JP2011080712A - 蒸気発生ユニットおよびそれを用いた蒸気調理器 - Google Patents

蒸気発生ユニットおよびそれを用いた蒸気調理器 Download PDF

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Abstract

【課題】スケールの付着が少なく、突沸時に沸騰水が蒸気被供給室に侵入しない。
【解決手段】蒸気発生装置3を、加熱室2の側壁下部に設置する。蒸気噴出部14を、加熱室2側壁の蒸気発生装置3より上側に、蒸気発生装置3とは距離を置いて設置する。こうして、蒸気発生装置3の水溜部9内で突沸が生じて、沸騰水が蒸気供給口16から蒸気供給管18内に飛び出しても、蒸気噴出部14内に進入しないようにする。したがって、沸騰水が加熱室2内の被加熱物6に掛かって加熱斑が生ずることがない。また、蒸気発生部10の本体部12は、水溜部9内に突起物等が無い単純な構成を有している。したがって、金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよくコストアップに繋がることはない。さらに、蒸気発生部10は、上述のように単純な構造になっている。したがって、水溜部9内にはスケールが溜まり難く、スケールが溜まっても除去するのが容易である。
【選択図】図1

Description

この発明は、蒸気被供給室に水蒸気を供給する蒸気発生ユニットおよびそれを用いた蒸気調理器に関する。
従来、蒸気発生装置で発生された蒸気を用いて加熱調理を行う加熱調理器として、特開2008‐164284号公報(特許文献1)に開示された加熱調理器がある。この加熱調理器においては、加熱手段としてマグネトロンおよびヒータを備えて、レンジ調理およびオーブン調理が可能になっている。また、加熱室の側部には蒸気発生容器が配設されている。
上記蒸気発生容器は、開口を有する凹部で成る容器本体とこの容器本体の開口を塞ぐ容器カバーとで構成されている。上記容器カバーは上記容器本体に対してねじ止めされ、これにより蒸気発生室が形成されている。上記容器本体の内部にはU字状の蒸気用ヒータが鋳込まれている。また、上記容器本体には給水口が取り付けられている。一方、上記容器カバーの上部には、3個の筒状の蒸気吹出口が形成されている。
また、上記容器本体の内面には、上記容器本体の上部から下方に突出する2個の放熱フィンと、各上記蒸気吹出口の下部に位置して水平に突出する3個の放熱フィンと、上記蒸気吹出口下部の放熱フィンよりも下方に位置して水平に突出する4個の放熱フィンとの複数の放熱フィンが形成されている。
上記構成において、120℃付近まで温度上昇している上記蒸気発生容器にポンプによって少量の水が供給されると、その水は上記蒸気発生室内に落下して瞬時に蒸発する。この水蒸気は、上記複数の放熱フィンの間を通って上昇して上記蒸気吹出口に至り、加熱室内に放出される。その場合、上記放熱フィンも上記蒸気発生容器と共に120℃付近まで温度上昇しているため、上記放熱フィンに接触した水蒸気は再加熱される。
また、上記蒸気発生室の内部に形成された上記各放熱フィンにおける上記容器カバー側の縁は、上記容器カバーの内面に当接している。したがって、上記蒸気発生室の内部は、複数の方向に延在する種々の形状の複数の上記放熱フィンによって迷路状になっている。そのため、上記蒸気発生室内に流入した水が沸騰して上記蒸気発生室の内壁を駆け上がった場合でも、沸騰水が、迷路状の上記放熱フィンによって上記蒸気吹出口に至ることが阻止される。更に、上記放熱フィンに当たることにより沸騰水は加熱されて蒸発するため、沸騰水の上記蒸気吹出口からの噴出が防止される。
しかしながら、上記特許文献1に開示された従来の加熱調理器には、以下のような問題がある。
すなわち、上記容器本体および上記容器カバーはアルミダイカスト等の金属ダイカストで構成され、上記容器本体の内部にはU字状の蒸気用ヒータが鋳込まれている。しかも、上記容器本体の内面には、上部から下方に突出する複数の放熱フィンと側部から水平に突出する複数の放熱フィンが形成されている。このような複雑な形状を有する上記容器本体を、U字状の蒸気用ヒータを鋳込んで金属ダイカストで形成する場合には、金型が複雑になるため非常に難しく、コストアップに繋がるという問題がある。
さらに、上記蒸気発生容器は、上述のように複雑な形状を有する上記容器本体に、上記容器カバーがねじ止めされて構成されている。したがって、上記蒸気発生容器内にはスケールが溜まり易く、しかも溜まったスケールを除去するのが非常に困難であるという問題がある。
さらに、上記放熱フィンは、上記蒸気用ヒータが鋳込まれている上記容器本体に形成されている。したがって、上記放熱フィンも上記蒸気発生容器と共に120℃付近まで温度上昇しており、生成された飽和水蒸気が上記放熱フィンに接触して再加熱されて過熱蒸気となっている。そのため、プリンや茶碗蒸し等の蒸し物調理の場合には、100℃以上の過熱蒸気で加熱されるため乾燥して、仕上がり状態がよくないという問題がある。
特開2008‐164284号公報
そこで、この発明の課題は、構造が簡単でスケールの付着が少なく、突沸が発生した場合でも沸騰水が蒸気被供給空間に侵入することがない蒸気発生ユニットおよびそれを用いた蒸気調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の蒸気発生ユニットは、
蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置と上記蒸気発生装置によって発生された蒸気が供給される蒸気被供給室とを接続すると共に、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気を上記蒸気被供給室に供給するための蒸気供給経路と、
上記蒸気供給経路あるいは上記蒸気被供給室に設けられると共に、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室内に侵入するのを防止する沸騰水侵入防止装置と
を備え
上記蒸気被供給室は、食品を加熱する加熱室を含み、
上記蒸気供給経路は、蒸気供給管を有し、
上記沸騰水侵入防止装置は、箱体を有し、
上記箱体は、
上記蒸気供給管から蒸気が導入される蒸気導入口と、上記加熱室へ蒸気を噴出する蒸気噴出口とを有し、
上記蒸気導入口と上記蒸気噴出口とを互いに対向しないようにしている
ことを特徴としている。
上記構成によれば、蒸気発生装置によって発生された蒸気を蒸気被供給室に供給するための蒸気供給経路あるいは上記蒸気被供給室に、沸騰水侵入防止装置を設けているので、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室内に侵入するのを防止することができる。したがって、上記蒸気被供給室内に上記沸騰水が進入することによって上記蒸気被供給室内に温度斑が発生することを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気導入口は、上記箱体の下部に設けると共に、上記蒸気発生装置は上記箱体よりも下側に設けられている。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気噴出口は、上記箱体の上部に設けている。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記箱体に加熱ヒータを設けている。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記箱体内に、水蒸気と沸騰水とを分離する分離板を設けている。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記液戻り通路に介設されると共に、上記蒸気噴出部側から上記蒸気発生装置側への液体の流れを許可する一方、上記蒸気発生装置側から上記蒸気噴出部側への流体の流れを禁止する一方向弁装置
を備えている。
この実施の形態によれば、上記液戻り通路に、一方向弁装置を介設している。したがって、上記蒸気噴出部から上記蒸気発生装置に向かう沸騰水や結露水を速やかに上記液戻り通路内を通過させることができる。一方、上記蒸気発生装置から侵入した沸騰水を上記一方向弁装置で阻止して、上記蒸気噴出部に入ることを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも下方に位置させると共に、上記蒸気供給経路を上記蒸気発生装置側から上記蒸気被供給室側へ上方に向かって延在させることによって、上記蒸気供給経路自体で上記沸騰水侵入防止装置を構成している。
この実施の形態によれば、上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも下方に位置させると共に、上記蒸気供給経路を上方に向かって延在させている。したがって、上記蒸気発生装置で突沸が生じて沸騰水が上記蒸気供給経路に飛び出したとしても、上記沸騰水が上記蒸気被供給室内に進入することを防止できる。そのために、上記蒸気被供給室内に温度斑が生ずることを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも上方あるいは略同じ高さに位置させると共に、上記蒸気供給経路を上方に向かって湾曲させて上記蒸気発生装置よりも高い位置を通過させることにより、上記蒸気供給経路自体で上記沸騰水侵入防止装置を構成している。
この実施の形態によれば、上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも上方あるいは略同じ高さに位置させると共に、上記蒸気供給経路を上方に向かって湾曲させている。したがって、上記蒸気発生装置内で突沸が生じて、沸騰水が上記蒸気供給経路内に飛び出したとしても、上記蒸気供給経路における一旦上っている箇所を沸騰水が乗り越えることができず、上記沸騰水が上記蒸気被供給室内に進入することを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気供給経路には、下方に向かって湾曲した箇所が存在しない。
この実施の形態によれば、上記蒸気供給経路が上っている箇所を乗り越えることができなかった上記沸騰水が、上記蒸気供給経路の下方に向かって湾曲した凹部に溜まることを防止できる。したがって、上記蒸気供給経路の上記凹部に溜まった沸騰水が上記蒸気発生装置からの飽和水蒸気の蒸気圧によって噴き上げられて、上記蒸気供給経路が上っている箇所を乗り越えることを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記沸騰水侵入防止装置は、上記蒸気被供給室に設けられている。
この実施の形態によれば、上記沸騰水侵入防止装置を上記蒸気被供給室に設けているので、上記蒸気発生装置を、内部に突起物等が無い単純な構成にすることができる。したがって、上記蒸気発生装置を金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよく、コストアップに繋がることを防止できる。さらに、上記蒸気発生装置は単純な構造になっているので内部にスケールが溜まり難く、スケールが溜まっても除去するのが容易である。
また、上記沸騰水侵入防止装置は上記蒸気発生装置の水加熱ヒータによって加熱されることがなく、上記蒸気発生装置で発生された飽和水蒸気が、加熱された上記沸騰水侵入防止装置等によって再加熱されて過熱蒸気になることを防止できる。したがって、プリンや茶碗蒸し等の卵を使用した蒸し物調理の場合に、100℃以上の過熱蒸気で加熱されることがなく、食品が乾燥して仕上がり状態が悪くなるのを防止できる。
また、1実施の形態の蒸気発生ユニットでは、
上記蒸気被供給室の側面には、上記蒸気供給経路が接続されて蒸気が吹き込まれる蒸気吹込口が設けられており、
上記蒸気被供給室内における上記蒸気吹込口の近傍に設置されると共に、垂直方向に延在して上記蒸気吹込口に対向する第1の面とこの第1の面に連なる第2の面とを有し、上記第1の面の上端は上記蒸気被供給室の天面から離間して上記蒸気吹込口から吹き込まれた蒸気を通過させる上部開口を形成する一方、上記第2の面の先端は上記蒸気被供給室の上記側面に密着して取り付けられた上部開口部材を備え、
上記上部開口部材で上記沸騰水侵入防止装置を構成している。
この実施の形態によれば、上記蒸気被供給室内に吹き込まれた飽和水蒸気は、上部開口部材の上記第1の面を乗り越えて上記上部開口から上記蒸気被供給室内に供給される。また、上記蒸気発生装置内で突沸が生じて、沸騰水が上記蒸気供給経路内に侵入したとしても、上記第1の面を乗り越えることができず、上部開口部材によって上記蒸気被供給室内に侵入することが阻止される。したがって、上記蒸気被供給室内に進入した上記沸騰水が上記蒸気被供給室の底面に落下することによって、上記蒸気被供給室の底面の温度が低下して温度斑が発生するのを防止することができる。
また、この発明の蒸気調理器は、
この発明の蒸気発生ユニットを備えことを特徴としている。
上記構成によれば、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室内に侵入するのを防止することができる蒸気発生ユニットを備えている。したがって、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室である加熱室あるいは蒸気加熱装置内に侵入することを防止することができる。したがって、上記沸騰水が上記加熱室内に侵入して被加熱物に掛かり、上記被加熱物に加熱斑が生ずることを防止できる。あるいは、上記沸騰水が上記蒸気加熱装置内に侵入し、上記蒸気加熱装置の底面に落下することによって温度斑が生じ、上記加熱室内における上記被加熱物に対する加熱斑が発生することを防止できる。
以上より明らかなように、この発明の蒸気発生ユニットは、蒸気発生装置によって発生された蒸気を蒸気被供給室に供給するための蒸気供給経路あるいは上記蒸気被供給室に、沸騰水侵入防止装置を設けたので、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室内に侵入するのを防止することができる。したがって、上記蒸気被供給室内に上記沸騰水が侵入することによって上記蒸気被供給室内に温度斑が発生することを防止できる。
さらに、上記沸騰水侵入防止装置を上記蒸気供給経路あるいは上記蒸気被供給室に設けているので、上記蒸気発生装置を内部に突起物等が無い単純な構成にすることができる。したがって、上記蒸気発生装置を金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよく、コストアップに繋がることを防止できる。さらに、上記蒸気発生装置は単純な構造になっているので内部にスケールが溜まり難く、スケールが溜まっても除去するのが非常に容易である。
この発明の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における正面側から見た縦断面図である。 図1に示す加熱調理器における側面側から見た縦断面図である。 図1とは異なる蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における正面側から見た縦断面図である。 図3に示す加熱調理器における側面側から見た縦断面図である。 図1および図3とは異なる蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における正面側から見た図である。 図5に示す加熱調理器における側面側から見た縦断面図である。 図1,図3および図5とは異なる蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。 図1,図3,図5および図7とは異なる蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。 図1,図3,図5,図7および図8とは異なる蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
・第1実施の形態
図1および図2は、本実施の形態の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における基本構成を示す模式図である。但し、図1は正面側から見た縦断面図であり、図2は側面側から見た縦断面図である。
図1および図2に示すように、本加熱調理器は、本体ケーシング1と、本体ケーシング1内に設けられた上記蒸気被供給空間としての加熱室2と、蒸気を発生させる蒸気発生装置3とを含んでいる。
上記加熱室2は、正面側に開口部を有し、側板,底板および天板がステンレス鋼板で構成されている。使用者は、その開口部をハンドル4付きの扉5で開閉することによって、上記開口部を通して、加熱室2に対して被加熱物(食品)6の出し入れができる。また、加熱室2の周囲には断熱材(図示せず)を配置して、加熱室2内と外部とを断熱している。
また、上記加熱室2内には、加熱室2の底板から所定の間隔をあけてステンレス製のトレイ7が置かれている。トレイ7は、加熱室2における左右の側板に複数段に設けられた受け棚(図示せず)によって支持されている。そして、トレイ7の上には、ステンレス鋼線で形成された格子状の調理網8が載置され、その調理網8の略中央に被加熱物6が置かれる。こうして、被加熱物6は、加熱室2の底板から間隔をあけた状態で加熱室2内に収容されている。
上記蒸気発生装置3は、水溜部9を有する蒸気発生部10と、水溜部9の下部に設置されて水溜部9内の水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ11とを備えている。水加熱ヒータ11はシーズヒータを「U」字状に曲げたものである。蒸気発生部10は、水溜部9が設けられた本体部12と、この本体部12の水溜部9を蓋する蓋部13とから構成されている。本体部12は、アルミダイカスト等の金属ダイカストで構成されると共に、水溜部9の下部には水加熱ヒータ11が鋳込まれている。水溜部9には、給水タンク(図示せず)内の水がポンプ(図示せず)によって供給される。
上記蒸気発生装置3は、上記加熱室2の側壁の外面における下部に設置されている。そして、加熱室2の側壁の外面における蒸気発生装置3より上側には、気液分離部として機能すると共に、蒸気発生装置3で発生した飽和水蒸気を加熱室2内に噴き出す蒸気噴出部14が設置されている。蒸気噴出部14は、図1および図2に示すように箱体であって、アルミダイカスト等の金属ダイカストで構成されると共に、扁平な直方体を成しており、その加熱室2側の側壁上部には、先端が加熱室2内に突出した蒸気噴出ノズル15が3個取り付けられている。すなわち、本実施の形態においては、上記箱体を、蒸気噴出部14で構成しているのである。また、上記蒸気噴出口を、蒸気噴出ノズル15で構成しているのである。
上記蒸気発生装置3の蓋部13には、水溜部9内に発生した飽和水蒸気を蒸気噴出部14に供給するための蒸気供給口16が設けられている。また、上記箱体としての蒸気噴出部14における加熱室2側とは反対側の側壁底部には、蒸気発生装置3からの水蒸気を導入するための蒸気導入口17が設けられている。そして、蒸気発生装置3の蒸気供給口16と蒸気噴出部14の蒸気導入口17とが、外側から内側へ曲がった蒸気供給管18で接続されている。また、蒸気噴出部14における加熱室2側の側壁の内面には、L字形に折り曲げられると共に、蒸気噴出ノズル15の開口に対向する矩形の面を有して、水蒸気と沸騰水とを分離する3枚の分離板19が取り付けられている。
すなわち、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置3,蒸気噴出部14および蒸気供給管18で、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
上記構成において、上記給水タンクから蒸気発生部10の水溜部9に供給された水は水加熱ヒータ11によって加熱され、発生した飽和水蒸気が蒸気圧によって蒸気供給管18を介して蒸気噴出部14内に供給される。そして、蒸気噴出部14の3個の蒸気噴出ノズル15から、加熱室2内の被加熱物6に向けて噴出される。
その場合、上記蒸気発生装置3は、上記加熱室2の側壁における外面の下部に設置されている。これに対し、蒸気噴出部14は、加熱室2の側壁の外面における蒸気発生装置3より上側に、蒸気発生装置3とは距離を置いて設置されている。したがって、蒸気発生装置3の水溜部9内で突沸が生じて、沸騰水が蓋部13の蒸気供給口16から蒸気供給管18内に飛び出したとしても、蒸気噴出部14の蒸気導入口17までの距離が遠いことと、蒸気供給管18が曲がっていることとから、上記沸騰水が蒸気噴出部14内に進入することはない。そのために、加熱室2内に上記沸騰水が飛び出して被加熱物6に掛かり、加熱斑が生ずることが防止される。
また、例え上記沸騰水が蒸気噴出部14内に進入したとしても、蒸気噴出ノズル15の開口に対向して、水蒸気と沸騰水とを分離する分離板19が取り付けられている。したがって、上記沸騰水は分離板19によって水蒸気と分離され、蒸気導入口17から蒸気供給管18を介して水溜部9内に戻される。
ところで、上記蒸気発生部10における本体部12は、水溜部9内に突起物等が無い単純な構成を有している。また、蒸気噴出部14も、蒸気噴出ノズル15および分離板19は後に取り付けられるため、初期には内部に突起物等が無い単純な構成を有している。したがって、金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよく、コストアップに繋がることはない。さらに、蒸気発生部10は、上述のように単純な構造になっている。したがって、水溜部9内にはスケールが溜まり難く、しかもスケールが溜まっても除去するのが非常に容易である。
また、上記分離板19が内部に取り付けられた蒸気噴出部14は、水加熱ヒータ11が設けられた蒸気発生装置3とは距離を置いて設置されている。したがって、分離板19は水加熱ヒータ11によって加熱されることがなく、分離板19によって蒸気噴出部14内の水蒸気が加熱されるのを防止できる。そのため、水溜部9で発生した飽和水蒸気は、分離板19と過剰に熱交換をすることなく、飽和水蒸気に近い状態で加熱室2内に噴出される。
すなわち、本実施の形態における蒸気発生ユニットによれば、発生した飽和水蒸気が分離板19等によって再加熱されて過熱蒸気になることが防止される。したがって、プリンや茶碗蒸し等の卵を使用した蒸し物調理の場合に、100℃以上の過熱蒸気で加熱されることがなく、食品が乾燥して仕上がり状態が悪くなるのを防止できる。
以下、上記蒸気発生ユニットの変形例について説明する。
図3および図4は、第1変形例の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における基本構成を示す模式図である。但し、図3は正面側から見た縦断面図であり、図4は側面側から見た縦断面図である。
第1変形例の蒸気発生ユニットは、上記箱体としての蒸気噴出部14と蒸気発生部10とを液戻り管22で接続した点において、図1および図2に示す蒸気発生ユニットとは異なる。以下、図1および図2に示す蒸気発生ユニットと同じ部材には、図1および図2と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。そして、図1および図2に示す蒸気発生ユニットとは異なる点について説明する。
第1変形例の蒸気発生ユニットにおいては、蒸気噴出部14の側面下部に、上記沸騰水や結露水等の液体を蒸気発生部10の水溜部9に戻すための液戻し口20を設けている。また、蒸気発生部10の本体部12の側面上方に、蒸気噴出部14から戻された液体を取り込むための液流入口21を設けている。そして、液戻し口20と液流入口21とを液戻り管22で接続している。
図1および図2に示す蒸気発生ユニットでは、上記水溜部9内で突沸が生じた場合、蒸気供給管18の途中まで侵入した沸騰水あるいは蒸気供給管18を通過して蒸気噴出部14内に進入した沸騰水は、蒸気供給管18を通って水溜部9内に戻ることになる。その場合、蒸気供給管18内を蒸気発生部10からの飽和水蒸気が蒸気噴出部14に向かって噴け上がっている。したがって、蒸気供給管18内を水溜部9に向かう沸騰水が、蒸気噴出部14に向かって噴け上がる飽和水蒸気によって押し戻されて、再度蒸気噴出部14内に進入する可能性がある。
そこで、本第1変形例においては、上記蒸気噴出部14と蒸気発生部10とを接続する液戻り管22を、蒸気噴出部14内に進入した沸騰水を水溜部9に戻すための専用の通路として使用するのである。但し、蒸気供給管18の途中まで侵入した沸騰水は、蒸気供給管18を通って水溜部9内に戻る。こうすることにより、液戻り管22内を水溜部9に向かう沸騰水は、蒸気供給管18内を蒸気噴出部14に向かって噴け上がる飽和水蒸気に邪魔されることなく、速やかに確実に水溜部9に戻ることができるのである。
すなわち、本第1変形例においては、上記蒸気発生装置3,蒸気噴出部14,蒸気供給管18および液戻り管22で、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
図5および図6は、第2変形例の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における模式図である。但し、図5は正面側から見た縦断面図であり、図6は側面側から見た縦断面図である。
第2変形例の蒸気発生ユニットは、上記箱体としての蒸気噴出部14と蒸気発生部10とを接続する液戻り管22に上記一方向弁装置としてのチェック弁23を介設した点において、上記第1変形例の蒸気発生ユニットとは異なる。以下、上記第1変形例の蒸気発生ユニットと同じ部材には、図3および図4と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。そして、上記第1変形例とは異なる点について説明する。
第2変形例の蒸気発生ユニットにおいては、蒸気噴出部14の側面下部に設けられた液戻し口20と、蒸気発生部10の本体部12における側面上方に設けられた液流入口21とを、チェック弁23が介設された液戻り管22で接続している。
上記第1変形例における蒸気発生ユニットでは、上記蒸気噴出部14内に進入した沸騰水を水溜部9に戻すための専用の通路として、蒸気噴出部14と蒸気発生部10とを接続する液戻り管22を設けている。その場合、蒸気発生部10側の液流入口21には、上記水溜部9内で突沸が生じた際に沸騰水が侵入し、場合によっては液戻り管22を介して蒸気噴出部14内に入り込む。
そこで、本第2変形例においては、上記蒸気噴出部14と蒸気発生部10とを接続する液戻り管22に、蒸気発生部10側から蒸気噴出部14側に向かう流体の流れを禁止する一方、蒸気噴出部14側から蒸気発生部10側に向かう流体の流れを許可するチェック弁23を介設するのである。こうすることによって、蒸気噴出部14から水溜部9に向かう沸騰水や結露水は速やかに液戻り管22内を通過できる。一方、水溜部9の液流入口21から侵入した沸騰水はチェック弁23で阻止されて、蒸気噴出部14に入ることができないのである。
すなわち、本第2変形例においては、上記蒸気発生装置3,蒸気噴出部14,蒸気供給管18,液戻り管22およびチェック弁23によって、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
尚、本実施の形態においては、上記蒸気噴出部14における加熱室2側の側壁に、水蒸気と沸騰水とを分離する分離板19を取り付けている。しかしながら、分離板19は必ずしも必要ではない。本実施の形態では、蒸気噴出部14を、蒸気発生装置3より上側に蒸気発生装置3とは距離を置いて設置することによって、水溜部9内で突沸が生じた際に蒸気供給管18内に飛び込んだ沸騰水が、蒸気噴出部14内に至らないようにしている。したがって、蒸気噴出部14と蒸気発生装置3との距離を、蒸気供給管18内に飛び込んだ沸騰水が蒸気噴出部14内に至ることが不可能な距離に設定可能な場合には、分離板19は設けなくともよいのである。
また、本実施の形態の上記第2変形例においては、液戻り管22にチェック弁23を介設している。しかしながら、この発明は、チェック弁23に限定されるものではなく、一方向への流体の流れのみを許可する弁であれば、医療用にも使用される一方弁等であっても差し支えない。
・第2実施の形態
上記第1実施の形態においては、上記蒸気発生装置3を加熱室2の側壁に設置して、蒸気発生装置3で発生された飽和水蒸気を直接加熱室2内に噴き出すようにしている。これに対して、加熱室上に蒸気加熱ヒータを内蔵した蒸気加熱装置を載置し、加熱室外に設置された蒸気発生部で発生された飽和水蒸気を、上記蒸気加熱装置を介して加熱室内に噴射する加熱調理器がある。ここで、上記蒸気加熱ヒータをオンすれば、加熱室内には100℃以上の過熱状態にまで加熱された過熱蒸気が噴射される。また、上記蒸気加熱ヒータをオフすれば、加熱室内にはそのまま飽和水蒸気が噴射される。本実施の形態は、蒸気発生部で発生された飽和水蒸気を蒸気加熱装置を介して加熱室内に噴射する加熱調理器に関する。
図7は、本実施の形態の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。図7において、本体ケーシングは取り払われている。31は蒸気発生装置であり、加熱室33の側方に配置されている。32は上記箱体としての蒸気加熱装置であり、加熱室33上に載置されている。ここで、本実施の形態においては、蒸気発生装置31における垂直方向の位置は、蒸気加熱装置32よりも下方に位置している。
上記蒸気発生装置31は、水溜部34を有する蒸気発生部35と、水溜部34の下部に設置されて水溜部34内の水を加熱して蒸発させる水加熱ヒータ36とを備えている。蒸気発生部35は、水溜部34が設けられた本体部37と、この本体部37の水溜部34を蓋する蓋部38とから構成されている。本体部37は、アルミダイカスト等の金属ダイカストで構成されると共に、水溜部34の下部には水加熱ヒータ36が鋳込まれている。水溜部34には、給水タンク(図示せず)内の水がポンプ(図示せず)によって供給される。
上記蒸気加熱装置32は、底部が開口された箱体を成し、内部には蒸気加熱ヒータ39を内蔵している。蒸気加熱装置32における蒸気発生装置31側の側面には、蒸気吹込口40が設けられている。また、蒸気発生部35の蓋部38には蒸気供給口41が設けられている。そして、蒸気発生部35の蒸気供給口41と蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40とを、蒸気供給管42で接続している。この場合、上述したように、蒸気発生装置31における垂直方向の位置は、蒸気加熱装置32よりも下方に位置している。したがって、蒸気供給管42は、蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって上方に折れ曲がって延在している。
すなわち、本実施の形態においては、上記箱体を、蒸気加熱装置32で構成しているのである。また、上記蒸気発生装置31,蒸気加熱装置32および蒸気供給管42で、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
上記構成において、上記給水タンクから蒸気発生部35の水溜部34に供給された水は水加熱ヒータ36によって加熱され、発生した飽和水蒸気が蒸気圧によって蒸気供給管42を介して蒸気加熱装置32内に供給される。加熱室33の天板における蒸気加熱装置32が載置される領域には、複数の蒸気吹出口43が設けられている。したがって、蒸気加熱ヒータ39がオン時には、蒸気発生部35で発生された飽和水蒸気が蒸気加熱装置32で加熱され、過熱蒸気となって蒸気吹出口43から、加熱室33内の被加熱物(図示せず)に向けて噴出される。これに対し、蒸気加熱ヒータ39がオフ時には、蒸気発生部35で発生された飽和水蒸気は蒸気加熱装置32で加熱されず、飽和水蒸気のまま蒸気吹出口43から、加熱室33内の上記被加熱物に向けて噴出されるのである。
その場合、上記蒸気発生装置31は、蒸気加熱装置32よりも下方に位置している。そして、蒸気発生部35の蒸気供給口41と蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40とを接続する蒸気供給管42は、蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって上方に折れ曲がって延在している。したがって、蒸気発生部35の蒸気供給口41と蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40との間の垂直方向の距離を蒸気供給管42内に飛び込んだ沸騰水が蒸気吹込口40に至ることが不可能な距離に設定すれば、例え、蒸気発生装置31の水溜部34内で突沸が生じて、沸騰水が蓋部38の蒸気供給口41から蒸気供給管42内に飛び出したとしても、蒸気供給管42が蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって下ることなく上っていることと、蒸気供給管42が曲がっていることとから、上記沸騰水は水溜部34内に戻ることになり、蒸気加熱装置32内に進入することはない。そのために、蒸気加熱装置32内に進入した上記沸騰水が蒸気加熱装置32の底面(つまり、加熱室33の天面)に落下することによって、加熱室33の天板の温度が低下し、加熱室33内における上記被加熱物に対する加熱斑が発生することを防止できる。さらに、上記沸騰水あるいは水溜部34からオーバーフローした水が、オンとなっている蒸気加熱ヒータ39に掛かって蒸気爆発等を引き起こすことを防止できる。
尚、本実施の形態の場合にも、上記蒸気発生装置31における本体部37は、水溜部34内に突起物等が無い単純な構成を有している。したがって、金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよく、コストアップに繋がることはない。さらに、蒸気発生部35は、上述のように単純な構造になっている。したがって、水溜部34内にはスケールが溜まり難く、しかもスケールが溜まっても除去するのが非常に容易である。
また、上記蒸気発生部35内には、蒸気加熱ヒータ39をオフして加熱室33内に飽和水蒸気を噴出する場合に、蒸気発生装置31で発生された飽和水蒸気を再度加熱する物体が設けられていない。したがって、蒸気発生装置31で発生された飽和水蒸気は、再度加熱されることなく飽和水蒸気に近い状態で加熱室33内に噴出される。
・第3実施の形態
本実施の形態も、上記第2実施の形態の場合と同様に、蒸気発生部で発生された飽和水蒸気を上記箱体としての蒸気加熱装置を介して加熱室内に噴射する加熱調理器に関する。
図8は、本実施の形態の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。図8において、本体ケーシングは取り払われている。
本実施の形態の蒸気発生ユニットは、上記蒸気発生装置31における垂直方向の位置は上記箱体としての蒸気加熱装置32と略同じ位置にある。そして、蒸気発生装置31と蒸気加熱装置32とを、蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって一旦上った後に下る蒸気供給管44で接続した点において、上記第2実施の形態における蒸気発生ユニットの場合とは異なる。以下、上記第2実施の形態における蒸気発生ユニットと同じ部材には、図7と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。そして、上記第2実施の形態における蒸気発生ユニットとは異なる点について説明する。
上述したように、上記蒸気発生装置31を、上記加熱室33の外における蒸気加熱装置32と略同じ垂直方向の位置に設置している。そして、蒸気発生装置31の蒸気供給口41と蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40とを、蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって一旦上った後に下る、つまり上方に向かって湾曲した蒸気供給管44で接続している。したがって、蒸気供給管44における一旦上っている箇所の高さを蒸気供給管44内に飛び込んだ沸騰水が乗り越えることが不可能な高さに設定すれば、例え、蒸気発生装置31の水溜部34内で突沸が生じて、沸騰水が蓋部38の蒸気供給口41から蒸気供給管44内に飛び出したとしても、蒸気供給管44における一旦上っている箇所を沸騰水が乗り越えることができず、水溜部34内に戻ることになる。その結果、上記沸騰水は蒸気加熱装置32内に進入することはない。
すなわち、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置31,蒸気加熱装置32および蒸気供給管44で、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
尚、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置31における垂直方向の位置を、蒸気加熱装置32と略同じ位置にしている。しかしながら、蒸気発生装置31における垂直方向の位置を、蒸気加熱装置32よりも高い位置にして構わない。その場合でも、蒸気供給管44を、蒸気発生装置31側から蒸気加熱装置32側に向かって一旦上った後に下るように構成すると共に、蒸気供給管44における一旦上っている箇所の上り量を沸騰水が上れない量に設定すれば、上記沸騰水は上記一旦上っている箇所乗り越えることができず、蒸気加熱装置32内に進入することはない。
また、本実施の形態においては、上記蒸気供給管44は上方に向かって湾曲した形状を有している。これに対し、蒸気供給管が下方に向かって湾曲した形状を有している場合でも、蒸気供給管44における一旦上っている箇所を沸騰水が乗り越えることができず、上記沸騰水は蒸気加熱装置32内に進入することはない。しかしながら、この場合、上記蒸気供給管が上っている箇所を乗り越えることができなかった上記沸騰水は、上記蒸気供給管の下方に向かって湾曲した箇所(以下、凹部という)に溜まることになる。したがって、上記蒸気供給管の凹部に溜まった沸騰水が、蒸気発生装置31からの飽和水蒸気の蒸気圧によって噴き上げられて、上記蒸気供給管が上っている箇所を乗り越える可能性が出てくるため、望ましくない。
この場合の上記蒸気供給管の凹部は、上記蒸気供給管の一部を構成している場合であっても上記沸騰水が溜まるため好ましくない。
・第4実施の形態
本実施の形態も、蒸気発生部で発生された飽和水蒸気を上記箱体としての蒸気加熱装置を介して加熱室内に噴射する加熱調理器に関する。
図9は、本実施の形態の蒸気発生ユニットが用いられた加熱調理器における要部を示す図である。図9において、本体ケーシングは取り払われている。
本実施の形態の蒸気発生ユニットは、上記蒸気発生装置31が加熱室33の側壁の外側に設置されている。そして、蒸気発生装置31における垂直方向の位置は上記箱体としての蒸気加熱装置32と略同じ位置にあり、蒸気発生装置31と蒸気加熱装置32とを略水平の蒸気供給管45で接続した点において、上記第2実施の形態および上記第3実施の形態における蒸気発生ユニットとは異なる。以下、上記第2実施の形態および上記第3実施の形態における蒸気発生ユニットと同じ部材には、図7および図8と同じ番号を付して詳細な説明は省略する。そして、上記第2実施の形態および上記第3実施の形態における蒸気発生ユニットとは異なる点について説明する。
上述したように、上記蒸気発生装置31を、加熱室33の外における蒸気加熱装置32と略同じ垂直方向の位置に設置し、蒸気発生装置31の蒸気供給口41と蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40とを略水平の蒸気供給管45で接続している。また、蒸気加熱装置32内における蒸気吹込口40の近傍には、蒸気吹込口40に対向した面を有すると共に上部に開口を有する上部開口アングル46を設置している。
上記上部開口アングル46は、一枚の板を断面がL字形なるように折り曲げて2つの平面を形成する。そして、一方の平面の端部を蒸気加熱装置32の天面から離間させると共に、他方の平面の端部を、蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40が設けられた側壁の内面における蒸気吹込口40の直下に密着して取り付けている。こうして、上部開口アングル46における上記一方の平面が蒸気吹込口40に対向すると共に、その端部が蒸気加熱装置32の天面から離間して、蒸気吹込口40から吹き込まれた水蒸気を通過させる上部開口となっている。これに対し、上部開口アングル46における上記他方の平面の端部は蒸気加熱装置32の側面に密着して、蒸気吹込口40から吹き込まれた水蒸気や沸騰水は上部開口アングル46の下方を通過することができないようになっている。
こうして、上記蒸気加熱装置32の蒸気吹込口40から吹き込まれた飽和水蒸気は、上部開口アングル46の上記一方の平面を乗り越えて上記上部開口から蒸気加熱装置32内に供給される。また、蒸気発生装置31の水溜部34内で突沸が生じて、沸騰水が蓋部38の蒸気供給口41から蒸気供給管45内に飛び出したとしても、上部開口アングル46によって、蒸気加熱装置32内に侵入することが阻止される。そして、蒸気加熱装置32内に侵入することができずに上部開口アングル46上に溜まった上記沸騰水は、蒸気供給管45を介して蒸気発生装置31の水溜部34に戻される。そのために、蒸気加熱装置32内に進入した上記沸騰水が蒸気加熱装置32の底面(加熱室33の天面)に落下することによって、加熱室33の天板の温度が低下して被加熱物に対する加熱斑が発生することを防止できる。さらに、上記沸騰水あるいは水溜部34からオーバーフローした水が、オンとなっている蒸気加熱ヒータ39に掛かって蒸気爆発等を引き起こすことを防止できる。
すなわち、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置31,蒸気加熱装置32,蒸気供給管45および上部開口アングル46で、上記蒸気発生ユニットを構成するのである。
尚、本実施の形態の場合にも、上記蒸気発生装置31における本体部37は、水溜部34内に突起物等が無い単純な構成を有している。したがって、金属ダイカストで形成する場合には単純な金型でよく、コストアップに繋がることはない。さらに、蒸気発生部35は、上述のように単純な構造になっている。したがって、水溜部34内にはスケールが溜まり難く、しかもスケールが溜まっても除去するのが非常に容易である。
また、上記蒸気発生部35内には、蒸気加熱ヒータ39をオフして加熱室33内に飽和水蒸気を噴出する場合に、蒸気発生装置31で発生された飽和水蒸気を再度加熱する物体が設けられていない。したがって、蒸気発生装置31で発生された飽和水蒸気は、再度加熱されることなく飽和水蒸気に近い状態で加熱室33内に噴出される。
また、本実施の形態においては、上記蒸気発生装置31における垂直方向の位置を、蒸気加熱装置32と略同じ位置にしているが、蒸気加熱装置32よりも高い位置にしても一向に構わない。その場合でも、上部開口アングル46の機能によって、蒸気供給管45内に飛び出した上記沸騰水が蒸気加熱装置32内に侵入することを防止できる。
1…本体ケーシング、
2,33…加熱室、
3,31…蒸気発生装置、
9,34…水溜部、
10,35…蒸気発生部、
11,36…水加熱ヒータ、
14…蒸気噴出部、
15…蒸気噴出ノズル、
18,42,44,45…蒸気供給管、
19…分離板、
22…液戻り管、
23…チェック弁、
32…蒸気加熱装置、
39…蒸気加熱ヒータ、
43…蒸気吹出口、
46…上部開口アングル。

Claims (11)

  1. 蒸気を発生させる蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置と上記蒸気発生装置によって発生された蒸気が供給される蒸気被供給室とを接続すると共に、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気を上記蒸気被供給室に供給するための蒸気供給経路と、
    上記蒸気供給経路あるいは上記蒸気被供給室に設けられると共に、上記蒸気発生装置で突沸が発生した場合に沸騰水が上記蒸気被供給室内に侵入するのを防止する沸騰水侵入防止装置と
    を備えたことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  2. 請求項1に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記沸騰水侵入防止装置は、上記蒸気供給経路に設けられていることを特徴とする蒸気発生ユニット。
  3. 請求項2に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気供給経路は、
    上記蒸気被供給室の側壁に設置される共に、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気が供給されて、この供給された蒸気を上記蒸気被供給室内に噴き出す蒸気噴出部と、
    上記蒸気発生装置と上記蒸気噴出部とを接続すると共に、上記蒸気発生装置によって発生された蒸気を上記蒸気噴出部に供給する蒸気供給通路と
    を含み、
    上記蒸気発生装置を上記蒸気噴出部よりも下方に位置させると共に、上記蒸気供給通路を上記蒸気発生装置側から上記蒸気噴出部側へ上方に向かって延在させることによって、上記蒸気噴出部と上記蒸気供給通路とで上記沸騰水侵入防止装置を構成した
    ことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  4. 請求項3に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気発生装置と上記蒸気噴出部とを接続すると共に、上記蒸気噴出部内の液体を上記蒸気発生装置に戻すための液戻り通路
    を備えたことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  5. 請求項4に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記液戻り通路に介設されると共に、上記蒸気噴出部側から上記蒸気発生装置側への液体の流れを許可する一方、上記蒸気発生装置側から上記蒸気噴出部側への流体の流れを禁止する一方向弁装置
    を備えたことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  6. 請求項2に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも下方に位置させると共に、上記蒸気供給経路を上記蒸気発生装置側から上記蒸気被供給室側へ上方に向かって延在させることによって、上記蒸気供給経路自体で上記沸騰水侵入防止装置を構成した
    ことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  7. 請求項2に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気発生装置を上記蒸気被供給室よりも上方あるいは略同じ高さに位置させると共に、上記蒸気供給経路を上方に向かって湾曲させて上記蒸気発生装置よりも高い位置を通過させることによって、上記蒸気供給経路自体で上記沸騰水侵入防止装置を構成した
    ことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  8. 請求項7に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気供給経路には、下方に向かって湾曲した箇所が存在しない
    ことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  9. 請求項1に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記沸騰水侵入防止装置は、上記蒸気被供給室に設けられていることを特徴とする蒸気発生ユニット。
  10. 請求項9に記載の蒸気発生ユニットにおいて、
    上記蒸気被供給室の側面には、上記蒸気供給経路が接続されて蒸気が吹き込まれる蒸気吹込口が設けられており、
    上記蒸気被供給室内における上記蒸気吹込口の近傍に設置されると共に、垂直方向に延在して上記蒸気吹込口に対向する第1の面とこの第1の面に連なる第2の面とを有し、上記第1の面の上端は上記蒸気被供給室の天面から離間して上記蒸気吹込口から吹き込まれた蒸気を通過させる上部開口を形成する一方、上記第2の面の先端は上記蒸気被供給室の上記側面に密着して取り付けられた上部開口部材を備え、
    上記上部開口部材で上記沸騰水侵入防止装置を構成したことを特徴とする蒸気発生ユニット。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか一つに記載の蒸気発生ユニットを備え、
    上記蒸気被供給室は、上記蒸気供給経路から供給された蒸気によって被加熱物を加熱調理するための加熱室、あるいは、上記蒸気供給経路から供給された蒸気を加熱して過熱蒸気を生成して上記加熱室に噴き出す蒸気加熱装置である
    ことを特徴とする蒸気調理器。
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