JP2009229163A - グラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置 - Google Patents

グラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】組立作業が容易で装置自体もコンパクトに形成することが可能なグラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置を提供することを課題としている。
【解決手段】本発明は、地盤を補強するグラウンドアンカー3の地盤表面から露出したアンカー頭部3b側に係合する係合部材2と、係合部材2に力を加える加力手段12とを備え、グラウンドアンカー3に引抜方向の荷重が作用するように前記加力手段12から係合部材2に力を加えることにより、グラウンドアンカー3の耐荷重試験を行うグラウンドアンカー3の耐荷重試験装置において、係合部材2が前記アンカー頭部3b側に係脱自在に係合するフックであり、加力手段12からの力を増幅して係合部材2に伝える増幅機構を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木建設工事等で用いられるグラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置に関する。
土木建設工事等で用いられるグラウンドアンカー工により地盤に定着させたグラウンドアンカー(アンカー)の現状の定着荷重(アンカー力)等を計測してグラウンドアンカーの耐荷重試験を行う場合、センターホール型の油圧式ジャッキからなる試験装置を用いて行う従来公知のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法では、試験装置の構造が複雑で組立に手間が掛かるため、作業性の面で問題がある。くわえて、グラウンドアンカーの定着施行に関する作業は、のり面等、足場が不安定な場所で行われることが多く、この場合には上記問題が顕在化する。
この問題を改善するため、地盤を補強するグラウンドアンカーに引抜方向の荷重が作用するように、該グラウンドアンカーの地盤表面から露出したアンカー頭部側に係合する係合部材に加力手段により力を加えることにより、グラウンドアンカーの耐荷重試験を行う特許文献1に示すグラウンドアンカーの耐荷重試験方法が公知になっている。
特開2006−220464号公報
上記文献のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法は、アンカー頭部側に係合する係合部材(特許文献1の段落番号19の「ジャッキ挟持体」)を用いることにより装置の組立作業が簡易化されるというメリットがある一方で、グラウンドアンカーに大きな引抜方向の荷重を掛ける場合、加力手段(特許文献1の段落番号19の「ジャッキ」)の出力を大きくするか、加力手段を複数設ける必要があり、装置そのものが大きくなってしまうという課題がある。くわえて、係合部材であるジャッキ挟持体をアンカー頭部にセットする作業やジャッキをジャッキホルダーに設置する作業が必要になり、装置の組立作業性の面でも依然課題が残るものになっている。
本発明は、上記課題を解決し、組立作業が容易で装置自体もコンパクトに形成することが可能なグラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置は、第1に、地盤を補強するグラウンドアンカー3の地盤表面から露出したアンカー頭部3b側に係合する係合部材2と、係合部材2に力を加える加力手段12とを備え、グラウンドアンカー3に引抜方向の荷重が作用するように前記加力手段12から係合部材2に力を加えることにより、グラウンドアンカー3の耐荷重試験を行うグラウンドアンカー3の耐荷重試験装置において、係合部材2が前記アンカー頭部3b側に係脱自在に係合するフックであり、加力手段12からの力を増幅して係合部材2に伝える増幅機構を設けたことを特徴としている。
第2に、増幅機構が梃子の原理を用いてなることを特徴としている。
第3に、増幅機構が動滑車32を用いてなることを特徴としている。
第4に、係合部材2が、アンカー頭部3bに取付固定されてグラウンドアンカー3の引張力により地盤側に押圧される支圧板4の端部に係脱自在に係合させるフックであることを特徴としている。
第5に、方形状の支圧板4の一辺端にフックを係合して該一辺と対向する他辺端を支点に支圧板4を回動させることによりグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重を掛けることを特徴としている。
第6に、方形状の支圧板4の対向する2辺に、前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2をそれぞれ各別に配置し、前記各辺端に各係合部材2を係合させることを特徴としている。
第7に、上下回動可能に支持された一対の作用体26と、アンカー頭部3b側を押圧挟持する一対の挟持体24と、各作用体26と対応する各挟持体24の間に設けられ且つ挟持体24がアンカー頭部3b側を挟持しながらグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重を掛けるように作用体26から挟持体24に力を伝えるカム機構とを備え、一対の作用体26に前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2をそれぞれ各別に設け、作用体26にフック2を係合させて作用体26にグラウンドアンカー3引抜方向の力を加えることを特徴としている。
第8に、対応する挟持体24に当接するような各作用体26の配置及び作用体26と挟持体24の当接形状により前記カム機構を構成したことを特徴としている。
第9に、一対の挟持体24が、グラウンドアンカー3の引張力により地盤側に押圧される支圧板4をアンカー頭部3bに係止固定する係止部材6側を挟持することを特徴としている。
第10に、挟持体24と係止部材6の間に、挟持体24及び係止部材6に当接して挟持体24からの力を確実に係止部材6に伝える当接部材22を介在させてなることを特徴としている。
本発明のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法は、第1に、地盤を補強するグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重が作用するように、該グラウンドアンカー3の地盤表面から露出したアンカー頭部3b側に係合する係合部材2に加力手段12により力を加えることにより、グラウンドアンカー3の耐荷重試験を行うグラウンドアンカー3の耐荷重試験方法において、係合部材2が前記アンカー頭部3b側に係脱自在に係合するフックであり、加力手段12からの力を増幅機構により増幅して係合部材2に伝えることを特徴としている。
第2に、増幅機構が梃子の原理を用いてなることを特徴としている。
第3に、増幅機構が動滑車32を用いてなることを特徴としている。
第4に、アンカー頭部3bに取付固定されてグラウンドアンカー3の引張力により地盤側に押圧される支圧板4の端部に、前記フック2を係脱自在に係合させることを特徴としている。
第5に、方形状の支圧板4の一辺端にフック2を係合して該一辺と対向する他辺端を支点に支圧板4を回動させることによりグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重を掛けることを特徴としている。
第6に、方形状の支圧板4の対向する2辺に、前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2それぞれ各別に配置し、前記各辺端に各係合部材2を係合させることを特徴としている。
第7に、上下回動可能に支持された一対の作用体26にそれぞれ各別に前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2を用意し、各作用体26にフック2を係合させることにより、作用体26が、カム機構を介して、アンカー頭部3b側を挟持しながらグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重を掛けるように、挟持体24に力を伝えることを特徴としている。
第8に、対応する挟持体24に当接するような各作用体26の配置及び作用体26と挟持体24の当接形状により前記カム機構を構成したことを特徴としている。
第9に、一対の挟持体24が、グラウンドアンカー3の引張力により地盤側に押圧される支圧板4をアンカー頭部3bに係止固定する係止部材6側を挟持することを特徴としている。
第10に、挟持体24と係止部材6の間に、挟持体24及び係止部材6に当接して挟持体24からの力を確実に係止部材6に伝える当接部材22を介在させることを特徴としている。
以上のように構成される本発明によれば、加力手段からの力を増幅して係合部材に伝える増幅機構を用いることにより加力手段の出力が小さくてもグラウンドアンカーに引抜方向の大きな荷重を掛けることが可能になるため、装置自体をコンパクトに形成できるという効果がある他、フックをアンカー頭部側に係合させることにより組立作業を行うことができるため、装置の組立作業がより簡易化されるという効果がある。
また、アンカー頭部に取付固定され且つグラウンドアンカーの引張力により地盤側に押圧される支圧板の端部に前記フックを係脱自在に係合させることにより、加力手段の力をグラウンドアンカーに伝えるため、装置がよりシンプルに構成されるという効果がある。
方形状の支圧板の一辺端にフックを係合して該一辺端と対向する他辺端を支点に支圧板を回動させることにより、梃子の原理を作用させてグラウンドアンカーに引抜方向の荷重を掛けることができ、加力手段の出力をより小さくすることが可能になるという効果がある。
前記加力手段、増幅機構及び係合部材を複数設けることにより、加力手段の出力をより小さくできるという効果がある。
上下回動可能に支持された一対の作用体にそれぞれ各別に前記加力手段、増幅機構及び係合部材を用意し、各作用体にフックを係合させることにより、作用体が、カム機構を介して、アンカー頭部側を挟持しながらグラウンドアンカーに引抜方向の荷重を掛けるように、挟持体に力を伝えることにより、作用体に加える力を解除すればアンカー頭部側の保持が解除されるため、装置の組立がより簡易化されるという効果がある。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施形態に係わるグラウンドアンカーの耐荷重試験の方法及び使用する測定装置1の構成を示す正面図であり、測定装置1の係合部材2(フック,フック部)によってグラウンドアンカー3(アンカー)の支圧板(アンカープレート)4を上方に引っ張る試験態様を示す。図2は図1の要部の構成を示す平面図である。図3は本発明の第2実施形態に係わる耐荷重試験の方法と測定装置1の構成を示し、係合部材2によって係止部材(ナット)6を上方に引っ張る試験態様を示す。図4は図3の構成を示す平面図である。図5は測定装置1の別実施形態を示す。
先ず本発明の第1実施形態について図1,図2を参照し説明する。図示例のグラウンドアンカー(以下単にアンカーと言う)3は山肌等の法面に在来のグラウンドアンカー工によって施工されたものを示し、このアンカー3は所定長のアンカー体3aを地盤に穿設された穴にコンクリートを充填して形成される支柱部7と、地面にコンクリートを敷設して形成される擁壁(構造物)8に挿入した状態で固定支持され、アンカー3の頭部に形成されるアンカー頭部3bを擁壁8から(地盤表面から)上方に突出させている。また上記アンカー頭部3bに支圧板4を挿入した状態で、アンカー頭部3bの外周に形成されるアンカーネジ部に係止部材としてのナット6が螺合(係合)される。そして、ナット6を締着することにより、アンカー体3aが定着対象地盤5Aによって支持されるアンカー3の引張力によって、アンカー3が、支圧板4を擁壁8側に(地盤側に)押圧し補強対象地盤5Bを圧縮補強するようにしている。すなわち、アンカー3定着時、ナット6によって支持板4がアンカー頭部3bに係止固定される。
尚、図示例の支圧板4は、平面視で略正方形をなしており中心位置に穿設したボルト孔にアンカー頭部3bを挿入することができる。符号9は頭部保護用のキャップであり、必要によりアンカーネジ部及びナット6に被せることができる。
上記測定装置1は擁壁8に設置自在な箱枠状のフレーム11内に、油圧シリンダー又は電動モータ等のアクチュエータ(図示する例では、油圧シリンダー)で構成される加力手段(ジャッキ駆動部)12と、先端側に設けた支持ピン13によって取付けられる係合部材2を備え且つ基部(後部)側を加力手段12の駆動部12a(プランジャー)に連結した作動アーム14と、を設けている。図示例の作動アーム14の中途部はフレーム11に設けた支持軸16に上下回動自在に支持されている。そして、作動アーム14における支持軸16支持部分から上記支持ピン13までの距離に対し、支持軸16支持部分から駆動部12a連結部分までの距離が長く(図示する例では2倍に)なっており、梃子原理を利用して力を増幅する増幅機構(倍力機構)を構成している。また図示例の係合部材2はアンカー頭部3b側に向けて逆L字状に屈曲するフックとしている。尚、作動アーム14は基部に穿設した軸方向の長孔14aに駆動部12a先端部の作動軸17を挿入支持して駆動部12aと作動アーム14とを連結している。
そして、加力手段12の駆動部12aを最縮動させたとき、係合部材2の先端部(フック部)がフレーム11の底面から支圧板4の板厚分より下方に位置させることができるようにしている。
上記構成からなる測定装置1を試験現場で使用する際には、図1で示すように支圧板4の一側辺の中央部の直下に相当する擁壁8の表面位置に、ハツリ手段等によって前記係合部材2のフック部が挿入自在となるフック穴18を穿設する。次いで、このフック穴18内に係合部材2を位置させた状態で、フレーム11の底面を擁壁8の表面に位置決め設置する。これによりグラウンドアンカーの耐荷重試験の準備を簡単に完了することができる。
また上記加力手段12用の油圧作動機器或いは電力作動機器等の動力操作部は、該加力手段12とは別体で構成しており、且つ加力手段12の負荷荷重を測定表示する負荷計測部を備えている。これにより測定装置1は本体部を簡潔な構造とし小型化と軽量化を図り、計測箇所への設置及び移動を簡単且つ楽に行うことができるようにしている。また測定装置1にはアンカー3の上方変位量(引抜量)を検知する変位検知手段を設けており、この実施形態では変位検知手段をアンカー頭部3bにセットされるダイアルゲージ(図示せず)とすることにより、当該アンカー3の引抜量を簡単に計測できるものとしている。
次に測定装置1の使用態様及び耐荷重試験について説明する。この例では、前記支圧板4のフック係合箇所に対応する擁壁8に穿設したフック穴18に、フック部2を挿入しフック部2が支圧板4の裏側に(アンカー頭部3b側に)係脱自在に係合する位置に、測定装置1を擁壁8に位置決め設置する。またアンカー頭部3bにダイアルゲージをセットして試験準備作業を完了する。
次いで動力操作部を操作すると、加力手段12の駆動部12aが下方に向けて伸動し、これにより作動アーム14は支持軸16を支点に矢印方向に回動することにより、加力手段12からの力がフック部2に伝えられ、フック部2が支圧板4の裏側係合箇所に接当した状態になる。そして、支圧板4に対して、支圧板4を擁壁8から離間させる方向に、増幅機構で増幅された力(引張力)が加えられる。これによって、アンカー3に引抜方向の荷重を掛けてアンカー3の耐荷重を計測することができる。
このとき支圧板4は、係合部材2と係合する一辺端と対向する他辺端の下コーナー部が擁壁8の表面に接触して支点部Sとなり、この他辺端を支点として一辺端側が点線で示すように片持ち状態で持ち上げ回動され、ナット6を介してアンカー3に引抜方向の荷重を掛けることができる。そして、この際の引張力は動力操作部に備えられる負荷計測部に連続的に表示され、アンカー3の変位量はダイアルゲージによって表示される。
従って、この測定装置1によれば、加力手段12が作動し支圧板4の片持ち回動によってアンカー3が上方に変動するとき、この変位量はダイアルゲージによって簡単に確認することができ、この間の負荷荷重は負荷計測部によって計測され容易に把握することができる。これにより負荷計測部が最大駆動負荷を示す計測時点で、アンカー3の現状アンカー力の強度を把握することができ、当該アンカー3のメンテナンス作業の要否及び補修の程度等の判断をすることができる。
この測定装置1によれば上記計測時点で、例えばアンカー3の頭部に加わる引張力(引き上げ力)が500kNである場合、実施形態の試験方法では測定装置1が前記梃子腕長比からなる作動アーム14を備えた倍力機構であること、及び係合部材2が中心位置にアンカー3を挿入支持する支圧板4の一辺端を他辺端を支点に持ち上げることにより、負荷計測部は125kNのジャッキ駆動負荷を計測することになる。即ち、125kNのジャッキ駆動負荷が計測されると、当該アンカー3が現時点で有する定着荷重は500kNの現状アンカー力として簡単に把握することができる。
即ち、アンカー3に加わる引張力に対し4分の1の動力でアンカー3の耐荷重試験を行うことができ、アンカー3に所定の大きさの荷重を引抜方向に掛ける際に梃子の原理が作用するため、必要な引張力を生じさせる加力手段12の出力をより小さくすることが可能になる。従って、加力手段12の大型化を抑制し測定装置1をよりシンプルで廉価な構造にすることができる。また試験現場に対する測定装置1の設置を容易となし取り扱いの利便性も高まるので、試験作業及び試験後の後片付け並びに次に行われるアンカーメンテナンス作業等も行い易くすることができる。さらに上記試験方法では、支圧板4に係合部材2を引っ掛けて引っ張るだけで計測できるので、従来のもののようにキャップ9を取り外したり、アンカー頭部に設けるジャッキ挟持体等の引張補助具及びそのセット作業を必要としないため、測定装置1の設置及び除去作業を能率よく行うことができる。
また上記試験方法では、1台の測定装置1の係合部材2によって支圧板4の一側辺を擁壁8から離間させアンカー3を引抜方向に変位させる例について説明したが、これに限ることなく同構造からなる別の測定装置1を対向配置し、図2(B)で示すように、各係合部材2をアンカー3を中心とする対称位置の支圧板4部分に係合させて、耐荷重試験を行うこともできる。この場合には支圧板4を対応する両側辺に対向配置した複数の係合部材2によって、支圧板4を均等に引き上げてアンカー3を引抜方向に引っ張ることができ、また前記実施形態のものと同様に加力手段12の負荷荷重を4分の1にすることができる。即ち、前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2を複数設けることにより、加力手段12の出力をより小さくできるという効果がある。
そして、図2(C)で示すようにさらに別の測定装置1をアンカー3の近傍に配置することにより、各係合部材2を支圧板4の4辺端の均等位置に係合させることができ、この場合も測定装置1を増設した台数分の引張力に応じ各加力手段12の出力をより小さくできる。さらに、アンカー3の両側に同一仕様の測定装置1を設けるので、アンカー3を左右或いは前後から均等に引き上げることが可能となり精度のよいデータを得ることができる。またいずれの場合でも、アンカー頭部にセットされたダイアルゲージが作動し始めたとき現状荷重を把握することができる。またアンカー頭部3bの変位量及び引抜荷重から従来公知の手段により定着長を求めることもできる。
尚、試験完了後には擁壁8に穿設したフック穴18の補修を行うことが望ましい。また支圧板4の側辺に係合部材2を係合させる係合部材(図示せず)を設けると、該係合部材に係合部材2を係合させて支圧板4を引抜方向に上げることができるので、擁壁8へのフック穴18の穿設を省略することができる。または係合部材2は支圧板4を両側から係脱自在に挟持するチャック機構からなる係合部材に係合させることもできる。
次に本発明の第2実施形態について図3,図4を参照し説明する。尚、前記実施形態のものと同様な構成及び作用については説明を省略する。このグラウンドアンカーの耐荷重試験方法は、アンカー頭部3b側に引張補助具21をセットした状態で、前記実施形態のものと同様な複数の測定装置1によって引張補助具21を介し、アンカー3を引っ張ることにより現状アンカー力等を確認することができるようにしている。
実施形態の引張補助具21は、ナット(係止部材)6に締緩自在に当接係合する左右の当接部材(グリップ)22を、箱状の保持具23に軸支される左右一対の挟持体(第2カム)24によって係脱自在に当接保持すると共に、係合部材2の動作によって上記左右の挟持体24を締め付け係合方向に作動させる作用体(第1カム)26とを備え、箱状保持具23の天井部分にアンカー頭部3bを貫通させる突出孔27を開口させている。
そして、これによりアンカー3の両側近傍に設置される一対の測定装置1,1の各係合部材2によって引張補助具21の左右の作用体26の作用部26aを同時に上方作動させる。すると、第1カム26と第2カム24の配置位置及び当接形状により構成される両カム24,26間のカム機構によって、第2カム24における第1カム26との当接部分が下方作動する一方、第2カム24におけるグリップ22との当接部分がナット6に接近するように上方作動するため、一対の第2カム24,24が、グリップ22,22をより強くアンカー頭部3aに締付けるようにして、グリップ22、ナット6及びアンカー頭部3bに上方向の力を作用させ、アンカー3に引抜方向の荷重を加える。
この際、グリップ22は、ナット6及び第2カム24に対し高い摩擦係数を有する弾性的な部材で構成され、ナット6と弟2カム24の間に介在してナット6及び弟2カム24に当接し、両カム24,26からのの力をナット6に確実に伝える当接部材になる。これによって、現状アンカー力を簡単に計測することができる。
即ち、引張補助具21は、保持具23に軸支される左右の作用体26が係合部材2によって図3の矢印方向に回動されると、該作用体26の前端面が挟持体24の後端面を押圧して矢印方向に回動させ、挟持体24の前端面で当接部材22の円弧状の側面を強く押圧し、該当接部材22がナット6を確実に挟持する。そして作用体26が引っ張りを解除された無負荷状態では、挟持体24が当接部材22を押圧せず、当接部材22とナット6の当接が解除されるため、引抜補助具21を取外し可能になる。
次に、上記引張補助具21を用いた耐荷重試験の態様について説明する。先ず計測したいアンカー3のアンカー頭部3b側(左右の各作用体26)に係合部材2が係合するように、左右の測定装置1を擁壁8に位置決め設置して加力手段12を作動させる。尚、この場合の測定装置1はフレーム11の台座11aに高さ調節機構を備えている。
これにより各測定装置1の係合部材2は支持軸16を中心に上昇し、作用体26の作用部26aを上向き回動させ、挟持体24を介し当接部材22を押圧してナット6を挟持させ、且つ左右の係合部材2の上昇継続によってナット6がアンカー3を引き抜き方向に引っ張ることができる。そして、アンカー頭部3bにセットされたダイアルゲージが作動し始めたとき、現状アンカー力を把握することができる。
この試験方法によれば、上下回動可能に支持された一対の作用体26にそれぞれ各別に前記加力手段12、増幅機構及び係合部材2を用意し、各作用体26にフック2を係合させることにより、作用体26が、カム機構を介して、アンカー頭部3b側を挟持しながらグラウンドアンカー3に引抜方向の荷重を掛けるように、挟持体24に力を伝えるので、擁壁8にフック穴18を形成する等の設置準備作業やフック穴18を埋め戻す等の補修作業を不要にすることができ、計測作業を能率よく楽に行うことができる。
また作用体26に加える力を解除すればアンカー頭部3b側の保持が解除されるため、装置の組立がより簡易化されるという利点がある。
またアンカー3の両側には同一仕様の測定装置1が設置されるので、引張補助具21を介しアンカー3を左右から均等に引き上げることが可能となり、測定良好なデータを得ることができる。このとき例えば現状アンカー力が500kNである場合に各測定装置1の加力手段12には125kNのジャッキ力を把握することができる。
尚、所要の摩擦力を確保するための当接部材22に作用する水平力はカムの腕長を調節することで所望の大きさにすることができる。
次に本発明の第3実施形態について図5を参照し説明する。この実施形態に係る測定装置1は、中空状のフレーム11の天井部に加力手段12を駆動部12aが下向きになるように設けると共に、上記駆動部12aと前後方向に離間した天井部に対し作動部材となるロープ(ワイヤーロープ)31の両端を取付け。ロープ31の中途部に係合部材2を有する動滑車32を上下動自在に巻き掛けて支持する。図示例の動滑車32は中心部に遊動自在な滑車軸33を軸支しており、該滑車軸33の両端部にフック状の係合部材2を垂下状態で設けている。フレーム11は底部を擁壁8に立設自在となし、係合部材2の上下ストロークを確保する高さにしている。
以上のように構成される測定装置1は、加力手段12の駆動部12aとフレーム11に連結されるロープ31の中途部に設けた、係合部材2を有する動滑車32が倍力機構(増幅機構)を構成するので、加力手段12の駆動力に対し係合部材2は2倍の引張力によって、前記梃子の原理を利用した測定装置1と同様に、支圧板4又は引張補助具21を引抜方向に引っ張って変位させることができる。
即ち、この測定装置1は動滑車の原理を利用した倍力機構を備えて引張力をアンカー3に伝えるので、加力手段12の負荷荷重を小さくしてアンカー3の耐荷重を簡単に計測することができる耐荷重試験方法を可能にする。また上記のように動滑車による倍力機構を備える測定装置1は、前記梃子による倍力機構を備えた測定装置1と同様に係合部材2によって、支圧板4や引張補助具21を引っ張ることができる。
また加力手段12の構造を油圧シリンダーに変えてウインチモーターにすることもできるので、装置の小型軽量化を図りながら係合部材2のストロークを大きくすることができると共に、大きなストロークを有する測定装置1をアンカー3を充分に引き抜くことができるアンカー引き抜き装置として利用することもできる。
本発明の第1実施形態に係わる試験装置と試験方法を示す断面図である。 図(A)は図1の支圧板と係合部材の係合状態を示す平面図であり、(B)は方形状の支圧板の対向する2辺に係合部材を係合させた状態を示す平面図であり、(C)は方形状の支圧板の各辺に係合部材を係合させた状態を示す平面図である。 第2実施形態に係る試験装置及び試験方法の構成を示す部分断面図である。 図3の引抜補助具の構成を示す平面図である。 試験装置の別実施形態を示す側面図である。
符号の説明
1 測定装置
2 係合部材(フック,フック部)
3 グラウンドアンカー(アンカー)
3b アンカー頭部
4 支圧板(アンカープレート)
6 係止部材(ナット)
8 擁壁(構造物)
11 フレーム
12 加力手段
12a 駆動部(ジャッキ駆動部)
14 作動アーム
22 当接部材(グリップ)
24 挟持体(弟2カム)
26 作用体(弟1カム)
31 ロープ
32 動滑車

Claims (20)

  1. 地盤を補強するグラウンドアンカー(3)の地盤表面から露出したアンカー頭部(3b)側に係合する係合部材(2)と、係合部材(2)に力を加える加力手段(12)とを備え、グラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重が作用するように前記加力手段(12)から係合部材(2)に力を加えることにより、グラウンドアンカー(3)の耐荷重試験を行うグラウンドアンカー(3)の耐荷重試験装置において、係合部材(2)が前記アンカー頭部(3b)側に係脱自在に係合するフックであり、加力手段(12)からの力を増幅して係合部材(2)に伝える増幅機構を設けたグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  2. 増幅機構が梃子の原理を用いてなる請求項1のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  3. 増幅機構が動滑車(32)を用いてなる請求項1のグランドアンカーの耐荷重試験装置。
  4. 係合部材(2)が、アンカー頭部(3b)に取付固定されてグラウンドアンカー(3)の引張力により地盤側に押圧される支圧板(4)の端部に係脱自在に係合させるフックである請求項1,2又は3のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  5. 方形状の支圧板(4)の一辺端にフックを係合して該一辺と対向する他辺端を支点に支圧板(4)を回動させることによりグラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重を掛ける請求項4のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  6. 方形状の支圧板(4)の対向する2辺に、前記加力手段(12)、増幅機構及び係合部材(2)をそれぞれ各別に配置し、前記各辺端に各係合部材(2)を係合させる請求項4のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  7. 上下回動可能に支持された一対の作用体(26)と、アンカー頭部(3b)側を押圧挟持する一対の挟持体(24)と、各作用体(26)と対応する各挟持体(24)の間に設けられ且つ挟持体(24)がアンカー頭部(3b)側を挟持しながらグラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重を掛けるように作用体(26)から挟持体(24)に力を伝えるカム機構とを備え、一対の作用体(26)に前記加力手段(12)、増幅機構及び係合部材(2)をそれぞれ各別に設け、作用体(26)にフック(2)を係合させて作用体(26)にグラウンドアンカー(3)引抜方向の力を加える請求項1,2又は3のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  8. 対応する挟持体(24)に当接するような各作用体(26)の配置及び作用体(26)と挟持体(24)の当接形状により前記カム機構を構成した請求項7のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  9. 一対の挟持体(24)が、グラウンドアンカー(3)の引張力により地盤側に押圧される支圧板(4)をアンカー頭部(3b)に係止固定する係止部材(6)側を挟持する請求項7又は8のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  10. 挟持体(24)と係止部材(6)の間に、挟持体(24)及び係止部材(6)に当接して挟持体(24)からの力を確実に係止部材(6)に伝える当接部材(22)を介在させてなる請求項9のグラウンドアンカーの耐荷重試験装置。
  11. 地盤を補強するグラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重が作用するように、該グラウンドアンカー(3)の地盤表面から露出したアンカー頭部(3b)側に係合する係合部材(2)に加力手段(12)により力を加えることにより、グラウンドアンカー(3)の耐荷重試験を行うグラウンドアンカー(3)の耐荷重試験方法において、係合部材(2)が前記アンカー頭部(3b)側に係脱自在に係合するフックであり、加力手段(12)からの力を増幅機構により増幅して係合部材(2)に伝えるグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  12. 増幅機構が梃子の原理を用いてなる請求項11のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  13. 増幅機構が動滑車(32)を用いてなる請求項11のグランドアンカーの耐荷重試験方法。
  14. アンカー頭部(3b)に取付固定されてグラウンドアンカー(3)の引張力により地盤側に押圧される支圧板(4)の端部に、前記フック(2)を係脱自在に係合させる請求項11,12又は13のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  15. 方形状の支圧板(4)の一辺端にフック(2)を係合して該一辺と対向する他辺端を支点に支圧板(4)を回動させることによりグラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重を掛ける請求項14のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  16. 方形状の支圧板(4)の対向する2辺に、前記加力手段(12)、増幅機構及び係合部材(2)それぞれ各別に配置し、前記各辺端に各係合部材(2)を係合させる請求項14のグラウンドアンカーの耐荷重試験装方法。
  17. 上下回動可能に支持された一対の作用体(26)にそれぞれ各別に前記加力手段(12)、増幅機構及び係合部材(2)を用意し、各作用体(26)にフック(2)を係合させることにより、作用体(26)が、カム機構を介して、アンカー頭部(3b)側を挟持しながらグラウンドアンカー(3)に引抜方向の荷重を掛けるように、挟持体(24)に力を伝える請求項11,12又は13のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  18. 対応する挟持体(24)に当接するような各作用体(26)の配置及び作用体(26)と挟持体(24)の当接形状により前記カム機構を構成した請求項17のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  19. 一対の挟持体(24)が、グラウンドアンカー(3)の引張力により地盤側に押圧される支圧板(4)をアンカー頭部(3b)に係止固定する係止部材(6)側を挟持する請求項17又は18のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
  20. 挟持体(24)と係止部材(6)の間に、挟持体(24)及び係止部材(6)に当接して挟持体(24)からの力を確実に係止部材(6)に伝える当接部材(22)を介在させる請求項19のグラウンドアンカーの耐荷重試験方法。
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