JP2011087359A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011087359A
JP2011087359A JP2009236460A JP2009236460A JP2011087359A JP 2011087359 A JP2011087359 A JP 2011087359A JP 2009236460 A JP2009236460 A JP 2009236460A JP 2009236460 A JP2009236460 A JP 2009236460A JP 2011087359 A JP2011087359 A JP 2011087359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
neutral point
correction value
point correction
motor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009236460A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sasajima
晃治 笹嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009236460A priority Critical patent/JP2011087359A/ja
Publication of JP2011087359A publication Critical patent/JP2011087359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】複数相のモータに対する各指令電圧の中性点を補正する際にトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動が生じることを抑制し、装置構成に要する費用が嵩むことを防止する。
【解決手段】モータ制御装置70は、複数相の各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0の中性点を補正する中性点補正値Vcを生成する中性点補正値算出部82と、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0と中性点補正値Vcとを重畳して補正指令電圧Vu,Vv,Vwを生成する補正相指令電圧算出部85と、補正指令電圧Vu,Vv,Vwに基づきモータ31を制御するモータ駆動手段インバータ72とを備え、中性点補正値算出部82は、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に基づき中性点補正値Vcを変更する。
【選択図】図2

Description

この発明は、モータ制御装置に関する。
従来、3相の相電圧指令と三角波の搬送波とを比較してパルス幅変調信号を生成し、このパルス幅変調信号によりインバータから3相交流のモータへの通電を順次転流させてモータを駆動するときに、電源電圧の利用率を最大限に改善する装置が知られている。そして、このような装置として、例えば、各相電圧指令の基本波の振幅の最大値を搬送波の振幅よりも最大限に(つまり、各相の線間電圧の振幅の最大値が電源電圧に到達するように)増大させ、各相電圧指令の値が搬送波の振幅を超えた場合に、この超過分に相当する値(中性点移動値)だけ各相電圧指令の中性点を移動させるようにして、各相電圧指令の値から中性点移動値を減算して新たに各相電圧指令の値を設定するモータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このモータ制御装置によれば、例えば各相電圧指令の基本波に3次高調波を重畳して電源電圧の利用率を改善する場合に比べて、モータの回転角θ(所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度)に対する正弦値(つまり、回転角θの3倍角(3θ)の正弦値)の演算、あるいは予め作成した正弦値のデータの記憶などが不要となり、演算負荷や記憶容量の増大を抑制するようになっている。
特開2005−137076号公報
しかしながら、上記従来技術に係るモータ制御装置によれば、各相電圧指令の値が搬送波の振幅を超えた場合に中性点を移動させることから、各相電圧指令の値の連続性(つまりモータの回転角θに応じた連続性)が損なわれてしまう虞がある。
また、中性点移動値をモータの回転角θに応じて変化する値とした場合には、例えば各相の制御応答遅れや機械的な誤差などに起因する回転角θの雑音成分に応じて中性点移動値が変動し、各相電圧指令の変動に伴う電流変動によってトルク変動が生じる場合がある。しかも、このトルク変動が機械系の共振周波数の成分を含むと、振動が増大してしまい、商品性が低下してしまうという問題が生じる。そして、このような問題に対して、例えば各種センサの検出精度を高めたり、回路系での雑音を低減させる場合には、費用が嵩むという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、複数相のモータに対する各指令電圧の中性点を補正する際にトルク変動および機械系の共振周波数との干渉による振動が生じることを抑制し、装置構成に要する費用が嵩むことを防止することが可能なモータ制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、本発明の第1態様に係るモータ制御装置は、複数相のモータ(例えば、実施の形態でのモータ31)に対する複数相の指令電圧(例えば、実施の形態での各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0)を生成する指令電圧生成手段(例えば、実施の形態での相指令電圧算出部81)と、前記複数相の各前記指令電圧の中性点を補正する中性点補正値(例えば、実施の形態での中性点補正値Vc)を生成する中性点補正値生成手段(例えば、実施の形態での中性点補正値算出部82)と、前記指令電圧と前記中性点補正値とを重畳して補正指令電圧(例えば、実施の形態での補正指令電圧Vu,Vv,Vw)を生成する補正指令電圧生成手段(例えば、実施の形態での補正相指令電圧算出部85)と、前記補正指令電圧に基づき前記モータへの通電を制御する制御指令(例えば、実施の形態でのPWM信号)を生成する制御指令生成手段(例えば、実施の形態でのPWM信号生成部86)と、前記制御指令に応じて前記モータへの通電を順次転流させるモータ駆動手段(例えば、実施の形態でのインバータ72)とを備え、前記中性点補正値生成手段は、前記指令電圧のピーク電圧に基づき、前記中性点補正値を変更する。
さらに、本発明の第2態様に係るモータ制御装置では、前記中性点補正値生成手段は、前記中性点補正値の極性が切り替わる時刻間の所定時間において前記中性点補正値を一定値に設定し、該一定値を、前記ピーク電圧が上昇することに伴って増大傾向に変化するように変更する。
さらに、本発明の第3態様に係るモータ制御装置では、前記中性点補正値生成手段は、前記中性点補正値の極性が切り替わる際に前記中性点補正値を徐々に変更する。
さらに、本発明の第4態様に係るモータ制御装置では、前記中性点補正値生成手段により生成された前記中性点補正値を入力として、前記中性点補正値の所定周波数成分のみを出力するフィルタ処理を行なうフィルタ手段(例えば、実施の形態でのフィルタ処理部84)を備える。
さらに、本発明の第5態様に係るモータ制御装置では、前記モータは、電動ステアリング装置(例えば、実施の形態での電動ステアリング装置1)に搭載され、前記電動ステアリング装置は、操舵トルクを検出して操舵トルク信号を出力する操舵トルク検出手段(例えば、実施の形態での操舵トルクセンサ40)と、前記操舵トルク検出手段から出力される前記操舵トルク信号に基づき前記モータを駆動制御し、前記操舵トルクを補助する補助トルクを前記モータから発生させる操舵制御手段(例えば、実施の形態でのECU50)とを備える。
本発明の第1態様に係るモータ制御装置によれば、複数相の各指令電圧のピーク電圧に基づき中性点補正値を変更することにより、モータの回転角(所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度)に依存せずに中性点補正値を変更することができる。これにより、例えば各相の制御応答遅れや機械的な誤差などに起因する回転角の雑音成分に応じたトルク変動が生じること、さらに、このトルク変動が機械系の共振周波数と干渉して振動が発生してしまうことを防止することができる。しかも、各種センサの検出精度を高めたり、回路系での雑音を低減させる必要無しに、モータのトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することができ、装置構成に要する費用が嵩むことを防止することができる。
また、各指令電圧のピーク電圧に基づき、例えば各指令電圧のピーク電圧が所定閾電圧を超えるか否かの判定結果に応じて、中性点補正値を変更することにより、実際に各指令電圧が最大電圧(例えば、電源電圧の改善が可能な最大電圧や従来技術での搬送波の振幅など)を超えた後に中性点補正値を変更する場合に比べて、各相電圧指令の値の連続性が損なわれてしまうことを抑制することができる。例えば最大電圧に到達するまでにおいて、複数の所定閾電圧を設定することにより、ピーク電圧に応じて段階的に中性点補正値を変更することができ、中性点補正値の急激な変更によってトルク変動が生じてしまうことを防止することができる。
さらに、本発明の第2態様に係るモータ制御装置によれば、モータの回転角に依存せずに中性点補正値を設定および変更することができ、回転角の雑音成分に起因するモータのトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することができる。
さらに、本発明の第3態様に係るモータ制御装置によれば、中性点補正値の極性が切り替わる際に中性点補正値の急激な変更によってトルク変動が生じてしまうことを防止することができる。
さらに、本発明の第4態様に係るモータ制御装置によれば、中性点補正値の周波数成分から、機械系の共振周波数と干渉する周波数成分を排除することができ、装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ、モータのトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を容易に防止することができる。
さらに、本発明の第5態様に係るモータ制御装置によれば、操舵トルクを補助する補助トルクを発生するモータに対して、回転角の雑音成分に起因するモータのトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することにより、電源電圧の利用率を最大限に改善する際に、運転者が把持する車両のステアリングホイールに商品性を低下させるようなトルク変動や振動が発生することを防止することができる。しかも、電動ステアリング装置のように、モータの回転数に比べて所望トルクの確保が必要とされる装置において、例えば電源電圧の不足を補うためにオン抵抗の低いトランジスタ素子や抵抗の低い電線などを用いる必要無しに、装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ適正に電源電圧の利用率を改善して、所望の補助トルクを発生させることができる。
本発明の一実施形態に係る電動ステアリング装置の構成図である。 本発明の一実施形態に係るモータ制御装置の構成図である。 本発明の実施の形態に係る所定閾電圧の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る各相指令電圧と中性点補正値との例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るモータ制御装置の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係るモータ制御装置について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態によるモータ制御装置70は、例えば図1に示す車両用操舵装置としての電動ステアリング装置1のECU(Electronic Control Unit)50に搭載されている。
この電動ステアリング装置1は、例えば図1に示すように、車両のステアリングホイール2に連結されたステアリングシャフト3およびステアリングシャフト3に連結された自在軸継手4から操舵輪(車輪)5,5に至るステアリング系において、ステアリングギヤボックスを構成するハウジング6内に収容された操舵機構7と、この操舵機構7に操舵補助力を発生させる操舵補助機構8とを備えている。
操舵機構7は、ラックアンドピニオン機構10を備え、このラックアンドピニオン機構10のピニオン軸11は自在軸継手4に連結されている。
そして、ピニオン軸11に具備されるピニオン12と、車幅方向に往復動可能なラック軸13に具備されるラック14とは、互いに噛み合わされている。
ピニオン軸11は、例えば下部、中間部、上部を各軸受15a,15b,15cによって回転可能に支持されており、ピニオン12はピニオン軸11の下端部に設けられている。
ラック軸13は、ハウジング6の車幅方向に延びる略円筒状のラックハウジング6a内において、軸受16を介して軸長手方向に往復動可能に支持されている。
ラックハウジング6aの両端は開口する開口部を備え、開口部からラック軸13の端部13aが突出している。
ラック軸13の各端部13aにはラック軸13よりも大きな外径のラックエンドプレート17が固定され、さらに、ラックエンドプレート17にはラックエンドヘッド18が固定されている。
ラックエンドヘッド18はボールジョイント19を備え、このボールジョイント19にタイロッド20が連結され、タイロッド20に操舵輪(前輪)5が連係されている。
ラックハウジング6aの両端の開口部近傍の外周面上には、径方向内方に突出する円環凹溝6bが形成されている。
そして、ラックハウジング6aの円環凹溝6bにはラック軸13の軸長手方向に伸縮可能な蛇腹状のラックエンドカバー21の端部が装着され、ラック軸13の端部13aと、ラックエンドプレート17と、ラックエンドヘッド18と、ボールジョイント19とは、ラックエンドカバー21内に収容され、タイロッド20はラックエンドカバー21を貫通して外方に突出している。
操舵補助機構8は、ステアリングホイール2による操舵力を軽減するための操舵補助力を発生させるブラシレスモータ(例えば、3相交流のブラシレスDCモータ)からなるモータ31と、ウォームギヤ32と、ウォームホイールギヤ33とを備えて構成され、ウォームギヤ32およびウォームホイールギヤ33は、ステアリングギヤボックスを構成するハウジング6内に収容されている。
モータ31はハウジング6に軸支されたウォームギヤ32に連結され、このウォームギヤ32は、ピニオン軸11に一体的に設けられたウォームホイールギヤ33に噛合している。ウォームギヤ32およびウォームホイールギヤ33は減速機構を構成し、モータ31で発生したトルクは、ウォームギヤ32とウォームホイールギヤ33により倍力されてピニオン軸11に伝達される。
また、ピニオン軸11において中間部の軸受15bと上部の軸受15cとの間には、磁歪に起因する磁気特性の変化に基づいて操舵トルク(操舵入力)を検出する磁歪式の操舵トルクセンサ40が配置されている。
操舵トルクセンサ40は、ピニオン軸11の外周面に軸方向所定間隔をおいて互いに逆方向の異方性となるように設けられた2つの磁歪膜(例えば、Ni−Feめっきなどの磁気異方性を有する磁歪膜)41,42と、各磁歪膜41,42に対向配置された2つの検出コイル43,44と、各検出コイル43,44に接続された検出回路45,46を備えている。各検出回路45,46は、各磁歪膜41,42に操舵トルクが作用したときに発生する逆磁歪特性に起因して生じる各検出コイル43,44のインダクタンスの変化を電圧変化に変換してECU(Electric Control Unit)50に出力する。ECU50は各検出回路45,46の出力に基づいてステアリングシャフト3に作用する操舵トルクを算出する。
そして、ECU50は、操舵トルクセンサ40で検出される操舵トルク(つまり運転者によってステアリングホイール2から入力される操舵トルク)の大きさに応じて、モータ31に供給すべき目標電流を決定し、モータ31に流れる電流が目標電流と一致するようにして、例えばPID制御などの制御を行うことにより、操舵トルクに応じた補助トルクをモータ31から発生させ、この補助トルクを減速機構を介してピニオン軸11に伝達する。これにより、運転者による操舵入力と同方向にモータ31による操舵補助力が作用し、運転者の操舵トルクにモータ31の補助トルクが加算された複合トルクによって、操舵輪5が操舵される。
本実施の形態による電動ステアリング装置1において、モータ制御装置70は、例えば図2に示すように、バッテリ(図示略)を直流電源とするインバータ72と、制御部73とを備えて構成され、ECU50に具備されている。
3相(例えば、U相、V相、W相の3相)交流のブラシレスDCモータからなるモータ31の駆動は制御部73から出力される制御指令を受けてインバータ72によりおこなわれる。
インバータ72は、FET(例えば、MOSFET:Metal Oxide Semi-conductor Field Effect Transistor)を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路と平滑コンデンサとを具備し、このブリッジ回路がパルス幅変調(PWM)された信号によって駆動される。
インバータ72は、例えばモータ31の駆動時などにおいて制御部73から出力されて各FETのゲートに入力されるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM信号)に基づき、各相毎に対をなす各トランジスタのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリから供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のステータ巻線への通電を順次転流させることで、各相のステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
例えばモータ31の起動時に、制御部73は、正弦波状の電流を通電するために、各相指令電圧Vu,Vv,Vwと、三角波などのキャリア信号とを比較して、インバータ72の各FETをオン/オフ駆動させるゲート信号(つまり、PWM信号)を生成する。そして、インバータ72において3相の各相毎に対をなす各FETのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリから供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ31の各ステータ巻線への通電を順次転流させることで、各ステータに交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
なお、各FETを、パルス幅変調(PWM)によりオン/オフ駆動させるためのPWM信号のデューティ、つまりオン/オフの比率のマップ(データ)は予め制御部73に記憶されている。
制御部73には、インバータ72からモータ31の各相のステータ巻線毎に供給される各相電流Iu,Iv,Iwの少なくとも何れか2つ(例えば、U相電流Iu,W相電流Iw等)を検出する電流センサ74から出力される検出信号(例えば、U相検出電流Ius,W相検出電流Iws等)と、例えば座標変換の処理などにおいて用いられるモータ31のロータの回転角θm(つまり、所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度であって、モータ31の出力軸の回転位置)を検出する回転センサ75から出力される検出信号とが入力されている。
この制御部73は、例えば、相指令電圧算出部81と、中性点補正値算出部82と、閾値判定部83と、フィルタ処理部84と、補正相指令電圧算出部85と、PWM信号生成部86とを備えて構成されている。
相指令電圧算出部81は、回転直交座標をなすd−q座標上で電流のフィードバック制御(ベクトル制御)を行なうものであり、トルク指令値Tcおよびモータ31の回転角θmに応じて指令d軸電流Idc及び指令q軸電流Iqcを演算する。そして、指令d軸電流Idc及び指令q軸電流Iqcに基づいて各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0を算出する。そして、実際にインバータ72からモータ31に供給される各相電流Iu,Iv,Iwをd−q座標上に変換して得たd軸電流Id及びq軸電流Iqと、指令d軸電流Idc及び指令q軸電流Iqcとの各偏差がゼロとなるようにして、例えばPI(比例・積分)動作などにより制御をおこなう。
中性点補正値算出部82は、閾値判定部83から出力される制御指令に応じて、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0の中性点を補正する中性点補正値Vcを算出する。
この中性点補正値Vcは、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に応じて変化し、例えばピーク電圧に応じて台形状に変化する場合には、極性が切り替わる時刻間の所定時間(例えば、極性が切り替わる際に中性点補正値Vcが徐々に変更される期間を除外した期間など)において一定値となり、この一定値はピーク電圧が上昇することに伴って段階的に増大傾向に変化する。そして、中性点補正値Vcは、閾値判定部83から出力される制御指令に応じて、異なる一定値間で段階的に値が変化する際、および極性が切り替わる際には、時間経過に対して徐々に値が変化するように設定されている。
なお、3相のモータ31に対して、中性点補正値Vcの極性が切り替わる時刻は、モータ31の回転角θmに対する電気角での60°(edeg)毎の周期に相当する時刻である。
そして、閾値判定部83は、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が所定閾電圧を超えたか否かを判定し、この判定結果において各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のうち何れか1つのピーク電圧が所定閾電圧を超えたと判定した場合には、中性点補正値Vcの変更を指示する制御指令を出力する。
所定閾電圧は、モータ31の回転角θmに依存しない固定値であって、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に対する所定の最大電圧Vmaxよりも小さく、例えば図3に示す複数の所定閾電圧は、最大電圧Vmaxに対する比率が50%となる第1閾電圧Vth1と、最大電圧Vmaxに対する比率が75%となる第2閾電圧Vth2となどである。なお、最大電圧Vmaxは、電源電圧(例えば、バッテリの端子電圧VB)に応じた最大電圧であって、3相の各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に対する最大電圧Vmaxは(2/√3)VBである。
例えば図3に示す2つの第1,第2閾電圧Vth1,Vth2により、先ず、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が第1閾電圧Vth1未満であれば、中性点補正値Vcの変更を指示する制御指令が閾値判定部83から出力されず、中性点補正値算出部82は、例えば初期状態として中性点補正値Vcをゼロとする。
そして、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のうち何れか1つのピーク電圧が第1閾電圧Vth1を超えたと判定されて中性点補正値Vcの変更を指示する制御指令が閾値判定部83から出力されると、中性点補正値算出部82は、中性点補正値Vcの極性が切り替わる時刻間の所定時間での一定値としてゼロよりも大きい所定の第1所定値を有するようにして、中性点補正値Vcを設定する。
そして、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のうち何れか1つのピーク電圧が第2閾電圧Vth2を超えたと判定されて中性点補正値Vcの変更を指示する制御指令が閾値判定部83から出力されると、中性点補正値算出部82は、中性点補正値Vcの極性が切り替わる時刻間の所定時間での一定値として所定の第1所定値よりも大きい所定の第2所定値を有するようにして、中性点補正値Vcを設定する。
フィルタ処理部84は、中性点補正値算出部82により生成された中性点補正値Vcを入力として、中性点補正値Vcの所定周波数成分のみを出力するようにして、中性点補正値Vcから機械系の共振周波数に係る成分を排除する。
例えばフィルタ処理部84は、中性点補正値Vcに対して機械系の共振周波数から所定程度だけ低い周波数(例えば、機械系の共振周波数の1/2よりも低い周波数など)の成分のみを通過させるフィルタ処理を行なう。
補正相指令電圧算出部85は、各相毎に、相指令電圧算出部81により算出された各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0と、フィルタ処理部84から出力された中性点補正値Vcと重畳して、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwを算出する。
例えば図3に示す2つの第1,第2閾電圧Vth1,Vth2に基づき、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に応じて中性点補正値Vcが設定および変更される場合には、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwは、例えば図4に示すようにして、算出される。
すなわち図4においては、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が第1閾電圧Vth1未満であれば、中性点補正値Vcはゼロであり、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwは、このときの各相指令電圧Vu0(a),Vv0(a),Vw0(a)と同一になる。
そして、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のうち何れか1つのピーク電圧が第1閾電圧Vth1よりも大きく、かつ第2閾電圧Vth2未満であれば、中性点補正値Vcとして、極性が切り替わる時刻間の所定時間での一定値としてゼロよりも大きい所定の第1所定値を有する中性点補正値Vc(b)が設定される。そして、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwは、このときの各相指令電圧Vu0(b),Vv0(b),Vw0(b)と中性点補正値Vc(b)とが重畳されて得られる各相指令電圧Vu(b),Vv(b),Vw(b)となる。
そして、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のうち何れか1つのピーク電圧が第1閾電圧Vth1よりも大きい第2閾電圧Vth2よりも大きくなれば、中性点補正値Vcとして、極性が切り替わる時刻間の所定時間での一定値として所定の第1所定値よりも大きい所定の第2所定値を有する中性点補正値Vc(c)が設定される。そして、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwは、このときの各相指令電圧Vu0(c),Vv0(c),Vw0(c)と中性点補正値Vc(c)とが重畳されて得られる各相指令電圧Vu(c),Vv(c),Vw(c)となる。
PWM信号生成部86は、正弦波状の電流をモータ31の3相のステータ巻線に通電するために、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwと、三角波などのキャリア信号とを比較して、インバータ72の各FETをオン/オフ駆動させるゲート信号(つまり、PWM信号)を生成する。そして、インバータ72において3相の各相毎に対をなす各FETのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリから供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ31の各ステータ巻線への通電を順次転流させることで、各ステータ巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
本実施の形態によるモータ制御装置70は上記構成を備えており、次に、このモータ制御装置70の動作、特に、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に応じて変化する中性点補正値Vcを設定する処理について説明する。
先ず、例えば図5に示すステップS01においては、トルク指令値Tcおよびモータ31の回転角θmに応じた各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0を取得する。
次に、ステップS02においては、後述する中性点補正値Vcの遷移処理の実行中であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS07に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS03に進む。
次に、ステップS03においては、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が所定閾電圧よりも大きいか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS04に進む。
そして、ステップS04においては、所定閾電圧に応じて設定された領域(電圧領域)に対して、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が、前回の処理での領域と異なる領域に存在するか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS05に進む。
なお、所定閾電圧に応じて設定された領域とは、中性点補正値Vcが変更されずに維持される領域であって、所定閾電圧として、例えば図3に示す2つの第1,第2閾電圧Vth1,Vth2が設定されている場合には、ピーク電圧が第1閾電圧Vth1未満であって中性点補正値Vcがゼロとされる領域と、ピーク電圧が第1閾電圧Vth1よりも大きくかつ第2閾電圧Vth2未満であって中性点補正値Vcとして中性点補正値Vc(b)が設定される領域と、ピーク電圧が第2閾電圧Vth2よりも大きく中性点補正値Vcとして中性点補正値Vc(c)が設定される領域とである。
そして、ステップS05においては、ピーク電圧が存在する電圧領域に応じた中性点補正値Vcを算出する。
そして、ステップS06においては、後述する中性点補正値Vcの遷移処理の完了を示す遷移完了フラグのフラグ値に「1」を設定して、エンドに進む。
また、ステップS07においては、中性点補正値Vcの遷移処理を実行する。
この遷移処理では、例えば極性が切り替わる時刻間の所定時間において一定値となる中性点補正値Vcが変更されるときに異なる一定値間で段階的に値が変化する際、および極性が切り替わる際に、時間経過に対して徐々に中性点補正値Vcを変化させる。
そして、ステップS08においては、中性点補正値Vcの遷移処理が完了しているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、エンドに進む。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS09に進む。
そして、ステップS09においては、中性点補正値Vcの遷移処理の完了を示す遷移完了フラグのフラグ値に「1」を設定して、エンドに進む。
上述したように、本実施の形態によるモータ制御装置70によれば、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に基づき中性点補正値Vcを変更することにより、モータ31の回転角θmに依存せずに中性点補正値Vcを変更することができる。これにより、例えば各相の制御応答遅れや機械的な誤差などに起因する回転角θmの雑音成分に応じたトルク変動が生じること、さらに、このトルク変動が機械系の共振周波数と干渉して振動が発生してしまうことを防止することができる。しかも、各種センサの検出精度を高めたり、回路系での雑音を低減させる必要無しに、モータ31のトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することができ、装置構成に要する費用が嵩むことを防止することができる。
また、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧に基づき、例えば各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0のピーク電圧が所定閾電圧を超えるか否かの判定結果に応じて、中性点補正値Vcを変更することにより、実際に各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0が最大電圧Vmaxを超えた後に中性点補正値Vcを変更する場合に比べて、各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0の連続性が損なわれてしまうことを抑制することができる。例えば最大電圧Vmaxに到達するまでにおいて、複数の所定閾電圧(例えば、第1閾電圧Vth1,第2閾電圧Vth2など)を設定することにより、ピーク電圧に応じて段階的に中性点補正値Vcを変更することができ、中性点補正値Vcの急激な変更によってトルク変動が生じてしまうことを防止することができる。
さらに、中性点補正値Vcの極性が切り替わる時刻間の所定時間において中性点補正値Vcを一定値に設定し、該一定値を、ピーク電圧が上昇することに伴って増大傾向に変化するように変更することにより、モータ31の回転角θmに依存せずに中性点補正値Vcを設定および変更することができ、回転角θmの雑音成分に起因するモータ31のトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することができる。
さらに、中性点補正値Vcの極性が切り替わる際に中性点補正値Vcを徐々に変更することにより、中性点補正値Vcの極性が切り替わる際に中性点補正値Vcの急激な変更によってトルク変動が生じてしまうことを防止することができる。
さらに、フィルタ処理により、中性点補正値Vcの周波数成分から、機械系の共振周波数と干渉する周波数成分を排除することができ、装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ、モータ31のトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を容易に防止することができる。
さらに、操舵トルクを補助する補助トルクを発生するモータ31に対して、回転角θmの雑音成分に起因するモータ31のトルク変動およびトルク変動と機械系の共振周波数との干渉による振動の発生を防止することにより、電源電圧の利用率を最大限に改善する際に、運転者が把持する車両のステアリングホイール2に商品性を低下させるようなトルク変動や振動が発生することを防止することができる。しかも、電動ステアリング装置1のように、モータ31の回転数に比べて所望トルクの確保が必要とされる装置において、例えば電源電圧の不足を補うためにオン抵抗の低いトランジスタ素子や抵抗の低い電線などを用いる必要無しに、装置構成に要する費用が嵩むことを防止しつつ適正に電源電圧の利用率を改善して、所望の補助トルクを発生させることができる。
なお、上述した実施の形態において、中性点補正値算出部82は、例えば図3に示す2つの第1,第2閾電圧Vth1,Vth2に対して、中性点補正値Vcの極性が切り替わる時刻間の所定時間での一定値を、互いに異なる値(つまり、ゼロと、所定の第1所定値と、所定の第2所定値と)に変更するとしたが、これに限定されず、例えば所定の一定値に対して作用させるゲインを互いに異なる値に変更してもよい。
なお、上述した実施の形態においては、フィルタ処理部84の代わりに、中性点補正値Vcから機械系の共振周波数に係る成分を排除する他の処理部を備えてもよい。
この処理部は、例えば中性点補正値Vcにより各相指令電圧Vu0,Vv0,Vw0を補正して各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwを算出する補正処理の制御サイクルを機械系の共振周波数よりも所定程度だけ低くしたり、補正処理を実行する時刻同士間の時間間隔を機械系の共振周波数よりも所定程度だけ低い周波数に対応する時間間隔としたり、補正処理を実行する時刻同士間の時間間隔を所定の閾時間以上に限定する。
なお、上述した実施の形態においては、フィルタ処理部84は省略されてもよい。
なお、上述した実施の形態においては、モータ31への通電を制御する制御指令としてPWM信号を生成するPWM信号生成部86と、モータへの通電を順次転流させる構成としてインバータ72を備えるとしたが、これに限定されず、PWM信号生成部86およびインバータ72は省略されて、各相の補正指令電圧Vu,Vv,Vwによって直接的にモータ31が駆動制御されてもよい。
なお、上述した実施の形態において、中性点補正値Vcはピーク電圧に応じて台形状に変化するとしたが、これに限定されず、ピーク電圧に応じて、例えば多段台形状などの他の形状によって変化してもよいし、例えばモータ31の回転角θmに対する依存度が所定の許容値以下となる形状などによって変化してもよい。
1 電動ステアリング装置
31 モータ
40 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)
50 ECU(操舵制御手段)
70 モータ制御装置
72 インバータ(モータ駆動手段)
73 制御部
81 相指令電圧算出部(指令電圧生成手段)
82 中性点補正値算出部(中性点補正値生成手段)
83 閾値判定部
84 フィルタ処理部
85 補正相指令電圧算出部(補正指令電圧生成手段)
86 PWM信号生成部(制御指令生成手段)

Claims (5)

  1. 複数相のモータに対する複数相の指令電圧を生成する指令電圧生成手段と、
    前記複数相の各前記指令電圧の中性点を補正する中性点補正値を生成する中性点補正値生成手段と、
    前記指令電圧と前記中性点補正値とを重畳して補正指令電圧を生成する補正指令電圧生成手段と、
    前記補正指令電圧に基づき前記モータへの通電を制御する制御指令を生成する制御指令生成手段と、
    前記制御指令に応じて前記モータへの通電を順次転流させるモータ駆動手段とを備え、
    前記中性点補正値生成手段は、前記指令電圧のピーク電圧に基づき、前記中性点補正値を変更することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記中性点補正値生成手段は、前記中性点補正値の極性が切り替わる時刻間の所定時間において前記中性点補正値を一定値に設定し、該一定値を、前記ピーク電圧が上昇することに伴って増大傾向に変化するように変更することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記中性点補正値生成手段は、前記中性点補正値の極性が切り替わる際に前記中性点補正値を徐々に変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記中性点補正値生成手段により生成された前記中性点補正値を入力として、前記中性点補正値の所定周波数成分のみを出力するフィルタ処理を行なうフィルタ手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1つに記載のモータ制御装置。
  5. 前記モータは、電動ステアリング装置に搭載され、
    前記電動ステアリング装置は、
    操舵トルクを検出して操舵トルク信号を出力する操舵トルク検出手段と、
    前記操舵トルク検出手段から出力される前記操舵トルク信号に基づき前記モータを駆動制御し、前記操舵トルクを補助する補助トルクを前記モータから発生させる操舵制御手段とを備えることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1つに記載のモータ制御装置。
JP2009236460A 2009-10-13 2009-10-13 モータ制御装置 Pending JP2011087359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009236460A JP2011087359A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009236460A JP2011087359A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 モータ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011087359A true JP2011087359A (ja) 2011-04-28

Family

ID=44079915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009236460A Pending JP2011087359A (ja) 2009-10-13 2009-10-13 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011087359A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103066905A (zh) * 2012-12-30 2013-04-24 深圳市广前电力有限公司 燃机电厂启动中消除发电机中性点回路谐振的方法及装置
CN104716624A (zh) * 2015-04-06 2015-06-17 铁岭市世纪电力设备有限公司 一种中性点接地保护成套装置
CN111313790A (zh) * 2018-12-12 2020-06-19 现代自动车株式会社 用于控制利用电机驱动系统的充电系统的装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103066905A (zh) * 2012-12-30 2013-04-24 深圳市广前电力有限公司 燃机电厂启动中消除发电机中性点回路谐振的方法及装置
CN104716624A (zh) * 2015-04-06 2015-06-17 铁岭市世纪电力设备有限公司 一种中性点接地保护成套装置
CN111313790A (zh) * 2018-12-12 2020-06-19 现代自动车株式会社 用于控制利用电机驱动系统的充电系统的装置
KR20200075937A (ko) * 2018-12-12 2020-06-29 현대자동차주식회사 모터 구동 시스템을 이용한 충전 시스템의 제어 장치
KR102565333B1 (ko) 2018-12-12 2023-08-16 현대자동차주식회사 모터 구동 시스템을 이용한 충전 시스템의 제어 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102047552B (zh) 电动机控制装置及电动助力转向装置
JP5130716B2 (ja) モータ制御装置および電気式動力舵取装置
JP5200628B2 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP5453729B2 (ja) モータ制御装置および電動パワーステアリング装置
JP5839011B2 (ja) 電力変換装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
JP4039317B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4350077B2 (ja) インバータ装置、モータ装置、伝達比可変装置、および操舵補助装置
JP5803559B2 (ja) 回転電機制御装置
JP2004328814A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP6390489B2 (ja) インバータの制御装置
JP2008211908A (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP4603340B2 (ja) モータ制御装置、および操舵装置
JP4103430B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
US10924047B2 (en) Control device for three-phase rotary machine
JP5406226B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
CN114208020B (zh) 交流旋转电机的控制装置及电动助力转向装置
JP2011087359A (ja) モータ制御装置
JP6468461B2 (ja) モータ制御装置
WO2022224736A1 (ja) モータ制御装置およびモータ制御方法
JP2020150666A (ja) モータ制御装置、モータ制御方法、及び電動パワーステアリング装置
JP2010148324A (ja) モータ制御装置
JP2011230531A (ja) モータ制御装置
JP2007312462A (ja) モータ制御装置
JP2006136144A (ja) 無結線式モータ、その駆動制御装置及び無結線式モータの駆動制御装置を使用した電動パワーステアリング装置
JP7317249B2 (ja) 回転電機の制御装置及び電動パワーステアリング装置