JP2011090405A - 流量制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 制御する流体の圧力が変化した場合にでも流量制御の応答性速度を高速のまま維持することができる流量制御装置を提供する。
【解決手段】 流量制御装置40は、流体を流す流体通路に流量センサ部8と流量制御弁10とを設け、流量センサ部8で検出した流量値S1と所定の流量設定値S0とを比較して流量制御弁10を制御する制御部44とを有する。そして、流量センサ部8及び流量制御弁10よりも上流側に圧力センサ42を設け、制御部44には、予め複数の流量設定値と複数の流体圧力値に応じた制御定数を記憶しておき、流量設定値S0と圧力センサの検出値Svに基づいて制御定数を選択して流量制御するように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ガス等の比較的小流量の流体の流量を制御する流量制御方法に関し、特に流量制御の応答速度を改良した流量制御装置に関する。
半導体製品等を製造するために利用される流量制御装置(例えば、マスフローコントローラ)は、流量を検出するセンサ部と、流量を制御するバルブ部と、これを制御する制御部とから主に構成されている。そして、制御部ではセンサ部で検出した流量値と流量設定値とを比較し、実際の流量値が流量設定値となるようにバルブ部に制御信号を出力する。このとき、実際の流量が流量設定値に対してオーバーシュートやハンチングしないように、一般的にはPID制御を行う。
このPID制御の各定数は、アナログ回路のみ搭載したアナログ制御マスフローコントローラでは、回路構成の制約を受けるために、一般的には固定(1つ)である。一方、デジタル回路を搭載したデジタル制御マスフローコントローラでは、CPUやEEPROMを利用して、設定流量毎にPID制御の定数を複数(例えば6つ)もち、この定数を切り換える機能を持っている。
例えば特許文献1には、予め複数の流量設定値に応じた流量制御弁の定常操作量を測定してテーブル化して記憶しておき、所定の流量設定値まで急激に流量を変化する際に、流量制御部は所定の流量設定値に対応した定常操作量をテーブルに基づいて求め、求められた定常操作量よりも所定の割合だけ小さい初期操作量を前記流量制御弁に出力し、その後、直ちに前記初期操作量を基準として速度型PID制御に移行するようにした流量制御方法が記載されている。また、流量設定値に規定された流量が安定して流れている時の流量制御弁の実際の操作量をモニタし、流量設定値と、実際の操作量に対応するテーブル上の流量設定値との比に基づいてテーブルの定常操作量を書き替えるように構成することが記載されている。
また特許文献2にはデジタル演算回路系とアナログ回路系とを有し、アナログ回路系には、センサ信号と流量設定信号とを比較する比較部を備え、この比較部にはPID制御の制御定数を切り換えて選択する制御定数切り換え部が接続され、流量制御弁の応答性に関する制御の内、センサ信号と流量設定信号とを比較して流量制御弁のバルブ印加電圧を決定するフィードバックループはアナログ回路系で行う質量流量制御装置が記載されている。そして、制御定数は抵抗値の異なる10個の制御定数抵抗から構成されている。
特開平7−160338号公報 特開2002−82722号公報
ところで、流量制御弁の弁の開度は制御する対象となる流体の圧力(又は流量制御弁の上流と下流との差圧)の影響を受ける事が知られている。即ち、一定の流量に制御するためには、圧力が高い場合には弁の開度を小さく、圧力が低い場合には弁の開度を大きくするように制御しなければならない。
この点において、特許文献1または特許文献2に記載の技術によれば、流体の圧力が変化した場合、流量設定値と、実際の操作量に対応するテーブル上の流量設定値との比に基づいてテーブルの定常操作量を書き替えるように構成しているものの、PID制御の定数は流量設定値毎にしか記憶していないので、安定した流量を下流に流せるまでの時間(以下、応答時間ともいう)が、流体の圧力毎に変化してしまうという問題がある。この問題点は、例えば半導体制御装置においては、最も遅い応答時間の間、装置を停止しプロセスガスを排出すること(所謂、捨てガス)を必要としている。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、制御する流体の圧力が変化した場合にでも流量制御の応答性速度を高速のまま維持することができる流量制御装置を提供することを目的としている。
本発明は、流体を流す流体通路に流量センサ部と流量制御弁とを設け、該流量センサ部で検出した流量値と所定の流量設定値とを比較して該流量制御弁を制御する制御部とを有する流量制御装置において、前記流量センサ部及び流量制御弁よりも上流側に圧力センサを設け、前記制御部には、予め複数の流量設定値と複数の流体圧力値に応じた複数の制御定数を記憶しておき、前記制御部は、前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に基づいて複数の制御定数の中から最適な制御定数を選択して流量制御するように構成したことを特徴とする流量制御装置である。
また、本発明は、流体を流す流体通路に流量センサ部と流量制御弁とを設け、該流量センサ部で検出した流量値と所定の流量設定値とを比較して該流量制御弁を制御する制御部とを有する流量制御装置において、前記流量センサ部及び流量制御弁の上流側及び下流側に差圧検知手段を設け、前記制御部には、予め複数の流量設定値と複数の流体差圧値に応じた複数の制御定数を記憶しておき、前記制御部は、前記流量設定値と前記流体差圧値に基づいて複数の制御定数の中から最適な制御定数を選択して流量制御するように構成したことを特徴とする流量制御装置である。
上記発明において、前記制御部は、流量センサ部で検出した流量値と前記選択された最適な制御定数から前記流量制御弁に印加すべき電圧を算出することができる。
また、前記制御定数は、予め求めておいたPID制御定数である。
さらに、上記発明において、前記制御部に入力された前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に応じた制御定数が、前記制御部に記憶された制御定数の中にないとき、前記制御部は、入力された前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に近似する流量設定値と圧力センサの検出値に応じた制御定数から近似計算を行って、最適な制御定数を求めることができる。
本発明に係る流量制御装置によれば、予め複数の流量設定値と複数の流体差圧値に応じた制御定数を記憶しておき、流量設定値と圧力センサの検出値又は流量制御弁の上流と下流との差圧値に基づいて最適な制御定数を選択して流量制御するように構成しているので、流体の圧力状態が変化した場合でも、最適な制御定数を選択し、応答速度を最適に維持することができる。
本発明に係る流量制御装置の第1実施例を示す構成図である。 本発明に係る流量制御装置に予め記憶させておく制御定数の一例である。 本発明に係る流量制御装置の制御フローチャート図である。 本発明に係る流量制御装置の第2実施例を示す構成図である。 第2実施例における流量制御装置に予め記憶させておく制御定数の一例である。 第2実施例における流量制御装置の制御フローチャート図である。
以下に、本発明に係る流量制御装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る流量制御装置の第1実施例を示す構成図、図2は本発明に係る流量制御装置に予め記憶させておく制御定数の一例、図3は本発明に係る流量制御装置の制御フローチャート図である。
図示するように、この流量制御装置40は、液体や気体等の流体を流す流体通路、例えばガス管4の途中に介設されて、この流量を制御するようになっている。尚、このガス管4の一端に接続される半導体製造装置内はこの場合真空引きされている。この流量制御装置40は、例えばステンレススチール等により成形された入口流路6Aが上流側のガス管4の下流側に接続され、出口流路6Bが下流側のガス管4の上流側に接続される。この流量制御装置40は、流体の流量を検出する流量検出手段8と、流体の流れを制御する流量制御弁機構10と、本発明の特徴とする圧力検出手段42とを有している。この装置全体の動作を制御するのは、例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御手段44を有している。
そして、上記制御手段44は、半導体製造装置の全体の動作を制御するホストコンピュータ46から、この流量制御装置において流すべきガス流量を表す流量設定信号S0を受ける。それと共に、現在流しているガス流量を表す外部流量出力信号Soutを出力するようになっている。この図示例では、流路6の上流側から下流側に向けて、ガス流体の圧力を排出するための圧力検出手段42、ガス流量を検出する流量検出手段8及び流量制御弁機構10がこの順序で順次介設されている。上記圧力検出手段42は、例えば圧力トランスデューサよりなり、所定の時間間隔、例えば10msec毎にガス圧力をサンプリングして検出し、その検出された圧力値を圧力検出信号Svとして上記制御手段44に向けて出力するようになっている。
また、上記流量検出手段8は、上記流路6のガス流体の流れ方向の上流側に設けられて複数のバイパス管を束ねてなるバイパス群12を有している。上記バイパス群12の両端側には、これを迂回するようにセンサ管14が接続されており、これにバイパス群12と比較して小量のガス流体を一定の比率で流すようになっている。すなわち、このセンサ管14には全ガス流量に対して一定比率の一部のガスを常に流すようになっている。このセンサ管14には直列に接続された制御用の一対の抵抗線R1、R4が巻回されており、これに接続されたセンサ回路16により流量値を示す流量信号S1を出力するようになっている。
この流量信号S1は、例えばマイクロコンピュータ等よりなる制御手段44へ導入されて、上記流量信号S1に基づいて現在流れているガスの流量が出力される。それと共に、その流量が外部より入力される流量設定信号S0で表される流量に一致するように、上記流量制御弁機構10を制御することになる。尚、この際、後述するように必要に応じて圧力検出信号Svにより表される圧力値が流量制御に加味されることになる。この流量制御弁機構10は、上記流路6の下流側に設けられた流量制御弁20を有しており、この流量制御弁20は、ガス流体の流量を制御するための弁体として例えば金属板製の屈曲可能になされたダイヤフラム22を有している。
そして、このダイヤフラム22を弁口24に向けて適宜屈曲変形させて移動(進退)させることによって、上記弁口24の弁開度を任意に制御し得るようになっている。そして、このダイヤフラム22の上面は、例えば積層圧電素子(ピエゾ素子)よりなるアクチュエータ26の下端部に接続されており、これにより、その弁開度が上記したように調整できるようになっている。そして、このダイヤフラム22の下端部に剛的に連結されており、これにより、その弁開度が上記したように調整できるようになっている。
具体的には、上記アクチュエータ26の下端部には、例えば金属製の押し台48が取り付けられ、他方、上記ダイヤフラム22の上面にも例えば金属製のベース台50が取り付けられている。そして、上記押し台48とベース台50との表面に浅い凹部をそれぞれ設けてこの凹部に例えば剛球52を介在させて全体を剛的に連続している。これにより、上記アクチュエータ26の機械的伸縮を直接的にダイヤフラム22に伝えることができる。それと共に、ガス流体の圧力変動が生じてもダイヤフラム22の弁開度が変化しないようにしている。更には上記剛球52の作用により、上下方向に伝わる力が偏在しないようにしている。
ここで積層圧電素子とは、例えば多数のPZTセラミック板の電極を介在させて積層した構造よりなり、印加する電圧によってその長手方向に機械的に伸縮できるようになっている。またアクチュエータ26の全体はケース27によって全体が囲まれている。そして、このアクチュエータ26は、上記制御手段44からの駆動信号S3を受けてバルブ駆動回路28が出力するバルブ駆動信号としてのバルブ駆動電圧S4により作動する。
本発明の特徴となる流量制御を行う上記制御手段44は、当然のこととして演算処理に必要な各種のデータ(情報)を記憶するために例えばRAMやROMを組み合わせてなる記憶部44Aを有している。この記憶部44Aには予め調整されて設定した流量設定、流量圧力毎のPID制御定数がテーブル化されて記憶されている。このPID制御定数テーブルについて説明すると、図2に例示すように、設定流量について10水準、流体圧力について4水準のマトリックスとして40種類のPID制御定数になっている。
そしてひとつのマトリックス(例えば、A50−0.1)には、それぞれに比例ゲインK、積分ゲインK、微分ゲインKを設定可能にしている。これらのPID制御定数は、入力値(流量設定値S0と圧力検出信号Sv)を階段状に変動させた時に出力値(バルブ駆動信号S4)が応答しはじめるまでに要する時間(無駄時間)、応答しはじめてからの変化の速度(時定数)、入力値の変化量と出力値の変化量の比(プロセスゲイン)などを測定し、オーバーシュートやハンチングを起こさないように、また設定流量に安定するまでの基準応答時間(例えば0.5秒以内)になるように調整したうえで決定する。
あるいは簡便的には基準応答時間は比例ゲインKが支配的であるので、積分ゲインK、微分ゲインKは所定の値に固定しておき、比例ゲインKのみを調整して制御定数を決定しても良い。なお、図2における流体圧力の最小値と最大値は質量流量制御装置の制御可能範囲としている。
次に、以上のように構成された本発明の流量制御装置の動作について説明する。
本発明の特徴は、上記制御手段44が、上記流量信号S1と上記流量設定信号S0とに基づいて流量の制御を行う際に、同時に上記圧力検出信号Svを読み取って、予め記憶させておいた複数の流量設定値と複数の流体圧力値に応じた制御定数の中から、最適の制御定数を選択して流量制御するようにした点である。
まず、ガス管4を流れてきたガスは、入口流路6Aから流量制御装置40の流路6内に流れ込み、このガスはその圧力が圧力検出手段42により検出された後に流量検出手段8に至る。そしてこのガスの大部分はバイパス管群12を介して流れると共に、全ガス流量に対して一定の分流比となる一部のガスはセンサ管14内を流れ、各ガスはその下流側で合流した後に流量制御機構10の流量制御弁20の弁口24を流れる。その後は出口流路6Bを通過して図示しない半導体製造装置に向けて流れて行く。尚、半導体製造装置の処理チャンバは真空雰囲気で使用されている。
ここで、センサ管14には抵抗線R1、R4が巻回されており、センサ管14内を流れるガスによりガス管4内を流れる全体のガスの流量がセンサ回路16により検出される。この検出値が流量信号S1で表される流量が外部より入力される流量設定信号S0で表される流量と一致するようにバルブ駆動回路28を介してバルブ駆動電圧S4を発生させる。そして、これをアクチュエータ26に印加してアクチュエータ26を伸縮駆動してダイヤフラム22を屈曲変形することにより、流量制御弁20の弁開度を調整することになる。これにより、ガス流体の流量を制御しつつ下流側に向けて流すことができる。
ここで、この流量制御装置40よりも上流側のガス管4に何らかの理由(意図的であるか否かに関わらず)で圧力変動が生じた場合には、この圧力変動が下流側に向って伝搬し、この流量制御装置40内へ到達する。
しかし、本発明ではこのガス圧の圧力変化量を圧力検出手段42で検出して、予め記憶させておいた複数の流量設定値と複数の流体圧力値に応じた制御定数の中から、最適の制御定数を選択して流量制御するので、オーバーシュートやハンチングを起こすことなく速やかに所定の流量設定値へと制御することができる。
具体的な制御方法について説明する。
図3は本発明の流量制御装置で行われる制御フローを示す図である。
図示するように、まず流量設定信号S0を制御部44に読み込む(K1)。また、圧力検出手段42の出力である圧力検出信号Svを制御部44に読み込む(K2)。そして、流量設定信号S0と、圧力検出信号Svとを用いて、予め記憶させておいた複数の制御定数(例えば図2に例示した制御定数のテーブル)の中から最適な制御定数を決定する(K3)。例えば、流量設定信号S0が50%で、圧力検出信号Svが0.1MPaGの場合、図2のテーブルからA50−0.1に記憶させた、制御定数(比例ゲインK、積分ゲインK、微分ゲインK)を決定する。
一方、入力された流量設定値S0と圧力検出信号Svに応じた制御定数が、図2のテーブルに記憶されていない場合、制御部44は、入力された流量設定値S0と圧力検出信号Svに近似する流量設定値と圧力検出信号に応じた制御定数の中から直線近似計算を行って、最適な制御定数を求める。
具体的には、例えば、流量設定信号S00に20%が入力された場合、図2のテーブルの中から流量設定値S01:10%に対応する制御定数(A10−0.05からA10−0.3まで)と流量設定信号S02:25%に対応する制御定数(A25−0.05からA25−0.3まで)を選び出し、次式によって流量設定信号S00=20%に対応する制御定数(A20−0.05からA20−0.3まで)を計算で求め、これを記憶させておく。
比例ゲインKについて例示すると、
Figure 2011090405
PP:計算された流量設定信号S00=20%に対応する比例ゲイン
P10:予め記憶されている流量設定信号10%に対応する比例ゲイン
P25:予め記憶されている流量設定信号25%に対応する比例ゲイン
そして、圧力検出信号Sv0が0.15MPaGであった場合、計算されたKPP(A20−0.05からA20−0.3)の中からA20−0.1(圧力検出信号Sv1:0.1MPaG)、A20−0.2(圧力検出信号Sv2:0.2MPaG)を選び出す。そして、次式で最適な制御定数を決定する。
Figure 2011090405
P0:求めた最適な比例ゲイン
P0.1:A20−0.1に記憶された比例ゲイン
P0.2:A20−0.2に記憶された比例ゲイン
あるいはまた、流量設定信号S00=20%と、圧力検出信号Sv0=0.15MPaGに基づいて、図2のテーブルの中からA10−0.1(流量設定信号S01:10%、圧力検出信号Sv1:0.1MPaG)、A10−0.2(流量設定信号S01:10%、圧力検出信号Sv2:0.2MPaG)、A25−0.1(流量設定信号S02:25%、圧力検出信号Sv1:0.1MPaG)及びA25−0.2(流量設定信号S02:25%、圧力検出信号Sv2:0.2MPaG)に記憶された制御定数を選び出し、次式で最適な制御定数を求めても良い。比例ゲインKについて例示すると、
Figure 2011090405
P0:求めた最適な比例ゲイン
P11:A10−0.1に記憶された比例ゲイン
P12:A10−0.2に記憶された比例ゲイン
P21:A25−0.1に記憶された比例ゲイン
P22:A25−0.2に記憶された比例ゲイン
のように、近似して最適な制御定数を求める。なお、これらKP11とKP12との間隔、あるいはKP11とKP21との間隔は、予め実験的に直線近似計算を行っても実質的に問題がないと見なせる間隔を設定しておく。
そして、制御部44に流量信号S1を読み込み(K4)、決定した最適な制御定数と流量信号S1に基づいて、PID演算を行い、バルブ駆動信号S4を決定する(K5)。このバルブ駆動信号S4をバルブ駆動回路28に出力する(K6)と、流量制御弁機構10が駆動して、バルブの開度が変化し、所望の流量に制御することができる。この制御状態はK1からK6の工程を例えば10msecで行い、制御を継続する場合には、これらの工程が繰り返される(K7)。
あるいはまた、圧力検出信号Svには上下限の閾値を設定しておき、その閾値の範囲内では一度決定した制御定数を固定しておき、圧力検出信号Svが閾値を超える変化をした場合に、再び制御定数を最適化させてもよい。
つぎに、本発明に係る流量制御装置の第2の実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図4は本発明に係る流量制御装置の第2実施例を示す構成図、図5は第2実施例における流量制御装置に予め記憶させておく制御定数の一例、図6は第2実施例における流量制御装置の制御フローチャート図である。なお、上記した流量制御装置40と同一の構成は、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
半導体製造装置の多くは、その処理チャンバが真空雰囲気で使用されるが、減圧雰囲気や常圧程度の雰囲気等の種々圧力状態で使用される場合がある。図示するように流量制御装置40Aは、上流側に設けた圧力検出手段42Aとともに、流量制御弁機構10の下流側にも圧力検出手段42Bを設けている点で相違する。そして、圧力検出手段42Aと圧力検出手段42Bの圧力検出信号SvAとSvBから流体の差圧値SvCを求め、流量設定値S0と流体差圧値SvCに基づいて複数の制御定数の中から最適な制御定数を選択して流量制御する。なお、圧力検出手段42A、42Bとして差圧型トランスデューサを用いて、直接流体差圧値を検出可能に構成しても良い。
具体的には、図5に例示すように、設定流量について10水準、流体差圧値について4水準のマトリックスとして40種類のPID制御定数になっている。そしてひとつのマトリックス(例えば、B50−0.1)には、それぞれに比例ゲインK、積分ゲインK、微分ゲインKを設定可能にしている。これらのPID制御定数の決定には、入力値(流量設定値S0と流体差圧値SvC)を階段状に変動させた時に出力値(バルブ駆動信号S4)が応答しはじめるまでに要する時間(無駄時間)、応答しはじめてからの変化の速度(時定数)、入力値の変化量と出力値の変化量の比(プロセスゲイン)などを測定し、その値から設定する。
そして図4に示すように、まず流量設定信号S0を制御部44に読み込む(K11)。また、圧力検出手段42Aと42Bの出力である圧力検出信号SvAとSvBとを制御部44に読み込む(K12、K13)。次に、圧力検出信号SvAとSvBとから流体差圧値SvCを求める(K14)。そして、流量設定信号S0と、流体差圧値SvCとを用いて、予め記憶させておいた複数の制御定数(例えば図5に例示した制御定数のテーブル)の中から最適な制御定数を決定する(K15)。例えば、流量設定信号S0が50%で、流体差圧値SvCが0.1MPaGの場合、図5のテーブルからB50−0.1に記憶させた、制御定数(比例ゲインK、積分ゲインK、微分ゲインK)を決定する。
一方、入力された流量設定値S0と流体差圧値SvCに応じた制御定数が、図5のテーブルに記憶されていない場合、制御部44は、入力された流量設定値S0と流体差圧値SvCに近似する流量設定値と流体差圧値に応じた制御定数の中から近似計算を行って、最適な制御定数を求める。
そして、制御部44に流量信号S1を読み込み(K16)、決定した最適な制御定数と流量信号S1に基づいて、PID演算を行い、バルブ駆動信号S4を決定する(K17)。このバルブ駆動信号S4をバルブ駆動回路28に出力する(K18)と、流量制御弁機構10が駆動して、バルブの開度が変化し、所望の流量に制御することができる。この制御状態はK11からK18の工程を例えば10msecで行い、制御を継続する場合には、これらの工程が繰り返される(K19)。
図1及び図4において、流路6の上流から下流側に向けて、圧力検出手段42(42A)、流量検出手段8、流量制御弁機構10の順に介設した例を示したが、圧力検出手段42(42A)の介設位置はこれに限らず、実質的に流量制御弁機構10に流入するガスの圧力が検出可能であれば良い。例えば、流量検出手段8、圧力検出手段42(42A)、流量制御弁機構10の順に介設したり、流量検出手段8の上流側に流路6から分岐する分岐管を設け、ここに圧力検出手段42(42A)を介設することができる。
またPID制御を用いた制御定数を例示したが、必要に応じて各種の制御方法を採用することが可能で、例えば、P制御、PI制御、H∞制御、ファジイ制御或いはニューラルネットワーク制御等を採用することができる。この場合、各々の制御方法に対応する制御定数を用いればよい。
4:ガス管(流体通路)、6:流路、6A:入口流路、6B:出口流路、8:流量検出手段、
10:流量制御弁機構、12:バイパス管群、14:センサ管、16:センサ回路、
20:流量制御弁、22:ダイヤフラム、24:弁口、26:アクチュエータ、27:ケース、28:バルブ駆動回路、
40、40A:流量制御装置、42、42A、42B:圧力検出手段、44:制御手段、44A:記憶部、46:ホストコンピュータ、48:押し台、
50:ベース台、52:剛球、
S0:流量設定信号、S1:流量信号、Sv、SvA、SvB:圧力検出信号、Sout:外部流量出力信号、S3:駆動信号、S4:バルブ駆動電圧(バルブ駆動信号)

Claims (5)

  1. 流体を流す流体通路に流量センサ部と流量制御弁とを設け、該流量センサ部で検出した流量値と所定の流量設定値とを比較して該流量制御弁を制御する制御部とを有する流量制御装置において、
    前記流量センサ部及び流量制御弁よりも上流側に圧力センサを設け、前記制御部には、予め複数の流量設定値と複数の流体圧力値に応じた複数の制御定数を記憶しておき、
    前記制御部は、前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に基づいて複数の制御定数の中から最適な制御定数を選択して流量制御するように構成したことを特徴とする流量制御装置。
  2. 流体を流す流体通路に流量センサ部と流量制御弁とを設け、該流量センサ部で検出した流量値と所定の流量設定値とを比較して該流量制御弁を制御する制御部とを有する流量制御装置において、
    前記流量センサ部及び流量制御弁の上流側及び下流側に差圧検知手段を設け、前記制御部には、予め複数の流量設定値と複数の流体差圧値に応じた複数の制御定数を記憶しておき、
    前記制御部は、前記流量設定値と前記流体差圧値に基づいて複数の制御定数の中から最適な制御定数を選択して流量制御するように構成したことを特徴とする流量制御装置。
  3. 前記制御部は、流量センサ部で検出した流量値と前記選択された最適な制御定数から前記流量制御弁に印加すべき電圧を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御装置。
  4. 前記制御定数は、予め求めておいたPID制御定数であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の流量制御装置。
  5. 前記制御部に入力された前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に応じた制御定数が、前記制御部に記憶された制御定数の中にないとき、
    前記制御部は、入力された前記流量設定値と前記圧力センサの検出値に近似する流量設定値と圧力センサの検出値に応じた制御定数から近似計算を行って、最適な制御定数を求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の流量制御装置。
JP2009241738A 2009-10-20 2009-10-20 流量制御装置 Active JP5499381B2 (ja)

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