JP2011087523A - 釣り竿 - Google Patents

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JP2011087523A
JP2011087523A JP2009244119A JP2009244119A JP2011087523A JP 2011087523 A JP2011087523 A JP 2011087523A JP 2009244119 A JP2009244119 A JP 2009244119A JP 2009244119 A JP2009244119 A JP 2009244119A JP 2011087523 A JP2011087523 A JP 2011087523A
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Soji Iwata
壮司 岩田
Shotaro Tanigawa
尚太郎 谷川
Masahiko Matsumoto
聖比古 松本
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Abstract

【課題】 釣り場を移動する際に仕掛けの巻き付き等を抑制しながら、実釣時には釣り操作の障害と成り難い釣り竿を提供する。
【解決手段】 元竿3の竿元側端に装着する尻栓4を、元竿3に装着される尻栓本体部4Aとその尻栓本体部4Aに取付られた摘み部4Bとで構成する。摘み部4Bに釣り糸aを弾性的に挾持する切り込み溝4gを形成する。摘み部4Bの後端面に切り込み溝4gとともに竿先側に向かう凹凸部4Cを形成し、凹凸部4Cに釣り針5を係止する釣り針係止孔4hを形成してある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、釣り場を移動する場合に仕掛けに取り付けられた釣り針の仕舞い処理に有用な機構を備えた釣り竿に関する。
釣り人は、良好な釣り場を求めて移動することがある。このような釣り場を移動する場合には、仕掛けを取り外さずに、移動する場合もある。
そうすると、仕掛けが垂れ下がって竿に巻き付き仕舞い処理に苦慮することがある。その為に、釣り竿の外面に釣り針を係止するフックを設けたものがあった(特許文献1)。
特開平7−289122号公報(段落番号〔0011〕〔0012〕、及び、図1〜図4)
上記構成のものにあっては、釣り針を係止するフックが竿の外周面に取り付けてあるが、釣り竿の全長より仕掛けの長さが長いものであれば、フックに係止された釣り糸が竿から垂れ下がり風に煽られることによって穂先竿等に絡み付くことを回避できない虞があった。
また、上記したフックは釣り竿に取付けた状態では、竿体から突出するものであり、かつ、釣り竿としても重くなるところから、釣り操作に影響する面もあり、取り外し可能になっているが、取り外した場合の仕舞い処理に難儀する面もある。
本発明の目的は、釣り竿の全長より長い仕掛けであっても、釣り場を移動する際に釣り竿への巻き付き等を抑制しながら、実釣時には釣り操作の障害と成り難く仕舞処理を考慮する必要のない釣り竿を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、元竿の竿元側端に尻栓を装着するとともに、前記尻栓に釣り糸を弾性的に挾持する切り込み溝を形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
本発明においては、従来技術のように釣り針を係止して仕掛けを処理するのではなく、釣り糸そのものを切り込み溝に挟み込んで弾性的に挾持する構成を採った。
これによって、穂先側から尻栓まで延出された釣り糸を切り込み溝に挟み込んで挾持すると、仕掛けが釣り竿より長い場合であっても、仕掛けに緊張力を与えた状態で取付けることができる。したがって、釣り糸が弛みなく尻栓に係止されるので、釣り場を移動中であっても釣り糸が竿に絡み付くことを抑制することができる。
しかも、仕掛け長さが異なるものに切り換えたとしても、釣り針ではなく釣り糸を係止するものである為に、緊張力を持って釣り糸を挾持することができ、仕掛けの長さに拘束を受けない処理が行える。
更に、尻栓に切り込み溝を形成して釣り糸を挟み込んでいるので、尻栓を釣り場に載置して釣り竿を岩場等に立てかけた場合にも、釣り糸は尻栓によって保護されて直接釣り場に接することはなく、釣り糸を傷めることはない。
釣り糸を係止するのに、尻栓に切り込み溝を設けて対処しているので、実釣時に障害と成り難く、かつ、釣り糸を係止する為に他の専用の部材を導入する必要がなく、尻栓自体を釣り糸係止部材に兼用できるに至った。
〔構成〕
請求項2に係る発明の特徴構成は、前記尻栓の後端面に前記切り込み溝とともに竿先側に向かう凹凸部を形成し、前記凹凸部に釣り針を係止する釣り針係止部を形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
尻栓に釣り針係止部をも設けたので、切り込み溝に挟み込み挾持された釣り糸の先端側に括り付けられている釣り針をこの釣り針係止部に引っ掛け係止することができるので、釣り針自体の仕舞処理も容易に行うことができる。
しかも、釣り針係止部を尻栓の後端面に凹部として形成してあるので、釣り竿の外側に突出することとならず、実釣時に障害と成り難く、かつ、尻栓を釣り場に載置して釣り竿を岩場等に立てかけた場合にも、釣り針は尻栓によって保護されて直接釣り場に接することはなく、釣り針を傷めることはない。
延べ竿において、釣り糸を尻栓に係止した状態を示す側面図 (a)尻栓の摘み部に切り込み溝を形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持する状態を示す斜視図、(b)尻栓の摘み部に切り込み溝を形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持する状態を示す背面図、(c)尻栓の摘み部に切り込み溝を形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持する状態を示す縦断側面図である。 (a)尻栓の摘み部に切り込み溝を形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持し、かつ、釣り針を係止する状態を示す斜視図、(b)尻栓の摘み部に切り込み溝を形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持し、かつ、釣り針を係止する状態を示す背面図 (a)尻栓の摘み部に凹凸部を形成し、その凹凸部に切り込み溝と釣り針係止孔とを形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持し、釣り針を係止する状態を示す斜視図、(b)尻栓の摘み部に凹凸部を形成し、その凹凸部に切り込み溝と釣り針係止孔とを形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持し、釣り針を係止する状態を示す背面図、(c)尻栓の摘み部に凹凸部を形成し、その凹凸部に切り込み溝と釣り針係止孔とを形成し、その切り込み溝に釣り糸を挾持し、釣り針を係止する状態を示す縦断側面図である。
〔第1実施形態〕
鮎竿、渓流竿等の延べ竿に本願発明を適用する場合について説明する。
図1に示すように、延べ竿Aは、穂先竿1、二番竿等の中竿2、竿元側端に尻栓4を装着した元竿3を振出式に連結して構成し、穂先竿1の竿先端に糸連結部材1Aを取付け、その糸連結部材1Aに釣り針5を取り付けた釣り糸aを取り付けて構成してある。
尻栓4について説明する。図2(a)〜(c)に示すように、尻栓4は、元竿3の竿元端部3Aに装着される尻栓本体部4Aと、その尻栓本体部4Aに装着される摘み部4Bとで構成される。
尻栓本体部4Aは、竿先側の取付筒状部4aと竿元側のディスク状部4bとを一体形成してあり、取付筒状部4aの外周面に雄ねじ部4cが形成してあり、ディスク状部4bの後面に摘み部4Bの取付用係止突起4dが形成してある。
尻栓本体部4Aは合成ゴム、合成樹脂、或いは、アルミ等の軽量金属で構成される。
摘み部4Bは、半球体状を呈するものであり、竿先側の前壁部に係合凹部4fが形成されている。この係合凹部4fをディスク状部4bの取付用係止突起4dに嵌め込み装着することによって、摘み部4Bはディスク状部4bに取り付けられる。
元竿3の竿元端部3Aは外向きに膨出形成されており、その竿元端部3Aの内周面に雌ねじ部3aを形成するとともに、竿元端部3Aの後端外縁部に段差部3bが形成してあり、尻栓4のディスク状部4bの外縁に形成した筒状部4eを嵌め込み係合可能に構成してある。
尻栓4の摘み部4Bについて説明する。図2(a),(b)に示すように、摘み部4Bの後端面には、直径方向に沿った3つの切り込み溝4gが形成されている。摘み部4Bは、NBR等の合成ゴムかナイロン等のエンジニアリング樹脂で構成される。この切り込み溝4gに釣り糸aを挟み込むことによって、釣り糸aを係止することができる。
しかも、切り込み溝4gは、合成ゴムやエンジニアリング樹脂製の部分に形成されているので、元の状態に復帰する弾性復帰力が強く、その弾性復帰力で釣り糸aを挟み込み保持する。
したがって、釣り糸aに緊張力を与えた状態で挾持することができる。
そして、釣り糸aは切り込み溝4gに挟み込まれた状態で、図2(a),(c)で示すように、摘み部4Bの後端面より後方に突出しない状態に埋め込み挾持されるので、尻栓4を釣り場に載置して釣り竿Aを縦向き姿勢に立てかけたとしても、釣り糸aが直接釣り場に接触することがないので、釣り糸aを傷めることがない。
〔第2実施形態〕
ここでは、釣り糸aを挾持する切り込み溝4gとともに、釣り針5を係止する釣り針係止部を併設する構成について説明する。図3に示すように、尻栓4の摘み部4Bの後端面に、穂先竿1から後方に引き寄せられた釣り糸aを挾持する縦向き切り込み溝4gを設ける。縦向き切り込み溝4gは、摘み部4Bの直径方向に平行で尻栓4の中心位置を外れる状態で形成してある。この縦向き切り込み溝4gとは異なる位置に、略径方向に沿った径方向切り込み溝4iを設けてある。この径方向切り込み溝4iに縦方向切り込み溝4gに挾持されている釣り糸aの残余の部分を挾持すべく構成してある。
径方向切り込み溝4iの先端部位には、釣り針5を係止するための凹入部4Dが形成してある。凹入部4Dは、摘み部4Bの後端面の一部を竿先側に向けて凹入形成したものであり、ドーム形の天井面4kと釣り針5の先端を係止する釣り針係止部としての釣り針係止孔4hを形成してある。
以上のような構成によって、穂先竿1側から竿元側に引き寄せられた釣り糸aは、縦向き切り込み溝4gに挾持されるとともに、その挾持された先端側の部分は、摘み部4Bの外周縁に接する状態で巻回され、外周縁に沿った状態から径方向切り込み溝4iに挾持される。そして、径方向切り込み溝4iに挾持された釣り糸aの先端に取付られた釣り針5は、凹入部4Dの内部空間に装入されて、その先端を釣り針係止孔4hに係止して固定される。
このような構成によって、釣り糸aを保持するだけでなく、釣り針5の仕舞も効率よく行うことができる。
〔第3実施形態〕
この第3実施形態においても、切り込み溝4gと釣り針係止部を併設する構成について説明する。
図4に示すように、尻栓4の摘み部4Bの後端面に、竿先側に凹入する部分と竿尻側に突出する部分とを交互に配置した鋸歯状の凹凸部4Cを設けるとともに、凹凸部に釣り針係止部としての釣り針係止孔4hを形成して構成してある。
上記したように、凹部に釣り針係止孔4hを形成したので、釣り針係止孔4hに対して、尻栓4の外周面における竿先側から釣り針5の針先を差込み係止する。そうすると、釣り針5は、釣り針係止孔4hに差し込まれた状態で、前記凹凸部4Cの突部より後端側に突出しないので、尻栓4が他のものに接触しても釣り針5自体が接触することは少なく、釣り針5が傷むことは少ない。
図4に示すように、鋸歯状の凹凸部4Cは尻栓4の後端面の円周方向の複数箇所に亘って設けてあるので、各凹部に釣り針係止孔4hを形成することができる。そうすると、各釣り針係止孔4hに別個の釣り針5を係止することができる。これによって、仕掛けに複数の釣り針5が取り付けられている釣りにも適用することができる。
そして、凹凸部4Cの直径方向に形成された頂点部分に亘って切り込み溝4gを形成することによって、第1実施形態で示したように、釣り針5を取り付けた釣り糸aを挾持することができる。
このような構成によって、釣り糸aを挾持するだけでなく、釣り針5を止め付けることができて、仕掛けを仕舞処理する為の構成として、有効なものを提供することができた。
〔別実施形態〕
(1)釣り針5を係止する釣り針係止孔4hを形成する必要はない。切り込み溝4g,4iが尻栓4の摘み部4Bの後端面に形成されていればよい。
(2)切り込み溝4g,4iの数は問わない。単一であってもよい。
(3)切り込み溝4g,4iとしては、直径方向に沿って形成してあるが、周方向に沿って形成してもよい。
(4)上記実施形態においては、摘み部4Bの後端面に切り込み溝4g,4iを形成したが、尻栓本体部4Aの外周面に切り込み溝4g,4iを形成してもよい。また、摘み部4Bから尻栓本体部4Aの外周面に亘る範囲で切り込み溝4g,4iを形成してもよい。
(5)尻栓4としては、尻栓本体部4Aと摘み部4Bとで構成したが、尻栓本体部4Aと摘み部4Bとを同一のゴム製材料や合成樹脂製材料で一体に形成してもよい。
本願発明は、振出竿だけでなく、並継竿、インロー継竿にも適用できる。
3 元竿
4 尻栓
4A 尻栓本体部
4B 摘み部
4C 凹凸部
4g,4i 切り込み溝
4h 釣り針係止孔(釣り針係止部)
5 釣り針
a 釣り糸

Claims (2)

  1. 元竿の竿元側端に尻栓を装着するとともに、前記尻栓に釣り糸を弾性的に挾持する切り込み溝を形成してある釣り竿。
  2. 前記尻栓の後端面に前記切り込み溝とともに竿先側に向かう凹凸部を形成し、前記凹凸部に釣り針を係止する釣り針係止部を形成してある請求項1記載の釣り竿。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9232778B1 (en) * 2011-08-27 2016-01-12 Thomas Joseph De Sernia Gimbal cover and method of use

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