JP2011080403A - エンジンの暖機促進システム - Google Patents

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雅英 石川
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Abstract

【課題】 冷却水の循環停止による暖機促進を図るにあたり、バイパス手段を流通する排気からの熱伝達がある場合でも、熱交換手段の過熱を抑制できるエンジンの暖機促進システムを提供する。
【解決手段】 暖機促進システム1Aは、エンジン50と、冷却水の流量を可変にする電動W/P61と、還流される排気と冷却水との間での熱交換を行う熱交換部33と、熱交換部33の排気の流通をバイパスさせるバイパス通路部36と、バイパス通路部36を流通する排気から熱交換部33内にある冷却水への伝熱量に基づいて、熱交換部33内にある冷却水の沸騰限界を推定する沸騰限界推定手段と、沸騰限界推定手段が推定した沸騰限界に基づいて、電動W/P61を駆動する制御を行う駆動制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はエンジンの暖機促進システムに関し、特にエンジンの冷却水の流量を可変にする可変ウォータポンプと、還流される排気と冷却水との間で熱交換を行う熱交換手段とを備えるエンジンの暖機促進システムに関する。
従来、エンジンでは一般に冷却水の圧送および循環に機械式ウォータポンプが用いられている。機械式ウォータポンプはエンジンの出力で駆動し、その流量(吐出量)がエンジン回転数に依存する。これに対してエンジンでは、圧送する冷却水の流量を変更可能な可変ウォータポンプを適用できることも知られている。
この点、例えば特許文献1では可変ウォータポンプとして電動ウォータポンプを備えた電動ウォータポンプの制御装置が開示されている。特許文献1では、エンジンの暖機を促進するにあたり、電動ウォータポンプを停止させる制御を実行するとともに、当該制御を実行している際に、電動ウォータポンプ停止中の積算吸入空気量等に基づいて、電動ウォータポンプを停止させる制御を終了させるべきか否かを判断する旨が開示されている。
一方、エンジンでは従来から排気還流が行われている。そして排気還流を行う場合において、還流させる排気とエンジンの冷却水との間で熱交換を行う熱交換手段を設けることも知られている。
この点、例えば特許文献2ではかかる熱交換手段としてEGRクーラを備えた内燃機関の冷却装置が開示されている。特許文献2では、機関暖機時に内燃機関を流通する熱媒体の循環を停止させるとともに、EGRクーラを流通する熱媒体を循環させる旨が開示されている。
このほか本発明と関連性があると考えられる技術として、かかる熱交換手段として設けられたEGRクーラを流通する冷却水の流量をEGRクーラ周囲の気圧に基づいて制御する技術が例えば特許文献3で開示されている。
特開2008−169750号公報 特開2005−113761号公報 特開2002−147291号公報
特許文献1で開示されているように、エンジンの暖機を促進するにあたっては機関暖機時に冷却水の循環を停止することが好ましい。しかしながら、可変ウォータポンプと当該熱交換手段とが設けられたエンジンで冷却水の循環を停止する場合には、以下に示す問題がある。すなわち、かかる場合にはエンジンよりも熱容量が小さい熱交換手段内で先に冷却水が沸騰し始めることになる。そしてそのまま沸騰が促進された場合、熱交換手段内で局所的なドライアウトが発生し、これにより高温化した部分で熱応力が生じる結果、熱交換手段が破損する虞がある。
これに対して、エンジンではさらに熱交換手段を流通する排気をバイパスさせるバイパス手段が設けられたものも知られている。そしてかかるバイパス手段が設けられている場合にあっては、機関暖機時にバイパス手段に排気を流通させることで、熱交換手段内にある冷却水が早期に沸騰することを抑制でき、以って燃費の向上と熱交換手段の信頼性の確保とを両立させることができる。
しかしながら、かかる場合であってもバイパス手段を流通する排気から熱交換手段内にある冷却水への熱伝達によって、熱交換手段内にある冷却水が沸騰する虞がある。さらにかかるバイパス手段は熱交換手段と一体構成とすることが部品点数やコストの観点などから合理的であると考えられるところ、この場合には、特に熱伝達による冷却水沸騰の虞が高くなる点で問題があった。
そこで本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、冷却水の循環停止による暖機促進を図るにあたり、バイパス手段を流通する排気からの熱伝達がある場合でも、熱交換手段の過熱を抑制できるエンジンの暖機促進システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、エンジンと、前記エンジンの冷却水の流量を可変にする可変ウォータポンプと、前記エンジンに還流される排気と前記エンジンの冷却水との間での熱交換を行う熱交換手段と、前記熱交換手段の排気の流通をバイパスさせるバイパス手段と、前記バイパス手段の排気の流通を許可、禁止することが可能なバイパス流通制限手段と、機関暖機時に前記可変ウォータポンプの駆動を停止する制御を行う停止制御手段と、機関暖機時に前記バイパス手段の排気の流通を許可するように前記バイパス流通制限手段を制御するバイパス流通制御手段と、前記バイパス手段を流通する排気から前記熱交換手段内にある前記エンジンの冷却水への伝熱量に基づいて、前記熱交換手段内にある前記エンジンの冷却水の沸騰限界を推定する沸騰限界推定手段と、前記沸騰限界推定手段が推定した沸騰限界に基づいて、前記可変ウォータポンプを駆動する制御を行う駆動制御手段と、を備えるエンジンの暖機促進システムである。
また本発明は、前記沸騰限界推定手段が、さらに前記エンジンの冷却水の顕熱および潜在熱を考慮して、沸騰限界を推定する構成であることが好ましい。
本発明によれば冷却水の循環停止による暖機促進を図るにあたり、バイパス手段を流通する排気からの熱伝達がある場合でも、熱交換手段の過熱を抑制できる。
エンジンの暖機促進システム(以下、暖機促進システムと称す)1Aを模式的に示す図である。 暖機促進システム1Aにおける冷却系を模式的に示す図である。 EGRクーラ30を模式的に示す図である。 ECU70Aを模式的に示す図である。 熱交換部33における蓄熱量Q、伝熱量Qおよび放熱量Qの関係を模式的に示す図である。 沸騰到達率αを説明するための図である。 ECU70Aの動作をフローチャートで示す図である。 ECU70Bの動作をフローチャートで示す図である。 ECU70Cの動作をフローチャートで示す図である。 ECU70Eの動作をフローチャートで示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。
図1に示すように、暖機促進システム1Aはエアクリーナ11、インタークーラ12、電子制御スロットル13、および吸気マニホールド14を備えている。これらの構成11から14までは吸気系を構成している。
また暖機促進システム1Aは排気マニホールド21および触媒22を備えている。これらの構成21、22は排気系を構成している。
また暖機促進システム1AはEGRクーラ30と過給機40とエンジン50とを備えている。EGRクーラ30および過給機40は吸排気系にまたがるように設けられている。具体的にはEGRクーラ30は吸気マニホールド14および排気マニホールド21に連通している。過給機40のコンプレッサ部401は吸気系に、タービン部402は排気系にそれぞれ設けられている。
エアクリーナ11は吸気を濾過する。エアクリーナ11を通過した吸気はコンプレッサ部401で適宜圧縮される。その後、吸気はインタークーラ12で冷却された後、電子制御スロットル13でその流量が調節され、さらに吸気マニホールド14を介してエンジン50に供給される。
エンジン50はシリンダヘッド51とシリンダブロック52とを備えている。なお、図1ではシリンダブロック52の内部構造を示すため、シリンダヘッド51をシリンダブロック52から離した状態で示している。シリンダブロック52には複数(ここでは4つ)のシリンダ521が形成されている。シリンダブロック52のうち、複数のシリンダ521の周辺部にはウォータジャケット522が形成されている。吸気は具体的には各シリンダ521に分配して供給される。そして、各シリンダ521内では混合気の燃焼が行われる。
燃焼によって発生した燃焼ガスは排気マニホールド21を介してエンジン50から排気される。排気マニホールド21を流通する排気の一部はEGRクーラ30を介して吸気マニホールド14に流入し、残りの排気はタービン部402に流入する。タービン部402は流通する排気から排気エネルギを回収する。そして回収した排気エネルギがコンプレッサ部401の圧縮動作に利用される。タービン部402を流通した排気はその後、触媒22で浄化される。
図1および図2に示すように、暖機促進システム1Aは電動ウォータポンプ(以下、電動W/Pと称す)61、ラジエータ62、オイルクーラ63、ヒータコア64、サーモスタット65、流量調節弁66を備えている。これらの構成はEGRクーラ30、過給機40およびエンジン50とともに冷却系を構成している。また、暖機促進システム1Aはエンジン50の冷却水温THWを検知するための水温センサ81を備えている。水温センサ81は具体的にはシリンダヘッド51の冷却水出口付近に設けられている。
電動W/P61はエンジン50に設けられている。電動W/P61は圧送するエンジン50の冷却水の流量を可変にする(少なくとも冷却水の流量をゼロにすることができる)可変ウォータポンプとなっている。
ラジエータ62、オイルクーラ63およびヒータコア64は熱交換器となっている。具体的にはラジエータ62は冷却水と空気との間で熱交換をし、冷却水を冷却する。オイルクーラ63は冷却水とオイルとの間で熱交換をし、オイルを冷却する。ヒータコア64は冷却水と空気との間で熱交換をし、空気を暖める。
サーモスタット65は電動W/P61に入口側から連通する流通経路を開閉する。具体的にはサーモスタット65は、冷却水温THWが所定値未満の場合に閉弁し、所定値以上の場合に開弁することで流通経路を開閉する。
流量調節弁66はラジエータ62およびサーモスタット65をバイパスする流通経路を流通する冷却水の流量を調節する。この点、流量調節弁66は例えば冷却水温THWが所定値未満の場合には開弁し、所定値以上の場合には閉弁することで流通経路を開閉する。
暖機促進システム1Aでは、複数の冷却水循環経路が形成されている。複数の冷却水循環経路のうちには、具体的には例えば以下に示す経路がある。
例えばラジエータ62を含む経路としては、電動W/P61が圧送した冷却水がシリンダブロック52、シリンダヘッド51を流通した後、ラジエータ62に流入し、その後サーモスタット65を介して電動W/P61に戻る経路がある。
また例えばオイルクーラ63を含む経路としては、電動W/P61が圧送した冷却水がシリンダブロック52流通後、オイルクーラ63に流入し、その後ラジエータ62、サーモスタット65を介して電動W/P61に戻る経路がある。
また例えばヒータコア64を含む経路としては、電動W/P61が圧送した冷却水が、シリンダブロック52流通後、EGRクーラ30および過給機40を流通し、その後ヒータコア64を介して電動W/P61に戻る経路がある。
次にEGRクーラ30についてさらに具体的に説明する。図3に示すように、EGRクーラ30は一端部31、他端部32、熱交換部33、冷却水入口部34、冷却水出口部35、バイパス通路部36および切替弁37を備えている。
一端部31は排気マニホールド21に連通する排気流通部を形成し、他端部32は吸気マニホールド14に連通する排気流通部を形成している。
熱交換部33は両端部31、32間に設けられている。熱交換部33は排気通路部331と冷却水通路部332とを備えている。排気通路部331は一端部31から他端部32に向かって排気を流通させる複数の排気通路を形成し、冷却水通路部332は排気通路部331を取り囲む冷却水通路を形成している。
冷却水入口部34は熱交換部33の一端側に設けられており、冷却水通路部332に連通している。冷却水入口部34はシリンダブロック52に接続される。冷却水出口部35は熱交換部33の他端側に設けられており、冷却水通路部332に連通している。冷却水出口部35は過給機40に接続される。
バイパス通路部36は両端部31、32間に設けられている。バイパス通路部36は熱交換部33の排気の流通をバイパスさせるバイパス手段であり、具体的には排気通路部331が形成する排気通路のバイパス通路を形成している。
切替弁37は他端部32に設けられている。切替弁37はアクチュエータ371と弁体372とを備えている。切替弁37は排気通路部331が形成する排気通路とバイパス通路部36が形成するバイパス通路との間で、排気が流通する通路を切り替える。したがって、切替弁37は熱交換部33の排気の流通を許可、禁止することが可能な流通制限手段となっていると同時に、熱交換部33をバイパスする排気の流通を許可、禁止することが可能なバイパス流通制限手段となっている。
このように構成されたEGRクーラ30を冷却水が流通する際、冷却水は具体的には冷却水入口部34から流入し、冷却水通路部332を流通した後、冷却水出口部35から流出することで、熱交換部33を流通するようになっている。
またこのように構成されたEGRクーラ30を排気が流通する際、排気は具体的には熱交換部33またはバイパス通路部36を流通するようになっている。そして、排気が熱交換部33を流通する際に、還流される排気と冷却水との間で熱交換が行われるようになっている。
熱交換部33とバイパス通路部36はEGRクーラ30で一体構成されている。
さらに暖機促進システム1Aは、図4に示すECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)70Aを備えている。ECU70AはCPU71、ROM72、RAM73等からなるマイクロコンピュータと入出力回路75、76とを備えている。これらの構成は互いにバス74を介して接続されている。ECU70Aには、水温センサ81や大気圧を検知する大気圧センサ82などの各種のセンサ・スイッチ類が電気的に接続されているほか、電子制御スロットル13や切替弁37(より具体的にはアクチュエータ371)や電動W/P61や流量調節弁66や、排気還流の許可、禁止および排気還流量の調節が可能なEGR流量調節弁91などの各種の制御対象が電気的に接続されている。
ROM72はCPU71が実行する種々の処理が記述されたプログラムやマップデータなどを格納するための構成である。CPU71がROM72に格納されたプログラムに基づき、必要に応じてRAM73の一時記憶領域を利用しつつ処理を実行することで、ECU70Aでは各種の制御手段や判定手段や検出手段や算出手段などが機能的に実現される。
この点、ECU70Aでは具体的には例えば機関暖機時に電動W/P61の駆動を停止する制御を行う停止制御手段が実現される。
またECU70Aでは、例えば機関暖機時にバイパス通路部36の排気の流通を許可するように切替弁37を制御するバイパス流通制御手段が実現される。このバイパス流通制御手段は、同時に熱交換部33の排気の流通を禁止するように切替弁37を制御する流通制御手段にもなっている。
またECU70Aでは、例えばバイパス通路部36を流通する排気から熱交換部33内にある冷却水への伝熱量に基づいて、熱交換部33内にある冷却水の沸騰限界を推定する沸騰限界推定手段が実現される。
この点、沸騰限界推定手段はさらに具体的には以下に示すようにして沸騰限界を推定するように実現される。まず沸騰限界推定手段は、排気から熱交換部33内の冷却水への伝熱によって沸騰に至るまでの冷却水の蓄熱度合いを算出するために、微小時間毎の沸騰到達率αを算出する。
この沸騰到達率αは、具体的には以下に示すようにして求められる。
まず熱交換部33における冷却水の蓄熱量Qは、次の式1で表される。
=C×(dT/dt)・・・(式1)
ここで、Cは冷却水の熱容量、Tは熱交換部33内の冷却水の温度、tは時間である。
また、蓄熱量Qは次の式2で表すこともできる。
=Q−Q・・・(式2)
ここで、Qは還流される排気(EGRガス)からの伝熱量、Qは熱交換部33外への対流および伝導による放熱量である(図5参照)。
一方、冷却水は、熱交換部33における冷却水の積算蓄熱量(∫Qdt)が、一気圧時の冷却水の沸点を示す温度(ここでは110℃)における顕熱量(∫CdT)になったときに沸騰し始める(図6(a)参照)。
そこで、顕熱量(∫CdT)で除算する形となるように式1を変形することで、式3に示すように微小時間毎の沸騰到達率αを規格化することができる。
α=Q/(∫CdT)・・・(式3)
また式3は、式2を用いるとともにガスや水の流れ等を考慮することで、式4に示すように簡単化できる。
α=Q−Q/A={X(wgas,Tgas)−B}/A・・・(式4)
ここで、Xは熱交換部33における冷却水への伝熱量であり、排気ガス流量wgasと排気ガス温度Tgasとに応じて定まる変数となっている。また、Bは冷却水の温度が110℃のときの熱交換部33における冷却水への放熱量であり、定数となっている。また、Aは冷却水の温度が110℃のときの冷却水の顕熱量であり、定数となっている。
そして、沸騰到達率αを積算して得た値である積算到達率Σαが1を超えた場合に、冷却水が沸騰し始めることになる(図6(b)参照)。
この点、冷却水の温度がT℃のときの沸騰到達率αT℃を算出するように式4を一般化することで、さらに式5を得ることができる。
αT℃={XT℃(wgas,Tgas)−BT℃}/AT℃・・・(式5)
これに対して、沸騰限界推定手段は沸騰限界を推定するにあたり、具体的には沸騰到達率α110℃を算出するとともに、算出した沸騰到達率α110℃に基づき積算到達率Σα110℃を算出し、算出した積算到達率Σα110℃が1を超えたか否かを判定することで、沸騰限界を推定するように実現される。
また、積算到達率Σα110℃を算出するにあたり、沸騰限界推定手段は具体的には、段階的に設定した温度条件に基づき、温度条件毎に沸騰到達率αT℃を算出するとともに、温度条件毎に算出した沸騰到達率αT℃に基づき積算到達率ΣαT℃を算出することで、積算到達率ΣαT℃を段階的に算出するように実現される。
この点、沸騰限界推定手段は、積算到達率ΣαT℃が1を超えるまでの間、同一温度条件下で積算到達率ΣαT℃を算出することで、積算到達率ΣαT℃を温度条件毎に段階的に算出し、最終的に積算到達率Σα110℃を算出するように実現される。
またECU70Aでは、例えば沸騰限界推定手段が推定した沸騰限界に基づいて、電動W/P61を駆動する制御を行う駆動制御手段が実現される。
この点、駆動制御手段は、さらに具体的には積算到達率Σα110℃が1を超えた場合に電動W/P61を駆動する制御を行うように実現される。
次にECU70Aの動作を図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートは機関暖機中にごく短い時間間隔で繰り返し実行される。また、本フローチャート開始時には、電動W/P61は停止状態になっており、また切替弁37はバイパス通路部36の排気の流通を許可する状態になっている。
ECU70Aは、冷却水の温度が40℃のときの沸騰到達率α40℃を算出する(ステップS111)。続いてECU70Aは積算到達率Σα40℃を算出するとともに、積算到達率Σα40℃が1を超えたか否かを判定する(ステップS112)。ステップS112で否定判定であれば、電動W/P61の駆動を停止することで、冷却水の流通を禁止する(ステップS142)。これにより、エンジン50の暖機促進を図ることができる。そしてその後のルーチンで積算到達率Σα40℃が1を超えるまでの間、積算到達率Σα40℃の算出が継続されることになる。
一方、その後のルーチンで積算到達率Σα40℃が1を超えた場合には、ステップS112で肯定判定される。この場合には、ECU70Aは冷却水の温度が75℃のときの沸騰到達率α75℃を算出する(ステップS121)。続いてECU70Aは積算到達率Σα75℃を算出するとともに、算出した積算到達率Σα75℃が1を超えたか否かを判定する(ステップS122)。ステップS122で否定判定であれば、ステップS142に進む。そしてその後のルーチンで積算到達率Σα75℃が1を超えるまでの間、積算到達率Σα75℃の算出が継続されることになる。
一方、積算到達率Σα75℃が1を超えた場合には、ステップS122で肯定判定される。この場合、ECU70Aは冷却水の温度が110℃のときの沸騰到達率α110℃を算出する(ステップS131)。続いてECU70Aは積算到達率Σα110℃を算出するとともに、算出した積算到達率Σα110℃が1を超えたか否かを判定する(ステップS132)。本ステップで、熱交換部33内に停滞している冷却水が沸騰限界に達したか否かが判断される。
これに対してステップS132で否定判定であれば、沸騰限界に達していないと判断される。この場合にはステップS142に進み、その後のルーチンで積算到達率Σα110℃が1を超えるまでの間、積算到達率Σα110℃の算出が継続される。一方、積算到達率Σα110℃が1を超えた場合には、ステップS132で肯定判定され、沸騰限界に達していると判断される。この場合、ECU70Aは電動W/P61の駆動を許可することで冷却水の流通を許可する(ステップS141)。これにより、熱交換部33内に停滞していた冷却水が沸騰することを防止できる。
このように暖機促進システム1Aは、冷却水の循環停止による暖機促進を図るにあたり、バイパス通路部36を流通する排気からの熱伝達がある場合でも、熱交換部33の過熱を抑制できる。
本実施例にかかる暖機促進システム1Bは、ECU70Aの代わりにECU70Bを備えている点以外、暖機促進システム1Aと実質的に同一のものとなっている。またECU70Bは流通制御手段、バイパス流通制御手段および沸騰限界推定手段が以下に示すように実現される点以外、ECU70Aと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例では暖機促進システム1BおよびECU70Bについては図示省略する。
ECU70Bでは、流通制御手段が、さらに機関暖機時に所定の条件に基づき、熱交換部33の排気の流通を許可するように切替弁37を制御するよう実現される。この流通制御手段は、同時に機関暖機時に所定の条件に基づき、バイパス通路部36の排気の流通を禁止するように切替弁37をさらに制御するバイパス流通制御手段にもなっている。
また、ECU70Bでは沸騰限界推定手段が、バイパス通路部36の排気の流通が許可されている場合には、バイパス通路部36を流通する排気から熱交換部33内にある冷却水への伝熱量に基づくとともに、熱交換部33の排気の流通が許可されている場合には、熱交換部33を流通する排気から熱交換部33内にある冷却水への伝熱量に基づくことで、熱交換部33内にある冷却水の沸騰限界を推定するように実現される。
この点、ECU70Bでは沸騰限界推定手段が、具体的にはバイパス通路部36の排気の流通が許可されている場合には、第1の沸騰到達率αBn,T℃を算出するとともに、熱交換部33の排気の流通が許可されている場合には、第2の沸騰到達率αCk,T℃を算出するように実現される。
そして、沸騰限界を推定するにあたって、ECU70Bでは沸騰限界推定手段が、各沸騰到達率αBn,110℃、αCk,110℃毎に第1の積算到達率ΣαBn,110℃および第2の積算到達率ΣαCk,110℃を算出するとともに、算出した各積算到達率ΣαBn,110℃、ΣαCk,110℃の和が1を超えたか否かを判定することで、沸騰限界を推定するように実現される。
なお、各沸騰到達率αBn,T℃、αCk,T℃および各積算到達率ΣαBn,110℃、ΣαCk,110℃それぞれの具体的な算出方法は、実施例1で前述したのと同様である。
次にECU70Bの動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。ECU70Bは、排気の流通が熱交換部33側であるかバイパス通路部36側であるか(熱交換側であるかバイパス側であるか)を判定する(ステップS11)。ステップS11の判定結果がバイパス側であった場合には、ECU70Bは第1の沸騰到達率αBn,40℃を算出する(ステップS12)。一方、ステップS12の判定結果が熱交換側であった場合には、ECU70Bは第2の沸騰到達率αCk,40℃を算出する(ステップS13)。続いてECU70Bは、各積算到達率ΣαBn,40℃、ΣαCk,40℃を算出するとともに、算出した各積算到達率ΣαBn,40℃、ΣαCk,40℃の和が1を超えたか否かを判定する(ステップS14)。否定判定であれば、ECU70Bは冷却水の流通を禁止する(ステップS42)。これによりエンジン50の暖機促進を図ることができる。
一方、ステップS14で肯定判定であった場合にはステップS21に進む。そして、ステップS21からステップS24まででは、冷却水の温度が75℃である場合について、ステップS24の肯定判定に続くステップS31からステップS34Aまででは、冷却水の温度が110℃である場合について、ステップS11からステップS14までと同様の処理がそれぞれ行われることになる。そして、ステップS34Aで肯定判定であった場合には、ECU70Bは冷却水の流通を許可する(ステップS41)。これにより、還流される排気が熱交換部33を流通する場合でも熱交換部33内に停滞していた冷却水が沸騰することを防止できる。
このように暖機促進システム1Bは、さらに機関暖機時に還流される排気が熱交換部33を流通する場合でも、より適切に熱交換部33の過熱を抑制できる。
本実施例に係る暖機促進システム1Cは、ECU70Bの代わりにECU70Cを備えている点以外、暖機促進システム1Bと実質的に同一のものとなっている。またECU70Cは沸騰限界推定手段が以下に示すように実現される点以外、ECU70Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例では暖機促進システム1CおよびECU70Cについては図示省略する。なお、ECU70Aで実現される沸騰限界推定手段を同様に実現することも可能である。
ECU70Cでは沸騰限界推定手段が、さらに冷却水温THWに基づき、沸騰限界を推定するように実現される点以外、ECU70Bで実現される沸騰限界推定手段と実質的に同一のものとなっている。
この点、ECU70Cではさらに具体的には、段階的な温度条件に応じて各積算到達率ΣαBn,T℃、ΣαCk,T℃を算出するにあたり、沸騰限界推定手段が、冷却水温THWを含む温度条件下で各積算到達率ΣαBn,T℃、ΣαCk,T℃を算出するように実現される。
したがって、ECU70Cでは沸騰限界推定手段が、冷却水温THWが現在算出すべき温度条件の範囲内にある場合には、当該温度条件下で各積算到達率ΣαBn,T℃、ΣαCk,T℃を算出するとともに、冷却水温THWが現在算出すべき温度条件の範囲外にある場合には、当該冷却水温THWを含む温度条件下で各積算到達率ΣαBn,T℃、ΣαCk,T℃を算出するように実現される。
次にECU70Cの動作を図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートはステップS1およびステップS5が追加されている点以外、図8に示すフローチャートと同一のものとなっている。このためここでは特にこれらのステップについて説明する。ECU70Cは冷却水温THWが0℃よりも高く、且つ40℃よりも低いか否かを判定する(ステップS1)。ステップS1で肯定判定であれば、冷却水温THWが現在算出すべき温度条件の範囲内にあると判断される。このためこの場合にはステップS11に進む。
一方、ステップS1で否定判定であれば、冷却水温THWが現在算出すべき温度条件の範囲外にあると判断される。この場合、ECU70Cは冷却水温THWが75℃よりも小さいか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5で肯定判定であれば、冷却水温THWが40℃から75℃までの温度条件の範囲内に含まれていると判断される。このためこの場合にはステップS21に進む。一方、ステップS5で否定判定であれば、冷却水温THWが75℃から110℃までの温度条件の範囲内に含まれていると判断される。このためこの場合にはステップS31に進む。
ここで、排気還流は例えば機関高負荷運転時などに中断されることがある。一方、排気還流が中断された場合であっても、熱交換部33内に停滞している冷却水には、熱交換部33やバイパス通路部36に停滞している高温の排気からの熱伝達が発生し、その結果、温度が上昇する。
これに対して、暖機促進システム1Cではこのようにして熱交換部33内に停滞している冷却水の温度が上昇した場合に、さらに冷却水温THWに基づき沸騰限界を推定することで、現在算出すべき温度条件と、熱交換部33内に停滞している冷却水の実際の温度との間に乖離が発生することを抑制できる。
このため暖機促進システム1Cは、さらに排気還流が中断されることがある場合でも、より適切に熱交換部33の過熱を抑制できる。
本実施例にかかる暖機促進システム1Dは、ECU70Aの代わりにECU70Dを備えている点以外、暖機促進システム1Aと実質的に同一のものとなっている。またECU70Dは、沸騰限界推定手段が以下に示すように実現される点以外、ECU70Aと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例では暖機促進システム1DおよびECU70Dについては図示省略する。なお、ECU70B、70Cで実現される沸騰限界推定手段を同様に実現することも可能である。
ここで、実施例1で前述した式5では、定数AT℃を冷却水の温度がT℃のときの冷却水の顕熱量としている。これは、式5では沸騰として具体的には核沸騰を想定しているためである。ところが、熱交換部33は実際には核沸騰ではなく膜沸騰が発生する領域で破損に至るようになっている。
これに対して、ECU70Dでは沸騰限界推定手段が、冷却水の顕熱および潜在熱を考慮して、沸騰限界を推定するように実現される。具体的にはECU70Dでは、沸騰限界推定手段が、沸騰到達率αT℃を算出するにあたり、定数AT℃代わりに冷却水の温度がT℃のときの冷却水の顕熱量および潜熱量からなる定数A´T℃を用いて、沸騰到達率αT℃を算出するように実現される。
このため暖機促進システム1Dは、冷却水の循環を停止することが可能な領域を膜沸騰が発生する領域にまでさらに拡大することができ、この結果、さらに暖機の促進および燃費の向上を図ることができる。
本実施例にかかる暖機促進システム1Eは、ECU70Bの代わりにECU70Eを備えている点以外、暖機促進システム1Bと実質的に同一のものとなっている。またECU70Eは、沸騰限界推定手段が以下に示すように実現される点以外、ECU70Bと実質的に同一のものとなっている。このため本実施例では暖機促進システム1EおよびECU70Eについては図示省略する。なお、ECU70A、70Cまたは70Dで実現される沸騰限界推定手段を同様に実現することも可能である。
ここで、上述した各実施例では、大気圧が一気圧であることを前提として沸点を110℃とした沸騰限界の推定を行っている。ところが、実際には高地においては大気圧が一気圧よりも低下し、これに伴い冷却水の沸点も低下する。
これに対してECU70Eでは、沸騰限界を推定するにあたり、沸騰限界推定手段が一気圧時の沸点を示す温度である110℃に対応する積算到達率Σα110℃(より具体的には各積算到達率ΣαBn,110℃、ΣαCk,110℃)を算出する代わりに、大気圧に応じた沸点を示す温度BTに対応する積算到達率ΣαBT℃(より具体的には各積算到達率ΣαBn,BT℃、ΣαCk,BT℃)を算出し、算出した積算到達率ΣαBT℃(より具体的には各積算到達率ΣαBn,BT℃、ΣαCk,BT℃の和)が1を超えたか否かを判定することで、沸騰限界を推定するように実現される。
次にECU70Eの動作を図10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、本フローチャートはステップS3が追加されるとともに、ステップS32A、S33AおよびS34AがステップS32B、S33BおよびS34Bに変更されている点以外、図8に示すフローチャートと同一のものとなっている。このためここでは特にこれらのステップについて説明する。
ECU70Eは大気圧に基づき温度BTを算出する(ステップS3)。そしてその後、ECU70Eは、ステップS31でバイパス側であると判定された場合には、第1の沸騰到達率αBn,BT℃を算出し(ステップS32B)、熱交換側であると判定された場合には、第2の沸騰到達率αCk,BT℃を算出する(ステップS33B)。続いてECU70Eは、各積算到達率ΣαBn,BT℃、ΣαCk,BT℃を算出するとともに、算出した各積算到達率ΣαBn,BT℃、ΣαCk,BT℃の和が1を超えたか否かを判定する(ステップS34B)。そしてステップS34Bで肯定判定であった場合には、ECU70Eは冷却水の流通を許可する(ステップS41)。これにより、熱交換部33内に停滞していた冷却水が沸騰することを大気圧に応じて適切に防止できる。
このように暖機促進システム1Eは、さらに高地などで大気圧が低下した場合でも、より適切に熱交換器33の過熱を抑制できる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えば上述した実施例では、電動W/P61が可変ウォータポンプである場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、可変ウォータポンプは例えば少なくとも冷却水の流量をゼロにすることが可能なクラッチ機構付きのウォータポンプであってもよい。
また上述した各実施例では、段階的な温度条件が0℃から40℃までを範囲とする温度条件と、40℃から75℃までを範囲とする温度条件と、75℃から110℃(或いはBT℃)までを範囲とする温度条件とである場合について説明した。しかしながら本発明においては必ずしもこれに限られず、段階的な温度条件は例えばさらに細かく設定されていてもよい。
また、停止制御手段や駆動制御手段や流通制御手段やバイパス流通制御手段や沸騰限界推定手段などの各種手段は主にエンジン50を制御する各ECU70で実現することが合理的であるが、例えばその他の電子制御装置や専用の電子回路などのハードウェアやこれらの組み合わせによって実現されてもよい。この点、かかる各種手段は、例えば複数の電子制御装置や複数の電子回路等のハードウェアや電子制御装置と電子回路等のハードウェアとの組み合わせによって分散制御的に実現されてもよい。
1 暖機促進システム
30 EGRクーラ
33 熱交換部
36 バイパス通路部
37 切替弁
40 過給機
50 エンジン
51 シリンダヘッド
52 シリンダブロック
61 電動W/P
62 ラジエータ
70 ECU

Claims (2)

  1. エンジンと、
    前記エンジンの冷却水の流量を可変にする可変ウォータポンプと、
    前記エンジンに還流される排気と前記エンジンの冷却水との間での熱交換を行う熱交換手段と、
    前記熱交換手段の排気の流通をバイパスさせるバイパス手段と、
    前記バイパス手段の排気の流通を許可、禁止することが可能なバイパス流通制限手段と、
    機関暖機時に前記可変ウォータポンプの駆動を停止する制御を行う停止制御手段と、
    機関暖機時に前記バイパス手段の排気の流通を許可するように前記バイパス流通制限手段を制御するバイパス流通制御手段と、
    前記バイパス手段を流通する排気から前記熱交換手段内にある前記エンジンの冷却水への伝熱量に基づいて、前記熱交換手段内にある前記エンジンの冷却水の沸騰限界を推定する沸騰限界推定手段と、
    前記沸騰限界推定手段が推定した沸騰限界に基づいて、前記可変ウォータポンプを駆動する制御を行う駆動制御手段と、
    を備えるエンジンの暖機促進システム。
  2. 請求項1記載のエンジンの暖機促進システムであって、
    前記沸騰限界推定手段が、さらに前記エンジンの冷却水の顕熱および潜在熱を考慮して、沸騰限界を推定するエンジンの暖機促進システム。
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