JP2011086415A - 同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタ - Google Patents

同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】一対のコネクタの抜け止めロック状態で一方のコネクタを強制的に回転させるとことによって該コネクタが任意の角度で位置決め固定される同軸コネクタを提供すること。
【解決手段】一対の第1、第2のコネクタ2、11を備え、第1のコネクタ2は、第1の芯導体と、この芯導体が収容されたロック部材5と有し、第2のコネクタ11は、第1の芯導体が結合される第2の芯導体12と、この芯導体が収容されると共にロック部材が差込まれるコネクタハウジング16とを有し、ロック部材5は、固定部と、この固定部から前方へ延設されて先端部に係止部と複数本のロック指片8とを有し、コネクタハウジング16は、内壁面に係止部が係止される係合部と、ロック部材の回り止めをする回り止め突起とを有し、いずれかのコネクタが強制的に回転されたときにロック指片が弾性変形して回り止め突起を越えてコネクタが所定角度で位置決め固定される。

【選択図】図4

Description

本発明は、同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタに係り、さらに詳しくは、この同軸コネクタはプラグとレセプタクルとからなり、これらのプラグとレセプタクルとを結合したときにいずれか一方、例えばプラグを所定角度で位置決め固定できる同軸コネクタ及びこの同軸コネクタにアンテナを結合したアンテナ付き同軸コネクタに関するものである。特に、プラグにL字型アンテナを装着して使用するのに好適なものである。
一般的な同軸コネクタは、プラグとレセプタクルとからなり、これらのプラグとレセプタクルは、その結合タイプにより、一方のコネクタ、例えばプラグを他方のレセプタクルに螺子結合する、いわゆるスクリュータイプのものと、一方を他方に押込み嵌合結合する、いわゆるプッシュプルタイプのものとに大別されている。
スクリュータイプの同軸コネクタは、結合可能な一対のコネクタ、すなわちプラグとレセプタクルとを備え、これらのコネクタはナットなどを用いて螺子結合するものとなっている。このタイプの同軸コネクタは、螺子を用いた締結作業が必要となるので、この作業が面倒であることからこのような作業を不要にしたプッシュプルタイプの同軸コネクタが提案されている(例えば、下記特許文献1、2参照)。
例えば、下記特許文献1には、結合可能な一対のコネクタを備えたプッシュプルタイプの同軸コネクタが開示されている。この同軸コネクタは、一方のコネクタと他方のコネクタとからなり、一方のコネクタは、内部導体の外側に外部導体部材が設けられている。この外部導体部材は、この外部導体部材に対して移動可能に外側から保持した可動部材と、この可動部材とともに移動可能に設けたカップリングナットとが設けられている。また、外部導体部材と可動部材との間には、第1のバネ部材及び可動部材とカップリングナットとの間に第2のバネ部材がそれぞれ介在されて、外部導体部材の第1のバネ部には第1の突起が設けられて、また、可動部材の第2のバネ部には第1の突部の変位を規制若しくは解除するための第2の突部が設けられている。一方、他方のコネクタには、第1の突部が係合される溝部が形成されている。
両コネクタの結合は、まず、一方のコネクタを他方のコネクタに対向させ、突部のテーパ面を他方のコネクタの先端テーパ面に当接させた状態で第1のバネ部材の弾性力に抗してカップリングナット及び可動部材を押込む。そうすると、第1のバネ部が外側径方向に弾性変形し、第1の突部は外部導体の外周面上に乗り上がる。次いで、カップリングナット及び可動部材をさらに押込むと、第1の突部が溝部に係合し、両コネクタは結合しロックされる。
また、下記特許文献2にも同様のプッシュプルタイプ同軸コネクタが開示されている。以下、図10を参照して、下記特許文献2に開示されたプッシュプルタイプ同軸コネクタを説明する。なお、図10は下記特許文献2に開示された同軸コネクタの断面図である。
同軸コネクタ31は、結合可能な一対の一方のコネクタ32と他方のコネクタ33とで構成されている。一方のコネクタ32は、芯導体34と、この芯導体34の外周に絶縁体35を介在させて設けられた外部導体36と、この外部導体36の先端側において径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材37と、この外部導体36の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブ38とを有している。他方のコネクタ33は、一方のコネクタ32側の芯導体34が結合可能な芯導体48と、この芯導体48の外周に絶縁体49を介在させて設けられた外部導体50とを有し、他方のコネクタ33側の外部導体50は、内周部分にロック部材37が係合可能な係合部52を備えていると共に外周部分に外筒スリーブ38が被嵌可能な螺子部53を備えている。
これらのコネクタ32、33の結合は、まず、両コネクタの軸心を一致させ、一方のコネクタ32が他方のコネクタ33に押込まれる。この押込みにより、一方のコネクタ32側の嵌合空間39に他方のコネクタ33の先端部が入り込むと共に他方のコネクタ33側の嵌合空間51に一方のコネクタ32側の芯導体34が入り込み、ロック部41の先端面54がコネクタ33側の外部導体50の先端面55に当接される。このとき、外筒スリーブ38のカム対応部47は凹部46の底部56に位置しており、この状態で、外筒スリーブ38を先端側に移動させると、カム対応部47が凹部46の先端側傾斜面44に沿って先端側に移動される。これにより、ロック部材37は内側径方向に押圧されて弾性変形し、ロック部41の先端面54とコネクタ33側の外部導体50の先端面55との当接状態は解除される。次いで、一方のコネクタ32が他方のコネクタ33にさらに押込まれると、ロック部41は絶縁体35と共に他方の嵌合空間51に入り込み、ロック部41が係合部52に係合し、ロック部41の先端面54はコネクタ33側の外部導体50の端面59と接触し、一方のコネクタ32側の芯導体34は他方のコネクタ33側の芯導体48に嵌合される。ここで、外筒スリーブ38を基端側に移動させると、カム対応部47は元の位置、すなわち、凹部46の底部56に戻り、両コネクタ32、33は結合された状態となる。このとき、カム対応部47は凹部46の両傾斜面44、45に囲まれているので、外筒スリーブ38を手で操作しなくても、自然に所定位置の底部56に戻り、両コネクタ32,33の結合状態が維持される。
特開平10−32042公報(要約、図1) 特開2004−79425号公報(段落〔0020〕〜〔0024〕、図1)
上記特許文献1、2に開示された同軸コネクタは、スクリュータイプのコネクタと比べて、螺子込み作業や緩みを防止するためのトルク管理などが不要になるなどの利点を有している。しかしながら、上記特許文献1の同軸コネクタは、一対のコネクタをロックさせるための部品、例えば、可動部材、第1、第2バネ部材などの種類の異なる多数の部品が必要となるために、この部品点数の増大に伴いコスト高を招く恐れがある。また、部品点数が多いために、部品相互間の寸法精度を高めるのが難しくなり、この精度が低いとコネクタ間の結合状態が一定に保持されずに安定な高周波特性を維持させることが難しい。これに対して、上記特許文献2の同軸コネクタは、上記特許文献1の同軸コネクタと比べて、コネクタを軸方向に付勢させるためのスプリングなどが不要となり、ある程度部品点数が削減されているが、一方でロック部材及び外筒スリーブの構造が複雑でしかも結合及び離脱操作が面倒なものになっている。
また、同軸コネクタは、様々な用途に使用されるが、その一つに、一方のコネクタにL字型アンテナを結合して、このアンテナを所望の角度に位置決め固定するのに使用されている。これに使用される同軸コネクタは、通常、スクリュータイプのコネクタであるが、このタイプのコネクタであると、上述したように螺子込み作業や緩みを防止するためのトルク管理が必要となり、トルク管理を適確に行っても、使用中に締結部の緩みが生じて、アンテナが所望角度から移動してしまうことがある。一方、上記特許文献1、2の同軸コネクタを含むこれまでのプッシュプルタイプの同軸コネクタは、一方のコネクタが他方のコネクタに対して、回転自在な構造となっているので、いずれか一方のコネクタにアンテナを結合しても所望の角度に位置決め固定させてこの状態を保持させて置くことが困難である。
そこで、本発明は、このような従来技術が抱える課題を解決するとともに、用途のニーズに対応できるようにしたもので、本発明の目的は、互いに着脱自在に嵌合結合される一対のコネクタからなるプッシュプルタイプの同軸コネクタにおいて、一方のコネクタを他方のコネクタへ嵌合結合すると抜け止めロックされるとともに、この結合状態でいずれか一方のコネクタを強制的に回転させると任意の角度で位置決め固定ができるワンタッチで着脱が可能な同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記目的を有し、且つ、部品構成を簡単にして、低コスト化を実現した同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタを提供することにある。
本発明のまた他の目的は、上記の各目的を有し、且つ、スクリュータイプのコネクタをも結合可能な同軸コネクタ及びアンテナ付き同軸コネクタを提供することにある。
上記の目的は以下の構成によって達成できる。本願の請求項1の同軸コネクタに係る発明は、互いに着脱自在に嵌合結合される一対の第1、第2のコネクタからなる同軸コネクタであって、前記第1のコネクタは、第1の芯導体と、前記第1の芯導体が外周に第1の絶縁体を介して収容された電気導電性の筒状体からなるロック部材とを備え、前記第2のコネクタは、前記第1の芯導体が結合される第2の芯導体と、前記第2の芯導体が外周に第2の絶縁体を介して収容されると共に前記ロック部材が差込まれる電気導電性の筒状体からなるコネクタハウジングとを備え、前記ロック部材は、前記第1の絶縁体に固定された固定部と、前記固定部から所定間隔毎に隙間溝をあけて前方へ延設されて先端部に係止部を有し該固定部を基点にして半径方向へ弾性変形可能な弾性細条片からなる複数本のロック指片とを有し、前記コネクタハウジングは、前記筒状体の内壁面に前記係止部が係止される係合部と、前記ロック指片の隙間溝に入り込んで前記ロック部材の回り止めをする回り止め突起とを設けて、前記第1、第2のコネクタのいずれかのコネクタが強制的に回転されたときに前記ロック指片が弾性変形して前記回り止め突起を越えてコネクタが所定角度で位置決め固定されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の同軸コネクタにおいて、前記コネクタハウジングの係合部は、前記筒状体の内周壁面を半径方向へ所定高さ隆起させた環状突起で形成されて、前記環状突起の後方、すなわち前記コネクタハウジングの差込方向前方に前記回り止め突起が形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の同軸コネクタにおいて、前記ロック部材の固定部は、前記第1の絶縁体の外周囲に嵌入される筒状体からなり、前記筒状体から前記複数本のロック指片が前記隙間溝が等間隔に形成されて延設され、前記コネクタハウジングの筒状体内壁面には、前記回り止め突起が前記隙間溝に対応する箇所に配設されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1に記載の同軸コネクタにおいて、前記第1のコネクタは、前記ロック部材の外周に外筒スリーブが設けられ、前記第2のコネクタは、前記コネクタハウジングの筒状体外周囲にメス螺子が設けられていることを特徴とする。
請求項5のL型アンテナ付き同軸コネクタに係る発明は、請求項1〜4に記載の前記第1、第2のコネクタのいずれか一方のコネクタには、アンテナが着脱自在に結合される結合部が設けられて、前記結合部に所定形状のアンテナが装着されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1、第2のコネクタとの結合は、一方のコネクタを他方のコネクタへ押し込むとロック結合され、また、この結合状態で、いずれか一方のコネクタを強制的に回転させると、第1のコネクタのロック指片が弾性変形して第2のコネクタの回り止め突起を越えてコネクタが所定角度で位置決め固定される。すなわち、ワンタッチで嵌合結合ができ、この嵌合結合状態で一方のコネクタの強制回転により該コネクタを所望の角度で位置決め固定が可能になる。したがって、第1、第2のコネクタを所定角度で位置決め固定できるので、一方のコネクタに所望角度に位置決め固定して使用する機器、例えばアンテナなどを結合すると、このアンテナを所定角度で固定して良好な電波を送受信できる。また、ロック部材の構成が簡単になるので、従来技術の同軸コネクタに比べ作製が容易になり、コスト低減を図ることができる。
請求項2の発明によれば、第1、第2のコネクタとの結合時に、ロック部材の係止部がコネクタハウジングの環状突起に確実に係合されて抜け止めされ、隙間溝がコネクタハウジングの回り止め突起に入り込んでロック部材が確実に所定角度に位置決め固定される。
請求項3の発明によれば、ロック部材の固定部を第1の絶縁体の外周囲に嵌入される筒状体とし、この筒状体から複数本のロック指片を隙間溝が等間隔に形成されて延設されるので、内部に中空孔を有する所定長さの筒状体を加工することによって、ロック部材を簡単に作製できる。
請求項4の発明によれば、スクリュータイプのコネクタとも結合して使用することができる。すなわち、この同軸コネクタは、プッシュプルタイプ及びスクリュータイプのいずれのタイプのコネクタに対しても適応できる。その結果、コネクタの選択の自由度が向上し、使い勝手が改善される。
請求項5の発明によれば、L字型アンテナを所定角度で固定して良好な電波を送受信できる。
図1は本発明の実施形態に係る同軸コネクタを構成するプラグ及びレセプタクルを示し、図1Aはプラグとレセプタクルとを結合した状態の斜視図、図1Bは図1の分離状態の斜視図である。 図2Aは図1Aの同軸コネクタの側面図、図2Bは図2AのIIB−IIB線の断面図である。 図3は図2Bの一部拡大断面図である。 図4Aは図1AのIVA−IVA線の断面図、図4Bは図4Aのプラグとレセプタクルとを分離した断面図である。 図5はプラグを示し、図5Aはプラグの外観斜視図、図5Bはプラグの正面図、図5Cは図5BのVC―VC線の断面図である。 図6は図5のプラグを構成するロック部材を示し、図6Aはロック部材の外観斜視図、図6Bは図6Aのロック部材の正面図、図6Cは図6BのVIC―VIC線の断面図である。 図7はレセプタクルハウジングを構成する第1のハウジングを示し、図7Aは外観斜視図、図7Bは正面図、図7Cは図7BのVIIC―VIIC線の断面図である。 図8は図7Aの拡大背面図である。 図9はレセプタクルハウジングを構成する第2のハウジングを示し図9Aは外観斜視図、図9Bは側面図、図9Cは図9BのIXC―IXC線の断面図である。 は従来技術の同軸コネクタの断面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための同軸コネクタを例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
図1、図2を参照して、本発明の実施形態に係る同軸コネクタを説明する。なお、図1は本発明の実施形態に係る同軸コネクタを構成するプラグ及びレセプタクルを示し、図1Aはプラグとレセプタクルとを結合した状態の斜視図、図1Bは図1の分離状態の斜視図、図2Aは図1Aの同軸コネクタの側面図、図2Bは図2AのIIB−IIB線の断面図である。
本発明の実施形態に係る同軸コネクタ1は、プラグ2とこのプラグが差込まれるレセプタクル11とからなり、使用周波数がDC〜12.4GHzの範囲にあってプッシュプルタイプSMAコネクタ(SMA:Sub Miniature TypeA)となっている。しかし、この同軸コネクタ1は、スクリュータイプ(螺子締付けタイプ)SMAコネクタも装着できるものとなっている。なお、これらのプラグ2及びレセプタクル11は、特許請求の範囲の記載において第1、第2のコネクタと表現されている。
レセプタクル11は、図示を省略した回路基板などに装着して、パーソナルコンピュータ或いは各種の端末機器などの機器筐体内に収容される構造となっている。プラグ2は、内部中心に芯導体が設けられて、この芯導体は、一端に接触部及び他端に端子部が形成されている。接触部はレセプタクルの芯導体と結合され、端子部は、例えば図示を省略した同軸ケーブル或いはL字型アンテナが結合される。なお、同軸ケーブル或いはL字型アンテナは、レセプタクル側に設けることもできる。プラグ2は、レセプタクル11への所定の押込み力による差込みにより電気的接続がされるとともに抜け止めロックされて結合状態が保持され、一方、所定の引き抜き力により簡単に抜き取りができる、いわゆるワンタッチの嵌合結合構造となっている。また、このプラグ2は、レセプタクル11に結合された状態で、プラグ2を強制的に回転させると、レセプタクル11に対して回転が可能でしかも任意の角度で位置決め固定できるようになっている。
この構成の同軸コネクタ1は、プラグ2をワンタッチでレセプタクル11に嵌合結合ができ、しかもプラグ2を任意の角度で位置決め固定できるので、結合操作が簡単で、しかもプラグ端子部にL字型アンテナを取付けたときに、このL字型アンテナを任意の角度に位置決めして、最適な角度で信号の送受信が可能になる。勿論、プラグをワンタッチでレセプタクルに着脱自在な嵌合結合ができるので、従来技術の螺子結合のコネクタに比べて、結合操作が極めて簡単でしかも使用中に緩むこともない特徴を備えたものとなっている。以下、この同軸コネクタを構成するプラグ及びレセプタクルの構造を詳述する。
図4〜図6を参照して、プラグを説明する。なお、図4Aは図1AのIVA−IVA線の断面図、図4Bは図4Aのプラグとレセプタクルとを分離した断面図、図5はプラグを示し、図5Aはプラグの外観斜視図、図5Bはプラグの正面図、図5Cは図5BのVC―VC線の断面図、図6はロック部材を示し、図6Aはロック部材の外観斜視図、図6Bは図6Aのロック部材の正面図、図6Cは図6BのVIC―VIC線の断面図である。なお、図4ではプラグ内の芯導体が省略されている。
プラグ2は、図4、図5に示すように、芯導体3と、この芯導体が装着される貫通孔を設けた絶縁体4と、この絶縁体の長手方向の外周囲に固定されてレセプタクル11にロックされるロック部材5と、これらの部品の組立体が収容されて外部を覆う外筒スリーブ10とを有している。なお、芯導体3及び絶縁体4は、特許請求の範囲において第1の芯導体及び第1の絶縁体と表現されている。
芯導体3は、図5Cに示すように、一端にレセプタクル11の芯導体に差込まれる接触部3aと、他端に同軸ケーブル或いはL字型アンテナの芯導体が接続される端子部3bとを有し、所定長さ及び太さの棒状体からなり、良導電性の金属材で形成されている。
絶縁体4は、図4、図5Cに示すように、所定の直径及び長さを有し、長手方向の中心部に芯導体3が挿入固定される貫通孔4を設けた柱状体からなり、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。この絶縁体4は、ロック部材5の大径筒状部が装着される大径柱状部4aと、この大径柱状部4aの一端から所定長さ延設してロック部材5の小径筒状部7との間で所定の隙間をあけて挿入される中径柱状部4b及び他端から所定長さ延設されて外筒スリーブ10の凹み穴へ圧入される小径柱状部4cとを有している。内部の貫通孔4は、円形孔からなり、その直径は芯導体3が圧入される径となっている。
ロック部材5は、図6に示すように、所定の直径及び長さを有し、内部が中空の円筒体からなり、良導電性の金属材で形成されて外部導体となっている。すなわち、このロック5は、絶縁体4の大径柱状部4aが嵌入される大径筒状部6と、この大径筒状部から延設されて絶縁体の中径柱状部4bとの間で若干の隙間が空く直径及び該中径柱状部4bの先端部から若干突出する長さの小径筒状部7とを有し、内部に絶縁体4が挿入される大きさの中空孔9を設けた筒状体で形成されている。中空孔9は、絶縁体の大径柱状部4aに嵌入される大径孔9bと、中径柱状部4bが挿入される小径孔9aとで構成されている。大径筒状部6は、絶縁体の大径柱状部4aの長さ及び直径と同じ内壁面6aと、この内壁面6aから半径外方へ向けて肉厚にし外筒スリーブ10の内壁面に圧接される外壁面6bと有し、後方壁面6cに中空孔9の開口が形成されている。前方壁面6dから小径筒状部7が突出して連結部が段差壁面となっている。大径筒状部6は、外周壁面の一部が切除されて平坦な切除面部6bが形成されている。切除部を設けると、大径筒状部6の外周形状が非円形状になり、外筒スリーブ10内に装着されたときに、該外筒スリーブ10との間で回り止めとなる。この大径筒状部6は、絶縁体4の大径柱状部4aに固定される固定部となっている。なお、この大径筒状部は、特許請求の範囲の記載では、固定部と表現されている。
小径筒状部7は、大径筒状部6に比べて肉薄にして、段差壁面から前方へ所定長さ延設されている。この小径筒状部7は、その先端部に円周外方向へ所定の高さ隆起した環状突起部7aが設けられて、この先端部から段差部に向かって途中までに複数本(例えば8本)のスリット7を所定の間隔で形成して、この小径筒状部7が複数片の細条片7bに分断されている。複数本のスリット7は、同じ幅長で略等間隔に形成されている。このスリット7には後述するレセプタクル11の回り止め突起18が嵌り込む。また、複数本のスリット7を形成することにより、環状突起部7aも略等間隔に分割されて先端に複数個の円弧状突起7a'が形成されて、これらの突起が係止部を形成し、この係止部が後述するレセプタクル11の環状突起18d'に係止される(図7C参照)。分断された細条片7bは、先端に係止部を有し所定の長さの弾性片となり、この弾性片は大径筒状部6を基点にして、半径方向へ弾性変形が可能になる。円弧状突起7a'からなる係止部と細条片7bとでロック指片8を構成している。このロック指片8は、大径筒状部6から延設されるが、その本数を多くすると、スリット数も多くなり、レセプタクルとの結合時にプラグを小さい角度に位置決め固定ができる。
ロック部材5は、外筒スリーブ10で覆われる。この外筒スリーブは、図4、図5に示すように、ロック部材5の小径筒状部7との間で所定の隙間をあけて覆いレセプタクル11の筒状部17Bが差込まれる差込筒状部10aと、ロック部材5の大径筒状部6に嵌入される嵌入筒状部10bと、この嵌入筒状部の端部開口を塞ぐ閉鎖壁10cに設けられて絶縁体の小径筒状部7が嵌入される凹み孔10dとを有し、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。
プラグ2の組立ては、絶縁体4の貫通孔4に芯導体3を挿通して、所定の位置に固定する。次いで、この絶縁体4にロック部材5を装着して、このロック部材を外筒スリーブ10で覆って組立てを完了する。外筒スリーブ10により、内部のロック部材5などが保護される。
次に、図1、図4及び図7〜図9を参照して、レセプタクルを説明する。なお、図7はレセプタクルハウジングを構成する第1のハウジングを示し、図7Aは外観斜視図、図7Bは正面図、図7Cは図7BのVIIC―VIIC線の断面図、図8は図7Aの拡大背面図、図9はレセプタクルハウジングを構成する第2のハウジングを示し、図9Aは外観斜視図、図9Bは側面図、図9Cは図9BのIXC―IXC線の断面図である。
レセプタクル11は、図4に示すように、2本の芯導体12、13と、これらの芯導体を固定する2個の絶縁体14、15と、これらの絶縁体を収容するレセプタクルハウジング(以下、ハウジングという)16(図1参照)とで構成されている。
ハウジング16は、図1、図4に示すように、一端にプラグ2が差込まれる差込口を有する第1のハウジング17と、この第1のハウジング17に結合されて基板などに固定される第2のハウジング19とからなり、これらは電気導電性の金属材で形成されている。これらの第1、第2のハウジング17、19は、外部導体となっている。第1のハウジング17は、図7に示すように、所定大きさの長方体ブロック17Aと、この長方体ブロック17Aの一壁面から前方へ延設突出した筒状部17Bとを有し、内部に貫通孔18が形成されている。筒状部17Bの外周囲には、オス螺子17bが形成されている。この筒状部17Bには、この螺子17bを利用して、図示を省略したスクリュータイプ(螺子締付けタイプ)のコネクタが結合される。プラグ2との結合では、この筒状部17Bが外筒スリーブ10で覆われる(図4A参照)。この構成により、この実施形態の同軸コネクタ1は、プッシュプルタイプ及びスクリュータイプのいずれのコネクタにも使用可能になる。
貫通孔18は、図7Cに示すように、長方体ブロックの貫通孔18Aと、筒状部の貫通孔18Bとからなり、これらの貫通孔18A、18Bは長方体ブロック17A及び筒状部17Bを貫通して形成されている。これらの貫通孔18A、18Bには、絶縁体14が挿入される(図4参照)。
長方体ブロックの貫通孔18Aは、図4、図7に示すように、貫通孔18Bに連通し、この貫通孔18Bと対向する側の側壁面にカバー装着開口18aと、長手方向の一側壁面に第2のハウジング19が装着される装着孔18bとで構成されている。カバー装着開口18aは、カバー20(図4参照)で塞がれるが、この開口を利用して、一対の芯導体12、13の半田接続の作業口にもなっている。
筒状部の貫通孔18Bは、図7Cに示すように、先端部にロック部材5の小径筒状部7の直径より若干大きい直径及び所定長さでプラグ2が差込まれる差込口を有する前方孔18cと、この前方孔の奥部にプラグ2のロック部材5の先端部が当接して、半径方向へ縮める傾斜部18dと、この傾斜部を超えて内径を若干縮小させた中間孔18eとを有し、この中間孔18eは貫通孔18Aに連通している。傾斜部18dは、プラグ2の差込みガイド部となっている。この貫通孔18Aは、前方孔18cと、傾斜部18d及び中間孔18eとで構成されるので、傾斜部18dと中間孔18eとの境目に内壁面から中心部に向かって所定高さ隆起した環状突起18d'が形成されて、この環状突起18d'がプラグ2の係止部が係合される係合部となっている。
また、この貫通孔18Bは、環状突起18d'から中間孔18eの奥部へ向かって、所定長さの複数本の線条突起18が形成されている。すなわち、これらの線条突起18は、図8に示すように、中間孔18eの内壁面に沿って等間隔に形成されている。これらの間隔は、プラグ2のロック部材5のスリット7に対応している。これらの線条突起18は、レセプタクル11にプラグ2が差込まれたときに、各線条突起18がそれぞれ対応するプラグ2のスリット7に嵌り込んでプラグ2を回り止める、いわゆる回り止め突起となっている。以下、この線条突起を回り止め突起という。
図3及び図8を参照して、回り止め突起18を説明する。なお、図3は図2Bの一部拡大断面図である。これらの回り止め突起18は、同じ形状となっており、図3、図8に示すように、この回り止め突起18は、内壁面の周方向へ向かって所定の幅長a、中間孔の奥へ向かって所定の長さb及び高さcを有し、周方向の両端が傾斜し、断面形状が略台形状になっている。幅長a及び長さbは、ロック部材5のスリット7に嵌め込まれる長さになっている。また、略台形状の両端の傾斜がガイド面となっている。
この回り止め突起18は、その高さcを低くしてある。突起高さを低くすると、差込まれたプラグ2に少し力を加えて強制的に回転させると、ロック指片8が傾斜面に沿ってガイドされてこの高さc、すなわち頂部を越えて回転できる。すなわち、プラグ2がレセプタクル11に差込まれると、ロック部材5の先端が係合部の環状突起18d'を超えて、係合部にプラグ2の係止部7a'(円弧状突起)が係合されるとともに、スリット17に回り止め突起18が嵌り込む。これにより、プラグ2が回り止めされる。また、回り止めされても、回り止め突起18の高さが低いので、プラグ2に少し力を加えて強制的にいずれかの方向、すなわち時計又は反時計のいずれかの方向へ回転させると、ロック部材5のロック指片8が傾斜面を乗越えて隣接するロック指片8のスリット17に回り止め突起18に嵌込まれて位置決め固定される。プラグ2の強制的な回転によっても、回り止め突起18の高さが低く、この突起の乗越えはロック指片8の弾性変形の範囲内であるので、ロック指片8が損傷することはない。
長方体ブロック17Aには、第2のハウジング19が装着される。この第2のハウジング19は、図9に示すように、長方体ブロック17Aの装着孔18bに嵌入される装着筒状部19Aと、この装着筒状部19Aに一体に連結されて基板などに取付ける取付け固定部19Bとからなり、内部に絶縁体15が収容される中空孔19aが形成されている。装着筒状部19Aは、その外周壁面が一部切欠き形状となっており、この切欠き部19が回り止めとなっている。また、取付け固定部19Bは、図9の状態で下方へ所定長さ延設されて複数本の脚片19bが形成されている。これらの脚片は、図示を省略した回路基板のアース電極などに電気接続される端子部となっている。
2本の芯導体12、13は、図4に示すように、略同じ形状の良導電製の棒状体で形成されている。一方の芯導体12は、先端にプラグ2の芯導体3に差込まれる接触部及び他端に他方の芯導体13に半田接続される端子部となっている。また、一方の芯導体13は、
一端が芯導体12の端子部に接続される端子部及び他端が図示を省略した回路基板の電極などに電気接続される端子部となっている。また、2個の絶縁体14、15は、一対の芯導体12、13を電気的に絶縁するもので、内部にこれらの芯導体が挿通される貫通孔が設けられて、電気絶縁性の合成樹脂成型体で形成されている。
レセプタクル11の組立ては、第1のハウジング17に、一方の芯導体12を固定した絶縁体14に挿入して位置決め固定する。第2のハウジング19に、他方の芯導体13を固定した絶縁体15を挿入して位置決め固定する。次いで、第1のハウジング17に第2のハウジング19を装着して、カバー装着開口18aを利用して、一対の芯導体12、13の端部を半田接続し、この半田接続作業の終了後にこの開口をカバー20で塞いで組立てを完了する。
同軸コネクタ1は、組立てたプラグ2とレセプタクル11で構成される。この同軸コネクタによれば、プラグ2をワンタッチでレセプタクル11に嵌合結合ができ、しかもプラグ2を任意の角度で位置決め固定できるので、結合操作が簡単で、しかもプラグ端子部にL字型アンテナを取付けたときに、このL字型アンテナを任意の角度に位置決めして、最適な角度で信号の送受信が可能になる。勿論、プラグをワンタッチでレセプタクルに着脱自在な嵌合結合ができるので、従来技術の螺子結合のコネクタに比べて、結合操作が極めて簡単でしかも使用中に緩むこともない。
1 同軸コネクタ
2 プラグ
3 芯導体(第1の芯導体)
4 絶縁体(第1の絶縁体)
4a 大径柱状部
4b 中径柱状部
5 ロック部材
6 大径筒状部
7 小径筒状部
7a' 円弧状突起
スリット
8 ロック指片
10 外筒スリーブ
11 レセプタクル
12、13 芯導体
14、15 絶縁体(第2の絶縁体)
16 レセプタクルハウジング
17 第1のハウジング
18 回り止め突起
19 第2のハウジング

Claims (5)

  1. 互いに着脱自在に嵌合結合される一対の第1、第2のコネクタからなる同軸コネクタであって、
    前記第1のコネクタは、第1の芯導体と、前記第1の芯導体が外周に第1の絶縁体を介して収容された電気導電性の筒状体からなるロック部材とを備え、
    前記第2のコネクタは、前記第1の芯導体が結合される第2の芯導体と、前記第2の芯導体が外周に第2の絶縁体を介して収容されると共に前記ロック部材が差込まれる電気導電性の筒状体からなるコネクタハウジングとを備え、
    前記ロック部材は、前記第1の絶縁体に固定された固定部と、前記固定部から所定間隔毎に隙間溝をあけて前方へ延設されて先端部に係止部を有し該固定部を基点にして半径方向へ弾性変形可能な弾性細条片からなる複数本のロック指片とを有し、前記コネクタハウジングは、前記筒状体の内壁面に前記係止部が係止される係合部と、前記ロック指片の隙間溝に入り込んで前記ロック部材の回り止めをする回り止め突起とを設けて、前記第1、第2のコネクタのいずれかのコネクタが強制的に回転されたときに前記ロック指片が弾性変形して前記回り止め突起を越えてコネクタが所定角度で位置決め固定されることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングの係合部は、前記筒状体の内周壁面を半径方向へ所定高さ隆起させた環状突起で形成されて、前記環状突起の後方、すなわち前記コネクタハウジングの差込方向前方に前記回り止め突起が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 前記ロック部材の固定部は、前記第1の絶縁体の外周囲に嵌入される筒状体からなり、前記筒状体から前記複数本のロック指片が前記隙間溝が等間隔に形成されて延設され、前記コネクタハウジングの筒状体内壁面には、前記回り止め突起が前記隙間溝に対応する箇所に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタ。
  4. 前記第1のコネクタは、前記ロック部材の外周に外筒スリーブが設けられ、前記第2のコネクタは、前記コネクタハウジングの筒状体外周囲にメス螺子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載された同軸コネクタ。
  5. 請求項1〜4に記載の前記第1、第2のコネクタのいずれか一方のコネクタには、アンテナが着脱自在に結合される結合部が設けられて、前記結合部に所定形状のアンテナが装着されていることを特徴とするL型アンテナ付き同軸コネクタ。
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