JP2011076460A - 画像処理装置、画像処理方法、システム、コンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、システム、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 電子文書に対して操作可能な領域を明示的にユーザに通知するための技術を提供すること。
【解決手段】 ユーザ端末装置は入力アカウント情報を管理サーバ装置に送信し(S61)、管理サーバ装置が入力アカウント情報を認証したことで送信した電子文書、領域情報、領域アカウント情報、を受信する(S63)。受信した領域アカウント情報と、入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断する(S66)。受信した電子文書を表示すると共に、受信した電子文書中の設定領域を、一致していると判断した場合には、一致していないと判断した場合よりも強調して表示する(S67)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像表示技術に関するものである。
日本では従来、印鑑が個人を特定するための道具として使用されている。印鑑はその所有者と結び付けられており、公的な文書においても間違いなく本人であることを証明する為に用いられている。近年では端末上で印鑑を使用する感覚で電子文書に印影画像を埋め込む電子印鑑システムも普及している。
例えば、特許文献1には、既存の電子文書と押印枠を設けたテンプレートファイルを合成し、承認ワークフローを作成する押印文書作成システムが開示されている。また、特許文献2には、押印時に承認ツールを選択するとマウスカーソルが印鑑の形状に変化し、押印場所でユーザがマウスをクリックすることで押印可能となる電子文書承認システムが開示されている。
特開2005−267439号公報 特開平09−223085号公報
しかし、特許文献1、2で開示されている何れのシステムにも、閲覧している電子文書に対して自分は押印可能なのかどうか、そして自分が押印可能な領域はどこなのか、をユーザは直感的に認識出来ないという問題がある。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、電子文書に対して操作可能な領域を明示的にユーザに通知するための技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、電子文書と、該電子文書中に予め設定された設定領域を示す領域情報と、該設定領域に対して予め設定された領域アカウント情報と、を外部装置から取得するために入力された入力アカウント情報を取得する取得手段と、前記外部装置から、前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報と、を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した領域アカウント情報と、前記取得手段が取得した入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断する判断手段と、前記受信手段が受信した電子文書を表示する第1の表示手段と、前記受信手段が受信した電子文書中の前記受信手段が受信した領域情報が示す設定領域を、前記判断手段が一致していると判断した場合と一致していないと判断した場合とで異なる表示方法で表示する第2の表示手段とを備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、電子文書に対して操作可能な領域を明示的にユーザに通知することができる。
第1の実施形態に係るシステムの機能構成例を示すブロック図。 管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3、に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図。 管理サーバ装置1とユーザ端末装置3の装置との間で行われる文書作成処理の流れを示すシーケンス図。 ユーザ端末装置3の動作のフローチャート。 管理サーバ装置1とユーザ端末装置2と間で行われる押印処理の流れを示すシーケンス図。 ユーザ端末装置2の動作のフローチャート。 押印対象領域におけるマウスカーソルの形状の一例を示す図。 押印対象領域外におけるマウスカーソルの形状の一例を示す図。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係るシステム(押印文書作成装置)の機能構成例を示すブロック図である。図1に示す如く、本実施形態に係るシステムは、管理サーバ装置1と、ユーザ端末装置(押印処理者)2と、ユーザ端末装置(文書作成処理者)3と、で構成されており、それぞれは、互いに通信可能なように、LANなどのネットワークに接続されている。
管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2(第2の端末装置)、ユーザ端末装置3(第1の端末装置)は何れも、画像処理装置として機能する一般のパーソナルコンピュータであることを前提にしている。しかし、一般的なパーソナルコンピュータと同等以上、若しくはそれに準ずる演算処理能力を有する装置であれば、如何なる装置を管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3に適用しても良い。また、ユーザ端末装置2とユーザ端末装置3とは同一の装置であっても良い。その場合、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3が行うものとして後述する各処理は、同一の装置内で行うことになる。
先ず、ユーザ端末装置3について説明する。図1に示す如く、ユーザ端末装置3は、文書変換部21、領域指示部22、を有する。
文書変換部21は、テキスト文書等の特定の形式に依存しない電子文書を、画像情報を合成可能な電子文書(PDF等)に変換する。以下では特に断らない限り、「電子文書」は、画像情報を合成可能な電子文書(PDF等)を指し示しているものとする。
ユーザ端末装置3のユーザは、文書変換部21により変換された電子文書に対して押印対象領域(設定領域)を設定すると共に、この押印対象領域に対してアカウント情報(ユーザ名やドメイン名等)を設定する。ユーザが係る設定操作を行うと、領域指示部22は、押印対象領域の位置及びサイズを示す領域情報を生成し、生成した領域情報を、この押印対象領域に対してユーザが設定したアカウント情報(領域アカウント情報)と関連付ける。
もちろん、ユーザは電子文書に対して複数個の押印対象領域を指定しても良い。その場合、ユーザは、それぞれの押印対象領域に対して個別に領域アカウント情報(個別アカウント情報)を設定する必要がある。ユーザが複数の押印対象領域を設定すると共に、それぞれの押印対象領域に対して領域アカウント情報を設定すると、領域指示部22は、それぞれの押印対象領域に対して領域情報を作成し、押印対象領域毎に、領域情報と領域アカウント情報とを関連付ける。
そして領域指示部22は、文書変換部21が変換した電子文書と、電子文書に対してユーザが設定した押印対象領域の領域情報と、押印対象領域に対してユーザが設定した領域アカウント情報と、を管理サーバ装置1に対して送信する。
次に、管理サーバ装置1について説明する。図1に示す如く、管理サーバ装置1は、電子印鑑データベース11、管理データベース12を有する。
管理サーバ装置1は、ユーザ端末装置3から送信された電子文書、領域情報、領域アカウント情報を互いに関連付けて管理データベース12に登録する。
電子印鑑データベース11には、本システムを使用可能なユーザのアカウント情報と、このユーザが使用可能な複数の印影画像を含む印影ファイル、が関連付けられて格納されている。即ち、アカウント情報と印影ファイルのセットは、本システムを使用可能な全てのユーザに対して電子印鑑データベース11に登録されている。なお、ユーザ端末装置3からアカウント情報と共に、新たな印影画像を送信することで、このアカウント情報と関連付けられている印影ファイルにこの新たな印影画像を追加登録するようにしても良い。また、ユーザ端末装置3からアカウント情報と共に、印影画像の削除指定を送信することで、このアカウント情報と関連付けられている印影ファイル中の指定された印影画像を削除するようにしても良い。
管理データベース12には、上記の電子文書、領域情報、領域アカウント情報に加えて、印影画像のテンプレート等、様々な情報を登録することもできる。なお、管理データベース12に印影画像のテンプレートを記憶させておき、管理サーバ装置1が、ユーザ端末装置2からの入力情報とこのテンプレートとを合成することにより、印影画像を作成、登録することも可能である。
例えば、ユーザ端末装置2において、ユーザの名前・部署名を入力し、管理サーバ装置1が、その入力された名前・部署名(入力情報)と、テンプレートとを合成することで、ユーザの名前・部署名入りの、ユーザ固有の印影画像を作成することができる。
更に、人事異動等により、ユーザの名前・部署名を修正したい場合、管理サーバ装置1が、ユーザ端末装置2から再度送信された入力情報とテンプレートとを合成し、印影画像を修正、再登録することも可能である。
また、電子印鑑データベース11にユーザ名を予め登録しておき、管理サーバ装置1が、登録されたユーザ名とテンプレートとを合成することにより、ユーザ名入りの印影画像を作成、登録することも可能である。
また、管理サーバ装置1、またはユーザ端末装置2で計時されている日付・時刻情報を読み出し、読み出された日付・時刻情報と、テンプレートとを合成することも可能である。この場合、合成された印影画像は、読み出された日時・時刻情報が異なる毎に、修正、再登録されることは言うまでもない。
次に、ユーザ端末装置2について説明する。図1に示す如く、ユーザ端末装置2は、表示制御部31、押印部32、を有する。表示制御部31は、ユーザ端末装置2のユーザによって指定された電子文書と、この電子文書と関連付けられている領域情報と領域アカウント情報とを管理サーバ装置1が有する管理データベース12からダウンロードする。そして表示制御部31は、このダウンロードした電子文書を、ユーザ端末装置2の表示装置に表示する。その際、表示制御部31は、係るダウンロードの為にユーザ端末装置2のユーザが入力したアカウント情報(入力アカウント情報)と一致する領域アカウント情報、に関連付けられている領域情報が示す押印対象領域を強調表示する。
表示制御部31により、ユーザ端末装置2の表示装置には、電子文書と押印対象領域とが表示されており、更にこの表示装置には、マウスカーソルも表示されている。押印部32は、ユーザから押印指示が入力された時点でのマウスカーソルの位置に印影画像を合成することで、押印済みの電子文書を作成する。ユーザはこのマウスカーソルを電子文書中の押印対象領域内に位置させてから押印指示を入力するので、押印部32は、押印対象領域上に印影画像を合成することになる。これにより、押印対象領域上に印影が押印された押印済み電子文書を作成することができる。
図2は、管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3、に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
CPU51は、ROM52やRAM53に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行う。本コンピュータを管理サーバ装置1に適用した場合、CPU51は、管理サーバ装置1が行うものとして後述する各処理を実行する。また、本コンピュータをユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3に適用した場合、CPU51は、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3が行うものとして後述するそれぞれの処理を実行する。
ROM52は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例であり、本コンピュータの設定データや、ブートプログラムなどが格納されている。
RAM53はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例で、HDD(ハードディスクドライブ)54からロードされたコンピュータプログラムやデータ、インターフェース57を介して外部装置から受信したデータ等を一時的に記憶する為のエリアを有する。更に、RAM53は、CPU51が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。即ち、RAM53は、各種のエリアを適宜提供することができる。
HDD54は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例であり、OS(オペレーティングシステム)や、本コンピュータを適用した装置が行う各種の処理をCPU51に実行させるためのコンピュータプログラムやデータ等が保存されている。
本コンピュータを管理サーバ装置1に適用した場合、係るコンピュータプログラムには、管理サーバ装置1が行うものとして後述する各処理をCPU51に実行させるためのコンピュータプログラムが含まれている。また、電子印鑑データベース11、管理データベース12は、このHDD54内に設けられている。
本コンピュータをユーザ端末装置2に適用した場合、係るコンピュータプログラムには表示制御部31、押印部32の各部が行う上述の各処理を含む、ユーザ端末装置2が行う後述の各処理をCPU51に実行させる為のコンピュータプログラムが含まれている。
本コンピュータをユーザ端末装置3に適用した場合、係るコンピュータプログラムには文書変換部21、領域指示部22の各部が行う上述の各処理を含む、ユーザ端末装置2が行う後述の各処理をCPU51に実行させる為のコンピュータプログラムが含まれる。
HDD54に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU51による制御に従って適宜RAM53にロードされ、CPU51による処理対象となる。
入力装置55は、キーボードやマウスなどにより構成されており、本コンピュータのユーザは、この入力装置55を操作することで、各種の指示をCPU51に対して入力することができる。
表示装置56は、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU51による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。
インターフェース57は、様々なインターフェースで構成されている。例えば、インターフェース57は、本コンピュータを上記ネットワークに接続する為のネットワークインターフェースにより構成されている。
58は上述の各部を繋ぐバスである。
本実施形態では説明を簡単にするために、管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3は何れも、図2に示した構成を有するコンピュータであるものとして説明するが、コンピュータの構成については係る構成に限定するものではない。また、管理サーバ装置1、ユーザ端末装置2、ユーザ端末装置3のそれぞれを、互いに異なる構成を有するコンピュータで実現させても良い。
図3は、管理サーバ装置1とユーザ端末装置3の装置との間で行われる文書作成処理の流れを示すシーケンス図である。
ユーザ端末装置3のユーザは、押印対象の電子文書を選択する操作を行う。係る操作は、ユーザ端末装置3が有するメモリに格納されている複数の電子文書のうち1つを選択する操作であっても良いし、外部の装置が有するメモリに格納されている複数の電子文書のうち1つを選択する操作であっても良い。もちろん、ユーザ端末装置3で現在作成している電子文書を選択する操作であっても良い。
この電子文書はテキストデータなど、特定の形式に依存しないデータである。従って、ユーザ端末装置3の文書変換部21は、電子文書の選択がなされると、この電子文書をPDF等の、画像情報を合成することが可能な電子文書に変換する(S31)。なお、電子文書の選択操作で、PDF等の、画像情報を合成することが可能な電子文書を選択しても良く、その場合、S31の処理は省くことができる。
次にユーザ端末装置3は、管理サーバ装置1に対して、電子印鑑データベース11に登録されている全てのアカウント情報の一覧を要求する(S32)。管理サーバ装置1は係る要求を受信すると、電子印鑑データベース11に登録されている全てのアカウント情報の一覧をユーザ端末装置3に対して送信する(S33)。
ユーザ端末装置3のユーザは、変換した電子文書上で、押印対象領域を設定する操作を行う。係る操作を行うと、ユーザ端末装置3は、電子文書上におけるこの押印対象領域の位置及びサイズを示す領域情報を作成する(S34)。
そしてユーザ端末装置3のユーザは押印対象領域の設定操作を行った後、管理サーバ装置1から受信したアカウント情報の一覧をユーザ端末装置3の表示装置に表示させる操作を行う。そしてユーザ端末装置3のユーザがこの表示されたアカウント情報の一覧から1つを領域アカウント情報として選択する操作を行うと、ユーザ端末装置3は、この選択された領域アカウント情報をS34で設定された押印対象領域に対して割り当てる。これによりユーザ端末装置3は、S34で設定した押印対象領域の領域情報と、この押印対象領域に対して割り当てた領域アカウント情報と、を関連付けてメモリに保持する(S35)。
上述の通り、ユーザ端末装置3のユーザは、複数の押印対象領域を設定することができ、その場合、ユーザ端末装置3のユーザは、それぞれの押印対象領域に対してアカウント情報の一覧から選択したアカウント情報を割り当てる。この場合、S35では、ユーザ端末装置3は、押印対象領域毎に領域情報と領域アカウント情報と、を関連付けてメモリに保持する(S35)。
なお、押印対象領域の位置及びサイズを示す領域情報を無し(例えば、サイズゼロ)とし、領域アカウント情報を割り当てることも可能である。すなわち、領域情報を無しとすることで、押印権限はないが、閲覧のみ可能なアカウントを設定することができる。
ユーザ端末装置3のユーザが管理サーバ装置1への電子文書の登録指示を入力するとユーザ端末装置3は、S31で変換した電子文書、S34で作成した領域情報、S35で領域情報と関連付けた領域アカウント情報、を管理サーバ装置1に送信する(S37)。
なお、S34で作成した領域情報、S35で領域情報と関連付けた領域アカウント情報、は上記のように電子文書とは別に管理サーバ1で管理しても良いし、S31で変換した電子文書内に文書属性として保存することも可能である。領域情報と関連付けた領域アカウント情報を電子文書内に保存することにより、管理サーバ装置1の管理負荷を軽減することができる。
管理サーバ装置1は、S37で送信された情報群を互いに関連付けて管理データベース12に登録する(S38)。
次に、図3を用いて説明したユーザ端末装置3の動作について、図4のフローチャートを用いてより詳細に説明する。なお、図4のフローチャートに従った処理をユーザ端末装置3のCPU51に実行させるためのコンピュータプログラムやデータは、ユーザ端末装置3のHDD54に保存されている。そしてこれらのコンピュータプログラムやデータはCPU51による制御に従って適宜RAM53にロードされ、CPU51による処理対象となる。
ユーザ端末装置3のユーザは、押印対象の電子文書を入力装置55を用いて選択する操作を行う。例えば、予めHDD54に保存されている電子文書のファイル名等を表示装置56の表示画面上に一覧表示し、ユーザはこの一覧表示された中から1つを入力装置55を用いて選択する。この場合、ステップS41では、ユーザにより選択された電子文書をHDD54からRAM53に読み出す。なお、電子文書の選択方法や読み出し先については特に限定するものではないが、如何なる形態を採用するにせよ、ステップS41では、選択された電子文書をRAM53に読み出す。
次に、ステップS42では、この読み出した電子文書をPDF等の画像情報を合成可能な電子文書に変換する。また、プリンタドライバ方式の変換システムを用いることにより、ユーザ端末装置3上で印刷可能な任意の電子文書を押印可能な電子文書に変換することも可能である。
次にステップS43では先ず、電子印鑑データベース11に登録されているアカウント情報の一覧の取得要求を、インターフェース57、ネットワークを介して管理サーバ装置1に対して送信する。管理サーバ装置1は係る取得要求を受信すると、電子印鑑データベース11に登録されているアカウント情報の一覧をネットワークを介してユーザ端末装置3に対して送信する。従ってステップS43では次に、管理サーバ装置1から送信されたアカウント情報の一覧をインターフェース57を介して受信し、RAM53に格納する。
なお、管理サーバ装置1は、電子印鑑データベース11に登録されている全てのアカウント情報の一覧を送信する代わりに、例えば、ユーザ端末装置3に応じたアカウント情報のみを送信してもよい。例えば、ユーザ端末装置3のユーザのアカウント情報を用いて、電子印鑑データベース11から、ユーザ端末装置3のユーザが所属する部門に属するユーザのアカウント情報を抽出し、抽出したアカウント情報をユーザ端末装置3に送信しても良い。
ここで、アカウント情報の一覧の受信が正常に行われない場合には本処理を終了するが、受信が正常に行われた場合には、処理はステップS44に進む。
ステップS44では先ず、ステップS42で変換した電子文書を表示装置56の表示画面上に表示する。ユーザ端末装置3のユーザは、この表示された電子文書上で、入力装置55を用いて押印対象領域を指定する操作を行う。例えば、マウスを用いて電子文書上でドラッグ操作を行うことで押印対象領域を指定する。そして領域指定が完了すると、ステップS44では更に、この領域の位置及びサイズを示す領域情報を作成する。この領域情報には様々なものが考えられる。例えば、押印対象領域の左上隅の座標位置と右下隅の座標位置とを領域情報としても良いし、押印対象領域の左上隅の座標位置と、押印対象領域の縦幅、横幅と、を領域情報としても良い。
そして上述の通り、ユーザは電子文書上に複数の押印対象領域を指定することもでき、その場合には個々の押印対象領域に対して領域情報を作成することになる。
次に、ユーザは設定したそれぞれの押印対象領域に対して領域アカウント情報を割り当てる操作を入力装置55を用いて行う。例えばユーザ端末装置3のユーザがある押印対象領域に対して領域アカウント情報を割り当てる指示を入力装置55を用いて入力した場合、CPU51は、表示装置56の表示画面上に、ステップS43でRAM53に格納したアカウント情報の一覧を表示させる。そしてユーザ端末装置3のユーザはこの表示されたアカウント情報の一覧から1つを、この押印対象領域に対して割り当てる領域アカウント情報として選択する。係る選択指示を受けるとCPU51は、この選択された領域アカウント情報を、この押印対象領域の領域情報と関連付けてRAM53に格納する。
なお、領域アカウント情報の割り当ては、1つ押印対象領域を設定する毎に行っても良いし、全ての押印対象領域を設定した後で行っても良い。また、領域情報は、1つの押印対象領域を設定する毎に作成しても良いし、全ての押印対象領域を設定し終えた後でまとめて作成しても良い。
なお、押印可能なユーザに限らず、押印はできないが電子文書の閲覧のみ可能なユーザの指定をすることも可能である。また、押印に限らず、領域に画像、テキスト等の挿入が可能なユーザを指定することも可能である。例えば、テキストの挿入の場合、対象領域に割り当てるアカウント情報は1つに限定されず、2つ以上でもよい。
次に、ユーザ端末装置3のユーザが、電子文書の送信指示を入力装置55を用いて入力すると、ステップS47における処理を行う。ステップS47では、ステップS42で変換した電子文書、押印対象領域毎の領域情報と領域アカウント情報、を関連付けて(例えば1つのファイルに含めて)、インターフェース57、ネットワークを介して管理サーバ装置1に送信する。なお、本実施形態では上述のように、電子文書、押印対象領域毎の領域情報と領域アカウント情報、を管理サーバ装置1が管理するものとして説明するが、これらのデータ間の関連付けが維持されるのであれば、これらのデータは別個の装置に格納されても良い。
図5は、管理サーバ装置1とユーザ端末装置2と間で行われる押印処理の流れを示すシーケンス図である。
先ず、ユーザ端末装置2のユーザは、管理サーバ装置1に登録されている電子文書群の取得要求を入力するので、ユーザ端末装置2は、この取得要求を管理サーバ装置1に対して送信する(S51)。
管理サーバ装置1はこの取得要求を受信すると、管理データベース12に登録されているそれぞれの電子文書のファイル情報(ファイル名、ファイルサイズ、ファイルの内容を示すサムネイル画像など)をユーザ端末装置2に対して送信する(S52)。従って、ユーザ端末装置2は、管理サーバ装置1から送信されたそれぞれの電子文書のファイル情報を受信し、受信したそれぞれの電子文書のファイル情報をユーザ端末装置2の表示装置に一覧表示する。
するとユーザ端末装置2のユーザは、この一覧表示されたファイル情報を参照し、これから押印しようとする電子文書のファイル情報を選択する。更にユーザ端末装置2のユーザは、自分のアカウント情報を入力アカウント情報として入力する。ファイル情報の選択指示と、ユーザの入力アカウント情報とを入力すると、ユーザ端末装置2は、選択されたファイル情報と、入力アカウント情報とを管理サーバ装置1に送信する(S53)。
なお、入力アカウント情報は、ユーザ端末装置2のユーザが入力した情報に限定されず、電子文書のファイル情報を選択した際に、ユーザ端末装置2のCPU51がユーザ端末装置2のアカウント情報を取得し、入力アカウント情報とすることも可能である。
管理サーバ装置1は、ユーザ端末装置2から受信した入力アカウント情報が電子印鑑データベース11に登録されていると判断した場合には、この入力アカウント情報を認証したと判断する。入力アカウント情報を認証した場合、管理サーバ装置1は、入力アカウント情報と共にユーザ端末装置2から送信されたファイル情報が示す電子文書、この電子文書と関連付けられている領域情報、領域アカウント情報、を管理データベース12から取得する。更に管理サーバ装置1は、この入力アカウント情報と関連付けられている印影ファイルを電子印鑑データベース11から取得する。そして管理サーバ装置1は、電子印鑑データベース11から取得した印影ファイルと、管理データベース12から取得した電子文書、領域情報、領域アカウント情報、をユーザ端末装置2に対して送信(第2の送信)する(S54)。
ユーザ端末装置2は、管理サーバ装置1から送信された電子文書をユーザ端末装置2の表示装置に表示(第1の表示)する。なお、電子文書を表示する際、この電子文書と共に管理サーバ装置1から受信した領域アカウント情報を参照する。そしてS53で送信した入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報が設定されている押印対象領域を、S53で送信した入力アカウント情報と一致しない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域より強調して表示(第2の表示)する(S55)。
ユーザ端末装置2は更に、管理サーバ装置1から送信された印影ファイル中の各印影画像をユーザ端末装置2の表示装置に表示する(S55)。ユーザ端末装置2のユーザは、この表示されたそれぞれの印影画像のうちこれから押印に用いる印影画像を選択するので、ユーザ端末装置2は係る選択指示を受け付ける(S56)。ここで、これから押印に用いる印影画像を選択すると、図7に例示する如く、この選択した印影画像がマウスカーソルとして設定される。
ユーザ端末装置2のユーザは、マウスを用いてこのマウスカーソルを移動させ、表示されている電子文書上で、強調表示されている領域、即ち、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報が設定されている押印対象領域上にマウスカーソルを位置させる。そこでユーザが押印指示を入力すると、ユーザ端末装置2は、電子文書上のその位置にマウスカーソルとしての印影画像を合成することで、押印対象領域内に印影画像が合成(押印)された押印済み電子文書を作成する。
マウスカーソルが、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報が設定されている押印対象領域の外に位置している場合、その位置では押印できないことをユーザに通知する為に、マウスカーソルを「×」等の禁止マークに変更しても良い(例えば図8)。また、マウスカーソルを押印対象領域内では自由に移動させ、その他の領域へは移動できないようにしても良い。
また、図7の71、72のように、押印対象領域が複数ある場合には、マウスカーソルを押印対象領域71内では自由に移動させ、押印対象領域以外の領域へマウスカーソルを移動させようとしたら、押印対象領域72に移動するようにしても良い。
なお、押印位置の指定操作や押印指示の入力方法については以上説明した操作方法、入力方法に限定するものではなく、他の操作方法、入力方法を用いても良い。
次に、図5を用いて説明したユーザ端末装置2の動作について、図6のフローチャートを用いてより詳細に説明する。なお、図6のフローチャートに従った処理をユーザ端末装置2のCPU51に実行させるためのコンピュータプログラムやデータは、ユーザ端末装置2のHDD54に保存されている。そしてこれらのコンピュータプログラムやデータはCPU51による制御に従って適宜RAM53にロードされ、CPU51による処理対象となる。
先ず、ユーザ端末装置2のユーザは入力装置55を用いて、管理サーバ装置1に登録されている電子文書群の取得要求を入力するので、ステップS61では先ずユーザ端末装置2は、この取得要求をインターフェース57を介して管理サーバ装置1に送信する。上述の通り、管理サーバ装置1はこの取得要求を受信すると、管理データベース12に登録されているそれぞれの電子文書のファイル情報をユーザ端末装置2に対して送信する。従ってステップS61では次に、ユーザ端末装置2は、この管理サーバ装置1から送信されたそれぞれの電子文書のファイル情報をインターフェース57を介して受信し、RAM53に格納する。そしてユーザ端末装置2は、この受信したそれぞれの電子文書のファイル情報を表示装置56の表示画面上に一覧表示する。
ユーザ端末装置2のユーザは、この一覧表示されたファイル情報を参照し、これから押印しようとする電子文書のファイル情報を入力装置55を用いて選択する。更にユーザ端末装置2のユーザは、自身のアカウント情報を入力アカウント情報として入力装置55を用いて入力する。ファイル情報の選択指示と、入力アカウント情報とを入力すると、ステップS62では、ユーザ端末装置2は、この選択されたファイル情報と、入力アカウント情報とを、インターフェース57を介して管理サーバ装置1に送信する。
上述の通り管理サーバ装置1は入力アカウント情報を認証すると、入力アカウント情報と共にユーザ端末装置2から送信されたファイル情報が示す電子文書、電子文書と関連付けられている領域情報、領域アカウント情報、を管理データベース12から取得する。更に管理サーバ装置1は、この入力アカウント情報と関連付けられている印影ファイルを電子印鑑データベース11から取得する。そして管理サーバ装置1は、電子印鑑データベース11から取得した印影ファイルと、管理データベース12から取得した電子文書、領域情報、領域アカウント情報、をユーザ端末装置2に対して送信する。
ステップS63では、ユーザ端末装置2は、管理サーバ装置1から送信された電子文書、領域情報、領域アカウント情報、印影ファイル、を受信し、RAM53に格納する。そしてステップS64では、ユーザ端末装置2は、この印影ファイル中のそれぞれの印影画像を表示装置56の表示画面上に一覧表示させる。ユーザはこの印影画像の一覧表示を見て、押印に用いる印影画像を入力装置55を用いて選択する。係る選択が行われると、ステップS64では次に、ユーザ端末装置2は、この選択指示を受け付ける。
次にステップS66では、ユーザ端末装置2は、ステップS63で受信したそれぞれの押印対象領域に対する領域アカウント情報と、入力アカウント情報とを比較し、一致しているか否かを判断する。そして係る判断の結果、ステップS63で受信した全ての押印対象領域に対する領域アカウント情報が入力アカウント情報と一致していない場合、処理はステップS71に進む。ステップS71では、ユーザ端末装置2は、電子文書を表示する権限がないことを示す表示(メッセージなど)を表示装置56の表示画面上に表示する。
一方、ステップS66における判断の結果、ステップS63で受信したそれぞれの押印対象領域に対する領域アカウント情報のうち1以上が入力アカウント情報と一致している場合、処理はステップS67に進む。なお、ステップS66における判断の結果、ステップS63で受信したそれぞれの押印対象領域に対する領域アカウント情報のうち1以上が、閲覧のみ可能なアカウントとして設定されている場合(領域情報無しの場合)にも、処理はステップS67に進む。
ステップS67ではユーザ端末装置2は、管理サーバ装置1から送信された電子文書を表示装置56の表示画面上に表示する。その際、入力アカウント情報と一致している領域アカウント情報が設定されている押印対象領域を、一致していない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域よりもより明示的に(例えば、強調)して表示(領域表示)する。例えば、入力アカウント情報と一致している領域アカウント情報が設定されている押印対象領域の輝度値を、入力アカウント情報と一致していない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域よりも高くする。
より明示的な表示として、例えば、入力アカウント情報と一致している領域アカウント情報が設定されている押印対象領域を赤色で表示し、入力アカウント情報と一致していない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域を緑色で表示してもよい。
また、閲覧のみ可能なユーザ(領域情報無しのユーザ)の場合、上記のように輝度値を変更する(入力アカウント情報と一致していない押印対象領域を、一致している押印対象領域の輝度値よりも低くする)。これにより、電子文書を淡色で表示装置56の表示画面上に表示させることもでき、ユーザは電子文書に押印権限がないという事が一目で判別できる。なお、ステップS67では、電子文書の輝度値を変更する代わりに、マウスカーソルを「×」等の禁止マークに変更するようにしても良い。即ち、同様の目的の為の表示であれば、如何なる表示を行っても良い。
なお、入力アカウント情報と一致している領域アカウント情報が設定されている押印対象領域は、入力アカウント情報と一致している領域アカウント情報が設定されている押印対象領域の領域情報によって特定可能である。同様に、入力アカウント情報と一致していない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域は、入力アカウント情報と一致していない領域アカウント情報が設定されている押印対象領域の領域情報によって特定可能である。
ユーザ端末装置2のユーザは、入力装置55としてのマウスを用いてマウスカーソルを移動させ、表示されている電子文書上で強調表示されている領域上にマウスカーソルを位置させる。そこでユーザが押印指示を入力すると、ステップS69ではユーザ端末装置2は、押印指示が入力された時点でのマウスカーソルの位置、即ち押印対象領域内の位置に、マウスカーソルとしての印影画像を合成する。これにより、押印対象領域内に印影画像が合成(押印)された押印済み電子文書を作成する。なお、電子文書を透過させて表示させることも可能である。例えば、印鑑の丸い枠と、氏名等の文字以外の部分は透過されている為、電子文書の文字が表示される。
なお、押印対象領域に応じて印影画像の合成を制御することも可能である。この場合、ユーザ端末装置2の押印部32は、受信した領域情報、領域アカウント情報を参照して、印影画像を合成できるのか否かを判断することになる。
そしてこのようにして作成した押印済み電子文書は不図示の印刷装置によって印刷しても良いし、外部の装置に対して送信しても良い。
以上の説明により、本実施形態によれば、電子文書に対してどこに押印すべきかをユーザに分かり易く通知することができる。また、ユーザは、閲覧している電子文書に対して自分は押印可能であるのか否かを直感的に認識することが出来る。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報が設定されている操作対象領域に対して押印する例について説明した。しかし、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報が設定されている操作対象領域に対して押印以外の操作を行うようにしても良い。例えば、この操作対象領域内の文字や図形などを編集したり、この操作対象領域の印刷の可否等を制御するためのセキュリティ情報をこの操作対象領域に対して設定しても良い。
なお、ユーザ端末装置2に接続される電子デバイスの識別子によりユーザ端末装置2の処理の開始を許可する(ログオンする)場合、ステップS62では、ユーザのアカウント情報の変わりに、電子デバイスの識別子を送信しても良い。この場合、電子印鑑データベース11には、電子デバイスの識別子に対応する印影ファイルが登録されており、ステップS63では、電子デバイスの識別子に対応する印影ファイルを受信することになる。
また、入力アカウント情報と領域アカウント情報との比較は管理サーバ装置1が行っても良い。この場合、管理サーバ装置1は、押印対象領域毎の比較結果をユーザ端末装置2に対して送信することになる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、管理サーバ装置1から、電子文書に関連付けられている全ての領域情報、領域アカウント情報をユーザ端末装置2に送信し、ユーザ端末装置2が、領域アカウント情報と入力アカウント情報との比較を行う例について説明してきた。
これに対して第3の実施形態では、管理サーバ装置1から、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報に対応する領域情報を電子文書と共にユーザ端末装置2に送信する構成を説明する。
なお、第3の実施形態の動作、構成の大部分は第1の実施形態の動作、構成と共通するため、第1の実施形態と異なる動作、構成についてのみ説明し、共通の動作については説明を省略する。
第1の実施形態の図5のS54において管理サーバ装置1は、入力アカウント情報と共にユーザ端末装置2から送信されたファイル情報が示す電子文書、この電子文書と関連付けられている領域情報、領域アカウント情報、を管理データベース12から取得する。そして、入力アカウント情報と領域アカウント情報との比較を行い、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報に対応する領域情報を取得する。
管理サーバ装置1は、管理データベース12から取得した電子文書、入力アカウント情報と一致する領域アカウント情報に対応する領域情報、をユーザ端末装置2に対して送信する。
そして、S55においてユーザ端末装置2は、管理サーバ装置1から送信された電子文書を表示装置に表示すると共に、管理サーバ装置1から受信した領域情報を参照し、領域情報が示す押印対象領域を、押印対象領域外より強調して表示する。
以上のように、第3の実施形態では、管理サーバ装置1から、ユーザに対応する領域情報を、電子文書とともにユーザ端末装置2に送信するため、ネットワーク、及びユーザ端末装置2の負荷を軽減することができる。
また、ユーザ毎に各々対応する領域情報を送信し、他ユーザの情報(領域情報、領域アカウント情報)は管理サーバ装置1で管理するため、よりセキュリティを考慮した電子文書をユーザに送付することができる。

Claims (11)

  1. 電子文書と、該電子文書中に予め設定された設定領域を示す領域情報と、該設定領域に対して予め設定された領域アカウント情報と、を外部装置から取得するために入力された入力アカウント情報を取得する取得手段と、
    前記外部装置から、前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した領域アカウント情報と、前記取得手段が取得した入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断する判断手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書を表示する第1の表示手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書中の前記受信手段が受信した領域情報が示す設定領域を、前記判断手段が一致していると判断した場合と一致していないと判断した場合とで異なる表示方法で表示する第2の表示手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2の表示手段は、前記判断手段が一致していると判断した場合には、前記判断手段が一致していないと判断した場合よりも強調して領域表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記領域情報は、前記電子文書中に設定された複数の設定領域を示す情報であり、
    前記領域アカウント情報は、前記複数の設定領域のそれぞれに対して予め個別に設定された個別アカウント情報であり、
    前記判断手段は、前記複数の設定領域のそれぞれの個別アカウント情報と、前記入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断し、
    前記第2の表示手段は、前記入力アカウント情報と一致している個別アカウント情報が設定されている設定領域を、前記入力アカウント情報と一致していない個別アカウント情報が設定されている設定領域よりも強調して表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2の表示手段は、前記入力アカウント情報と一致している個別アカウント情報が設定されている設定領域を、前記入力アカウント情報と一致していない個別アカウント情報が設定されている設定領域よりも高い輝度値で表示することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 更に、
    印影を示す印影画像を取得する手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書上のユーザによって指示された位置に、前記取得した印影画像を合成する合成手段と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. 更に、
    前記取得した印影画像を、前記位置を指示するためのマウスカーソルとして設定する手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 互いに通信可能な第1の端末装置、第2の端末装置、管理サーバ装置、を有するシステムであって、
    前記第1の端末装置は、
    電子文書中に操作対象領域を設定することで、当該操作対象領域を示す領域情報を生成する手段と、
    前記操作対象領域に対するアカウント情報である領域アカウント情報を設定する手段と、
    前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報とを前記管理サーバ装置に対して送信する送信手段とを備え、
    前記管理サーバ装置は、
    前記送信手段により送信された前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報とを受信して保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持されている前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報とを取得する為に前記第2の端末装置で入力され、送信された入力アカウント情報を受信し、該受信した入力アカウント情報が前記管理サーバ装置が予め保持している入力アカウント情報と一致した場合には、前記保持手段に保持されている前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報とを前記第2の端末装置に対して送信する第2の送信手段とを備え、
    前記第2の端末装置は、
    前記入力アカウント情報を前記管理サーバ装置に送信する手段と、
    前記第2の送信手段により送信された前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した領域アカウント情報と、前記入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断する判断手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書を表示する第1の表示手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書中の前記受信手段が受信した領域情報が示す設定領域を、前記判断手段が一致していると判断した場合と一致していないと判断した場合とで異なる表示方法で表示する第2の表示手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
  8. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置が有する取得手段が、電子文書と、該電子文書中に予め設定された設定領域を示す領域情報と、該設定領域に対して予め設定された領域アカウント情報と、を外部装置から取得するために入力された入力アカウント情報を取得する取得工程と、
    前記画像処理装置が有する受信手段が、前記外部装置から、前記電子文書と前記領域情報と前記領域アカウント情報と、を受信する受信工程と、
    前記画像処理装置が有する判断手段が、前記受信工程で受信した領域アカウント情報と、前記取得工程で取得した入力アカウント情報と、が一致しているか否かを判断する判断工程と、
    前記画像処理装置が有する第1の表示手段が、前記受信工程で受信した電子文書を表示する第1の表示工程と、
    前記画像処理装置が有する第2の表示手段が、前記受信工程で受信した電子文書中の前記受信工程で受信した領域情報が示す設定領域を、前記判断工程で一致していると判断した場合と一致していないと判断した場合とで異なる表示方法で表示する第2の表示工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像処理装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
  10. 入力アカウント情報を取得して外部装置に送信する送信手段と、
    前記外部装置から電子文書と、該電子文書中に予め設定された、前記入力アカウント情報に対応する設定領域を示す領域情報と、を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書を表示する第1の表示手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書中の前記受信手段が受信した領域情報が示す設定領域を、前記第1の表示手段による表示方法とは異なる表示方法で表示する第2の表示手段と、
    印影を示す印影画像を取得する手段と、
    前記受信手段が受信した電子文書上のユーザによって指示された位置に、前記取得した印影画像を合成する合成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  11. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置が有する送信手段が、入力アカウント情報を取得して外部装置に送信する送信工程と、
    前記画像処理装置が有する受信手段が、前記外部装置から電子文書と、該電子文書中に予め設定された、前記入力アカウント情報に対応する設定領域を示す領域情報と、を受信する受信工程と、
    前記画像処理装置が有する第1の表示手段が、前記受信工程で受信した電子文書を表示する第1の表示工程と、
    前記画像処理装置が有する第2の表示手段が、前記受信工程で受信した電子文書中の前記受信工程で受信した領域情報が示す設定領域を、前記第1の表示工程での表示方法とは異なる表示方法で表示する第2の表示工程と、
    前記画像処理装置が有する取得する手段が、印影を示す印影画像を取得する工程と、
    前記画像処理装置が有する合成手段が、前記受信工程で受信した電子文書上のユーザによって指示された位置に、前記取得した印影画像を合成する合成工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017050690A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画像編集方法および画像編集プログラム

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