JP2011075780A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造で、第2定着ローラーの熱の画像面への影響を低減することが可能な定着装置又は良好な画像を形成することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像を担持する転写材を加熱する第1加熱ローラー91a、及び第1加熱ローラー91aと当接する第1加圧ローラー91bを有する第1定着ローラー対91と、第1定着ローラー対91で加熱された転写材Sの像が担持された面を鉛直方向の下方に向けて鉛直上方に吸引する定着部吸引面302を有し、転写材Sをガイドする定着部吸引ガイド300と、定着部吸引ガイド300でガイドされた転写材Sを定着するとともに、鉛直方向の下方に配設されて転写材Sを加熱する第2加熱ローラー92a、及び第2加熱ローラー92aの鉛直方向の上方に配設されて第2加熱ローラー92aと当接する第2加圧ローラー92bを有する第2定着ローラー対92と、第2加圧ローラー92bを鉛直方向の上方に移動させる移動部材93〜99と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真に関する定着装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置の定着部として、転写材に転写した画像の定着を行う第1定着部と、第1定着後に定着を行う第2定着部と、第1定着部を通過した転写材が第2定着部を経由しない迂回搬送路と、を有するものが開示されている(特許文献1)。
また、第1定着部と、第2定着部とを有し、転写材情報に応じて第1定着部の加熱ローラーの温度を調整する画像形成装置が開示されている(特許文献2)。
特開2006−308889号公報 特開2008−90115号公報
しかしながら、特許文献1の画像形成装置では、トナーの熱収縮等により発生するカールを補正するカール付与手段や搬送路の切り替えを行うフラッパを備えているので、装置が肥大化及び複雑化してしまう。また、定着直後の高温の画像面に、ローラーやフラッパが触れることで、接触した画像箇所の光沢が他の部分と異なることがあり、画像品位が低下することがあった。
また、特許文献2の画像形成装置では、定着機の温度調整に時間がかかり、特に、温度を下げる場合には、さらに多くの時間がかかり、生産性が低下してしまう場合があった。
本発明は、前記課題を解決するために、簡単な構造で、第2定着ローラーの熱の画像面への影響を低減することが可能な定着装置を提供すること、また、良好な画像を形成することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の定着装置は、像を担持する転写材を加熱する第1加熱ローラー、及び前記第1加熱ローラーと当接する第1加圧ローラーを有する第1定着ローラー対と、前記第1定着ローラー対で加熱された前記転写材の前記像が担持された面を鉛直方向の下方に向けて鉛直上方に吸引する定着部吸引面を有し、前記転写材をガイドする定着部吸引ガイドと、前記定着部吸引ガイドでガイドされた前記転写材を定着するとともに、鉛直方向の下方に配設されて前記転写材を加熱する第2加熱ローラー、及び前記第2加熱ローラーの鉛直方向の上方に配設されて前記第2加熱ローラーと当接する第2加圧ローラーを有する第2定着ローラー対と、前記第2加圧ローラーを鉛直方向の上方に移動させる移動部材と、を有することを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、潜像を担持する潜像担持体と、前記潜像担持体に担持された前記潜像をトナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像する現像部と、前記現像部で前記潜像担持体に現像された像が転写される転写媒体と、前記転写媒体と当接してニップ部を形成し、転写材に前記像を転写する転写ローラーと、前記転写材を加熱する第1加熱ローラーと前記第1加熱ローラーに当接する第1加圧ローラーとを有する第1定着ローラー対、前記第1定着ローラー対で加熱された前記転写材の前記像が担持された面を鉛直方向の下方に向けて鉛直上方に吸引する定着部吸引面を有して前記転写材をガイドする定着部吸引ガイド、及び前記定着部吸引ガイドでガイドされた前記転写材を定着するとともに、鉛直方向の下方に配設されて前記転写材を加熱する第2加熱ローラーと前記第2加熱ローラーの鉛直方向の上方に配設されて前記第2加熱ローラーに当接する第2加圧ローラーとを有する第2定着ローラー対を備える定着部と、前記第2加圧ローラーを鉛直方向の上方に移動させる移動部材と、を有することを特徴とする。
また、前記定着部吸引ガイドの前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側の端部を前記第2定着ローラー対の前記第2加熱ローラーと前記第2加圧ローラーとの当接により形成される第2定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設する。
また、前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側を前記第1定着ローラー対の側より鉛直方向の上方に配設する。
また、前記定着部吸引面は、前記転写材の搬送方向に対して鉛直方向の上方に傾斜する。
また、前記吸引面を形成するとともに、前記第1定着部で定着された前記転写材を搬送する定着部搬送ベルトと、前記定着部搬送ベルトを巻き掛けて、前記定着部搬送ベルトを駆動させる駆動ローラーと、前記定着部搬送ベルトを巻き掛ける従動ローラーと、を有する。
また、前記定着部搬送ベルトは、気流が通過する孔を有する。
本発明に係る定着装置によれば、簡単な構造で、第2定着ローラーの熱の画像面への影響を低減することが可能となる。また、本発明に係る画像形成装置によれば、簡単な構造で、第2定着ローラーの熱の画像面への影響を低減することが可能となり、良好な画像を形成することが可能となる。また、前記定着部吸引ガイドの前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側の端部を前記第2定着ローラー対の前記第2加熱ローラーと前記第2加圧ローラーとの当接により形成される第2定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設するので、第2定着ローラーの熱の画像面への影響をさらに低減することが可能となる。
また、前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側を前記第1定着ローラー対の側より鉛直方向の上方に配設するので、転写材を滑らかに移動させることが可能となる。また、前記定着部吸引面は、前記転写材の搬送方向に対して鉛直方向の上方に傾斜するので、転写材をさらに滑らかに移動させることが可能となる。
また、前記吸引面を形成するとともに、前記第1定着部で定着された前記転写材を搬送する定着部搬送ベルトと、前記定着部搬送ベルトを巻き掛けて、前記定着部搬送ベルトを駆動させる駆動ローラーと、前記定着部搬送ベルトを巻き掛ける従動ローラーと、を有するので、転写材が定着部搬送ベルトに張り付いて、転写材と定着部搬送ベルトとが一緒に移動するため、第1定着ローラー対側から第2定着ローラー対側へ転写材を安定して搬送することが可能となる。
また、前記定着部搬送ベルトは、気流が通過する孔を有するので、転写材をさらに安定して搬送することが可能となる。また、前記定着部搬送ベルトは、前記定着部吸引面に沿って移動するので、安定した吸引力で転写材をさらに安定して搬送することが可能となる。
画像形成装置の第1実施形態を示す図である。 第1実施形態の定着ユニットの第2定着ローラー対周辺の一例を示す図である。 第1実施形態の第2定着ローラー対の第2加圧ローラーが鉛直上方に移動した状態を示す図である。 図2の状態での定着ユニットの軸方向に直交する断面図である。 図3の状態での定着ユニットの軸方向に直交する断面図である。 第2実施形態の定着ユニット周辺の一例を示す断面図である。 第2実施形態の第2定着ローラー対の第2加圧ローラーが鉛直上方に移動した状態を示す断面図である。 第2実施形態の定着部吸引ガイドの定着部吸引面の形状を変更した例を示す図である。 第3実施形態の定着部吸引ガイドを示す図である。 第3実施形態の定着部吸引ガイドの平面図である。 第4実施形態の定着部吸引ガイドを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された転写媒体としての中間転写ベルト40に対し、現像部としての現像装置30Y,30M,30C,30Kは、画像形成装置の下方部に配置され、転写部としての二次転写部60、定着部としての定着ユニット90などの構成は画像形成装置の上方部に配置されている。特に、定着ユニット90が、中間転写ベルト40上方にレイアウトされることにより、画像形成装置全体としての設置面積を抑制することが可能となっている。
まず、感光体周辺部について説明する。外周面にアモルファスシリコン感光体などの感光層が形成された円筒状の部材からなる潜像担持体としての感光体10Y,10M,10C,10Kの周辺部は、感光体10Y,10M,10C,10Kの外周の回転方向に沿って、コロナ帯電器11Y,11M,11C,11Kを基準として、露光ユニット12Y,12M,12C,12K、現像装置30Y,30M,30C,30Kの現像剤担持体としての現像ローラー20Y,20M,20C,20K、第1感光体スクイーズローラー13Y,13M,13C,13K、第2感光体スクイーズローラー13Y’,13M’,13C’,13K’、一次転写部50Y,50M,50C,50K、図示しない除電部及び 感光体クリーニングブレード18Y,18M,18C,18K、が配置されている。なお、画像形成プロセスは、コロナ帯電器11Y,11M,11C,11Kから感光体クリーニングブレード18Y,18M,18C,18Kの順に、より前段に配置される構成は、後段に配置される構成より上流にあるものと定義する。
感光体周辺部では、まず、感光体10Y,10M,10C,10Kと現像ローラー20Y,20M,20C,20Kとのニップ部より感光体10Y,10M,10C,10Kの回転方向の上流側に配置されたコロナ帯電器11Y,11M,11C,11Kにより、感光体10Y,10M,10C,10Kが一様に帯電される。次に、コロナ帯電器11Y,11M,11C,11Kより下流側、現像ローラー20Y,20M,20C,20Kとのニップ部より上流側に配置された露光ユニット12Y,12M,12C,12Kにより、入力された画像信号に基づいて露光を行い、帯電された感光体10Y,10M,10C,10K上に光を照射し、静電潜像を形成する。
次に、現像装置30Y,30M,30C,30Kについて説明する。現像装置30Y,30M,30C,30Kでは、各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Y,31M,31C,31Kにおいて液体現像剤を攪拌、搬送するオーガ34Y,34M,34C,34Kが現像剤供給部材としてのアニロックスローラー32Y,32M,32C,32Kに液体現像剤を供給する。次に、アニロックスローラー32Y,32M,32C,32Kは、規制ブレード33Y,33M,33C,33Kによって量を規制された各色の液体現像剤を現像ローラー20Y,20M,20C,20Kに塗布する。
現像ローラー20Y,20M,20C,20Kに担持された液体現像剤は、コンパクションコロナ発生器22Y,22M,22C,22Kにより、コンパクション状態にされた後、感光体10Y,10M,10C,10K上に形成された静電潜像を現像し、感光体10Y,10M,10C,10K上にトナー像を形成する。現像ローラー20Y,20M,20C,20Kに残った液体現像剤は、現像ローラークリーニングブレード21Y,21M,21C,21Kによりクリーニングされる。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜3wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約15〜25%とした高粘度(HAAKE RheoStress RS600を用いて、25℃の時のせん断速度が1000(1/s)のときの粘弾性が30〜300mPa・s程度)の液体現像剤である。
感光体10Y,10M,10C,10K上に形成されたトナー像は、第1感光体スクイーズローラー13Y,13M,13C,13K及び第2感光体スクイーズローラー13Y’ ,13M’,13C’,13K’によってスクイーズされる。
中間転写ベルト40は、シームレスなゴム等の弾性部材で形成されたベルトであり、ベルト駆動ローラー41とテンションローラー42に張架され、1次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながらベルト駆動ローラー41により回転駆動される。1次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと中間転写ベルト40を挟んで1次転写ローラー51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
1次転写部50Y、50M、50C、50Kを通った後、感光体10Y、10M、10C、10K上に残った液体現像剤は、図示しない除電部や感光体クリーニングブレード18Y,18M,18C,18Kにより除去される。
なお、各色Y、M、C、Kに対応する感光体や現像装置等の部材の配置順は、図1に示す例に限定されることはなく、任意に設定することができる。
次に、中間転写ベルト40上のトナー像の転写材Sへの転写について説明する。
画像形成装置に対する転写材Sの供給は給紙装置によって行われる。第1給紙トレイ101a又は第2給紙トレイ101bにセットされた転写材Sは、所定のタイミングにてそれぞれ一枚ごとに第1給紙ローラー102a又は第2給紙ローラー102bによって、給紙搬送経路Laに搬送されるようになっている。また、転写材搬送経路Labでは、ゲートローラー対104、104’及び転写材ガイド105によって転写材Sを二次転写位置まで搬送する。
二次転写部60は、転写部材としての二次転写ローラー61および二次転写ローラー61をクリーニングする二次転写ローラークリーニングブレード85を備えている。二次転写ローラー61は、ベルト駆動ローラー41の回転につれて矢印で示す方向に回転するとともに、転写バイアスが印加される。
転写材ガイド105から搬送された転写材Sは、先端部を二次転写ローラー61の軸方向に延設された凹部63内に配設された転写材把持部としてのグリッパ64およびグリッパ64が着座する転写材把持部受け部としてのグリッパ支持部65によって把持され、転写ローラー61に対して位置決めされるとともに、転写ローラー61の回転とともに確実に転写ニップの方へ移動する。
中間転写ベルト40のトナー像は転写ニップで用紙、フィルム、布等の転写材Sに転写される。グリッパ64の把持部及び転写材Sの先端部が転写ニップを通過すると、グリッパ64が爪座65から離れる方向に移動開始し、転写材Sの先端部が解放される。次いで、転写ローラー61の更なる回転で、突き出し爪79が突き出し位置に設定され、転写材Sを転写ローラー61から剥離する。
一方、グリッパ64による把持から解放された転写材Sは、気流発生部405の動作に伴い発生する筺体部401の開口部402からのエアーを矢印Aに示すように吐出する送風装置400からのエアー吹き付けにより、転写ローラー61側に軽く押し付けられるとともに、突き出し爪79により転写ローラー61から離れる方向に押し付けられる。
こうして、ベルト駆動ローラー41と転写ローラー61のニップ部で挟圧されている転写材Sは、先端から後端まで順に、ベルト駆動ローラー41および転写ローラー61の更なる回転で転写材搬送手段200に移動する。すなわち、中間転写ベルト40のトナー像が転写材Sに二次転写されながら、転写材Sの転写終了部分の剥離が行われる。
このような構成により、転写材Sの後端部が二次転写ニップから排出された時に転写材後端部が中間転写ベルト40等に触れて画像が汚損されることを防ぐことができる。なお、弾性復元力が小さく腰の弱い転写材Sの場合には、送風装置400のエアー吹き付けを省略することもできる。
次に、二次転写後の転写材Sの搬送について説明する。
転写材搬送経路Labの二次転写部60の下流には、転写材搬送手段200として、第1吸引装置210、転写材搬送装置230、第2吸引装置270が順次配列されており、転写材Sを定着ユニット90に搬送するようになっている。
二次転写後の転写材Sは、第1吸引装置210の気流発生部215の動作に伴い発生する筺体部211の吸引面212からの吸引力Bによって、落下することなく吸引面212に保持されつつ、二次転写部60側からの送り動作の力によって吸引面212を搬送される。
二次転写部60側からの送り動作の力を受けて、第1吸引装置210の吸引面212上を搬送された転写材Sは、転写材搬送装置230側に到達する。次に、転写材Sは、転写材搬送装置230の気流発生部235の動作に伴い発生する筺体部231の吸引面232からの吸引力Cによって搬送面に保持される。それと共に、転写材Sは、転写材搬送部材駆動ローラー251の駆動力により、転写材搬送部材駆動ローラー251と転写材搬送部材張架ローラー252,253に巻かけられた転写材搬送部材250が移動動作するのに伴い、搬送面を定着ユニット90に向かって進行する。
転写材搬送装置230の搬送面で搬送された転写材Sは、第2吸引装置270の気流発生部275の動作に伴い発生する筺体部271の吸引面272からの吸引力Dによって吸引され、搬送される。
次に、トナー像の転写材Sへの定着について説明する。
定着ユニット90では、用紙等の転写材S上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材Sに融着させ定着させる。
定着ユニット90は、第1定着ローラー対91と、第1定着ローラー対91より下流側に第2定着ローラー対92を有する。第1定着ローラー対91は、内部にヒーターを有する第1加熱ローラー91aと、この第1加熱ローラー91a側に所定の圧力で付勢された第1加圧ローラー91bとを有し、これらのニップ間に転写材Sを挿通させ、転写材S上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材Sに融着し定着させる。同様に、第2定着ローラー対92は、内部にヒーターを有する第2加熱ローラー92aと、この第2加熱ローラー92a側に所定の圧力で付勢された第2加圧ローラー92bとを有し、これらのニップ間に転写材Sを挿通させ、転写材S上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材Sに融着しさらに強固に定着させる。
また、定着ユニット90の第1定着ローラー対91と第2定着ローラー対92の間には、定着部吸引ガイド300が配設されている。定着部吸引ガイド300は、筺体部301と、筺体部301の転写材搬送経路Lab側に配設された定着部吸引面302と、筺体部301の転写材搬送経路Labとは反対側に配設された気流発生部305とを有し、気流発生部305の動作に伴い発生する筺体部301の定着部吸引面302からの吸引力Eによって、転写材Sは、落下することなく定着部吸引面302に保持されつつ、第1定着ローラー対91からの送り動作の力によって定着部吸引面302に沿って第2定着ローラー対92側に搬送される。
このように定着部吸引ガイド300を用いることで、転写材Sを多量の空気にさらすことにより転写材Sの含水量が迅速に少なくなり、カールを補正することが可能となる。このため、従来のカールローラー対を設ける必要がなくなるので、画像形成装置を小型化することが可能となる。また、定着部吸引ガイド300が転写材Sを吸引することで、転写材Sの先端と第2加熱ローラー92aとの衝突を低減することが可能となる。
定着後、片面印刷の場合、転写材Sは、排出搬送路Lcに搬送され、排出される。
また、両面印刷の場合、転写材Sは、第1フラッパ121にガイドされ、第1両面搬送路Lb1に搬送される。その後、第1反転搬送ローラー対111,111’、第2反転搬送ローラー対112,112’、第3反転搬送ローラー対113,113’を有する第2両面搬送路Lb2において、搬送方向が反転され、第2フラッパ122にガイドされ、第3両面搬送路Lb3に搬送される。
第3両面搬送路Lb3では、転写材Sは、カール付与手段としてのカール付与ローラー対114,114’を経て、第1両面搬送ローラー対115,115’、第2両面搬送ローラー対116,116’、第3両面搬送ローラー対117,117’及び第4両面搬送ローラー対118,118’、を通過する。次に、ゲートローラー対104、104’及び転写材ガイド105から反転した転写材Sが転写材搬送経路Labに搬送される。その後、転写材Sは、定着ユニット90を通過して、排出搬送路Lcに搬送され、排出される。
以下、定着ユニット90について詳細に説明する。
本発明に係る実施形態の第1加熱ローラー91a及び第2加熱ローラー92aは直径60mmであり、芯金の厚さは2mm、芯金の材質はアルミニウム、鉄、ステンレス、真鍮等からなる。また、芯金の周囲には弾性層が形成されている。弾性層の厚さは2mm、弾性層の材質はシリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等からなる。さらに、弾性層の周囲には離型層が形成されている。離型層の厚さは30μm、離型層の材質はPFA、PTFE、FEP、ETFE等からなる。
また、本発明に係る実施形態の第1加圧ローラー91b及び第2加圧ローラー92bは直径60mmであり、芯金の厚さは2mm、芯金の材質はアルミニウム、鉄、ステンレス、真鍮等からなる。また、芯金の周囲には弾性層が形成されている。弾性層の厚さは2mm、弾性層の材質はシリコンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム等からなる。さらに、弾性層の周囲には離型層が形成されている。離型層の厚さは30μm、離型層の材質はPFA、PTFE、FEP、ETFE等からなる。
また、第1加熱ローラー91a及び第2加熱ローラー92aは図示しない駆動部材によって駆動され、第1加圧ローラー91b及び第2加圧ローラー92bは、それぞれ第1加熱ローラー91a及び第2加熱ローラー92aの回転に従動して回転する。
なお、第1加圧ローラー91b及び第2加圧ローラー92bを鉄、アルミ、ステンレス、真鍮等の硬質材料とし、第1加熱ローラー91a及び第2加熱ローラー92aにシリコンゴム、ウレタンゴム、天然ゴム等のゴム層や、シリコンスポンジ、ウレタンスポンジ、メラミンスポンジ等のスポンジ層の軟質材料をローラーに設けた場合、熱により生じる画像面側へのカールを補正することが可能となる。また、第2加熱ローラー92aと第2加圧ローラー92bとは完全に離間する必要はなく、完全に離間する場合のほかに、加圧力が低減するように形成してもよい。
図2は、第1実施形態の定着ユニット90の第2定着ローラー対92周辺の一例を示す図である。
第2定着ローラー対92周辺には、台93に配設された第2加熱ローラー92aを回転可能に支持する第2加熱ローラー固定板94と、第2加圧ローラー92bを回転可能に支持する第2加圧ローラー固定板95とがある。第2加熱ローラー固定板94と第2加圧ローラー固定板95は、第2加熱ローラー92a及び第2加圧ローラー92bの軸を含む面に対して、一方で、側板連結軸96を介して回転可能に連結され、他方で、スプリング97により連結されている。
また、図示しない本体ケース等のカム軸支持部材には、回転可能にカム軸98が貫通支持され、カム軸98にはカム99が固定されている。カム99は、第2加圧ローラー固定板95のカム当接部95aと当接している。
これら、台93、第2加熱ローラー固定板94、第2加圧ローラー固定板95、側板連結軸96、スプリング97、カム軸98及びカム99で移動部材を構成する。なお、移動部材は、第1実施形態で用いた構成に限らず、第2加圧ローラー92bを鉛直上方に移動する機構を有するものであればよい。
図2の状態からカム軸98が矢印R1の方向に回転すると、カム99が矢印R1の方向に回転する。カム99の回転によりカム当接部95aが押圧され、第2加圧ローラー固定板95が側板連結軸96を中心にスプリング97の付勢力に抗して矢印R2の方向に回転する。
図3は、第1実施形態の第2定着ローラー対92の第2加圧ローラー92bが鉛直上方に移動した状態を示す図である。
図2において、第2加圧ローラー固定板95が矢印R2の方向に回転すると、図3に示すように、第2加圧ローラー固定板95に支持された第2加圧ローラー92bは、鉛直上方に移動する。なお、図3において、94aは、第2加圧ローラー92bと第2加熱ローラー固定板94とが干渉しないように形成された凹部である。
図3の状態から、カム軸98が矢印R4の方向に回転すると、カム99が矢印R4の方向に回転する。カム99の回転によりカム当接部95aが下方に移動し、第2加圧ローラー固定板95が側板連結軸96を中心にスプリング97の付勢力によって矢印R5の方向に回転する。
図4は図2の状態での定着ユニット90の軸方向に直交する断面図、図5は図3の状態での定着ユニット90の軸方向に直交する断面図である。
次に、第1実施形態の定着ユニット90の実施例について説明する。実施例では、第2加圧ローラー92bの移動は、紙種に応じて行う。
厚紙を印刷する場合、片面印刷では、図4に示すように、第1定着ローラー対91及び第2定着ローラー対92を通過させ、定着を強固にする。両面印刷では、厚紙の第1面を印刷する際には、図4に示すように、第1定着ローラー対91及び第2定着ローラー対92を通過させ、第1面の裏面である第2面を印刷する際には、図5に示すように、第2加圧ローラー92bを第2加熱ローラー92aとは反対側の鉛直上方に移動し、圧力を低下させる。このように第2加圧ローラー92bと第2加熱ローラー92aとの第2定着ニップ部での加熱を低減することにより、画像を形成しているトナーの加熱による溶解を低減することが可能となる。
次に、薄紙を印刷する場合、熱による影響が強いので、片面印刷及び両面印刷において、図5に示すように、第2加圧ローラー92bを第2加熱ローラー92aとは反対側の鉛直上方に移動し、圧力を低下させる。このように第2加圧ローラー92bと第2加熱ローラー92aとの第2定着ニップ部での加熱を低減することにより、画像を形成しているトナーが加熱により溶けることを低減することが可能となる。
図6及び図7は、第2実施形態の画像形成装置を示す図である。図6は第2実施形態の定着ユニット90周辺の一例を示す断面図、図7は第2実施形態の第2定着ローラー対92の第2加圧ローラー92bが鉛直上方に移動した状態を示す断面図である。
第2実施形態の画像形成装置は、定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側の端部を第2定着ローラー対92の第2加熱ローラー92aと第2加圧ローラー92bとの当接により形成される第2定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設したものである。また、定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側を第1定着ローラー対92の側より鉛直方向の上方に配設したものである。
第2実施形態の定着部吸引ガイド300では、定着部吸引面302が第1定着部吸引面302aと第2定着部吸引面302bを有する。第1定着部吸引面302aは、第1定着ローラー対91側では第1定着ローラー対91と第2定着ローラー対92のニップ部を結ぶ線に沿って形成されている。また、第2定着部吸引面302bは、第1定着部吸引面302aの第2定着ローラー対92側に連続して、第2定着部吸引面302bの第2定着ローラー対92側の位置が第2加熱ローラー92aの鉛直方向Gの最高点Pよりも高い位置となるように傾斜して形成されている。
このように、第2定着部吸引面302bの最も第2定着ローラー対92側の位置が第2加熱ローラー92aの最高点Pよりも高い位置に配置されるように、定着部吸引面302を傾斜して形成することで、第3実施形態より転写材Sの先端と第2加熱ローラー92aとの衝突をさらに低減できるとともに、画像形成装置を小型化することが可能となる。
図8は、第2実施形態の定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302の形状を変更した例を示す図である。図8(a)は、定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302が第1定着ローラー対91側から第2定着ローラー対92側へ転写材の搬送方向に対して鉛直方向の上方に傾斜するように形成した例である。また、図8(b)は、定着部吸引面302を第1定着ローラー対91側から第2定着ローラー対92側へ湾曲上に傾斜して形成した例である。さらに、図8(c)は、定着部吸引面302を第1定着ローラー対91側から第2定着ローラー対92側へ角度の異なる傾斜を有する第1定着部吸引面302aと第2定着部吸引面302bによって形成した例である。
図9及び図10は、第3実施形態を示す図である。図9は第3実施形態の定着部吸引ガイド300を示す図、図10は第3実施形態の定着部吸引ガイド300の平面図である。
第3実施形態の画像形成装置は、吸引面302を形成するとともに、第1定着部91で定着された転写材Sを搬送する定着部搬送ベルト310と、定着部搬送ベルト310を巻き掛けて、定着部搬送ベルト310を駆動させる駆動ローラー311と、定着部搬送ベルト310を巻き掛ける第1従動ローラー312、第2従動ローラー313及び第3従動ローラー314と、を有する。定着部搬送ベルト310は、駆動ローラー311、第1従動ローラー312、第2従動ローラー313及び第3従動ローラー314に掛け回され、図示しない駆動手段により駆動ローラー311が駆動することにより、転写材Sを搬送する方向に回転する。
また、定着部搬送ベルト310には、孔310aが設けられ、気流発生部305が発生する気流による定着部吸引面302に吸引する吸引力Eを妨げないようになっている。
このように、定着部吸引ガイド300の周囲に定着部搬送ベルト310を配設することにより、転写材Sが定着部搬送ベルト310に張り付いて、転写材Sと定着部搬送ベルト310とが一緒に移動するため、第1定着ローラー対91側から第2定着ローラー対92側へ転写材Sを安定して搬送することが可能となる。
図11は、第4実施形態の定着部吸引ガイド300を示す図である。
第4実施形態の画像形成装置は、定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側の端部を第2定着ローラー対92の第2加熱ローラー92aと第2加圧ローラー92bとの当接により形成される第2定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設したものである。また、定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側を第1定着ローラー対92の側より鉛直方向の上方に配設したものである。
第4実施形態の定着部吸引ガイド300では、定着部吸引面302が第1定着部吸引面302aと第2定着部吸引面302bを有する。第1定着部吸引面302aは、第1定着ローラー対91側では第1定着ローラー対91と第2定着ローラー対92のニップ部を結ぶ線に沿って形成されている。また、第2定着部吸引面302bは、第1定着部吸引面302aの第2定着ローラー対92側に、第2定着部吸引面302bの第2定着ローラー対92側の位置が第2加熱ローラー92aの鉛直方向Gの最高点Pよりも高い位置となるように傾斜して形成されている。なお、第1定着部吸引面302aと第2定着部吸引面302bとの間には、第4従動ローラー115が配設されている。
このように、第2定着部吸引面302bの第2定着ローラー対92側の位置が第2加熱ローラー92aの最高点Pよりも高い位置に配置されるように、定着部吸引面302を傾斜して形成することで、第3実施形態より転写材Sの先端と第2加熱ローラー92aとの衝突を低減することが可能となる。
なお、第4実施形態の定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302の形状は、図8に示した例のように、変更することも可能である。
このように、実施形態の定着ユニット90によれば、簡単な構造で、第2加熱ローラー92aの熱の画像面への影響を低減することが可能となる。また、このように、実施形態の画像形成装置によれば、簡単な構造で、第2加熱ローラー92aの熱の画像面への影響を低減することが可能となり、良好な画像を形成することが可能となる。また、定着部吸引ガイド300の定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側の端部を第2定着ローラー対92の加熱ローラー92aと加圧ローラー92bとの当接により形成される定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設するので、第2加熱ローラー92aの熱の画像面への影響をさらに低減することが可能となる。
また、定着部吸引面302の転写材Sの搬送方向の第2定着ローラー対92の側を第1定着ローラー対91側より鉛直方向の上方に配設するので、転写材Sを滑らかに移動させることが可能となる。また、定着部吸引面302は、連続的に鉛直上方に向かうので、転写材Sをさらに滑らかに移動させることが可能となる。
また、吸引面302を形成するとともに、第1定着部91で定着された転写材Sを搬送する定着部搬送ベルト310と、定着部搬送ベルト310を巻き掛けて、定着部搬送ベルト310を駆動させる駆動ローラー311と、定着部搬送ベルト310を巻き掛ける従動ローラー312〜315と、を有するので、転写材Sが定着部搬送ベルト310に張り付いて、転写材Sと定着部搬送ベルト310とが一緒に移動するため、第1定着ローラー対91側から第2定着ローラー対92側へ転写材Sを安定して搬送することが可能となる。
また、定着部搬送ベルト310は、気流が通過する孔310aを有するので、転写材Sをさらに安定して搬送することが可能となる。
10Y,10M,10C,10K…感光体(潜像担持体)、11Y,11M,11C,11K…コロナ帯電器、12Y,12M,12C,12K…露光ユニット、13Y,13M,13C,13K…第1感光体スクイーズローラー、13Y’,13M’,13C’,13K’…第2感光体スクイーズローラー、18Y,18M,18C,18K…感光体クリーニングブレード、20Y,20M,20C,20K…現像ローラー(現像剤担持体)、21Y,21M,21C,21K…現像ローラークリーニングブレード、22Y,22M,22C,22K…コンパクションコロナ発生器、30Y,30M,30C,30K…現像装置(現像部)、31Y,31M,31C,31K…現像剤容器、32Y,32M,32C,32K…アニロックスローラー(現像剤供給部材)、33Y,33M,33C,33K…規制ブレード、34Y,34M,34C,34K…オーガ、40…中間転写ベルト(転写媒体)、41…ベルト駆動ローラー、42…テンションローラー、45…中間転写ベルトクリーニングブレード、50…一次転写部、51…一次転写ローラー、60…二次転写部(転写部)、61…二次転写ローラー(転写部材)、63…凹部、64…グリッパ(転写材把持部)、79…突き出し爪(転写材剥離部)、85…二次転写ローラブレード、90…定着ユニット(定着装置、定着部)、91…第1定着ローラー対、91a…第1加熱ローラー、91b…第1加圧ローラー、92…第2定着ローラー対、92a…第2加熱ローラー、92b…第2加圧ローラー、93…台、94…第2加熱ローラー固定板、95…第2加圧ローラー固定板、96…側板連結軸、97…スプリング、98…カム軸、99…カム(93〜99…移動部材)、300…定着部吸引ガイド、302…定着部吸引面、310…定着部搬送ベルト、S…転写材

Claims (7)

  1. 像を担持する転写材を加熱する第1加熱ローラー、及び前記第1加熱ローラーと当接する第1加圧ローラーを有する第1定着ローラー対と、
    前記第1定着ローラー対で加熱された前記転写材の前記像が担持された面を鉛直方向の下方に向けて鉛直上方に吸引する定着部吸引面を有し、前記転写材をガイドする定着部吸引ガイドと、
    前記定着部吸引ガイドでガイドされた前記転写材を定着するとともに、鉛直方向の下方に配設されて前記転写材を加熱する第2加熱ローラー、及び前記第2加熱ローラーの鉛直方向の上方に配設されて前記第2加熱ローラーと当接する第2加圧ローラーを有する第2定着ローラー対と、
    前記第2加圧ローラーを鉛直方向の上方に移動させる移動部材と、
    を有することを特徴とする定着装置。
  2. 潜像を担持する潜像担持体と、
    前記潜像担持体に担持された前記潜像をトナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像する現像部と、
    前記現像部で前記潜像担持体に現像された像が転写される転写媒体と、
    前記転写媒体と当接してニップ部を形成し、転写材に前記像を転写する転写ローラーと、
    前記転写材を加熱する第1加熱ローラーと前記第1加熱ローラーに当接する第1加圧ローラーとを有する第1定着ローラー対、前記第1定着ローラー対で加熱された前記転写材の前記像が担持された面を鉛直方向の下方に向けて鉛直上方に吸引する定着部吸引面を有して前記転写材をガイドする定着部吸引ガイド、及び前記定着部吸引ガイドでガイドされた前記転写材を定着するとともに、鉛直方向の下方に配設されて前記転写材を加熱する第2加熱ローラーと前記第2加熱ローラーの鉛直方向の上方に配設されて前記第2加熱ローラーに当接する第2加圧ローラーとを有する第2定着ローラー対を備える定着部と、
    前記第2加圧ローラーを鉛直方向の上方に移動させる移動部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記定着部吸引ガイドの前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側の端部を前記第2定着ローラー対の前記第2加熱ローラーと前記第2加圧ローラーとの当接により形成される第2定着ニップ部より鉛直方向の上方に配設する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記定着部吸引面の前記転写材の搬送方向の前記第2定着ローラー対の側を前記第1定着ローラー対の側より鉛直方向の上方に配設する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記定着部吸引面は、前記転写材の搬送方向に対して鉛直方向の上方に傾斜する請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記吸引面を形成するとともに、前記第1定着部で定着された前記転写材を搬送する定着部搬送ベルトと、
    前記定着部搬送ベルトを巻き掛けて、前記定着部搬送ベルトを駆動させる駆動ローラーと、
    前記定着部搬送ベルトを巻き掛ける従動ローラーと、
    を有する請求項2乃至請求項5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記定着部搬送ベルトは、気流が通過する孔を有する請求項6に記載の画像形成装置。
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