JP6370156B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に対して印刷指示を行うための印刷指示に関する。
企業内印刷のようにチラシや報告書、テープ製本といった印刷物を生産している生産現場では、複数の画像形成装置を用いて、印刷物を生産している。生産現場では複数ベンダーの画像形成装置が共存することがある。このような生産現場にワークフローアプリケーションを導入する場合、ワークフローアプリケーションから複数の画像形成装置に対して印刷指示が行えることを求められる。つまり、自社、他社と問わず、1つのワークフローアプリケーションから印刷指示が行えることが求められる。
しかしながら、他社の画像形成装置は、ジョブチケットの仕様が公開されておらず、他社の画像形成装置に対して、印刷指示が行えないという課題があった。また、印刷実行ごとに、送信したい画像形成装置に対応したプリンタドライバを開いて印刷設定を行い、画像形成装置に対して印刷指示を行うこともできるが、注文数が多い場合、毎回プリンタドライバを開いて印刷実行するのは非効率である。さらに、印刷データの出力先として選択された装置に対応するプリンタドライバを自動的に取得して印刷するものがある(特許文献1参照)。
特開平8−161130号公報
しかしながら、特許文献1の課題は、仕様が公開されている印刷設定にのみ有効であって、仕様が公開されていない印刷設定についてはプリンタドライバのデフォルト値のままとなってしまう。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたものであり、ジョブチケットの仕様が公開されていない画像形成装置に対する印刷指示を効率的に行うことが可能となる技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、プリンタドライバの設定を保持する保持手段と、印刷設定が記述されたジョブチケットを取得する取得手段と、前記ジョブチケットに記述された印刷設定を、前記保持されているプリンタドライバの設定のうちのパブリック部に反映し、前記プリンタドライバを用いて、ページ記述言語を生成する生成手段と、前記ジョブチケットに記述された印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集する編集手段と、前記編集されたページ記述言語を、画像形成装置に対して送信する送信手段を有し、前記編集手段は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集し、前記生成されたページ記述言語に、前記ジョブチケットに記述された印刷設定と異なる印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記生成されたページ記述言語の印刷設定と異なる印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集することを特徴とする。
本発明によれば、ジョブチケットの仕様が公開されていない画像形成装置に対する印刷指示を効率的に行うことが可能となる。
本実施の形態にかかる情報処理装置のネットワーク構成を示す図 本実施の形態にかかる管理サーバの構成を示す図 本実施の形態にかかる管理サーバのハードウェア構成を示す図 本実施の形態にかかる印刷制御モジュールのソフトウェア構成を示す図 本実施の形態にかかる印刷設定データベースの構成を示す図 本実施の形態にかかる印刷物の例を示す図 本実施の形態にかかるプリンタドライバの印刷設定を示す図 本実施の形態にかかるDEVMODEの例を示す図 本実施の形態にかかるジョブチケットの例を示す図 本実施の形態にかかるマッピングテーブルの例を示す図 本実施の形態にかかるDEVMODE選択処理フローを示す図 本実施の形態にかかるページ記述言語生成処理フローを示す図 本実施の形態にかかるページ記述言語の例を示す図 本実施の形態にかかるページ記述言語編集処理フローを示す図 本実施の形態にかかる編集後のページ記述言語の例を示す図 本実施の形態にかかるページ記述言語送信フローを示す図 本実施の形態にかかる画像形成装置のキューの例を示す図 本実施の形態にかかるプリンタドライバのポート構成の例を示す図 本実施の形態にかかる管理サーバのフローと示す図
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報装置のネットワーク構成を示す図である。図1において、印刷システム100は、印刷物の注文を受注し、当該印刷物を生産する印刷システムである。印刷システム100では、注文を管理サーバ101にて管理し、画像形成装置102および画像形成装置103にて印刷、加工する。
管理サーバ101は、注文を管理し、保管する、情報処理装置である。さらに管理サーバ101は、印刷システム100の作業者の指示により、当該注文のジョブを作成し、画像形成装置102あるいは画像形成装置103に送信する。
本実施形態において、画像形成装置102および画像形成装置103はそれぞれ異なるベンダーの画像形成装置である。また、画像形成装置102と画像形成装置103の能力は異なる。本実施形態では、画像形成装置102はモノクロ印刷のみが可能であって、画像形成装置103はモノクロ印刷に加え、テープ製本をインラインで行うことができるものとする。
図2は、本実施の形態に係る管理サーバの構成を示す図である。図2において、ワークフローアプリケーション200は、注文の登録、ワークフローアプリケーション200に登録された注文の情報を基に印刷ジョブの作成、印刷ジョブの送信先である画像形成装置の決定、印刷ジョブの送信といった機能を有する。
なお、印刷ジョブは、ジョブチケットおよびコンテンツから構成される。ジョブチケットは、例えば標準化団体のCIP4が策定しているJDF(Job Definition Format)であってもよい。また、独自のジョブチケットであってもよい。またコンテンツは、例えばAdobe社のPDF(Portable Document Format)であってもよい。あるいはAdobe社のPostScriptといったページ記述言語、あるいは各プリンタメーカーが独自に開発しているページ記述言語、あるいは画像ファイルであってもよい。ジョブチケットやコンテンツのフォーマットは本発明を制約するものではない。本実施形態では、ジョブチケットにJDF、コンテンツにPDFを用いることとする。
注文データベース201は、ワークフローアプリケーション200に登録された注文や印刷ジョブ、当該印刷ジョブの送信先である画像形成装置の一覧など、ワークフローアプリケーション200の動作に必要なデータを格納するためのデータベースである。例えば、ワークフローアプリケーション200は印刷ジョブ送信時に、注文データベース201から印刷ジョブ(ジョブチケット)を取得する。そして、注文データベース201から送信先の画像形成装置の識別子を取得して、後述する印刷制御モジュール202にジョブチケットと画像形成装置の識別子を渡す。
印刷制御モジュール202は、ワークフローアプリケーション200からの指示を受けて動作するプログラムであって、画像形成装置への印刷ジョブの送信、印刷ジョブのステータス取得、画像形成装置のステータス取得といった機能を有する。例えば、ワークフローアプリケーション200により印刷ジョブの送信が行われる場合、ワークフローアプリケーション200は印刷ジョブのジョブチケットおよび送信先の画像形成装置の識別子を印刷制御モジュール202に渡す。印刷制御モジュール202は、ジョブチケットと画像形成装置の識別子を受け取り、後述する印刷ジョブの送信処理を行う。
DEVMODEデータベース203は、プリンタドライバの各種設定を保持するマイクロソフト社のDEVMODEを保管する場所(保持部)である。本実施形態では、DEVMODEをバイナリファイルとしてDEVMODEデータベース203に格納する。また後述するマッピングテーブルもDEVMODEデータベース203に格納する。なお、DEVMODEデータベース203はフォルダであってもよいし、SQLデータベースなどのプログラムであってもよい。本実施形態では、DEVMODEを保管できればよいので、DEVMODEデータベース203として、フォルダを用いてDEVMODEを保管する。DEVMODEデータベース203のフォルダ構成については後述する。尚、DEVMODEは、仕様が公開されているパブリック部と、仕様が公開されていなく、プリンタドライバのみがアクセス可能なプライベート部との2つの領域から構成されている。また、本実施形態では、DEVMODEを用いる例を説明するが、印刷や製本のためのファイルであれば、DEVMODEでなくてもよい。
プリンタドライバ204およびプリントスプーラ205はそれぞれ、画像形成装置102に対応するプリンタドライバとプリントスプーラである。 プリンタドライバ206およびプリントスプーラ207はそれぞれ、画像形成装置103に対応するプリンタドライバとプリントスプーラである。
図3は、本実施の形態に係る管理サーバ101のハードウェア構成を示すブロック図である。図3において、中央処理装置300はワークフローアプリケーション200や注文データベース201などのプログラムおよび関連データを、それが記憶されている記憶媒体から、システムに接続された媒体読取装置306を介して読み込む。あるいはネットワークI/F307を介して受信して、ハードディスクなどの補助記憶装置302に保存したりする。その後、補助記憶装置302から主記憶装置301にロードされたアプリケーションプログラムを実行して、入力装置304から入力される情報を処理して、出力装置305やネットワークI/F307経由で画像形成装置102や画像形成装置103に出力する。なお、本実施形態では、出力装置305はディスプレイ等の表示装置とし、本来出力装置に含まれる画像形成装置102や画像形成装置103と区別する。また、入力装置304はキーボード、ポインティングデバイス等で構成されているものとする。308はシステムバスであり、上述の構成要素間におけるデータ転送の通路となるべきものである。
なお、後述のフローチャートで示す手順は管理サーバ101の主記憶装置301、補助記憶装置302、ROM303のいずれかに記憶され、中央処理装置300により、通常、主記憶装置301に複製されてから実行される。
さらに補助記憶装置302は、ハードディスク、光磁気ディスクで構成されるものであってもいいし、これらの組み合わせで構成されるものであってもよい。またそれぞれの装置がネットワークを介して接続されていようとも、本発明を制約するものではない。
図4は、本実施の形態に係る印刷制御モジュール202のソフトウェア構成を示す図である。図4は本実施形態における処理の特徴を表す図面である。
図4において、印刷制御部400は、ワークフローアプリケーション200からジョブチケットおよび画像形成装置の識別子を受信した後、印刷に係る各処理の制御を行う。
取得部401は、印刷制御部400が受信したジョブチケットを取得し、印刷制御部400からの指示に従いジョブチケットの内容を返却する。尚、印刷を行う画像形成装置の識別子も取得する。
選択部402は、画像形成装置の識別子にて指定された画像形成装置に対応するプリンタドライバ向けのDEVMODEの中から、ジョブチケットに記述された印刷設定項目に対応するDEVMODEを1つ選択する。
生成部403は、ページ記述言語を生成する。具体的には、画像形成装置の識別子にて指定された画像形成装置に対応するプリンタドライバに対して印刷指示を行い、プリンタドライバからページ記述言語を生成させ、ページ記述言語をファイルとして所定の場所に保存する。
編集部404は、ページ記述言語を編集する。具体的には、生成部403が生成して保存したページ記述言語を取得し、ジョブチケットの印刷設定項目を基にページ記述言語に編集した後、編集されたページ記述言語をファイルとして所定の場所に保存する。
送信部405は、ページ記述言語を送信する。具体的には、編集部404が保存した編集後のページ記述言語をバイナリデータに変換し、プリントスプーラに送る。プリントスプーラはバイナリデータを画像形成装置に送信する。またジョブチケットに特定のキューに送信する指示が記述されている場合は、送信ポートのキュー名を変更した上で、プリントスプーラにバイナリデータを送信する。なお、本実施形態ではプリントスプーラを使用しているが、印刷ジョブを画像形成装置に送信できればよいので、送信部405は、例えばLPRを用いても良いし、RAWを用いても良く、送信のプロトコルは本発明を制約するものではない。
図19は、管理サーバ101のフローチャートである。
S1901にて、取得部401が、ジョブチケットと印刷を行う画像形成装置の識別子を取得する。S1902にて、選択部402は、ジョブチケットに記述された印刷設定項目に対応するDEVMODEを1つ選択する。S1903にて、生成部403は、画像形成装置の識別子にて指定された画像形成装置に対応するプリンタドライバに対して印刷指示を行い、プリンタドライバを用いてページ記述言語を生成する。S1904にて、編集部404は、生成したページ記述言語を、ジョブチケットの印刷設定項目を基に編集する。S1905にて、送信部405は、編集後のページ記述言語をバイナリデータに変換し、バイナリデータを画像形成装置に送信する。
図5は、本実施の形態に係るDEVMODEデータベース203の構成を示す図である。図5において、DEVMODEデータベース203はフォルダ構成となっており、DEVMODEフォルダ500を最上位のフォルダとする。DEVMODEフォルダ500のサブフォルダは画像形成装置ごとに用意される。具体的には、DEVMODEフォルダ500のサブフォルダに、画像形成装置102フォルダと画像形成装置103フォルダがある。フォルダ名は画像形成装置の識別子と一致する。画像形成装置102フォルダと画像形成装置103フォルダそれぞれには、DEVMODEおよびマッピングテーブルを保管する。例えば、画像形成装置102フォルダには、マッピングテーブル503とDEVMODE504〜506が保管されている。本実施形態では、マッピングテーブル503は1つのみ用意し、画像形成装置102フォルダと画像形成装置103フォルダそれぞれに配置している。しかしながら、マッピングテーブルを1つ用意する場合は、別の記憶場所に1つだけ記憶しておいてもよい。尚、画像形成装置102と画像形成装置103それぞれに用意するDEVMODEが大きく異なる場合にはマッピングテーブルは別々に用意するのが望ましい。
図6は、本実施の形態に係る印刷物の例を示す図である。図6において、印刷物600の種類はチラシである。印刷物600を印刷するために必要な印刷設定項目は用紙サイズがA4、両面印刷設定は片面印刷、出力用紙は黄色用紙、出力用紙の坪量は64g/mである。印刷物601の種類はテープ製本である。印刷物601を印刷するために必要な印刷設定項目は用紙サイズがA4、両面印刷設定は両面印刷 長辺とじ、出力用紙は白色用紙、出力用紙の坪量は75g/mである。本実施形態では、印刷物600は画像形成装置102、印刷物601は画像形成装置103にて印刷されるとする。
図7は、本実施の形態に係るプリンタドライバの印刷設定画面を示す図である。図7において、印刷設定画面700は画像形成装置102向けの印刷設定項目を表示している。701は用紙サイズ、702は用紙の色、703は用紙タイプ、704は用紙の坪量を表す。705は両面印刷設定、706は部数を表す。707はステープル設定を表す。印刷設定画面708は画像形成装置103向けの印刷設定項目を表示している。709は用紙サイズ、710は用紙の色、711は用紙タイプ、712は用紙の坪量を表す。713は両面印刷設定、714は部数を表す。715はステープル設定を表す。716は製本設定を表す。717は折り設定を表す。
本実施形態では、図7の印刷設定画面700にて設定されている印刷設定項目をDEVMODEとして保存したものをDEVMODE504とする。また印刷設定画面708にて設定されている印刷設定項目をDEVMODEとして保存したものをDEVMODE508とする。
企業内印刷のように予め注文可能な項目が決められている印刷業務では、上述のようにプリンタドライバの印刷設定項目をDEVMODEとして取っておくことが可能である。なぜならば、企業内印刷では事前に印刷依頼票のテンプレートが決められていて、そのテンプレートで入力可能な印刷設定項目が制限されているからである。例えば、印刷依頼票でカラー/モノクロ印刷、両面/片面印刷、用紙サイズ、テープ製本あり/なしといった印刷設定項目がテンプレートとして定義されている場合、生産現場が受注する可能性のある注文は上記印刷設定項目それぞれの組み合わせとなる。よって、受注可能な注文を生産するために必要な印刷設定項目をDEVMODEとして取っておくことが可能となる。
図8は、本実施の形態に係るDEVMODEの例を示す図である。図8において、DEVMODE504は図7の印刷設定画面700にて設定された各印刷設定項目である。800から803は仕様が公開されているパブリック部で用紙サイズや用紙タイプ、両面設定、部数などがある。804から806はプリンタドライバのみがアクセス可能なプライベート部で用紙色や用紙の坪量、ステープル設定などがある。図7におけるプリンタドライバの印刷設定画面700のサイズ701をA4からA3に変更すれば、図8の用紙サイズ800の値が変更される。
またDEVMODE508は図7の印刷設定画面708にて設定された各印刷設定項目である。DEVMODE504と同様にパブリック部とプライベート部に分かれていて、807から810がパブリック部であり、811から813がプライベート部である。
図9は、本実施の形態にかかるジョブチケットの例を示す図である。図9において、ジョブチケット900は、印刷物600を印刷するために必要な印刷設定項目が定義されている。901は用紙サイズ、902は用紙タイプ、903は用紙色、904は用紙の坪量、905は両面印刷設定、906はPDFまでのファイルパス、907は部数である。ジョブチケット908は印刷物601を印刷するために必要な印刷設定項目が定義されている。909は用紙サイズ、910は用紙タイプ、911は用紙色、912は用紙の坪量、913は両面印刷設定、914はテープ製本設定、915は画像形成装置103に登録されているキュー名、917は部数である。
ジョブチケット900とジョブチケット908は、ワークフローアプリケーション200が生成する。ワークフローアプリケーション200は、印刷ジョブ送信のタイミングで、印刷制御モジュール202にジョブチケット900と画像形成装置102の識別子、ジョブチケット908と画像形成装置103の識別子を渡す。
図10は、本実施の形態にかかるマッピングテーブルの例を示す図である。図10において、マッピングテーブル503は印刷制御モジュール202の選択部402がワークフローアプリケーション200から受信したジョブチケットの内容を基に、DEVMODEを選択するために用意される。なお、DEVMODE選択処理は後述する。マッピングテーブル503において、DevmodeData要素1000とDevmodeData要素1005はそれぞれDEVMODE504とDEVMODE508のファイル名を定義している。尚、図10の例では、DEVMODE504とDEVMODE508のみ記載しているが、図5のデータベースの場合であれば、DEVMODE505、506、5009、510も記載されている。DevmodeData要素1000とDevmodeData要素1005の子要素としてRules要素が定義されている。Rule要素のKei属性がジョブチケット内の1つの印刷設定項目までのXpathを定義し、Exist属性が当該Rule要素をDEVMODE選択処理内で適用するかどうかをBOOLEAN形式で定義する。例えば、Key属性1001は図9におけるジョブチケット900内の用紙サイズ901までのXpathが記述されている。また、Exist属性1002はTRUEなので、Key属性1001をDEVMODE選択処理で適用することを意味している。一方で、Exist属性1004はFALSEなので、Key属性1003はDEVMODE選択処理では適用されない。つまり、Exist属性は、DEVMODEを選択する際に、Key属性を考慮するかどうかを表す。TRUEの場合は、DEVMODEを選択する際に、Key属性を考慮し、FALSEの場合は、DEVMODEを選択する際に、Key属性を考慮しない。尚、図10の例では、Key属性1001は、用紙サイズがA4、Key属性1003は、テープ製本を表すが、ジョブチケットが、用紙サイズがA4である場合に、DEVMODE504が選択される。また、図10の例では、Key属性1006は、用紙サイズがA4、Key属性1008は、テープ製本を表すが、ジョブチケットが、用紙サイズがA4、かつ、テープ製本を行う場合に、DEVMODE508が選択される。
図11は、本実施の形態にかかるDEVMODE選択処理フローを示す図であり、S1902の詳細フローチャートである。図11のDEVMODE選択処理フローは、図4の選択部402によって主に実行される。
S1101にて、選択部402は画像形成装置の識別子を基にDEVMODEデータベース203からマッピングテーブルを取得する。例えば、画像形成装置の識別子が「画像形成装置102」である場合、選択部402は画像形成装置の識別子を基に、画像形成装置102フォルダを特定し、マッピングテーブル503を特定する。画像形成装置の識別子が「画像形成装置103」である場合、選択部402は画像形成装置の識別子を基に、画像形成装置103フォルダを特定し、マッピングテーブル503を特定する。尚、本実施形態では、マッピングテーブル503を2つの場所に記憶しておくようにしたため、画像形成装置の識別子を用いてフォルダを特定している。しかしながら、マッピングテーブルを1つだけ、特定の場所に記憶しておく場合は、画像形成装置の識別子を用いる必要はない。
S1102にて、選択部402はマッピングテーブル503を解析し、1つのDevmodeData要素、例えばDevmodeData要素1000を取得する。S1103にて、選択部402はプログラム内部のフラグをTRUEにセットする。S1104にて、選択部402は先ほど取得したDevmodeData要素の孫要素であるRule要素を1つ取得する。
S1105にて、選択部402は、Rule要素のKey属性に記述されたXpathを取得部401に渡して、取得部401から当該Xpathにて指定された項目の数を取得する。例えば、ジョブチケットが900の場合において、Key属性1001のXpathを取得部401に渡した場合、Dimension909に一致するので、項目の数は「1」が返却される。Key属性1003のXpathを取得部401に渡した場合、SpineTapingParamsはジョブチケット900には存在しないので、項目の数は「0」が返却される。一方、ジョブチケット908の場合において、Key属性1003のXpathを取得部401に渡した場合、SpineTapingParams914は存在するので、項目の数は「1」が返却される。
S1106にて、選択部402は、Rule要素のExist属性の値がTRUEあるいはFALSEかをチェックする。TRUEの場合はS1107に移り、FALSEの場合はS1112に移る。なお、S1112では、選択部402は、S1105にて取得した数が0以上かどうかをチェックする。 0以上の場合はS1108に移る。0以外の場合は、S1110に移る。S1107にて、選択部402は、S1105にて取得した数が0かどうかをチェックする。0の場合はS1108に移り、0以外の場合はS1109に移る。S1108にて、選択部402は、フラグをFALSEにセットする。S1109にて、選択部402は、DevmodeData要素内に未処理のRule要素があるかどうかをチェックする。未処理のRule要素がある場合はS1113に移り、S1113にて次のRule要素に移る。そして、S1104からS1109までを繰り返す。また、S1109にて、Rule要素がないと判断した場合はS1110に移る。
S1110にて、選択部402は、フラグがTRUEかどうかをチェックする。フラグがTRUEの場合は、S1111に移り、DEVMODEを決定し、S1116にてDevmodeData要素のFileName属性値を印刷制御部400に渡す。このFileName属性値がDEVMODEデータベース203に格納されているDEVMODEのファイル名なので、後述の処理でDEVMODEを取得する際に使用される。フラグがFALSEの場合は、S1114に移り、マッピングテーブル503にDevmodeData要素があるかどうかをチェックする。DevmodeData要素がない場合はDEVMODE選択処理を終了する。DevmodeData要素がある場合は、S1115に移り、次のDevmodeData要素に移動する。その後、S1102からS1111あるいはS1115までを繰り返す。
以上でDEVMODE選択処理フローが完了する。
図12は、本実施の形態にかかるページ記述言語生成処理フローを示す図であり、S1903の詳細フローチャートである。図12のページ記述生成処理フローは、主に図4の生成部403によって実行される。
S1200にて、生成部403は、印刷制御部400から画像形成装置の識別子とDEVMODEのファイル名を取得して、DEVMODEデータベース203に格納されているDEVMODEを取得する。例えば、印刷制御部400から「画像形成装置102」という画像形成装置の識別子を取得した場合、生成部403はDEVMODEデータベース203の中から画像形成装置102フォルダを特定する。さらにDEVMODE504を特定し、DEVMODE504を取得する。
S1201にて、生成部403は、取得したDEVMODE504のパブリック部を編集する。例えば、DEVMODE504が選択された場合、DEVMODE504のパブリック部である用紙サイズ800と用紙タイプ801、両面印刷設定802、部数803を編集する。ジョブチケット900の場合、用紙サイズ901の値はA4サイズなので、用紙サイズ800にはA4をセットする。両面設定905は片面印刷なので、両面印刷設定802にて片面印刷をセットする。用紙タイプ902はStationaryなので、用紙タイプ801にはStationaryをセットする。部数907は25000なので、部数803には25000をセットする。ただしプリンタドライバによっては部数の最大値が9999の場合があるので、後述するページ記述言語編集処理フローにて部数を編集する。
S1202にて、生成部403は、画像形成装置の識別子「画像形成装置102」を基にプリンタドライバ204を選択し、プリンタドライバ204に対してDEVMODE504をセットする。これにより、プリンタドライバ204の印刷設定項目はDEVMODE504の値によって書き換えられる。なお、画像形成装置の識別子が「画像形成装置103」の場合は、プリンタドライバ205が選択されるので、プリンタドライバ205に対してDEVMODE504がセットされる。S1203にて、生成部403は、ジョブチケットからPDFの保存先URLを取得する。具体的には、ジョブチケット900の場合、FileSpec/@URL属性906の値「../TEST.pdf」を取得する。S1204にて、生成部403は、S1203にて取得したPDFの保存先URLを基に、PDFを取得する。S1205にて、生成部403は、プリンタドライバ204に対してページ記述言語の保存先を指定した上で、印刷指示を発行して、ページ記述言語を生成する。
尚、本実施形態では、PDFの保存先URLから、PDFを取得したが、URLを用いずに、取得部401で、PDFを取得して、取得したPDFを
図13は、本実施の形態にかかるページ記述言語の一部を表す例を示す図である。図13において、ページ記述言語1300とページ記述言語1305は、ページ記述言語生成処理フローにおいて、生成部403が生成したページ記述言語である。本実施形態では、Adobe社のPostScriptをページ記述言語の一例として使用しているが、各プリンタメーカーが独自に開発しているページ記述言語を使用してもよい。ページ記述言語の形式は本発明を制約するものではない。
ページ記述言語1300は、DEVMODE504をプリンタドライバ204にセットした後に生成されたページ記述言語である。ページ記述言語1300は、1301から1304までのリソース部で構成されており、1301は部数、1302は両面印刷設定、1303は用紙の坪量、1304は用紙色を、画像形成装置に対して指示するコマンドである。
ページ記述言語1305は、DEVMODE508をプリンタドライバ205にセットした後に生成されたページ記述言語である。ページ記述言語1305は、カスタムジョブチケット1306と1312から1315までのリソース部で構成されている。リソース部において、1312は部数、1313は両面印刷設定、1314は用紙の坪量、1315は用紙色を画像形成装置に対して指示するコマンドである。ただし、この形式のページ記述言語はリソース部のコマンドは無視され、カスタムジョブチケット1306に記述された印刷設定項目が画像形成装置で有効になる。カスタムジョブチケット1306において、1307は部数、1308は用紙の色、1309は用紙の坪量、1310は製本設定、1311は両面印刷設定、1316はジョブ名である。
図14は、本実施の形態にかかるページ記述言語編集処理フローを示す図であり、S1904の詳細フローチャートである。図14のページ記述言語編集処理フローは、主に図4の編集部404によって実行される。
S1400にて、編集部404は、編集対象のページ記述言語が生成部403によって生成完了しているかどうかを定期的に監視する。編集対象のページ記述言語が存在する場合はS1401に移り、存在しない場合はページ記述言語編集処理フローを終了する。
S1401にて、編集部404は、ジョブチケットに、プライベート部に対応する項目があるかを判定する。S1401でYESと判定された場合、S1402に進む。 S1402にて、編集部404は、ジョブチケットから、プライベート部に対応する項目を取得する。例として、用紙色、用紙坪量をジョブチケットから取得する。例えば、ジョブチケット900の場合、用紙色はMediaColorName属性903、用紙坪量はWeight904から取得する。
S1403にて、編集部404は、生成されたページ記述言語に、ジョブチケットと設定が異なる項目があるかどうかを判定する。尚、ジョブチケットと設定が異なる項目がある理由としては、プリンタドライバには設定に関して制限があるからである。例えば、ジョブチケットには、25000と記述されていても、プリンタドライバで部数は9999までしか指定できない場合は、プリンタドライバを用いて、部数を25000としてページ記述言語を生成することができない。
S1403でYESと判定された場合、S1404に進む。 S1404にて、編集部404は、設定が異なる項目をジョブチケットから取得する。例えば、ジョブチケット900の場合、部数はAmount属性907から取得する。
S1406にて、編集部404は、編集対象のページ記述言語の種別を判断する。ページ記述言語の種別に応じて、編集箇所が異なるためである。S1407にて、S1406の判定結果がPostScriptの場合はS1408に移り、PostScript以外の場合はS1416に移る。また、S1416にて、S1406の判定結果が機能拡張PostScriptの場合はS1408に移り、異なる場合はS1417に移る。S1417にて、カスタムジョブチケットの埋め込まれたカスタムPostScriptの場合はS1418に進む。S1417の判定でNOの場合は、編集することのできないページ記述言語と判断し、S1423に進む。S1423は、エラーログを出力した後、ページ記述言語編集処理フローを終了する。
例えば、図13のページ記述言語1300の場合はS1407にてPostScriptと判断され、S1408に移る。図13のページ記述言語1305の場合はS1417にてカスタムPostScriptと判断されてS1418に移る。
S1408にて、編集部404は、ページ記述言語のリソース部を読み込み、読み込んだリソース部をジョブチケットから取得した情報を用いて、編集する。例えば、プライベート部に対応する項目が、用紙色、用紙坪量であり、ジョブチケットと設定が異なる項目が、部数である場合は、用紙色、用紙坪量、部数を編集する。具体的には、ジョブチケット900の用紙色903がYellowであるとき、用紙色1304の値を「White」から「Yellow」に書き換える。ジョブチケット900の用紙坪量904が64であるとき、用紙坪量1303の値を「80」から「64」に書き換える。ジョブチケット900の部数907が25000であるとき、部数1301の値を「1」から「25000」に書き換える。
S1413にて、編集部404はジョブチケットからジョブ名を取得する。例えば、ジョブチケット900の場合はJDF/@DescriptiveName属性の値「Sample1」を取得する。ジョブチケット908の場合はJDF/@DescriptiveName属性の値「Sample2」を取得する。
S1414にて、編集部404は、編集対象のページ記述言語にセットする。例えば、ページ記述言語1300のようにAdobe社のPostScript形式の場合はファイル名がジョブ名として扱われるので、ページ記述言語のファイル名をS1413にて取得したジョブ名とする。またページ記述言語1305のようにカスタムジョブチケットにジョブ名1316が用意されている場合は、S1413にて取得したジョブ名をジョブ名1316にセットする。S1415にて、編集部404は、編集が完了したページ記述言語をファイルとして保存する。S1417の判定でYESの場合は、S1418に進む。S1418にて、編集部404は、ページ記述言語のカスタムジョブチケット部を取得し、取得したカスタムジョブチケット部を、ジョブチケットから取得した情報を用いて、編集する。例えば、プライベート部に対応する項目が、用紙色、用紙坪量であり、ジョブチケットと設定が異なる項目がない場合は、用紙色、用紙坪量を編集する。
本実施形態では、PostScriptやカスタムPostScriptといった種類のページ記述言語を編集しているが、ページ記述言語の種別は本発明を制約するものではない。
図15は、本実施の形態にかかる編集後ページ記述言語の一部を表す例を示す図である。図15において、ページ記述言語1500は図13のページ記述言語1300を編集部404が編集したデータである。また、ページ記述言語1505は図13のページ記述言語1305を編集部404が編集したデータである。ページ記述言語1300においては、部数1301と用紙坪量1303、用紙色1304が編集されたので、ページ記述言語1500の部数1501、用紙の坪量1503、用紙色1504のように編集部404によって編集が行われている。ページ記述言語1305においては、用紙の坪量1309が編集されたので、ページ記述言語1505の用紙の坪量1509のように編集部404によって編集が行われている。
図16は、本実施の形態にかかるページ記述言語送信フローを示す図であり、S1905の詳細フローチャートである。図16のページ記述言語送信フローは、主に送信部405によって実行される。
S1600にて、送信部405は、ジョブチケットからキューに関する情報を取得する。図17の画像形成装置103のようにプリントスプーラ207が送信先のキューを指定して印刷ジョブを画像形成装置103に送信することができるものがある。本実施形態では、キューとは画像形成装置内で作成、管理されるプリントキューのことであり、例えばPrintキュー1700は画像形成装置103で受信した印刷ジョブを保留せずに、印刷ジョブを受信後すぐに印刷するものである。逆にHoldキューは印刷ジョブを画像形成装置103が受信したらいったん印刷を保留しておくものである。例えば、ジョブチケット900の場合はキューの情報を含まないのでキューの情報としては空文字を取得し、ジョブチケット908の場合はキューの情報915を取得する。キューの情報915では、HOLDキューに送信する指示が記載されている。
S1601にて、送信部405は、S1600で取得したキューの情報があるかどうかを判断する。キューの情報がある場合はS1602に移り、ない場合はS1604に移る。S1602にて、送信部405は、画像形成装置の識別子を基にプリントスプーラのPRINTER_INFO2構造体を取得する。例えば、画像形成装置の識別子「画像形成装置103」を基に、プリントスプーラ207を特定し、PRINTER_INFO2構造体を取得する。S1603にて、送信部405は、キューの情報に記載されているキュー名をPRINTER_INFO2構造体のポート名にセットする。本実施形態においては、図18に示すとおりポート名1800とキュー名1801を一致させているので、PRINTER_INFO2構造体のポート名を変更することにより、キューの切り替えを行うことができる。S1604にて、送信部405は、編集部404にて編集され保存されたページ記述言語を取得する。S1605にて、送信部405は、ページ記述言語をネイティブのバイト配列に変換する。S1606にて、送信部405は、S1605にて変換したバイト配列のデータを、画像形成装置の識別子を基に特定されたプリントスプーラに送信する。プリントスプーラはバイト配列のデータを画像形成装置に対して送信する。キューの指定がされていれば、画像形成装置の特定のキューに対してバイト配列のデータを送信する。
本実施形態では、プリンタドライバで制限されている項目(例えば、部数)や、プライベート部の項目(例えば用紙の坪量や用紙色など)の印刷設定項目をページ記述言語編集処理フローにて編集している。そのため、プリンタドライバで制限されている項目やプライベート部の項目を後で編集することで、ジョブチケットに対応したページ記述言語を送信することができる。尚、パブリック部の項目も、後で編集することも可能であるが、例えば、オリエンテーション(縦・横)などは、後で項目の値を変更するだけでは適用できないので、パブリック部の項目は反映してからページ記述言語を生成するのが望ましい。
本実施形態によれば、企業内印刷のように印刷業務が定型化されている場合において、定型業務の中で頻繁に使用する印刷設定項目をプライベート部も含めてDEVMODEとして保持し、印刷実行時に当該DEVMODEをプリンタドライバにセットする。そのため、他社の画像形成装置に対しても製本設定や折り設定といった複雑な印刷指示を行うことができる。その結果、1つのワークフローアプリケーションから複数ベンダーの画像形成装置に対して印刷指示を行うこともできる。そして、生産現場の作業者は別々のワークフローアプリケーションを用いる必要がなくなるので、作業者の生産効率を向上させることができる。さらに、ワークフローアプリケーションを提供するベンダーにとっては、DEVMODEを用意するだけで、他社の画像形成装置に対応することができるようになる。
また、本実施形態によれば、DEVMODEのパブリック部を編集し、ページ記述言語を編集することにより、事前に用意するDEVMODEの数を減らすことができる。そのため、システムの設置者の負荷を軽減し、適切なDEVMODEを選択する処理の高速化をすることができる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムを読みだして実行する処理である。

Claims (12)

  1. プリンタドライバの設定を保持する保持手段と、
    印刷設定が記述されたジョブチケットを取得する取得手段と、
    前記ジョブチケットに記述された印刷設定を、前記保持されているプリンタドライバの設定のうちのパブリック部に反映し、前記プリンタドライバを用いて、ページ記述言語を生成する生成手段と、
    前記ジョブチケットに記述された印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集する編集手段と、
    前記編集されたページ記述言語を、画像形成装置に対して送信する送信手段と、
    を有し、
    前記編集手段は、
    前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集し、
    前記生成されたページ記述言語に、前記ジョブチケットに記述された印刷設定と異なる印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記生成されたページ記述言語の印刷設定と異なる印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記保持手段は、プリンタドライバの設定であるDEVMODEを保持する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定があるかを判定する第1判定手段をさらに有する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成されたページ記述言語に、前記ジョブチケットに記述された印刷設定と異なる印刷設定があるかを判定する第2判定手段をさらに有する請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記保持手段は、複数のプリンタドライバの設定を保持し、
    前記複数のプリンタドライバの設定から、1つ選択する選択手段をさらに有する請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 情報処理装置の制御方法であって、
    取得手段が、印刷設定が記述されたジョブチケットを取得する取得工程と、
    生成手段が、前記ジョブチケットに記述された印刷設定を、保持部に保持されているプリンタドライバの設定のうちのパブリック部に反映し、前記プリンタドライバを用いて、ページ記述言語を生成する生成工程と、
    編集手段が、前記ジョブチケットに記述された印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集する編集工程と、
    送信手段が、前記編集されたページ記述言語を、画像形成装置に対して送信する送信工程と、
    を有し、
    前記編集工程は、
    前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集し、
    前記生成されたページ記述言語に、前記ジョブチケットに記述された印刷設定と異なる印刷設定がある場合は、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記生成されたページ記述言語の印刷設定と異なる印刷設定に基づいて、前記生成されたページ記述言語の印刷設定を編集することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 前記保持部には、プリンタドライバの設定であるDEVMODEを保持する請求項6に記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 第1判定手段が、前記ジョブチケットに記述された印刷設定のうち、前記プリンタドライバ設定のプライベート部に対応する印刷設定があるかを判定する第1判定工程をさらに有する請求項6又は請求項7に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 第2判定手段が、前記生成されたページ記述言語に、前記ジョブチケットに記述された印刷設定と異なる印刷設定があるかを判定する第2判定工程をさらに有する請求項6乃至8の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記保持部には、複数のプリンタドライバの設定を保持しており、
    選択手段が、前記複数のプリンタドライバの設定から、1つ選択する選択工程をさらに有する請求項6乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至5の何れか1項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
  12. 請求項11に記載のプログラムを格納した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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