JP2011073353A - 赤外線吸収パターン付透明シート - Google Patents

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Abstract

【課題】被書込対象が紙基材およびディスプレイ装置のいずれの場合においても、同じ赤外線読取検知方法を適用し得る赤外線吸収パターン付透明シートを提供すること。
【解決手段】可視光を透過する基材と、前記基材上に形成された可視光透明赤外線反射層およびパターン状の赤外線吸収層とからなることを特徴とする赤外線吸収パターン付透明シートにより上記課題を解決した。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙上に手書きした内容を記録するタイプおよびディスプレイ装置の画面に直接手書きするタイプのデータ入力システムにおける座標検知に適用できる赤外線吸収パターン付透明シートに関するものである。
近年、手書きした文字、絵および記号などを、情報処理装置が扱うことができる電子データに変換する必要性が高まっており、特に、スキャナーなどの読取装置を経由せず、手書き情報をリアルタイムでコンピューター等へ入力する方式への需要が高まっている。
それに対応して、例えば、特許文献1には、用紙にペン型等の入力端末で文字等を記入すると、記入された内容が、即座にデータベースに登録されたり、画面上に表示されたりする技術が開示され、この用紙の被書込面には、ペン型等の入力端末の位置情報を提供するマークとして赤外線を吸収する特殊なドットパターンが印刷されており、ペン型等の入力端末が被書込面に対して赤外線を照射し、ドットパターンにより反射された赤外線をペン型等の入力端末が備えているカメラにて受光することにより位置情報を読取る。
また、特許文献2には、透明基板の表面に赤外線反射性の透明パターンが印刷されてなり、画像表示可能なディスプレイ装置の表面又は前方に装着される透明シートであって、透明パターンを構成するインキが赤外線を反射する材料を含み、透明パターンは、赤外線の照射および検知が可能なペン型等の入力端末を用いて赤外線の反射パターンを読み取ることで、透明シート上におけるペン型等の入力端末の位置に関する情報を提供可能である赤外線反射パターン印刷透明シートが開示されている。
特許文献1および特許文献2に開示されるペン型等の入力端末には、ペン先とカメラの間に、可視光をカットし、赤外線を透過するフィルタが内蔵されているため、カメラにおいては赤外線のみが受光され、白色像と認識される。
すなわち、ペン型等の入力端末においては、赤外線反射部は白色像として、赤外線吸収部は黒色像として認識されることとなる。
ここで、特許文献1の赤外線読取検知方法は赤外線吸収方式であり、すなわち、赤外線を吸収することにより位置情報を発信する吸収パターンを有しており、図6(a)に示すように用紙上では赤外線は散乱し、ドットパターンのドット部では赤外線が吸収されるため、ペン型等の入力端末が内蔵するカメラには、図6(b)に示すように赤外線反射部となる用紙上では白色像として認識され、赤外線吸収部となるドット部は黒色像として認識されることとなる。
一方、特許文献2の赤外線反射パターン印刷透明シートでは、赤外線読取検知方法が赤外線反射方式であり、すなわち、赤外線を反射することにより位置情報を発信する反射パターンを有しており、図7(a)に示すように透明基板は赤外線を散乱せず、下地は黒い像になるため、基材に白ドットパターンを形成し、ドット部で赤外線が散乱するため、ペン型等の入力端末の赤外線検知手段には、図7(b)に示すように赤外線吸収部となる基材部分は黒色像として認識され、赤外線反射部となるドット部は白色像として認識されることとなる。
特開2004−341831号公報 特開2007−323165号公報
上記の現状を鑑みれば、被書込対象が紙基材およびディスプレイ装置のいずれの場合においても、双方で適用可能となる赤外線読取検知方法が求めれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、被書込対象が紙基材およびディスプレイ装置のいずれの場合においても、同じ赤外線読取検知方法を適用し得る赤外線吸収パターン付透明シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る赤外線吸収パターン付透明シートは、可視光を透過する基材と、前記基材上に形成された可視光透明赤外線反射層およびパターン状の赤外線吸収層とからなることを特徴とする赤外線吸収パターン付透明シートである。
この発明によれば、赤外線を吸収することにより位置情報を発信する赤外線吸収パターンを有しており、可視光透明赤外線反射層で赤外線は散乱し、赤外線吸収層では赤外線が吸収されるため、ペン型等の入力端末が内蔵するカメラには、赤外線反射部となる可視光透明赤外線反射層上では白色像として認識され、赤外線吸収部となる赤外線吸収層上では黒色像として認識されることとなる。
したがって、本発明の赤外線吸収パターン付透明シートを紙基材に重ね合わせて手書きした内容を記録するタイプおよび本発明の赤外線吸収パターン付透明シートをディスプレイ装置の表面又は前方に装着して手書きした内容を記録するタイプのいずれの場合のデータ入力システムに使用しても、座標検知に適用できる赤外線読取検知方法として、赤外線吸収方式が適用可能となる赤外線吸収パターン付透明シートを提供することができる。
本発明に係る赤外線吸収パターン付透明シートにおいて、前記基材の一方の表面上に、前記可視光透明赤外線反射層および前記パターン状の赤外線吸収層がこの順に形成されてなるように構成する。
この発明によれば、ペン型等の入力端末が赤外線吸収部と赤外線反射部での赤外線反射率の差を撮像して赤外線吸収層のパターンを識別する。その際に、基材の一方の表面上に可視光透明赤外線反射層および赤外線吸収層がこの順に形成されていることにより、ペン型等の入力端末から照射された赤外線は、赤外線吸収層においては高効率で吸収され、赤外線吸収層が存在しない領域においては可視光透明赤外線反射層により反射されるため、赤外線吸収層のパターンの有無による赤外線反射率の差が大きくなり、赤外線吸収層のパターンが識別され易くなる。
本発明に係る赤外線吸収パターン付透明シートにおいて、前記基材の一方の表面上に、前記可視光透明赤外線反射層が形成され、前記基材の他方の表面上に前記パターン状の赤外線吸収層が形成されてなるように構成する。
この発明によれば、ペン型等の入力端末では基材と基材の表面上に形成された赤外線吸収層を擦過し、可視光透明赤外線反射層を擦過せずに入力を行うことが可能となり、赤外線吸収層側からペン型等の入力端末で擦過することにより、可視光透明赤外線反射層と基材の密着性が低い場合でも、入力を繰り返す間に可視光透明赤外線反射層が基材から剥離することなく、安定的に入力を行うことが可能となる。
本発明に係る赤外線吸収パターン付透明シートによれば、被書込対象が紙基材およびディスプレイ装置のいずれの場合においても、同じ赤外線読取検知方法が適用し得る透明シートを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施の形態における赤外線吸収パターン付透明シートを示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態における赤外線吸収パターン付透明シートの変形例を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における赤外線吸収パターン付透明シートを示す断面図である。 本発明の赤外線吸収パターン付透明シートにおいてドットパターンが不規則に配列した例を示す部分拡大平面図である。 本発明の赤外線吸収パターン付透明シートを用いるシステム全体の概略図である。 用紙上に赤外線吸収パターンを形成した場合のペン型の入力端末が内蔵するカメラの観察画像を示す概略図である。 透明基板の表面に赤外線反射パターンが形成された透明シートをディスプレイ装置の表面又は前方に装着した場合のペン型等の入力端末の赤外線検知手段の観察画像を示す概略図である。
以下、本発明に係る赤外線吸収パターン付透明シートについて詳細に説明する。なお、本発明は、その技術的特徴を包含する限り、図面の形態や以下の記載内容に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1の第1の実施形態としては、図1に示すように、可視光を透過する基板2の表面2a上に、可視光透明赤外線反射層3が設けられ、その可視光透明赤外線反射層3上に赤外線吸収層4がパターン印刷されてなる赤外線吸収パターン付透明シート1である。
(可視光を透過する基材)
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1において用いる可視光を透過する基材2としては、可視光を透過する材料であれば特に限定されないが、光学的不具合の少ない材料で形成されたものが好ましい。
所謂フィルム、シート、或いは板の形態の物が適宜用いられ、具体的には、可視光を透過する基材の材料としては、ガラスやTAC(トリアセチルセルロース)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、アクリル、ポリオレフィン等が好適に用いられる。また、厚みは3μm〜500μm程度の範囲から、材料、要求性能、および使用形態に応じて適宜選定される。
可視光を透過する基材2としてTACフィルム等の高分子フィルム等の溶媒に溶解又は膨潤し易い物を用いる場合には、可視光透明赤外線反射層3を形成時に使用するコーティング液中の溶媒で基材が侵されないように、基材上にバリア層を設けることが好ましい。
(赤外線吸収層)
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1において、赤外線吸収層4に用いられる赤外線吸収材料としては、特に限定されないが、例えば、カーボンブラック、Cu−Cr系複合酸化物等の赤外線吸収黒色顔料が利用可能である。また、シアニン色素、フタロシアニン色素、トリフェニルメタン色素、アントラキノン色素等の色素材料も利用可能である。更には、Nd、Yb、In、Sn、Zn等の金属およびこれらの酸化物、硫化物、ハロゲン化物などの化合物は赤外線吸収率が高く、可視光吸収が低いため、赤外線吸収材料を不可視化するためには好適である。このような材料の例として、例えば微粒子化したYbPO4が挙げられる。
赤外線吸収材料としては、赤外線の少なくとも一部の波長において高吸収率(通常50%程度以上)を有するものであれば、可視光線領域の波長において必ずしも高透過性は要求しない。本発明においては、シートにおけるドットパターンの占有する面積率は低く、不可視材料で形成しなくてもドットは視認されにくいため、上述の材料の内でも安価なカーボンブラックで充分である。ただし、前記赤外線吸収材料自体の可視光線透過率は高い方が好ましい。
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1において、赤外線吸収層4のパターンの印刷方法としては、特に限定されず公知の方法を用いることができ、例えば、フレキソ印刷法、グラビア印刷法、孔版印刷法、インキジェット印刷法等が挙げられる。
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1における「赤外線吸収パターン」である赤外線吸収層のパターン4aについては、例えばドットの形状を複数設定し、平面内において、所定範囲内に配置されたこれら複数形状のドットの組み合わせをパターン化したようなもの、縦横に配置した罫線の太さを変えて、所定範囲内の前記罫線の重なり部分の大きさの組み合わせをパターン化したようなもの、x、y座標の値を直接ドットの縦横の大きさと結びつけたもの等が挙げられる。特に簡素で好適なものとしては、図4に示すように、縦横に等間隔に並ぶ基準点を設定して、この基準点に対して上下左右に変位したドットを配置し、これらドットの当該基準点からの相対的な位置関係を利用する方法が挙げられる。この方法はドットのサイズを小さく一定にできるため入力装置の高分解能化に有利である。パターンがドットパターンである場合、ドット形状は隣接するドットと容易に区別できれば特に制限はなく、通常は、平面視形状が、円、楕円、多角形などの形状が用いられる。また、ドットの立体形状についても特に制限はなく、通常は円盤状であるが、半球状や凹面状であっても良い。
(可視光透明赤外線反射層)
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1において、可視光透明赤外線反射層3の「可視光透明」とは、可視光、すなわち波長380nm〜780nmの光線に対し、光反射、光吸収、光散乱(拡散)が少なく、かつ可視光領域での各波長において、光反射、光吸収、光拡散特性が一様であることを意味する。
可視光領域での各波長における光特性が一様でない場合、赤外線吸収パターン付透明シート1越しに観察対象物を観察した際に、観察対象の色味が変化するため、好ましくない。
反射、吸収については可視光全域の外部透過率が60%以上、更には80%以上が望ましい。また散乱についてはヘイズ(曇価)、すなわち可視光線全透過率に対する可視光線拡散光透過率で評価でき、ヘイズが10%以下、更には5%以下が望ましい。
また、「赤外線反射」とは波長780nm以上の赤外線を反射すれば特に限定はされないが、本発明においては、波長780nm〜1000nmの範囲で10%以上、更に好ましくは20%以上の反射率を有することを意味する。
ペン型等の入力端末6の光源としては、赤外線を高効率に発するLEDやレーザー等の光源が考えられ、また撮像用カメラとしてはCMOSカメラやCCDカメラ等の受像素子が考えられ、発光素子、受像素子共に波長780nm〜1000nm域の電子機器が安価に流通していることから、この波長域にて高い反射率を有する材料を反射層に用いることが望ましい。
また、本発明においては、赤外線反射は鏡面反射ではなく拡散反射であることが望ましい。ペン型等の入力端末6から照射された赤外線は、赤外線吸収パターン付透明シート1の可視光透明赤外線反射層3により反射するが、鏡面反射の場合に反射した赤外線をカメラが受光できる範囲は、光の入射角と反射角が等しくなる範囲のみとなるため、入力端末6と赤外線吸収パターン付透明シート1の位置は制限される。
一方、拡散反射の場合には、ある光の入射角に対し、光の反射範囲は広がるため、入力端末6と赤外線吸収パターン付透明シート1の位置は制限されにくくなることから、赤外線反射は拡散反射であることが望ましい。
可視光透明赤外線反射層3に用いられる材料としては、特に限定されないが、具体的には特開2004−314570号公報に記載されているような屈折率が異なる樹脂を交互に積層した樹脂積層フィルム、更には特開2007−065232号公報に記載されているような高屈折率金属化合物と低屈折率無機材料を交互に積層した熱線反射多層膜等がある。
他にもコレステリック液晶を用いた偏光選択性拡散反射構造体を用いることができ、可視光線領域に関する偏光選択性拡散反射構造体については、特開2005−275290号公報に記載されているように、カイラル剤の添加量を調整することにより、赤外線波長域での偏光選択性拡散反射構造体を作成することが可能である。
コレステリック液晶を用いた赤外線反射層については、赤外線領域のみ拡散反射し、可視光については拡散反射せず、可視光透明性を保つことが可能であるため、本発明に好適である。
(表面保護層)
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1において、可視光を透過する基材2上に可視光透明赤外線反射層3および/または赤外線吸収層4上に硬質塗膜から成る表面保護層(図示せず)を設けることにより、ペン型等の入力端末6で入力する際に、可視光透明赤外線反射層3および/または赤外線吸収層4を直接擦過することなく、表面保護層のみを擦過するため、安定的に入力を行うことができる。
表面保護層の材質としては、特に限定されず、紫外線、電子線、熱等で架橋硬化したアクリル樹脂、珪素系樹脂等である。
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1は、特許文献2に記載される図5に示すような画像表示可能なディスプレイ装置5の表面又は前方に装着される透明シートに適用可能であり、赤外線照射および検知が可能なペン型等の入力端末6を用いて、赤外線吸収パターン付透明シート1の吸収パターンを読み取ることで、赤外線吸収パターン付透明シート1上における入力端末6の位置に関する情報を提供可能である。
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1を装着するディスプレイ装置5は、手書き入力データを処理する情報処理装置に接続されたものであってもよく、独立したものであっても良いが、前者は手書き入力時の軌跡を画面上に表示することができ直感的な入力が可能であるため好ましい。ここで手書き入力情報を扱う情報処理装置としては、携帯電話、PDA等の各種携帯端末や、パーソナルコンピュータ、テレビ電話、相互通信機能を備えたテレビジョン、インターネット端末などが例示できる。
また、本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1は、特許文献1に記載されているような検査依頼表などの紙の上に重ね合わせて使用される赤外線吸収パターン付透明シートとしても適用可能であり、ディスプレイ装置の前面に配置する以外の利用方法にも適している。
本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1の第1の実施の形態によれば、可視光透明赤外線反射層3で赤外線は散乱し、赤外線を吸収することにより位置情報を発信する赤外線吸収パターンのドット部4aでは赤外線が吸収されるため、ペン型等の入力端末6が内蔵するカメラには、赤外線反射部となる可視光透明赤外線反射層3上は白色像として認識され、赤外線吸収部となる赤外線吸収パターンのドット部4a上では黒色像として認識されることとなる。
したがって、本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1を紙基材に重ね合わせて手書きした内容を記録するタイプおよび本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1をディスプレイ装置の表面又は前方に装着して手書きした内容を記録するタイプのいずれの場合のデータ入力システムに使用しても、座標検知に適用できる赤外線読取検知方法として、赤外線吸収方式が適用可能となる赤外線吸収パターン付透明シート1を提供することができる。
また、ペン型等の入力端末6とパターン印刷されてなる赤外線吸収層4との距離および可視光透明赤外線反射層3とパターン印刷されてなる赤外線吸収層4との距離がそれぞれ最短となるため、座標検知性能の高い赤外線吸収パターン付透明シート1を提供することができる。
すなわち、ペン型等の入力端末6が赤外線吸収部(赤外線吸収層4)と赤外線反射部(可視光透明赤外線反射層3)での赤外線反射率の差を撮像して赤外線吸収層4のパターンを識別する際に、基材2の一方の表面2a上に可視光透明赤外線反射層3および赤外線吸収層4がこの順に形成されていることにより、ペン型等の入力端末6から照射された赤外線は、赤外線吸収層4においては高効率で吸収され、赤外線吸収層4が存在しない領域においては可視光透明赤外線反射層3により反射されるため、赤外線吸収層4のパターンの有無による赤外線反射率の差が大きくなり、赤外線吸収層のパターンが識別され易くなる。
[第1の実施の形態の変形例]
次に図2を参照して、赤外線吸収パターン付透明シート1の変形例について説明する。
上述の形態においては、可視光を透過する基板2の表面2a上に、可視光透明赤外線反射層3が設けられ、その可視光透明赤外線反射層3上に赤外線吸収層4がパターン印刷されてなる赤外線吸収パターン付透明シート1の例を示したが、これに限られることはなく、図2に示すように、可視光を透過する基板2の表面2a上に、赤外線吸収層4がパターン印刷されてなり、可視光を透過する基材2および赤外線吸収層4の表面を覆うように可視光透明赤外線反射層3が設けられていてもよい。
基材2の表面2a上に赤外線吸収層4および可視光透明赤外線反射層3がこの順に形成されている場合、ペン型等の入力端末6より照射した赤外線は、まず可視光透明赤外線反射層3で反射され、可視光透明赤外線反射層3で反射されなかった赤外線は、赤外線吸収層が存在する場合は赤外線吸収層により吸収され、存在しない領域では基材2や各層界面で反射される。
[第2の実施の形態]
次に図3を参照して、本発明の赤外線吸収パターン付透明シート1の第2の実施形態について説明する。
図3に示す第2の実施の形態は、可視光を透過する基板2の一方の表面上2bに可視光透明赤外線反射層3が設けられ、基板2の他方の表面2a上に赤外線吸収層4がパターン印刷されてなる赤外線吸収パターン付透明シート1である。
第1の実施の形態と第2の実施の形態とは、可視光透明赤外線反射層3と赤外線吸収層4が可視光を透過する基板2を挟んで反対側に設けられる点が異なり、各構成材料については、図1に示す第1の実施の形態と同一である。図3に示す第2の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
この第2の実施の形態によれば、基材2の一方の表面上2bに可視光透明赤外線反射層3を、基板2の他方の表面2a上に赤外線吸収層4を形成し、赤外線吸収層4を擦過し、可視光透明赤外線反射層3を擦過せずに入力を行うことが可能となり、赤外線吸収層4側からペン型等の入力端末6で擦過することにより、可視光透明赤外線反射層3と基材2との密着性が低い場合でも、入力を繰り返す間に可視光透明赤外線反射層3が基材2から剥離することなく、安定的に入力を行うことが可能となる。
第2の実施の形態の赤外線吸収パターン付透明シート1においても、可視光を透過する基材2上に可視光透明赤外線反射層3および/または赤外線吸収層4上に硬質塗膜から成る表面保護層(図示せず)を設けることにより、ペン型等の入力端末6で入力する際に、可視光透明赤外線反射層3および/または赤外線吸収層4を直接擦過することなく、表面保護層のみを擦過するため、安定的に入力を行うことができる。
(実施例1)
末端に重合可能なアクリロイル基を持ち、ネマチック−アイソトロピック転移温度が110度付近であるネマチック液晶モノマー100重量部と、末端に重合可能なアクリロイル基を持つカイラル剤0.2重量部、光重合開始剤(ビーエーエスエフ社製、ルシリンTPO)を4重量部、レベリング剤(ビックケミー社製、BYK−361)0.1重量部とを、メチルイソブチルケトンに溶解させた可視光透明赤外線反射層形成用液晶インキを調製した。
上述の液晶インキの光反射波長はネマチック液晶モノマーとカイラル剤の濃度比によって決定されるが、ペン型の入力端末に内蔵するLED光源の波長に合わせ最大反射波長が830nm〜880nmになるよう濃度調整した。
上述の液晶インキを、東洋紡績社製易接着PETフィルム コスモシャインA4100上にグラビア印刷法にて全面塗工し、温風でメチルイソブチルケトンを乾燥し、乾燥膜厚5μmの塗膜を得た。
次に上述の液晶塗膜をコレステリック液晶相に配向させるために100℃で180秒加熱し、可視光透明赤外線拡散反射コレステリック液晶膜を形成した。
上述の可視光透明赤外線拡散反射コレステリック液晶膜を有するPETフィルムに対し、液晶膜方向から100mW/cm2の強度の紫外線を5分間照射し、液晶材料をコレステリック液晶相構造を保持した状態で硬化し、可視光透明赤外線反射層を形成した。
形成した可視光透明赤外線反射層に対し、コロナ処理を施し、反射層を酸化処理を施すことにより、印刷適性を付与した。
次に赤外線吸収層インキとして、ザ・インクテック社製オーデGFN墨インキをグラビア印刷法にてペン型の入力端末が座標認識し得るドットパターンにて上述の可視光透明赤外線反射層上に印刷し、インキを温風で乾燥し、基材上に可視光透明赤外線反射層および赤外線吸収層がこの順に形成されている赤外線吸収パターン付透明シートを作成した。
次にペンタエリスリトールトリアクリレート10重量部に、光重合開始剤(ビーエーエスエフ社製、ルシリンTPO)4重量部をメチルイソブチルケトンに溶解させたアクリル保護層インキを作成した。
この保護層インキを上述の赤外線吸収パターン付透明シート上にグラビア印刷法にて全面塗工し、インキを温風で乾燥し、乾燥膜厚が3μmの塗膜を得た。更に塗膜方向から100mW/cm2の強度の紫外線を5分間照射し、保護層を硬化した。
以上により、基材上に可視光透明赤外線反射層、赤外線吸収層および保護層がこの順に形成されている赤外線吸収パターン付透明シートを作成した。
被書込紙媒体として、市販の白色コピー用紙に対し、エプソン社製レーザープリンターLP−S7500にて印刷を行い、紙媒体の印刷面上に基材、可視光透明赤外線反射層、赤外線吸収層、保護層の順に層が重なるように、赤外線吸収パターン付透明シートを重ねた。
赤外線吸収パターン付透明シートを重ねた紙媒体の赤外線吸収層側から市販のペン型入力端末(日立マクセル社製DP−201)にて座標検知を試みたところ、端末の座標を検知できた。
(実施例2)
実施例1で作成した赤外線吸収パターン付透明シートの基材における可視光透明赤外線反射層が形成されている面と反対側の面に接着剤を塗布し、市販の液晶ディスプレイ装置の前面に基材、可視光透明赤外線反射層、赤外線吸収層、保護層の順に層が重なるように、赤外線吸収パターン付透明シートを貼り付けた。
実施例1と同様に、赤外線吸収パターン付透明シートを貼り付けた液晶ディスプレイの赤外線吸収層側から市販のペン型入力端末(日立マクセル社製DP−201)にて座標検知を試みたところ、端末の座標を検知できた。
(実施例3)
基材の可視光透明赤外線反射層を形成した面とは反対側の面に赤外線吸収層を形成し、保護層を形成しないこと以外は実施例1と同様にして、赤外線吸収パターン付透明シートを作成した。
被書込紙媒体として、市販の白色コピー用紙に対し、エプソン社製レーザープリンターLP−S7500にて印刷を行い、紙媒体の印刷面上に可視光透明赤外線反射層、基材、赤外線吸収層の順に層が重なるように、赤外線吸収パターン付透明シートを重ねた。
赤外線吸収パターン付透明シートを重ねた紙媒体の赤外線吸収層側から市販のペン型入力端末(日立マクセル社製DP−201)にて座標検知を試みたところ、端末の座標を検知できた。
(実施例4)
実施例3で作成した赤外線吸収パターン付透明シートの可視光透明赤外線反射層の基材側とは反対側の面に接着剤を塗布し、市販の液晶ディスプレイ装置の前面に可視光透明赤外線反射層、基材、赤外線吸収層の順に層が重なるように、赤外線吸収パターン付透明シートを貼り付けた。
実施例3と同様に、赤外線吸収パターン付透明シートを貼り付けた液晶ディスプレイの赤外線吸収層側から市販のペン型入力端末(日立マクセル社製DP−201)にて座標検知を試みたところ、端末の座標を検知できた。
1 赤外線吸収パターン付透明シート
2 基板
2a,2b 基板表面
3 可視光透明赤外線反射層
4 赤外線吸収層
4a 赤外線吸収パターンのドット部
5 ディスプレイ装置
6 入力端末
7 読取データ処理装置
8 コード
i 赤外線
r 反射光
21,31 ドット部
22 紙基材
32 透明基材
33 ディスプレイ装置
23,35 黒色像
24,34 白色像

Claims (3)

  1. 可視光を透過する基材と、前記基材上に形成された可視光透明赤外線反射層およびパターン状の赤外線吸収層とからなることを特徴とする赤外線吸収パターン付透明シート。
  2. 前記基材の一方の表面上に、前記可視光透明赤外線反射層および前記パターン状の赤外線吸収層がこの順に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の赤外線吸収パターン付透明シート。
  3. 前記基材の一方の表面上に、前記可視光透明赤外線反射層が形成されており、前記基材の他方の表面上に前記パターン状の赤外線吸収層が形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の赤外線吸収パターン付透明シート。
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