JP2011087433A - ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム - Google Patents

ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011087433A
JP2011087433A JP2009239778A JP2009239778A JP2011087433A JP 2011087433 A JP2011087433 A JP 2011087433A JP 2009239778 A JP2009239778 A JP 2009239778A JP 2009239778 A JP2009239778 A JP 2009239778A JP 2011087433 A JP2011087433 A JP 2011087433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
power
circuit
feeding
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009239778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5476917B2 (ja
Inventor
Takashi Urano
高志 浦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2009239778A priority Critical patent/JP5476917B2/ja
Priority to US13/087,827 priority patent/US8981597B2/en
Publication of JP2011087433A publication Critical patent/JP2011087433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5476917B2 publication Critical patent/JP5476917B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • H02J50/12Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling of the resonant type
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/14Inductive couplings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/70Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power involving the reduction of electric, magnetic or electromagnetic leakage fields

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】磁場共振型のワイヤレス給電において、共振周波数を調整しやすくする。
【解決手段】給電コイルLから受電コイルLには磁気共振により電力が伝送される。受電コイルLはキャパシタCが直列接続され、受電コイル回路130を形成する。受電コイルLには、更に、調整コイルLが接続される。調整コイルLのインダクタンスを調整することにより、受電コイル回路130の共振周波数を調整できる。ここで、調整コイルLの軸方向と送電方向は直交するため、調整コイルLには起電力が発生しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電力のワイヤレス送電および受電に関する。
電源コードなしで電力を供給するワイヤレス給電技術が注目されつつある。現在のワイヤレス給電技術は、(A)電磁誘導を利用するタイプ(近距離用)、(B)電波を利用するタイプ(遠距離用)、(C)磁場の共振現象を利用するタイプ(中距離用)の3種類に大別できる。
電磁誘導を利用するタイプ(A)は、電動シェーバーなどの身近な家電製品において一般的に利用されているが、距離を大きくすると電力伝送効率が急激に低下してしまうため数cm程度の近距離でしか使えないという課題がある。電波を利用するタイプ(B)は、遠距離で使えるが電力が小さいという課題がある。共振現象を利用するタイプ(C)は、比較的新しい技術であり、数m程度の中距離でも高い電力伝送効率を実現できることから特に期待されている。たとえば、EV(Electric Vehicle)の車両下部に受電コイルを埋め込み、地中の給電コイルから非接触にて電力を送り込むという案も検討されている。ワイヤレスであるため完全に絶縁されたシステム構成が可能であり、特に、雨天時の給電に効果的であると考えられる。以下、タイプ(C)を「磁場共振型」とよぶ。
磁場共振型は、マサチューセッツ工科大学が2006年に発表した理論をベースとしている(特許文献1参照)。特許文献1では、4つのコイルを用意している。これらのコイルを給電側から順に「エキサイトコイル」、「給電コイル」、「受電コイル」、「ロードコイル」とよぶことにする。エキサイトコイルと給電コイルは近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。同様に、受電コイルとロードコイルも近距離にて向かい合わされ、電磁結合する。これらの距離に比べると、給電コイルから受電コイルまでの距離は「中距離」であり、比較的大きい。このシステムの目的は、給電コイルから受電コイルにワイヤレス給電することである。
エキサイトコイルに交流電力を供給すると、電磁誘導の原理により給電コイルにも電流が流れる。給電コイルが磁場を発生させ、給電コイルと受電コイルが磁気的に共振すると、受電コイルには大きな電流が流れる。電磁誘導の原理によりロードコイルにも電流が流れ、ロードコイルと直列接続される負荷から交流電力が取り出される。磁場共振現象を利用することにより、給電コイルから受電コイルの距離が大きくても高い電力伝送効率を実現できる。
米国公開2008/0278264号公報 特開2006−230032号公報 国際公開2006/022365号公報 米国公開2009/0072629号公報 米国公開2009/0015075号公報 特開2009−106136号公報
受電コイルはキャパシタと接続されてLC共振回路を形成する。給電コイルも別のキャパシタと接続されてLC共振回路を形成する。これらのLC共振回路の共振周波数が互いに一致するとき、電力伝送効率が最大となる。LC共振回路の共振周波数は、コイルのインダクタンスとキャパシタの静電容量(キャパシタンス)によって調整できる。
特許文献5に示されるシステムでは、コイルのインダクタンスを固定とし、2つの可変キャパシタにより静電容量を調整している(FIG.9、段落[0063]参照)。このシステムの共振周波数は、13.9MHzという高周波数帯に設定されている(FIG.10A、段落[0064]参照)。
しかし、特許文献5のシステムにおいて共振周波数を低周波数帯に設定する場合には、大容量の可変キャパシタが必要となり、その電極板面積を大きくしなければならない。この結果、システムの物理的なサイズも大きくなってしまう。135kHz以下の周波数帯は電波法の規制が緩やかであることから、共振周波数を低周波数帯に設定することが好ましい場合もある。
本発明は、上記課題に基づいて完成された発明であり、磁場共振型のワイヤレス給電において、共振周波数の調整を容易にすることを主たる目的とする。
本発明に係るワイヤレス給電装置は、給電コイルから受電コイルにワイヤレスにて交流電力を送電する装置である。この装置は、電源回路と給電コイル回路を含む。電源回路は給電コイルに交流電力を供給する。給電コイル回路は給電コイルとキャパシタを含み、受電コイルの共振周波数にて共振する。給電コイル回路には、更に、受電コイルが発生させる磁束の方向に対して軸方向が略直交する調整コイルが設けられる。
調整コイルにより、給電コイル回路のインダクタンスが調整される。この結果、調整コイルにより給電コイル回路の共振周波数が調整される。受電コイルが発生させる磁束が調整コイルを貫くと、調整コイルには起電力が発生してしまう。しかし、調整コイルの軸方向と磁束方向が直交していれば、調整コイルに起電力は発生しにくくなる。このため、調整コイルの軸方向と磁束方向を直交させれば、調整コイルに対する外部磁界の影響を排除しつつ、給電コイル回路のインダクタンスのみを調整しやすくなる。「略直交」とは、軸方向と磁束方向の成す角度が90°であることが望ましいが、たとえば、85°〜95°のようにある程度のマージンを設けてもよい。いずれにしても、調整コイルに発生する起電力が許容可能な程度まで抑制できればよい。
調整コイルの軸方向は、給電コイルの送電方向に対して略直交するとしてもよい。また、この装置は、給電コイルと磁気結合するエキサイトコイルを含むエキサイト回路を更に備えてもよい。そして、エキサイト回路は、電源回路から供給された交流電力をエキサイトコイルから給電コイルに供給してもよい。調整コイルは、軸方向に移動する可動コアを備えてもよい。そして、給電コイル回路のインダクタンスを、可動コアの移動量により調整してもよい。
本発明に係るワイヤレス受電装置は、給電コイルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置である。この装置は、受電コイル回路とロード回路を含む。受電コイル回路は、受電コイルおよびキャパシタを含み、給電コイルの共振周波数にて共振する。ロード回路は、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルと、ロードコイルから交流電力を供給される負荷を含む。受電コイル回路には、更に、給電コイルが発生させる磁束の方向に対して軸方向が略直交する調整コイルが設けられる。
調整コイルにより、受電コイル回路のインダクタンスを調整できる。すなわち、調整コイルにより受電コイル回路の共振周波数を調整できる。給電コイルが発生させる磁束が調整コイルを貫くと、調整コイルには起電力が発生する。しかし、調整コイルの軸方向と磁束方向が直交していれば、調整コイルに起電力は発生しにくくなる。このため、調整コイルの軸方向と磁束方向を直交させることにより、給電コイル回路のインダクタンスを調整しやすくなる。
調整コイルの軸方向は、給電コイルの送電方向に対して略直交してもよい。調整コイルは、軸方向に移動する可動コアを備えてもよい。そして、受電コイル回路のインダクタンスは、可動コアの移動量により調整されてもよい。
本発明におけるワイヤレス電力伝送システムは、給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、給電コイルから受電コイルにワイヤレス送電するためのシステムである。このシステムは、給電コイルに交流電力を供給する電源回路と、給電コイルおよび第1のキャパシタを含み、上記共振周波数にて共振する給電コイル回路と、受電コイルおよび第2のキャパシタを含み、上記共振周波数にて共振する受電コイル回路と、受電コイルと磁気結合することにより受電コイルから交流電力を受電するロードコイルと、ロードコイルから交流電力を供給される負荷とを含むロード回路を備える。給電コイル回路および受電コイル回路の双方または一方には、更に、給電コイルの送電方向に対してその軸方向が略直交となる調整コイルが設けられる。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、磁場共振型のワイヤレス給電技術において、共振周波数の調整が容易となる。特に、低周波数帯において共振周波数を調整しやすくなる。
ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図である。 エキサイトコイルおよび給電コイルの巻線状態を示す模式図である。 受電コイルおよびロードコイルの巻線状態を示す模式図である。 受電パッケージと調整コイルの位置関係を示す模式図の第1例である。 タイプA1において、給電コイルが発生させる磁束と調整コイルの関係を示す模式図である。 調整コイルの断面図の一例である。 調整コイルの断面図の別例である。 受電パッケージと調整コイルの位置関係を示す模式図の第2例である。 受電パッケージと調整コイルの位置関係を示す模式図の第3例である。 受電パッケージと調整コイルの位置関係を示す模式図の第4例である。 タイプB1において、給電コイルが発生させる磁束と調整コイルの関係を示す模式図である。 受電パッケージと調整コイルの位置関係を示す模式図の第5例である。 各種設置方法と電力伝送効率の関係を示す図である。 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図の第1の別例である。 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成図の第2の別例である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図である。ワイヤレス電力伝送システム100は、給電側のワイヤレス給電装置102と、受電側のワイヤレス受電装置104を含む。ワイヤレス給電装置102は、エキサイト回路110と給電コイル回路120を含む。ワイヤレス受電装置104は、受電コイル回路130とロード回路140を含む。
給電コイル回路120が有する給電コイルLと、受電コイル回路130が有する受電コイルLの間には0.2〜1.0m程度の距離がある。ワイヤレス電力伝送システム100の主目的は、給電コイルLから受電コイルLにワイヤレスにて電力を送ることである。本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100は、100kHz以下の共振周波数にて動作させることを想定したシステムである。本実施形態においては共振周波数=44.5kHzであるとして説明する。したがって、給電コイル回路120の共振周波数と受電コイル回路130の共振周波数はそれぞれ44.5kHzに設定される。なお、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システムは、たとえば、ISM(Industry-Science-Medical)周波数帯のような高周波数帯にて動作させることも可能である。
以下、給電コイルLから受電コイルLに向かう方向にz軸を設定する。また、z軸に直交するx軸とy軸を図1に示すように設定する。
エキサイト回路110は、エキサイトコイルLと交流電源112が直列接続された回路である。エキサイトコイルLの一方の端点をA、他方の端点をBとする。エキサイトコイルLは、交流電源112から共振周波数=44.5kHzの交流電力を供給される。エキサイトコイルLの巻き数は1回、コイル導体断面形状は0.6mm×6.0mmの長方形、エキサイトコイルL自体の形状は210mm×210mmの正方形である。図1では、わかりやすさのため、エキサイトコイルLを円形に描いている。他のコイルについても同様である。図1に示す各コイルの材質はいずれも銅である。
給電コイル回路120は、給電コイルLとキャパシタCが直列接続された回路である。給電コイルLの一方の端点をC、他方の端点をDとする。給電コイルLは15回巻きで128(μH)のコイルであり、キャパシタCの静電容量は0.1(μF)である。エキサイトコイルLと給電コイルLは互いに向かい合っている。エキサイトコイルLと給電コイルLの距離は10mm以下と比較的近い。このため、エキサイトコイルLと給電コイルLは電磁気的に強く結合している。給電コイルLのコイル導体断面形状は0.6mm×6.0mmの長方形、給電コイルL自体の形状は280mm×280mmの正方形である。エキサイトコイルLに交流電流Iを流すと、電磁誘導の原理により給電コイルLに起電力が発生し、給電コイル回路120には交流電流Iが流れる。交流電流Iは交流電流Iよりも格段に大きい。給電コイルLとキャパシタCそれぞれの値は、給電コイル回路120の共振周波数が44.5kHzとなるように設定される。
受電コイル回路130は、受電コイルLと調整コイルL、キャパシタCが直列接続された回路である。受電コイルLの一方の端点をE、他方の端点をFとする。調整コイルLは端点F側に接続される。受電コイルLは14回巻きで112(μH)のコイルであり、キャパシタCの静電容量は0.1(μF)である。給電コイルLと受電コイルLは互いに向かい合っている。給電コイルLと受電コイルLの距離は、0.2m〜1m程度と比較的長い。受電コイルLのコイル導体断面形状は0.6×6.0mmの長方形、受電コイルL自体の形状は280mm×280mmの正方形である。受電コイル回路130の共振周波数も44.5kHzとなるように、受電コイルLとキャパシタCそれぞれの値が設定される。共振周波数は、調整コイルLにより微調整可能である。調整コイルLについては、図4以降に関連して後述する。給電コイル回路120が共振周波数=44.5kHzにて磁界を発生させることにより、給電コイル回路120と受電コイル回路130は磁気的に共振し、受電コイル回路130にも大きな交流電流Iが流れる。
ロード回路140は、ロードコイルLと負荷LDが直列接続された回路である。ロードコイルLの一方の端点をG、他方の端点をHとする。受電コイルLとロードコイルLは実質的に重なり合うほど近接する。このため、受電コイルLとロードコイルLは電磁的に特に強く結合している。ロードコイルLの巻き数は1回、コイル導体断面形状は0.6×6.0mmの長方形、ロードコイルL自体の形状は300mm×300mmである。受電コイルLに交流電流Iが流れることにより、ロードコイルLに起電力が発生し、交流電流Iが流れる。こうして、交流電源112から供給される交流電力は、エキサイト回路110と給電コイル回路120により送電され、受電コイル回路130とロード回路140により受電され、負荷LDにより取り出される。
負荷LDを受電コイル回路130に直列接続すると、受電コイル回路130のQ値が悪くなる。このため、受電用の受電コイル回路130と電力取り出し用のロード回路140を分離している。また、電力伝送効率を高めるためには、エキサイトコイルL、給電コイルL、受電コイルLおよびロードコイルLの中心線を揃えることが好ましい。
キャパシタの静電容量は、通常、製造時において±5%程度のばらつきが発生する。このため、受電コイル回路130の共振周波数が44.5kHzとなるようなキャパシタCを選んでも、実際の共振周波数は44.5kHzからずれることがある。キャパシタCの静電容量が可変であれば、共振周波数を事後的に調整可能であるが、共振周波数が低周波数帯にあるときには大容量のキャパシタCが必要となる。この場合、キャパシタCが大型化しやすい。現在のところ、小型、大容量かつ可変のキャパシタは実用的ではない。
共振周波数を低くするためには、受電コイル回路130のインダクタンスを大きくしてもよい。しかし、受電コイルLのパラメータは共振特性に影響するため、受電コイルL自体を調整対象とするのは好ましくない。そこで、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送システム100では、調整コイルLを受電コイルLに直列接続し、調整コイルLのインダクタンスを調整することにより、受電コイル回路130の共振周波数を調整している。
図2は、エキサイトコイルLおよび給電コイルLの巻線状態を示す模式図である。エキサイトコイルLは、空芯コイルであり、そのコイル導体断面形状は略長方形である。給電コイルLは、エキサイトコイルLの外側に巻回されるコイルであり、そのコイル導体断面形状も略長方形である。ワイヤレス給電装置102の全部または一部は、送電パッケージ106としてパッケージ化される。送電パッケージ106により、ワイヤレス給電装置102の大部分がワンパッケージ化される。本実施形態においては、エキサイトコイルLと給電コイルLは距離ゼロにて重なり合っているため、電磁的に強く結合する。また、エキサイトコイルLと給電コイルLは、共にそのコイル導体断面形状が略長方形であるため、多重に巻回しても、送電パッケージ106のサイズ(正方形面の面積)が大きくなりにくい。このような構成により、コンパクトでありながらワイヤレス給電装置102の主要部を含む送電パッケージ106を形成できる。
図3は、受電コイルLおよびロードコイルLの巻線状態を示す模式図である。受電コイルLは、空芯コイルであり、そのコイル導体断面形状は略長方形である。ロードコイルLは、受電コイルLの外側に巻回されるコイルであり、そのコイル導体断面形状も略長方形である。ワイヤレス受電装置104の全部または一部は、受電パッケージ108としてパッケージ化される。受電パッケージ108により、ワイヤレス受電装置104の大部分がワンパッケージ化される。本実施形態においては、受電コイルLとロードコイルLも距離ゼロにて重なり合っているため、電磁的に強く結合する。このような構成により、コンパクトでありながらワイヤレス受電装置104の主要部を含む受電パッケージ108を形成できる。
図4は、受電パッケージ108と調整コイルLの位置関係を示す模式図の第1例である。調整コイルLはボビン116に巻回され、ボビン116の内部には可動コア114が挿入されている。上述したように、調整コイルLは受電コイルLと直列接続される。調整コイルL、ボビン116および可動コア114の詳細な構造については、図6、図7に関連して後述する。図4に示すように、調整コイルLは、受電パッケージ108の外側に設けられ、その軸方向はx軸方向と一致している。エキサイトコイルL、給電コイルL、受電コイルLおよびロードコイルLの軸方向はいずれもz軸方向であるため、これらのコイルと調整コイルLは互いに軸方向が直交している。以下、図4に示す調整コイルLの設置方法を「タイプA1」とよぶ。
図5は、タイプA1において、給電コイルLが発生させる磁束と調整コイルLの関係を示す模式図である。給電コイルLは、z方向を軸方向として送電パッケージ106のxy平面に巻回される。このため、給電コイルLの磁束Mはz軸方向に発生し、受電パッケージ108のxy平面を垂直に貫く。受電コイルLは、z方向を軸方向として受電パッケージ108のxy平面に巻回される。したがって、受電コイルLには起電力が発生し、交流電流Iが流れる。給電コイルLと受電コイルLが同一の共振周波数にて共振するとき、給電コイルLから受電コイルLへの電力伝送効率は最大となる。
一方、磁束Mの向き(z軸方向)と調整コイルLの軸方向(x軸方向)は直交する。このため、調整コイルLには起電力が発生しない。すなわち、調整コイルLは交流電流Iの増減要因とはならない。調整コイルLは、受電コイル回路130のインダクタンスのみを増減させる。
図6は、調整コイルLの断面図の一例である。調整コイルLは、ボビン116に巻回される。ボビン116の内壁面にはねじ溝が切られており、同じくねじ溝を切られた外壁面を有する可動コア114がボビン116内に挿入される。ボビン116は樹脂製であり、可動コア114はフェライト等の磁性体である。可動コア114を回転させれば、可動コア114は軸方向(x軸方向)に移動する。可動コア114をボビン116に深く挿入するほど、調整コイルLのインダクタンスが大きくなる。すなわち、可動コア114の移動量により受電コイル回路130の共振周波数を調整できる。
図7は、調整コイルLの断面図の別例である。図6の構成と異なり、外壁面にねじ溝を切られた円筒状のコアケース118に、円柱状の可動コア114を挿入している。コアケース118は樹脂製である。コアケース118と可動コア114は接着剤等により一体化する。可動コア114を含むコアケース118を回転させれば、可動コア114は軸方向(x軸方向)に移動する。このような構造においても、可動コア114の移動量により受電コイル回路130の共振周波数を調整できる。
図8は、受電パッケージ108と調整コイルLの位置関係を示す模式図の第2例である。調整コイルLは受電パッケージ108と重なるように設けられ、その軸方向はx軸方向と一致している。エキサイトコイルL、給電コイルL、受電コイルLおよびロードコイルLの軸方向はいずれもz軸方向であるため、これらのコイルと調整コイルLは互いに直交している。以下、図8に示す調整コイルLの設置方法を「タイプA2」とよぶ。タイプA2の場合にも、給電コイルLの磁束Mによって調整コイルLには起電力が発生しない。
図9は、受電パッケージ108と調整コイルLの位置関係を示す模式図の第3例である。調整コイルLは受電パッケージ108の空芯内に設けられ、その軸方向はx軸方向と一致している。この場合にも、エキサイトコイルL等と調整コイルLは互いに直交する。以下、図9に示す調整コイルLの設置方法を「タイプA3」とよぶ。タイプA3の場合にも、給電コイルLの磁束Mによって調整コイルLには起電力が発生しない。
図10は、受電パッケージ108と調整コイルLの位置関係を示す模式図の第4例である。図4と同様、調整コイルLは受電パッケージ108の外側に設けられる。ただし、その軸方向はx軸方向ではなくz軸方向と一致している。エキサイトコイルL、給電コイルL、受電コイルLおよびロードコイルLの軸方向はいずれもz軸方向であるため、これらのコイルと調整コイルLは互いに平行となる。図10に示す設置方法において、調整コイルLの巻き線方向と受電コイルLの巻き線方向が同一となるパターンを「タイプB1」、逆となるパターンを「タイプB2」とよぶ。
図11は、タイプB1において、給電コイルLが発生させる磁束と調整コイルLの関係を示す模式図である。給電コイルLの磁束Mはz軸方向に発生し、受電コイルLだけでなく調整コイルLも垂直に貫く。これにより、受電コイルLだけでなく調整コイルLにも起電力が発生する。すなわち、タイプB1にて調整コイルLを設置した場合、受電コイル回路130のインダクタンスだけでなく、受電コイル回路130を流れる交流電流Iも変化する。この結果、受電コイルLの共振周波数と給電コイルLの共振周波数を一致させるのが難しくなる。
図12は、受電パッケージ108と調整コイルLの位置関係を示す模式図の第5例である。図9と同様、調整コイルLは受電パッケージ108の空芯内に設けられる。ただし、その軸方向はx軸方向ではなくz軸方向と一致している。したがって、エキサイトコイルL等のコイルと調整コイルLは互いに軸方向が同一となる。図12に示す設置方法において、調整コイルLの巻き線方向と受電コイルLの巻き線方向が同一となるパターンを「タイプB3」、逆となるパターンを「タイプB4」とよぶ。
図13は、各種設置方法と電力伝送効率の関係を示す図である。図13において、入力電圧(V)は交流電源112が発生させる電圧の実効値、入力電流(A)はエキサイト回路110を流れる交流電流Iの実効値であり、入力電力(W)は入力電圧と入力電流から計算した送電電力の実効値である。出力電力(W)は、負荷LDから取り出される電力の実効値である。効率(%)は、出力電力(W)/入力電力(W)により求められる。
図13において、タイプA1〜A3、B1〜B4の各設置方法について、出力電力が20(W)となるように、交流電源112の出力値を調整している。タイプA1〜A3、B1〜B4のいずれの場合にも、調整コイルLの調整値は同一であるとする。図13によれば、タイプA1〜A3においてはいずれも81.6%の高い効率が実現されているが、タイプB1〜B4の効率は80%に満たない。
タイプB1〜B4の場合、交流電源112の出力を変化させると、調整コイルLの起電力も変化する。したがって、交流電源112の出力値を変化させるときには、調整コイルLを最適調整する必要がある。一方、タイプA1〜A3の場合には、交流電源112の出力を変化させても調整コイルLには起電力は発生しない。このため、受電コイル回路130の共振周波数をいったん調整したあとは、交流電源112の出力値を変化させても調整コイルLの再調整は不要となる。交流電源112の出力値が調整コイルLに直接的な影響を及ぼさないためである。
受電コイルLの巻き数を、給電コイルLの巻き数よりも少なくしておき、調整コイルLにより受電コイル回路130のインダクタンスを調整してもよい。たとえば、給電コイルLのインダクタンスは128(μH)、巻き数は15回であり、受電コイルLのインダクタンスは112(μH)、巻き数14回であるとする。いずれのコイルのAL値も0.571(μH/N)である。すなわち、0.571×15=128(μH)、0.571×14=112(μH)である。
調整コイルLは、可動コア114を挿入しないときのインダクタンスが4.9(μH)、可動コア114を半分挿入したときのインダクタンスが17(μH)、可動コア114を完全挿入したときのインダクタンスが28(μH)であるとする。したがって、受電コイルLと直列に接続される調整コイルLに、可動コア114を半分だけ挿入すれば、112+17=129(μH)となり、給電コイルLのインダクタンスとほぼ一致させることができる。
図14は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図の第1の別例である。図1に示したように交流電源112によりエキサイトコイルLを駆動するのではなく、図14に示すように交流電源112により給電コイルLとキャパシタCを共振させることにより、給電コイルLを直接駆動してもよい。この場合には、エキサイト回路110を不要化できるため、ワイヤレス給電装置102を小型化しやすいというメリットがある。エキサイトコイルLを使用する図1の構成の場合には、図14の構成に比べて給電側のQ値を高くしやすいというメリットがある。
図15は、ワイヤレス電力伝送システム100のシステム構成図の第2の別例である。図1、図14に示したように受電コイル回路130に調整コイルLを設けるのではなく、図15に示すように調整コイルLを給電コイル回路120側に設けてもよい。この場合には、調整コイルLにより給電コイル回路120のインダクタンスを調整できる。給電コイルLの巻き数を、受電コイルLの巻き数よりも少なくしておき、調整コイルLによりインダクタンスを調整してもよい。調整コイルLの軸方向と、受電コイルLが発生させる磁束の方向が直交するように調整コイルLを設置する。すなわち、タイプA1〜A3のいずれかの設置方法により、調整コイルLを送電パッケージ106に設置する。
なお、給電コイル回路120と受電コイル回路130の双方に調整コイルLを設けてもよい。また、図14のようにエキサイト回路110を使用しないタイプでも、給電コイル回路120に調整コイルLを設ければ、給電コイル回路120のインダクタンスを調整できる。
以上、実施形態に基づいてワイヤレス電力伝送システム100を説明した。本実施形態によれば、調整コイルLにより、給電コイル回路120や受電コイル回路130のインダクタンスを調整できる。また、給電コイルLが発生させる磁束により調整コイルLに起電力が発生しないため、給電コイル回路120や受電コイル回路130の共振周波数を調整しやすくなる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
たとえば、調整コイルLを遮蔽シールドで囲むことにより、調整コイルLに対する外部磁界の影響を防いでもよい。
100 ワイヤレス電力伝送システム、102 ワイヤレス給電装置、104 ワイヤレス受電装置、106 送電パッケージ、108 受電パッケージ、110 エキサイト回路、112 交流電源、114 可動コア、116 ボビン、118 コアケース、120 給電コイル回路、130 受電コイル回路、140 ロード回路、L エキサイトコイル、L 給電コイル、L 受電コイル、L ロードコイル、L 調整コイル、LD 負荷、C〜C キャパシタ。

Claims (8)

  1. 給電コイルから受電コイルにワイヤレスにて交流電力を送電するための装置であって、
    前記給電コイルに前記交流電力を供給する電源回路と、
    前記給電コイルおよびキャパシタを含み、前記受電コイルの共振周波数にて共振する給電コイル回路と、を備え、
    前記給電コイル回路には、更に、前記受電コイルが発生させる磁束の方向に対して軸方向が略直交する調整コイルが設けられることを特徴とするワイヤレス給電装置。
  2. 前記調整コイルの軸方向は、前記給電コイルの送電方向に対して略直交することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス給電装置。
  3. 前記給電コイルと磁気結合するエキサイトコイルを含むエキサイト回路、を更に備え、
    前記エキサイト回路は、前記電源回路から供給された前記交流電力を前記エキサイトコイルから前記給電コイルに供給することを特徴とする請求項1または2に記載のワイヤレス給電装置。
  4. 前記調整コイルは、軸方向に移動する可動コアを備え、
    前記給電コイル回路のインダクタンスは、前記可動コアの移動量により調整されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  5. 給電コイルからワイヤレスにて送電される交流電力を受電コイルにて受電する装置であって、
    前記受電コイルおよびキャパシタを含み、前記給電コイルの共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから前記交流電力を供給される負荷とを含むロード回路と、を備え、
    前記受電コイル回路には、更に、前記給電コイルが発生させる磁束の方向に対して軸方向が略直交する調整コイルが設けられることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  6. 前記調整コイルの軸方向は、前記給電コイルの送電方向に対して略直交することを特徴とする請求項5に記載のワイヤレス受電装置。
  7. 前記調整コイルは、軸方向に移動する可動コアを備え、
    前記受電コイル回路のインダクタンスは、前記可動コアの移動量により調整されることを特徴とする請求項5または6に記載のワイヤレス受電装置。
  8. 給電コイルと受電コイルの共振周波数にて、前記給電コイルから前記受電コイルにワイヤレス送電するためのシステムであって、
    前記給電コイルに交流電力を供給する電源回路と、
    前記給電コイルおよび第1のキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する給電コイル回路と、
    前記受電コイルおよび第2のキャパシタを含み、前記共振周波数にて共振する受電コイル回路と、
    前記受電コイルと磁気結合することにより前記受電コイルから前記交流電力を受電するロードコイルと、前記ロードコイルから前記交流電力を供給される負荷とを含むロード回路と、を備え、
    前記給電コイル回路および前記受電コイル回路の双方または一方には、更に、前記給電コイルの送電方向に対してその軸方向が略直交となる調整コイルが設けられることを特徴とするワイヤレス電力伝送システム。
JP2009239778A 2009-10-16 2009-10-16 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム Active JP5476917B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239778A JP5476917B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム
US13/087,827 US8981597B2 (en) 2009-10-16 2011-04-15 Wireless power feeder, wireless power receiver, and wireless power transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009239778A JP5476917B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011087433A true JP2011087433A (ja) 2011-04-28
JP5476917B2 JP5476917B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=44079980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009239778A Active JP5476917B2 (ja) 2009-10-16 2009-10-16 ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8981597B2 (ja)
JP (1) JP5476917B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102255399A (zh) * 2011-07-12 2011-11-23 西安电子科技大学 基于自谐振电磁感应耦合的无线能量传输装置
JP2011258807A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Showa Aircraft Ind Co Ltd 非接触給電装置
JP2012191697A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Hitachi Maxell Energy Ltd 非接触電力伝送装置
WO2012157454A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 ソニー株式会社 給電装置、給電システムおよび電子機器
JP2013085322A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 車両用電力伝送装置及び車両用電源システム
KR20130111832A (ko) * 2012-04-02 2013-10-11 엘에스전선 주식회사 전송 코일 배열을 이용한 무선 전력 전송 장치 및 무선 전력 전송 시스템
WO2015020141A1 (ja) 2013-08-08 2015-02-12 株式会社Ihi 非接触給電装置の製造方法及び共振器
JP2015035494A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 株式会社Ihi 共振器
JP2015042121A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社Ihi 非接触給電装置の製造方法
JP2016523641A (ja) * 2013-07-05 2016-08-12 オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハーOlympus Winter & Ibe Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung ビデオ内視鏡システム、カップリング装置、ビデオ内視鏡、及び制御装置
US9502923B2 (en) 2012-09-12 2016-11-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Wireless power transmission apparatus and method and wireless power reception apparatus
CN106253492A (zh) * 2013-07-08 2016-12-21 日东电工株式会社 供电受电装置以及便携式设备
US20220131414A1 (en) * 2019-03-20 2022-04-28 Omron Corporation Non-contact power feeding device

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5885239B2 (ja) * 2011-10-20 2016-03-15 トヨタ自動車株式会社 受電装置、送電装置および電力伝送システム
US9431856B2 (en) 2012-01-09 2016-08-30 Pabellon, Inc. Power transmission
CN104094468B (zh) * 2012-12-21 2016-01-20 株式会社村田制作所 接口单元以及计算机
US9496746B2 (en) * 2013-05-15 2016-11-15 The Regents Of The University Of Michigan Wireless power transmission for battery charging
CN104600877A (zh) * 2015-02-13 2015-05-06 哈尔滨工业大学 一种具有侧移适应性和旋转适应性的无线电能传输装置
US9948131B2 (en) 2015-04-16 2018-04-17 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Multiple-orientation wireless charging
CA2992507A1 (en) * 2015-07-17 2017-01-26 The Governors Of The University Of Alberta Method and system for wireless and single conductor power transmission
KR20230065620A (ko) * 2021-11-05 2023-05-12 주식회사 아모센스 무선전력 전송 시스템 및 이를 포함하는 주방가전용 액세서리
CN114301189B (zh) * 2021-12-30 2023-08-11 河北工业大学 一种无线充电接收线圈电路

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090015075A1 (en) * 2007-07-09 2009-01-15 Nigel Power, Llc Wireless Energy Transfer Using Coupled Antennas
WO2009111597A2 (en) * 2008-03-05 2009-09-11 Nigel Power Llc Packaging and details of a wireless power device
JP2009268181A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Olympus Corp エネルギー供給装置
JP2010119684A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Olympus Corp 電力供給装置
JP2010130878A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Toyota Industries Corp 非接触電力伝送装置
JP2010148174A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi Ltd 電力伝送装置、電力送信装置および電力受信装置

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3500274A (en) * 1968-11-04 1970-03-10 Nippon Musical Instruments Mfg Variable inductor
JPWO2006022365A1 (ja) 2004-08-27 2008-05-08 北伸電機株式会社 非接触電力伝送装置
JP4774217B2 (ja) 2005-02-15 2011-09-14 高石 好 電力伝送装置、電力伝送方法
US7825543B2 (en) 2005-07-12 2010-11-02 Massachusetts Institute Of Technology Wireless energy transfer
CN102255398B (zh) 2005-07-12 2013-07-24 麻省理工学院 无线传递电磁能量的方法和设备
US9774086B2 (en) 2007-03-02 2017-09-26 Qualcomm Incorporated Wireless power apparatus and methods
JP2008301645A (ja) * 2007-06-01 2008-12-11 Sanyo Electric Co Ltd 非接触式受電装置及びこれを具えた電子機器
US9124120B2 (en) 2007-06-11 2015-09-01 Qualcomm Incorporated Wireless power system and proximity effects
WO2009023155A2 (en) 2007-08-09 2009-02-19 Nigelpower, Llc Increasing the q factor of a resonator
JP2010537496A (ja) 2007-08-13 2010-12-02 クゥアルコム・インコーポレイテッド 長距離低周波数共振器および素材
KR20100063756A (ko) 2007-09-13 2010-06-11 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 자기 공진기로부터 산출된 전력의 최대화
KR20120102173A (ko) 2007-09-13 2012-09-17 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 인가를 위한 안테나
WO2009039113A1 (en) 2007-09-17 2009-03-26 Nigel Power, Llc Transmitters and receivers for wireless energy transfer
KR20100052565A (ko) 2007-09-17 2010-05-19 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 자기 공진기에서의 고효율 및 고전력 전송
KR101502248B1 (ko) 2007-09-19 2015-03-12 퀄컴 인코포레이티드 무선 전력 자기 공진기로부터의 전력 수율의 최대화
KR101312215B1 (ko) 2007-10-11 2013-09-27 퀄컴 인코포레이티드 자기 기계 시스템을 이용하는 무선 전력 전송
JP4453741B2 (ja) 2007-10-25 2010-04-21 トヨタ自動車株式会社 電動車両および車両用給電装置
CN107086677A (zh) 2007-11-28 2017-08-22 高通股份有限公司 使用寄生天线的无线功率射程增加
US9128687B2 (en) 2008-01-10 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Wireless desktop IT environment
US8294300B2 (en) 2008-01-14 2012-10-23 Qualcomm Incorporated Wireless powering and charging station
US8487479B2 (en) 2008-02-24 2013-07-16 Qualcomm Incorporated Ferrite antennas for wireless power transfer
US8344552B2 (en) 2008-02-27 2013-01-01 Qualcomm Incorporated Antennas and their coupling characteristics for wireless power transfer via magnetic coupling
US8421267B2 (en) 2008-03-10 2013-04-16 Qualcomm, Incorporated Packaging and details of a wireless power device
KR20130010089A (ko) 2008-04-21 2013-01-25 퀄컴 인코포레이티드 근거리 효율적인 무선 전력 송신
US20090273242A1 (en) 2008-05-05 2009-11-05 Nigelpower, Llc Wireless Delivery of power to a Fixed-Geometry power part
EP2281322B1 (en) 2008-05-14 2016-03-23 Massachusetts Institute of Technology Wireless energy transfer, including interference enhancement
US20100045114A1 (en) * 2008-08-20 2010-02-25 Sample Alanson P Adaptive wireless power transfer apparatus and method thereof
JP4911148B2 (ja) * 2008-09-02 2012-04-04 ソニー株式会社 非接触給電装置
EP3185432B1 (en) 2008-09-27 2018-07-11 WiTricity Corporation Wireless energy transfer systems
US8362651B2 (en) 2008-10-01 2013-01-29 Massachusetts Institute Of Technology Efficient near-field wireless energy transfer using adiabatic system variations

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090015075A1 (en) * 2007-07-09 2009-01-15 Nigel Power, Llc Wireless Energy Transfer Using Coupled Antennas
WO2009111597A2 (en) * 2008-03-05 2009-09-11 Nigel Power Llc Packaging and details of a wireless power device
JP2009268181A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Olympus Corp エネルギー供給装置
JP2010119684A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Olympus Corp 電力供給装置
JP2010130878A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Toyota Industries Corp 非接触電力伝送装置
JP2010148174A (ja) * 2008-12-16 2010-07-01 Hitachi Ltd 電力伝送装置、電力送信装置および電力受信装置

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011258807A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Showa Aircraft Ind Co Ltd 非接触給電装置
JP2012191697A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Hitachi Maxell Energy Ltd 非接触電力伝送装置
CN103534772A (zh) * 2011-05-19 2014-01-22 索尼公司 供电单元、供电系统和电子装置
WO2012157454A1 (ja) * 2011-05-19 2012-11-22 ソニー株式会社 給電装置、給電システムおよび電子機器
CN103534772B (zh) * 2011-05-19 2016-12-07 索尼公司 供电单元、供电系统和电子装置
CN102255399A (zh) * 2011-07-12 2011-11-23 西安电子科技大学 基于自谐振电磁感应耦合的无线能量传输装置
JP2013085322A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Furukawa Electric Co Ltd:The 車両用電力伝送装置及び車両用電源システム
KR20130111832A (ko) * 2012-04-02 2013-10-11 엘에스전선 주식회사 전송 코일 배열을 이용한 무선 전력 전송 장치 및 무선 전력 전송 시스템
KR101953913B1 (ko) * 2012-04-02 2019-03-04 엘에스전선 주식회사 전송 코일 배열을 이용한 무선 전력 전송 장치 및 무선 전력 전송 시스템
US9502923B2 (en) 2012-09-12 2016-11-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Wireless power transmission apparatus and method and wireless power reception apparatus
JP2016523641A (ja) * 2013-07-05 2016-08-12 オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハーOlympus Winter & Ibe Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung ビデオ内視鏡システム、カップリング装置、ビデオ内視鏡、及び制御装置
CN106253492A (zh) * 2013-07-08 2016-12-21 日东电工株式会社 供电受电装置以及便携式设备
WO2015020141A1 (ja) 2013-08-08 2015-02-12 株式会社Ihi 非接触給電装置の製造方法及び共振器
JP2015035494A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 株式会社Ihi 共振器
US10686333B2 (en) 2013-08-08 2020-06-16 Ihi Corporation Method for manufacturing wireless power-transmitting device, and resonator
JP2015042121A (ja) * 2013-08-23 2015-03-02 株式会社Ihi 非接触給電装置の製造方法
US20220131414A1 (en) * 2019-03-20 2022-04-28 Omron Corporation Non-contact power feeding device
US11955812B2 (en) * 2019-03-20 2024-04-09 Omron Corporation Non-contact power feeding device

Also Published As

Publication number Publication date
US8981597B2 (en) 2015-03-17
US20110193421A1 (en) 2011-08-11
JP5476917B2 (ja) 2014-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5476917B2 (ja) ワイヤレス給電装置、ワイヤレス受電装置およびワイヤレス電力伝送システム
TWI600248B (zh) 無線電力供應系統
EP2693601B1 (en) Power supply device, power supply system, and electronic device
CN107658116B (zh) 用于感应电能传输系统的发射器
JP2018196322A (ja) 非接触電力供給装置
US20110198940A1 (en) Wireless power feeder, wireless power receiver, and wireless power transmission system
JP5920363B2 (ja) 受電装置、電力伝送システム、及び電力伝送方法
WO2014068989A1 (ja) 無線電力伝送システム
US8970069B2 (en) Wireless power receiver and wireless power transmission system
JP2011142748A (ja) ワイヤレス給電システム
JP5472249B2 (ja) ワイヤレス給電装置およびワイヤレス電力伝送システム
WO2015040650A1 (ja) 非接触電力伝送装置
CN110089003A (zh) 无线电力发射器、无线电力发射系统和用于驱动无线电力发射系统的方法
JP2013214613A (ja) コイルユニット及びコイルユニットを備える電力伝送装置
KR101241499B1 (ko) 공진 코일 및 이를 이용한 무선 전력 전송 장치
US11735955B2 (en) Resonant circuit for transmitting electric energy
JP2014096872A (ja) 結合共振器型の無線電力伝送システム、及び結合共振器型の無線電力伝送システムに用いる受電側共振器
JP6215969B2 (ja) 無線電力伝送システムおよびその送電装置と受電装置
KR101371058B1 (ko) 전기 공진을 이용한 송전측 코일조립체, 수전측 코일조립체 및 무선 전력 송수신장치
KR20120116801A (ko) 무선 전력 전송 회로, 무선 전력 송신기 및 수신기
KR101846180B1 (ko) 솔레노이드 타입 코일
US20200313461A1 (en) Resonant circuit for transmitting electric energy without a power amplifier
JP2013081331A (ja) 非接触電力伝送装置
KR100522914B1 (ko) 전자기파 수신용 고효율 유도코일 및 이를 이용한 전력 변환 장치
KR101833744B1 (ko) 무선 전력 송수신용 코일 및 상기 코일을 사용한 송신기 및 수신기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5476917

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150