JP2011092532A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基板収容ケースに識別シールLBが取り付けられ、識別シールLBは、整列配置された多数の微細なガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれた保持層7と多数のガラスビーズ5の露出した面の側に印刷された印刷層4と保持層7の側に設けられ多数のガラスビーズ5の露出した面の側から照射される所定波長の照射光を反射する反射層とを有する。印刷層4は当該制御基板ユニットUNを識別するための識別情報を構成し、制御基板AはCPU及びROMを具備し、CPU又はROMの少なくともいずれかは管理情報を有している。そして、識別情報と管理情報とは一義的に対応付けられている。
【選択図】図5
Description
従来の遊技機では、各種の制御基板が夫々所定のケース内に収容され、更にケースが開けられることのないようにカシメ等によって封止されていた。
例えば、上述のカシメ等によって真正のケース(以下、真正ケースという)が開けられることのないように封止する構造とした場合、収容されている真正の制御基板に対して不正改造等を行おうとすると、カシメ部分を破壊して真正のケースを開放することとなり、一般には不正行為が見破られることとなる。しかし、巧妙な不正行為者によると、予め真正ケースと同形状の不正のケース(以下、不正ケースという)を偽造して準備しておき、真正ケースを破壊して取り出した真正の制御基板に対して不正改造等を施した上で、不正ケース内に収容してカシメ等によって封止するという極めて悪質な手段が講じられている。つまり、不正ケースと真正ケースとが同一の形状・大きさであるため、不正ケース内に不正改造等が施された制御基板が収容されると、真正のものと区別できなくなり、不正行為の形跡を発見することが極めて困難となっていた。
第2の発明は、前記識別シールLBは前記基板収容ケースの外側面に、前記印刷層4を外に向けて取り付けられていること、を特徴とする。
第3の発明は、前記基板収容ケースは透明材料で形成され、前記識別シールLBは、前記印刷層4を当該基板収容ケースの外に向けて、当該基板収容ケースの内部に取り付けられていること、を特徴とする。
第4の発明は、前記識別シールLBAは、前記印刷層4の側の面が透明なシートSTで被覆されていること、を特徴とする。
第5の発明は、前記識別シールLBAは、前記保持層7の側の面が透明なシートSTで被覆されていること、を特徴とする。
第6の発明は、前記シートSTには、破断し易い細い切り込みが形成されていること、
を特徴とする。
実施形態1はパチンコ機に関し、図1はパチンコ機の外観を概略的に示した斜視図、図2はパチンコ機を分解した場合の外観を概略的に示した分解斜視図である。
次に、制御基板ユニットUNの製造方法について説明する。
次に、第1基板ケースBの下面に主制御基板Aを取り付けた状態で、第1基板ケースBを第2基板ケースCに被せるようにして組み付ける。
そして、板部2bの板面に識別シールLBを貼設することで、制御基板ユニットUNを完成させる。
図8(a)は、識別シールLBの縦断面構造を示す断面図である。なお、識別シールLBの構造を理解しやすくするために、簡略化して示したものである。
次に、実施形態2について図8を参照して説明する。本実施形態は、図7に示した構造を有する識別シールLBとは異なる別構造の識別シールLBに関するものである。制御基板ユニットUNは実施形態1と同様であるため説明を省略する。
ここで、図8に示す識別シールLBでは、ガラスビーズ5に照射される照射光が焦点を結ぶ位置に反射層6が形成されている。
次に、実施形態3について図9と図10を参照して説明する。本実施形態は、図7に示した構造を有する識別シールLBとは異なる別構造の識別シールLBに関するものである。制御基板ユニットUNは実施形態1と同様であるため説明を省略する。
次に、実施形態4について図11を参照して説明する。
本実施形態は、実施形態1〜4で説明した識別シールLBの変形例に関するものである。すなわち、図11(a)の斜視図と図11(b)のX−X矢視断面図に示すように、本実施形態は、図7〜図10に示した何れかの識別シールLBを、透明なアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等のいわゆる硬質の透明プラスチック材により成形されている2つのシート面を有する薄い袋状且つシート状のホルダST内に収容して密封し、全体を新たな構造を有する識別シールLBAとしている。そして、その識別シールLBAが、実施形態1〜4で説明した第1,第2基板ケースB,C等の所定部分に取り付けられている。
また、上述したホルダSTや当該シートは、無色透明なプラスチック材でなくとも良く、照射光を透過させる有色透明なプラスチック材で成形しても良い。
(実施形態5)
次に、実施形態5について図12を参照して説明する。本実施形態は、実施形態4で説明した識別シールLBAの変形例に関するものである。
A…制御基板
B…第1基板ケース
C…第2基板ケース
LB、LBA…識別シール
ST…ホルダ
1…パチンコ機
2…第1基板ケース(第1ケース部材)
3…第2基板ケース(第2ケース部材)
4…印刷層
5…ガラスビーズ
6…反射層
7…保持層
Claims (6)
- 制御基板と前記制御基板を収容する基板収容ケースとを有して形成された制御基板ユニットを備えた遊技機であって、
前記制御基板ユニットの前記基板収容ケースに識別シールが取り付けられ、
前記識別シールは、
整列配置された多数の微細なガラスビーズの一部が露出した状態で埋め込まれた保持層と、
前記多数のガラスビーズの露出した面の側に印刷された印刷層と、
前記保持層の側に設けられ、前記多数のガラスビーズの露出した面の側から照射される所定波長の照射光を反射する反射層とを有し、
前記印刷層は当該制御基板ユニットを識別するための識別情報を構成し、
前記制御基板はCPU及びROMを具備し、前記CPU又は前記ROMの少なくともいずれかは管理情報を有し、
前記識別情報と前記管理情報とは一義的に対応付けられていることを特徴とする遊技機。 - 前記識別シールは前記基板収容ケースの外側面に、前記印刷層を外に向けて取り付けられていること、
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記基板収容ケースは透明材料で形成され、
前記識別シールは、前記印刷層を当該基板収容ケースの外に向けて、当該基板収容ケースの内部に取り付けられていること、
を特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記識別シールは、前記印刷層の側の面が透明なシートで被覆されていること、
を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。 - 前記識別シールは、前記保持層の側の面が透明なシートで被覆されていること、
を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の遊技機。 - 前記シートには、破断し易い細い切り込みが形成されていること、
を特徴とする請求項4又は5に記載の遊技機。
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