JP2011078554A - 飲料用ストロー - Google Patents

飲料用ストロー Download PDF

Info

Publication number
JP2011078554A
JP2011078554A JP2009233052A JP2009233052A JP2011078554A JP 2011078554 A JP2011078554 A JP 2011078554A JP 2009233052 A JP2009233052 A JP 2009233052A JP 2009233052 A JP2009233052 A JP 2009233052A JP 2011078554 A JP2011078554 A JP 2011078554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
straw
diameter
container
enlarged
inner tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009233052A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuaki Matsui
伸晃 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYO CAP MANUFACTURING Ltd
Original Assignee
TOYO CAP MANUFACTURING Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYO CAP MANUFACTURING Ltd filed Critical TOYO CAP MANUFACTURING Ltd
Priority to JP2009233052A priority Critical patent/JP2011078554A/ja
Publication of JP2011078554A publication Critical patent/JP2011078554A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

【課題】容器の変形や異音の発生を防止することができる容器に封入された飲料用のストローを提供する。
【解決手段】径の大きさが異なる外管10と内管20が伸縮自在に組み合わされる二段式の飲料用ストロー1であり、縮小時に最も内側に位置する内管20の一端には、先端部に向かって径が徐々に拡大する拡径部22が設けられている。また、拡径部22は先端から斜めにカットされている。ストロー1を飲料容器の挿込口に挿入する際、拡径部22により、容器の挿込口に軸部11より大きい穴があき、軸部と容器のストロー挿込口の間に隙間ができる。これにより、飲料容器のフィルムシートの材質に関係なく容器内部への空気流入経路を確保でき、容器の変形や異音の発生を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、容器に封入された飲料用の多段式ストローに関し、特に飲用中に予期せぬ音の発生を防止することができる多段式ストローに関する。
小型の紙製やプラスチック製の容器等に封入される飲料には、容器にストローが添付されているものがあり、容器に設けられた挿込口にストローを挿して飲用する。ここで挿込口は、例えば、紙製やポリプロピレン製等のフィルムシートで覆われている。飲料の吸引時に容器内の減圧により容器が変形し、吸引をやめると空気が容器内に流れて予期しない音が発せられることがある。
ストローの外周壁に溝を設けて、容器の変形や異音の発生を防止する二段式ストローが特許文献1及び特許文献2に開示されている。特許文献1には内管が外管に挿入される二段式ストローにおいて、管の外周に一端から他端にかけて縦に凹状溝部を設けて、挿込口にストローを挿したときに、挿込口とストローの外管との間に隙間ができるようにしている。この隙間により吸引時に空気が容器内部に入り容器の変形や異音の発生を抑止している。また、特許文献2は管の外周に一端から他端にかけて縦に凸状溝部を設けて、容器内への空気流入経路を確保している。
特開平10−295519 特開2003−135242
しかしながら、近年飲料容器の挿込口を覆うフィルムシートの材質が多種多様化しており、その材質によっては、多段式のストローを容器内に挿入する際、ストローにフィルムシート材が貼りついてしまい、空気流入用の溝も塞がり、空気流入経路が確保できなくなる場合があった。そこで、容器の挿込口のフィルムシート材の材質に関係なく、容器内への空気流入経路を確保でき、飲料の吸引時における容器の変形や異音の発生を抑えることができる多段式のストローを提供する。
本発明のストローは、所定の長さのストレート軸を有し、径の大きさが異なる2本以上の管が伸縮自在に組み合わされる多段式の飲料用ストローにおいて、縮小時に最も内側に位置する内管の一端には、ストレート軸から先端部に向かって径が徐々に拡大する拡径部が設けられ、拡径部は先端部から斜めにカットされている。
ここで、拡径部は拡径部の表面のストレート軸から先端部の長さが異なるように形成され、長さが大きい方から徐々に小さくなるように形成することができる。
また、拡径部はストレート軸から先端部に向かって径が徐々に拡大する拡大部と、拡大部から先端部まで径の大きさが拡大しない非拡大部とを備え、非拡大部を先端部から斜めにカットして形成することができる。
拡径部の最大の径は伸長時に最も外側に位置する外管の軸の径より大きくすることが好ましい。
本発明の多段式の飲料用ストローは、飲料に浸す側のストローの先が先端に向かって徐々に拡大する拡径部を備えているので、飲料容器のストロー挿込口にストローを挿す際にストローの軸部より大きい穴があき、軸部と容器のストロー挿込口の間に隙間が形成される。これにより、容器内部への空気流入経路を確保でき、容器の変形や異音の発生を防止できるという利点がある。
本発明の第1実施例に係る二段式ストローを縮めた状態を示す側面図である。 本発明の第1実施例に係る図1の二段式ストローを引き伸ばした状態を示す断面図である。 本発明の第1実施例に係る二段式ストローを示し、(a)はストローを縮めた状態を示し(b)はストローを引き伸ばした状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施例に係る二段式ストローを縮めた状態を示す側面図である。
本発明の多段式ストローは、最も内側に位置する内管の端部に軸部から先端部に向かって径が徐々に拡大する拡径部を備える。
本発明の実施例1の二段式ストローを図1、図2及び図3に示す。図1はストローの内管を外管に挿入して縮めた状態を示し、図2は内管を外管から引き伸ばした状態を示す側断面図であり、図3(a)は二段式ストローの縮小時、(b)は伸長時の斜視図である。
図1乃至図3に示すように、二段式ストロー1(以下ストローと称する)は、所定の長さのストレート軸部11を有する外管10に、外管10のストレート軸部11の内径より小さい外径のストレート軸部23を有する内管20がスライド自在に組み入れられる。外管10の両端部からの内管20の抜け落ちを防止するために、外管10の一端にはストレート軸部11の径より小さくなるように絞り形成されたストッパ部12が設けられ、外管10の他端には先端部にかけて径が徐々に小さくなるストッパ部13が設けられている。
また、図2に示すように、外管10と当接してストロー軸を形成する側の内管20の端部には、径が徐々に大きくなる係止部21が設けられている。ストローが引き伸ばされたとき、内管20の係止部21が外管10のストッパ部13に収まることにより、外管10から内管20が抜け落ちるのを防止することができ、ストローが縮められたとき、外管20のストッパ部12により内管20の抜け落ちを防止することができる。
また、ストローが引き伸ばされたとき、抵抗を加えられても引き伸ばし状態が保持できるように、図2に示すように、外管10の端部の外周に凹状の溝が設けられストッパ14が形成されている。ストッパ14はストッパ部13の径が小さくなる手前のストレート軸部11の端部に設けられている。これにより、例えば飲料の吸引時に内管20に外管10方向へ押す力がかかっても、内管20の端部がストッパ14に係止され、内管20が外管10内に押し戻されることを防止する。
更に、内管20の他端には、先端に向かって径が徐々に拡大する拡径部22が設けられ、この拡径部22は先端から斜めにカットされ、先端が鋭角に形成されている。拡径部22の最大の径は、ストレート軸部11の径よりも大きい。ここで、先端をカットする角度は特に限定されず、飲料の容器の種類や使用者の要望に応じて様々な角度とすることができる。
上記の構造を有するストロー1を飲料容器の挿込口に挿入する際、飲料に浸す側のストローの先が先端に向かって徐々に拡大する拡径部22を挿入するので、容器の挿込口に軸部より大きい穴があき、軸部と容器の挿込口の間に隙間が形成される。これにより、挿込口のフィルムシートの材質に関係なく容器内部への空気流入経路を確保でき、容器の変形や予期しない異音の発生を防止することができる。
次に、本発明の実施例2の二段式ストローを図4を参照しながら説明する。図4において、実施例1のストローと同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、二段式ストロー2(以下ストローと称する)は、所定の長さのストレート軸部11を有する外管10に、外管10の軸部11の内径より小さい外径のストレート軸部を有する内管30がスライド自在に組み入れられる。そして、ストロー2の内管30の端部には、拡径部33が設けられている。拡径部33は先端部に向かって径が徐々に拡大する拡大部33aと、拡大部33aから先端まで径が拡大せず、先端部まで同一の径を有する非拡径部33bとを有し、非拡大部33bの先端から拡大部33aの周縁まで斜めにカットされている。ここで、拡径部33の拡大部33aの最大の径は、ストレート軸部11の径よりも大きい。
上記の構造を有するストロー2も実施例1のストロー1と同様に、ストロー2を飲料容器の挿込口に挿入する際、飲料に浸す側のストローの先が先端に向かって徐々に拡大する拡径部33により、容器の挿込口に軸部より大きい穴があき、軸部と容器のストロー挿込口の間に隙間が形成される。これにより、飲料容器のフィルムシートの材質に関係なく、容器内部への空気流入経路を確保でき、容器の変形や予期せぬ異音の発生を防止できる。
以上本発明の実施例を説明したが、上記実施例に限定されることはなく、様々に変形可能である。
本発明はストローの内管の先端部の形状に特徴があるので、ストローの管同士が接して係止する機構は上述の形状に限らず様々な種類の機構を適用することができる。また、上述の実施例では本発明を二段式ストローに適用する例を示したが、二段式に限らず三段式等の多段式ストローや曲がるストロー等にも適用することができる。多段式ストローの場合、最も内側に位置する内管に拡径部を設ければよい。
1、2 二段式ストロー
10 外管
11、23 ストレート軸部
12、13 ストッパ部
14 ストッパ
20、30 内管
21 係止部
22、33 拡径部

Claims (4)

  1. 所定の長さのストレート軸を有し、径の大きさが異なる2本以上の管が伸縮自在に組み合わされる多段式の飲料用ストローにおいて、
    縮小時に最も内側に位置する内管の一端には、前記ストレート軸から先端部に向かって径が徐々に拡大する拡径部が設けられ、前記拡径部は先端部から斜めにカットされていることを特徴とする多段式の飲料用ストロー。
  2. 前記拡径部の表面の前記ストレート軸から前記先端部の長さが異なるように形成され、前記長さが大きい方から徐々に小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の多段式の飲料用ストロー。
  3. 前記拡径部は前記ストレート軸から先端部に向かって径が徐々に拡大する拡大部と、前記拡大部から前記先端部まで径の大きさが拡大しないように形成される非拡大部とを備え、前記非拡大部は先端部から斜めにカットされていることを特徴とする請求項1記載の多段式の飲料用ストロー。
  4. 前記拡径部の最大の径は伸長時に最も外側に位置する外管の軸の径より大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の多段式の飲料用ストロー。
JP2009233052A 2009-10-07 2009-10-07 飲料用ストロー Pending JP2011078554A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009233052A JP2011078554A (ja) 2009-10-07 2009-10-07 飲料用ストロー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009233052A JP2011078554A (ja) 2009-10-07 2009-10-07 飲料用ストロー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011078554A true JP2011078554A (ja) 2011-04-21

Family

ID=44073287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009233052A Pending JP2011078554A (ja) 2009-10-07 2009-10-07 飲料用ストロー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011078554A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108888061A (zh) * 2018-09-20 2018-11-27 天津市泉雨铮塑料制品有限公司 便于使用的伸缩式吸管及其制造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51160683U (ja) * 1975-06-14 1976-12-21
JPS5982813A (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 東洋キヤツプ製造株式会社 飲料用ストロ−
JPS5997679U (ja) * 1982-12-18 1984-07-02 西脇 秋史 ストロ−
JPS59177372U (ja) * 1983-05-17 1984-11-27 テトラ・パツク・インタ−ナシヨナル・アクチボラグ 飲料用ストロ−
JPS60175183U (ja) * 1984-04-27 1985-11-20 遠藤 美佐夫 ストロ−
JPH01105563U (ja) * 1988-01-07 1989-07-17
JP3023252U (ja) * 1995-07-13 1996-04-16 中甫 茆 液体封入容器用ストロー
JP3070876U (ja) * 2000-01-11 2000-08-15 株式会社 瑞一 紙パック用ストロ―
JP2009149329A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Nihon Tetra Pak Kk 飲用ストロー

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51160683U (ja) * 1975-06-14 1976-12-21
JPS5982813A (ja) * 1982-11-04 1984-05-14 東洋キヤツプ製造株式会社 飲料用ストロ−
JPS5997679U (ja) * 1982-12-18 1984-07-02 西脇 秋史 ストロ−
JPS59177372U (ja) * 1983-05-17 1984-11-27 テトラ・パツク・インタ−ナシヨナル・アクチボラグ 飲料用ストロ−
JPS60175183U (ja) * 1984-04-27 1985-11-20 遠藤 美佐夫 ストロ−
JPH01105563U (ja) * 1988-01-07 1989-07-17
JP3023252U (ja) * 1995-07-13 1996-04-16 中甫 茆 液体封入容器用ストロー
JP3070876U (ja) * 2000-01-11 2000-08-15 株式会社 瑞一 紙パック用ストロ―
JP2009149329A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Nihon Tetra Pak Kk 飲用ストロー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108888061A (zh) * 2018-09-20 2018-11-27 天津市泉雨铮塑料制品有限公司 便于使用的伸缩式吸管及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070000550A1 (en) Flexible multiple tubing that resists collapsing and kinking
WO2008146599A1 (ja) 耐圧強度に優れた飲料缶用蓋
JP2010042838A (ja) 圧縮変形の可能な合成樹脂製容器
JP2006340736A (ja) 体外循環用チューブ連結管
JP2011078554A (ja) 飲料用ストロー
AU2016247568B2 (en) Medical quiver
JP7066061B2 (ja) チューブ及びホースを持つ掃除機
JP6864245B2 (ja) 積層剥離容器、積層剥離容器へのキャップの装着方法
KR102007204B1 (ko) 하이브리드 빨대
JP3143002U (ja) 液体封入容器用ストロー
JP4685590B2 (ja) ホース口金具およびホース接続構造
JP3177237U (ja) 飲料用二段式ストロー
JP3145219U (ja) 飲料用二重ストロー
JP2016054876A (ja) 飲用ストロー
JP6823245B2 (ja) 積層剥離容器
JP2008212223A (ja) 電気掃除機の隙間用吸込み口体
JP2007040474A (ja) 脈動吸収装置
JP2007282645A (ja) 伸縮箸
JP3209566U (ja) 不快音が出ない静かな二段式伸縮ノイズレスストロー
KR200185025Y1 (ko) 종이팩용신장2단식스트로우
RU2764271C9 (ru) Пылесос, содержащий трубку и шланг
JP2007153370A (ja) 筒状物品収納ケース
KR200491041Y1 (ko) 빨대가 고정될 수 있는 컵
JP2007222195A (ja) 雄コネクタ
JP2016137911A (ja) 積層剥離容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140310