中間ファイル生成手段707が中間ファイルを生成し、中間ファイル管理手段708において、中間ファイルを保存する。
ステップS1508では、出力パス決定手段705は中間ファイル生成手段707へ印刷属性情報と電子データを渡し、中間ファイル生成手段707が中間ファイルを生成し、中間ファイル管理手段708において、中間ファイルを保存する。さらに、図14の中間ファイルを編集するUI画面を表示する。
ステップS1509では、中間ファイル管理手段708がUI画面から印刷の指示がされたかを判断する。印刷の指示がされた場合はステップS1510へ処理を移行する。
ステップS1510では、中間ファイル管理手段708から通信手段706を経由して描画データと出力コマンドをプリンタドライバへ出力し、プリンタドライバは印刷ジョブをネットワークプリンタへ出力する。
第1実施形態では、ホットフォルダの出力情報にユーザが指定した印刷モードを保持し、設定された印刷モードによって電子データの出力パスを決定する方法で本発明の実施の形態を開示した。しかし、入稿された電子データのファイル形式や、ネットワークプリンタの処理能力に応じて自動的に電子データの出力パスを決定する方法にも本発明は適用が可能である。
以下に本実施形態において、入稿された電子データのファイル形式や、ネットワークプリンタの処理能力に応じて自動的に電子データの出力パスを決定する実施形態を、主に実施形態1と異なる部分について図面を参照して詳細に説明する。
<ホットフォルダの設定のユーザインタフェース>
図16に、出力情報設定手段703より表示手段702を介してディスプレイ207に表示される、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定するユーザインタフェースの一例の図を示す。本ユーザインタフェースは、図11のユーザインタフェースにおいて「追加」ボタンおよび「プロパティ」ボタンが押下されたときに表示する。
<ホットフォルダの設定のユーザインタフェース>
図16に、出力情報設定手段703より表示手段702を介してディスプレイ207に表示される、オペレーティングシステム上のフォルダをホットフォルダとして設定するユーザインタフェースの一例の図を示す。本ユーザインタフェースは、図11のユーザインタフェースにおいて「追加」ボタンおよび「プロパティ」ボタンが押下されたときに表示する。
フォルダパス801は、オペレーティングシステム上のフォルダを指定する為、フォルダのパスを設定する入力部である。
ホットフォルダ名802は、印刷制御プログラム上で利用するホットフォルダの名称を設定する為の入力部である。
803プリンタは、出力先のネットワークプリンタを選択するための入力部である。
上記入力部に表示するネットワークプリンタは、オペレーティングシステムに登録されているネットワークプリンタでも良いし、また他のシステムにより登録されているネットワークプリンタでも良い。
また、新規にネットワークプリンタを追加できても良い。
ジョブチケット804は、印刷属性情報が設定されているジョブチケットファイルを設定するための入力部であり、参照805より、オペレーティングシステムのファイルシステム上のファイルを指定することが可能である。
806出力属性変更は、上述のジョブチケットに設定されている出力属性を変更する為の画面を表示する手段である。
807は、ネットワークプリンタ807へ送信した印刷ジョブデータをホットフォルダ内に保存するか否かを設定する手段である。
809は、ホットフォルダの出力情報の設定を確定するボタンである。
なお、ジョブチケット804に設定されている出力属性がプリンタ803にて処理できない場合、OKボタン809を押下できないようにしてもよいし、OKボタンを押下した後に、処理できない設定項目を表示し、設定変更を促しても良い。
810は、ホットフォルダの出力情報の設定をキャンセルするボタンである。
<本実施例における印刷制御プログラムの処理シーケンス>
図17は本実施例の印刷制御プログラムにおいて、ホットフォルダへ電子データが保存されてからプリンタドライバを介してネットワークプリンタへ印刷ジョブを送信するまでの処理の流れについて説明している。
<本実施例における印刷制御プログラムの処理シーケンス>
図17は本実施例の印刷制御プログラムにおいて、ホットフォルダへ電子データが保存されてからプリンタドライバを介してネットワークプリンタへ印刷ジョブを送信するまでの処理の流れについて説明している。
各フローに係るプログラムはクライアント101、102、103のハードディスク205に格納されており、RAM202に読み出され、CPU200により実行される。
ステップS1701では、監視手段704がホットフォルダへ電子データが保存(入稿)されたかを判断する。電子データが保存された場合はステップS1702へ処理を移行する。
ステップS1702では、出力パス決定手段705がホットフォルダへ保存された電子データのファイル形式を判定する。
ステップS1703では、通信手段706がネットワークプリンタからネットワークプリンタの処理能力を取得する。取得する能力は、処理可能なファイル形式、本体製本の可否(ページを中とじ製本やNupに割りつけて面付けすることができるか)などである。なお、ネットワークプリンタの処理能力は通信手段706があらかじめ取得して印刷制御プログラム内に保存しておいても良い。
ステップS1704では、出力パス決定手段705が電子データのファイル形式がネットワークプリンタで処理可能な形式であるかを判断する。処理可能な形式の場合はステップS1705へ処理を移行する。処理できない形式の場合はステップS1712へ処理を移行する。
ステップS1705では、出力パス決定手段705が出力情報設定手段703からホットフォルダに設定されている出力情報を取得する。
ステップS1706では、出力パス決定手段705がステップS1705で取得した出力情報に製本印刷やNup印刷など、面付け処理が必要な設定が含まれているかを判断する。面付け処理が必要な設定が含まれている場合はステップS1707へ処理を移行する。含まれていない場合はステップS1708へ処理を移行する。
ステップS1707では、出力パス決定手段705がネットワークプリンタで本体製本が可能であるかを判断する。本体製本が可能な場合はステップS1708へ処理を移行する。本体製本が不可能な場合はステップS1712へ処理を移行する。
ステップS1708では、出力パス決定手段705から通信手段706を経由して電子データと出力コマンドをプリンタドライバへ出力し、プリンタドライバは印刷ジョブをネットワークプリンタへ出力する。このとき、出力パス決定手段705では出力情報と電子データを保存する。
ステップS1709では、通信手段706がネットワークプリンタから印刷結果を取得したかを判断する。印刷結果を取得した場合、ステップS1710へ処理を移行する。
ステップS1710では、通信手段706がステップS1709で取得した印刷結果がエラーであるかを判断する。エラーの場合、ステップS1711へ処理を移行する。エラーではなく、正常に印刷が終了した場合、処理を終了する。
ステップS1711では、通信手段706から出力パス決定手段705へ結果を通知し、出力パス決定手段705は中間ファイル生成手段707へ印刷属性情報と電子データを渡すことで、中間ファイル生成手段707が中間ファイルを生成し、中間ファイル管理手段708において、中間ファイルを保存する。
ステップS1712では、出力パス決定手段705は中間ファイル生成手段707へ印刷属性情報と電子データを渡し、中間ファイル生成手段707が中間ファイルを生成し、中間ファイル管理手段708において、中間ファイルを保存する。さらに、図14の中間ファイルを編集するUI画面を表示する。
ステップS1713では、中間ファイル管理手段708がUI画面から印刷の指示がされたかを判断する。印刷の指示がされた場合はステップS1714へ処理を移行する。
ステップS1714では、中間ファイル管理手段708から通信手段706を経由して描画データと出力コマンドをプリンタドライバへ出力し、プリンタドライバは印刷ジョブをネットワークプリンタへ出力する。
Claims (4)
- ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記出力情報にホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、該電子データを編集可能な形式に変換するか否かを設定することが可能であるかを判定する判定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記出力情報に印刷データの変換が指定されている場合にホットフォルダへ格納された電子データを編集可能な形式に変換する変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記出力情報から電子データを編集可能な形式に変換する必要があるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で電子データを変換すると判定した場合に格納された電子データを編集可能な形式に変換を行う変換手段と、
前記変換した電子データを記憶する記憶手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - ホットフォルダを介して電子データを画像形成装置へ入力する情報処理装置と、1または複数の画像形成装置からなる情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、出力先の画像形成装置を特定する情報と出力処理の属性情報からなる出力情報を、前記ホットフォルダへ関連付ける出力情報設定手段と、
前記ホットフォルダへの電子データの格納を監視する監視手段と、
前記ホットフォルダへ電子データが格納されたことを検知した場合に、前記電子データの種類および前記出力情報の内容が前記画像形成装置で処理可能であるかを判定する判定手段と、
前記判定手段で処理不可能であると判断した場合に電子データを前記画像形成装置で処理可能な形式に変換を行う変換手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1または請求項2または請求項3に記載の情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、前記出力情報と前記電子データを画像形成装置で処理可能な印刷ジョブデータに変換する変換手段と、
前記印刷ジョブデータを画像形成装置へ送信する送信手段と、
前記送信したジョブデータの画像形成装置における処理結果を取得する取得手段と、
前記取得した処理結果が失敗の場合に前記電子データを編集可能な形式へ変換する変換手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009248380A JP2011095943A (ja) | 2009-10-29 | 2009-10-29 | 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムならびに情報処理方法を実行するプログラム |
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JP2018116498A (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | キヤノン株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム |
-
2009
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