JP2011085861A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】0.4mm以上の厚さのような非常に厚い用紙を使用したときに、二次転写部や定着部で弾性体製のローラが損傷等する不具合を防止する。
【手段】二次転写部5はベルト駆動ローラ10と二次転写ローラ11とを備えており、用紙Pが両ローラ10,11で挟圧されることで画像が用紙Pに転写される。用紙Pの厚さが0.4mm以上のように非常に厚い場合は、二次転写ローラ11を後退させてからベルト駆動ローラ10に用紙Pを進入させ、用紙Pの先端が両ローラ10,11の間に入り込んでから二次転写ローラ11を前進させる。用紙PのエッジEで二次転写ローラ11のゴム層11bが損傷することを防止できると共に、ゴム層11bに凹みが残ることによる転写不良も防止できる。
【選択図】図4

Description

本願発明は画像形成装置に関するものである。ここに画像形成装置には、複写単機能機、ファクシミリ単機能機、プリンター、プロッター、複写機能・ファクシミリ機能・スキャン機能等を併有する複合機など各種のものが含まれる。
複写単機能機や多機能複合機のような画像形成装置は、一般に、用紙にトナー画像を転写する二次転写部と、用紙に画像を定着させる定着部とを有している。カラー印刷機の場合は、二次転写部は転写ベルトが巻き掛けられたベルト駆動ローラと、用紙を二次転写ベルト及びベルト駆動ローラに押圧する二次転写ローラとを備えており、用紙をベルト駆動ローラと二次転写ローラとで挟圧して電圧を印加することにより、トナー画像を用紙に転写している。この場合、二次転写ローラの外周部はゴムのような弾性体から成っており、ベルト駆動ローラに対する押圧によってニップを形成することで転写を確実ならしめている。
さて、画像形成装置では様々な厚さの用紙を使用するが、用紙の厚さが相違すると特有の問題が生じることがある。そこで、用紙の厚さの違いに対処する改良案が成されている。その例として特許文献1では、用紙の厚さが厚くなると二次転写部において振動が発生するという問題に対処すべく、二次転写ローラをベルト駆動ローラに対して遠近移動自在に構成して、用紙の厚さに応じて二次転写ローラのニップ巾を変更することが開示されている。
他方、特許文献2には、定着部の改良として、用紙が定着ローラ及び加圧ローラに巻き付くことを防止するため、用紙の厚さに応じて定着ローラと加圧ローラとの間隔を調節することが記載されている。
特開2005−316320号公報 特開2008−033033号公報
さて、既述のとおり二次転写部に配置した二次転写ローラの外周部は弾性体から成っているが、用紙の厚さに起因した問題として、本願発明者たちは、用紙が例えば0.4mm以上に厚くなると、二次転写ローラが損傷したり印刷不良が発生したりすることを発見した。
すなわち、用紙はセルロースを固めてシートと成したものであって相当の密度があるため、表裏両面と外周面とで鋭いエッジが構成されており、図7(A)のように用紙Pが普通紙のような厚さの場合はエッジは無視でき、用紙Pはベルト駆動ローラ40と二次転写ローラ41とを密接させた状態の二次転写部に進入させ得るのであるが、ある程度以上の厚さになるとこのエッジが顕在化することになり、図7(B)に示すように、用紙PのエッジP1が二次転写ローラ41のゴム層41aに衝突することでゴム層41aが損傷するという不具合があった(符号42は二次転写ベルトである。)。そして、繰り返し使用していくうちにゴム層41aに損傷が進行し、甚だしい場合はゴム層41aの破断を招来する。
更に、ベルト駆動ローラ40と二次転写ローラ41との間に用紙Pが進入すると二次転写ローラ41のゴム層41aは潰れ変形してニップが形成されるが、用紙Pの厚さが例えば0.4mm以上のように相当に厚くなると、用紙Pの進入初期に二次転写ローラ41のゴム層41aが局部的に押圧されることで深い凹み43が形成されて、二次転写ローラ41が回転しても凹み43が完全には消えずに一点鎖線で示すように残ったままになり、このため用紙Pの押さえ不良が発生して転写不良となり、その結果、印刷不良が発生するのであった。
定着部においても、加熱ローラ及び/又は加圧ローラの表面層は弾性の高いゴムで構成されているので、用紙のエッジによる損傷や、凹みの残存による定着不良が発生することが懸念される。
そして、特許文献1,2はローラの間隔を用紙の厚さに応じて変化させるというものの、予め間隔が設定された状態のローラに用紙を通すに過ぎないため、上記したゴム層の損傷や凹みの残存という不具合を解消することはできないのである。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
本願発明は、画像形成装置とその制御方法とを含んでおり、画像形成装置は請求項1〜8で特定している。このうち請求項1の発明に係る画像形成装置は、用紙の一方の面に画像転写又は画像定着若しくは他の加工を施すための第1回転体と、用紙を他方の面から前記第1回転体に押える第2回転体と、前記第1回転体と第2回転体との軸心間の間隔を変更させ得る間隔変更手段と、前記第1回転体及び第2回転体との間に用紙を送り込む送り手段とを有しており、用紙が前記第1回転体と第2回転体とで挟圧されて送られるようになっている構成であって、前記送り手段の駆動に応じて前記間隔変更手段の駆動タイミングを調節する制御手段が備えられており、用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間を通過するタイミングで前記第1回転体に第2回転体を押圧する。
請求項2の発明は、請求項1において、前記第1回転体及び第2回転体の少なくと一方の外周層は、弾性体で構成されている。
請求項3の発明は請求項1又は2の発明を好適に具体化したもので、この発明では、用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間に進入するまでは用紙を挟圧しないように両回転体の間隔を広げておいて、用紙の先端部が両回転体の間を通過したら両回転体の間隔を狭めて用紙を挟圧するという制御が成される。
請求項4の発明は請求項3を具体化したもので、この発明では、前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙搬送方向において用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無くて用紙の後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔がある場合は、相対的に画像エリアを後ろ側にずらして画像を形成することで用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔を空ける、という制御が成される。
請求項5の発明も請求項3の発明を具体化したもので、この発明では、前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙搬送方向において用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無くて用紙の後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔がある場合は、画像を前後反転して用紙上に形成するように制御される。
請求項6の発明も請求項3を具体化したもので、この発明は、前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙の先端及び後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無い場合は、画像を縮小して形成することで用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔を空ける、という制御が成される。
請求項7の発明は、請求項1〜6において、第1回転体は画像を用紙に転写するための二次転写ローラになっている。また、請求項8の発明では、請求項1〜6において、前記第1回転体は画像を用紙へ定着するための定着ローラになっている。
画像形成装置の制御方法は請求項9で特定している。この発明は、用紙の一方の面に画像転写又は画像定着若しくは他の加工を施すための第1回転体と、用紙を他方の面から前記第1回転体に押える第2回転体と、前記第1回転体と第2回転体との軸心間の間隔を変更させ得る間隔変更手段と、前記第1回転体及び第2回転体との間に用紙を送り込む送り手段とを有しており、用紙が前記第1回転体と第2回転体とで挟圧されて送られるようになっている画像形成装置を前提にしている。
そして、前記送り手段の駆動に応じて間隔変更手段の駆動タイミングを調節することにより、用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間を通過するタイミングで前記第1回転体に第2回転体を押圧するものである。
なお、本願発明において「用紙」とは画像形成が可能なシート体(媒体)という意味であり、普通紙やケント紙といったセルロースより成る紙に限定されるものではない。従って、OHPフィルムのような樹脂フィルム、複合素材の積層体、不織布などの各種のものが用紙の概念に含まれる。
本願発明の画像形成装置及び制御方法では、第1回転体と第2回転体とによる用紙の挟圧開始位置を用紙の厚さによって変えることができるため、請求項2のように両回転体のうちいずれか一方又は両方の外周部が弾性体で構成されている場合であっても、弾性体が損傷したり凹みが残存したりすることを防止又は著しく抑制でき、延いては部材の耐久性の向上や印刷の品質保持に貢献し得る。また、用紙が厚い場合に両回転体に当たってスリップすることも防止可能になる。
用紙が例えば普通紙のように薄い場合は、第1回転体を第2回転体に押圧した状態で両ローラ間に用紙を通せば足り、これによって従来と同じ状態の印刷品質を確保できる。他方、用紙が設定値以上に厚くなった場合は、請求項3のように用紙の先端部が両回転体の間を通過してから(又は通過途中で)挟圧を開始することにより、用紙の厚さに応じた適切な挟圧状態を実現できる。
例えば、二次転写部では一対の回転体(ローラ)で用紙を挟圧してトナー画像を用紙に転写するものであるため、用紙に画像を転写するためにはその前提として用紙が両回転体(ローラ)で挟圧されていなければならないが、用紙の挟圧位置を先端の後ろにずらすと、用紙には画像が形成されない余白部が生じることになる。
そして、請求項4の発明を採用すると、画像エリアをずらすことで余白部を設けることができ、請求項5の構成では画像を前後に反転させることで余白部を設けることができ、更に、請求項6の構成では画像全体を縮小することで余白部を設けることができる。従って、いずれにおいても画像の欠如を生じることなく用紙の挟圧タイミングをずらすことができる。
なお、パソコンから画像形成装置に印刷指令を発するネットワーク方式や遠隔操作方式の場合、制御手段はパソコンのように画像形成装置から離れた機器に設けることも可能である。
(A)は実施形態に係る画像形成装置の概略断面図、(B)は二次転写部の拡大断面図である。 図1(B)の平面図である。 図2のIII-III 視断面図である。 制御態様の説明図である。 制御態様の説明図である。 制御態様の一例を示すフローチャートである。 従来技術を示す図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(1).画像形成装置の概略
本実施形態は複写、プリント、スキャニング、ファクシミリの機能を備えた複合機に適用している。図1に示すよう、画像形成装置は本体ケース1を備えており、その内部のうち下部に給紙トレイ2を配置しており、給紙トレイ2に収納した用紙Pは、ピックアップローラ3、一対のタイミングローラ4、二次転写部5、定着部6、一対の排紙ローラ7を経て排紙トレイ8に排出される。本実施形態では用紙Pは下から上に流れている。
二次転写部5は、主として、二次転写ベルト9が巻き掛けられたベルト駆動ローラ10とこれに用紙Pを押圧する二次転写ローラ11とで構成されている。二次転写ローラ11は請求項に記載した第1回転体の一例であり、ベルト駆動ローラ10は第2回転体の一例である。なお、請求項に記載した第1回転体と第2回転体とは相対的な概念であり、本実施形態において、ベルト駆動ローラ10を第1回転体の具体例として、二次転写ローラ11を第2回転体の具体例とすることも可能である。また、二次転写ベルト9を回転体と観念することも可能である。
二次転写ベルト9は従動ローラ12にも巻き掛けられており、周回する二次転写ベルト9に4つの画像形成ユニット13からトナーが転写させられる。敢えて述べるまでもないが、4つの画像形成ユニット13はブラック、シアン、イエロー、マゼンタに分かれている。画像形成ユニット13の構成は本願発明とは直接には関連しないので、説明は省略する。定着部6は、定着ローラ(加熱ローラ)14と加圧ローラ15とで構成されている。
給紙トレイ2の下面部には用紙サイズセンサ16を配置している。また、本実施形態では、一対のタイミングローラ4の間隔を紙厚センサ17で検出することで用紙Pの厚さ寸法を検知するようになっている。従って、タイミングローラ4が紙厚検知手段に兼用されている。タイミングローラ4とは別の位置に厚さ検知センサを設けても良いが、その場合、二次転写ローラ11よりも上流側に設ける必要がある。
画像形成装置は、請求項に記載した制御手段として機能する制御部18を備えている。図1(A)では制御部18は画像形成装置の上部に表示しているが、これは模式的・概念的な表示であり、その配置位置は任意に設定できる。また、制御部はCPUを中核部品としてメモリーや回路等で構成されており、一般には、画像形成装置を構成する各種部材の制御を司る制御ユニットと一体化されていることが多いと言える。もちろん、構成要素が分散していても良いし、パソコン等の外部装置に代替させることも可能である。
(2).二次転写部の構造
次に、二次転写部5を図1(B)〜図4に基づいて説明する。二次転写ローラ11は基材11aにゴム層11bを巻いた構造になっており、ベルト駆動ローラ10と反対側からホルダーブラケット19で囲われている。ホルダーブラケット19は左右の側板19aを有しており、左右側板19aに二次転写ローラ11の回転軸11cが回転自在に嵌まっている。
また、二次転写ローラ11における回転軸11cの左右端部はガイドブラケット20に設けた長穴21にスライド可能に嵌まっている。ガイドブラケット20は画像形成装置の構成部材に固定されており、長穴21は二次転写部5に対して遠近する方向に長く延びている。従って、二次転写ローラ11はホルダーブラケット19と一緒にベルト駆動ローラ10に対して遠近移動することができる。
ホルダーブラケット19のうち二次転写部5と反対側に位置した底部には、二次転写ローラ11の軸心と直交した回転軸を有するガイドローラ22が軸受け片23を介して取り付けられており、ガイドローラ22は二次転写ローラ11の軸心方向に離して一対配置しており、このガイドローラ22を挟んでホルダーブラケット19と反対側にスライダー24を配置している。スライダー24は二次転写ローラ11の軸線と同じ方向に長く延びており、スライドガイド部材25により、二次転写ローラ11の軸心方向に沿って自在にスライドするように保持されている。
スライダー24には、ガイドローラ22に当接する2段式のカム部26,27を形成しており、両カム部26,27は傾斜面を介して連続している。ホルダーブラケット19は図示しないばねでベルト駆動ローラ10から離反する方向に付勢されており、従って、スライダー24がスライドしてガイドローラ22が2つのカム部26,27に選択的に当たると、二次転写ローラ11は、二次転写ベルト9を介してベルト駆動ローラ10に圧接した前進位置と、ベルト駆動ローラ10との間に間隔を空けた後退位置とに移動する。
スライダー24は、二次転写ローラ11が後退位置となるようにばね28で引っ張られている。スライダー24をばね28に抗して前進させる手段としては、端面カム29を使用しており、この端面カム29のカム面にスライダー24の端部24aを当接している。端面カム29のカム面は軸心に対して傾斜した状態にカットされており、従って、カム面を180度回転させるごとにスライダー24は往復動する。端面カム29は、アクチェータの一例としてのモータ30で駆動しており、180°ずつ回転するように回転角度規制手段で正確に位置決めしている。
この回転角度規制手段は、端面カム29と一緒に回転するロータ31と、ロータ31の外周面に当接する係合爪32を有するレバー33と、レバー33をロータ31に向けて付勢するばね34と、レバー33をロータ31から離反させる往復動式ソレノイド35とを有している。ロータ31には、係合爪32が引っ掛かる係合段部36が軸心を挟んで対称に形成されている。他方、往復動式ソレノイド35には、レバー33をロータ31から離反する作動片37を設けている。
モータ30の駆動開始は、作動片37でレバー33を引っ張った状態で行い、ロータ31が回転を開始したら往復動式ソレノイド36の励磁を解除して作動片37を突出させる。するとレバー33はその係合爪32がロータ31の外周面に圧接するようにばね34で付勢され、そして、係合爪32が係合段部36に当接することで端面カム29は正確に位置決めされる。
(3).制御態様の説明
上記のように、二次転写ローラ11は二次転写ベルト9に圧接した前進位置と二次転写ベルト9から離反した後退位置とにその位置を選択できるが、用紙Pの厚さに関連した制御態様を次に説明する。用紙Pが例えば普通紙のように薄い場合はゴム層11bの損傷や凹みの残存の問題はないので、図4(A)に示すように、二次転写ローラ11をベルト駆動ローラ10に密着させた状態で用紙Pを送る。
他方、用紙Pが0.4mm以上のように非常に厚い場合は、図4(B)に示すように、二次転写ローラ11を後退させた状態で両ローラ10,11の間に用紙Pの先端部P2を通過させ、それから二次転写ローラ11を前進させて用紙Pの先端部P2を両ローラ10,11で挟圧する。すなわち二次転写ローラ11の加圧タイミングを遅らせる。これにより、用紙Pの先端のエッジP1が二次転写ローラ11に衝突することを防止でき、その結果、ゴム層11bの損傷を防止できると共に、凹みの残存を防止できる。二次転写ローラ11の加圧タイミングをどの程度遅らせるかは、用紙Pの厚さ等の条件に応じて変更することが可能である。
なお、用紙Pの先端部P2を通過させた後に挟圧するのではなく、用紙Pの通過途中に先端部P2を挟圧するようにしてもよい。この場合にも、二次転写ローラ11に用紙PのエッジP1が衝突することにより生じるゴム層11aの損傷を防止できる。
図5では画像との関係での制御態様を示している。このうち図5(A)に示す例では、スキャナで読んだ状態で、用紙Pの印刷可能範囲(画像形成範囲)Sの先端と画像エリアX′の先端との間に空白がなく、印刷可能範囲Sの後端と画像エリアX′の後端との間に空白Eがある場合は、印刷後(画像形成後)の画像エリアXを用紙Pに対して後ろ側に空白分Eだけずらすことによって用紙Pの先端部P2に余白部を設け、用紙Pの先端部P2が二次転写ローラ11との対向部を通過し画像エリアXの先端部P2が両ローラ10,11の間を通過する前に、両ローラ10,11で用紙Pを挟圧させる。これにより、画像の途切れを招来することなく二次転写ローラ11の押さえタイミング(両ローラ10,11の挟圧タイミング)を遅らせている。
図5(B)に示す制御例では、スキャナで読んだ状態で、用紙Pの印刷可能範囲Sの先端と画像エリアX′との間に空白が全く又は殆ど無いが、印刷可能範囲Sの後端と画像エリアX′との間にはある程度の巾寸法の空白Eがある場合に、印刷後の画像エリアXを前後に反転させることで用紙Pの先端部P2に両ローラ10,11で挟圧できる空白を設け、これにより、画像の途切れを招来することなく二次転写ローラ11の押さえタイミングを遅らせている。この場合は、図5(A)の方法に比べて画像の位置ずれがないため、ユーザーの意図したとおりのプリントを作成することができる利点がある。
図5(C)に示す制御例では、スキャナで読んだ状態で画像エリアX′が印刷可能範囲Sに一杯に納まっている場合に、実際の画像エリアXの全体を若干縮小することで画像エリアXと印刷可能範囲Sの先端との間に両ローラ10,11で挟持できる余白を設け、これにより、画像の途切れを招来することなく二次転写ローラ11の押さえタイミングを遅らせている。なお、これら図5の制御態様の場合は、その旨をディスプレイに表示するのが好ましい。また、かかる処理を施すことをディスプレイに表示して、実行の許否を問い合わせることも可能である。
図6では制御態様のフローチャートを示している。これを次に説明する。この制御態様は図5(A)(C)の制御態様を複合した状態を示している。まず、紙厚センサ17によって用紙Pの厚さ寸法が検出され(S1)、次いで、その厚さが0.4mm以上であるか否かが判断される(S2)。用紙厚が0.4mm未満である場合は、用紙Pは二次転写ローラ11を前進させた状態の二次転写部5に進入する。
他方、用紙Pの厚さが0.4mm以上である場合は、用紙サイズデータと画像データとに基づいて、用紙Pの先端部P2に画像が存在するか否か(すなわち、先端部P2に両ローラ10,11で挟持可能な余白が無いか否か)が判断され(S3)、先端部P2に余白がある場合(S3=NO)は、二次転写ローラ11が後退した状態で所定時間待ち(S8)、用紙Pの先端部P2が二次転写部5に進入してから二次転写ローラ11を前進させる(S9)。
ステップ3(S3)において先端部P2に画像が存在して挟持用余白が無いと判断された場合(S3=YES)は、用紙Pの後端部に画像が存在するか否か(後端部に両ローラ10,11で挟持可能な余白が無いか否か)が判断される(S4)。用紙Pの先端部P2に余白が無くて用紙Pの後端部に余白があると判断された場合(S3=YES,S4=NO)は、所定寸法(例えば10mm程度)だけ書き出しタイミングを遅らせるように画像形成ユニット13のレーザ露光部に指令が出され(S5)、二次転写ローラ11が後退した状態で所定時間待ち(S8)、用紙Pの先端部P2を二次転写部5に進入させてから二次転写ローラ11を前進させる(S9)。
用紙Pの先端部P2にも後端部にも挟持用余白がないと判断された場合(S3=YES,S4=YES)は、各画像形成ユニット13に画像縮小指令が出され、縮小画像が形成されるように二次転写ベルト9にトナーが転写される(S6)。そして、二次転写ローラ11が後退した状態で所定時間待ち、用紙Pを二次転写部5に進入させてから、二次転写ローラ11を前進させる。二次転写ベルト9に既に画像が形成されている場合は、二次転写ベルト9から画像を掻き取るリセットを行って縮小画像を形成し直すことになる。
従前の説明で部分的には言及したが、ステップ1〜6(S1〜S6)の過程を経て必要に応じて画像形成ユニット13の制御等が行われ、それから用紙Pは二次転写部5に進入して二次転写が行われる。これを説明すると次のとおりである。すなわち、ステップ1〜6の過程を経てから再び用紙厚が0.4mm以上であるか否かが判断され、まず、用紙厚が0.4mm以上であると判断された場合(S7=YES)は、所定時間を経過したか否かが判断され(S8)、所定時間を経過したら(S8=YES)、モータ30を駆動して二次転写ローラ11を二次転写ベルト9(ベルト駆動ローラ10)に圧接し、二次転写電圧を印加して画像を用紙Pに転写する(S9)。本実施形態では二次転写ローラ11に電圧を印加してベルト駆動ローラ10は接地されているが、逆の関係にすることも可能である。
ステップ7で用紙厚が0.4mm未満と判断された場合(S8=NO)は、直ちにモータ30を駆動して二次転写ローラ11を駆動ローラ10に圧接し、二次転写ベルト9を介して密着した状態の両ローラ10,11の間に用紙Pを進入させて二次転写電圧を印加する(S9)。ステップ7で用紙厚が0.4mm以上と判断された場合、所定時間を経過したか否かのステップ8の判断はごく短い時間間隔で複数回行っており(時間を積算しており)、所定時間を経過していない場合はリターンしてステップ8を再試行することになる。もとより、タイマー手段によって所定時間を計測することも可能である。図5(B)の制御態様を採用する場合は、ステップ5において画像形成ユニット13に画像反転指令が出される。
さて、用紙厚が0.4mm以上であるときは二次転写ローラ11による圧接タイミングを遅らせるために、ステップ8において所定時間を経過したか否かが判断されるが、この「所定時間」は、用紙Pの送り速度と、用紙Pの先端部P2を両ローラ10,11の間に進入させる寸法との関係で設定される。そして、所定時間の計時開始時点は、例えば、タイミングローラ4による送り開始時点とすることができるが、他の時点を開始始点とすることも可能である。例えば用紙Pの先端を検知するセンサを設けて、このセンサがONになった時点を計時開始時点とすることも可能である。
また、タイミングベルト4で用紙Pを送りながらS2〜S7のステップを遂行することも理論的には可能であるが、本実施形態のような二次転写ベルト9を有するカラー画像形成装置の場合は、二次転写ベルト9に画像を転写する工程にある程度の時間が掛かるため、S2〜S7のステップは用紙Pの送りを停止させた状態で行い、画像形成ユニット13による二次転写ベルト9への画像転写の終了タイミングに合わせてタイミングローラ4による用紙Pの送りを開始し、この用紙Pの送り開始時点から「所定時間」の計時を開始するのが一般的であると言える。
本実施形態では紙厚センサ17で用紙Pの厚さを検知しているが、用紙厚の情報は、例えば印刷情報の入力値から取り込むことも可能であり、この場合は、用紙の秤量値から厚さを算出することも可能である。
また、二次転写ローラ11を往復動させる態様としては、二次転写ローラ11を後退させた状態を基準状態として、用紙Pの厚さが0.4mm以上の場合にタイミングを遅らせて二次転写ローラ11を前進させ、用紙Pが二次転写部4を通過したら二次転写ローラ11を後退させるという態様と、二次転写ローラ11を前進させた状態を基準状態として、用紙Pの厚さが0.4mm以上の場合にはいったん後退させてからタイミングを遅らせて前進させ、用紙Pが二次転写部4を通過しても二次転写ローラ11を前進させたままにしておく、という態様とがある。図6の実施形態は後退状態を基準にした前者の態様を採用しているが、後者の態様を採用できることはいうまでない。
本制御態様では定着部6の加圧ローラ15も可動式になっており、そこで、二次転写が行われてから定着部6に進入するに際して用紙Pの厚さが判断され(S10)、用紙厚が0.4mm以上である場合(S10=YES)は、所定時間を経過したか否かが判断され(S11)、所定時間を経過したら、加圧ローラ15を定着ローラ14に圧接して画像の定着を行う(S12)。用紙Pの厚さが0.4mm未満である場合は、加圧ローラ15を前進させた状態で用紙Pを定着部6に進入させる。なお、定着ローラ14と加圧ローラ15とはどちらを第1回転体と観念してもよいが、本実施形態では定着ローラ14を第1回転体の例としている。
この定着工程でも、所定時間の経過の有無(S11)は細かい時間間隔で複数回行われる。ステップ11の「所定時間」の計時開始は、ステップ8と共通化することも可能であるし、他の時点(例えばステップ9において二次転写ローラ11が前進した時点や、電圧印加が開始された時点)を基準にすることも可能である。ステップ11の「所定時間」の計時開始用として、用紙Pが送られてくるとこれを検知する専用のセンサを設けることも可能である。定着工程でも、加圧ローラ15は後退状態を基準にする場合と、前進状態を基準にする場合とがある。
なお、二次転写部5では電圧は安定した状態でトナー画像に印加する必要があり、そこで、両ローラ10,11による挟圧が開始してから僅かながら電圧を安定させる時間が必要であり、このため用紙Pの先端部P2には両ローラ10,11で挟圧されながら送られる余白が若干ながら必要であるが、定着部6では画像に必ず熱がかかる必要があるため、本願発明を定着部6のみに適用する場合は、例えば5mm程度進入したら挟圧を開始するというように、二次転写部4での圧接タイミングよりは早くするのが好ましい。
つまり、二次転写部5と定着部6との両方で挟圧タイミングをずらす場合は、二次転写部5で挟圧タイミングをずらすことで用紙Pの先端部P2には既に余白部が存在しているため、定着部6においても二次転写部5と同じ寸法だけ挟圧タイミングをずらしたらよいが、定着部6のみで挟圧タイミングをずらす場合は、画像が用紙Pの印刷可能範囲Sの先端に存在してる可能性があるため、挟圧タイミングのずらし寸法をできるだけ小さくして必ず画像定着を確実ならしめるべく、圧接タイミングは二次転写部5の場合よりも早くするのが好ましいのである。
(4).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば間隔調節手段としては、ベルト駆動ローラ等の第2回転体を移動させたり、両方の回転体を移動させたりしてもよい。また、間隔の調節態様としては前進・後退の2段階方式に限定されるものではなく、3段階以上に調節可能としたり、無段階で調節できるようにすることも可能である。
ローラ間の間隔調節手段も実施形態のようなカム方式には限定されないが、実施形態のカム方式を作用すると第2回転体を後退不能に確実に保持できる利点がある。
本願発明は複合機等の画像形成装置に適用してその有用性を発揮できる。従って産業上利用できる。
P 用紙
4 タイミングローラ
5 二次転写部
6 定着部
9 二次転写ベルト
10 第2回転体の一例としてのベルト駆動ローラ
11 第1回転体の一例として二次転写ローラ
11b 二次転写ローラの外周層を構成する弾性体
14 第1回転体の一例としての定着ローラ
15 第2回転体の一例としての加圧ローラ
19 ホルダーブラケット

Claims (9)

  1. 用紙の一方の面に画像転写又は画像定着若しくは他の加工を施すための第1回転体と、用紙を他方の面から前記第1回転体に押える第2回転体と、前記第1回転体と第2回転体との軸心間の間隔を変更させ得る間隔変更手段と、前記第1回転体及び第2回転体との間に用紙を送り込む送り手段とを有しており、用紙が前記第1回転体と第2回転体とで挟圧されて送られるようになっている構成であって、
    前記送り手段の駆動に応じて前記間隔変更手段の駆動タイミングを調節する制御手段が備えられており、用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間を通過するタイミングで前記第1回転体に第2回転体を押圧する、画像形成装置。
  2. 前記第1回転体及び第2回転体の少なくと一方の外周層は、弾性体で構成されている、請求項1に記載した画像形成装置。
  3. 用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間に進入するまでは用紙を挟圧しないように両回転体の間隔を広げておいて、用紙の先端部が両回転体の間を通過したら両回転体の間隔を狭めて用紙を挟圧するという制御が成される、請求項1又は2に記載した画像形成装置。
  4. 前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙搬送方向において用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無くて用紙の後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔がある場合は、相対的に画像エリアを後ろ側にずらして画像を形成することで用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔を空ける、という制御が成される、請求項3に記載した画像形成装置。
  5. 前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙搬送方向において用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無くて用紙の後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔がある場合は、画像を前後反転して用紙上に形成するように制御される、請求項3に記載した画像形成装置。
  6. 前記厚い用紙に画像形成される場合であって、用紙の先端及び後端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔が無い場合は、画像を縮小して形成することで用紙の先端と画像エリアとの間に所定値以上の間隔を空ける、という制御が成される、請求項3に記載した画像形成装置。
  7. 前記第1回転体は画像を用紙に転写するための二次転写ローラである、請求項1乃至6のうちのいずれかに記載した画像形成装置。
  8. 前記第1回転体は画像を用紙へ定着するための定着ローラである、請求項1乃至6のうちのいずれかに記載した画像形成装置。
  9. 用紙の一方の面に画像転写又は画像定着若しくは他の加工を施すための第1回転体と、用紙を他方の面から前記第1回転体に押える第2回転体と、前記第1回転体と第2回転体との軸心間の間隔を変更させ得る間隔変更手段と、前記第1回転体及び第2回転体との間に用紙を送り込む送り手段とを有しており、用紙が前記第1回転体と第2回転体とで挟圧されて送られるようになっている画像形成装置の制御方法であって、
    前記送り手段の駆動に応じて間隔変更手段の駆動タイミングを調節することにより、用紙が設定値より薄い場合は、前記第1回転体に第2回転体を押圧した状態で用紙を両回転体間に進入させ、用紙が設定値以上に厚い場合は、用紙の先端部が前記両回転体の間を通過するタイミングで前記第1回転体に第2回転体を押圧する、画像形成装置の制御方法。
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