JP2011080086A - 酸化防止剤の活性酸素除去能の相乗的向上方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】広範囲の色素に対して優れた変色防止効果や退色防止効果を発揮することが出来る天然物由来の成分から成る酸化防止剤を提供する。
【解決手段】ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを85:15〜35:65の重量比で含有する酸化防止剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、酸化防止剤に関し、詳しくは、特に活性酸素を除去して酸化による色素の変色や退色を防止するのに有用な酸化防止剤に関する。
従来より、色素は、食品、飲料、化粧品、医薬品、医薬部外品、飼料などに広く使用されている。ところで、色素は酸化により変色や退色することが知られている。色素の変色や退色を防ぐために種々の対策が検討され、合成品であるジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、アスコルビン酸、エリソルビン酸およびその誘導体を添加する方法、各種の天然抗酸化剤を単独で又は併用して使用する方法が知られている。例えば、生鮭の赤色保持には、L−アスコルビン酸、茶抽出物などが単独で使用されている。また、各種の食品類には、L−アスコルビン酸、酵素処理ルチン、茶抽出物、ビタミンE等が使用されている。しかしながら、何れの方法も効果が十分とは言えない。
なお、食品の品質保持剤や抗酸化剤、抗酸化剤、退色防止剤などとして以下のようなものが提案されている。
(1)茶葉抽出物とトコフェロール及び/若しくはローズ・マリー抽出物とを有効成分とする食品の品質保持剤(特許文献1)。
(2)ローズマリー、セイジまたはそれらの混合物から抽出された水溶性抗酸化剤(特許文献2)。
(3)茶葉抽出物(茶葉粗カテキン)等の水溶性抗酸化活性物質の一種又は二種以上を含む水溶液100重量部を必要に応じて相乗剤と共に一種又は二種以上の親油性乳化剤1〜500重量部にて乳化した油中水型の親油性抗酸化剤(特許文献3)。
(4)茶類の溶媒抽出物を有効成分として含有するカロチノイド系色素用退色防止剤(特許文献4)。
特開平02−092258号公報 特開昭55−018437号公報 特開昭63−135483号公報 特開昭62−126953号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その目的は、広範囲の色素に対して優れた変色防止効果や退色防止効果を発揮することが出来る天然物由来の成分から成る酸化防止剤を提供することにある。
本発明者は、色素の変色や退色が活性酸素に起因していることに注目し、活性酸素除去能の高い酸化防止剤を探索すべく検討を重ねた結果、特定のローズマリ抽出物にカテキンを特定量併用することにより著しく高い活性酸素除去効果が得られるとの知見を得た。
本発明は、上記の知見に基づき完成されたものであり、その要旨は、ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを85:15〜35:65の重量比で含有することを特徴とする酸化防止剤に存する。
本発明によれば、広範囲の色素に対して優れた変色防止効果や退色防止効果を発揮することが出来る天然物由来の成分から成る酸化防止剤が提供されるが、本発明の酸化防止剤は、活性酸素除去能に優れるため、食品や飲料に適用した場合は体内の活性酸素を除去して人体の健康維持にも役立つ。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明の酸化防止剤は、有効成分としてローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを含有する。
ローズマリー抽出物は、シソ科の常緑低木であるマンネンロウ(Rosmarinus officinalisLinne)の乾燥葉などから、水やアルコール等の極性溶媒、ヘキサン等の非極性溶媒を使用して得られる抽出物であり、α−ピネン、カンフェン、シネオール、カンファー、ボルネオール、ボルニル・アセテート、ウルソール酸、ローズマリー酸、タンニン及び/又はフラボノイドを含む混合物である。抽出液は、必要に応じ、ケイ酸カラム、活性炭などを使用して精製される(特開昭55−18435号公報、特開昭55−102508号公報、特開平8−67874号公報など)。そして、ローズマリー抽出物としては、抽出溶媒や抽出液の処理方法により、水溶性または非水溶性のものが得られる。
本発明においては、ローズマリー水溶性抽出物を使用することが重要である。ローズマリー非水溶性抽出物の場合は、カテキンとの併用によっても高い活性酸素除去効果が得られない。ローズマリー水溶性抽出物は、例えば、含水率40〜60重量%のエタノールを使用して得られる抽出液に水を加えて非水溶性成分を析出させ、必要に応じ、活性炭処理して得た濾液から溶媒を留去乾燥することにより得られる(特開昭55−18437号公報参照)。抽出には、ローズマリーの全草、または、その葉、根、茎、花、果実、種子の何れを使用してもよいが、好ましくは葉を使用する。ローズマリーを刻んでから抽出した方が抽出効率が高くて好ましい。
カテキンは、茶抽出物の成分であり、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートの4種類があるが、本発明においては、何れの種類のカテキンを使用してもよい。本発明においては、茶抽出物より単離したカテキンを使用してもよいが、通常は、カテキンを含有する茶抽出物を使用する。
上記の茶抽出物の原料茶は、特に制限されず、植物学的には、ツバキ科の植物であるCamellia sinensisの葉より製造される不醗酵茶である緑茶、半醗酵茶である鳥龍茶、醗酵茶である紅茶が挙げられる。これらの中では緑茶が好ましい。原料茶には茶葉またはその粉砕品が使用される。そして、茶抽出物は、水、熱水、グリセリン又はエタノール等のアルコールによる抽出画分、酢酸エチル可溶画分、アセトン可溶画分として得られる。本発明で使用する茶抽出物中のカテキン含量は、通常60重量%以上、好ましくは80重量%以上とされる。カテキンの総含量は、酒石酸鉄を使用した比色定量法により測定可能であり、各カテキン類の組成は、逆相高速液体クロマトグラフィーで測定することが可能である。
本発明の酸化防止剤は、ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを85:15〜35:65の重量比で含有する。斯かる重量比の範囲外では、後述の試験結果に示す様に、両成分の相乗効果が発現されずに活性酸素除去効果が十分ではない。ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとの重量比は、好ましくは65:35〜35:65、更に好ましくは50:50〜35:65である。なお、本発明の酸化防止剤は、本発明の効果を損なわない範囲で他の成分を含有してもよい。
本発明の酸化防止剤の形態は、特に制限されず、例えば、粉末状、顆粒状、液状、錠剤状、液状、乳液状、ベースト状の何れの形態であってもよい。これらの中では、取り扱い上の観点から、ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを粉体混合して調製された粉末状製剤が好ましい。
本発明の酸化防止剤は、各種の成分の酸化防止に使用し得るが、高い活性酸素除去能を活かし、特に色素の酸化防止(すなわち色素の変色防止や退色防止)に効果的である。
色素変色防止用または色素退色防止用として本発明の酸化防止剤が適用出来る色素としては、タール系色素、天然色素誘導体または天然系合成色素などの合成色素、カロチノイド系色素、アントシアニン系色素、キノン系色素、フラボノイド系色素、ベタイン系色素、モナスカス色素その他の天然物を起源とする色素が挙げられる。また、天然色素を含む植物体、動物体、微生物体またはその加工品、搾汁液、水もしくは有機溶剤による抽出液または上記搾汁液、抽出液の精製加工品にも適用し得る。上記の色素の具体例は次の通りである。
食用タール系色素としては、食用赤色2号、食用赤色3号、食用赤色40号、食用赤色102号、食用赤色104号、食用赤色105号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号、食用青色2号、食用赤色2号アルミニウムレーキ、食用赤色3号アルミニウムレーキ、食用赤色40号アルミニウムレーキ、食用黄色4号アルミニウムレーキ、食用黄色5号アルミニウムレーキ、食用青色1号アルミニウムレーキ、食用青色2号アルミニウムレーキ等が挙げられる。
医薬品、医薬部外品または化粧品用タール色素としては、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、上記色素のアルミニウムレーキ、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色231号、赤色232号、だいだい色201号、だいだい色203号、だいだい色204号、だいだい色205号、だいだい色206号、だいだい色207号、黄色201号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色204号、黄色205号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、かっ色201号、紫色201号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、紫色401号、黒色401号、上記色素のレーキ色素などが挙げられる。
天然色素誘導体としては、銅クロロフィル、銅クロロフィリンナトリウム、ノルビキシンナトリウム、ノルビキシンカリウムが挙げられ、天然系合成色素としては、β−カロテン、カンタキサンチン、アスタキサンチン、リボフラビンが挙げられる。
カロチノイド系色素としては、アナトー色素、エビ色素、オキアミ色素、オレンジ色素、カニ色素、イモ、デュナリエラ、ニンジン又はパーム油から抽出した抽出カロチン色素、トマト色素、パプリカ色素、ファフィア色素、ヘマトコッカス色素、マリーゴールド色素の他、動物、植物または微生物由来のカロチノイド色素など挙げられる。
アントシアニン色素としては、赤キャベツ色素、赤米色素、エルダーベリー色素、カウベリー色素、グースベリー色素、クランベリー色素、サーモンベリー色素、シソ色素、スィムブルーベリー色素、ストローベリー色素、ダークスイートチェリー色素、チェリー色素、ハイビスカス色素、ハクルベリー色素、ブドウ果汁色素、ブドウ果皮色素、ブラックカーラント色素、ブラックベリー色素、ブルーベリー色素、プラム色素、ホワートルベリー色素、ボイセンベリー色素、マルベリー色素、ムラサキイモ色素、ムラサキトウモロコシ色素、ムラサキヤマイモ色素、ラズベリー色素、レッドカーラント色素、ローガンベリー色素、アントシアニン色素などが挙げられる。
キノン系色素としては、コチニール色素、シコン色素、ラック色素の他、キノン系色素などが挙げらる。フラボノイド系色素としては、カキ色素、カロブ色素、カンゾウ色素、シタン色素、スオウ色素、ベニバナ赤色素、ベニバナ黄色素なとが挙げられる。ベタイン系色素としてはビートレッド色素などが挙げられる。モナスカス色素としては、ベニコウジ色素、ベニコウジ黄色素などが挙げられる。その他、ウコン色素、クサギ色素、クチナシ赤色素、クチナシ黄色素、スピルリナ青色素などが挙げられる。
上記の色素は、食品、飲料、化粧品、医薬品、医薬部外品、飼料などに添加して使用されるため、本発明の酸化防止剤は、これらに添加されて、色素の変色防止および/または退色防止効果を発揮する。
上記の食品および飲料としては、うどん、そば等の麺類、蒲鉾、竹輪、はんぺん等の水産練り製品、ガム類、菓子類、乳飲料、清涼飲料などが挙げられる。上記の化粧品としては、石鹸、ボディーシャンプー、洗顔クリーム等の洗浄用化粧品、化粧水、クリーム・乳液、パック等の基礎化粧品;ファンデーション等のベースメークアップ化粧品、口紅、ほほ紅、アイシャドー、アイライナー、マスカラ等の眉目化粧品、マニキュア等のメークアップ化粧品;シャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、セットローション、ブロースタイリングローション、ヘアスプレー、スタイリング剤、ヘアリキッド、ヘアトニック、ヘアクリーム、育毛剤、養毛剤、染毛剤、整髪料などの毛髪化粧品;香水、オー・デ・コロン等の芳香性化粧品などが挙げられる。医薬品としては、各種錠剤、カプセル剤、液剤、ドリンク剤、トローチ剤、うがい薬などが挙げられる。医薬部外品としては、歯磨き剤、口中清涼剤、口臭予防剤などが挙げられる。医薬品としては、各種錠剤、カプセル剤、液剤、ドリンク剤、トローチ剤、うがい薬などが挙げられる。医薬部外品としては、歯磨き剤、口中清涼剤、口臭予防剤などが挙げられる。
本発明の酸化防止剤は、人為的に食品および飲料に添加された色素の他、これらに本来含まれる色素に対しても効果がある。従って、本発明の酸化防止剤は、食品および飲料、特に飲料への使用に適している。また、本発明の酸化防止剤は、特に活性酸素除去能に優れるため、体内に取り込まれる食品、医薬品、医薬部外品に使用した場合、体内の活性酸素が除去され、人体の健康の維持に効果的である。特に飲食品に添加して健康飲食品として効果的である。更に、本発明の酸化防止剤は、皮膚や毛髪の活性酸素も除去するため、皮膚および毛髪の健康維持に効果的である。従って、本発明の酸化防止剤は、基礎化粧品、メークアップ化粧品などの皮膚化粧品、および、毛髪化粧品への使用に適しており、特に、毛髪化粧品への使用に適している。
本発明の酸化防止剤の使用量は、対象物の種類、それの含有成分、色素の含有量などによって適宜選択される。例えば、対象物が食品の場合には、食品に配合する酸化防止剤は、ローズマリー水溶性抽出物が0.0001〜1重量%、カテキンが0.00002〜2重量%となる様に添加する。食品への添加方法は特に制限されないが、色素の添加に先立って酸化防止剤を添加するのが好ましい。
次に、ローズマリー水溶性抽出物と茶抽出物との混合物の活性酸素除去能の試験結果を示す。ローズマリー水溶性抽出物は次の方法で調製したものを使用し、茶抽出物は常盤植物化学研究所社製の「ティアカロン60」(カテキン含量60重量%)を使用した。
<ローズマリー水溶性抽出物の調製方法>
ローズマリー1kgに50%含水エタノール10Lを加えて3時間加熱還流し、温時に濾過して濾液を得た。残差を50%含水エタノール6Lで同様に抽出処理する操作を更に二回繰り返して濾液を得た。これらの濾液を合わせ、これに水5Lを加えて沈殿を析出させて濾過した。得られた濾液に活性炭100gを加えて1時間攪拌し、一夜冷所保存に放置した後、濾過して濾液を得た。これを減圧濃縮し、120gのローズマリー水溶性抽出物を得た。
<活性酸素除去能の測定方法>
表1の重量比でローズマリー水溶性抽出物と茶抽出物とを混合し、キサンチン−キサンチンオキシダーゼ系を使用し、次の方法で活性酸素消去能を測定した。すなわち、試験管に0.05mol/LのNa2CO3緩衝液(pH10.2)2.4mlを採り、更に3mmol/Lのキサンチン水溶液、3mmol/Lのエチレンジアミン四酢酸二ナトリウム水溶液、0.75mmol/Lのニトロブルーテトラゾリウム水溶液を各0.1mlずつ加えた。これに表1に記載の混合物の水溶液0.1ml(濃度0.001、0.003、0.01、0.03、0.1重量%)を加え、25℃で10分間放置後、キサンチンオキシダーゼ水溶液0.1ml加え、手早く攪拌し、25℃でインキュベートを開始した。20分後に6mmol/LのCuCl2水溶液0.1mlを加えて反応を停止させ、560nmで吸光度を測定した。ブランクは抗酸化剤の代わりに蒸留水を使用したものを上記の様に操作した。なお、キサンチンオキシダーゼ水溶液は、ブランク試験において、吸光度が0.20〜0.23の範囲に入る様に濃度調節したものである。
各濃度から得られる酵素阻害活性をプロットし、カーブフィッティングし、濃度を対数で取ったときに、濃度と酵素阻害活性が直線関係が成立するところの直線の関数(一次式)を使用して酵素阻害活性50%になるときの試料濃度(IC50)を算出した。その結果を表1に示す。なお、酵素阻害活性は次の式で計算した。
[数1]
酵素阻害活性(%)=100−抗酸化剤を入れた場合の吸光度(ブランクの吸光度を100とした場合の換算値)
Figure 2011080086
表1の結果より、ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを85:15〜35:65の重量比で併用することにより(試験No.2〜6)、活性酸素除去能が相乗的に向上することが解る。よって、本発明の酸化防止剤は、その活性酸素除去能により、色素の変色や退色を効果的に防止することが出来る。

Claims (7)

  1. ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとを85:15〜35:65の重量比で含有することを特徴とする酸化防止剤。
  2. ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとの重量比が65:35〜35:65である請求項1に記載の酸化防止剤。
  3. ローズマリー水溶性抽出物とカテキンとの重量比が50:50〜35:65である請求項1に記載の酸化防止剤。
  4. 色素の変色防止または退色防止に使用される請求項1〜3の何れかに記載の酸化防止剤。
  5. 活性酸素の除去に使用される請求項1〜3の何れかに記載の酸化防止剤。
  6. 請求項1〜5の何れかに記載の飲食品用酸化防止剤。
  7. 請求項1〜5の何れかに記載の酸化防止剤を含有する化粧品、医薬品または医薬部外品。
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