JP2011082711A - 電圧制御発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型且つ低コストで製造できる電圧制御発振器を提供すること。
【解決手段】外部から入力される周波数制御用の制御電圧に応じて静電容量が変化する可変容量素子と、インダクタンス素子と、を含み、前記静電容量に応じて直列共振周波数が調整される共振部と、この共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部と、帰還用の容量素子を含み、前記増幅部で増幅された周波数信号を前記共振部に帰還させ、前記増幅部及び共振部と共に発振ループを構成する帰還部と、を備えるように電圧制御発振器を構成し、前記増幅部を集積回路チップの中に設け、前記共振部及び帰還用の容量素子は、前記集積回路チップとは別個の回路部品として構成する。発振周波数に応じて前記回路部品を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電圧制御発振器に関する。
各種の電子機器の小型化が進められている背景から、各電子機器に搭載される電圧制御発振器(VCO)においても小型化が検討されている。電子回路の小型化を図るためには当該回路を構成する部品を集積化し、1チップ上に形成することが有効であるため、前記VCOにおいても当該VCOを構成する各回路部品を1チップ上に形成することが考えられる。
前記VCOの構成について詳しくは実施の形態で述べるが、ここでごく簡単に説明しておくと、前記VCOは、直列共振回路を構成するインダクタンス素子及び容量素子であるコンデンサを備えており、この直列共振回路の共振点によりVCOの発振周波数が決まる。また、VCOは、前記共振回路の共振点をずらすための可変容量素子であるバリキャップダイオードを備えている。これらインダクタンス素子、容量素子及び可変容量素子からなる共振部の後段側には当該共振部と共に発振ループを構成する増幅部をなすトランジスタ及び帰還容量素子からなる帰還部が設けられている。これら共振部、トランジスタ及び帰還容量素子により発振ループが構成される。なお、発振時には負性抵抗−Rvを生じさせ、発振を起こすために前記共振部は誘導性となっている。
共振部及び帰還部の各回路素子はVCOの発振周波数に応じて設計される必要があり、仮に全ての回路素子が1チップ化されたVCOを製造しようとすると、VCOの種別(発振周波数)毎に専用のマスクを作成する必要があり、開発費を含んだ製造コストが高くなってしまう。
特許文献1には、集積回路とは別体の基板に受動共振器を形成したVCOについて記載されている。しかしこの特許文献1では上記の問題について着眼されていないし、開示されているVCOにおいては帰還容量素子であるコンデンサC1、C2がICチップの中に含まれており、上記の問題を解決するには不十分である。
更にまた、発振周波数が高くなると次のような課題もある。即ち可変容量素子は周波数が高くなると、例えば数GHzあるいは十数GHzになると誘導性となり、また可変容量素子の接続に用いるボンディングワイヤも誘導性となり、この結果周波数の可変幅(調整幅)が設計値よりも狭くなったり、あるいは発振しなくなる。即ち、このことは高い周波数帯のVCOを製造することが困難であることを意味している。
特開2000−183647(図2他)
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、小型且つ低コストで製造できる電圧制御発振器を提供することである。
本発明の電圧制御発振器は、外部から入力される周波数制御用の制御電圧に応じて静電容量が変化する可変容量素子と、インダクタンス素子と、を含み、前記静電容量に応じて直列共振周波数が調整される共振部と、
この共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部と、を備え
帰還用の容量素子を含み、前記増幅部で増幅された周波数信号を前記共振部に帰還させ、前記増幅部及び共振部と共に発振ループを構成する帰還部と、
前記増幅部は集積回路チップの中に設けられ、前記共振部及び帰還用の容量素子は、前記集積回路チップとは別個の回路部品として構成され、
前記集積回路チップ及び回路部品が、基板に搭載されて構成されることを特徴とする。
例えば、高周波による前記可変容量素子の誘導性を補償し、前記インダクタンス素子からみたときに当該可変容量素子が容量性となるように、前記共振部にて補償用の容量素子を当該可変容量素子に直列に接続してもよく、前記補償用の容量素子は、例えば互に間隔をおいて交差する櫛歯状の導電路の対からなる。前記直列共振周波数は、例えば5GHz以上である。
また、他の発明の電圧制御発振器は、他の外部から入力される周波数制御用の制御電圧に応じて静電容量が変化する可変容量素子と、インダクタンス素子と、を含み、前記静電容量に応じて直列共振周波数が調整される共振部と、
この共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部と、
帰還用の容量素子を含み、前記増幅部で増幅された周波数信号を前記共振部に帰還させ、前記増幅部及び共振部と共に発振ループを構成する帰還部と、を備え、
高周波による前記可変容量素子の誘導性を補償し、前記インダクタンス素子からみたときに当該可変容量素子が容量性となるように、前記共振部にて補償用の容量素子を当該可変容量素子に直列に接続したことを特徴とする。前記補償用の容量素子は、例えば互に間隔をおいて交差する櫛歯状の導電路の対からなる。
本発明においては、共振部と帰還部と共に発振ループを構成し、共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部は、集積回路チップの中に設けられ、前記共振部及び帰還用の容量素子は、前記集積回路チップとは別個の回路部品として構成される。前記増幅部を集積回路チップの中に設けたことで小型化が図れる一方で、発振周波数に応じて共振部及び帰還用の容量素子の回路部品を選択して基板に搭載することができるので、発振周波数ごとに回路パターンが描かれたマスクを作成する必要が無い。従って電圧制御器の小型化を図ることができ、その一方で低コストでの当該電圧制御器の製造が可能になる。
本発明に係る電圧制御発振器の回路図である。 前記電圧制御発振器の平面図である。 前記電圧制御発振器のコンデンサの電極構造を示す平面図である。 電圧制御発振器の共振部の等価回路の説明図である。 バリキャップダイオードの横断平面図、縦断面図である。 前記電圧制御発振器の周波数と制御電圧との関係を示したグラフ図である。 前記電圧制御発振器の位相雑音と制御電圧との関係を示したグラフ図である。 実験のために構成した回路の制御電圧とリアクタンスとの関係を示すグラフ図である。 実験のために構成した回路の制御電圧とリアクタンスとの関係を示すグラフ図である。 実験のために構成した回路の制御電圧とリアクタンスとの関係を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 シミュレーションによる回路図及び実験結果を示すグラフ図である。 測定部を示す説明図及び測定結果を示すグラフ図である。
本発明の電圧制御発振器の実施の形態について、構造を説明する前に回路構成について図1を参照しながら述べておく。図1中、この共振部1は、後述のように導電線路からなるインダクタンス素子11と容量素子であるコンデンサ12との直列共振用の直列回路を備えている。インダクタンス素子11には、第1のバリキャップダイオード13、第2のバリキャップダイオード14及び容量素子であるコンデンサ15からなる直列回路が並列に接続されていて、並列共振用の並列回路を構成している。即ちこの共振部1は、前記直列回路の直列共振周波数(共振点)と前記並列回路の並列共振周波数(反共振点)とを有しており、共振点の周波数により発振周波数が決まる。この例では、共振点が反共振点よりも大きくなるように各回路要素の定数が設定されており、このように反共振点を持たせることにより共振点付近の周波数特性が急峻になる。
また図1中、制御電圧用の入力端子16に供給される制御電圧により第1のバリキャップダイオード13及び第2のバリキャップダイオード14の容量値が調整され、これにより前記並列回路の反共振点が移動し、その結果共振点も移動して発振周波数が調整される。第1のバリキャップダイオード13に加えて第2のバリキャップダイオード14を用いた理由は、周波数の調整幅を大きくとるためである。コンデンサ17は電圧安定化用のコンデンサであり、インダクタ18、19は、バイアス用のインダクタである。
また共振部1の後段側には、帰還部2が設けられており、この帰還部2は、前記コンデンサ12にベースが接続された増幅部をなすNPN型トランジスタ21と、コンデンサ12とトランジスタ21のベースとの接続点とアースとの間に接続された、帰還容量素子をなすコンデンサ22及び23の直列回路とを備えている。トランジスタ21のエミッタはコンデンサ22、23の接続点に接続され、またインダクタンス24及び抵抗25を介して接地されている。トランジスタ21は点線で示すIC回路部(LSI)3のチップ内に設けられており、当該チップの端子部(電極)T1、T2を介してトランジスタ21のベース及びエミッタが夫々コンデンサ22の両端に接続されることになる。このような回路では、外部から制御電圧が入力端子16に入力されると、共振部1及び帰還部2からなる発振ループにより前記共振点の周波数例えば10GHzで発振する。
IC回路部3内には、例えばトランジスタ21のコレクタに互に並列に接続された2つのバッファアンプ31、32が設けられ、一方のバッファアンプ31からは発振出力(発振周波数の信号)が端子部T3を介して取り出され、また他方のバッファアンプ32からは発振出力が分周回路33及び端子部T4を介して取り出されるように構成されている。
また、トランジスタ21のコレクタはインダクタ34を介してIC回路部3の端子部T5に接続されており、端子部T5は直列に接続された抵抗35、インダクタ36を介して+3.3Vの電源電圧が印加される端子部T6に接続されている。また、端子部T6には、コンデンサ37と、抵抗38とが、抵抗35及びインダクタ36に対して夫々並列に接続されている。前記コンデンサ37は接地され、前記抵抗38には接地された抵抗39が直列に接続されている。抵抗38、39の中点は、端子部T1とコンデンサ22の中点に接続されている。これらのコンデンサ37、インダクタ36、抵抗35、38、39は、トランジスタ21へバイアス電圧を供給するためのバイアス回路素子部20を構成している。
図2には図1の回路図で示したVCOの構成例を示している。図中のVCO4は正方形の誘電体基板例えばセラミックス基板40上に、IC回路部3のチップ、各種回路素子及び後述する水晶からなる基板41が搭載されて構成されている。基板40の一辺は例えば5.0mmである。各種回路素子については、図1の回路図と同符号を付して示しているが、バイアス回路素子部20を構成する各回路素子については、本発明の要部との関連性が低いため符号の記載を省略している。また、セラミックス基板40の導電路、水晶基板41の導電路には多数の点を付して示している。なお、実際にはセラミックス基板40の表面は、前記導電路の周囲に接地導体が形成されたコプレナ線路として構成されているが、図が煩雑になるため接地導体の図示を省略しており、図中点線で囲った部分だけ矢印の先に実際の表面構造を示している。これら導電路及び接地導体は、セラミックス基板40に形成された導体である、いわゆるベタ膜の不要な部分をエッチングなどにより除去することにより形成されている。
続いて水晶基板41について説明する。図1のインダクタンス素子11は、この水晶基板41に設けられる導電線路により構成されている。また、水晶基板41にはコンデンサ12、15、22、23が形成されている。水晶基板41はATカットされており、誘電率εが4.0程度、電気エネルギーの損失(誘電正接:tanδ)が0.00008程度である。従って、この水晶基板41のQ値は、12500(=1/0.00008)程度である。このように水晶基板41は高いQ値を有するため、広い周波数の調整帯域に亘って位相雑音が極めて低く抑えられる。即ち、低位相雑音特性が得られる周波数の可変幅が広い。
図2ではこれらコンデンサ12、15、22、23について、外装体により被覆された状態を示しているが、図3ではこの外装体を外した状態のコンデンサを示している。図3に示すように、各コンデンサは、櫛歯状に形成された導電路パターンが互いに間隔をおいて交差することにより構成されている。
このようにコンデンサを櫛歯状の導電路パターンとして構成すれば次の利点がある。コンデンサを構成する両電極において、互いの対向領域(対向する電極部分の長さ寸法)を大きくとることができるので、小型でありながら低損失で且つ容量値を大きな自由度で設定することができ、このため周波数が高くても誘導性になりにくい容量素子を得ることができる。従って、高い周波数を出力させるVCOであって、小型化を図るものについては好適である。
ところで、上記のようにコンデンサ15はインダクタンス用の共振素子11と共に並列共振用の並列回路を構成するために設けられているが、このコンデンサ15の役割について図4を参照しながらより詳しく説明する。図4(a)は、共振部54を備えたVCO5を示しており、共振部54は、コンデンサ15が設けられない他は既述のVCO4の共振部1と同様に構成されている。VCO5において、共振部54の後段は図1と同様の回路構成となっている。VCO5が高周波を出力するように構成され、当該VCO5を構成する各回路中に高周波が流れるものとすると、高周波からは図4(b)に示すようにインダクタ18、19が見えない。従って、この場合に共振部54の等価回路は図4(c)に示す回路となり、図中の可変容量コンデンサ55がバリキャップダイオード13,14に相当する。
ここで、本発明のVCOおいては、既述のように発振周波数に応じて回路定数を設定しなければならない共振部1の各回路素子については集積化がなされていないため、共振部54を構成するバリキャップダイオード13、14は、例えば2つのチップ51、52がボンディングワイヤ53で互いに接続されることにより構成される。図5(a)、(b)はバリキャップダイオード13(14)の横断平面図、縦断側面図を夫々示している。
そして、このVCO5からの出力周波数帯を更に高くし、マイクロ波帯の周波数を出力させようとする場合を考えると、回路を流れるマイクロ波から見ると前記ボンディングワイヤ53がインダクタンス成分に見えてしまう。即ちボンディングワイヤ53のインダクタンス値が大きくなる。結果として、バリキャップダイオード13、14が誘導性となり、バリキャップダイオード13、14の誘導性が互いに合わさって、図4(d)に示す、インダクタンス素子11に可変インダクタ56が並列接続された回路となる。このためバリキャップダイオード13、14とインダクタンス素子11との間で設計した並列共振周波数が得られないかあるいは並列共振が起こらなくなり、結果として発振周波数の調整幅が設計値よりも狭くなるか、あるいは発振しなくなる。
そこで、この実施形態では、バリキャップダイオード13、14の誘導性を補償するために補償用の容量素子であるコンデンサ15をバリキャップダイオード13、14に対して直列に且つインダクタンス素子11に対して並列に接続している。図6は、図1の共振部1の等価回路を示しており、図中点線57で囲った、コンデンサ15及び前記可変インダクタ56が直列接続された部分の容量性を確保することで、インダクタンス素子11と並列共振を起こすことができ、結果として共振部1の共振点を調整することができる。具体的には、直列接続部分57の容量性を確保するために、前記可変インダクタ56のリアクタンスを+jXl(jwL:Lは可変インダクタ56のインダクタンス値)、コンデンサ15のリアクタンスを-jXc(1/jwc:cはコンデンサ15の容量値)とすると、Xc>Xlの条件を満たすようにコンデンサ15の容量値を設定する。
この実施形態のVCOによれば、VCOの発振周波数に応じて選択する必要がある共振部1の各回路素子及び帰還部2のコンデンサ22、23を集積化させず、個別の部品として水晶基板41及びセラミックス基板40上に配置する一方で、帰還部2を構成するトランジスタ21及び当該トランジスタ21より後段の各回路素子を集積化させて、1チップのIC回路部3として構成している。従って、IC回路部3は小型化される一方で、IC回路部3に含まれない各回路部品はVCOの発振周波数に応じて選択し、基板40、41に搭載することができるので、発振周波数に応じてICチップを作成する必要が無い。結果として、小型かつ低コストでVCOを製造することができる。
また、バリキャップダイオード13、14に直列にコンデンサ15を接続することで、マイクロ波帯域においてもインダクタンス素子11と、当該コンデンサ15との間で並列共振を起こすことができるので、VCOは上記のように10GHzというマイクロ波帯域の極めて高い周波数信号を発振することができる。さらに、コンデンサ12、15、22、23の電極を櫛歯状に形成しているため、各コンデンサの大型化を防ぐことができる。従って、VCOの大型化を防ぐことができる。
上述の例ではバリキャップダイオードが2個設けられているが、バリキャップダイオードが1個であってもよい。また、バリキャップダイオードの基板の電極への接続にボンディングワイヤを用いたり、バリキャップダイオード13、14間をボンディングワイヤで接続する場合には、バリキャップダイオード自体の誘導性と、前記ボンディングワイヤの誘導性とを補償するように容量素子が設けられる。このような場合、バリキャップダイオード13,14の誘導性とは、バリキャップダイオード13,14自体の誘導性と、ボンディングワイヤの誘導性との双方を意味している。また、本発明は、バリキャップダイオードとインダクタンス素子11とを直列に接続して、これらで直列共振を起こすようにしてもよい。
VCOにおいて、ICと回路部品とに分ける例は、マイクロ波帯域の周波数を発振する例に限られない。また、このようにICと回路部品とに分ける場合、補償用の容量素子を設けなくてもよい。そして、補償用の容量素子を設ける構成においては、ICと回路部品とが分かれていなくてもよい。例えば帰還容量素子がICの中に入っていてもよいし、トランジスタがICの外にあってもよい。
(実験1)
続いて、本発明のVCOを開発する段階で行った各種の実験について説明する。実験1としては、図1のVCOの回路をシミュレーションにより設定した。そして、各VCOについて、入力端子16に印加する制御電圧を夫々変更し、発振周波数及び発振周波数から10kHzずれた位置における位相雑音特性を調べた。インダクタンス素子11としては0.6nH、0.8nH、1.0nHに夫々設定して実験を行った。図7、図8のグラフは実験1の結果を示しており、各グラフの横軸は制御電圧(単位:V)の値を示している。図7の縦軸はVCOの発振周波数(単位:GHz)を、図8の縦軸は位相雑音特性(単位:dBc/Hz)を夫々示している。
図7から、インダクタンス素子11を変更することで発振周波数が変化することが分かる。また、図8より各制御電圧、特に5Vよりも低い制御電圧では位相雑音特性が低く抑えられ、良好な発振を示すことが分かる。従って、この実験結果から、上記のようにインダクタンス素子11を変更することで特性に大きな影響を与えず、発振周波数を変更できることが示された。このことから上記のようにインダクタンス素子11をIC回路部3とは別体にして、発振周波数に応じて選択することが有効であることが分かる。
(実験2)
図9(a)に示す回路61を作成した。この回路61は既述の図1のVCOの前段側と同様に各回路素子が互いに接続されており、バリキャップダイオード14及びインダクタ19の後段側は出力端子62に接続されている。制御電圧用の入力端子16に印加する制御電圧Vc1と回路61を流れる信号の周波数とを夫々変更したときに、入力端子16と出力端子62との間のインピーダンスZ(Ω)=R+jXとして、そのリアクタンス(jX)の変化を調べた。
図9(b)は、実験2の結果を示したものであり、グラフの縦軸は前記リアクタンスjXを、横軸は前記制御電圧Vc1(単位:V)を夫々示している。グラフにおいてリアクタンスjXが0より小さければ回路61においてバリキャップダイオード13、14が直列に接続されている部分は容量性であり、図1のVCOのようにインダクタンス素子11と並列に接続した場合に、当該インダクタンス素子11との間で並列共振を起こすことができる。リアクタンスjXが0より大きければ回路61のバリキャップダイオード13、14が直列に接続されている部分は誘導性であり、前記インダクタンス素子11と並列に接続した場合に、当該インダクタンス素子11との間で並列共振を起こすことができない。グラフに示すように発振周波数が5GHzの場合には制御電圧Vc1によらず、前記バリキャップダイオード13、14の直列接続部分については誘導性を示したが、発振周波数が10GHzである場合に制御電圧Vc1が大きくなると、前記直列接続部分は誘導性になっていた。また、発振周波数が15GHzである場合には、制御電圧Vc1によらず是直列接続部分は誘導性になっていた。
(実験3)
実験2と同様の実験を行ったが、この実験で用いた回路63は、図10(a)に示すように出力端子62の後段において、バリキャップダイオード13、14に直列にコンデンサ15が接続されている。そして、実験の結果、バリキャップダイオード13,14と、コンデンサ15とが直列に接続される部分のリアクタンスjXについては、図10(b)に示すように制御電圧Vc1に関わらず、5GHz、10GHz、15GHzのすべての発振周波数において容量性になっていた。実験2及び実験3から、図1のVCOにおいて、低い発振周波数を出力する場合にはコンデンサ15を設けなくても良いが、例えば10GHz以上の高い発振周波数を出力する場合には、コンデンサ15を設けることにより既述の並列共振を起こすことができることが示された。
(実験4)
シミュレーションにより集中定数が2pFであるコンデンサ64を含む図11(a)に示す回路65を構成した。図中66、66は50Ωの抵抗である。そして、図11(a)の回路65を流れる周波数を変化させてコンデンサ64の容量を測定した。図11(b)、(c)は実験結果を示したグラフであり、横軸は前記周波数を、縦軸は前記容量を示している。図11(c)は図11(b)の5.7GHz付近の容量変化を詳細に示したものである。図11(c)に示すように、周波数が増加して5.7GHzに近づくにつれ、コンデンサ64の容量は急激に増加し、その後急激に減少する。そして、5.7GHz以上の周波数ではコンデンサ64は、インダクタとして機能する。つまり、コンデンサ64は、5.7GHz帯にカットオフを有する。なお、前記カットオフよりも大きい周波数でグラフの縦軸の単位はヘンリー(H)となるべきであるが、図中ではこの単位の記載を省略している。また、この図11(b)、(c)ではコンデンサ64が容量性を有するときのグラフ線を実線で、誘導性を有するときのグラフ線を点線で夫々示している。後述の周波数によって容量性、誘導性が変化する素子のカットオフを示す各グラフ図においても、この図11(b)(c)と同様に、素子が容量性を示すときのグラフ線を実線で、誘導性を示すときのグラフ線を点線で夫々示している。
(実験5)
シミュレーションにより図12(a)に示すように集中定数が10nHであるインダクタ67を含む回路68を構成した。そして、図12(a)の回路65を流れる周波数を変化させてインダクタ64のインダクタンスを測定した。図12(b)、(c)は実験結果を示したグラフであり、横軸は前記周波数を、縦軸は前記インダクタンスを示している。図12(c)は図12(b)の5.7GHz付近のインダクタンスの変化を詳細に示したものである。図12(c)のグラフに示すように周波数が増加して5.7GHzに近づくと、インダクタンスが上昇するが、5.7GHzになると急激に低下する。そして、5.7GHz以上の周波数ではインダクタ67は、コンデンサとして機能する。つまり、インダクタ67は、5.7GHz帯にカットオフを有している。なお、前記カットオフよりも大きい周波数でグラフの縦軸の単位はファラド(F)となるべきであるが、図中ではこの単位の記載を省略している。
(実験6)
続いて、図5に示したバリキャップダイオード14について、周波数に対する容量及びインダクタンスの変化を測定した。このバリキャップダイオード14の図5に示す長さL1、幅L2は夫々0.6mm、0.3mmである。図13(a)は、測定により得られたバリキャップダイオード14のスミスチャートである。図13(b)は横軸にバリキャップダイオード14に供給された信号の周波数を、縦軸にバリキャップダイオード14の容量を夫々示している。図13(c)は横軸に前記周波数を、縦軸にバリキャップダイオード14のインダクタンスを夫々示している。図13(b)に示すように5GHz付近にカットオフが存在し、それ以上の周波数では誘導性を示す。なお、図13(b)では図11(c)と同様に、カットオフよりも大きい周波数では、インダクタンスの変化を示しており、前記周波数では縦軸の単位が本来ヘンリーとして示されるべきであるが、図中ではこの単位の記載を省略している。
実験4、5より、VCOの発振周波数が高くなると、コンデンサやインダクタでカットオフが現れる。そして、実験6より、バリキャップダイオードでも既述のようにカットオフが現れることが示され、これによって図4で説明したように周波数が高くなると、バリキャップダイオードの容量性が保てなくなることが示された。
(実験7)
シミュレーションにより図14(a)に示す回路71を設定した。そして、図中の直流電源72の電圧を0Vから10Vの範囲で変更して、図のバリキャップダイオード73のカットオフ周波数及び雑音特性を調べた。図中のインダクタ73のインダクタンスは10nHであり、抵抗74、74は50Ωである。図14(b)は、図13(b)と同様にバリキャップダイオード73の容量と回路中を流れる発振周波数との関係を示したグラフである。図14(c)は位相雑音と前記周波数との関係を示したグラフであり、横軸、縦軸に前記周波数、雑音(単位dB)をとっている。図14(b)に示すように前記電圧の設定値によっては、1E〜1E10Hzの間にカットオフが現れている。そして、図14(c)に示すようにカットオフが現れる周波数においては雑音特性が劣化している。
(実験8)
実験8として図15(a)に示す回路81をシミュレーションにより設定した。この回路81はバリキャップダイオード73に0.2pFのコンデンサ82を直列に接続した他は図14(a)の回路71と同じ構成となっている。この回路81について実験7と同様にバリキャップダイオード73のカットオフ及び位相雑音特性を調べた。図15(b)は、図14(b)と同様にバリキャップダイオード73の容量と回路中を流れる発振周波数との関係を示したグラフであり、図15(c)は図14(c)と同様に位相雑音と前記周波数との関係を示したグラフである。図15(b)に示すようにカットオフは1E10Hzよりも高い周波数帯域で現れ、それに応じて図15(c)に示すように雑音特性の劣化のピークも1E10Hz以上の帯域で現れている。実験7、8からコンデンサをバリキャップダイオードに直列に接続することで、高周波による前記バリキャップダイオードの誘導性を補償し、当該バリキャップダイオードの容量性を確保することができる。従って、図4〜図6で説明した上記のコンデンサ15の効果が証明された。
(実験9)
シミュレーションにより図16(a)に示す回路91を設定した。直流電源71の電圧は1V、インダクタ92、93、94のインダクタンスは夫々100mH、1nH、100mHzである。コンデンサ95の容量は1pF、抵抗96は50Ωに夫々設定している。この回路91に流す信号の周波数を変化させたときのコンデンサ95の容量を調べた。図16(b)は実験の結果を示したグラフであり、図11(c)、図13(b)と同様にカットオフよりも小さい周波数帯域では容量変化を、カットオフより大きい周波数帯域ではインダクタンスの変化を夫々示している。カットオフは5GHzで現れていた。
(実験10)
シミュレーションにより図17(a)に示す回路97を設定した。この回路97は、図17(a)の回路91に0.2pFのコンデンサ98を追加したものである。この回路97を用いて実験9と同様の実験を行った。図17(b)には、図16(b)と同様にその実験結果を示している。ここで、コンデンサ95、98の合成容量は0.2pF×1pF/(0.2pF+1pF)=0.167pFとなる。そして、カットオフ周波数は、1/(2×p×√(1nH×0.167pF)=12.328GHzとなる。このようにコンデンサ95、98個別の容量よりもコンデンサ95、98の合成容量の方が低い。そして、上記の計算式と図16(b)のグラフとから分かるように、コンデンサ98を追加したことで回路91に比べてカットオフ周波数は上がる。従って、この実験9、10の結果からも、図1のVCOにてバリキャップダイオード13、14にコンデンサ15を直列に接続することで、バリキャップダイオード13、14の誘導性を補償し、カットオフを高周波数側へシフトさせ、これらバリキャップダイオード13、14の容量性を確保できることが示された。
(実験11)
実験11として、図17(a)に示すように水晶基板41上に設けたコンデンサ22、23の特性を調べた。図17(b)はその測定結果を示したものである。グラフの横軸にはコンデンサ22、23に供給した信号の周波数を、縦軸にはコンデンサ22、23の合成容量を夫々示している。グラフ中に示すように周波数が高くなってもカットオフが見られず、正常に動作することが示された。グラフ中に示したポイントにおける周波数は1.0GHzであり、このときの前記合成容量は6.742E-13Fであった。
1 共振部
11 インダクタンス素子
12、15 コンデンサ
13、14 バリキャップダイオード
16 制御端子
2 帰還部
21 トランジスタ
22、23 コンデンサ
3 IC回路部
4 電圧制御発振器(VCO)
40 セラミックス基板
41 水晶基板

Claims (6)

  1. 外部から入力される周波数制御用の制御電圧に応じて静電容量が変化する可変容量素子と、インダクタンス素子と、を含み、前記静電容量に応じて直列共振周波数が調整される共振部と、
    この共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部と、
    帰還用の容量素子を含み、前記増幅部で増幅された周波数信号を前記共振部に帰還させ、前記増幅部及び共振部と共に発振ループを構成する帰還部と、
    を備え、
    前記増幅部は集積回路チップの中に設けられ、前記共振部及び帰還用の容量素子は、前記集積回路チップとは別個の回路部品として構成され、
    前記集積回路チップ及び回路部品が、基板に搭載されて構成されることを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 高周波による前記可変容量素子の誘導性を補償し、前記インダクタンス素子からみたときに当該可変容量素子が容量性となるように、前記共振部にて補償用の容量素子を当該可変容量素子に直列に接続したことを特徴とする請求項1記載の電圧制御発振器。
  3. 前記補償用の容量素子は、互に間隔をおいて交差する櫛歯状の導電路の対からなることを特徴とする請求項1または2記載の電圧制御発振器。
  4. 前記直列共振周波数は、5GHz以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の電圧制御発振器。
  5. 外部から入力される周波数制御用の制御電圧に応じて静電容量が変化する可変容量素子と、インダクタンス素子と、を含み、前記静電容量に応じて直列共振周波数が調整される共振部と、
    この共振部からの周波数信号を増幅するための増幅部と、
    帰還用の容量素子を含み、前記増幅部で増幅された周波数信号を前記共振部に帰還させ、前記増幅部及び共振部と共に発振ループを構成する帰還部と、
    を備え、
    高周波による前記可変容量素子の誘導性を補償し、前記インダクタンス素子からみたときに当該可変容量素子が容量性となるように、前記共振部にて補償用の容量素子を当該可変容量素子に直列に接続したことを特徴とする電圧制御発振器。
  6. 前記補償用の容量素子は、互に間隔をおいて交差する櫛歯状の導電路の対からなることを特徴とする請求項5記載の電圧制御発振器。
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