JP2011091643A - コンテンツ録画方法及びコンテンツ録画再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツについて、ユーザが録画要求を行える期間をなるべく長くでき、再生映像の乱れや停止が生じないように、コンテンツの録画処理を行えるコンテンツ録画方法を提供する。
【解決手段】コンテンツ録画方法は、コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に、ユーザに前記コンテンツの録画要求権を与える処理と、前記録画要求権によってユーザが前記コンテンツの録画を要求している場合に、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生が終了した後に前記コンテンツを記録媒体に録画する処理と、を具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツ録画方法及びコンテンツ録画再生装置に関し、詳細には擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツ(当然ではあるが、例えば著作権やサービス規律といった法律的に録画が許容されるもの)を録画する技術に関する。
従来、コンテンツ配信には、ストリーミング方式やダウンロード方式といった配信方式がある(例えば、特許文献1参照)。ストリーミング方式では、コンテンツデータがデータパケット毎に細かく分割された状態で配信され、再生装置は受信したデータパケットを一定量蓄積した後、コンテンツの全データが送信されていない状態で再生を行う。この方式では、再生済みのデータは逐次廃棄される。また、この方式はPush型ストリーミングと呼ばれ、例えばIP(Internet Protocol)ネットワーク上でのコンテンツ配信では、RTP(Real-time Transport Protocol)等のリアルタイム型プロトコルが使われる。
一方、ダウンロード方式では、コンテンツの全データが一括して再生装置に配信され、再生装置は受信したコンテンツの全データをHDD(Hard Disk Drive)などの記憶装置に記憶してから再生を行う。このダウンロード方式では、記憶装置にコンテンツの全データを記憶してから再生を行うために再生までの時間がかかり、ユーザは不便に感じる場合がある。このようなことから、擬似的にストリーミングする手法(プログレッシブダウンロードと呼ばれるものも含む)が従来行われている。また、この方式はPull型ストリーミングと呼ばれ、例えばIPネットワーク上でのコンテンツ配信ではHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等のファイル転送型プロトコルが使われる。以降、本明細書では、純粋なストリーミングをPush型ストリーミングと表記し、ファイル転送を利用した擬似的なストリーミング(上記Pull型ストリーミング)を擬似ストリーミングと表現する。
擬似ストリーミングでは、コンテンツ配信装置からダウンロードされるコンテンツデータをキャッシュ(例えば、HDD等)に蓄積し、再生に必要な情報を取得できた段階(コンテンツの全データがダウンロードされていない段階)で再生が開始される。このため、再生までの時間が短縮でき、ユーザにとって都合がよい。なお、擬似ストリーミングは、例えばMPEG−2PS、MP4-ISO等のPush型ストリーミング用途ではないコンテナフォーマットでカプセル化されたコンテンツに対して適用されることが多い。
特開2004−96216号公報
ところで、コンテンツ配信装置から擬似ストリーミング再生可能装置に配信されるコンテンツが、法律的に録画許容される場合、ユーザは、そのコンテンツを録画しておきたいと考える場合がある。擬似ストリーミング再生可能装置に配信されるコンテンツの録画方法として、コンテンツの全データがダウンロードされた段階で、キャッシュに蓄積されるダウンロードファイルをコピー或いはリネームして記録媒体(例えば、HDDや光ディスク等)に記録することが考えられる。
なお、録画のために記録媒体にコンテンツを記録する場合(上記コピー或いはリネームを行う場合)には、コンテンツのタイトル、ダウンロードした日付、ファイルサイズ等がコンテンツデータと共に記録される(データ構造化される)。
しかしながら、コンテンツの全データがダウンロードされた段階で擬似ストリーミング再生が行われている場合に、ダウンロードの完了に伴ってコンテンツの録画処理を行うと、次のような問題があることがわかった。すなわち、擬似ストリーミング再生を行いながらキャッシュに蓄積されるダウンロードファイルをコピーすると、再生処理と録画処理とが同時に行われるために処理負荷が大きくなり、再生している映像が乱れたり、最悪の場合には再生映像が停止したりすることがわかった。
なお、キャッシュに蓄積されるダウンロードファイルのリネームを行うと、キャッシュに蓄積されたダウンロードファイルが無くなる。このために、キャッシュに蓄積されるダウンロードファイルのリネームを行うと、コンテンツのダウンロードをやり直す必要があり、再生が中断される等の不都合が生じる。
また、コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わった段階で、ユーザからのコンテンツの録画要求を受け付けるようにすれば、擬似ストリーミング再生される映像の乱れや停止といった上記問題は生じない。しかしながら、この場合には、再生中にユーザが録画要求したいと思っても、その時点でコンテンツの録画要求ができないために、ユーザにとって使い勝手が悪いとの印象を受けるものと思われる。
そこで、本発明の目的は、擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツについて、ユーザが録画要求を行える期間をなるべく長くでき、再生映像の乱れや停止が生じないように、コンテンツの録画処理を行えるコンテンツ録画方法を提供することである。また、本発明の他の目的は、そのようなコンテンツ録画方法を実行できるコンテンツ録画再生装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明のコンテンツ録画方法は、擬似ストリーミング再生が可能であると共に、録画することが許容されるコンテンツの録画方法であって、前記コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に、ユーザに前記コンテンツの録画要求権を与える処理と、前記録画要求権によってユーザが前記コンテンツの録画を要求している場合に、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生が終了した後に前記コンテンツを記録媒体に録画する処理と、を具備することを特徴としている。
なお、「録画することが許容されるコンテンツ」とは、法律(著作権やサービス規律等)的に録画が認められていることを意味している。
本構成によれば、ユーザはコンテンツの中身全てを視聴し終わる前に録画要求を行う権利を与えられるようになっている。このため、コンテンツの中身全てを視聴した段階でしか録画要求権を与えられない構成に比べて、ユーザにとって使い勝手がよい。そして、擬似ストリーミング再生が行われている途中で録画要求を受け付けるが、実際の録画処理は擬似ストリーミング再生が終了した後に実行されるために、録画処理が影響して擬似ストリーミング再生中の映像が乱れたり停止したりすることがない。
上記構成のコンテンツ録画方法において、前記録画要求権は、前記コンテンツの全データがダウンロードされた時点で与えられることとしてもよい。コンテンツの全データをダウンロードし終わるまでの時間は、一般に、コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わるまでの時間に比べて短い。このため、本構成によれば、ユーザは、コンテンツの中身全てを視聴し終わる前に録画要求を行え、便利である。また、本構成によれば、後述の構成のように、一旦行った録画要求をユーザの特定の操作(例えば早送り等)によって無効とする必要もないというメリットも有する。
上記構成のコンテンツ録画方法において、前記録画要求権は、前記コンテンツの全データがダウンロードされる前に与えられ、前記コンテンツのダウンロード中に前記コンテンツの一部データがダウンロードされなくなる操作をユーザが実行した場合に、前記コンテンツの録画要求を無効とする処理を更に具備することとしてもよい。本構成は、特定の操作を行うと録画要求が無効となるという操作制限が与えられることにはなるが、コンテンツのダウンロードが全て行われる前というかなり早い段階で録画要求を行えるというメリットを有する。なお、コンテンツの一部データがダウンロードされなくなる操作(特定の操作)としては、例えば早送り操作等のトリックプレイが挙げられる。
また、上記目的を達成するために本発明のコンテンツ録画再生装置は、インターネットに接続可能な通信手段と、前記通信手段を用いてコンテンツ配信装置からダウンロードされるコンテンツを一時的に蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積されるコンテンツの再生処理を行う再生処理手段と、前記再生処理手段によって再生される映像に重畳されるOSD(On-Screen Display)画像を生成するOSD画像生成手段と、ユーザの指令を入力する入力手段と、前記コンテンツを記録媒体に録画するための処理を実行する録画処理手段と、を備えるコンテンツ録画再生装置であって、前記再生処理手段は、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生を実行させることが可能に設けられ、前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に、ユーザに対して前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させ、ユーザが前記コンテンツの録画を要求する場合には、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生が終了した後に、前記コンテンツを前記記録媒体に録画することを特徴としている。
本構成によれば、ユーザがコンテンツの中身全てを視聴し終わる前に、コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像が表示されるようになっている。このため、コンテンツの中身全てを視聴した段階でしか録画要求を行えない場合に比べて、ユーザにとって使い勝手がよい。そして、本構成のコンテンツ録画再生装置は、擬似ストリーミング再生が行われている途中で録画要求を受け付けるが、実際の録画処理は擬似ストリーミング再生が終了した後に実行するために、録画処理が影響して擬似ストリーミング再生中の映像が乱れたり停止したりすることがない。
上記構成のコンテンツ録画再生装置において、前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データがダウンロードされた時点で、前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させることとしてもよい。また、その他の構成として、前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データがダウンロードされる前に前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させ、前記コンテンツのダウンロード中に前記コンテンツの一部データがダウンロードされなくなる操作をユーザが実行した場合には、前記コンテンツの録画要求を無効とすることとしてもよい。
上記構成のコンテンツ録画再生装置において、前記記録媒体としてHDD(Hard Disk Drive)が用いられ、前記記録媒体が前記蓄積手段を兼ねることとしてもよい。これにより、蓄積手段を記録媒体とは別に設ける場合に比べて、低コスト化を図ることも可能である。
本発明のコンテンツ録画方法及びコンテンツ録画再生装置によれば、擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツについて、ユーザが録画要求を行える期間をなるべく長くできると共に、再生映像の乱れや停止が生じないようにコンテンツの録画処理を行える。
本発明が適用されるコンテンツ録画再生装置の実施形態の構成を示すブロック図 本実施形態のコンテンツ録画再生装置によってコンテンツを擬似ストリーミング再生する場合のフローを示すフローチャート 本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第1例を示すフローチャート 本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第2例の一部を示すフローチャート 本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第2例の残りの一部を示すフローチャート
以下、本発明のコンテンツ録画方法及びコンテンツ録画再生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(コンテンツ録画再生装置の構成)
まず、本発明のコンテンツ録画方法が適用されるコンテンツ録画再生装置の構成について、図1を参照しながら説明する。なお、図1は、本発明が適用されるコンテンツ録画再生装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
本実施形態のコンテンツ録画再生装置1は、通信部11と、入力部12と、デコード部13と、OSD(On-Screen Display)画像生成部14と、メモリ部15と、HDD16と、CPU(Central Processing Unit)17と、を備える構成となっている。なお、コンテンツ録画再生装置1の具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)レコーダやパーソナルコンピュータ等が挙げられる。
通信部11は、光回線や電話回線を通じて通信ネットワーク3に接続可能とされ、コンテンツの配信処理を行うコンテンツ配信装置2からコンテンツをダウンロードできるように構成されている。通信部11は、コンテンツの様々な配信形態に対応できるのが好ましく、通信部11は、例えばMPEG−2PS、MP4-ISO等のコンテナフォーマットでカプセル化されたコンテンツ(擬似ストリーミング再生を行えるコンテンツ)の配信に対応可能となっている。
入力部12は、例えば、複数のボタンを備えたリモコン装置、本体に設けられた操作パネル、マウス等のポインティングデバイスで構成され、この入力部12からの入力信号によって、ユーザはコンテンツ録画再生装置1に様々な指令を出せるようになっている。この入力部12を用いて、ユーザは擬似ストリーミング再生されるコンテンツの録画要求を行える。
デコード部13は、デマルチプレクサ、A/Vデコーダ、ミキサーなどを備えており、通信部11を用いて取得されるコンテンツに含まれる情報を処理してコンテンツの再生を可能とする。デマルチプレクサは取得されたコンテンツに含まれる情報(映像情報、音声情報等)の分離を行う。A/Vデコーダは、デマルチプレクサによって分離された映像情報及び音声情報それぞれについて復調を行う。A/Vデコーダにより復調された映像データ及び音声データは、D/A変換されて映像信号及び音声信号に変換され、ミキサーに出力される。ミキサーは、映像信号と音声信号との出力タイミングを調整する処理等を行い、映像信号を液晶ディスプレイ等の表示装置21に出力し、音声信号をスピーカ22に出力する。
OSD画像生成部14は、CPU17からの指示に基づいて文字情報や色情報に基づく画像データの生成を行い、この画像データをデコード部13のミキサーに出力する。ミキサーは、OSD画像生成部14から出力されるOSD画像信号を上記映像信号に組み込む処理を行う。このOSD画像生成部14によって、メニュー画面、メッセージ、各種設定画面表示などの表示が行えることになる。
メモリ部15は、RAM(Random Access Memory)151及びROM(Read On Memory)152を備える。RAM151は、通信部11によってコンテンツ配線装置2から取得したコンテンツデータを一時的に蓄積する蓄積手段として機能する。なお、このRAM151は擬似ストリーミング再生されるコンテンツの全データを蓄積できるように、十分な容量が必要とされる。また、ROM152には、擬似ストリーミング再生を可能とするプレーヤ等の種々のソフトウェアが格納されている。
HDD16は、コンテンツ録画再生装置1に内蔵される記録媒体であり、このHDD16に保存したいコンテンツの録画が行われる。なお、コンテンツの録画を行う記録媒体は、コンテンツ録画再生装置に内蔵される必要はなく、デジタル多用途ディスク(DVD)やブルーレイディスク(BD)等の光ディスクや、コンパクトフラッシュ(登録商標)やSDメモリカード(登録商標)などの携帯型メモリ等でも構わない。
CPU17は、例えば、入力部20からの入力信号に基づいてROM152に格納されている制御プログラム等を実行し、コンテンツ録画再生装置1が備える各ブロックの制御を行う。例えば、CPU17は、ユーザからの擬似ストリーミング再生要求に従って、通信部11を用いてコンテンツ配信装置2が配信するコンテンツをRAM151に一時的に蓄積し、蓄積したコンテンツの映像信号や音声信号を出力させる。また、CPU17は、ユーザからの録画要求に従って、RAM151に蓄積されるコンテンツをHDD16にデータ構造化して記録する(録画する)。
なお、本実施形態のコンテンツ録画再生装置1における、デコード部12及びCPU17は、本発明の再生処理手段の実施形態である。また、本実施形態のコンテンツ録画再生装置1におけるCPU17は、本発明の録画処理手段の実施形態である。
(擬似ストリーミング再生処理)
次に、本実施形態のコンテンツ録画再生装置1によって、コンテンツを擬似ストリーミング再生する場合の処理について、図2を参照しながら説明する。なお、図2は、本実施形態のコンテンツ録画再生装置によってコンテンツを擬似ストリーミング再生する場合のフローを示すフローチャートである。
コンテンツの擬似ストリーミング再生を行うにあたっては、例えばユーザはコンテンツ配信装置2から配信されるコンテンツリストを通信部11によって取得し、取得したコンテンツリストから視聴コンテンツの選択を行う(ステップS1)。コンテンツリストは、例えばCPU17からの指示に基づいてOSD画像生成部14によって生成され、表示装置21に表示される。ユーザは、入力部12を用いて表示装置21に表示される画面を見ながら視聴したいコンテンツを選択する。
コンテンツの選択が行われると、通信部11を用いてコンテンツのダウンロードが開始される(ステップS2)。ダウンロードされたコンテンツは、RAM151(キャッシュ)に一時的に蓄積される。そして、コンテンツの擬似ストリーミング再生を行うのに必要なデータがRAM151に蓄積されたか否かの確認が行われる(ステップS3)。擬似ストリーミング再生を行うのに必要なデータがRAM151に蓄積されると、コンテンツの擬似ストリーミング再生が開始される(ステップS4)。コンテンツのダウンロードは、この間も継続して行われている。
擬似ストリーミング再生が開始されると、擬似ストリーミング再生を継続するか否かの確認が行われ(ステップS5)、ユーザが擬似ストリーミング再生を終了するとの入力をした場合(ステップS5でNo)に、その再生が終了される。また、擬似ストリーミング再生が継続される場合(ステップS5でYes)は、ユーザによって再生が終了されない限り、コンテンツのダウンロードがその終了まで(全データのダウンロードが完了するまで)続けられる(ステップS6)。コンテンツのダウンロード終了後は、ユーザが擬似ストリーミング再生を停止するか、コンテンツの全内容が再生されるまで擬似ストリーミング再生が続けられる(ステップS7)。
(擬似ストリーミング再生されるコンテンツの録画処理方法)
次に、本実施形態のコンテンツ録画再生装置1を用いて、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理する方法(コンテンツ録画方法)について説明する。以下、2つの実施形態について説明する。なお、ここで録画の対象となるコンテンツは、当然のことながら法律(著作権、サービス規律等)的に録画が許容されるものである。
1.第1実施形態のコンテンツ録画方法
まず、図3を参照しながら第1実施形態のコンテンツ録画方法について説明する。図3は、本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第1例を示すフローチャートである。
第1実施形態のコンテンツ録画方法においては、コンテンツのダウンロードが開始(ステップS11)されることによって、録画にかかわる処理が開始される。なお、コンテンツのダウンロードが開始された後、やや遅れて擬似ストリーミング再生が開始される(図2参照)。コンテンツのダウンロードが開始されると、特定の操作が行われた否かの監視が行われる(ステップS12)。この特定の操作は、例えば早送り、再生停止等の操作であって、コンテンツの一部データがダウンロードされなくなるユーザ操作(入力部12を用いて行われる)を指している。
上記特定の操作があった場合(ステップS12でNo)には、コンテンツの全テータがダウンロードされない(一部のデータが欠けてしまう)。このような不完全な状態でダウンロードされたコンテンツを録画してもユーザの要求に沿わないため、録画処理が行われないようになっている。具体的には、ユーザに録画要求権が与えられず、結果として録画処理が行われない。
一方、上記特定の操作が無い場合(ステップS12でYes)には、コンテンツのダウンロードが終了したか否かの確認を行う(ステップS13)。コンテンツのダウンロードが終了していない場合(ステップS13でNo)には、ステップS12に戻って上記特性の操作に関する監視を行い、再びコンテンツのダウンロードが終了したか否かを確認する。コンテンツのダウンロードが終了している場合(ステップS13でYes)には、録画要求可能であることをOSD表示する(ステップS14)。具体的には、OSD画像生成部14によって、例えば、「録画しますか?」とのメッセージと、「はい」及び「いいえ」といった録画に対する選択権を与える画像と、が生成され、これらが、CPU17の制御の元、表示装置21に表示される。
録画要求可能であることを示すOSD表示が表示されると、ユーザによって録画要求されたか否かの確認が行われる(ステップS15)。録画要求が行われた場合(ステップS15でYes)には、録画要求が可能であることを示すOSD表示が非表示とされる(ステップS16)。その後、擬似ストリーミング再生が終了した否かの確認が行われる(ステップS17)。この再生終了には、コンテンツの中身全て(全データ)が再生されて再生が終了される場合と、コンテンツの中身全てが再生することなく再生が終了される場合とを含む。
そして、擬似ストリーミング再生が終了すると、録画処理が行われる(ステップS18)。この録画処理はCPU17によって実行される。具体的には、RAM151に蓄積されるコンテンツデータに、コンテンツのタイトル、ダウンロードした日付、ファイルサイズ等を加えてデータ構造化し、HDD16に記録する処理が行われる。
一方、録画要求が行われなかった場合(ステップS15でNo)には、擬似ストリーミング再生が終了であるか否かが確認される(ステップS19)。この再生終了には、コンテンツの中身全て(全データ)が再生されて再生が終了される場合と、コンテンツの中身全てが再生することなく再生が終了される場合とを含む。再生終了である場合(ステップS19でYes)には、録画処理されない。一方、再生終了でない場合(ステップS19でNo)には、ステップS15に戻って録画要求の確認以降のステップが繰り返される。
このように、擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツの録画処理を行う場合、ユーザは擬似ストリーミング再生が行われている途中で録画要求を行う機会を与えられる。そして、実際の録画処理は、擬似ストリーミング再生が終了してから行われるために、擬似ストリーミング再生中に、録画処理による負荷のために、再生映像が乱れたり、停止したりすることがない。なお、本実施形態では、コンテンツの全データがダウンロードされる前には録画要求権が与えられない。このために、不完全な状態でダウンロードされたコンテンツを録画処理することがない。また、後述の第2実施形態のように一旦行った録画要求を取り消されるという状態が発生しないというメリットを有する。
2.第2実施形態のコンテンツ録画方法
次に、図4及び図5を参照しながら第2実施形態のコンテンツ録画方法について説明する。図4は、本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第2例の一部を示すフローチャートである。図5は、本実施形態のコンテンツ録画再生装置において、擬似ストリーミング再生されるコンテンツを録画処理するフローの第2例の残りの一部を示すフローチャートである。
第2実施形態のコンテンツ録画方法においては、録画にかかわる処理が視聴コンテンツの選択時から開始される。すなわち、コンテンツリストが表示装置21に表示される際に、録画要求可能であることがOSD表示される(ステップS21)。この録画要求可能であること示すOSD表示は、例えば、第1実施形態のコンテンツ録画方法と同様の表示とできる。
なお、この段階では、録画要求が行われてコンテンツを擬似ストリーミング再生する処理が開始される場合もあるし、録画要求が行われずにコンテンツを擬似ストリーミング再生する処理が開始される場合もある。ここで、録画要求が行われない場合には、録画をする、しないの選択自体が行われない場合と、録画を行わないとの選択を行う場合とを含む。
録画要求可能であることを示すOSD表示が行われた後、ユーザによって録画要求されたか否かの確認が行われる(ステップS22)。録画要求が行われた場合(ステップS22でYes)には、録画要求が可能であることを示すOSD表示に替えて、特定の操作(例えば早送り、再生停止等の操作であって、コンテンツの一部データがダウンロードされなくなるユーザ操作)によって録画処理が行われなくなることを表示する(ステップS23)。具体的には、例えば「早送り・再生停止を行うと録画を実行しません」等のメッセージをOSD画像生成部14で生成して、表示装置21に表示する。なお、このようなメッセージは出さず、例えば第1実施形態のコンテンツ録画方法のように、単に録要求が可能であることを示すOSD表示を非表示とするのみでもよい。
OSD表示の変更が行われると、次にコンテンツの全データのダウンロードが終了したか否かが確認される(ステップS24)。ダウンロードが終了している場合(ステップS24でYes)には、ステップS23で表示されたOSD表示が非表示とされる(ステップS25)。その後、擬似ストリーミング再生が終了であるか否かが確認され(ステップS26)、擬似ストリーミング再生が終了した後に、録画処理が行われる(ステップS27)。この録画処理は、第1実施形態のコンテンツ録画方法と同様でよい。
一方、ダウンロードが終了していない場合(ステップS24でNo)には、上記特定の操作があったか否かが確認される(ステップS28)。特定の操作があった場合(ステップS28でYes)には、ユーザがコンテンツを不完全な状態で録画することを防止するために、録画処理を行わないように処理が進められる。なお、この場合には、ユーザが録画要求しているにもかかわらず、録画処理を実行しない処理(ユーザの録画要求を無効とする処理)とするので、例えば、「録画処理は行いません」等のメッセージを表示装置21に表示するのが好ましい。一方、特定の操作が無かった場合(ステップS28でNo)には、ステップS24に戻って、ステップS24以降の処理が繰り返される。
録画要求可能であることを示すOSD表示が行われた後、録画要求が行われなかった場合(ステップS22でNo)には、その後、コンテンツのダウンロードが終了しているか否かが確認される(ステップS29)。なお、本実施形態では、録画処理の一例として、この段階では録画要求を可能とするOSD表示が表示されていることを想定している。
コンテンツのダウンロードが終了している場合(ステップS29でYes)には、擬似ストリーミング再生が終了であるか否かが確認される(ステップS30)。この再生終了には、コンテンツの中身全て(全データ)が再生されて再生が終了される場合と、コンテンツの中身全てが再生することなく再生が終了される場合とを含む。擬似ストリーミング再生が終了の場合(ステップS30でYes)には、録画処理が行われない。一方、この段階で擬似ストリーミング再生が終了していない場合(ステップS30でNo)には、ステップS22に戻って、ステップS22以降の処理が繰り返される。
コンテンツのダウンロードが終了していない場合(ステップS29でNo)には、上記特定の操作が行われた否かが確認される(ステップS31)。特定の操作が行われた場合(ステップS30でYes)には、ユーザがコンテンツを不完全な状態で録画することを防止するために、録画要求を可能とするOSD表示が非表示とされ(ステップS32)、録画処理を行わないように処理が進められる。一方、特定の操作が行われなかった場合(ステップS31でNo)には、ステップS22に戻って、ステップS22以降の処理が繰り返される。
このように、擬似ストリーミング再生が行われるコンテンツの録画処理を行う場合、ユーザは擬似ストリーミング再生が開始される時点から録画要求を行う機会を与えられる。そして、実際の録画処理は、擬似ストリーミング再生が終了してから行われるために、擬似ストリーミング再生中に、録画処理による負荷のために、再生映像が乱れたり、停止したりすることがない。なお、本実施形態では、コンテンツの全データをダウンロードする前に早送り等の上記特定の操作が行われた場合には、一旦行った録画要求が解除されてしまう。しかし、これは、不完全な状態のコンテンツの録画を防止するものであり、ユーザにとって好ましい処理と言える。
(その他)
以上に示した実施形態は、本発明が適用されるコンテンツ録画方法、及び、コンテンツ録画再生装置の例示であって、本発明が適用される範囲は以上に示した構成に限定される趣旨ではない。
例えば、以上に示した実施形態では、コンテンツのダウンロード中にコンテンツの一部データのダウンロードがされなくなる操作(以上においては、特定の操作と表現した)をユーザが実行した場合に、ユーザに録画要求権を与えない、或いは、一旦なされた録画要求を無効とする構成とした。しかし、本発明はこの構成に限る趣旨ではない。すなわち、例えば、コンテンツのダウンロードを行う際に、同じコンテンツを同時に2つダウンロードするように構成し、一方はユーザ操作(例えば早送り)にかかわらず、必ずコンテンツの全データがダウンロードされるように構成する。このようにすれば、ユーザの操作にかかわらず、コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に録画要求権をユーザに与えて、擬似ストリーミング再生終了後に録画処理を行うという構成を実現できる。
また、以上に示した実施形態では、コンテンツを一時的に蓄積しておく蓄積手段をRAM151としたが、この構成にかぎらず、HDD16を、コンテンツを一時的に蓄積する蓄積手段としてもよい。この場合、HDD16は、コンテンツを保存する記録媒体としての役割と、コンテンツを一時的に蓄積する蓄積手段としての役割を果すことになる。
本発明は、例えば、HDDレコーダやパーソナルコンピュータ等に好適である。
1 コンテンツ録画再生装置
11 通信部
12 入力部
13 デコード部(再生処理手段の一部)
14 OSD画像生成部
16 HDD(記録媒体)
17 CPU(再生処理手段の一部、録画処理手段)
151 RAM(蓄積手段)

Claims (7)

  1. 擬似ストリーミング再生が可能であると共に、録画することが許容されるコンテンツの録画方法であって、
    前記コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に、ユーザに前記コンテンツの録画要求権を与える処理と、
    前記録画要求権によってユーザが前記コンテンツの録画を要求している場合に、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生が終了した後に前記コンテンツを記録媒体に録画する処理と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ録画方法。
  2. 前記録画要求権は、前記コンテンツの全データがダウンロードされた時点で与えられることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ録画方法。
  3. 前記録画要求権は、前記コンテンツの全データがダウンロードされる前に与えられ、
    前記コンテンツのダウンロード中に前記コンテンツの一部データがダウンロードされなくなる操作をユーザが実行した場合に、前記コンテンツの録画要求を無効とする処理を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ録画方法。
  4. インターネットに接続可能な通信手段と、
    前記通信手段を用いてコンテンツ配信装置からダウンロードされるコンテンツを一時的に蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されるコンテンツの再生処理を行う再生処理手段と、
    前記再生処理手段によって再生される映像に重畳されるOSD(On-Screen Display)画像を生成するOSD画像生成手段と、
    ユーザの指令を入力する入力手段と、
    前記コンテンツを記録媒体に録画するための処理を実行する録画処理手段と、
    を備えるコンテンツ録画再生装置であって、
    前記再生処理手段は、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生を実行させることが可能に設けられ、
    前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データを擬似ストリーミング再生し終わる前に、ユーザに対して前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させ、ユーザが前記コンテンツの録画を要求する場合には、前記コンテンツの擬似ストリーミング再生が終了した後に、前記コンテンツを前記記録媒体に録画することを特徴とするコンテンツ録画再生装置。
  5. 前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データがダウンロードされた時点で、前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ録画再生装置。
  6. 前記録画処理手段は、前記コンテンツの全データがダウンロードされる前に前記コンテンツの録画を行うか否かの選択を可能とするOSD画像を表示させ、前記コンテンツのダウンロード中に前記コンテンツの一部データがダウンロードされなくなる操作をユーザが実行した場合には、前記コンテンツの録画要求を無効とすることを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ録画再生装置。
  7. 前記記録媒体としてHDD(Hard Disk Drive)が用いられ、前記記録媒体が前記蓄積手段を兼ねることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のコンテンツ録画再生装置。
JP2009243681A 2009-10-22 2009-10-22 コンテンツ録画方法及びコンテンツ録画再生装置 Pending JP2011091643A (ja)

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