JP2004079425A - 同軸コネクタ及びその構成品 - Google Patents

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三谷 郁二郎
Takeshi Nobe
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Abstract

【課題】プッシュプルタイプとスクリュータイプの両方のタイプのコネクタに適応可能な同軸コネクタ及びその構成品を提供する。
【解決手段】本発明は、中心導体34と、中心導体34の外周に絶縁体35を介在させて設けられた外部導体36と、外部導体36の先端側において径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材37と、外部導体36の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブ38とを備えた一方のコネクタ32と、一方のコネクタ32側の中心導体34が結合可能な中心導体48と、中心導体48の外周に絶縁体49を介在させて設けられた外部導体50とを備えた他方のコネクタ33とからなる同軸コネクタ31であり、他方のコネクタ33側の外部導体50は、内周部分にロック部材37が係合可能な係合部52を備えていると共に外周部分に外筒スリーブ38が被嵌可能な螺子部53を備えていることを特徴とする。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波帯域の同軸ケーブルを接続するための同軸コネクタ及びその構成品に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、高周波帯域の同軸ケーブル用の同軸コネクタには、一方のコネクタを他方のコネクタに対してねじ込むことにより両コネクタ同士を結合させるスクリュータイプのものと、一方のコネクタを他方のコネクタに対して押込むことにより両コネクタ同士を結合させるプッシュプルタイプのものとがある。
【0003】
従来、スクリュータイプの同軸コネクタは、各種規格にも古くから採用されており、広く一般に使用されている。また、従来のプッシュプルタイプの同軸コネクタとしては、例えば、特開平10−32042に開示されているものがある。この同軸コネクタ1は、図8〜図11に示されているように、結合可能な一対のコネクタ2,3から構成されている。一方のコネクタ2は、図8に最もよく示されているように、中心導体4と、中心導体4の外周に設けられた絶縁体5と、絶縁体5の外周に設けられた筒状の外部導体6と、外部導体6の外周において軸方向に移動可能に設けられた可動部材7と、可動部材7の外周において軸方向に移動可能に設けられたカップリングナット8と、外部導体6と可動部材7の間に設けられた第1のバネ部材9と、可動部材7とカップリングナット8との間に設けられた第2のバネ部材10とを備えている。そして、外部導体6には先端側に延出する複数の第1のバネ部11が形成され、第1のバネ部11の先端部には第1の突部12が形成されている。また、可動部材7には第1のバネ部11に沿って先端側に延出する第2のバネ部13が形成され、第2のバネ部13の先端部には第2の突部14が形成され、第2の突部14は第1の突部12と径方向で接触するように設けられている。
【0004】
また、他方のコネクタ3は、図9等に示されているように、装置のパネル等に固定されるフレーム部15と、フレーム部15に保持された中心導体16と、中心導体16の外周に設けられた絶縁体17と、絶縁体17の外周に設けられた外部導体18とを備え、外部導体18の基端側外周部には溝部19が形成されている。
【0005】
このような構成において、一方のコネクタ2と他方のコネクタ3とを結合する場合、一方のコネクタ2を他方のコネクタ3に対向させ、突部12のテーパ面20を他方のコネクタ3の先端テーパ面21に当接させた状態で、第1のバネ部材9の弾性力に抗してカップリングナット8及び可動部材7を押込む。そうすると、第1のバネ部11の外側に空間ができるので、図9に示すように、第1のバネ部11が外側径方向に弾性変形し、第1の突部12は外部導体18の外周面上に乗り上げる。そして、カップリングナット8及び可動部材7をさらに押込むと、図10に示すように、第1の突部12が溝部19に係合し、両コネクタ2,3はロックされた状態となる。
【0006】
また、一方のコネクタ2を他方のコネクタから離脱させる場合、第2のバネ部13の弾性力に抗してカップリングナット8を軸方向基端側に移動させる。そうすると、第1のバネ部11及び第2のバネ部13が露出し、第1のバネ部11の外側に空間ができるので、この状態で、カップリングナット8をさらに軸方向基端側に移動させると、図11に示すように、第1の突部と溝部19の係合状態が解除され、両コネクタ2,3は分離された状態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、スクリュータイプの同軸コネクタはねじ込み作業が必要となり、ゆるみを防止するためにトルクレンチ等によるねじ込みトルクの管理を行う必要があった。そのため、作業に手間が掛かり、作業スペースも必要としていた。
【0008】
一方、上記した従来のプッシュプルタイプの同軸コネクタ1では、両コネクタ2,3をロックさせるための部品、例えば、可動部材7、第1及び第2のバネ部材9,10等が別個に必要となるため、部品点数が増え、コスト増の要因となっていた。また、これらの部品が別個に設けられているため、部品相互間の寸法精度を高めることが難しく、コネクタ間の結合状態を一定に保てず、高周波特性が安定しないおそれがあった。
【0009】
また、他方のコネクタ3は予め装置のパネル等に設置されていることが多いため、広く一般に使用されているスクリュータイプのコネクタが採用されることが多く、その場合には、相手側のコネクタもスクリュータイプでなければ結合できず、コネクタの選択の自由度が狭くなるといった問題があった。
【0010】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、プッシュプルタイプのコネクタのコストの低減が図れ、安定した高周波特性が得られ、プッシュプルタイプとスクリュータイプのいずれのタイプにも対応可能な同軸コネクタ及びその構成品を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、結合可能な一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、一方のコネクタは、中心導体と、該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、該外部導体の先端側において径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材と、前記外部導体の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブとを備え、他方のコネクタは、前記一方のコネクタ側の中心導体が結合可能な中心導体と、該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられ、前記一方のコネクタ側の外部導体と接触可能な外部導体とを備え、前記他方のコネクタ側の外部導体は、内周に前記ロック部材が係合可能な係合部を備えていると共に外周に前記外筒スリーブが被嵌可能な螺子部を備えていることを特徴とする。
【0012】
好ましくは、前記一方のコネクタは、中心導体と、該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、内面が螺刻され、前記外部導体の外周に沿って回転可能に設けられた外筒スーブとを備えている。
【0013】
また、本発明は、中心導体と、該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、該外部導体の先端側に延出し、基端部を支点に径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材と、前記外部導体の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブとを備え、前記ロック部材には、ロック部が先端部に設けられていると共に該ロック部より基端側にカム部が設けられ、前記外筒スリーブには、前記カム部の先端側と基端側とに当接可能なカム対応部が設けられ、前記外筒スリーブを先端側に移動させると、前記カム対応部が前記カム部の先端側を押圧することにより前記ロック部材を内側径方向に弾性変形可能となっており、且つ、前記外筒スリーブを基端側に移動させると、前記カム対応部が前記カム部の基端側を押圧することにより前記ロック部材を内側径方向に弾性変形可能となっていることを特徴とする。
【0014】
好ましくは、前記ロック部材は前記外部導体と一体に設けられている。
【0015】
また、前記外筒スリーブの内周に当接部が設けられ、相手側コネクタとの嵌合時に軸方向に作用する押込力が所定値に達した場合に、前記当接部と前記相手側コネクタの外部導体が当接し、該相手側コネクタへのさらなる押込みを規制するように構成されている。
【0016】
このような構成において、前記一方のコネクタがプッシュプルタイプの場合には、該一方のコネクタを前記他方のコネクタに押込み、前記外筒スリーブを先端側に移動させると、前記ロック部材が内側径方向に弾性変形して前記係合部と係合し、両コネクタは結合状態となる。
【0017】
また、前記一方のコネクタがスクリュータイプの場合には、前記外筒スリーブを回転させると、該外筒スリーブが前記螺子部に螺合し、両コネクタは結合状態となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態を説明する。
【0019】
図1〜図7は本発明の実施の形態に係る同軸コネクタ31を示しており、この同軸コネクタ31は、互いに結合可能な一対のコネクタ32,33により構成されている。
【0020】
一方のコネクタ32は、針状の中心導体34と、中心導体34の外周に設けられた絶縁体35と、絶縁体35の外周に設けられた外部導体36と、外部導体36と一体に設けられ、先端方向に延出する複数のロック部材37と、外部導体36の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブ38とから概略構成され、外筒スリーブ38の先端側には嵌合空間39が形成されている。ロック部材37の内側の絶縁体35は先細状を成し、ロック部材37と絶縁体35の間に隙間40が形成されているため、ロック部材37は基端部を支点に径方向に弾性変形可能となっている。また、ロック部材37の先端部にはロック部41が外側径方向に突設され、ロック部41の先端外側角部は面取りされ、ロック部41の基端面42は傾斜している。さらに、ロック部材37のロック部41より基端側にはカム部43が外側径方向に突設され、カム部43の外周には先端側傾斜面44と基端側傾斜面45により凹部46が形成されている。また、外筒スリーブ38の内周の凹部46に対応する位置にはそれぞれカム対応部47が突設され、カム対応部47は外筒スリーブ38の移動に伴い先端側傾斜面44と基端側傾斜面45に当接可能となっている。
【0021】
他方のコネクタ33は、一方のコネクタ32側の中心導体34が嵌合可能な円筒状の中心導体48と、中心導体48の外周に設けられた絶縁体49と、絶縁体49の外周に設けられた外部導体50とから概略構成され、外部導体50の先端側には嵌合空間51が形成されている。外部導体50の内周には、嵌合空間51に面するように溝状の係合部52が形成され、係合部52に一方のコネクタ32側のロック部41が係合可能となっている。係合部52は嵌合空間51よりも大径で、ロック部41を係止させるための顎部を有し、該顎部の先端角部60(図2参照)は、好ましくは、略直角から鋭角を成している。また、外部導体50の外周には、螺子部53が形成され、螺子部53にはスクリュータイプのケーブルコネクタ(図示せず)が螺合可能であると共に外筒スリーブ38が被嵌可能となっている。
【0022】
次に、同軸コネクタ31が結合及び離脱する時の作用を説明する。
【0023】
両コネクタ32,33の軸心を一致させ、一方のコネクタ32を他方のコネクタ33に押込むと、図3に示すように、一方のコネクタ32側の嵌合空間39に他方のコネクタ33の先端部が入り込むと共に他方のコネクタ33側の嵌合空間51に一方のコネクタ32側の中心導体34が入り込み、ロック部41の先端面54が他方のコネクタ33側の外部導体50の先端面55に当接する。この時、外筒スリーブ38のカム対応部47は凹部46の底部56に位置しており、この状態で、外筒スリーブ38を先端側に移動させると、図4に示すように、カム対応部47が凹部46の先端側傾斜面44に沿って先端側に移動する。これにより、ロック部材37は内側径方向に押圧されて弾性変形し、ロック部41の先端面54と他方のコネクタ33側の外部導体50の先端面55との当接状態は解除される。そして、一方のコネクタ32を他方のコネクタ33にさらに押込むと、ロック部41は絶縁体35と共に他方の嵌合空間51に入り込み、ロック部41が係合部52に係合し、ロック部41の先端面54は他方のコネクタ33側の外部導体50の端面59と接触し、一方のコネクタ32側の中心導体34は他方のコネクタ33側の中心導体48に嵌合する。ここで、外筒スリーブ38を基端側に移動させると、図5に示すように、カム対応部47は元の位置、すなわち、凹部46の底部56に戻り、両コネクタ32,33は結合された状態となる。この時、カム対応部47は凹部46の両傾斜面44,45に囲まれているので、外筒スリーブ38を手で操作しなくても、自然に所定位置の底部56に戻ることができる。また、螺子部53に嵌まった外筒スリーブ38は、一方のコネクタ32が径方向に振られた際に移動するのを防止し、中心導体34等の折れ、曲り、破損等を防ぐことができる。
【0024】
このように、ロック部41はカム対応部47がカム部43の先端側傾斜面44を押圧することにより内側径方向に弾性変形するように構成されているため、図2の破線で示すように、ロック部41の面取り部57を外部導体50の先端内側角部58に当接可能なように大きくとる必要はない。したがって、ロック部41の先端面54の面積を大きくとることができるので、一方のコネクタ32側の外部導体36と他方のコネクタ33側の外部導体50との接触を確実に行わせることができる。また、両コネクタ32,33の結合時には、ロック部41が係合部52に係合し、係合部52の先端角部60がロック部41の基端面42に当接するようになっているため、ロック部41に対して先端側軸方向に所定の押込力が作用し、ロック部41の先端面54と他方のコネクタ33側の外部導体50の端面59との接触圧は一定に保持される。
【0025】
一方、この両コネクタ32,33が結合した状態で、外筒スリーブ38を基端側に移動させると、図6に示すように、カム対応部47が凹部46の基端側傾斜面45に沿って基端側に移動し、これにより、ロック部材37は内側径方向に押圧されて弾性変形し、ロック部41と係合部52との係合状態は解除される。したがって、この状態で、外筒スリーブ38をさらに基端側に移動させると、一方のコネクタ32は他方のコネクタ33から離脱し、両コネクタ32,33は分離された状態となる。
【0026】
なお、上記実施の形態において、図7に示すように、外筒スリーブ38の内周のカム対応部47より先端側部分に当接部61を突設させてもよい。この場合、両コネクタ32,33の嵌合時に軸方向に作用する押込力が所定値に達すると、その当接部61が他方のコネクタ33側の外部導体50の先端面55に当接し、一方のコネクタ32のさらなる押込みを規制するようになっているため、ロック部材37に対して軸方向に過大な力が掛からず、ロック部材37が座屈等により破損するおそれはない。
【0027】
また、上記実施の形態においては、一方のコネクタ32がプッシュプルタイプのコネクタの場合について説明したが、本発明は、一方のコネクタ32がスクリュータイプのコネクタの場合にも実施可能である。そして、この場合には、外筒スリーブ38は、内面が螺刻され、外部導体36の外周に沿って回転可能に設けられ、この外筒スリーブ38を他方のコネクタ33側の螺子部53に螺合させることにより両コネクタ32,33が結合される。さらにまた、一方のコネクタ32の外筒スリーブ38に螺子山を設けてスクリュータイプにした場合、他方のコネクタ33の外部導体50の外径を外筒スリーブ8の螺子山の内径より小さくすれば、プッシュプルタイプのコネクタとして嵌合させることもできる。
【0028】
さらに、ロック部材37は必ずしも外部導体36と一体に設けられている必要はない。また、ロック部41と係合部52は上記した形状に限定されるものではなく、例えば、ロック部41を溝状にし、係合部52を突状に設ける等、各種変更が可能であることは言う迄もない。
【0029】
さらにまた、カム部43とカム対応部47の形状は上記した形状に限定されるものではなく、上記実施の形態の場合とは反対に、カム対応部47側に凹部を設け、該凹部の先端側及び基端側に当接可能なようにカム部43を形成させてもよく、或いは、例えば、カム対応部47の先端を平坦にする等、カム部43とカム対応部47のいずれか一方のみに傾斜面を形成させるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、プッシュプルタイプとスクリュータイプのいずれのタイプのコネクタに対しても適応できるため、コネクタの選択の自由度が向上し、使い勝手が改善されるという効果を得ることができる。
【0031】
また、コネクタを軸方向に付勢させるためのスプリング等が不要となり、部品点数を削減することができる。したがって、コストの低減化、部品相互間の寸法精度の向上が可能となると共に、コネクタ間の結合状態を安定させ、高周波特性を向上させることが可能となる等種々の優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタを示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタ構成品の係合部とロック部を示す拡大図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタの作用を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタの作用を示す断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタの作用を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタの作用を示す断面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る同軸コネクタの別の実施例を示す断面図である。
【図8】従来例を示す断面図である。
【図9】従来例の作用を示す断面図である。
【図10】従来例の作用を示す断面図である。
【図11】従来例の作用を示す断面図である。
【符号の説明】
31     同軸コネクタ
32     一方のコネクタ
33     他方のコネクタ
34     中心導体
35     絶縁体
36     外部導体
37     ロック部材
38     外筒スリーブ
41     ロック部
43     カム部
44     先端側傾斜面
45     基端側傾斜面
46     凹部
47     カム対応部
48     中心導体
49     絶縁体
50     外部導体
52     係合部
53     螺子部
61     当接部

Claims (5)

  1. 結合可能な一対のコネクタからなる同軸コネクタであって、一方のコネクタは、
    中心導体と、
    該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、
    該外部導体の先端側において径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材と、
    前記外部導体の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブとを備え、他方のコネクタは、
    前記一方のコネクタ側の中心導体が結合可能な中心導体と、
    該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられ、前記一方のコネクタ側の外部導体と接触可能な外部導体とを備え、
    前記他方のコネクタ側の外部導体は、内周に前記ロック部材が係合可能な係合部を備えていると共に外周に前記外筒スリーブが被嵌可能な螺子部を備えていることを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 前記一方のコネクタは、
    中心導体と、
    該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、
    内面が螺刻され、前記外部導体の外周に沿って回転可能に設けられた外筒スーブとを備えている請求項1に記載の同軸コネクタ。
  3. 中心導体と、
    該中心導体の外周に絶縁体を介在させて設けられた外部導体と、
    該外部導体の先端側に延出し、基端部を支点に径方向に弾性変形可能に設けられたロック部材と、
    前記外部導体の外周において軸方向に移動可能に設けられた外筒スリーブとを備え、
    前記ロック部材には、ロック部が先端部に設けられていると共に該ロック部より基端側にカム部が設けられ、
    前記外筒スリーブには、前記カム部の先端側と基端側とに当接可能なカム対応部が設けられ、
    前記外筒スリーブを先端側に移動させると、前記カム対応部が前記カム部の先端側を押圧することにより前記ロック部材を内側径方向に弾性変形可能となっており、且つ、
    前記外筒スリーブを基端側に移動させると、前記カム対応部が前記カム部の基端側を押圧することにより前記ロック部材を内側径方向に弾性変形可能となっていることを特徴とする同軸コネクタ構成品。
  4. 前記ロック部材は前記外部導体と一体に設けられている請求項3に記載の同軸コネクタ構成品。
  5. 前記外筒スリーブの内周に当接部が設けられ、相手側コネクタとの嵌合時に軸方向に作用する押込力が所定値に達した場合に、前記当接部と前記相手側コネクタの外部導体が当接し、該相手側コネクタへのさらなる押込みを規制するように構成されている請求項3又は4に記載の同軸コネクタ構成品。
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