JP2011075277A - アンカー荷重計着脱システム、アンカー荷重計共設置セット、アンカー荷重計着脱ユニット、およびアンカーへの荷重計着脱方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】余長部の周囲を囲って載置された荷重計2と、余長部の先端側へ間接的または直接的に取り付けられた挟み込みナット3と、挟み込みナット3及び定着部と共に余長部を地表側に引揚げてジャッキアップするジャッキ4を具備する。挟み込みナット3は、余長部を固定する第二ナット31とその周囲に拡がった挟み込み板32とを有し、ジャッキ4によって余長部を地表側に引揚げた状態で、挟み込み板32の下面を荷重計2の上面に当接させて荷重計2を支圧板Pとの間に挟み込む。
【選択図】図1
Description
余長部Aの周囲を囲って載置された荷重計2と、
余長部Aの先端側へ間接的または直接的に取り付けられた挟み込みナット3と、
挟み込みナット3及び定着部(E/N)と共に余長部Aを地表側に引揚げてジャッキアップするジャッキ4とを具備してなり、
前記挟み込みナット3は、それ自体の内螺子部310によって余長部Aを間接的または直接的に固定する第二ナット31と、第二ナット31の周囲に拡がって設けられた挟み込み板32とを有し、
挟み込み板32の上部又はその上方に設置されたジャッキ4によって余長部Aを地表側に引揚げて、定着部(E/N)を支圧板Pから離間させた離間状態とし、
この離間状態で、挟み込み板32の下面を前記載置された荷重計2の上面に当接させて荷重計2を支圧板Pとの間に挟み込むことを特徴とする。
前記挟み込みナット3は、余長部Aへ周着したアジャスター1を介して余長部Aの先端側へ間接的に取り付けられたものであることが好ましい。
前記アジャスター1は、プリングヘッド6の外螺子部と螺合する内螺子部を有し、余長部A又は定着部に固定されたプリングヘッド6を介して余長部Aへ周着することが好ましい。
ベース材5には、地表側に引揚げられた余長部Aに周着した定着具(E/N)を上方へ移動させるための側方窓5wを有することが好ましい。
余長部Aの周囲を囲って載置されうる筒状の荷重計2と、
余長部Aの先端側へ間接的または直接的に取り付けられうる挟み込みナット3とを具備してなり、
前記挟み込みナット3は、それ自体の内螺子部310によって余長部Aを間接的または直接的に固定しうる第二ナット31と、第二ナット31の周囲に拡がって設けられた挟み込み板32とを有すると共に、
定着部(E/N)が支圧板Pから離間した状態で、挟み込み板32の下面が前記載置された荷重計2の上面に当接して荷重計2を支圧板Pとの間に挟み込みうることを特徴とする。
アンカーの余長部Aへ周着して余長部Aの先端構造を軸方向上方に延伸させるアジャスター1と、
荷重計2の端面形状を含む大きさの挟み込み板32を有すると共にアジャスター1の先端部に螺着しうる挟み込みナット3とを具備してなり、
荷重計2のセンターホール2h内に余長部A及びアジャスター1を挿通させ、荷重計2を支圧板P上に立設した状態で、
アジャスター1の先端部12が、軸方向に沿って荷重計2の設置高さよりも上方まで延伸し、挟み込みナット3の挟み込み板32が、その下部に当接させた荷重計2を支圧板Pとの間に挟み込み、かつ定着具が支圧板Pから離間したものとなることを特徴とする。
アンカーの余長部Aの周囲に荷重計2を載置して余長部Aを囲った状態とする荷重計載置工程(b)と、
周着させた余長部Aの先側から挟み込みナット3を周着して棒状の基端部11側の所定の螺進位置まで螺進させ、載置した荷重計2の上部を覆って地表側に挟み込む第一挟み込み工程(c)と、
余長部Aの先端部にジャッキ4を固定して、周着された挟み込みナット3と共に余長部Aを地表側に引揚げてジャッキアップする引揚げ工程(e1)と、
挟み込みナット3を、前記第一挟み込み工程(c)の螺進位置よりもさらに基端側の螺進位置まで螺進させ、ジャッキアップによって余長部Aが地表側へ引揚げられた状態で荷重計2を地表側に挟み込む第二挟み込み工程(e2)と、
ジャッキ4の引揚げを解除して余長部Aから取り外す取り外し工程(f)を順に具備することを特徴とする。
本発明のアンカー荷重計着脱システムは、余長部Aが支圧板上に突出し、余長部Aに取り付けられた定着具によって支圧板上に定着された既設の或いは新設のアンカーにおいて、余長部Aを定着具ごと地表側へ引き揚げた状態のまま、センターホール2hを有した筒状の荷重計2を追加で着脱又は交換するために必要とするすべての構成からなるものであって、基本的に、アンカー荷重計着脱共設置セットとジャッキ4とから構成される(図1,7,8,9,10)。このうちアンカー荷重計着脱共設置セットは、アンカー荷重計着脱ユニットと荷重計2とから構成される(図6)。さらにこのうちアンカー荷重計着脱ユニットは、アンカーの余長部Aを軸方向へ延伸させるアジャスター1と、アジャスター1の先端部に螺着しうる挟み込みナット3とから構成される。
本発明のアンカー荷重計共設置セットはアンカー荷重計着脱システムからジャッキ4を除いたものであり、荷重計2の追加設置によってジャッキ4を取り除いた後の、アンカーに取り付けられた荷重計2を含むセットである。例えば図6の状態において荷重計2と共に追設置されて残る構成を示す。このセットは基本的に、アンカーの余長部Aを軸方向へ延伸させるアジャスター1と、アジャスター1を内部挿通しうる荷重計2と、アジャスター1の先端部に螺着しうる挟み込みナット3とから構成される。ただしアンカーの余長部Aが十分な長さを持ち、延伸させる必要がない場合にはアジャスター1を省略した構成とすることができる。
本発明のアンカー荷重計着脱ユニットはアンカー荷重計共設置セットからさらに荷重計2を除いたものであり、荷重計2を追加設置する際に荷重計2と共に追加設置され、追加設置工程後に残る荷重計2以外の構成からなる。このユニットは基本的に以下の構成を具備する(図2)。
・アンカーの余長部Aに周着して余長部Aを軸方向地表側へ延伸させるアジャスター1
・荷重計2の筒端面形状を含む大きさの挟み込み板32を有し、かつ余長部Aの先端側に直接的にまたは間接的に周着しうる挟み込みナット3
なおアンカーを引き揚げるジャッキ4は、追加設置工程後に取り外す(図6)ため、本ユニットに含まれない。ただし、アンカーの余長部Aが十分な長さを持ち、延伸させる必要がない場合には、アジャスター1を省略した構成とし、挟み込みナット3単独でアンカー荷重計着脱ユニットを構成することも可能である。この場合、挟み込みナット3は荷重計2の筒端面形状を含む大きさの挟み込み板32を有し、かつ余長部Aの先端側に直接的に周着する。
また本発明のアンカーへの荷重計着脱方法は、余長部Aに固定しうるアジャスター1を一構成に有する前記アンカー荷重計着脱ユニットと、アジャスター1を内部挿通しうる特殊な或いは汎用の荷重計2と、アジャスター1を軸方向地表側へジャッキアップしうる特殊な或いは汎用のジャッキ4とを用いて、前記アンカーに荷重計を後付け設置状態とするための設置方法であって、以下工程を具備する(図3〜図5)。
・余長部Aの周囲に荷重計2を載置する荷重計載置工程(b)
・余長部Aに挟み込みナット3を周着して、載置した荷重計2の上部を覆い、荷重計2を挟み込みナット3によって地表側に挟み込む第一挟み込み工程(c)
・余長部Aを引き揚げるべくジャッキ4をセットして挟み込みナット3や定着具と共に余長部Aを地表側にジャッキアップする引揚げ工程(e1)
・ジャッキアップによって余長部Aが地表側へ引き上げられた状態で挟み込みナット3を下方(支圧板P方向)に移動させて荷重計2を改めて地表側に挟み込む第二挟み込み工程(e2)
・ジャッキ4の引揚げを解除してアジャスター1から取り外し、アンカー荷重計共設置セットのみ残した状態とする取り外し工程(f)
以下、各実施例の構成と共に詳述する。
アジャスター1は、アンカーの地表定着部よりも上方の余長部Aへ周着してこの余長部Aを軸方向へ延伸させるものであり、具体的には、余長部Aに周着した状態で、先端部12が軸方向に沿って荷重計2の設置高さよりも上方まで延伸させる。実施例では筒状の棒状の基端部11とこれよりも小さい外形の柱状の先端部12とが同軸上に一体的に連結して構成される。このうち棒状の基端部11が荷重計2のセンターホール断面よりも小さい断面形状であり、実施例では内部に螺子孔を有し、余長部Aの外螺子に螺着しうる。なお実施例4では内部の螺子孔はプリングヘッド6の外螺子に螺着しうる。
荷重計2はアジャスター1を内部挿通しうるセンターホール2hを有した筒状の荷重計であり、上部又は下部の筒端面を荷重領域として、上下面から挟み込まれた力を測定する。アジャスター1を内部挿通しうるものであればよく、例えば汎用の筒型ロードセル等、特殊形状を有することのない汎用の筒形の荷重計を使用することができる。筒型の荷重計2はアンカーの余長部Aを囲って立設し、挟み込みナット3に上面から挟み込まれた力を測定することとなるため、受圧領域の違いによる測定誤差が極めて生じにくく、確実な残存緊張力測定を行うことができる。
挟み込みナット3は、アジャスター1の外螺子部に螺着しうる内螺子部を有した第二ナット31と、前記内螺子部がアジャスター1に螺着して荷重計を既存の支圧板(第一支圧板)との間に挟み込むための挟み込み板32とを有する(図2)。実施例1の第二ナット31と挟み込み板32とは互いに分離すると共に、挟み込み板32の上に第二ナット31を載置して組み合わせ使用される。又組み合わせた状態で、挟み込み板32を固定したまま第二ナット31のみが軸回転可能としている。
ジャッキ4は、挟み込みナット3が螺着したアジャスター1の先端部に固定されてアジャスター1を軸方向地表側へジャッキアップする。実施例ではアジャスター1の先端部12の外螺子部に螺着する柱状のシリンダ41と、シリンダ41の周囲を囲って油圧によりシリンダ41を上方に引き揚げるジャッキ保持部42と、挟み込み板32上に立設してジャッキ保持部42を下部から支える支持脚40と、シリンダ41のジャッキ保持部42からの突出先端に周着してジャッキ保持部42の上面に当接し、シリンダ41の下方移動を制限するシリンダ位置制限ナット43とから構成される。
また実施例1のアンカー荷重計着脱システムにおいては、アンカー荷重計着脱ユニットの一構成として更に、支圧板Pと荷重計2との間に介設されるベース材5を具備する。このベース材5は、荷重計載置工程(b)のうち第一ステップであるベース材5載置ステップにて支圧板P上に載置される(図3(b1))。ベース材5の平面視中央位置の厚さ方向(縦方向)には貫通孔5hが貫通形成され、この貫通孔5hは余長部Aを挿通しうる大きさである。図3に示すベース材5載置ステップ(b1)では、このベース材5の貫通孔5hによって、アンカーの余長部Aを囲うようにベース材5が載置される。
設置後の状態において支圧板Pと荷重計2との間にベース材5が挟設されており、その側方窓5wから、余長部Aに取り付けられた定着部を操作して、前記定着部緩動工程(e3)を容易に行うことができる。
挟み込みナット3のうち第二ナット31は、アジャスター1の先端部に螺着することで、アジャスター1を介して余長部Aを間接的に固定する。また挟み込みナット3のうち挟み込み板32は中央に挿通孔3hを有しており、設置後には余長部Aやアジャスター1がこの挿通孔3hを挿通した状態となる。
本実施例のアンカーへの荷重計着脱方法は、既設のアンカーの余長部Aに荷重計を設置するための方法であって、上記アンカー荷重計着脱ユニットと荷重計2とジャッキ4とによって下記工程を順に具備する(図3、図4、図5)。
・アジャスター1の棒状の基端部11をアンカーの余長部Aへ周着させるアジャスター1周着工程(a)
・周着させたアジャスター1の周囲に荷重計2を載置して、アジャスター1を、挿通孔と非接触の状態で囲う状態にする荷重計載置工程(b)
・周着させたアジャスター1の先端部に挟み込みナット3を周着して棒状の基端部11側の所定の螺進位置まで螺進させ、載置した荷重計2の上部を覆って地表側に挟み込む第一挟み込み工程(c)
・アジャスター1の先端部にジャッキ4のシリンダ41を周着させ、支持脚40を介してジャッキ保持部42を挟み込み板上に取り付け、シリンダ41の突出部にシリンダ位置制限ナット43を固定することでジャッキ4を取り付けるジャッキ取り付け工程(d)
・周着された余長部A及び挟み込みナット3と共にアジャスター1を地表側に引揚げてジャッキアップする引揚げ工程(e1)
・所定の位置に螺合された挟み込みナット3を、さらに基端側の螺進位置まで螺進させ、ジャッキアップによって余長部Aが地表側へ引き上げられた状態で荷重計2を地表側に挟み込む第二挟み込み工程(e2)
・余長部Aと共に地表側に引揚げられた定着部を、アンカーの余長部A側へ上方移動させて支圧板から離間するように緩動させる定着部緩動工程(e3)
・ジャッキ4の引揚げを解除する引揚げ解除工程(e4)
・ジャッキ4をアジャスター1から取り外す取り外し工程(f)
定着部緩動工程(e3)は、第二挟み込み工程の後であって取り外し工程(f)の前に、余長部Aと共に地表側に引揚げられ、ジャッキアップ量だけ浮いた位置Hにある定着部を、アンカーの余長部A側へ上方移動させ、定着部Nと支圧板Pとの間に離間距離Ndを設ける工程である。これはすなわち、定着部(第一ナット)を支圧板よりも上方へ移動させて緩める工程を具備したものである。このようにすると、元の定着部による地中への支圧状態を確実に回避することで、支圧板上に新たに立設した荷重計2及びこれを挟み込む挟み込みナット3が、アジャスター1を介してアンカーの全ての緊張力を支承することとなる。実施例1では定着部Nを、その上面がアジャスター1の基端部11の下面と当接する位置H2まで上方移動させている(図6)。これによりアジャスター1の余長部Aの螺合周着を安定した状態に保持することが出来、荷重計2において残存緊張力を確実に測定することができる。ただし本工程は本発明に必須の工程ではない。
設置後は、支圧板上の余長部Aの先にアジャスター1が周着固定され、その周りを囲って筒状の荷重計2が立設され、前記アジャスター1の上部の先端部に螺着された挟み込みナット3が前記荷重計2を上部から支圧板との間に挟み込んだ状態となる。この状態では、アジャスター1の先端部12が、軸方向に沿って荷重計2の設置高さよりも上方まで延伸して挟み込みナット3の挿通孔3hと螺合される。また荷重計2のセンターホール2内には余長部A及びアジャスターを挿通させており、荷重計2が、支圧板P上に載置されたベース材5の上に立設している。そして挟み込みナット3の挟み込み板32が、その下部に当接させた荷重計2を支圧板Pとの間に挟み込んでいる。設置途中の引揚げ工程e1によって余長部Aがジャッキ4によって引き上げられることで、設置後の状態では余長部Aに取り付けられた定着部が支圧板Pから離間し、支圧板P上には荷重計2が立設してその上の挟み込みナット3が新たな定着機能具となって余長部Aを保持する。つまり設置前にアンカーを地表定着していた定着具に代えて、前記アジャスター1、荷重計2及び挟み込みナット3によってアンカーを地表定着するものとなっている。なお引揚げ工程e1を経て設置されたものであるため、既設のアンカーの緊張状態をチェックし、緩んでいる場合には再緊張の工程を荷重計設置と併せて行うことができる。
アンカーの定着方式として、緊張させた地表部に外螺子を形成し、この外螺子にナット式の定着部を定着させるナット定着方式のほか、緊張させたテンドンワイヤー(鋼線)を孔あき円柱状の定着部Eに挿通させ、挿通させた定着部Eの孔とテンドンワイヤーの隙間に楔定着部Wを打ち込んで定着する楔定着方式が存在する。実施例4は楔定着方式の場合を特定したものである。本実施例においては、アンカーの余長部Aが、くさび定着部よりも上方へ突出する複数本のテンドンワイヤーRからなり、アンカーの地表定着部が、前記複数本のテンドンワイヤーRをそれぞれ楔定着部Wによって楔定着したものである(図10)。
楔固定したプリングヘッド6の外螺子部にアジャスター1の棒状の基端部11の内螺子部を螺合して周着させる螺合ステップとからなる。
11 基端部
12 先端部
2 荷重計
2h センターホール
3 挟み込みナット
31 第二ナット
32 挟み込み板
3h 挿通孔
4 ジャッキ
5 ベース材
5w 側方窓
6 プリングヘッド
P 支圧板(第一支圧板)
Claims (7)
- 支圧板(P)上にて定着部(E/N)が取り付けられて定着されたアンカーの余長部に荷重計を追加設置する荷重計設置セットであって、
余長部の周囲を囲って載置された荷重計(2)と、余長部の先端側へ間接的または直接的に取り付けられた挟み込みナット(3)と、挟み込みナット(3)及び定着部(E/N)と共に余長部を地表側に引揚げてジャッキアップするジャッキ(4)とを具備してなり、
前記挟み込みナット(3)は、それ自体の内螺子部(310)によって余長部を間接的または直接的に固定する第二ナット(31)と、第二ナット(31)の周囲に拡がって設けられた挟み込み板(32)とを有し、
挟み込み板(32)の上部又はその上方に設置されたジャッキ(4)によって余長部を地表側に引揚げて、定着部(E/N)を支圧板(P)から離間させた離間状態とし、
この離間状態で、挟み込み板(32)の下面を前記載置された荷重計(2)の上面に当接させて荷重計(2)を支圧板(P)との間に挟み込むことを特徴とするアンカー荷重計着脱システム。 - 余長部へ周着して余長部の先端構造を軸方向上方へ延伸するアジャスター(1)を具備し、
前記挟み込みナット(3)は、余長部へ周着したアジャスター(1)を介して余長部の先端側へ間接的に取り付けられたものである請求項1記載のアンカー荷重計着脱システム。 - 余長部または定着部(E/N)に固定されると共に外螺子部を有するプリングヘッド(6)を具備し、
前記アジャスター(1)は、プリングヘッド(6)の外螺子部と螺合する内螺子部を有し、余長部又は定着部に固定されたプリングヘッド(6)を介して余長部へ周着する請求項2記載のアンカー荷重計着脱システム。 - 余長部の周囲を囲って支圧板(P)と荷重計(2)の間に挟設されたベース材(5)を具備し、
ベース材(5)には、地表側に引揚げられた余長部に周着した定着具(E/N)を上方へ移動させるための側面窓5Wを有する請求項1乃至3のいずれか記載のアンカー荷重計着脱システム。 - 支圧板(P)上にて定着部(E/N)が取り付けられて定着された既設のアンカーの余長部に荷重計を追加設置する際に共に設置される共設置セットであって、
余長部の周囲を囲って載置されうる筒状の荷重計(2)と、余長部の先端側へ間接的または直接的に取り付けられうる挟み込みナット(3)とを具備してなり、
前記挟み込みナット(3)は、それ自体の内螺子部(310)によって余長部を間接的または直接的に固定しうる第二ナット(31)と、第二ナット(31)の周囲に拡がって設けられた挟み込み板(32)とを有すると共に、定着部(E/N)が支圧板(P)から離間した状態で、挟み込み板(32)の下面が前記載置された荷重計(2)の上面に当接して荷重計(2)を支圧板(P)との間に挟み込みうることを特徴とするアンカー荷重計共設置セット。 - 支圧板(P)上に突出した余長部に定着具が取り付けられることで地表定着された既設のアンカーにおいて、センターホール(2h)を有した筒状の荷重計(2)を追加設置するためのアンカー荷重計着脱ユニットであって、
アンカーの余長部へ周着して余長部の先端構造を軸方向上方に延伸させるアジャスター(1)と、荷重計(2)の端面形状を含む大きさの挟み込み板(32)を有すると共にアジャスター(1)の先端部に螺着しうる挟み込みナット(3)とを具備してなり、
荷重計(2)のセンターホール(2h)内に余長部及びアジャスター(1)を挿通させ、荷重計(2)を支圧板(P)上に立設した状態で、アジャスター(1)の先端部(12)が、軸方向に沿って荷重計(2)の設置高さよりも上方まで延伸し、挟み込みナット(3)の挟み込み板(32)が、その下部に当接させた荷重計(2)を支圧板(P)との間に挟み込み、かつ定着具が支圧板(P)から離間したものとなることを特徴とするアンカー荷重計着脱ユニット。 - 定着したアンカーの地表部よりも上方に突出した余長部を内部挿通しうる荷重計(2)と、余長部の先端側に直接または間接的に周着しうる挟み込みナット(3)と、挟み込みナット(3)が周着した余長部のさらに先側に固定されて余長部をジャッキアップするジャッキ(4)からなる荷重計設置セットによって、既設のアンカーの余長部に荷重計を追加設置するアンカーへの荷重計設置方法であって、
アンカーの余長部の周囲に荷重計(2)を載置して余長部を囲った状態とする荷重計載置工程(b)と、周着させた余長部の先側から挟み込みナット(3)を周着して棒状の基端部(11)側の所定の螺進位置まで螺進させ、載置した荷重計(2)の上部を覆って地表側に挟み込む第一挟み込み工程(c)と、余長部の先端部にジャッキ(4)を固定して、周着された挟み込みナット(3)と共に余長部を地表側に引揚げてジャッキアップする引揚げ工程(e1)と、挟み込みナット(3)を、前記第一挟み込み工程(c)の螺進位置よりもさらに基端側の螺進位置まで螺進させ、ジャッキアップによって余長部が地表側へ引揚げられた状態で荷重計(2)を地表側に挟み込む第二挟み込み工程(e2)と、ジャッキ(4)の引揚げを解除して余長部から取り外す取り外し工程(f)を具備することを特徴とするアンカーへの荷重計着脱方法。
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