JP6877742B2 - 生餌保持具 - Google Patents

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本発明は、釣針に取り付ける生餌を保持する生餌保持具であり、とりわけ、採捕する対象魚の餌となる小魚を保持し得るものに関する。
従来のタチウオ釣り用の仕掛けは、重りの下方に取付けられた釣針にキビナゴなどの生餌を釣針に設けられた刺針に刺し込むとともに、釣針にワイヤで直接巻き付けて固定する方法(いわゆるテンヤ仕掛けと呼ばれる)が用いられている。このテンヤ仕掛けは、生餌を用いているため、採捕する対象の魚の食いつきが良くなり釣果を期待することができる一方で、生餌を釣針に取付ける準備作業に手間が掛かるとともに、しっかりとワイヤで巻き付けようとすると生餌を損傷し、数回のキャスティングで身崩れして使い物にならなくなってしまう恐れがある。また、新しい生餌の付け替え作業にさらに手間が掛かる欠点があった。
そこで、上記欠点を解決するために、ワイヤで釣針に巻き付けることなく、釣針に設けられた小魚を挟持する補助アームを備えたベイトホルダーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、前本体及び後本体が分離可能なルアー本体と、該ルアー本体の内部に生餌を収容する収容部を備えたルアーが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−120496号公報(特許第5522737号公報) 特開2007−209228号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された発明は、釣針に直接挟持して固定するため、サイズの大きい生餌の場合には生餌を傷つけてしまったり、サイズの小さい生餌の場合にはしっかりと挟持できなかったりする恐れがある。この傷つけた状態で水中にキャスティングを繰り返すと、容易に生餌が身崩れして釣針から外れてしまい、再度取付ける手間が掛かってしまう欠点があった。
また、上記特許文献2に記載された発明は、前本体と後本体とを分離して、内部の収容部に生餌を収容させた後、前本体と後本体とを連結したルアーとするため、そのルアーを釣針に巻き付けた場合、ワイヤ等の外部の圧力によってルアー本体が変形して分離してしまい、ルアー本体の内部に収容された生餌が外れてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、生餌である小魚を容易に保持することができるとともに、ワイヤで釣針に巻き付けによる損傷を防ぐことで水中へのキャスティング、採捕する対象の魚の噛み付き等の外部からの圧力に対して生餌の身崩れを防ぐことが可能である。その結果として、一つの生餌に対する釣果の期待値を高めることが可能な生餌保持具を提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明の生餌保持具は、生餌に似せた外観形状を有する保持具本体と、該保持具本体の内部に生餌全体を保持する中空部と、を備えてなり、
前記保持具本体は、側面に前記中空部と連通する放出穴と、底に前記中空部と連通して前記生餌を挿入する挿入穴と、外周面に前記保持具本体を釣針に巻き付けためのワイヤを案内するガイド溝と、を有し、
前記ガイド溝は、前記保持具本体の前記放出穴間の中間に複数配置された凹状の溝部からなり、該溝部は、前記保持具本体の底面と、前記保持具本体の両側面と、前記保持具本体の上面とからなる外周面を一周するように形成されることを特徴とする。
また、上述した構成に加え、挿入穴は、保持具本体底面に配置して中空部と連通するように形成され、該挿入穴の形状は、丸穴と、該丸穴から延設された長穴と、からなることが好ましい。
請求項1記載の発明よれば、サイズの異なる生餌を容易に保持することができるとともに、ワイヤ等で釣針に巻き付けて固定する際に生じる生餌の損傷を防止することが可能である。また、複数回キャスティング等による外部からの圧力による身崩れを防ぐことで、一つの生餌のエキスを長時間放出させ続けることが可能である。その結果として、一つの生餌に対する釣果の期待値を高めることが可能な生餌保持具を提供することが可能である。
請求項2記載の発明によれば、小魚の頭部、尾部に比べて、腹部の太い部分は、挿入穴の長穴部分を拡げて通すことで、挿入しやすくすることができるとともに、生餌を取り替える際に取り外しやすくすることが可能である。
また、請求項記載の発明によれば、直接釣針を生餌に取り付けることなく、生餌保持具の外周面の放出孔の中間に設けられた複数の溝部からなるガイド溝に沿ってワイヤを巻き付けることで、釣針に対して生餌をワイヤの間隔を空けて巻き付けることができ、より一層生餌を損傷させずに釣針に巻き付けることが可能である。
本発明の実施形態における生餌保持具を示す側面図である。 図1の底面図である。 本実施形態における生餌保持具に生餌を挿入して保持する方法を示す概念図である。 本実施形態における生餌保持具に生餌を保持した状態で釣針に取付けた状態を示す概念図である。
本発明の実施形態について図に基づいて詳細に説明する。
(実施形態)
本発明による生餌保持具1は、図1に示すように、生餌7である小魚の頭部2b、腹部2c、尾部2dに似せた外観形状を有する保持具本体2と、保持具本体2の内部に生餌7全体を保持する中空部3と、を備えてなり、保持具本体2側面には中空部3と連通する放出穴5、5と、保持具本体2底面には中空部3と連通して生餌7を挿入する挿入穴4と、保持具本体2外周面には保持具本体2を釣針8に巻き付けるためのワイヤ9を案内するガイド溝6と、から構成されるものである。また、この保持具本体2は、熱可塑性樹脂などの軟質素材を主体として一体的に形成されることが好ましい。
中空部3は、保持具本体2の腹部2c付近の内部に小魚等の生餌7全体を覆うように保持するため、生餌7の外形に適合する形状の内周面3aからなる中空の空間から形成される(例えば、生餌7が小魚の場合、先端と後端付近が先細り形状となる)。また、この中空部3の内周面3aと、保持具本体2の外周面2aとの間に、所定の厚みを設けることで、中空部3内に保持された生餌7を外部からの圧力に対して保護されるようにしておくことが好ましい。
挿入穴4は、保持具本体2の腹部2cから尾部2dまでの間の保持具本体2底面に配置され、中空部3と連通するように形成されたものである。この挿入穴4は、略円形状の丸穴4aと、該丸穴4aから保持具本体2の頭部2b方向に延設された細い長穴4bと、から形成されることが好ましい。
放出穴5、5は、保持具本体2の中空部3に保持された生餌7の臭いやエキスを水中に放出するために、保持具本体2両側面に頭部2bから尾部2dの方向にかけて等間隔に複数配置するとともに、中空部3と連通するように略円形状に形成されていることが好ましい。
ガイド溝6は、保持具本体2の頭部2bから尾部2dにかけて放出穴5、5間の中間に複数配置され、ワイヤ9の断面形状に適合するような凹状の溝部6a、6aからなり、該溝部6a、6aは、保持具本体2底面と、保持具本体2両側面と、保持具本体2上面とからなる外周面2aを一周するように形成されることが好ましい。
次に、上述した構成に基づいた生餌保持具1の使用方法について説明する。
図3は、生餌保持具1に生餌7を挿入している状態を示す図であり、保持具本体2底面の挿入穴4を介して生餌7である小魚を中空部3に挿入する。このとき、小魚の腹部などの太い部分は、挿入穴4の長穴4b部分を拡げて通すことで、挿入しやすくすることができるとともに、生餌7を取り替える際に取り外しやすくすることが可能である。なお、保持具本体2の中空部3の容積に比べて若干サイズの大きい生餌である場合、保持具本体2を軟質素材で形成し、中空部3の容積を拡大させることで生餌2全体を密着した状態で保持することができ、生餌7をキャスティングなどの時により一層抜けにくく取り付けることも可能である。
図4は、生餌7を挿入して保持した状態の生餌保持具1を釣針8に巻き付けた状態を示したものであり、直接釣針8を生餌7に取り付けることなく、生餌保持具1の保持具本体
2両側面に設けた放出孔5、5の中間位置に配置された複数の溝部6a、6aからなるガイド溝6に沿ってワイヤ9の間隔を空けて巻き付けることで、生餌7をより一層傷つけずに釣針8に巻き付けることが可能である。
したがって、上述した構成から生餌保持具1によれば、サイズの異なるキビナゴなどの生餌7を容易に保持することができるとともに、釣針8に直接固定しないため、生餌7を損傷せずに釣針8に巻き付けことが可能である。複数回キャスティングや採捕する対象魚の噛みつき等の外部の圧力を受けても、生餌7の身崩れを防ぐことができ、生餌7のエキスをより長時間放出させ続けることできる。その結果として、一つの生餌7に対する釣果の期待値を高めることが可能な生餌保持具1を提供することが可能である。
1…生餌保持具、2…保持具本体、2a…外周面、2b…頭部、2c…腹部、2d…尾部、3…中空部、3a…内周面、4…挿入穴、4a…丸穴、4b…長穴、5…放出穴、6…ガイド溝、6a…溝部、7…生餌、8…釣針、9…ワイヤ

Claims (2)

  1. 生餌に似せた外観形状を有する保持具本体と、該保持具本体の内部に生餌全体を保持する中空部と、を備えてなり、
    前記保持具本体は、側面に前記中空部と連通する放出穴と、底に前記中空部と連通して前記生餌を挿入する挿入穴と、外周面に前記保持具本体を釣針に巻き付けためのワイヤを案内するガイド溝と、を有し、
    前記ガイド溝は、前記保持具本体の前記放出穴間の中間に複数配置された凹状の溝部からなり、該溝部は、前記保持具本体の底面と、前記保持具本体の両側面と、前記保持具本体の上面とからなる外周面を一周するように形成されることを特徴とする生餌保持具。
  2. 挿入穴は、保持具本体底面に配置して中空部と連通するように形成され、該挿入穴の形状は、丸穴と、該丸穴から延設された長穴と、からなることを特徴とする請求項1記載の生餌保持具。
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