JP2010033634A - デジタルコンテンツコピー装置 - Google Patents

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Takanori Konno
隆徳 金野
Hideyuki Uchida
英之 内田
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Abstract

【課題】デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを表示することで、ユーザによるコピー管理の利便性を向上することができるデジタルコンテンツコピー装置を提供すること。
【解決手段】ユーザが、表示されたタイトル選択画面100上のフォーカスFを移動させて、コピー履歴を表示するデジタルコンテンツを選択すると、コピー履歴管理部(22)は、フォーカスFによって選択されたデジタルコンテンツに対応する履歴テーブル(50)を検索し、OSDデータ生成部(23)に出力する。前記履歴テーブル(50)を受信したOSDデータ生成部(23)は、当該履歴テーブル(50)に対応する、コピー履歴画面101用のOSDデータを生成し、表示装置に出力する。前記表示装置は、コピー履歴画面101を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルコンテンツをコピーするデジタルコンテンツコピー装置、特に、コピー履歴を表示できるデジタルコンテンツコピー装置に関する。
デジタルコンテンツをコピーするユーザの利便性を向上させる技術が様々提案されている。
特許文献1には、ダビング(コピー)するデジタルコンテンツの選択を容易にするために、ダビングの日時情報を基準にして、デジタルコンテンツのリスト画面を表示できるオーディオダビング装置が開示されている。
また、特許文献2には、デジタルコンテンツのコピー処理の進行状況を示す画面を表示できる情報記録再生装置が開示されている。
特開平11−238303号公報 特開2003−22610号公報
ところで、地上デジタル放送を受信してHDDレコーダ等に記録する場合、2007年の時点では、記録したデジタルコンテンツは、1回だけコピーすることが認められている(コピーワンス)。
しかし、視聴者の利便性を考慮して、地上デジタル放送を受信して記録した後、DVD等の記録媒体に「9回のコピー」と「1回のムーブ」を可能にするいわゆるダビング10という方式が検討されている。
このように、1つのデジタルコンテンツから複数のデジタルコンテンツをコピーできるようになると、ユーザによるデジタルコンテンツのコピー回数などのコピー履歴を管理する必要性が生じ、簡便なコピー管理の実現が望まれる。
例えば、ユーザが、どのような目的でどのようなデジタルコンテンツをコピーしたのか等、デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを入力して、以後、当該コメントを閲覧できるようになればユーザによるコピー管理が容易になり、ユーザの利便性が向上する。
しかし、上記の特許文献1及び特許文献2においては、ユーザによるコピー管理の利便性を向上させることは何ら想定されていない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを表示することで、ユーザによるコピー管理の利便性を向上することができるデジタルコンテンツコピー装置を提供することを目的とする。
第1の技術手段は、デジタルコンテンツコピー装置の記録装置に記録されたデジタルコンテンツを記録媒体にコピーするデジタルコンテンツコピー装置において、デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを入力する手段と、前記デジタルコンテンツに対応して、当該デジタルコンテンツを記録媒体にコピーする際に、ユーザによって入力された前記コメントを記録するテーブルを備え、ユーザの指示により、デジタルコンテンツ毎に入力された前記コメントをリスト表示することを特徴とするデジタルコンテンツコピー装置である。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、デジタルコンテンツコピー装置の記録装置に記録されたデジタルコンテンツを選択する画面を表示し、当該画面を介して指示されたデジタルコンテンツに係わる前記テーブルに記録された前記コメントをリスト表示することを特徴とする。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記テーブルには、少なくともコピー回数、及び、前記デジタルコンテンツに設定されている許容コピー回数が記録され、コピー回数が許容コピー回数に達した後、更に、ユーザによって、前記デジタルコンテンツのコピーが指示されると、所定のガイダンス画面を表示することを特徴とする。
本発明により、デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを表示することで、ユーザによるコピー管理の利便性を向上することができるデジタルコンテンツコピー装置を提供することができる。
図1は、本発明の概略を説明するための図で、100は、本発明に係わるデジタルコンテンツコピー装置に接続された表示装置に表示される、タイトル選択画面である。
ユーザが、フォーカスFを移動することによって、タイトル選択画面100に表示されたタイトル(デジタルコンテンツ)を選択すると、当該選択したデジタルコンテンツのコピー履歴がコピー履歴画面101にリスト表示される。
コピー履歴画面101は、選択したタイトルのコピー回数欄101a、コピーしたデジタルコンテンツを記録した記録媒体(メディア)の種類欄101b、コピーしたデジタルコンテンツの画質欄101c、コピーの際にユーザが入力したコメント欄101dから構成される。
このように、コピーの際に付したコメントを閲覧できるので、コピー管理が容易になる。
図2は、本発明に係わるデジタルコンテンツコピー装置1の機能を説明するためのブロック図である。
なお、以下の説明では、前述のダビング10の場合を例示して説明する。
11は、外部機器接続部で、外部機器、例えば、デジタル放送受信器2との接続機能を提供する。デジタル放送受信器2から受信したデジタルコンテンツは、デジタルコンテンツコピー装置1に記録される。
12は、十字キー、文字キー等から構成される操作部で、デジタルコンテンツコピー装置1を操作する。ユーザは、操作部12のキーを操作し、前述のコメントを入力する。操作部12は、デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを入力する手段として機能する。なお、操作部12は、リモコンから構成してもよい。
13は、記録媒体装着部で、フラッシュメモリ、SDカード、DVDなどの記録媒体3をデジタルコンテンツコピー装置1に装着するためのインターフェイスとして機能する。
HDD14は、大容量記録装置で、ここでは複数のデジタルコンテンツが記録されている。なお、前記デジタルコンテンツは、ダビング10に対応しているものとする。
15は、制御部で、各機能ブロックを制御する。
21は、コピー/ムーブ制御部で、HDD14に記録されているデジタルコンテンツのコピー処理、ムーブ処理(移動処理)を制御する。後述するテーブルに記録されているデジタルコンテンツのコピー回数が、当該デジタルコンテンツに設定されている許容コピー回数に達した後、更に、ユーザによって、前記デジタルコンテンツのコピーが指示された場合には、コピーは実行せず、ムーブ処理を実行する。
22は、コピー履歴管理部で、コピー/ムーブ制御部21が、HDD14に記録されているデジタルコンテンツを同HDD14、記録媒体3等にコピーした場合に、当該コピー処理に係わる様々な履歴情報を管理する。
図3は、履歴情報を管理するための履歴テーブル50で、デジタルコンテンツに対応して、当該デジタルコンテンツを記録媒体にコピーする際に、ユーザによって操作部12を介して入力されたコメントを記録する。
履歴テーブル50は、デジタルコンテンツの名称を記録するデジタルコンテンツ名欄51、デジタルコンテンツのコピー回数を記録するコピー回数欄52a、コピーしたデジタルコンテンツを記録した記録媒体の種類欄52b、コピーしたデジタルコンテンツの画質欄52c、コピーの際にユーザが入力したコメント欄52dから構成される。
また、履歴テーブル50に対応するデジタルコンテンツに許容コピー回数が設定されている場合には、デジタルコンテンツ名欄51に、前記許容コピー回数が記録される。
なお、コピー回数欄52aにおいて、一番下に記録されているコピー回数(図の点線囲み参照)が、履歴テーブル50に対応するデジタルコンテンツの総コピー回数を示す。
コピー履歴管理部22は、デジタルコンテンツをコピーする際に、前記各欄(52a〜52d)に、対応するデータを記録する。なお、前記記録処理については後述する。
23は、OSDデータ生成部23で、図示しない表示装置に表示するOSD画面用のOSDデータを生成し、前記表示装置に出力する。
(タイトル履歴画面の表示)
次に、図1に示すコピー履歴画面101を表示する際に実行される処理について説明する。
なお、既に、図2に示す履歴テーブル50が記録されているものとする。
まず、ユーザが、操作部12を操作して、HDD14に記録されたデジタルコンテンツを選択するタイトル選択画面100を表示するように指示する。
前記指示を受けたデジタルコンテンツコピー装置1のOSDデータ生成部23は、タイトル選択画面100用のOSDデータを生成し、表示装置に出力する。
ユーザが、表示されたタイトル選択画面100上のフォーカスFを移動させて、コピー履歴を表示するデジタルコンテンツを選択(指示)すると、コピー履歴管理部22は、フォーカスFによって選択されたデジタルコンテンツに対応する履歴テーブル50を検索し、OSDデータ生成部23に出力する。
前記履歴テーブル50を受信したOSDデータ生成部23は、当該履歴テーブル50に対応する、コピー履歴画面101用のOSDデータを生成し、表示装置に出力する。前記表示装置は、コピー履歴画面101を表示する(図1参照)。
このようにして、ユーザの指示により、デジタルコンテンツ毎に入力されたコメントがリスト表示される。
(デジタルコンテンツのコピー)
ここで、デジタルコンテンツをコピーする際に、実行される処理について詳細に説明する。
まず、ユーザが、操作部12を操作して、コピーするデジタルコンテンツ、当該デジタルコンテンツのコピー(コピーデジタルコンテンツ)を記録する記録媒体、及び、コピーデジタルコンテンツの画質を選択する。
ここでは、コピーするデジタルコンテンツとして、名称“デジタルコンテンツX”で特定されるデジタルコンテンツが選択され、コピーデジタルコンテンツを記録する記録媒体として“DVD”が選択され、コピーデジタルコンテンツの画質として“SP”(Standard Playing)が選択されたとする。
コピー/ムーブ制御部21は、履歴テーブル50を参照し、選択されたデジタルコンテンツの総コピー回数が、当該デジタルコンテンツに設定されたコピー許容回数(例えば9回)未満か否かを判定し、コピー許容回数未満の場合には、OSDデータ生成部23は、コメント入力用のOSD画面データを生成し、図示しない表示装置に出力する。前記表示装置は、例えば図4に示すコメント入力画面110を表示する。
ユーザが、操作部12のキーを操作して、コメント入力画面110の入力ボックス111にコメント“2階のDVDプレーヤ用”を入力して、操作部12のコピー実行キーを操作する。
すると、コピー履歴管理部22は、選択されたデジタルコンテンツに対応する履歴テーブル50の各欄(52a〜52d)に対応するデータを記録する。
前述の例では、コピー履歴管理部22は、履歴テーブル50のコピー回数欄52aに記録されている、前記選択されたデジタルコンテンツの総コピー回数が4回の場合には、履歴テーブル50のコピー回数欄52aに“5回”(4回+1回)、記録媒体の種類欄52bに“DVD”、画質欄52cに“SP”、コメント欄52dに入力されたコメント“2階のDVDプレーヤ用”を記録する(図3の点線囲み参照)。
なお、選択されたデジタルコンテンツのコピーが第1回目の場合、履歴テーブル50がないので、コピー履歴管理部22は、新たに履歴テーブルを生成し、当該履歴テーブルのデジタルコンテンツ名欄にデジタルコンテンツの名称、例えば“デジタルコンテンツX”を記録する。
なお、前記総コピー回数が許容コピー回数の場合には、コピー処理が実行されずムーブ処理が行われる。
ここで、図1に示すコピー履歴画面101を表示する際に実行される処理について図5のフロー図を説明する。
まず、ユーザが、操作部12を操作して、タイトル選択画面100を表示するように指示すると(ステップS1)、デジタルコンテンツコピー装置1は、表示装置にタイトル選択画面100を表示する(ステップS2)。
ユーザが、表示されたタイトル選択画面100上のフォーカスFを移動させて、コピー履歴を表示するデジタルコンテンツを選択すると(ステップS3)、コピー履歴管理部22は、フォーカスFによって選択されたデジタルコンテンツに対応する履歴テーブル50を検索し、OSDデータ生成部23に出力する(ステップS4)。
前記履歴テーブル50を受信したOSDデータ生成部23は、当該履歴テーブル50に対応する、コピー履歴画面101用のOSDデータを表示装置に出力し、当該表示装置は、コピー履歴画面101を表示する(ステップS5)。
次に、デジタルコンテンツをコピーする際に実行される処理について図6のフロー図を用いて説明する。
まず、ユーザが、操作部12を操作して、コピーするデジタルコンテンツを選択する(ステップS11)。
次に、コピー/ムーブ制御部21は、選択されたデジタルコンテンツの総コピー回数が9回未満か否かを判定し(ステップS12)、9回未満の場合には(ステップS12/YES)、表示装置は、コメント入力画面110を表示する(ステップS13)。
ユーザが、操作部12のキーを操作して、コメント入力画面110の入力ボックス111にコメントを入力して(ステップS14)、操作部12のコピー実行キーを操作する。
すると、コピー履歴管理部22は、選択されたデジタルコンテンツに対応する履歴テーブル50の各欄(52a〜52d)に対応するデータを記録する(ステップS15)。
同時に、コピー/ムーブ制御部21は、コピーデジタルコンテンツを記録媒体3に記録する(ステップS16)。
なお、ステップS12で総コピー回数が9回の場合には(ステップS12/NO)、コピーを実行せず、ムーブ処理のみを行う(ステップS17)。その際、後述するガイダンス画面を表示することもできる。
(バリエーション)
上記のダビング10の場合には、デジタルコンテンツの総コピー回数が9回(許容コピー回数)になると、以後、当該デジタルコンテンツをコピーすることができず、ムーブ(移動)のみ可能となる。
このような場合、総コピー回数が9回に達した後、更に、ユーザによって、デジタルコンテンツのコピーが指示されると(10回目のコピー)、図7に例示する所定のガイダンス画面120を表示して、ユーザに最高画質でムーブするように推奨することができる。
上記の画面表示を実現するためには、コピー/ムーブ制御部21が、コピーが指示されたデジタルコンテンツの総コピー回数が9回であることを検知すると、OSDデータ生成部23に、図7に示すガイダンス画面120用のOSDデータを生成するように指示する。前記指示を受けたOSDデータ生成部23は、前記OSDデータを生成し、表示装置に出力する。
このようにすることで、ユーザの利便性が向上する。
記録媒体3、HDD14は、複数あってもよく、これらは、外付けでも内蔵機器でもよい。
HDD14の他にも、大容量メモリ、CD、DVD、BD(Blu-ray Disc)を記録装置として用いることができる。
記録媒体3として、HDD、CD、DVD、BD、携帯型音楽/映像再生端末を用いることができる。他にも、IEEE1394/ホームネットワークを介して接続される外部記録装置であってもよい。
デジタルコンテンツは、記録媒体装着部13を介してDVD等の記録媒体から取得してもよい。また、サーバ装置が配信するデジタルコンテンツを、インターネット等を介して取得してもよい。他にも、ケーブルテレビ放送、ブロードバンドVOD等を受信可能なSTB(Set-top box)にデジタルコンテンツコピー装置1を接続し、前記STBからデジタルコンテンツを取得してもよい。
本発明の概略を説明するための図である。 本発明に係わるデジタルコンテンツコピー装置の機能を説明するためのブロック図である。 履歴情報を管理するための履歴テーブルの一例である。 コメント入力画面の一例である。 コピー履歴画面を表示する際に実行される処理を説明するフロー図である。 デジタルコンテンツをコピーする際に実行される処理を説明するフロー図である。 ガイダンス画面の一例である。
符号の説明
1…デジタルコンテンツコピー装置、2…デジタル放送受信器、3…記録媒体、11…外部機器接続部、12…操作部、13…記録媒体装着部、14…HDD、15…制御部、21…コピー/ムーブ制御部、22…コピー履歴管理部、23…OSDデータ生成部、50…履歴テーブル、100…タイトル選択画面、101…コピー履歴画面、110…コメント入力画面、111…入力ボックス、120…ガイダンス画面。

Claims (3)

  1. デジタルコンテンツコピー装置の記録装置に記録されたデジタルコンテンツを記録媒体にコピーするデジタルコンテンツコピー装置において、
    デジタルコンテンツのコピーに係わるコメントを入力する手段と、
    前記デジタルコンテンツに対応して、当該デジタルコンテンツを記録媒体にコピーする際に、ユーザによって入力された前記コメントを記録するテーブルを備え、
    ユーザの指示により、デジタルコンテンツ毎に入力された前記コメントをリスト表示することを特徴とするデジタルコンテンツコピー装置。
  2. デジタルコンテンツコピー装置の記録装置に記録されたデジタルコンテンツを選択する画面を表示し、当該画面を介して指示されたデジタルコンテンツに係わる前記テーブルに記録された前記コメントをリスト表示することを特徴とする請求項1に記載のデジタルコンテンツコピー装置。
  3. 前記テーブルには、少なくともコピー回数、及び、前記デジタルコンテンツに設定されている許容コピー回数が記録され、コピー回数が許容コピー回数に達した後、更に、ユーザによって、前記デジタルコンテンツのコピーが指示されると、所定のガイダンス画面を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルコンテンツコピー装置。
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