JP4238280B1 - 釣り用錘 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホルダー12が、弾力性を有するゴム製で、鉄製の錘部材11を収納した収納室21と、釣り糸1を留める糸留部23とを有する。ホルダー12は、収納室21に対して錘部材11を出し入れするための開口22を有する。ホルダー12は、自身の弾力性により錘部材11を収納室21に保持するようになっている。また、ホルダー12は、弾性力に抗する力を受けたとき、錘部材11を開口22から収納室21の外部に排出可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
他の本発明に係る釣り用錘は、ホルダーと錘部材とを有し、前記ホルダーはゴム材から成って細長い形状を有し、一端に釣り糸を留める糸留部を有し、前記錘部材の少なくとも一部を収納する収納室を有し、伸縮性を有して前記錘部材を着脱可能に保持し、前記ホルダーの側部に長さ方向に伸びて前記収納室に連通し、常態では前記錘部材が抜け落ちない大きさおよび幅で、伸張したとき前記錘部材を前記収納室から排出可能な溝孔を有することを特徴とする。
前記錘部材は複数の球体から成っていてもよい。
本発明に係る釣り用錘は、例えば、錘部材とホルダーとを有し、前記錘部材は鉄または石から成り、前記ホルダーは弾力性を有するゴム製で、前記錘部材を収納した収納室と、釣り糸を留める糸留部とを有する。
この場合、岩場等に噛み込んだ際、釣り糸を真っ直ぐや斜めに引くことにより、ゴム製のホルダーに対して、自身の弾性力に抗する力を作用させることができる。ホルダーが自身の弾性力に抗する力を受けることにより、錘部材を開口から収納室の外部の水中に排出することができる。これにより、ホルダーや仕掛けを回収することができ、さらに根掛かりを起こしにくくすることができる。なお、水中に排出された錘部材が鉄製の場合、毒などの有害物質が溶出せず、その周辺の生物への悪影響を防ぐことができる。開口は、糸留部で吊り下げたとき、ホルダーの下部に設けられていてもよく、ホルダーの側部に設けられていてもよい。また、ホルダーは、自身の弾性力に抗する力を受けたとき錘部材を開口から収納室の外部に排出可能であれば、開口が開いていてもよく、自身の弾性力により開口が塞がれてもよい。
この場合、岩場やテトラポット等に噛み込んだ際、釣り糸を真っ直ぐや斜めに引くことにより、ゴム製のホルダーが伸びたり、収納室の内部の球体が押されたりする。これにより、開口を閉じようとするホルダーの弾性力に抗して、球体が開口を押し広げ、収納室から排出される。これにより、ホルダーや仕掛けを回収することができ、根掛かりを起こしにくくすることができる。錘部材の各球体として、鉄製のパチンコ玉を利用することができ、より安価に製造することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態の釣り用錘を示している。
図1に示すように、釣り用錘10は、錘部材11とホルダー12とを有している。
錘部材11は、鉄製で、丸鋼を所定の長さに切断して形成され、円柱形状を成している。
釣り用錘10は、釣り糸1を糸留部23に留めて使用される。釣り用錘10は、ホルダー12の各突条24が盛り上がっているため、図1(a)に示すように、海釣りのとき岩場2に噛み込むとすると、各突条24で岩場2に噛み込む。このとき、各突条24が弾力性を有するゴム製であるため、岩場2にゆるやかに噛み込んだ状態になる。この状態で、釣り糸1を真っ直ぐや斜めに引くことにより、ゴム製のホルダー12が伸びて各突条24が細くなるため、岩場2との間に隙間が生じて岩場2から抜けやすくなる。
図2に示すように、釣り用錘30は、錘部材31とホルダー32とを有している。
錘部材31は、鉄製で、丸鋼を所定の長さに切断して形成され、円柱形状を成している。
釣り用錘30は、釣り糸1を糸留部43に留めて使用される。釣り用錘30は、ホルダー32の各突条44が盛り上がっているため、図2(c)に示すように、海釣りのとき岩場2に噛み込むとすると、各突条44で岩場2に噛み込む。このとき、各突条44が弾力性を有するゴム製であるため、岩場2にゆるやかに噛み込んだ状態になる。この状態で、図2(b)に示すように、釣り糸1を真っ直ぐや斜めに引くことにより、ゴム製のホルダー32が伸びて各突条44が細くなるため、図2(d)に示すように、岩場2との間に隙間が生じて岩場2から抜けやすくなる。
図4に示すように、釣り用錘50は、錘部材51とホルダー52とを有している。
錘部材51は、鉄製の複数(一例で4つ)の球体61から成っている。
図4(a)に示すように、釣り用錘50は、一方の糸留部63に釣り竿に伸びる釣り糸1を留め、他方の糸留部63に仕掛け3を留めて使用される。図4(b)に示すように、釣り用錘50は、海釣りのとき岩場2に噛み込んだ際、釣り糸1を真っ直ぐや斜めに引くことにより、ゴム製のホルダー52が伸びたり、収納室の内部の球体61が押されたりする。これにより、開口62を閉じようとするホルダー52の弾性力に抗して、球体61が開口62を押し広げ、収納室から排出される。これにより、ホルダー52や仕掛け3を回収することができ、根掛かりを起こしにくくすることができる。
2 岩場
10 釣り用錘
11 錘部材
12 ホルダー
21 収納室
22 開口
23 糸留部
24 突条
Claims (3)
- ホルダーと錘部材とを有し、前記ホルダーはゴム材から成って細長い形状を有し、一端に釣り糸を留める糸留部を有し、前記錘部材の少なくとも一部を収納する収納室を有し、伸縮性を有して前記錘部材を着脱可能に保持し、前記収納室に連通して常態では前記錘部材が抜け落ちない大きさで、伸張したとき前記錘部材を前記収納室から排出可能な開口を反対端に有することを特徴とする釣り用錘。
- ホルダーと錘部材とを有し、前記ホルダーはゴム材から成って細長い形状を有し、一端に釣り糸を留める糸留部を有し、前記錘部材の少なくとも一部を収納する収納室を有し、伸縮性を有して前記錘部材を着脱可能に保持し、前記ホルダーの側部に長さ方向に伸びて前記収納室に連通し、常態では前記錘部材が抜け落ちない大きさおよび幅で、伸張したとき前記錘部材を前記収納室から排出可能な溝孔を有することを特徴とする釣り用錘。
- 前記錘部材は複数の球体から成ることを、特徴とする請求項1または2記載の釣り用錘。
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