JP2011092436A - 同期制御装置および遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の組み合わせの構成間における処理の同期性を向上させるとともに、処理内容に応じて同期性を向上させる構成の組み合わせを変更すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る同期制御装置を有する遊技機1は、演出を行う際の各部への処理の指示を行うときに、各構成の処理の同期を一括して行うのではなく、分散して行う。これにより、特定の組み合わせの構成間で直接同期を取ることができるため、特定の構成間における処理の同期性を向上させることができる。また、直接同期を取る構成の組み合わせを、処理内容に対応して定められた優先度に応じて変更することもできる。このように、遊技機1は、各構成の処理を行うときに、演出内容に応じて特定の組み合わせの構成間における処理の同期性を向上させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数デバイス間における同期技術に関する。
一般に遊技機は、映像を表示させるディスプレイ、音声を出力するスピーカの他、LED(Light Emitting Diode)などの発光部、アクチュエータを用いた可動部など様々な構成を有する。これらの構成が互いに同期した処理を行うようにするために、例えば、特許文献1に開示された技術においては、主基板に設けられたCPU(Central Processing Unit)により、各構成を制御するための制御基板を集中管理している。
特開2002−102433号公報
しかしながら、各構成の制御基板において、主基板から各種の制御指示を受けてから、実際に処理が行われるまでの時間は、制御基板により様々である。したがって、主基板からは、各構成が同期した処理になるように制御指示を出したとしても、現実には、処理時間のずれから、想定したタイミングで各構成の処理が行われず、同期性が損なわれることがあった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、特定の組み合わせの構成間における処理の同期性を向上させるとともに、処理内容に応じて同期性を向上させる構成の組み合わせを変更することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明は、第1の装置において実行される処理に応じて当該第1の装置から出力される第1の制御データであって、当該処理に同期して前記第1の装置以外の装置において実行するべき処理内容を示す処理情報と当該処理内容を実行するべき装置を示す装置情報とを有する第1の制御データを取得する取得手段と、前記取得手段によって第1の制御データを取得すると、当該第1の制御データに係る装置情報が自装置を示す場合に、当該第1の制御データに係る処理情報に応じた処理を実行する実行手段と、前記実行手段による前記処理の実行中に、当該処理に同期して他の装置において実行するべき処理内容を決定する決定手段と、他の装置において実行するべき処理内容を示す処理情報と、当該他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを出力する出力手段と、前記出力手段によって出力される第2の制御データの内容を制御する出力制御手段とを具備し、前記出力制御手段は、前記決定手段によって前記処理内容が決定されると、当該処理内容を示す処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを前記出力手段から出力させ、前記取得手段によって自装置以外を示す装置情報を有する第1の制御データが取得されると、当該第1の制御データに係る処理情報および装置情報を有する第2の制御データを前記出力手段から出力させ、前記決定手段によって前記処理内容が決定されるとともに、前記取得手段によって自装置以外を示す装置情報を有する第1の制御データが取得された場合には、当該処理内容を示す処理情報、または当該第1の制御データに係る処理情報のいずれかを選択し、選択した処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを前記出力手段から出力させることを特徴とする同期制御装置を提供する。
また、別の好ましい態様において、前記第1の装置から出力される第1の制御データは、前記処理情報が示す処理内容の優先度を示す優先度情報を有し、前記出力制御手段は、前記取得手段によって取得された第1の制御データに係る処理内容の優先度と、前記決定手段によって決定された処理内容に対応して決められる優先度とを比較し、比較結果に応じて前記処理情報の選択を行うことを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記出力制御手段は、前記決定手段によって決定された処理内容を実行するべき他の装置と、前記第1の制御データに係る装置情報が示す他の装置とが異なる場合には、前記選択した処理情報に係る第2の制御データを出力させた後に、前記選択されていない処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを出力させ、前記決定手段によって決定された処理内容を実行するべき他の装置と、前記第1の制御データに係る装置情報が示す他の装置とが同じ場合には、前記選択した処理情報に係る第2の制御データのみを出力させることを特徴とする。
また、別の好ましい態様において、前記実行手段によって実行される処理は、オーディオデータを生成するものであり、前記出力手段は、前記出力する第2の制御データと前記生成したオーディオデータとを時分割で出力し、前記他の装置には、前記オーディオデータに係る音を増幅して放音手段に放音させる装置が含まれることを特徴とする。
また、本発明は、上記記載の同期制御装置と、利用者の操作を受け付ける操作手段と、前記操作手段において受け付けられた操作に応じた処理を実行するように前記第1の装置に指示する指示手段と、前記第1の装置であって、前記指示手段によって指示された処理を実行し、当該処理に応じて前記第1の制御データを出力する第1の処理装置と、前記他の装置であって、前記出力手段によって出力された第2の制御データに応じた処理を実行する第2の処理装置とを具備することを特徴とする遊技機を提供する。
本発明によれば、特定の組み合わせの構成間における処理の同期性を向上させるとともに、処理内容に応じて同期性を向上させる構成の組み合わせを変更することができる。
実施形態に係る遊技機の外観を説明する図である。 実施形態に係る遊技機の構成を説明するブロック図である。 実施形態に係る表示用デバイスの構成を説明するブロック図である。 実施形態に係る表示用デバイスの処理テーブルを説明する図である。 実施形態に係るシーケンスデータの例を説明する図である。 実施形態に係る音声用デバイスの構成を説明するブロック図である。 実施形態に係る音声用デバイスの処理テーブルを説明する図である。 実施形態に係る音声用デバイスから出力される出力データを説明する図である。 実施形態に係る制御データの内容を説明する図である。 実施形態に係る発光用デバイスの構成を説明するブロック図である。 実施形態に係る動作用デバイスの構成を説明するブロック図である。 実施形態に係る動作用デバイスの処理テーブルを説明する図である。 第3発光部における同期の態様を説明する図である。
<実施形態>
[概要]
図1は、実施形態に係る遊技機1の外観を説明する図である。この例における遊技機1は、本発明に係る同期制御装置を有するパチンコ遊技機である。遊技機1は、操作部16が操作されると、遊技球であるパチンコ球を射出し、パチンコ球の動きに応じて各種制御を行う。
この例においては、各種制御とは、映像を表示する液晶ディスプレイなどの表示部12における表示内容、音声を放音するスピーカなどの放音部13における放音内容、LEDなどの発光体による発光を行う第1発光部14−1、第2発光部14−2、第3発光部14−3における発光内容、アクチュエータなどにより動作する役物などの第1可動部15−1、第2可動部15−2の動作内容などの各制御である。これらの制御は、操作部16によって受け付けられた操作によりパチンコ球が射出されたとき、入賞口に設けられた入賞口センサ11をパチンコ球が通過したとき、などを契機として、その内容が変化する。
図2は、実施形態に係る遊技機1の構成を説明するブロック図である。遊技機1は、上述の各種制御を行うため、上述した構成のほか、主制御部110、表示用デバイス120、音声用デバイス130、発光用デバイスA140−1、発光用デバイスB140−2、動作用デバイス150および音響処理部200を有する。音声用デバイス130、動作用デバイス150は、それぞれが本発明に係る同期制御装置に対応する。
主制御部110は、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有し、ROMに記憶されている制御プログラムをRAMにロードして実行することにより各種制御を行う。この例においては、主制御部110は、遊技機1の動作状況に応じた演出効果を与えるために、表示用デバイス120に対して処理させる内容の指示を示す指示情報を出力する。なお、この指示情報は、後述する音声用デバイス130の出力部136から出力される出力データと同様な出力形式の制御データとして出力されるようにしてもよいし、別の方法によって出力してもよい。
この指示情報の出力は、上述したように、操作部16によって受け付けられた操作によりパチンコ球が射出されたとき、一定期間パチンコ球の射出が行われなかったとき、入賞口センサ11からパチンコ球が通過したことを示す検出信号が出力されたときなどに行われる。ここで、入賞口センサ11から検出信号が出力されたときには、主制御部110は、内部抽選処理を行い、処理結果に応じた指示情報を出力する。内部抽選処理とは、例えば、当落の抽選、当落の結果として表示部12に表示させる停止図柄の抽選、リーチ予告、リーチアクションなどの演出内容の抽選などである。当選の場合は、さらに当選処理が行われ、その処理結果に応じた指示情報がさらに出力される。
このように、主制御部110は、操作部16によって受け付けられた操作に応じた処理を表示用デバイス120に実行させるための指示手段として機能する。
[表示用デバイス120の構成]
図3は、実施形態に係る表示用デバイス120の構成を説明するブロック図である。表示用デバイス120は、指示取得部121、実行部122、データ記憶部123、処理テーブル124、決定部125および出力部126を有する。
指示取得部121は、主制御部110から出力される指示情報を取得し、実行部122および決定部125に出力する。
実行部122は、入力された指示情報に応じた映像データをデータ記憶部123から読み出して再生し、表示部12に出力する。これにより表示部12においては、この映像データに応じた映像が表示される。また、実行部122は、映像データを再生することにより表示部12において表示されている映像に対応するフレーム(映像データの再生位置)を示すフレーム情報を、決定部125に順次出力する。
データ記憶部123は、表示させるべき映像の内容を示す映像データが、指示情報によって指示される各処理内容(以下、「指示処理」という)に対応して複数記憶されている。そのため、実行部122は、指示情報が入力されると、その「指示処理」に応じて、一の映像データを選択することができる。ここで、「指示処理」は、以下に示すように、表示用デバイス120において処理すべき内容を指定する識別子「G1」、「G2」、・・・を示している。
図4は、実施形態に係る表示用デバイス120の処理テーブル124を説明する図である。処理テーブル124は、「指示処理」における各映像表示処理に同期して各デバイスにおいて処理させるべき内容を規定したテーブルである。この例においては、音声用デバイス130において処理させる内容を示す「音声指示」、動作用デバイス150において処理させる内容を示す「動作処理」、発光用デバイスA140−1において処理させる内容を示す「発光A処理」、発光用デバイスB140−2において処理させる内容を示す「発光B処理」が、「指示処理」ごとに対応して定められている。例えば、「指示処理」が「G1」であれば、この処理に同期して処理させる内容は、「音声指示」は「S1」、「動作処理」は「Ms1g」、「発光A処理」は「LAs1g」、「発光B処理」は「LBs1g」である。なお、「この例においては、全ての「指示処理」について対応するものがある前提としたが、対応するものがない場合があってもよい。
「音声指示」における「S1」、「S2」、・・・は、「指示処理」における「G1」、「G2」、・・・により表示部12において表示される映像に同期して、音声用デバイス130において処理すべき内容を指定する識別子である。
「動作処理」における「Ms1g」、「Ms2g」、・・・は、「指示処理」における「G1」、「G2」、・・・により表示部12において表示される映像に同期して、動作用デバイス150において処理すべき内容を指定するものであって、表示される映像の各フレームにおいて処理すべき内容を指定するシーケンスデータである。「発光A処理」、「発光B処理」についても同様である。
図5は、実施形態に係るシーケンスデータの例を説明する図である。この図は、「動作処理」である「Ms1g」の内容を示すものであり、各フレームにおける「動作指示」およびその「動作指示」の実行についての優先順位を示す「優先度」が定められている。「動作指示」とは、表示部12において表示される映像に同期して、動作用デバイス150において処理すべき内容を指定する識別子である。また、「優先度」は、この例においては、「0」から「3」までの4段階で定められ、数が大きいほど対応する動作指示が優先されることを示す。
図5に示す場合においては、「フレーム」が「00:10:16」においては、「動作指示」は「M1」、「優先度」は「2」である。これは、表示部12において表示されている映像のフレームが「00:10:16」であるときに、動作用デバイス150に対して、「M1」の動作指示を優先度「2」で行うことを示している。後述するように、動作用デバイス150は、「M1」の動作指示を示す制御データを取得すると、動作指示「M1」に応じた動作を第1可動部15−1、第2可動部15−2に行わせる。
なお、「音声指示」についてもこのようなシーケンスデータであってもよい。この場合には、「S1」、「S2」、・・・は、シーケンスデータ中の音声指示とし、処理テーブルにおいてこのシーケンスデータと指示処理との関係を定めればよい。
決定部125は、指示情報が入力されると、処理テーブル124を参照して、その指示情報に係る「指定処理」に対応する「音声指示」を決定する。そして、決定部125は、「音声用デバイス130」を識別する「装置情報」と、決定した「音声指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」を対応付けて、出力部126に対して出力する。「音声指示」に対応する「優先度」は「3」とする。
また、決定部125は、処理テーブル124を参照して、指示情報に係る「指定処理」に対応する「動作処理」を選択する。そして、実行部122から順次入力されるフレーム情報を参照し、選択した「動作処理」のシーケンスデータにおいて、フレーム情報が示すフレームに対応する「動作指示」および「優先度」を決定する。そして、決定部125は、「動作用デバイス150」を識別する「装置情報」と、決定した「動作指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付けて、出力部126に対して出力する。
決定部125は、「発光A処理」、「発光B処理」についても、「動作処理」と同様にして、フレーム情報に応じて、「発光A指示」、「発光B指示」(それぞれ「動作指示」に対応)、およびそれぞれの「優先度」を決定し、「発光用デバイスA140−1」を識別する「装置情報」と、決定した「発光A指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付け、また「発光用デバイスB140−2」を識別する「装置情報」と、決定した「発光B指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付けて出力部126に対して出力する。また、決定部125は、入力されたフレーム情報についても出力部126に対して出力する。なお、このフレーム情報は、「処理情報」に含まれるようにしてもよい。
出力部126は、決定部125において対応付けられて出力された各種情報が入力されると、各種情報を制御データとして出力する。具体的には、出力部126は、決定部125から入力された「装置情報」、「処理情報」および「優先度情報」を示す制御データを生成し、音声用デバイス130に出力する。また、出力部126は、「フレーム情報」が入力されると、その「フレーム情報」を音声用デバイス130に出力する。この制御データを出力するときには、後述する音声用デバイス130の出力部136から出力される出力データと同様な出力形式で出力されるようにしてもよいし、別のものであってもよい。
なお、制御データについては、同時に複数出力することができない場合には、優先度に応じた順序など、予め決められたアルゴリズムにしたがった順序で送信すればよい。
[音声用デバイス130の構成]
図6は、実施形態に係る音声用デバイス130の構成を説明するブロック図である。音声用デバイス130は、取得部131、実行部132、データ記憶部133、処理テーブル134、決定部135、出力部136および出力制御部137を有する。
取得部131は、表示用デバイス120から出力される制御データおよびフレーム情報を取得し、フレーム情報については、実行部132に出力し、制御データについては、実行部132、決定部135および出力制御部137に出力する。
実行部132は、入力された制御データの「装置情報」が「音声用デバイス130」を示す場合に、制御データの「処理情報」が示す「音声指示」に応じた楽音データをデータ記憶部133から読み出す。このとき、実行部132は、読み出した楽音データを「フレーム情報」が示すフレームにしたがって再生して、ストリーム形式のオーディオデータとして出力部136に出力する。また、実行部132は、出力するオーディオデータに対応したフレームを示すフレーム情報を決定部135に出力する。なお、オーディオデータに係るフレームの分解能は、映像データに係るフレームとは異なるものであってもよい。
データ記憶部133は、放音させるべき音声の内容を示す楽音データが、制御データが示す「音声指示」の各識別子に対応して複数記憶されている。そのため、実行部132は、制御データが入力されると、その内容に応じて、一の楽音データを選択することができる。
図7は、実施形態に係る音声用デバイス130の処理テーブル134を説明する図である。処理テーブル134は、「音声指示」に係るオーディオデータに同期して各デバイスにおいて処理させるべき内容を規定したテーブルである。この例においては、「音声指示」に対応して、「動作処理」、「発光A処理」、「発光B処理」が定められている。例えば、「音声指示」が「S2」であれば、この処理に同期して処理させる内容は、「動作処理」は「Ms2s」、「発光A処理」は「LAs2s」、「発光B処理」は「LBs2s」である。なお、「この例においては、全ての「音声指示」について対応するものがある前提としたが、対応するものがない場合があってもよい。
処理テーブル134における「動作処理」、「発光A処理」、「発光B処理」については、処理テーブル124に係る場合と同様に、上述の図5に示すシーケンスデータである。この例においては、処理テーブル134に係るシーケンスデータは、処理テーブル124に係るシーケンスデータよりも「優先度」が低く、また、動作指示等が定められているフレームの数が多くなっているもの(動作指示等の頻度が多い)とする。
決定部135は、制御データが入力されると、その制御データの「装置情報」が「音声用デバイス130」を示す場合には、処理テーブル134を参照して、その制御データの「処理情報」が示す「音声指示」に対応する「動作処理」を選択する。そして、実行部132から順次入力されるフレーム情報を参照し、選択した「動作処理」のシーケンスデータにおいて、フレーム情報が示すフレームに対応する「動作指示」および「優先度」を決定する。そして、決定部135は、「動作用デバイス150」を識別する「装置情報」と、決定した「動作指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付けて、出力制御部137に対して出力する。
決定部135は、「発光A処理」、「発光B処理」についても、「動作処理」と同様にして、フレーム情報に応じて、「発光A指示」、「発光B指示」(それぞれ「動作指示」に対応)、およびそれぞれの「優先度」を決定し、「発光用デバイスA140−1」を識別する「装置情報」と、決定した「発光A指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付け、また「発光用デバイスB140−2」を識別する「装置情報」と、決定した「発光B指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付けて出力制御部137に対して出力する。
決定部135が各種情報(「装置情報」、「優先度」および「処理情報」の組み合わせを、以下「各種情報」という)を出力するときは、上述のようにしてフレーム情報に応じて出力されるから、実行部132における処理が実行中であることを意味する。
出力制御部137は、決定部135において対応付けられて出力された各種情報が入力されると、これらを出力部136に出力する。決定部135から各種情報が入力されるときに、取得部131からも制御データが入力されると、この制御データの「装置情報」が「音声用デバイス130」以外を示す場合には、この制御データに係る各種情報と、決定部135から入力された各種情報とのいずれかを選択して出力部136に出力する。いずれかを選択するかは、双方の優先度情報が示す優先度を比較することによって行われ、この例においては、優先度が高い方を選択する。なお、優先度が同じ場合には、予め決められたアルゴリズム(例えば、決定部135の出力優先など)にしたがって選択すればよい。
このとき、選択されなかった方の各種情報は、選択された方の各種情報が出力部136に出力された後に、続いて出力される場合と、出力されずにその各種情報が破棄される場合がある。この例においては、続いて出力される場合は、比較された各種情報のうち、「装置情報」が互いに異なる場合である。一方、出力されずにその各種情報が破棄される場合は、「装置情報」が示す装置が互いに同じ場合であり、これにより、優先度の低い情報によりその装置が制御されることを防止する。このとき、選択されなかった方については、一定期間選択されない状態を続けるようにしてもよい。なお、この場合分けは一例であって、場合分けをせずに、選択されなかった方は、必ず選択された方に続いて出力されるようにしてもよいし、出力されないものとしてもよい。
出力部136は、出力制御部137から出力される各種情報を示す制御データと、実行部132から入力されるオーディオデータとを有する出力データを出力する。
図8は、実施形態に係る音声用デバイス130から出力される出力データを説明する図である。出力データは、ビットクロック(Bck)、LRクロック(LRck)およびデータ部(Data)を有し、オーディオデータの出力に用いられる形式である。データ部は、32ビットのうち、16ビットがオーディオデータ部分であり、残りの通常未使用である16ビットが制御データ部分として用いられる。このように、出力データは、オーディオデータ部分と制御データ部分とを時分割で送信する構成である。ビットクロックは、データ部の符号位置を示し、LRクロックは、データ部のオーディオデータのうち、ステレオ2chの左側のチャンネルと右側のチャンネルを区別するものである。
図9は、実施形態に係る制御データの内容を説明する図である。制御データは、上述したように、「装置情報」、「優先度情報」、「処理情報」を有し、この例においては、それぞれ、3bit、2bit、11bitである。「処理情報」の11bitについては、さらに、3bit(制御の種類)と8bit(パラメータ)とに分けて用いてもよい。
このように、出力部136は、図8、図9に示す態様の出力データを、発光用デバイスA140−1、動作用デバイス150および音響処理部200に対して出力する。
[音響処理部200の構成]
音響処理部200は、音声用デバイス130から出力された出力データを取得し、出力データに含まれるオーディオデータに対して、デジタル−アナログ変換をして増幅する音響処理を施し放音部13に出力する。これにより、放音部13からオーディオデータに係る音が放音される。このとき、音響処理部200は、音響処理として、音場効果の付与などを行ってもよい。なお、この音響処理は音声用デバイス130において施してもよい。
[発光用デバイスA140−1の構成]
図10は、実施形態に係る発光用デバイスA140−1の構成を説明するブロック図である。発光用デバイスA140−1は、取得部141、実行部142、データ記憶部143およびDA部148を有する。
取得部141は、音声用デバイス130から出力される出力データを取得し、出力データにおける制御データ部分を実行部142に出力する。
実行部142は、入力された制御データの「装置情報」が「発光用デバイスA140−1」を示す場合に、制御データが示す「発光A指示」に応じた処理パターンデータをデータ記憶部143から読み出して再生して得られる再生データをDA部148に出力する。
データ記憶部143は、第1発光部14−1、第2発光部14−2における発光処理の態様(第1発光部14−1、第2発光部14−2に対して与えるべき電流の変化態様など)を示す処理パターンデータが、制御データが示す「発光A指示」の各識別子に対応して複数記憶されている。
DA部148は、実行部142から入力された再生データをデジタルアナログ変換し、変換結果に応じた態様で、第1発光部14−1、第2発光部14−2に対して電流を供給するなどして、それぞれの発光態様を制御する。これにより、第1発光部14−1、第2発光部14−2は、制御データが示す「発光A指示」に応じた態様で発光する。
ここで、この「発光A指示」を示す制御データは、表示用デバイス120から出力され音声用デバイス130を経由して取得したものか、音声用デバイス130から出力されたものかのいずれかである。すなわち、この制御データは、映像に同期したタイミングで出力されたものか、音声に同期したタイミングで出力されたものかのいずれかとなる。したがって、第1発光部14−1、第2発光部14−2における発光態様は、いずれの制御データによるものかによって、映像と直接同期したもの、または音声と直接同期したものとなる。
発光の演出の内容によっては、映像に同期させることが望ましい場合、音声に同期させることが望ましい場合があるが、各デバイスにおける処理テーブルにおいて定められる各処理における優先度の規定によって、いずれに同期させるかを制御することができる。
例えば、放音部13に近い第2発光部14−2を主として発光させる発光態様である場合には、音声と直接同期させることにより同期性が向上して大きな演出効果を得ることができる。
以上、発光用デバイスA140−1について説明したが、発光用デバイスB140−2についても同様である。ただし、発光用デバイスB140−2は、動作用デバイス150と接続されているため、動作用デバイス150から制御データを取得する。
発光用デバイスB140−2において取得される「発光B指示」を示す制御データは、表示用デバイス120から出力され音声用デバイス130および動作用デバイス150を経由して取得したもの、音声用デバイス130から出力され動作用デバイス150を経由して取得したもの、または動作用デバイス150から出力されたもののいずれかである。したがって、第3発光部14−3における発光態様は、表示部12に表示される映像、放音部13から放音される音声、または第2可動部15−2(詳細は後述)の動作のいずれかと直接同期したものとなる。
[動作用デバイス150の構成]
図11は、実施形態に係る動作用デバイス150の構成を説明するブロック図である。動作用デバイス150は、取得部151、実行部152、データ記憶部153、処理テーブル154、決定部155、出力部156、出力制御部157およびDA部158を有する。
取得部151は、音声用デバイス130から出力される出力データを取得し、出力データにおける制御データ部分を実行部152、決定部155および出力制御部157に出力する。
実行部152は、入力された制御データの「装置情報」が「動作用デバイス150」を示す場合に、制御データが示す「動作指示」に応じた処理パターンデータをデータ記憶部153から読み出して再生して得られる再生データをDA部158に出力する。
このとき実行部152は、再生データをDA部158に出力するタイミングを示すタイミング情報を出力制御部157に出力する。このタイミング情報は、第2可動部15−2がDA部158によって制御されてから実際に動作するまでの時間的ずれを含むものとしてもよい。すなわち、タイミング情報は、第2可動部15−2が実際に動作を開始するタイミングまたは実際に動作を開始する少し前のタイミングに、出力制御部157に出力されるようにしてもよい。
ここで、タイミング情報の出力を第2可動部15−2の動作に依存させるのは、動作用デバイス150から出力される制御データは、後述するように、第3発光部14−3の発光態様を制御する発光用デバイスB140−2であり、第3発光部14−3と、これに近い第2可動部15−2との同期性を向上させるためである。
データ記憶部153は、第1可動部15−1、第2可動部15−2における動作処理の態様(第1可動部15−1、第2可動部15−2に対して与えるべき電流の変化態様など)を示す処理パターンデータが、制御データが示す「動作指示」の各識別子に対応して複数記憶されている。
DA部158は、実行部152から入力された再生データをデジタルアナログ変換し、変換結果に応じた態様で、第1可動部15−1、第2可動部15−2に対して電流を供給するなどして、それぞれの動作態様を制御する。
図12は、実施形態に係る動作用デバイス150の処理テーブル154を説明する図である。処理テーブル154は、「動作指示」に係る第2可動部15−2の動作に同期して、第2可動部15−2に近い第3発光部14−3を発光させる発光用デバイスB140−2において処理させるべき内容を規定したテーブルである。
この例においては、「動作指示」に対応して、「発光B指示」および「優先度」が定められている。例えば、「動作指示」が「M3」であれば、この処理に同期して処理させる「発光B指示」は「LB3」、「優先度」は「3」である。なお、「この例においては、全ての「動作指示」について対応する「発光B指示」がある前提としたが、対応するものがない場合があってもよい。「優先度」については、上述したシーケンスデータにおいて定められている優先度と同様である。
決定部155は、制御データが入力されると、その制御データの「装置情報」が「動作用デバイス150」を示す場合には、処理テーブル154を参照して、その制御データの「処理情報」が示す「動作指示」に対応する「発光B指示」および「優先度」を決定する。そして、実行部152からタイミング情報を取得すると、「発光用デバイスB140−2」を識別する「装置情報」と、決定した「発光B指示」を示す「処理情報」と、「優先度」を示す「優先度情報」とを対応付けて、出力制御部157に対して出力する。
決定部155が各種情報を出力するときは、上述のようにしてタイミング情報に応じて出力されるから、実行部152における処理が実行中であることを意味する。
出力制御部157は、決定部155において対応付けられて出力された各種情報が入力されると、これらを出力部156に出力する。決定部155から各種情報が入力されるときに、取得部151から制御データが入力されると、この制御データの「装置情報」が「動作用デバイス150」以外を示す場合には、この制御データに係る各種情報と、決定部155から入力された各種情報とのいずれかを選択して出力部156に出力する。いずれかを選択するかは、双方の優先度情報が示す優先度を比較することによって行われ、この例においては、優先度が高い方を選択する。なお、優先度が同じ場合には、予め決められたアルゴリズム(例えば、決定部155の出力優先など)にしたがって選択すればよい。
このとき、選択されなかった方の各種情報の取り扱いについては、上述した出力制御部137における場合と同様である。
出力部156は、出力制御部157から対応付けられて出力された各種情報が入力されると、各種情報を制御データとして出力する。この制御データを出力するときには、上述した出力データと同様な出力形式で出力されるようにしてもよいし、別のものであってもよい。
[動作例]
図13は、第3発光部14−3における同期の態様を説明する図である。ここでは、発光用デバイスB140−2において、音声用デバイス130に係る制御データを用いて放音部13の音声に同期させた場合と動作用デバイス150に係る制御データを用いて第2可動部15−2の動作に同期させた場合との比較について説明する。横軸は時刻(フレーム)を示している。
放音部13から放音される音声は、音声Psで表した部分である(図13「放音部」参照)。音声用デバイス130は、音声Psを放音させる期間、すなわち、オーディオデータを出力する実行部132における処理の実行中に、第3発光部14−3を発光させる制御データを有する出力データを出力し、その制御データを発光用デバイスB140−2に取得させる。
これにより、第3発光部14−3は、発光態様Paで発光するように制御される(図13「第3発光部(音声同期部分)」参照)。ここで、発光用デバイスB140−2が制御データを取得してから第3発光部14−3を発光させるまでの処理時間の関係から、第3発光部14−3における発光は、音声Psから一定時間Ta遅れて行われる。
また、音声用デバイス130は、実行部132における処理の実行中の時刻t1、t2において、第2可動部15−2を動作させる制御データを有する出力データを出力し、動作用デバイス150に取得させる。これにより、第2可動部15−2は、動作態様Pm1、Pm2で動作する。動作用デバイス150が出力データを取得してから第2可動部15−2を動作させるまでには、アクチュエータの動作という性質上、処理時間が長くなるため、動作態様Pm1、Pm2の動作開始タイミングは、時刻t1、t2から一定時間Tm(ここではTm>Ta)遅れたものとなる。
動作用デバイス150は、実行部152における処理の実行中に、第2可動部15−2における動作態様Pm1、Pm2に応じて、第3発光部14−3を発光させる制御データを出力し、発光用デバイスB140−2に取得させる。この第3発光部14−3を発光させる指示(発光B指示)は、音声用デバイス130に係る指示よりも優先度が高いものとする。したがって、動作用デバイス150は、動作態様Pm1、Pm2に応じた制御データを出力する期間は、音声用デバイス130から入力される第3発光部14−3に係る指示を示す制御データ(「装置情報」が「発光用デバイスB140−2」である制御データ)については破棄して出力しない。
これにより、第3発光部14−3は、発光態様Paで発光している状態であっても、第2可動部15−2が動作したときには、その動作態様Pm1、Pm2に同期した発光を行う。すなわち、第2可動部15−2が動作すると、音声Pcに同期した発光態様Paに優先して、動作態様Pm1、Pm2に同期した発光態様Pb1、Pb2で発光するように制御される(図13「第3発光部(動作同期部分追加)」参照)。動作態様Pm1の動作開始タイミングと、発光態様Pb1の発光開始タイミングとの時間間隔は、概ね一定時間Taだけである。
一方、動作態様Pm1、Pm2に応じて第3発光部14−3を発光させる制御データを、動作用デバイス150から出力されたものではなく、直接、音声用デバイス130から出力させた場合を想定すると、音声用デバイス130は、時刻t1(t2)において、その発光指示を示す制御データを有する出力データを出力する。これにより、第3発光部14−3は、音声に直接同期して発光態様Pcで発光し、動作態様Pm1、Pm2に同期して、発光態様Pc1、Pc2で発光するように制御される(図13「第3発光部(音声同期のみ)」参照)。
このようにして、音声に対し、第2可動部15−2の動作および第3発光部14−3の発光のそれぞれを同期させることで、第2可動部15−2の動作(Pm1、Pm2)と第3発光部14−3の発光(Pc1、Pc2)とにおいても間接的に同期が行われるが、第2可動部15−2における動作開始タイミングと、第3発光部14−3における発光開始タイミングとのずれが大きくなり、同期性は低下する。
したがって、第2可動部15−2の動作に対して、第3発光部14−3の発光を連動させ同期性を向上させたいときには、上述のように、第2可動部15−2を動作させる処理の実行中において、動作用デバイス150は、決定部155が決定した第3発光部14−3の発光態様を示す制御データを優先して出力するようにすれば、第2可動部15−2における動作開始タイミングと、第3発光部14−3における発光開始タイミングとのずれを小さくすることができる。一方、第2可動部15−2を動作させる処理が実行されていない期間には、動作用デバイス150は、音声用デバイス130に係る制御データを優先して出力するため、第3発光部14−3は、音声との同期性が向上することになる。
なお、第2可動部15−2を動作させる処理が実行中であっても、第3発光部14−3における発光態様を音声に同期させることで演出効果が大きい場合には、音声用デバイス130に係る制御データの優先度が高くなるようにすればよい。すなわち、音声用デバイス130における処理テーブル134に係るシーケンスデータにおいて、演出効果が大きくなる「発光B指示」に対応する「優先度」が大きくなるように定めておけばよい。これにより、動作用デバイス150は、音声用デバイス130に係る制御データを選択して出力することになり、第3発光部14−3の発光態様と音声との同期性を向上させることができる。
このように、本発明の実施形態に係る同期制御装置を有する遊技機1は、演出を行う際の各部への処理の指示を行うときに、各構成の処理の同期を一括して行うのではなく、分散して行う。これにより、特定の組み合わせの構成間で直接同期を取ることができるため、特定の構成間における処理の同期性を向上させることができる。また、直接同期を取る構成の組み合わせを、処理内容に対応して定められた優先度に応じて変更することもできる。このように、遊技機1は、各構成の処理を行うときに、演出内容に応じて特定の組み合わせの構成間における処理の同期性を向上させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。
[変形例1]
上述した実施形態において、遊技機1は、パチンコ遊技機を例として説明したが、これに限られるものではなく、ピンボールなどのゲーム台であってもよいし、パチスロ機などの球を用いない回胴式遊技機であってもよい。すなわち、映像を表示する表示部、音声を放音する放音部の他に、これらと同期すべき発光部、可動部などを有する装置であればどのようなものであってもよく、音声用デバイス130、動作用デバイス150などの同期制御装置に相当する構成を有する装置であればよい。
[変形例2]
上述した実施形態において、出力制御部157は、出力部156に出力する各種情報について、取得部151から入力される制御データに係る各種情報と、決定部155から入力された各種情報とのいずれかを選択するにあたり、双方の優先度を比較することによって行っていたが、優先度によらず、予め決められたいずれか一方を優先して選択するようにしてもよい。例えば、決定部155から入力された各種情報がある場合には、これを必ず選択するようにしてもよい。なお、出力制御部137についても同様である。
[変形例3]
上述した実施形態においては、制御データが示す処理情報は、各構成において同期させるべき処理の内容を指示するものであったが、その他の処理についても含まれるようにしてもよい。その他の処理とは、例えば、電源を投入した直後など、各構成にリセット処理を行わせる指示である。このような指示は、全てに優先して行われるべきものであるから、優先度は最大のものとして扱ってもよい。
1…遊技機、11…入賞口センサ、12…表示部、13…放音部、14−1…第1発光部、14−2…第2発光部、14−3…第3発光部、15−1…第1可動部、15−2…第2可動部、16…操作部、110…主制御部、120…表示用デバイス、130…音声用デバイス、140−1…発光用デバイスA、140−2発光用デバイスB、150…動作用デバイス、200…音響処理部、121…指示取得部、131,141,151…取得部、122,132,142,152…実行部、123,133,143,153…データ記憶部、124,134,154…処理テーブル、125,135,155…決定部、126,136,156…出力部、137,157…出力制御部、148,158…DA部

Claims (5)

  1. 第1の装置において実行される処理に応じて当該第1の装置から出力される第1の制御データであって、当該処理に同期して前記第1の装置以外の装置において実行するべき処理内容を示す処理情報と当該処理内容を実行するべき装置を示す装置情報とを有する第1の制御データを取得する取得手段と、
    前記取得手段によって第1の制御データを取得すると、当該第1の制御データに係る装置情報が自装置を示す場合に、当該第1の制御データに係る処理情報に応じた処理を実行する実行手段と、
    前記実行手段による前記処理に同期して他の装置において実行するべき処理内容を決定する決定手段と、
    他の装置において実行するべき処理内容を示す処理情報と、当該他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを出力する出力手段と、
    前記出力手段によって出力される第2の制御データの内容を制御する出力制御手段と
    を具備し、
    前記出力制御手段は、
    前記決定手段によって前記処理内容が決定されると、当該処理内容を示す処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを前記出力手段から出力させ、
    前記取得手段によって自装置以外を示す装置情報を有する第1の制御データが取得されると、当該第1の制御データに係る処理情報および装置情報を有する第2の制御データを前記出力手段から出力させ、
    前記決定手段によって前記処理内容が決定されるとともに、前記取得手段によって自装置以外を示す装置情報を有する第1の制御データが取得された場合には、当該処理内容を示す処理情報、または当該第1の制御データに係る処理情報のいずれかを選択し、選択した処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを前記出力手段から出力させる
    ことを特徴とする同期制御装置。
  2. 前記第1の装置から出力される第1の制御データは、前記処理情報が示す処理内容の優先度を示す優先度情報を有し、
    前記出力制御手段は、前記取得手段によって取得された第1の制御データに係る処理内容の優先度と、前記決定手段によって決定された処理内容に対応して決められる優先度とを比較し、比較結果に応じて前記処理情報の選択を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の同期制御装置。
  3. 前記出力制御手段は、
    前記決定手段によって決定された処理内容を実行するべき他の装置と、前記第1の制御データに係る装置情報が示す他の装置とが異なる場合には、前記選択した処理情報に係る第2の制御データを出力させた後に、前記選択されていない処理情報と、当該処理情報が示す処理を実行するべき他の装置を示す装置情報とを有する第2の制御データを出力させ、
    前記決定手段によって決定された処理内容を実行するべき他の装置と、前記第1の制御データに係る装置情報が示す他の装置とが同じ場合には、前記選択した処理情報に係る第2の制御データのみを出力させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の同期制御装置。
  4. 前記実行手段によって実行される処理は、オーディオデータを生成するものであり、
    前記出力手段は、前記出力する第2の制御データと前記生成したオーディオデータとを時分割で出力し、
    前記他の装置には、前記オーディオデータに係る音を増幅して放音手段に放音させる装置が含まれる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の同期制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の同期制御装置と、
    利用者の操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段において受け付けられた操作に応じた処理を実行するように前記第1の装置に指示する指示手段と、
    前記第1の装置であって、前記指示手段によって指示された処理を実行し、当該処理に応じて前記第1の制御データを出力する第1の処理装置と、
    前記他の装置であって、前記出力手段によって出力された第2の制御データに応じた処理を実行する第2の処理装置と
    を具備することを特徴とする遊技機。
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