JP4731813B2 - 電子入稿システム、その制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

電子入稿システム、その制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷の発注、受注を管理する電子入稿システム、その制御方法、及び制御プログラムに関するものである。
従来、ネットワークを介して発注された印刷物の注文情報を受注処理して管理する電子入稿システムが知られている。この種の電子入稿システムでは、印刷注文を行う場合、または商品(受注側が用意する定型の印刷物)の登録を行う場合に、印刷体裁(表紙の有無、裏表紙の有無、片面印刷、両面印刷など)および製本体裁(フィニッシング:くるみ製本、中とじなど)の設定、及び原稿ファイルの指定を行うときは、印刷体裁や製本体裁の設定とは別に、原稿ファイルを順序付けて指定していた(特許文献1参照)。
特開2001−312381号公報
しかしながら、従来の電子入稿システムでは、印刷注文、または商品登録を行う場合に、印刷体裁および製本体裁の設定、及び原稿ファイルの指定を行うときは、原稿ファイルの用途や数を指定せずに、原稿ファイルの順番のみを指定しているため、原稿ファイルの用途やその順序が、印刷体裁・製本体裁の設定情報と不整合が起こる場合があり、この場合には受注後の編集、印刷、製本作業を円滑に進めることができなかった。
そこで、本発明は、印刷体裁、製本体裁との不整合が発生しないように原稿ファイルを指定し得る電子入稿システム、その制御方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明電子入稿システムは、ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムにおいて、前記クライアントコンピュータは、前記印刷物の表紙の有無及び表紙の印刷体裁に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御手段と、前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御手段と、前記指定画面表示制御手段による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルのページ数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限手段と、を有し、CPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前記設定画面表示制御手段、前記指定画面表示制御手段、および前記制限手段の各機能を達成することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明電子入稿システムは、ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムにおいて、前記クライアントコンピュータは、前記印刷物の表紙の有無に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御手段と、前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御手段と、前記指定画面表示制御手段による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルの数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限手段と、を有し、CPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前記設定画面表示制御手段、前記指定画面表示制御手段、および前記制限手段の各機能を達成することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子入稿システムの制御方法は、ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムの制御方法において、前記クライアントコンピュータのCPUは、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって、前記印刷物の表紙の有無及び表紙の印刷体裁に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御工程と、前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御工程と、前記指定画面表示制御工程による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルのページ数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙用の用途に応じて制限する制限工程と、を実行することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の電子入稿システムの制御方法は、ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムの制御方法において、前記クライアントコンピュータのCPUは、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって、前記印刷物の表紙の有無に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御工程と、前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御工程と、前記指定画面表示制御工程による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルの数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙用の用途に応じて制限する制限工程と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、印刷体裁、製本体裁との不整合が発生しないように原稿ファイルを指定し得る電子入稿システム、その制御方法、及び制御プログラムを提供することが可能となる。
[第1の実施形態]
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る電子入稿システムの概略構成を示すシステム構成図である。図1において、印刷注文クライアント・コンピュータ(以下、印刷注文クライアントと称する)102、電子入稿システム・サーバ(以下、電子入稿サーバと称する)103、商品登録クライアント・コンピュータ(以下、商品登録クライアントと称する)104、及びオペレータ用クライアント・コンピュータ(以下、オペレータ用クライアントと称する)105は、それぞれ後述する処理に係るアプリケーションプログラム等の各種のプログラムを実行可能であり、LAN、WAN、インターネット等のネットワーク101に接続され、相互に通信可能となっている。
また、ネットワーク101にはプリンタ106、製本機器107も接続されている。プリンタ106は、オペレータ用クライアント105から送信される印字データを含む印刷ジョブを解析してドットイメージに変換して、1ページ毎に印刷する。なお、プリンタ106としては、電子写真方式を採用したレーザービームプリンタやインクジェット方式を採用したインクジェットプリンタや熱転写方式を利用したプリンタ、A0などの大判印刷を行うプリンタ等、各種の印刷方式のものを使用することができる。製本機器107としては、くるみ製本機、断裁機など様々な機器を想定しているが、これらの機器は、必ずしもネットワーク101に接続されている必要はない。
なお、本実施形態では、少なくとも印刷注文クライアント102、プリンタ106は、ネットワーク101に複数台接続されていることを想定している。
電子入稿サーバ103は、印刷注文の受注、発注を管理するサーバであり、注文に関する情報、例えば、印刷体裁、製本設定(製本体裁)、原稿ファイル、納品先情報、部数などの注文情報を保存している。電子入稿サーバ103は、Webサーバとして機能し、印刷注文クライアント102、商品登録クライアント104、オペレータ用クライアント105より、Webブラウザを使用してアクセスを可能となっている。ただし、印刷注文クライアント102、商品登録クライアント104、オペレータ用クライアント105上で動作する専用アプリケーション(Webブラウザとは限らない)から、例えばTCP/IPやHTTPなどの通信プロトコルを使用して、電子入稿サーバ103にアクセスするように構成してもよい。
ユーザは、印刷注文を発注する場合、印刷注文クライアント102により、Webブラウザを介して電子入稿サーバ103にアクセスし、印刷体裁、製本体裁、原稿ファイル、納品先情報、部数などを指定して、電子入稿サーバ103に対する発注処理を行う。この場合、ユーザは、商品情報を電子入稿サーバ103から印刷注文クライアント102にダウンロードし、その商品情報を参照して発注処理を行うことができる。
また、オペレータは、商品(受注側が用意する定型の印刷物)を登録する場合、商品登録クライアント104により、Webブラウザを介して電子入稿サーバ103にアクセスし、商品名などの商品情報、印刷体裁・製本体裁、原稿ファイルなどを指定して、電子入稿サーバ103に対する商品登録処理を行う。なお、商品としては、印刷体裁、製本体裁だけが規定され、原稿ファイルはユーザが自由に指定できる商品と、印刷体裁、製本体裁、原稿ファイルの全てが規定されている商品との2種類がある。
印刷注文クライアント102、又は商品登録クライアント104により指定された商品情報、印刷体裁・製本体裁、原稿ファイルなどは、電子入稿サーバ103にアップロードされ、電子入稿サーバ103で保存される。ただし、商品登録クライアント104により
商品情報、印刷体裁・製本体裁、原稿ファイルなどが指定された場合、印刷注文を発注するユーザが注文時に参照可能とすべき商品情報のみを電子入稿サーバ103にアップロードし、印刷体裁・製本体裁、原稿ファイルなどは、別途設置した商品データ保存サーバ(図示省略)に送信して管理させてもよい。
オペレータは、受注処理、編集、印刷、配送処理などを行う場合、オペレータ用クライアント105により、Webブラウザを介して電子入稿サーバ103にアクセスし、電子入稿サーバ103から注文情報や原稿ファイルをダウンロードして、受注処理、編集、印刷、配送処理に係る作業を行う。なお、商品登録クライアント104とオペレータ用クライアント105は、1つのコンピュータで実現することも可能である。
図2は、本電子入稿システムのモジュール構成を示すブロック図である。
印刷注文クライアント102は、Webブラウザ102aを有している。電子入稿サーバ103は、発注側I/F部103a、注文情報管理部103b、受注側I/F部103c、商品情報管理部103dを有している。オペレータ用クライアント105は、Webブラウザ105a、注文管理アプリケーション105bを有している。また、商品登録クライアント104は、商品登録部104a、商品データ管理部104bを有している。
電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aは、印刷発注クライアント102とのインターフェース部であり、Webサーバとして機能し、HTTP(Hyper Text Transfer Protokol)、HTTPS(Hyper Text Transfer Protokol Securer sockets layer)などによる要求を受付可能である。注文情報管理部103bは、注文情報と入稿された原稿ファイルを組にして保存・管理する。また、印刷注文クライアント102を使用するユーザやオペレータ用クライアント105を使用するオペレータを管理し、印刷注文情報の処理ステータスや課金情報なども管理する。
受注側I/F部103cは、集中印刷室(CRD)やPODセンター、プリントショップなどと呼ばれる印刷注文を受注する側のコンピュータとのインターフェース部であり、発注側I/F部103aと同様にWebサーバとして機能し、HTTP、HTTPSなどによる要求を受付可能である。
オペレータ用クライアント105の注文管理アプリケーション105bは、電子入稿サーバ103から取得した注文情報や原稿ファイルを表示すると共に、注文データ保管部105cに保存するアプリケーションである。
商品登録クライアント104の商品登録部104aは、商品情報を登録するための商品登録アプリケーションを有する。この商品登録アプリケーションは、この登録処理に際して商品情報、印刷体裁、原稿ファイルなどを指定するためのUI(ユーザインターフェース)を有し、ユーザにより指定されたこれらのデータを、商品データ管理部104bにより、商品データ保管部104cに保管・登録する機能を有している。また、商品登録アプリケーションは、商品情報を電子入稿サーバ103に転送して登録させる機能も有している。
次に、印刷発注から受注までの処理の流れを説明する。なお、後述する図3〜図6、図図16〜図19、図23〜図29に示したUI画面は、ユーザが原稿ファイルの指定等を行う場合に入力データの項目や入力データ等を案内する機能を有している。
印刷注文クライアント102のWebブラウザ102aを介して電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aにアクセスすると、まず、「出力・製本」メニュー、「登録商品注文」メニューの何れかを選択するためのUI画面(図示省略)が印刷注文クライアント102の表示部に表示される。このUI画面上で「出力・製本」メニューを選択すると、「出力・製本」メニューに係る注文メニュー選択フォーム(UI画面:図示省略)が電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aから印刷注文クライアント102に返信され、印刷注文クライアント102の表示部に表示される。なお、この注文メニュー選択フォームでは、後述する図3、図4の上部に示したような「仕上がり選択」、「入稿設定」、「印刷体裁の設定」、「納品情報の設定」、「依頼元の設定」、「オーダーの確認」の各メニュー(サブメニュー)を選択することができる。
この注文メニュー選択フォームに係るUI画面上で「入稿」メニューを選択すると、図3に示したような原稿ファイルを入稿するためのUI画面が同様に印刷注文クライアント102に返信されて表示される。なお、各注文メニューの項目は、何れのメニューが選択された場合でも、常時表示されている。原稿ファイル入稿用のUI画面上で原稿ファイル、ページ数等を指定してアップロード(入稿)を指示すると、それら原稿ファイル、ページ数等が電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aにアップロードされる。このページ数は、印刷料金の見積りや、デバイスでの印刷などの処理における予想処理時間の計算などに使用される。また、1件の注文で、複数の印刷、商品を発注できる仕組みとなっており、それぞれの印刷物、商品に対して、印刷体裁、製本体裁、納品先、部数、原稿ファイルなどを指定する。この1件の注文で発注される複数の印刷物、商品のそれぞれをサブオーダと呼ぶ。
図3の「入稿設定」に係るUI画面上で「次」ボタンをクリックして「印刷体裁の設定」メニューに進むと、図4に示したような印刷体裁を設定するためのUI画面が表示される。この「印刷体裁の設定」に係るUI画面では、A4等の仕上がりサイズ、原稿の調整(仕上がりサイズに応じた原稿の拡大/縮小)、くるみ製本等の製本の種類、綴じ方向、片面印刷/両面印刷、モノクロ印刷/カラー印刷、白黒標準紙等の用紙タイプ、表紙印刷の実行/非実行等を設定することができる。
なお、図示省略したが、「納品情報の設定」メニューでは、注文件名、納品先情報、部数などを設定することができ、「依頼元の設定」メニューでは、依頼者(発注者)の名称、メールアドレス、電話番号等を設定することができる。これら「出力・製本」メニューで設定されたオーダー情報は、図示省略した「オーダー情報の確認」メニューに係るUI画面上で「オーダー」ボタンをクリックすることにより、電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aに送信(発注)される。
発注側I/F部103aは、印刷注文クライアント102から送信されたオーダー情報(UI画面での各設定値)を解析して、所定のフォーマットで注文データを作成し、その注文データを原稿ファイル、ページ数と共に注文情報管理部103bに転送する。注文情報管理部103bは、オーダー情報を原稿ファイルと共にハードディスク等の所定の記憶媒体に追加・保存して管理すると共に、受注側I/F部103cを介して注文管理アプリケーション105bに新規発注があった旨を通知する。
この際、注文情報管理部103bは、新規に発注された注文の注文IDのリストを注文管理アプリケーション105bに送信する。ただし、注文管理アプリケーション105b側から、TCP/IPやHTTP,HTTPSなどの通信プロトコルを使用し、定期的に、受注側I/F部103cに新規発注の有無を問合せるように構成してもよい。或いは、電子入稿サーバ103が新規発注を受けた際に、新規発注を通知するためのEメールを注文情報管理部103bからオペレータ用クライアント105のオペレータ宛に送信し、そのEメールを受け取ったオペレータが、オペレータ用クライアント105のWebブラウザ105aを起動して、受注側I/F部103cにアクセスすることにより、オーダー情報の参照や原稿ファイルのダウンロードを可能とする構成であってもよい。
注文管理アプリケーション105bは、新規発注があった旨の通知を受けると、その新規発注に係るオーダー情報、原稿ファイルを電子入稿サーバ103からダウンロードし、注文データ保管部105cに保存する。この注文データ保管部105cとしては、オペレータ用クライアント105上のローカルハードディスク、ファイルサーバ(図示省略)上の共有ディレクトリ/フォルダ、文書管理システム(図示省略)などを使用することができる。
なお、注文管理アプリケーション105bは、新規発注がなされる毎に電子入稿サーバ103から送信されてくる注文IDのリストを蓄積しており、その注文IDのリストを表示することができる(図5参照)。そして、その注文IDリストから注文IDが選択されると、選択された注文IDに係る詳細情報(印刷体裁、製本体裁、原稿ファイル、納品先情報、部数など)を表示する(図5参照)。また、注文管理アプリケーション105bは、表示された原稿ファイルをオペレータの指示に基づいてオープンし、編集、印刷などの処理に供することができる。
図5は、注文管理アプリケーション105bのUI画面例である。図5では、注文リスト部に注文の一覧と、その注文に属するサブオーダを階層構造で表示している。注文リスト部に表示された注文を選択すると、選択に係る注文の詳細な情報(注文者情報など)が詳細情報表示部に表示され、サブオーダを選択すると、各印刷物、商品に関する印刷体裁、製本体裁、原稿ファイルの一覧、部数などが表示される。
次に、商品の登録及び注文処理の流れについて説明する。
商品登録クライアント104上の商品登録部104aの商品登録アプリケーションは、商品情報(商品名、単価など)、印刷体裁、製本体裁、原稿ファイルをユーザに指定させて登録するためのUI画面を表示する機能を有している。このUI画面から商品情報等が指定されると、商品登録アプリケーションは、商品IDを発行し、この商品ID、及び指定情報を商品データ管理部104bにより商品データ保管部104cにファイル形式で登録・保存させる。この際、商品データ管理部104bは、商品IDをキーにして商品情報、印刷体裁、製本体裁、原稿ファイルを検索して取得することができるように保存する。
商品データ保管部104cとしては、ファイルサーバ上の共有ディレクトリ/フォルダや文書管理システムなどを使用できる。さらに、商品登録アプリケーションは、受注側I/F部103cを介して、商品情報等の指定情報と商品IDを電子入稿サーバ103に送信する。電子入稿サーバ103は、送信された商品情報等の指定情報、商品IDを商品情報管理部103dで保存・登録する。
印刷注文クライアント102上のWebブラウザ102aにより、前述の「登録商品注文」メニュー(登録されている商品を注文するメニュー)を選択すると、電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aは、注文情報管理部103bを介して商品情報管理部103dから商品情報と商品IDのリストを取得して商品注文フォーム(UI画面)を作成し、印刷注文クライアント102に返送する。ユーザが印刷注文クライアント102に表示されたUI画面上で注文する商品を選択し、注文件名、納品先情報、部数などを入力して送信操作を行うと、それら情報が電子入稿サーバ103の発注側I/F部103aに送信される。発注側I/F部103aは、印刷注文クライアント102から送信された商品オーダー情報(UI画面での各設定値)を解析して、所定のフォーマットで注文データを作成し、その注文データを注文情報管理部103bに転送する。
注文情報管理部103bは、商品オーダー情報を原稿ファイルと共にハードディスク等の所定の記憶媒体に追加・保存して管理すると共に、受注側I/F部103cを介して、新規発注があった旨をオペレータ用クライアント105の注文管理アプリケーション105bに通知する。
注文管理アプリケーション105bは、新規発注の通知を受けると、商品オーダー情報(商品IDを含む)を受注側I/F部103cを介して取得して解析する。その注文内容が、商品注文である場合には、注文管理アプリケーション105bは、注文された商品の商品IDに対応する商品の印刷体裁データ、原稿ファイルなどを商品登録クライアント104の商品データ管理部104bを介して取得し、オペレータ用クライアント105のUI画面上に表示する。
図6は、商品登録アプリケーションのUI画面例である。このUI画面例では、商品を「ドキュメント」と表現しており、階層構造を持つカテゴリという概念で商品を分類している。1つのカテゴリには、複数のカテゴリと複数の商品を格納でき、商品登録アプリケーションのUI画面上でカテゴリを作成、削除することができる。このカテゴリとその階層構造は、注文を行うユーザが、印刷注文クライアント102のUI画面上で前述の「登録商品注文」メニューを選択した際にも表示される。このカテゴリの階層を辿ることにより、多数の商品の中から、希望の商品を迅速に見つけることができるようにしている。
図7は、商品登録アプリケーションにより作成、登録・管理される商品データを格納するためのデータファイルのフォーマットを示しており、図7(a)は、商品登録データのフォーマットを示し、図7(b)は、カテゴリ構造管理データのフォーマットを示している。商品登録データファイルは、CSV(Comma Separated Value format)形式とし各行が1つの商品、もしくはカテゴリを表している。
商品登録データファイルは、商品登録アプリケーションにより作成された後、商品データ管理部104bにより、商品データ保管部104cに保管される。また、商品登録データファイルは、ユーザが商品登録アプリケーションにより電子入稿サーバ103への登録を指示した場合に、ネットワーク101を介して、受注側I/F部103cへ送信される。この場合、受注側I/F部103cは、受信した商品登録データファイルを解析し、カテゴリ構造、商品情報を復元し、注文情報管理部103bを介して商品情報管理部103dに登録する。
本実施形態では、ネットワーク101のトラフィックを軽減するため、商品データだけを電子入稿サーバ103に送信するようにしている。ただし、印刷体裁情報、原稿ファイルなどを電子入稿サーバ103に送信するように構成してもよい。また、商品登録データファイルのフォーマットは、CSVではなくXML(eXtensible Markup Language)形式など別のフォーマットや形式のものを使用しても構わない。
本実施形態では、印刷注文データ、及び商品注文データについては、XML形式で記述している。図8、図9、図35、図36は、注文データのフォーマットを規定したDTD(Document Type Definition)の一部を示す図である。
図8の2行目〜3行目の要素を規定する<!ELEMENTに示したように、注文データは、注文情報(OrderIofo)(822)、注文者情報(Orderer)(832)、課金情報(OrderCharge)(913)、配送先情報(Delivery)(926)などや、1つ以上のSubOrderエレメント(935)を持ち、このSubOrderエレメント以下に、商品や、印刷物に関する詳細な情報が記載される。SubOrderエレメントには、原稿ファイル情報(PrintData)(2313)、料金(Charge)(914)、コスト(Cost)(932)などに関する情報と、印刷体裁、製本体裁などを記載するためのProduct(2337)エレメントを持つ。また、部数(copy属性)(941)を持つ。
Productエレメントは、本文(Body)(2340)、表紙・裏表紙(Cover)(2411)、製本体裁(PostPrint)(2415)エレメントを持ち、それぞれに、どの原稿ファイルの何ページ目を使用するか、また、それらの印刷順序を示した印刷ファイル情報(RelatedPrintData)(2405)や、印刷体裁情報(Category−Enum)(2326、2330)を記載する。
印刷体裁情報は、Categoryエレメントのtype属性(2328)が印刷体裁・製本体裁項目を表し、そのCategoryエレメント下にあるEnumエレメントのtype属性(2332)が該当印刷体裁・製本体裁の設定項目の設定値を表す。印刷体裁、製本体裁の設定項目としては、仕上りサイズ、原稿の調整、出力用紙の向き、製本の種類、とじ方向、片面印刷/両面印刷、カラーモード、用紙タイプ、パンチ穴、折り、断裁などがある。
表紙・裏表紙(Cover)における印刷体裁情報のCategoryエレメントのtype属性が”frontCoverType”であるものが表紙(表表紙)の印刷設定を示し、”backCoverType”であるものが裏表紙の印刷設定を示し、該当するCategoryエレメント下のEnumエレメントのtype属性が”1sidePrint”であれば「片面印刷」、”2sidePrint”であれば「両面印刷」、”nonPrint”であれば「印刷なし」を示す。該当するCategoryエレメントが存在しない場合には、「表紙なし」や「裏表紙なし」を表す。
図10〜図13は、前述の「出力・製本」メニューに係るUI画面から注文を行った場合に、受注側I/F部103cから注文管理アプリケーション105bに送信される印刷注文データ(XMLデータ)の一部を示す図である。
「出力・製本」メニューに係るUI画面から印刷注文を行う場合には、印刷体裁・製本体裁を指定し、さらに原稿ファイルのアップロードを行って注文処理が行われ、これらの情報が図8、図9、図35、図36のDTDに従って注文データとして記載される。
図14、図15は、前述の「登録商品注文」メニューにより注文を行った場合に、受注側I/F部103cから注文管理アプリケーション105−2に送信される商品注文データ(XMLデータ)の一部を示す図である。
SubOrderエレメントのRelatedInfoエレメントのうち、key属性が”flowNo”であるエレメントの“data”属性の値により、商品注文、印刷注文の何れであるかを判別できるようにしている。SubOrderエレメントのRelatedInfoエレメントのうち、key属性が”manualId”であるエレメントの“data”属性に、注文された商品の商品IDを記載する。
各商品の印刷体裁や、原稿ファイルなどは、商品データ保存部104Cに保存されており、電子入稿サーバ103には送信されないため、図14、図15の商品注文データには、印刷体裁や、原稿ファイルなどに関する情報は記載されていない。このため、注文管理アプリケーション105bでは、商品注文データを解析して商品IDを取得し、商品データ管理部104Cを介して対応する印刷体裁や、原稿ファイルなどに関する情報を取得する。商品データとして取得される印刷体裁・製本情報も図8、図9、図35、図36のDTDに従ったXMLファイルであり、SubOrderエレメントが1つだけ存在し、それ以下に印刷注文データと同様に印刷体裁・製本体裁が記載されている。
次に、商品登録アプリケーションによる商品登録処理の流れについて詳細に説明する。
商品登録アプリケーションでは、商品登録を行う前に、登録する商品の印刷体裁、製本体裁を設定するための印刷体裁テンプレートを作成する。新規に商品登録を行う際には、予め作成された印刷体裁テンプレートを使用するか、その場でテンプレートを作成して使用する。
図16は、商品登録アプリケーションの印刷体裁テンプレート管理ダイアログ画面を示している。表示領域1001には、登録済みの印刷体裁テンプレートの一覧が表示されており、表示項目としてテンプレート名と、本文、表紙/本文/裏表紙等の当該テンプレートを使用する際に必要となる原稿ファイルの用途1005が表示されている。
この一覧表示された登録済みの印刷体裁テンプレートの中から所望の印刷体裁テンプレートを選択すると、そのテンプレートの詳細な設定内容が表示領域1002に表示される。印刷体裁テンプレートの情報は、後述する印刷体裁テンプレートファイル、印刷体裁テンプレート管理ファイルとして商品データ保管部104cに保管されており、商品登録アプリケーションは、この印刷体裁テンプレート管理ファイルを商品データ保管部104cから取得することにより、印刷体裁テンプレート情報を表示する。
「新規作成」ボタン1003を押下することにより、図17〜図19の印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面が表示され、この印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面上でテンプレートを作成することができる。
用途1005として表示される情報は、各印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に必要となる原稿ファイルの用途の組合せである。例えば[表紙/裏表紙/本文]と表示されている場合には、その印刷体裁テンプレートを使用した場合、表紙と裏表紙として使用する原稿ファイルと、本文として使用する原稿ファイルが必要であることを示す。
本実施形態では、用途毎に、登録可能な原稿ファイルの数が決められている。この用途の種類と各用途として登録可能な原稿ファイルの数を図20に示す。図20に示したように、用途が「本文」である原稿ファイルを登録する場合には複数個登録できるが、それ以外の用途として使用する原稿ファイルは、それぞれ1つしか登録できないように決められている。
図17は、印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の基本設定に係る画面を示している。基本設定では、仕上がりサイズ、原稿の調整(仕上がりサイズに合わせて拡大/縮小するかどうかを設定)、出力用紙の向き、製本の種類(中とじ製本、くるみ製本、ステイプルなどから選択)、とじ方向(左/右/上/その他)、印刷(本文の印刷を片面/両面のどちらで行うかを選択)、カラー/モノクロモード、白黒標準紙等の用紙タイプを設定する。
図18は、印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の表紙設定に係る画面を示している。表紙設定では、原稿ファイルの使用方法として、「表紙、本文、裏表紙で別々の原稿ファイルを使用する」、「全体で1つの原稿ファイルを使用する」、「表紙/裏表紙用の原稿ファイルと本文用の原稿ファイルを使用する」のうちから1つを選択する。さらに、表紙を付けるか否かを選択し、表紙を付ける場合には、表紙への印刷を片面、両面の何れで行うか、印刷を行わないかを選択する。裏表紙についても、表紙と同様の選択を行う。また、表紙、裏表紙で共通の設定として、カラー/モノクロモード、用紙タイプを設定する。
図19は、印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の加工設定に係る画面を示している。加工設定では、パンチ穴(2穴、30穴などから選択)、折り(2つ折/3つ折り/Z折り/その他/なし)、断裁(1ヶ所/3ヶ所/しない)について設定する。
なお、印刷体裁テンプレート作成ダイアログで常に表示されている最上部の「テンプレート名」のエディットボックス(図17〜図19参照)には、テンプレート名を入力する。また、印刷体裁テンプレート作成ダイアログの各設定タブの画面において、設定を行い「OK」ボタンを押下することにより、これら設定内容に係る印刷体裁テンプレートが商品データ保管部104cに追加登録される。
商品登録アプリケーションは、図18の表紙設定画面で設定された表紙設定の内容に応じて、この印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に必要な原稿ファイルの用途の組合せを判定する。その判定方法を図21に示す。例えば、図18の表紙設定画面で、ファイルの使用方法として「表紙/裏表紙用のファイルと本文用のファイルを使用する」を設定し、「表紙を付ける:片面」、「裏表紙を付ける:片面」のように設定した場合は、図21の8行目に相当するので、原稿ファイルの用途は、「本文」と「表紙/裏表紙」となる。このように、商品登録アプリケーションは、表紙、裏表紙への印刷設定と、ファイルの使用方法の設定に基づいて、どのような用途で使用される原稿ファイルが必要であるかを決定する。
商品登録アプリケーションは、印刷体裁テンプレートの新規追加が指示されると、新規追加されるテンプレートに対してテンプレートIDを発行する。さらに、商品登録アプリケーションは、図8、図9、図35、図36に示した注文情報データのDTDに従ったXMLファイルを作成し、印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面で指定された印刷体裁、製本体裁をこのXMLファイルに設定し、商品データ管理部104bを介して印刷体裁テンプレートファイルとして商品データ保管部104cに保管させる。また、商品登録アプリケーションは、印刷体裁テンプレートの情報を管理する印刷体裁テンプレート管理ファイルに、新規作成に係るテンプレート情報を追加し、この印刷体裁テンプレート管理ファイルも印刷体裁テンプレートファイルと同様に、商品データ保管部104cに保管させる。
図22は、印刷体裁テンプレート管理ファイルのフォーマットを示している。この印刷体裁テンプレート管理ファイルには、印刷体裁テンプレート毎に、「テンプレートID」、「テンプレート名」、「用途組合せID」が記載される。「用途組合せID」は、本文、表紙、表紙と本文などの原稿ファイルの用途毎にビットを割り当てた16進8桁の数値の和で、原稿ファイルの用途の組合せの種類を表現している。この「用途組合せID」は、新規の商品を登録する際に、選択された印刷体裁テンプレートで、どのような用途の原稿ファイルが必要であるかを判定するために使用される。
図23〜図27は、商品登録アプリケーションにおける新規商品登録ウィザードの画面を示す図である。この新規商品登録ウィザードは、商品登録アプリケーションにおいて、新規商品の登録を指定することで起動する。すなわち、図6の商品登録アプリケーションのUI画面において、「ドキュメントの登録」ボタンを押下することにより、新規商品登録ウィザードを起動する。
新規商品登録ウィザードでは、まず、商品情報入力画面(図23)において、商品情報を入力する。この商品情報入力画面では、商品名称1701、商品コード1702、単価1703、ページ数1704、コメント1705などを、商品情報として入力する。「次へ」ボタン1706を押下することにより、次のウィザード画面である印刷体裁テンプレート選択画面へ遷移する。
図24は、新規商品登録ウィザードの印刷体裁テンプレート選択画面を示す図である。表示領域1801には、登録済みの印刷体裁テンプレートの一覧が表示されており、その表示項目としてテンプレート名1803と、原稿ファイルの用途1804が表示されている。この印刷体裁テンプレート選択画面上で所望の印刷体裁テンプレートを選択すると、そのテンプレートの詳細な設定内容が領域1802に表示される。なお、印刷体裁テンプレート選択画面の新規作成ボタン1805を押下することにより、図17〜図19の印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面が起動され、商品登録時に新規に印刷体裁テンプレートを作成することも可能である。
図24の画面において、印刷体裁テンプレートの一覧表示から使用する印刷体裁テンプレートを選択し、「次へ」ボタン1806を押下することにより、次のウィザード画面である原稿ファイル選択画面へ遷移する。
図25は、新規商品登録ウィザードの表紙用の原稿ファイルを指定する画面を示し、図26は、本文用の原稿ファイルを指定する画面を示している。この原稿ファイル指定画面の表示内容は、印刷体裁テンプレート選択画面(図24)で選択した印刷体裁テンプレートを適用する原稿ファイルの用途により動的に切り換えられる。
すなわち、商品登録アプリケーションは、原稿ファイルをその用途に応じて間違いなく指定させるため、図24、図25のように、原稿ファイルの用途ごとに個別に原稿ファイル指定画面を表示する。また、選択した印刷体裁テンプレートの内容(表紙や裏表紙の有無、それら表紙や裏表紙に対する片面印刷/両面印刷、くるみ製本など)に応じて、用途別の原稿ファイル指定画面の表示順序を切り換えることにより、用途毎の原稿ファイルの指定順序(すなわち印刷順序)を規定する。
これらの原稿ファイル指定画面では、指定すべき原稿ファイルの用途をガイダンス部分表示する。すなわち、表紙用の印刷ファイルの指定画面(図25)では、ガイダンス部1901に「表紙に使用するファイルを指定してください。」と表示しており、本文用の印刷ファイルの指定画面(図26)では、ガイダンス部2001に「本文に使用するファイルを指定してください。」と表示している。なお、図示省略したが、例えば、表紙と裏表紙に使用する原稿ファイルを指定する必要がある場合には、原稿ファイル指定画面のガイダンス部に「表紙/裏表紙に使用するファイルを指定してください。」と表示することになる。
図25、図26の原稿ファイル追加ボタン(図では「Windows(登録商標)フォルダを参照」)1903、2003を押下してファイルを選択することで、商品に使用する原稿ファイルを追加することができる。追加された原稿ファイルは、ファイル一覧部1902、2002に表示される。ただし、図20に示したように、本文以外の用途では、複数の原稿ファイルを指定することが禁止されているので、本文以外の用途に使用する原稿ファイルの指定画面では、原稿ファイルが1つ指定されると、原稿ファイル追加ボタンの操作が不可となり、原稿ファイルの指定ミスを未然に防止することができる。
また、図26の本文に使用する原稿ファイルの指定画面において、本文用の原稿ファイルを複数指定した場合には、ファイル一覧部2002でファイルを選択し、ファイル順変更ボタン2005を押下することにより、簡単に本文用の原稿ファイルの印刷順序を変更することができる。
原稿ファイル指定画面において、原稿ファイルが1つ以上指定され、「次へ」ボタン1904、2004が押下されると、次のウィザード画面へ遷移する。このとき、選択された印刷体裁テンプレートで必要な用途の原稿ファイルが全て指定されていなければ、その用途の原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面へ遷移するので、原稿ファイルの指定漏れを防止することができる。全ての用途の原稿ファイルが指定された場合には、最後の登録確認画面へ遷移する。
図27は、新規商品登録ウィザードの登録確認画面を示す図である。ドキュメントの設定の確認欄2101には、これまでの新規商品登録ウィザード画面で指定された商品情報、印刷体裁テンプレート、原稿ファイルの情報が表示される。担当者への連絡事項の欄2102には、作業担当者への連絡事項を入力することができる。この連絡事項は商品の注文画面には表示させない情報であり、この商品の印刷を受注した際に注意すべき点などについて、オペレータへ知らせるための情報を入力する。
登録内容を確認し、「登録」ボタン2103を押下すると、商品情報データが確定し、新規商品が商品登録アプリケーションにより登録される。この場合、商品登録アプリケーションは、商品IDを発行し、商品情報データに新規商品の情報を追加し、商品データ保管部104cに保管する。また、商品データ管理ファイルを作成し、選択された印刷体裁テンプレート、指定された原稿ファイルと共に、商品データ保管部104cに保管する。商品データ管理ファイルには、印刷体裁テンプレート名、及び各原稿ファイルについて、ファイル名、用途、印刷順序を格納する。
商品登録クライアント104を操作するオペレータは、商品登録アプリケーションを用いて、適当な時期に商品情報データを電子入稿サーバ103へアップロードする。このアップロード処理は、図6に示した商品登録アプリケーションのUI画面上の「サーバへアップロード」ボタンを押下することにより実行される。この場合、商品登録アプリケーションは、ネットワーク101を介して受注側I/F部103cへ商品データファイルを転送する。
注文管理アプリケーション105bは、商品注文を受注したことを検知すると、商品注文データを解析し、注文された商品の商品IDを取得する。続いて、注文管理アプリケーション105bは、商品データ管理部104bを介して、商品IDに対応する商品の商品データ管理ファイル、印刷体裁テンプレート、原稿ファイルを商品データ保管部104cから取得し、これらを解析してUI画面上に表示する。
この際、注文管理アプリケーション105bは、商品データ管理ファイルと、印刷体裁テンプレートの情報に基づいて、「表紙、裏表紙が付けられているか」、「表紙、裏表紙として印刷すべき原稿ファイルと、そのページ番号」、「本文として印刷すべき原稿ファイルと、そのページ番号と、原稿ファイルの印刷順序」を解析する。これらの情報は、印刷体裁テンプレートを作成した際に指定された情報と、商品登録時に指定された情報から導くことができる。注文管理アプリケーション105bは、これらの情報に基づいて、表紙、本文、裏表紙毎に、印刷体裁と原稿ファイルのリストをUI画面上に表示する。
図28、図29に注文管理アプリケーション105bのUI画面を示す。図28、図29のUI画面では、印刷体裁・製本体裁として、「表紙:両面」、「裏表紙:印刷しない」、「本文:両面」、「原稿ファイルの使用方法:全体で1つのファイルを使用する」を指定した印刷体裁テンプレートを使用して、20ページの1つの原稿ファイルを登録した商品の注文を受注した場合の商品データを表示したUI画面を示している。
画面中央部にある表紙タブ、本文タブ、又は裏表紙タブを選択することにより、表紙、本文、又は裏表紙に係る印刷体裁、原稿ファイルの情報を切換えて表示することができる。また、それぞれの用途で使用する原稿ファイルのリストや印刷(使用)ページについても表示することにより、表紙として使用すべきページ、本文として使用すべきページなどを明確に把握できるようにしている。表紙、本文、裏表紙で共通の設定である製本体裁、印刷部数などについては、それぞれのタブで常に表示するようにしている([仕上げ情報の部分)。
ここまでは、商品登録における印刷体裁・製本体裁の設定方法、原稿ファイルの使用方法、原稿ファイルの指定方法について説明したが、これらの指定方法は、一般の出力・印刷・製本注文においても同様の指定方法を応用することができる。
[第2の実施形態]
次に、第1の実施形態の電子入稿システムを機能拡張した第2の実施形態を説明する。
図17〜図19に示した印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面で指定された設定と、図21に示した当該印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に指定しなければならない原稿ファイルの用途の組合せの関連を拡張した図を、図30〜図32に示す。
第2の実施形態に係る商品登録アプリケーションは、印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の表紙設定画面で設定された表紙設定の内容に応じて、この印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に必要な原稿ファイルの用途に加えて、原稿ファイルの各ページをどの用途として使用するかについても判定する。図30〜図32は、その判定方法を示している。なお、図30は、表紙、本文、裏表紙で別々の原稿ファイルを使用する場合の判定方法を示し、図31は、表紙、本文、裏表紙の全体で1つの原稿ファイルを使用する場合の判定方法を示し、図32は、表紙/裏表紙用の原稿ファイルと本文用の原稿ファイルを使用する場合の判定方法を示している。
例えば、表紙設定画面で、ファイルの使用方法:「表紙/裏表紙用のファイルと本文用のファイルを使用する」、表紙を付ける:「両面」、裏表紙を付ける:「片面」のように設定した場合、図32の12行目に該当し、原稿ファイルの用途とページ数は、「表紙2ページ/裏表紙1ページ」と、「本文」となる。すなわち、表紙は両面印刷であるため、表紙として使用するページ数は「2」となり、裏表紙は片面印刷であるため1ページを使用する。これに加えて、ファイルの使用方法として「表紙/裏表紙用のファイルと本文用のファイルを使用する」が選択されていることから、「表紙と裏表紙」に使用する原稿ファイルは、全体で3ページ必要であり、そのような原稿ファイルの中から1〜2ページ目が表紙、3ページ目が裏表紙であるような原稿ファイルを指定する必要があることが判定できる。
また、表紙設定画面で、ファイルの使用方法:「全体で1つのファイルを使用する」、表紙を付ける:「両面」、裏表紙を付ける:「印刷しない」のように設定した場合、図31の10行目に該当し、原稿ファイルの用途とページ数は、「表紙2ページ/本文」となる。この場合、「表紙と本文」に使用する原稿ファイルは、全体で3ページ以上必要であり、そのような原稿ファイルの中から1〜2ページ目が表紙、3ページ目以降が本文であるような原稿ファイルを指定する必要があることが判定できる。
商品登録アプリケーションは、上記のように、表紙、裏表紙への印刷設定と原稿ファイルの使用方法の設定に基づいて、指定すべき原稿ファイルのタイプを判定している。
商品登録アプリケーションは、さらに、この判定結果に基づいて、新規商品登録ウィザードの原稿ファイル指定画面において、さらに詳しいガイダンスを表示する。図33、図34は、原稿ファイル指定画面において表示されるガイダンスと、原稿ファイルの用途および使用ページ数の関連、及び、原稿ファイルに必要なページ数について示す図である。
例えば、原稿ファイルの用途とページ数が「表紙2ページ/本文/裏表紙1ページ」である場合には、その原稿ファイルを指定する原稿ファイル指定画面のガイダンスには、「1〜2ページ目を表紙、3ページ目〜最後から2ページ目を本文、最後から1ページ目を裏表紙に使用するファイルを指定してください。」のようにガイダンス表示されるので、指定すべき原稿ファイルの形態を容易に認識することが可能となる。
商品登録アプリケーションは、さらに、原稿ファイル指定画面において、原稿ファイルが指定されて、「次へ」ボタンが押下されたときに、原稿ファイルに含まれるページ数を調査し、図33、図34に示すページ数の条件を満たしているか否かを検査する。原稿ファイルに含まれるページ数を調査する方法としては、Microsoft社の Word(登録商標)などで作成された原稿ファイルであれば、OLE(Object Linking and Embedding)を使用してページ数を取得できる。また、PDF(Portable Document Format file)などのファイルをパースすることにより、ページ数を取得することができる場合もある。もし、ページ数の条件を満たしていない場合には、商品登録アプリケーションは、警告を表示して原稿ファイル指定画面に自動的に戻ることにより、原稿ファイルの再指定を促し、原稿ファイルを正しく指定するように仕向ける。
第2の実施形態では、これらの機能により、第1の実施形態よりも一層、印刷体裁、製本体裁と原稿ファイルとの整合性を高めることができ、受注後の編集、印刷、製本作業を円滑に進めることができるようになる。
以上説明したように、印刷体裁・製本体裁と原稿ファイルの使用方法を指定し、こられの情報に基づいて原稿ファイルを表紙、本文、裏表紙などの順に個別に指定するようにすることにより、印刷体裁・製本体裁と整合のとれた原稿ファイルを指定させることができ、受注後の編集、印刷、製本作業を円滑に進められるようになる。
また、各用途で使用するページを表示して、原稿ファイルを指定させることにより、どのような原稿ファイルを指定すべきかをユーザに分り易く示すことができる。さらに、各用途の原稿ファイルが持つべきページ数の条件を判定し、指定された原稿ファイルのページ数と比較し、条件を満たさない場合には、警告を表示することにより、さらに整合性を高めることができる。
なお、本発明の目的は、上記実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明した処理に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施の形態に係る電子入稿システムの概略構成を示すシステム構成図である。 上記電子入稿システムのモジュール構成を示すブロック図である。 原稿ファイルを入稿するためのUI画面例を示す図である。 印刷体裁を設定するためのUI画面例を示す図である。 注文管理アプリケーションのUI画面例を示す図である。 商品登録アプリケーションのUI画面例を示す図である。 商品データのフォーマットを示す図である。 注文データのフォーマット(XML、DTD)を示す図である。 注文データのフォーマット(XML、DTD)を示す図である(図8の続き)。 印刷注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である。 印刷注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である(図10の続き)。 印刷注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である(図11の続き)。 印刷注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である(図12の続き)。 商品注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である。 商品注文時の注文データ例(XMLのデータの一部)を示す図である(図14の続き)。 印刷体裁テンプレート管理ダイアログ画面を示す図である。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の基本設定に係る画面を示す図である。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の表紙設定に係る画面を示す図である。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面の加工設定に係る画面を示す図である。 商品で使用する原稿ファイルの用途の種類と各用途として登録可能な原稿ファイル数の関係を示す図である。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログ画面で指定された設定と、その印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に指定すべき原稿ファイルの用途の組合せの関係を示す図である(第1の実施形態)。 印刷体裁テンプレートを管理するための印刷体裁テンプレート管理ファイルのフォーマットを示す図である。 新規商品登録ウィザードの商品情報入力画面を示す図である。 新規商品登録ウィザードの印刷体裁テンプレート選択画面を示す図である。 新規商品登録ウィザードの表紙用原稿ファイルの指定画面を示す図である。 新規商品登録ウィザードの本文用原稿ファイルの指定画面を示す図である。 新規商品登録ウィザードの登録確認画面を示す図である。 注文管理アプリケーションのUI画面(本文の印刷体裁、原稿ファイル表示)の例を示す図である。 注文管理アプリケーションのUI画面(表紙の印刷体裁、原稿ファイル表示)の例を示す図である。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログで指定された設定と、その印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に指定すべき原稿ファイルの用途の組合せの関係を示す図である(第2の実施形態:表紙、本文、裏表紙で別々の原稿ファイルを使用する場合)。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログで指定された設定と、その印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に指定すべき原稿ファイルの用途の組合せの関係を示す図である(第2の実施形態:表紙、本文、裏表紙で1つの原稿ファイルを使用する場合)。 印刷体裁テンプレート作成ダイアログで指定された設定と、その印刷体裁テンプレートを使用して商品を登録する際に指定すべき原稿ファイルの用途の組合せの関係を示す図である(第2の実施形態:表紙/裏表紙用の原稿ファイルと、本文用の原稿ファイルを使用する場合)。 新規商品登録ウィザードの原稿ファイル指定画面に表示するガイダンスと、原稿ファイルの用途および使用ページ数との関係、及び原稿ファイルに必要なページ数を示す図である。 新規商品登録ウィザードの原稿ファイル指定画面に表示するガイダンスと、原稿ファイルの用途および使用ページ数との関係、及び原稿ファイルに必要なページ数を示す図である(図33の続き)。 注文データのフォーマット(XML、DTD)を示す図である(図9の続き)。 注文データのフォーマット(XML、DTD)を示す図である(図35の続き)。
符号の説明
101:ネットワーク、102:印刷注文クライアント、103:電子入稿サーバ、103a:発注側I/F部、103b:注文情報管理部、103c:受注側I/F部、104:商品登録クライアント、104a:商品登録部、104b:商品データ管理部、104c:商品データ保管部、105:オペレータ用クライアント、105b:注文管理アプリケーション、105c:注文情報保管部、106:プリンタ、107:製本機

Claims (7)

  1. ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムにおいて、
    前記クライアントコンピュータは、
    前記印刷物の表紙の有無及び表紙の印刷体裁に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御手段と、
    前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御手段と、
    前記指定画面表示制御手段による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルのページ数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限手段と、を有し、
    CPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前記設定画面表示制御手段、前記指定画面表示制御手段、および前記制限手段の各機能を達成することを特徴とする電子入稿システム。
  2. 前記制限手段は、前記使用可能な原稿ファイルのページ数の条件を満たしていない原稿ファイルが指定された場合において原稿ファイルを指定し直させるように表示画面を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子入稿システム。
  3. ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムにおいて、
    前記クライアントコンピュータは、
    前記印刷物の表紙の有無に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御手段と、
    前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御手段と、
    前記指定画面表示制御手段による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルの数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限手段と、を有し、
    CPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前記設定画面表示制御手段、前記指定画面表示制御手段、および前記制限手段の各機能を達成することを特徴とする電子入稿システム。
  4. ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムの制御方法において、
    前記クライアントコンピュータのCPUは、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって、
    前記印刷物の表紙の有無及び表紙の印刷体裁に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御工程と、
    前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御工程と、
    前記指定画面表示制御工程による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルのページ数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限工程と、を実行することを特徴とする電子入稿システムの制御方法。
  5. 前記制限工程は、前記使用可能な原稿ファイルのページ数の条件を満たしていない原稿ファイルが指定された場合において原稿ファイルを指定し直させるように表示画面を制御することを特徴とする請求項4に記載の電子入稿システムの制御方法。
  6. ネットワークを介してクライアントコンピュータから電子入稿サーバに印刷物を登録する電子入稿システムの制御方法において、
    前記クライアントコンピュータのCPUは、記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによって、
    前記印刷物の表紙の有無に係る設定を行うための設定画面を表示部に表示させる設定画面表示制御工程と、
    前記設定画面を介してなされた設定内容に応じて表紙又は本文に係る原稿ファイルを指定するための原稿ファイル指定画面を生成して、前記表示部に表示させる指定画面表示制御工程と、
    前記指定画面表示制御工程による前記原稿ファイル指定画面上での原稿ファイルの指定において、使用可能な原稿ファイルの数の設定を、表紙用、本文用、裏表紙の用途に応じて制限する制限工程と、を実行することを特徴とする電子入稿システムの制御方法。
  7. 請求項4乃至6の何れか1項に記載の電子入稿システムの制御方法を前記クライアントコンピュータに実行させるためのコンピュータで実行可能な制御プログラム。
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