JP2011084260A

JP2011084260A - 車椅子運搬用リャカー自転車

Info

Publication number: JP2011084260A
Application number: JP2009252397A
Authority: JP
Inventors: Nobuhiro Aoki; 信博青木
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2009-10-13
Filing date: 2009-10-13
Publication date: 2011-04-28

Abstract

【課題】手軽な方法で車椅子に乗せたままの患者の移動が可能な車椅子運搬用リヤカー自転車を提供する。
【解決手段】解決手段として一寸した外出にも車椅子運搬用リャカー自転車１を利用することで、通常の自転車で行ける範囲では、要介護者を車椅子２に乗せたままで、リヤカーに積み降ろしも手軽にできて、乗り換えのいらない車椅子２での買い物や、通院もできる。いつでも、どこにでも費用もかからず予約もいらない。気軽に中距離外出もできて、これで介護者の時間的、労力的、精神的な負担が半減されることになる。
【選択図】図１

Description

技術の分野

通常の三輪自転車を強化した伝動で後輪を回転さす。車椅子運搬用リャカーは車椅子の積めるサイズとして、リャカーの荷台を低くして後部ドアの断面はレ型をして開くとスロープとリヤカーの後部の荷重を支える荷重コマ付きとした。これでリヤカーの車体のバランスをとりスムーズに積み降ろしができる。車椅子のタイヤ寸法に合わせてリヤカーの両サイドにストッパーを取り付けて、ここまで車椅子を押しつけて後部ドアーを閉じてロックし、車椅子の前後の動きを固定するようにした。要介護者はサドルの後部の安定グリップを握ることで身体の揺れを抑制し安全を確保する。これは車椅子運搬用リャカー自転車に関するものである。

従来は病院に行くにも車椅子患者の手軽な移動運搬方法はなかった。車椅子に患者を乗せたまま自宅から中距離の外出や買い物に行く時も、手で押して歩いて行くか、また、自家用車での移動では患者と車椅子を数回も乗せ変えて行くことが日課となっていた。車椅子専用運搬自動車を予約するか、介護施設に頼むかしか車椅子と患者の移動手段はなかった。

手軽に自宅から患者を車椅子に乗せたままで中距離の病院や外出をする手段はなかった。人力で押して歩いて行には遠く、車椅子の乗る専用自動車は高価で購入不可能、介護サービスに依頼すれば時間も費用も掛かっていた。日々患者を近くに移動するにも車椅子から自家用車に乗せ変えての繰り返えし介助には、労力も必要で動きに無駄が多すぎた。最低でも運転免許証や自家用車の必要性があった。

解決の手段として、手軽な方法で車椅子に乗せたままの患者の移動は本車椅子運搬用リャカー自転車（１）を使うことで便利になった。買い物や病院通いなどの一寸した中距離の外出にも無駄な費用や労力も要らなくなった。車椅子運搬用リャカー自転車（１）を利用すると患者を車椅子に乗せたままで、容易に積み降ろしができて目的地にも気軽に行けるようになった。誰でもいつでも、どこへでも移動が可能になった。自家用車に乗せ変えたり降ろしたりする必要もなくなり移動介助が楽になった。

車椅子運搬用リャカー自転車で中距離の外出が手軽にできるようになった。患者を車椅子に乗せたままで、この車椅子運搬用リャカー自転車に積み下ろしができて介護者の負担が少なくなった。入院患者もこの車椅子運搬用リヤカー自転車で移動ができて通院もできようになるので、今後の介護入院ベット待ちも減少し在宅介護も可能にした。更にこれで手軽に外出や見聞もできて患者の行動範囲も広がり、密室での居て籠もりの患者の心の治療にもつながることになる。

以下、本発明を実施するための最良の扱いについて説明する。
患者を車椅子（２）に乗せたままで、車椅子運搬用リヤカー自転車（１）で出掛ける場合は、まず、車椅子（２）を積み込む手順として、後部ドア兼スロープ（３）のドアロック（６）を解き地上まで降ろし、そのまま車椅子（２）をスロープの上を押し上げる。タイヤストッパー（８）まで押し込み、車椅子（２）のブレーキを掛けて、後部ドア兼スロープ（３）の開閉トッテ（５）を持ち上げる。この時支え部分に荷重が掛かっているので路面と接点の荷重ゴマ（４）が転がり、後部ドア兼スロープ（３）を閉じやすくした。ドアロック（６）をすると車椅子（２）の前後の動きがこれで固定される。患者はシートベルトをして必要に応じてヘルメットも準備する。安定グリップ（７）を握ることで発進ができる。

本発明の車椅子運搬用リヤカーの横立面図である。本発明の車椅子運搬用リヤカーの前方立面図である。本発明の車椅子運搬用リヤカーの後方立面図である。本発明の車椅子運搬用リヤカーの平面図である。

１車椅子運搬用リャカー自転車
２車椅子
３後部ドア兼スロープ
４荷重コマ
５開閉トッテ
６ドアロック
７安定グリップ
８タイヤストッパー

Claims

通常の自転車本体の前半分のサドルからペダルはそのままで、後ろ半分を車椅子運搬用リャカー自転車（１）にする。市販の車椅子（２）にシートベルトを装備して、車椅子の乗せられるサイズにする。この車椅子運搬用リャカー自転車（１）の荷台を低床にする。いずれもタイヤ及び本体は太めのものを使用する。車椅子（２）本体の積み降ろしには、後部ドア兼スロープ（３）を開いて昇降する。リャカーの空車から車椅子（２）を乗せるとリヤカー後部に荷重がかかり後部ドア兼スロープ（３）の開閉が、しにくくなるために後部ドア兼スロープ（３）の荷重の支え部分に荷重コマ（４）及び開閉トッテ（５）を設けて操作を楽にした。車椅子（２）の積載の際は両サイドのタイヤストッパー（８）まで押し込んで、後部ドア兼スロープ（３）を閉めてドアロック（６）を懸けると車椅子（２）の前後の動きが固定される。車椅子（２）の要介護者はシートベルトをして、安定グリップ（７）を握って身体の安全を図れるようにした。雨天にはフードを取り付けることもできる。