JP2011083874A - 工作機械の工具洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液の供給安定性と応答性を備えた高圧力の洗浄液を噴射可能な工具洗浄装置を提供する。
【解決手段】工具交換終了時に第1切替バルブ35によってクーラントホース28を閉じると同時に、第2切替バルブ38によって排気通路37を開けて貯留タンク50の圧力を脱圧する。このとき、加圧エアによってクーラント液は排気通路37を介して排液溜め53側に流出する。排液溜め53に流入した加圧エアとクーラント液は、迷路状の通路を通って出口58から貯留槽11に流出する。排液溜め53は、排気通路37の容量よりも大きく且つ入口57よりも幅広な部分を有するので、加圧エアは、排液溜め53内で減圧される。それ故、工具洗浄装置67は、クーラントタンク10に流出したクーラント液によってクーラントタンク10から洗浄液が溢れるのを防止できる。
【選択図】図7

Description

本発明は、主軸に装着する工具表面に付着した切粉等を洗浄する工作機械の工具洗浄装置に関するものである。
従来より、工作機械は、工具による被切削物の切削個所にクーラント液を噴射して加工精度や工具寿命の向上するようにしている。最近のマシニングセンタなどの工作機械においては工具交換装置を有し、切削工具と工具ホルダとからなる工具の自動交換を行う。
工具交換時に、工具ホルダの主軸装着面に切粉が付着した状態で工具を主軸に装着した場合、主軸に対する工具の位置ずれが発生し、切削加工精度は低下する。前述した問題点を解決するために、従来の工作機械は、工具ホルダの主軸装着面を洗浄液となるクーラント液やエアブローによって洗浄している。
特許文献1は、主軸の先端にクーラント液を噴射可能な洗浄ノズルを設け、この洗浄ノズルとエア源となるエアコンプレッサとを接続し、工具ホルダの主軸装着面に対してクーラント液をエアアシストしながら噴射する技術を提案している。特許文献1では、エアを混合したクーラント液は、工具ホルダの主軸装着面に付着する切粉等を洗浄する。
特開2002−273640号公報
被切削物の切削個所に噴射するクーラント液は、所定噴射圧、例えば、0.03MPa程度のポンプがクーラントタンクから噴射ノズル開口まで送る構成となっている。工作機械は、工具ホルダの主軸装着面に付着する切粉等の洗浄においても、前記ポンプから噴射するクーラント液を洗浄液に兼用することが一般的である。それ故、工作機械は、切削個所に送るクーラント液を分岐させて洗浄ノズルに送る構成としている。
切削個所に噴射するクーラント液は、切削個所の潤滑や冷却を主な機能とし、ポンプはクーラント液を搬送する程度の噴射圧に設定している。工具洗浄では、洗浄液は工具ホルダの主軸装着面に付着する切粉等を噴射圧力により除去する機能を必要とするため、前記のようなポンプ噴射圧では充分な洗浄効果を得ることができない。
特許文献1では、クーラント液と加圧エアとの混合体を工具に噴射するため、工具に噴射される時間当たりのクーラント液量が減少する。切粉等の除去では、クーラント液等の液体で洗い流すことが最も効果的であり、エアは洗浄液に比べて除去効率で劣る。しかも、クーラント液と加圧エアとの混合体とされるため、噴射されるクーラント液にはエア源の供給圧力、所謂出力が充分に付加されない。つまり、洗浄効果を高めた噴射圧のクーラント液を得るには、高出力のエア源が必要となる。
また、工具洗浄では、工具交換における短時間の間に所定噴射圧のクーラント液を途切れることなく且つ安定して噴射する必要がある。クーラントタンクから洗浄ノズルまでクーラント液を搬送する場合、通路が長いことから通路抵抗が大きく、更に、流路途中のフィルタの目詰まりやポンプ駆動の脈動等応答性を阻害する要因が存在する。
本発明の目的は、洗浄液の供給安定性と応答性とを備えた高圧力の洗浄液を噴射可能な工具洗浄装置を提供することである。
請求項1の工作機械の工具洗浄装置は、主軸に装着する工具を洗浄する洗浄液を貯留するタンクと、該タンクに貯留した洗浄液を前記工具に噴射可能なノズル手段と、前記洗浄液を前記タンクから前記ノズル手段に供給可能な洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段と前記ノズル手段とに接続し、前記洗浄液を前記洗浄液供給手段から前記ノズル手段に導く洗浄液通路とを有する工作機械の工具洗浄装置において、前記洗浄液通路と接続し、前記洗浄液供給手段から供給された洗浄液を貯留し且つ貯留した洗浄液を前記ノズル手段に供給可能な洗浄液貯留容器と、前記洗浄液貯留容器に貯留された洗浄液を加圧する加圧手段と、前記洗浄液貯留容器と前記タンクとを接続し、前記洗浄液貯留容器に洗浄液を供給する際、前記加圧手段によって加圧された前記洗浄液貯留容器内の加圧エアを前記タンクに排気する為の排気通路と、前記排気通路と接続し、該排気通路内の前記加圧エアを取込む入口と、該入口から取込んだ前記加圧エアを外部へ排気する出口とを有する排液溜めとを備え、前記排液溜めは、前記排気通路の容量よりも大きく且つ前記入口よりも幅広な部分を有することを特徴としている。
この工作機械の工具洗浄装置では、洗浄液供給手段から供給された洗浄液を貯留すると共に貯留した洗浄液をノズル手段に供給可能な洗浄液貯留容器を有するため、洗浄液をノズル手段に送る洗浄液通路を短くすることができ、通路抵抗を低減できる。しかも、予め工具洗浄で必要とされる洗浄液を貯留することができ、洗浄途中での洗浄液の途切れを防止することが可能となる。更に、加圧手段によって加圧された洗浄液をノズル手段に供給するため、容量の大きなポンプを必要とすることなく、洗浄力を高めることができる。
洗浄液貯留容器に洗浄液を供給する際、洗浄液貯留容器内の加圧エアを排気通路を介してタンクに排気して洗浄液貯留容器の圧力を脱圧する。このとき、加圧エアによって、洗浄液貯留容器内の洗浄液や排気通路に溜まった洗浄液が排気通路を介してタンク側に流出する。排液溜めは、排気通路の容量よりも大きく且つ入口よりも幅広な部分を有するので、加圧エアは、排液溜め内で減圧される。
請求項2の工作機械の工具洗浄装置は、請求項1の発明において、前記排液溜めは、その内部に複数段の邪魔板を有することを特徴としている。
請求項3の工作機械の工具洗浄装置は、請求項2の発明において、前記排液溜めを前記タンクの上端部に設け、前記排液溜めの前記出口を前記タンクの中央側に位置するように構成したことを特徴としている。
請求項4の工作機械の工具洗浄装置は、請求項3の発明において、前記排液溜めの前記出口を前記排液溜めの前記入口よりも広く構成したことを特徴としている。
請求項5の工作機械の工具洗浄装置は、請求項1又は2の発明において、前記排液溜めを前記排気通路の途中部に配設し、該排液溜めの上端部に排気口を有することを特徴としている。
請求項1の発明によれば、ポンプの容量を変更することなく、洗浄液の供給安定性と応答性とを備えた高圧力の洗浄液を噴射可能な洗浄装置を得ることができる。洗浄液貯留容器によって通路抵抗を低減できるため、洗浄液の供給安定性と応答性とを確保できる。しかも、加圧手段によって、洗浄液貯留容器内の洗浄液を加圧するため、工具洗浄時、加圧された洗浄液を工具に噴射することができる。それ故、ポンプの容量を高めることなく洗浄力を高めることができる。
また、排液溜めは、排気通路の容量よりも大きく且つ入口よりも幅広な部分を有するので、洗浄液貯留容器に洗浄液を供給する際、洗浄液貯留容器内の加圧エアをタンクに排気した場合に排気した加圧エアを排液溜め内で減圧させることができる。排液溜め内で減圧することで、排気通路からタンクに流出する洗浄液は、流動速度が減速する。それ故、工具洗浄装置は、洗浄液貯留容器や排気通路からタンクに流出した洗浄液によってタンクから洗浄液が溢れるのを防止できる。
請求項2の発明によれば、排液溜めは、その内部に複数段の邪魔板を有するので、複数段の邪魔板により洗浄液の流動速度を十分に低下させた状態で、排液溜めの出口から洗浄液をタンクに流出させることができる。
請求項3の発明によれば、排液溜めをタンクの上端部に設け、排液溜めの出口をタンクの中央側に位置するように構成したので、排液溜めを通過した洗浄液はタンクの中央側に流出する。それ故、該洗浄液は、タンクの端から溢れることがない。
請求項4の発明によれば、排液溜めの出口を排液溜めの入口よりも広く構成したので、排液溜めの出口から流出するクーラント液の流動速度は一層低下する。
請求項5の発明によれば、排液溜めを排気通路の途中部に配設し、該排液溜めの上端部に排気口を有するので、排液溜めに流入した洗浄液は、排液溜めの出口から排気通路に排出し、且つ排液溜めに流入した加圧エアの大部分は、排気口から外部に排出する。それ故、排液溜め内の洗浄液の圧力は低下するので、洗浄液の流動速度が低下する。洗浄液の流動速度が低下するので、タンクに流出した洗浄液によってタンクから洗浄液が溢れるのを防止できる。
本発明の実施例1に係る工具洗浄装置の斜視図である。 クーラントタンクを接続した状態の工具洗浄装置の側面図である。 主軸と主軸ヘッドの正面図である。 図3の側面図である。 図3の底面図である。 主軸と主軸ヘッドの要部断面図である。 工具洗浄装置の回路図である。 クーラントタンクと第1,第2ポンプと排液溜めの平面図である。 図8のIX-IX線断面図である。 排液溜めの縦断面図である。 工具洗浄装置の制御系のブロック図である。 工具洗浄制御を示すフローチャートである。 実施例2に係る排液溜めの縦断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
以下、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、この工作機械としてのマシニングセンタ1は、設置面である床面に固定したベース部2と、XY軸駆動機構(図示省略)によってX軸、Y軸方向へ移動駆動可能なテーブル(図示省略)と、テーブル等の各機構を数値制御する制御部51を収納した制御箱3と、ベース部2の後部の上面に立設し且つ上方へ延びるコラム4とを有している。
更に、このマシニングセンタ1は、コラム4に昇降可能に装備された主軸ヘッド5と、この主軸ヘッド5に設けた主軸6と、主軸ヘッド5をZ軸方向へ移動駆動可能なZ軸駆動機構7と、コラム4に装備したATC8(自動工具交換装置)と、貯留タンク50(洗浄液貯留容器)を有している。貯留タンク50は、コラム4の上方に配置している。
クーラントタンク10は、マシニングセンタ1の後方に設けたクーラント排出部9の下方にその前方端面が対向するよう配置している。尚、図1は、クーラントタンク10をクーラント排出部9に装着する前段階を示している。クーラントタンク10は、上面の一部を開口した略箱状の貯留槽11と、該貯留槽11に着脱可能な回収槽12とを備えている。回収槽12は、クーラント排出部9から流出する使用済クーラント液に混ざった切粉を取り除く。貯留槽11は、回収槽12で切粉が取り除かれたクーラント液を貯留する。
一対の第1ポンプ13、第2ポンプ14は、切粉等を取り除いたクーラント液を貯留槽11から吸い上げて、マシニングセンタ1に循環供給するよう構成している。
第1ポンプ13(洗浄液供給手段)は、工具20と被切削物とが当接する切削個所に向かって噴射するクーラント液を供給するよう構成している。第1ポンプ13の吐出圧力は、0.030〜0.045MPaの範囲としている。第2ポンプ14は、切削箇所から切粉等を排出するクーラント液を供給するよう構成しており、吐出圧力は第1ポンプ13よりも大きく設定している。
貯留槽11の上端部において第1ポンプ13と第2ポンプ14の間に、下方を開口した略箱状の排液溜め53を固定している。工具交換終了時に貯留タンク50内の圧力を抜く為の排気通路37は、ソケット52を介して排液溜め53の上端部に設けた入口57(図9参照)に接続している。
図3〜図5に示すように、主軸ヘッド5にはATC8を装備してあり、ATC8は複数のポッド15がチェーン状部材16に連結されたマガジン17を有する。各ポッド15には種々の切削工具20a付き工具ホルダ21(図6参照)を選択的に着脱可能に挿入してある。マガジン17は指令信号に応じてそれらのポッド15を移動させて、指令されたポッド15を所定の交換位置に搬送する。
ATC8は、主軸6と平行な軸の回りに旋回する旋回アーム18を備え、旋回アーム18は主軸6に取り付けた工具20と、交換位置に搬送した工具20とを把持した後、旋回アーム18を下降させて、主軸6とポッド15とから工具20を取り外した後180度旋回させる。次に旋回アーム18を上昇させて主軸6に別の工具20を取り付けると共に交換位置のポッド15に主軸6から取り外した工具20を戻す。
図6に示すように、工具20は、ドリル等の切削工具20aと、この切削工具20aを保持する工具ホルダ21とからなり、工具ホルダ21は、シャンク部21aとフランジ部21bとV溝部21cとを有する。主軸6に工具20を取り付けた状態において、工具ホルダ21のシャンク部21aはテーパ係合穴19にテーパ係合する。フランジ部21bの軸心方向位置規制面21dは、主軸6の先端の端面24に面当りする。それ故、主軸6は、テーパ係合穴19と、端面24とで工具ホルダ21の位置を規制する二面拘束型の構成となっている。主軸6は、工具ホルダ21のクランプ用係合部(図示省略)に係合して上方へ引きつける保持機構を有している。
次に、主軸6のテーパ係合穴19に装着される工具20を洗浄する洗浄機構について説明する。図6に示すように、環状主軸キャップ22は、複数のボルト23で主軸6を回転自在に支持する主軸ヘッド5の下端に固定している。
主軸キャップ22の先端部分に形成された環状通路25を塞ぐ環状のノズル形成部材26の先端面は、主軸6の端面24とほぼ同高さ位置に設定している。この環状通路25はクーラント供給ポート27に接続し、クーラント供給ポート27はクーラントホース28(洗浄液通路)を介して貯留タンク50に接続している。
ノズル形成部材26に、主軸6の軸心の方へ向けてクーラント液の噴射流を傾斜状に噴射する環状の噴射ノズル29(ノズル手段)を形成している。この噴射ノズル29は複数の通路穴30によって環状通路25に接続している。環状通路25と複数の通路穴30はクーラント液を噴射ノズル29に供給する。噴射ノズル29からクーラント液のテーパ筒状噴射流Aを噴射し、主軸6のテーパ係合穴19に向けて上方移動する工具ホルダ21のシャンク部21aの表面を洗浄する。
次に、図7に基づき、工具洗浄装置67の洗浄液回路について説明する。
工具洗浄装置67は、前述したクーラントタンク10と、噴射ノズル29と、第1ポンプ13と、クーラントホース28と、貯留タンク50と、排気通路37と、排液溜め53とを備えている。更に、工具洗浄装置67は、後述するエア源39と、第3エア通路42と、分岐通路32とを備えている。第1ポンプ13は、貯留槽11から吸引したクーラント液をクーラント供給通路31に吐出し切削個所に送る。クーラント供給通路31から分岐した分岐通路32は、貯留タンク50の下端部に接続している。
分岐通路32は、クーラント液に混入した異物を除去するためのフィルタ部33と、フィルタ部33と貯留タンク50との間に設け、且つ貯留タンク50方向への流れのみを許容する逆止弁34とを配置している。
貯留タンク50の下端部と噴射ノズル29とを接続するクーラントホース28又は配管は、第1切替バルブ35を有している。第1切替バルブ35は、クーラントホース28の通路を閉鎖する閉弁位置と噴射ノズル29方向への流通を可能とする開弁位置とに切替え可能としている。第1切替バルブ35は、付勢手段(バネ部材)により閉弁位置へ切替わり、後述する加圧エアにより開弁位置へ切替わる。
貯留タンク50は、下端部から所定高さの位置に液面センサ36を備えている。この液面センサ36の取付け高さは、クーラント液の残量が前記高さ以上のとき、標準的な洗浄工程を1回、例えば、5秒間の噴射を行ってもクーラント液の噴射途切れが発生しない位置に設置してある。5秒間の噴射を行ってもクーラント液の噴射途切れが発生しない液量が所定量に該当する。前記所定量は、1回の工具交換指令に基づいて工具交換が開始してから終了するまでに噴射ノズル29から噴射する量である。
貯留タンク50の上下方向中間領域には、クーラントタンク10に固定した排液溜め53と接続して貯留タンク50内の圧力を抜く、所謂脱圧用の排気通路37を設けている。排気通路37には、通路を遮断する閉弁位置と排液溜め53方向への流通を可能とする開弁位置とに切替え可能な第2切替バルブ38が設置してある。第2切替バルブ38は、付勢手段(バネ部材)により開弁位置へ切替わり、後述する加圧エアにより閉弁位置へ切替わる。
本実施例では、クーラント液の加圧に工場のエア源39を用いている。工場のエア源39は、約0.5MPaの吐出圧(加圧エア)を得ることができるため、別途クーラント液を加圧するエアコンプレッサ等を必要としない。エア源39には、第1〜第3エア通路40,41,42の一端が夫々接続している。
第1エア通路40の他端は、第1電磁弁43に接続している。第1電磁弁43は、第1電磁弁43の下流方向のエア供給を禁止すると共に第1電磁弁43下流の圧力をサイレンサ43aを介して大気解放する第1位置と、第1電磁弁43下流方向のエア供給が可能な第2位置とが電気的に切替え可能となっている。
第1電磁弁43は、付勢手段(バネ部材)によりオフ状態で第1位置へ切替わり、制御部51によるオン操作により第2位置へ切替わる。第1電磁弁43下流には、第1切替バルブ35と後述する第3切替バルブ45とにエア源39からの加圧エアを供給可能な第4エア通路46を接続している。
第2エア通路41の他端は、第2電磁弁44に接続している。第2電磁弁44は、第2電磁弁44下流方向のエア供給を禁止すると共に第2電磁弁44下流の圧力をサイレンサ44aを介して大気解放する第1位置と、第2電磁弁44下流方向のエア供給が可能な第2位置とが電気的に切替え可能となっている。
第2電磁弁44は、付勢手段(バネ部材)によりオフ状態で第1位置へ切替わり、制御部51によるオン操作により第2位置へ切替わる。第2電磁弁44の下流には、第2切替バルブ38にエア源39からの加圧エアを供給可能な第5エア通路47が接続している。
第3エア通路42の他端は、貯留タンク50の上端部分に接続している。第3エア通路42は、可変絞り弁48と、第3切替バルブ45と、貯留タンク50方向のエア供給のみを許容する逆止弁49とを備えている。第3切替バルブ45は、通路を遮断する閉弁位置と逆止弁49を介して貯留タンク50方向のエア供給を可能とする開弁位置とに切替え可能となっている。第3切替バルブ45は、付勢手段(バネ部材)により閉弁位置へ切替わり、加圧エアにより開弁位置へ切替わる。
制御部51は、前述した第1電磁弁43,第2電磁弁44を第1位置と第2位置とに切替制御する。制御部51は、第1電磁弁43をオン操作、所謂第2位置に作動した場合、エア源39の加圧エアは、第1電磁弁43を通過して第4エア通路46に流れる。第4エア通路46の第1切替バルブ35側に流れた加圧エアは、第1切替バルブ35の付勢手段を圧縮し、第1切替バルブ35を開弁位置に切替える。これにより、貯留タンク50に貯留されるクーラント液は噴射ノズル29から噴射する。
第4エア通路46の第3切替バルブ45側に流れた加圧エアは、第3切替バルブ45の付勢手段を圧縮し、第3切替バルブ45を開弁位置に切替える。これにより、エア源39の加圧エアは、可変絞り弁48と第3切替バルブ45と逆止弁49とを通過して貯留タンク50に貯留されるクーラント液を加圧する。
制御部51は、第2電磁弁44をオン操作(所謂第2位置に作動)した場合、エア源39の加圧エアは、第2電磁弁44を通過して第5エア通路47に流れる。第5エア通路47に流れた加圧エアは、第2切替バルブ38の付勢手段を圧縮し、第2切替バルブ38を閉弁位置に切替えて排気通路37を閉鎖する。尚、加圧手段は、エア源39と第3エア通路42とを含む。
次に、排液溜め53について説明する。
図8〜図10に示すように、排液溜め53は、板金によって矩形の上壁部53b及び下壁部53cと、上壁部53b及び下壁部53cの四方を囲む側壁部53a(図10では、左右の側壁部のみ図示)で形成した箱状である。排液溜め53の容量は、排気通路37の容量よりも大きく構成している。排液溜め53の左右の側壁部53aは、その下端側外部にフランジ59を設けてある。フランジ59は、4本のボルト59aが挿通可能な穴(図示省略)を有している。排液溜め53は、4本のボルト59aで貯留槽11の上端部に固定している。
排液溜め53は、上壁部53bの左端側(図10において)に、穴(入口57)が開いている。排液溜め53の下壁部53cは、上壁部53bよりも短い寸法(図10における左右方向の長さ)となっている。それ故、排液溜め53は、下壁部53cの右端部(図10において)と、側壁部53a(図10において右側)の下端部とで形成した出口58を有している。
図10に示すように、排液溜め53の横(水平)断面積は、側壁部53aの範囲において一定であり、且つ入口57の面積よりも大きい。言い換えると、排液溜53は、入口57よりも幅広な部分を有している。これにより、加圧エアは、入口57の狭い空間から排液溜め53の広い空間に入るので、広い空間である排液溜め53内で減圧される。
排液溜め53は、その内部の上端部寄りに、側壁部53a(図10において左側)から右方(図10において)に突出する邪魔板54を固定している。排液溜め53は、その内部の中段部に、側壁部53a(図10において右側)から左方(図10において)に突出する邪魔板55を固定している。排液溜め53は、その内部に2段の邪魔板54,55によって迷路状の通路60を形成している。この通路60は、貯留タンク50から排気通路37を介して排液溜め53内に流入した加圧エアとクーラント液が流動可能に構成している。排液溜め53の出口58は、入口57よりも広く、且つ貯留槽11の中央側(図9において右側)に位置している。
次に、工具洗浄装置67の電気的構成について説明する。図11に示すように、前述の制御部51は、制御回路71と、各種駆動回路77〜85を有している。制御回路71は、後述するROM73に記憶した制御プログラム(後述の図12参照)等を実行することで、マシニングセンタ1の加工動作及び工具洗浄装置67の洗浄制御等を制御するものである。
制御回路71は、CPU72、ROM73及びRAM74からなるマイクロコンピュータと、入力インターフェース75、及び出力インターフェース76を基本に構成している。RAM74は、マシニングセンタ1に所望の加工を施させるための加工プログラムを記憶保持している。加工プログラムは、複数の動作ブロックからなり、操作者が後述する操作パネルを介して作成する。
入力インターフェース75は、マシニングセンタ1の前面に設けた操作パネル(図示省略)のキーボード70と、前述した液面センサ36と、圧力センサ68とが電気的に接続している。キーボード70は、加工作業に必要な情報を作業者が入力するために用いる。圧力センサ68は、エア源39の加圧エアの圧力(エア圧)を検出する。
出力インターフェース76は、X軸モータ86を駆動する駆動回路77と、Y軸モータ87を駆動する駆動回路78と、Z軸モータ88を駆動する駆動回路79と、主軸モータ89を駆動する駆動回路80と、マガジンモータ90を駆動する駆動回路81と、第1ポンプ13を駆動するための駆動回路82と、操作パネルのCRT91を駆動するための駆動回路83と、第1電磁弁43を駆動するための駆動回路84と、第2電磁弁44を駆動するための駆動回路85とが各々電気的に接続している。
X軸モータ86は、テーブルのX軸方向の位置を検出するエンコーダ86aを備えている。エンコーダ86aは、入力インターフェース75に接続している。Y軸モータ87は、テーブルのY軸方向の位置を検出するエンコーダ87aを備えている。エンコーダ87aは、入力インターフェース75に接続している。Z軸モータ88は、主軸ヘッド5のZ軸方向の位置を検出するエンコーダ88aを備えている。エンコーダ88aは、入力インターフェース75に接続している。
次に、図12のフローチャートに基づき、工具洗浄装置67の洗浄制御について説明する。尚、Si(i=1,2…)は各ステップを示す。洗浄制御は、所定の周期でCPU72が実行する割り込み処理である。まず、CPU72は、マシニングセンタ1の工具交換指令、第1ポンプ13の作動状態、エア源39の作動状態、液面センサ36の検出値等夫々の機構から各種信号を読込み(S1)、S2に移行する。
CPU72は、エア源39のエア圧が正常か否かを圧力センサ68の検出値と予めROM73に記憶された値とを比較して判断する(S2)。エア圧が正常な場合(S2でYes)、CPU72は、第1ポンプ13が駆動しているか否か判定する(S3)。CPU72は、駆動回路77を介して第1ポンプ13を駆動する際、RAM74に第1ポンプ13が駆動状態であることを記憶する。それ故、CPU72は、第1ポンプ13が駆動しているか否かについてRAM74を参照して判定する。
S2において、CPU72は、エア源39のエア圧が正常でないと判定した場合(S2でNo)、第1電磁弁43、第2電磁弁44をオフ操作後(S14)、処理を終了する。第1ポンプ13が駆動している場合(S3でYes)、CPU72は、貯留タンク50内のクーラント液が所定量以上あるか否かを液面センサ36により判定する(S4)。
貯留タンク50内のクーラント液が所定量以上ある(S4でYes)場合、CPU72は、工具交換指令が有るか否か判定する(S5)。CPU72は、加工プログラム処理制御において、加工プログラムに従って各機構を制御をする際、工具交換指令を実行する前にRAM74に工具交換指令であることを記憶する。それ故、CPU72は、工具交換指令が有るか否かについてRAM74を参照して判定する。尚、前述した加工プログラム処理制御は、所定の周期で実行されるもので、加工プログラムの複数の動作ブロックを1ブロック毎解釈して、実行するものである。工具交換指令が有る(S5でYes)場合、CPU72は、第1電磁弁43,第2電磁弁44をオン操作する(S6)。
第1電磁弁43,第2電磁弁44をオン操作後、CPU72は、工具交換の開始を許可する(S7)。CPU72が工具交換の開始を許可することで、図示しない工具交換処理において工具交換が開始される。尚、工具交換処理は、ROM73に記憶されたプログラムであり、工具交換の開始を許可されるとCPU72は、前述した割り込み処理とは、別の割り込みで実行する。その後、CPU72は、工具交換が完了するまで待つ(S8)。工具交換が完了したか否かは、主軸ヘッド6のZ軸方向の位置が工具交換完了位置に到達したか否かで判定する。主軸ヘッド6のZ軸方向の位置は、エンコーダ6aで検出する。
工具交換が完了した(S8でYes)場合、CPU72はS9に移行し第1電磁弁43,第2電磁弁44をオフ操作して処理をS10に移行する。S10において、CPU72は、タイマT2のカウントを開始し、カウント開始後5秒経過したか否かを判定する(S11)。尚、S9では、クーラント液の噴射を停止すると共に、貯留タンク50内の圧力を排気通路37から脱圧している。脱圧することで、クーラントタンク10内のクーラント液は、第1ポンプ13によって貯留タンク50に供給される。前述した5秒は、貯留タンク50にクーラント液を補充するのに要する時間である。
タイマT2カウント開始後、5秒経過した場合(S11でYes)、CPU72は、S12に移行し第2電磁弁44をオン作動して処理を終了する。S4において、貯留タンク50内のクーラント液が液面センサ36の位置よりも低い位置(S4でNo)の場合、CPU72は液面エラーと判定し(S13)、処理をS9に移行する。
以上説明したマシニングセンタ1の工具洗浄装置67の作用、効果について説明する。貯留タンク50によって貯留タンク50から噴射ノズル29までの通路抵抗を低減できるため、クーラント液の供給安定性と応答性とを確保できる。しかも、貯留タンク50と第1切替バルブ35とによって、貯留タンク50を加圧エアの蓄圧容器に兼用でき、工具洗浄時、加圧エアで付勢されたクーラント液を工具20に噴射することができる。その結果、工具20に付着した切粉を確実に除去できる。更に、工場のエア源39を加圧エア形成に利用することで、別途エアコンプレッサ等を必要としない。工具交換終了時に第1切替バルブ35によってクーラントホース28を閉じると同時に、第2切替バルブ38によって排気通路37を開けて貯留タンク50の圧力を脱圧する。
このとき、加圧エアによって、貯留タンク50内のクーラント液や排気通路37に溜まったクーラント液は排気通路37を介して排液溜め53側に流出する。排液溜め53に流入した加圧エアとクーラント液は、迷路状の通路60を通って出口58から貯留槽11に流出する。排液溜め53は、排気通路37の容量よりも大きく且つ入口57よりも幅広な部分を有するので、加圧エアは、排液溜め53内で減圧される。それ故、工具洗浄装置67は、クーラントタンク10に流出したクーラント液によってクーラントタンク10からクーラント液が溢れるのを防止できる。
排液溜め53は、この排液溜め53の内部に設けた2段の邪魔板54,55と、排液溜め53の下端部に設けた出口58とを有するので、2段の邪魔板54,55でクーラント液の流動速度を十分に低下させた状態で、出口58からクーラント液を貯留槽11に流出させることができる。
排液溜め53を貯留槽11の上端部に設け、排液溜め53の出口58を貯留槽11の中央側に位置するように構成したので、排液溜め53を通過したクーラント液は貯留槽11の中央側に流出する。それ故、該クーラント液は、貯留槽11の端から溢れることがない。排液溜め53の出口58を排液溜め53の入口57よりも広く構成したので、出口58から流出するクーラント液の流動速度は一層低下する。
次に、本発明の実施例2について、図13に基づいて説明する。但し、前記実施例と同一の構成には同一の符号を付し、異なる構成についてのみ説明する。
この実施例2においては、排液溜めの構成を変更したものである。図13に示すように、排液溜め61は、排気通路37の途中部に配設している。排液溜め61の容量は、排気通路37の容量よりも大きい。排液溜め61は、その上端部に排気口64と、入口63とを有する。排液溜め61は、その下端部に出口65を有する。
排気通路37は、上側の排気通路37Aと下側の排気通路37Bとで構成している。排気通路37Aの一端部を貯留タンク50に接続し、且つ排気通路37Aの他端部を排液溜め61の入口63に接続している。排気通路37Bの一端部は、排液溜め61の出口65に接続し、且つ排気通路37Bの他端部は貯留槽11の上端部に設けた排液口(図示省略)に接続している。
排気口64は、貯留タンク50から排気通路37Aを介して流入した加圧エアを外部に排気する排気管62を接続している。貯留タンク50から排気通路37Aを介して排液溜め61に流入したクーラント液は、排液溜め61の出口65から排気通路37Bに排出する。貯留タンク50から排気通路37Aを介して排液溜め61に流入した加圧エアの大部分は、排気口64を介して排気管62から外部に排出する。それ故、排液溜め61内のクーラント液の圧力は低下するので、クーラント液の流動速度が低下する。クーラント液の流動速度が低下するので、クーラントタンク10に流出したクーラント液によってクーラントタンク10からクーラント液が溢れるのを防止できる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変更例について説明する。
1]前記実施例1において邪魔板を2段に限定する必要はなく、2段以上であればよい。
2]液面センサ36として、フロート式液面センサや超音波式液面センサ等の種々の液面センサを適用可能である。また、液面センサ36の代わりに貯留タンク50の側面に液面ゲージを設け、貯留タンク50内のクーラント液の量を目視で判断してもよい。さらに、液面ゲージと液面センサ36とを併用するようにしてもよい。
3]前記実施例2において排液溜め61の内部に複数段の邪魔板を設けてもよい。
1 マシニングセンタ
6 主軸
10 クーラントタンク
13 第1ポンプ
20 工具
28 クーラントホース
29 噴射ノズル
37 排気通路
39 エア源
42 第3エア通路
50 貯留タンク
53,61 排液溜め
54,55 邪魔板
57,63 入口
58,65 出口
64 排気口
67 工具洗浄装置

Claims (5)

  1. 主軸に装着する工具を洗浄する洗浄液を貯留するタンクと、該タンクに貯留した洗浄液を前記工具に噴射可能なノズル手段と、前記洗浄液を前記タンクから前記ノズル手段に供給可能な洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段と前記ノズル手段とに接続し、前記洗浄液を前記洗浄液供給手段から前記ノズル手段に導く洗浄液通路とを有する工作機械の工具洗浄装置において、
    前記洗浄液通路と接続し、前記洗浄液供給手段から供給された洗浄液を貯留し且つ貯留した洗浄液を前記ノズル手段に供給可能な洗浄液貯留容器と、
    前記洗浄液貯留容器に貯留された洗浄液を加圧する加圧手段と、
    前記洗浄液貯留容器と前記タンクとを接続し、前記洗浄液貯留容器に洗浄液を供給する際、前記加圧手段によって加圧された前記洗浄液貯留容器内の加圧エアを前記タンクに排気する為の排気通路と、
    前記排気通路と接続し、該排気通路内の前記加圧エアを取込む入口と、該入口から取込んだ前記加圧エアを外部へ排気する出口とを有する排液溜めとを備え、
    前記排液溜めは、前記排気通路の容量よりも大きく且つ前記入口よりも幅広な部分を有することを特徴とする工作機械の工具洗浄装置。
  2. 前記排液溜めは、その内部に複数段の邪魔板を有することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の工具洗浄装置。
  3. 前記排液溜めを前記タンクの上端部に設け、前記排液溜めの前記出口を前記タンクの中央側に位置するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の工作機械の工具洗浄装置。
  4. 前記排液溜めの前記出口を前記排液溜めの前記入口よりも広く構成したことを特徴とする請求項3に記載の工作機械の工具洗浄装置。
  5. 前記排液溜めを前記排気通路の途中部に配設し、該排液溜めの上端部に排気口を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械の工具洗浄装置。
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