JP2011075325A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011075325A
JP2011075325A JP2009225237A JP2009225237A JP2011075325A JP 2011075325 A JP2011075325 A JP 2011075325A JP 2009225237 A JP2009225237 A JP 2009225237A JP 2009225237 A JP2009225237 A JP 2009225237A JP 2011075325 A JP2011075325 A JP 2011075325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspected
camera
image
inspection
defect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009225237A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Toda
昌孝 戸田
Ei Kosakai
映 小坂井
Michihiro Yamamoto
通浩 山本
Naoki Matsumura
直樹 松村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2009225237A priority Critical patent/JP2011075325A/ja
Publication of JP2011075325A publication Critical patent/JP2011075325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】簡易な構成で的確に表面の欠陥を検査する表面検査装置を提供する。
【解決手段】被検査体Wの加工された被検査面Wfに拡散光を照射する面状の照明装置2と、照明装置2から照射された光のうち被検査面Wfの平坦面で正反射した光を受光しない位置に設置された被検査面Wfを撮影するカメラ3と、カメラ3により撮影された画像を取得する画像取得部と、画像に基づいて被検査体の欠陥の有無を判定する欠陥判定部を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、被検査体の表面を検査する表面検査装置に関する。
従来、製品等の表面をカメラにより撮影し、撮影された画像に基づいて表面を検査する技術が検討されている。例えば、分離膜の照射域に光を照射する照明装置と、分離膜からの反射光を受光する撮像装置と、撮像装置の出力信号を処理して分離膜の欠点を検出する画像処理装置とを備え、照明装置は、ライン状で広がり角度が2°以内である出射光を照射領域に照射するものであり、撮像装置の撮像軸と分離膜表面との交点が照射域中にあり、かつ、照射域と分離膜表面の法線とを含む平面に対して撮像装置と照明装置とが同じ側であり、かつ、照明装置の照射中心軸と分離膜表面の法線とを含む平面において、照射中心軸と分離膜表面とがなす角度θ2より、撮像軸と分離膜表面の法線とを含む平面において、撮像軸と分離膜表面とがなす角度θ1が大きくなるよう構成された分離膜の表面検査装置がある(特許文献1参照)。
また、同様の技術として、被検査面に照明光を照射する光源と、被検査面での反射光を受光して画像信号を得る撮像装置と、この撮像装置で得られた画像信号に基づいて被検査面の表面欠陥を検出する画像処理装置とを具備してなる表面検査装置において、撮像装置の空間分解能を0.2mm以下にするとともに、被検査面の法線に対して撮像装置を前記光源と同じ側に配置し、かつ光源から被検査面への入射角度αを60°〜80°の間の角度に設定するとともに、撮像装置の受光角度を20°〜αの間の角度に設定した表面検査装置がある(特許文献2参照)。なお、この特許文献2の技術においても光源から照射される光はスリット光となっている。
この特許文献1,2の技術では、照明装置(光源)が検査対象の表面に対してスリット光を照射し、撮像装置は平坦な検査対象表面での正反射光を受光しない位置に設置されている。この構成により、正常(平坦)な表面に照射された光は撮像装置で受光されず、欠陥がある表面に照射された光のみが撮像装置に受光されることとなる。そのため、画像上では正常な表面は黒画素となり、欠陥部分は非黒画素として表され、画像上の正常部分と欠陥部分とは明確な濃淡差が生じることとなる。したがって、このような画像を画像処理することで的確に欠陥を判定することができる。
特開2009−42076号公報(段落番号0013−0021,図1A) 特開2008−275424号公報(段落番号0007,0009,図1,図6)
しかしながら、上述の特許文献1,2の技術では、一度に検査可能な範囲は光が照射されている範囲のみである。すなわち、光の幅に相当する領域の検査が行えるのみである。その問題を解決するために、特許文献1,2の技術では検査対象をスリット光と直交する方向に移動させることで、スリット光を検査対象全体に照射している。
このような構成により、検査対象全体を検査可能にはなるが、検査対象を移動させる必要があるため、検査時間を短縮することが困難となる。また、装置全体が大型化するおそれもあり好ましくない。さらに、検査対象の移動と画像の取得のタイミングとを同期させる必要も生じる。
本発明の目的は、このような課題に鑑み、簡易な構成で的確に表面の欠陥を検査する表面検査装置を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明の表面検査装置は、被検査体の加工された被検査面に拡散光を照射する面状の照明装置と、前記照明装置から照射された光のうち前記被検査面の平坦面で正反射した光を受光しない位置に設置された前記被検査面を撮影するカメラと、前記カメラにより撮影された画像を取得する画像取得部と、前記画像に基づいて前記被検査体の欠陥の有無を判定する欠陥判定部と、を備えている。
この構成では、カメラは、被検査体の平坦面(非欠陥部分)で正反射した光を受光することはできず、被検査体の欠陥部で反射した光の一部のみを受光することができる。すなわち、カメラにより撮影された画像上では、欠陥に対応する画素のみが非黒の画素値を有することとなる。したがって、画像の画素値に基づけば、的確に欠陥を検出することができる。また、照明装置は面光源として構成されているため、被検査体を移動させることなく、被検査体全体を照射することができる。さらに、このような照明装置を用いることにより、被検査体の各部分に対して、複数の方向からの光線が照射される。そのため、欠陥部分で複数の光線がカメラの光軸方向に反射される可能性を高めることができる。これにより、カメラにより撮影された画像上での欠陥部分が明確となる。
機械的に表面加工した際に生じる欠陥はバリ等の凸状のものが多い。そのような欠陥部に照射した光は、照射した側よりその反対側に反射する光の方が多いと考えられる。そのため、本発明の表面検査装置の好適な実施形態の一つでは、前記カメラは、前記被検査体を挟んで前記照明装置と反対方向に位置している。これにより、カメラにより受光される光量を増加させ、より的確に欠陥を検出することができる。
また、上述のような凸状の欠陥での反射光を上述の位置に設置したカメラに受光させるためには、被検査体の被検査面に近い位置から光を照射することが望ましい。そのため、本発明の表面検査装置の好適な実施形態の一つでは、前記照明装置の発光面の最下端部が前記被検査体と略同じ高さに設定してある。この構成により、カメラに受光される欠陥部での反射光の光量を増加させることができる。これにより、より的確に欠陥を検出することができる。
表面検査装置の構成図である。 表面検査装置の機能ブロック図である。 理想的な被検査面による光の反射を表す図である。 表面検査装置の処理の流れを表すフローチャートである。 被検査面に欠陥が生じている場合の光の反射を表す図である。 2値化画像生成の処理の流れを表すフローチャートである。 2値化画像生成時の画素値の例を表す図である。 カメラの傾きと検出可能な欠陥の高さの関係を表す図である。
以下、図面を用いて本発明の表面検査装置の実施形態を説明する。図1は、本発明の表面検査装置の構成図であり、図2は機能ブロック図である。図に示すように、本実施形態の表面検査装置は、被検査体Wを載置する回転テーブル1、被検査体Wを照明する照明装置2、被検査体を撮影するカメラ3、カメラ3により撮影された画像に基づいて被検査体Wの表面の欠陥の有無を判定するための画像処理装置4を備えている。なお、少なくとも回転テーブル1,照明装置2およびカメラ3は、暗室状況下に設置しておく。
回転テーブル1は、載置面の法線方向の軸芯回りで回転するテーブル部1a、テーブル部1aを回転させるためのステッピングモータ1bを備えている。本実施形態では、ステッピングモータ1bには画像処理装置4からの制御信号が供給されており、画像処理装置4は回転テーブル1の制御装置として機能している。また、このテーブル部1a上には被検査体Wが載置される。
本実施形態における被検査体Wは被検査面Wfが平坦となるように加工されたものを用いているが、これに限定されるものではない。例えば、小さな曲率を持つ被検査面Wfの検査にも用いることができる。当然ながら、この場合にも、カメラ3が被検査面Wfの非欠陥部で反射された光を受光しない位置に設置する必要がある。
照明装置2は、光源2aと光源2aから照射される光を面状の拡散光とする拡散板2b(本発明の発光面に相当)とを備えている。本実施形態では、拡散板2bの法線と回転テーブル1の回転軸とが直交するように照明装置2を設置している。また、照明装置2の拡散板2bの最下端部は、テーブル部1aの載置面と略同じ高さに設定されている。
図3は、このように設置された照明装置2から照射された光が理想的(完全な平面)に加工された被検査体Wの被検査面Wfで正反射する様子を表している。なお、図中のWpは被検査面Wf中の検査対象となる領域の中心(以下、検査中心Wpと称する)を表している。また、図を簡単にするために、照明装置2から検査中心Wpに向けて照射される光のみを示している。図から明らかなように、照明装置2の高さをH、検査中心Wpから照明装置2までの距離をLとすると、照明装置2から照射される光の最小反射角θは(π/2)−tan−1(H/L)[rad]となる。
上述したように、カメラ3は照明装置2により照明された被検査体Wを撮影するためのものである。そのため、図3に示すようにカメラ3の光軸は検査中心Wpを向くように設定されている。また、被検査体Wを暗視野状態で撮影するために、カメラ3は被検査面Wfにより反射された照明装置2からの光を受光しない位置に設置している。すなわち、検査中心Wpを通る被検査面Wfの法線とカメラ3の光軸とがなす角がθ未満に設定されている。このようにカメラ3を設定することにより、正常な被検査面Wfでの反射光はカメラ3に入射せず、被検査面Wfの欠陥部での反射光のみがカメラ3に受光することとなる。また、上述したように、被検査体W,照明装置2およびカメラ3は暗室状況下に設置されている。したがって、被検査体Wは暗視野状態で撮影されることとなり、被検査面Wfに欠陥があった際に、画像上の欠陥部分が際立つため、欠陥の検出が容易となる。このとき、微弱な反射光を検出できるように、カメラ3の絞りは開放することが望ましい。
画像処理装置4は、汎用コンピュータにより構成され、カメラ3により撮影された被検査体Wの画像に基づいて被検査面Wf上の欠陥の有無を判定する機能を備えている。また、上述したように回転テーブル1を制御する機能を備えている。そのため、画像処理装置4は、カメラ3からの撮影信号に基づいて画像を取得する画像取得部11、画像取得部11により取得された画像に基づいて被検査面Wf上の欠陥の有無を判定する画像処理部12、回転テーブル1を制御する回転テーブル制御部13を備えている。画像取得部11,欠陥判定部12および回転テーブル制御部13は汎用コンピュータのCPU(Central Processing Unit)を中核としてソフトウェアにより構成されているが、ハードウェアまたはソフトウェアとハードウェアとが協働する構成としても構わない。
また、画像処理部12は、画像中の検査領域を特定する検査領域特定部12a,画像を2値化し2値化画像を生成する2値化部12b,2値化画像から欠陥の可能性がある欠陥候補を検出する欠陥候補検出部12c,欠陥候補検出部12cにより検出された欠陥候補の特徴量を算出する欠陥特徴量算出部12dおよび欠陥候補の特徴量に基づいて欠陥の有無を判定する欠陥判定部12eを備えている。
次に、図4のフローチャートを用いて本発明の表面検査装置の処理の流れを説明する。なお、本実施形態では、L=H=70mmとしている(したがって、θ=45°)。カメラ3として、解像度が1600×1200のモノクロカメラを使用し、40mm×30mmの範囲を撮影している。また、カメラ3の光軸と検査中心Wpを通る被検査面Wfの法線とがなす角は、45°弱となるように設定している。
まず、被検査体Wを回転テーブル1のテーブル部1a上に載置する(#01)。このとき、被検査面Wfの検査中心Wpがカメラ3の撮影範囲に入るように留意する。被検査体Wの載置が完了すると、オペレータはキーボードやマウス等の入力装置(図示せず)を操作し、画像処理装置4に対して、欠陥検査の開始を指示する(#02)。
欠陥検査の開始の指示を受けた画像処理装置4では、まず、所定のタイミングでカメラ3から入力されている撮影信号をA/D変換し、デジタル画像データ(以下、単に画像と称する)を生成する(#03)。生成された画像は、メモリ(図示せず)に一時的に記憶され、その旨が検査領域特定部12aに通知される。
通知を受けた検査領域特定部12aは、画像における検査対象領域を特定する(#04)。本実施形態では、検査領域特定部12aは予め記憶されている検査対象領域の画像をテンプレートとしたテンプレートマッチングにより検査対象領域を特定するものとする。特定された検査対象領域の座標は、2値化部12bおよび欠陥候補検出部12cに通知される。
上述したように、被検査体Wは暗視野状態で撮影されている。そのため、被検査面Wfに欠陥がない場合には、撮影された画像は黒画素のみから構成される。しかしながら、被検査面Wf上にバリ等の凸状の欠陥が生じていると、図5に示すように、照明装置2から照射された光のうち欠陥による正反射によりカメラ3に入射するものが存在する。特に、本発明では、照明装置2は面光源として構成され、拡散光が照射されるため、欠陥周辺により複数の光線がカメラ3の光軸方向に反射される可能性がある。したがって、被検査面Wf上の欠陥は、画像上で白画素として捕らえることができる。そのため、検査対象領域の座標を受け取った2値化部12bは、画像の検査対象領域を2値化した2値化画像を生成する(#05)。本実施形態における2値化は図6のフローチャートの処理により行われる。
まず、画像中の被検査領域から一の画素列を抽出する(#21)。この画素列の方向は、検査したい欠陥の方向と直交する方向が望ましい。したがって、バリ等の欠陥が画像中において横方向に表れる場合には、画素列は画像中の縦方向に設定する。
次に、この画素列に対して移動平均法による平均化を施す(#22)。図7には、一の画素列の画素値と、その画素列に対して平均化を施した後に画素値とを表している。図の横軸は座標であり、縦軸は画素値を表している。また、実線が平均化前の画素値であり、点線が平均化後の画素値である。
そして、このようにして求めた平均化後の各々の画素値に対してオフセット値(本実施形態では20程度)を加算した画素値(図6の一点鎖線)を閾値として設定する(#23)。これにより、各々の座標における閾値が設定されたことになる。次に、この閾値に基づいて、平均化前の各座標における画素値を2値化する(#24)。未処理の画素列がある場合には(#25のNo分岐)、処理を#21に移行し、上述の処理を繰り返す。図7の例の画素列に対して、このようにして2値化すると、図中のハッチング部分の画素が白となり、他の画素が黒となる。
欠陥候補検出部12cは、このようにして生成された2値化画像から白画素の連結領域を求め、各連結領域を欠陥候補領域とする(#06)。なお、連結領域はラベリング等の公知の方法により求めることができる。
特徴量算出部12dは、各欠陥候補領域の特徴量を算出する(#07)。本実施形態では、欠陥としてバリを想定しているため、特徴量として欠陥候補領域の長さを用いている。この特徴量は、検出したい欠陥の種類に応じて適宜変更可能である。
欠陥判定部12eは、特徴量算出部12dにより算出された特徴量に基づいて、各欠陥候補領域が欠陥であるか否かを判定する(#08)。本実施形態では、上述したように特徴量として欠陥候補領域の長さを用いているため、この長さが所定の範囲内であれば、その欠陥候補領域を欠陥とみなしている。欠陥が検出された際には(#09のYes分岐)、画像処理装置に接続されているディスプレイ(図示せず)にその旨を表示する等、欠陥が発見されたことを報知する(#10)。
検査すべき検査部位が残っている場合には(#11のNo分岐)、回転テーブル制御部13がステッピングモータ1bを制御することにより、テーブル部1aを回転させた後、処理を#03に移行させて、上述の処理を繰り返す。
従来技術では、撮影画像に基づいてバリを検出する際には、カメラの分解能をバリの高さ以下にする必要がある。例えば、5μmのバリを検出するためには、カメラの分解能を0.5μm程度に設定しなければならない。本実施形態のカメラ3の分解能を0.5μmに設定すると、撮影範囲は0.8mm×0.6mmとなる。一方、本実施形態では上述のようにカメラ3を設定しているため、カメラの分解能は25μmとなっている。
図8は、カメラ3の分解能を上述のように設定し、カメラ3の傾きを変更した際に検出できた欠陥(バリ)の高さの関係を示した図である。図の横軸は、カメラ3の光軸と被検査面Wfの法線とがなす角度であり、縦軸は検出できたバリの高さを表している。なお、カメラ3の傾きを調整する際には、照明装置2からの光の最大入射角(および最大反射角)がカメラ3の傾きより若干大きくなるように、照明装置2の高さを調整している。
図から明らかなように、カメラ3の傾きを45°としたときには5μm程度のバリまで検出可能になっており、45°を中心としてカメラ3の傾きを変化させるに従って、検出可能なバリの高さが高くなっている。また、カメラ3の傾きを大きくすると、バリよりも微細な切削痕が検出されるようになる。したがって、カメラ3の傾きは45°程度が望ましい。
このように、本発明の欠陥検査装置を用いれば、カメラを従来の方法よりも粗い分解能に設定することができる。すなわち、従来と同等の高さのバリを検査する目的であれば、従来よりも広い範囲の被検査面Wfを一度に検査することができる。また、カメラ3の分解能を従来と同等に設定した場合には、従来よりも低いバリを検出することができる。
〔別実施形態〕
(1)上述の実施形態では、照明装置2の照射面の法線と被検査面Wfの法線と略直交するよう照明装置2を設置したが、これらの法線がなす角が90°以下となるように照明装置2を傾けて設置しても構わない。当然ながら、このときにも、照明装置2から照射され、平坦な被検査面Wfで反射された光がカメラ3に入射しないよう構成する必要がある。
(2)上述の実施形態では、カメラ3は、被検査体Wを挟んで照明装置2の反対側に設置したが、カメラ3と照明装置2とを同じ側に設置しても構わない。その際、照明装置2から照射される光の最小入射角をθ(図3参照)とすると、カメラ3の光軸と検査中心Wpを通る被検査面Wfの法線とがなす角がθ未満となるようにカメラ3を設置する。このように構成しても、カメラ3には平坦な被検査面Wfからの反射光は入射することはない。一方、被検査面Wfの欠陥部分には複数の方向から照射された光が複数の方向に反射される。そのため、反射光がカメラ3に受光される可能性が高まり、上述の実施形態と同様にカメラ3により撮影された画像上で欠陥部分が明確となる。
本発明は、被検査体の加工された表面を検査する表面検査装置に利用することができる。
W:被検査体
Wf:被検査面
1:回転テーブル
2:照明装置
2a:光源
2b:拡散板
3:カメラ
4:画像処理装置
11:画像取得部
12e:欠陥判定部

Claims (3)

  1. 被検査体の加工された被検査面に拡散光を照射する面状の照明装置と、
    前記照明装置から照射された光のうち前記被検査面の平坦面で正反射した光を受光しない位置に設置された前記被検査面を撮影するカメラと、
    前記カメラにより撮影された画像を取得する画像取得部と、
    前記画像に基づいて前記被検査体の欠陥の有無を判定する欠陥判定部と、を備えた表面検査装置。
  2. 前記カメラは、前記被検査体を挟んで前記照明装置と反対方向に位置している請求項1記載の表面検査装置。
  3. 前記照明装置の発光面の最下端部が前記被検査体と略同じ高さに設定してある請求項1または2記載の表面検査装置。
JP2009225237A 2009-09-29 2009-09-29 表面検査装置 Pending JP2011075325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009225237A JP2011075325A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 表面検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009225237A JP2011075325A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 表面検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011075325A true JP2011075325A (ja) 2011-04-14

Family

ID=44019487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009225237A Pending JP2011075325A (ja) 2009-09-29 2009-09-29 表面検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011075325A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016055219A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 日東電工株式会社 複合半透膜、分離膜エレメント、及びその製造方法
JP2018025439A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 株式会社ジェイテクト 外観検査方法および外観検査装置
US20200134808A1 (en) * 2017-06-29 2020-04-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Singular part detection system and singular part detection method
CN112730420A (zh) * 2019-10-14 2021-04-30 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测工站
CN112730419A (zh) * 2019-10-14 2021-04-30 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127652A (ja) * 1985-11-29 1987-06-09 Toshiba Corp 半導体ウエハの表面欠陥検査装置
JPH06300710A (ja) * 1993-04-19 1994-10-28 Nippon Steel Corp 光学式鋼板表面疵検査装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62127652A (ja) * 1985-11-29 1987-06-09 Toshiba Corp 半導体ウエハの表面欠陥検査装置
JPH06300710A (ja) * 1993-04-19 1994-10-28 Nippon Steel Corp 光学式鋼板表面疵検査装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016055219A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 日東電工株式会社 複合半透膜、分離膜エレメント、及びその製造方法
JP2018025439A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 株式会社ジェイテクト 外観検査方法および外観検査装置
CN107703154A (zh) * 2016-08-09 2018-02-16 株式会社捷太格特 外观检查装置及外观检查方法
CN107703154B (zh) * 2016-08-09 2021-12-03 株式会社捷太格特 外观检查装置及外观检查方法
US20200134808A1 (en) * 2017-06-29 2020-04-30 Sumitomo Chemical Company, Limited Singular part detection system and singular part detection method
CN112730420A (zh) * 2019-10-14 2021-04-30 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测工站
CN112730419A (zh) * 2019-10-14 2021-04-30 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测装置
CN112730419B (zh) * 2019-10-14 2024-01-09 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测装置
CN112730420B (zh) * 2019-10-14 2024-02-20 富泰华工业(深圳)有限公司 外观瑕疵检测工站

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5014003B2 (ja) 検査装置および方法
CN110441323B (zh) 产品表面的打光方法及系统
JP2005283577A (ja) フィードバックを提供するための検査システム及び方法
KR20020097009A (ko) 결함 검사 장치 및 결함 검사 방법
JP2007078540A (ja) 外観検査方法及び外観検査装置
JP2011075325A (ja) 表面検査装置
JP2007218889A (ja) 表面欠陥検出方法および表面欠陥検出装置
JP4910128B2 (ja) 対象物表面の欠陥検査方法
US10955354B2 (en) Cylindrical body surface inspection device and cylindrical body surface inspection method
JP4910800B2 (ja) ネジ部品の検査装置および検査方法
JP2006138830A (ja) 表面欠陥検査装置
JP2009109243A (ja) 樹脂封止材の検査装置
JP6647903B2 (ja) 画像検査装置、画像検査プログラム及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体並びに記録した機器
JP2005214720A (ja) 表面検査装置及び方法
JP3565672B2 (ja) ウエハのマクロ検査方法および自動ウエハマクロ検査装置
JP2008064656A (ja) 周縁検査装置
JP2005308623A (ja) 光学部材検査装置
JP2002310917A (ja) 欠陥検出方法及び装置
JP3078784B2 (ja) 欠陥検査装置
JP2013242257A (ja) 検査方法及び外観検査装置
JP4967132B2 (ja) 対象物表面の欠陥検査方法
JP6402082B2 (ja) 表面撮像装置、表面検査装置、及び表面撮像方法
JP2000028535A (ja) 欠陥検査装置
JP2009222629A (ja) 被検物端面検査装置
JPH06160065A (ja) 欠け検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20120822

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130624

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20130905

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141002