JPH09287134A - 杭 - Google Patents

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JPH09287134A
JPH09287134A JP10016996A JP10016996A JPH09287134A JP H09287134 A JPH09287134 A JP H09287134A JP 10016996 A JP10016996 A JP 10016996A JP 10016996 A JP10016996 A JP 10016996A JP H09287134 A JPH09287134 A JP H09287134A
Authority
JP
Japan
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pile
head
ground
ring
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP10016996A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Matsuoka
▲たかし▼ 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUOKA KENKI KK
Original Assignee
MATSUOKA KENKI KK
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Publication date
Application filed by MATSUOKA KENKI KK filed Critical MATSUOKA KENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 杭を人の足で踏むこと等により容易に地面等
に打ち込むことができるようにすること。 【解決手段】 杭本体11に頭部12を付設し、該頭
部12の上端に板状部分13を形成したことを特徴とす
る杭10。更に、頭部12の側面12aを貫通する孔
12bを形成し、該孔12bにリング15を挿通させた
こと。更に、杭本体11の側面11aにスクリュー1
1cを形成したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、杭に関し、特に人
の足で踏むこと等により容易に地面等に打ち込むことが
できる杭に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から建設現場等において杭が使用さ
れている。図9はこの杭の従来例を示す。図10におい
て、杭90は、杭本体91と頭部92からなり、頭部9
2は杭本体91の上端をリング状に曲げたものである。
なお、93は杭本体91の先端である。該杭90を地面
等に打ち込むときは、ハンマー等で頭部92を叩いてい
た。また、リング状頭部92にロープ等を通すことがで
きた。なお、頭部92の径92aは杭本体91の直径9
1aとほぼ比例している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来例
の杭90は、地面等に打ち込むときには頭部92をハン
マー等で叩く必要があり、作業者が簡単に道具を用いず
に該杭90を地面等に打ち込むことができなかった。し
たがって、本発明の目的は、上述の従来例の欠点をなく
し、作業者が簡単に道具を用いずに地面等に打ち込むこ
とができる杭を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願の第1の発明の構成は、杭本体に頭部を付設
し、該頭部の上端に板状部分を形成したことである。上
記第1の発明の構成により、杭本体に付設された頭部の
上端に板状部分が形成されているので、作業者が自分の
体重を利用してこの板状部分を足で踏むことにより、杭
を地面等に打ち込むことができ、その際前記頭部が前記
足による荷重を前記杭本体に伝える役割をする。更に、
前記頭部の上端のみ板状部分になっているので、前記頭
部の全てを板状にする必要がないため、前記頭部を軽く
することができ、前記頭部の材料を節約することができ
る。
【0005】更に、第2の発明の構成は、上記第1の発
明の構成において、頭部の側面を貫通する孔を形成し、
該孔にリングを挿通させたことである。上記第2の発明
の構成により、上記第1の発明による作用とともに、頭
部の側面を貫通する孔を形成し、該孔にリングを挿通さ
せているので、該リングを作業者が手で引っ張ることや
ウィンチで引っ張ること等により地面等に打ち込まれた
杭を容易に引き抜くことができる。
【0006】更に、第3の発明の構成は、上記第1又は
第2の発明の構成において、杭本体の側面にスクリュー
を形成したことである。上記第3の発明の構成により、
上記第1又は第2の発明の作用とともに、杭本体の側面
にスクリューが形成されているので、板状部分を足で踏
むこと等により杭の先端を地面等に差し込んだ後、ねじ
式に杭を回転させて地面等に打ち込むことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本願発明の実施の形態を図
面を使用して説明する。図1は該実施の形態の全体を示
し、図2は該実施の形態の正面を示している。図1及び
図2において、杭10は、杭本体11、頭部12、板状
部分13及びリング15からなる。杭本体11は異形棒
鋼を加工したものであり、その側面11aに節11bが
形成されている。14は杭本体11の尖った先端(下
端)である。なお、11dは杭本体11の直径である。
鉄等の金属製頭部12は杭本体11の上端にねじにより
固定されている。即ち、杭本体11の側面11aの上端
部分に形成された雄ねじが頭部12の下面の孔12cの
雌ねじに螺合している。
【0008】孔12bが頭部12の側面12aを貫通す
るように形成され、鉄等の金属製円形リング15が該孔
12aに挿通されている。なお、15aはリング15の
径である。板状部分13が頭部12の上端に形成され、
滑り止め用の多数の突起13bが板状部分13の上面1
3aに該上面13aと一体に形成されている。なお、板
状部分13及び突起13bを含む頭部12は、鋳造等に
より一体に成形されている。また、杭10の各部分は、
錆び止め用メッキ又は塗装が施されている。
【0009】図3は前記実施の形態の変形例を示す。図
3に示す杭10aでは、杭本体11の側面11aにスク
リュー11cが形成されている。その他は、上記杭10
と同じである。このため、杭10aを地面21から地中
22にねじ込むことができる。また、作業者の手で杭1
0aを回転させることができなくなったときは、板状部
分13を叩いて杭10aを回転させて杭10aを地面2
1等に打ち込むこともできる。杭10aを地面21等か
ら抜くときは、打ち込むときと逆方向に杭10aを回転
させればよい。
【0010】図4及び図5は杭10(又は10a)を地
面21から抜く場合を示している。図4にては、手25
によりリング15を握って矢印26方向に引っ張ると容
易に杭10を地面21から抜くことができる。一方、図
10に示す既市販の杭90では、このような大きなリン
グは形成されていないので、杭90の頭部92に手を入
れて引き抜くことは不可能である。図5においては、リ
ング15にロープ33を結びつけ、このロープ33をク
レーン30のフック31に係合し、クレーン30により
リング15を矢印34方向に引っ張って杭10(又は1
0a)を地面21から引き抜いている。なお、32はフ
ック31を上下させる巻き上げ索である。このため、杭
10(又は10a)が図4の場合よりも固く地面21に
固定されている場合でも杭10(又は10a)を地面2
1から容易に引き抜くことができる。
【0011】図6は杭10(又は10a)の使用例を示
している。図10においては、リング15に4本のロー
プ41、42、43、44を係合している。なお、矢印
51、52、53、54はそれぞれ各ロープ41、4
2、43、44の引っ張り方向を示している。これに対
して、上述の図10に示す従来例の杭90では頭部92
のリング状の孔径が小さいので、ロープ等を複数本結束
して各方向に引っ張ることは不可能である。
【0012】図7は前記実施の形態の杭によりテント等
を固定する場合を示す。図7(a)はテントを固定する
場合を示す。図7(a)において、テント61を支える
ロープ62、63の先端が杭10(又は10a)に結び
つけられ、この杭10(又は10a)が地面21から地
中22に打ち込まれている。図7(b)は仮設トイレを
固定する場合を示す。図7において、仮設トイレ64を
支えるロープ65の両端が杭10(又は10a)に結び
つけられ、この杭10(又は10a)が地面21から地
中22に打ち込まれている。
【0013】図8はジャッキベースを固定する場合を示
す。図8に示すジャッキベース70では、ベース71の
上面にロッド72が植設され、このロッド72の側面に
雄ねじ72aが形成されている。更に、軸柱73の底面
に形成された孔に雌ねじ73aが形成され、前記雄ねじ
72aが前記雌ねじ73aに螺合している。なお、軸柱
73の下端にハンドル74が付設されている。このた
め、ハンドル74を回転させると、軸柱73を上下させ
ることができる。ベース71の4隅に取付孔71aが形
成され、ベース71はこの取付孔71aを介して杭10
(又は10a)により地面21に固定されている。
【0014】図9は、梯子を固定する場合を示す。図9
においては、基部81、82が梯子80の下端に設けら
れている。更に、基部81、82に取付孔81a、82
aが形成され、基部81、82はこの取付孔81a、8
2aを介して杭10(又は10a)により地面21に固
定されている。
【0015】なお、上記各実施の形態において、リング
15の径15aは、杭本体11の直径11dに関係な
く、必要に応じて適当な大きさにすることができる。ま
た、上記各実施の形態において、杭10(又は10a)
の板状部分13の上面13aを足で踏むのみでなく、該
上面13aをハンマー等で叩くことにより杭10(又は
10a)を地面21等に打ち込むことができる。
【0016】
【発明の効果】本願の第1の発明に係わる杭によれば、
作業者が杭の頭部を足で踏むことにより、容易に杭を地
面等に打ち込むことができる。更に、第2の発明によれ
ば、上記第1の発明の効果とともに、地面等に打ち込ま
れた杭を容易に引き抜くことができる。更に、第3の発
明によれば、上記第1又は第2の発明による効果ととも
に、杭をねじ式に回転させて地面等に打ち込むことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態の杭の斜視図である。
【図2】前記実施の形態の杭の正面図である。
【図3】前記実施の形態の杭の変形例の正面図である。
【図4】前記実施の形態の杭を引き抜くときの第1の例
である。
【図5】前記実施の形態の杭を引き抜くときの第2の例
である。
【図6】前記実施の形態の杭にロープを係合させた例で
ある。
【図7】前記実施の形態の杭によりテント等を固定する
場合の説明図である。
【図8】前記実施の形態の杭によりジャッキベースを固
定する場合の斜視図である。
【図9】前記実施の形態の杭により梯子を固定する場合
の斜視図である。
【図10】従来例の正面図である。
【符号の説明】
10、10a 杭 11 杭本体 11a 側面 11c スクリュー 12 頭部 12a 側面 12b 孔 13 板状部分 15 リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭本体に頭部を付設し、該頭部の上端に
    板状部分を形成したことを特徴とする杭。
  2. 【請求項2】 頭部の側面を貫通する孔を形成し、該孔
    にリングを挿通させたことを特徴とする請求項1記載の
    杭。
  3. 【請求項3】 杭本体の側面にスクリューを形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の杭。
JP10016996A 1996-04-22 1996-04-22 Pending JPH09287134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016996A JPH09287134A (ja) 1996-04-22 1996-04-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10016996A JPH09287134A (ja) 1996-04-22 1996-04-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09287134A true JPH09287134A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14266826

Family Applications (1)

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JP10016996A Pending JPH09287134A (ja) 1996-04-22 1996-04-22

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JP (1) JPH09287134A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009229163A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Cosmo Kensetsu Consultant:Kk グラウンドアンカーの耐荷重試験方法及び装置
JP2020183630A (ja) * 2019-05-01 2020-11-12 株式会社中島機械 回転式杭

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5117305B1 (ja) * 1970-12-22 1976-06-01

Patent Citations (1)

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