JP6141432B2 - 光学フィルム及びこれを利用したデジタルペンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、光学フィルム及びこれを利用したデジタルペンシステムに関し、より詳しくは、ディスプレイ上に付着される高輝度光学フィルムとこれを利用して位置情報を提供するデジタルペンシステムに関する。
デジタルペンシステムは、アナログとデジタルが結合された新しい概念のペンとして、一般ペンのように紙に字を書くと、ペンに内蔵されたメモリーに筆記した内容が保存され、これを再びイメージファイルの形態でコンピュータに伝送して管理できるように作られたペンである。一般ペンで書いた文書もスキャナ(電子色分解機)でスキャンしてイメージファイルの形態で保存することができるが、電子ペンで書いた文書は、スキャン過程が不必要であり、別途のプログラムを通じて文書を手軽く管理できる長所がある。初期に開発されたデジタルペンは、コンピュータと連結した場合だけ使用することができた。すなわち、デジタルペンを使用するためには、常にコンピュータの電源をオンにしている必要があり、コンピュータの近くでのみ使用しなければならない不便さがあった。さらに、コンピュータに保存する場合、イメージファイルの解像度が低くて内容を正確に把握しにくい短所があった。
現在は、デジタルペンに内蔵されたメモリーに筆記した内容が保存されることで、コンピュータと連結すれば、いつでもデジタルデータに変えることができる高機能デジタルペンも発売開始されている。さらに、デジタルペン自体に液晶ディスプレイが内蔵されていて筆記する内容を直接画面で確認できる製品を含めて、ケーブルに連結しないで無線でデータを伝送することができるデジタルペンも開発されており、ディスプレイ上のデジタルペンの位置情報を感知することができるタッチスクリーン方式や外部に感知センサーを装着してデジタルペンの移動軌跡を感知することができる技術などが活用されている。
デジタルペンの使用のためには、ドットパターンが具現された透明フィルムが赤外線を散乱させる特性を有している必要がある。しかし、このような透明フィルムの場合、赤外線を散乱させると同時に可視光線も散乱させるので、ディスプレイ上に付着される場合、イメージを歪曲させて視認性も阻害する問題がある。
デジタルペンに装着された赤外線センサーを利用してデジタルペンのタッチ位置を感知し、感知された位置にグラフィック情報を表示する技術は、特許文献1の外にも多数が公開されている。しかし、前記公開特許は、デジタルペンが光学フィルム上のマークを認識するためには、光学フィルムが赤外線と可視光線を反射することができる材質で製作されるので、これをディスプレイに付着する場合、全体的な映像の鮮明度と視認度が落ちるという問題がある。
大韓民国公開特許第10−2010−0134331号公報
したがって、前記のような従来の諸問題点を解消するために提案されたものであって、本発明の目的は、デジタルペンが使用されるディスプレイ上に付着されて赤外線を散乱させる特性は維持するが、可視光線は透過させることで、ディスプレイの表示機能に及ぶ影響を最小化する光学フィルム及びこれを利用したデジタルペンシステムを提供することにある。
本発明の一様態によれば、微細構造物を含むフィルム層と、前記微細構造物上にコーティングされ、赤外線散乱特性を有するコーティング層と、前記フィルム層の上部または下部に積層され、所定の誤差範囲内で前記フィルム層と屈折率が整合される整合層と、を含む光学フィルムを提供する。
前記コーティング層は、相異なっている屈折率を有する少なくても2個以上の物質層を交差積層して形成され、前記コーティング層の屈折率は、前記2個以上の物質層の屈折率により決定されることができる。
前記コーティング層は、波長800nm〜1500nmの赤外線を反射させる物質を含んで構成することができる。
前記整合層及びフィルム層の一面は、相互接触し、前記整合層及びフィルム層の中で少なくとも一つ以上の他面には、粘着剤が塗布されることができる。
前記フィルム層または整合層には、赤外線を吸収するドットパラーンが印刷されることができる。
前記ドットパターン上に形成され、前記ドットパターンを保護するための保護コーティング層をさらに含んで構成することができる。
ドットパターンが印刷されており、前記微細構造物または前記整合層の上部に積層されるドットパターン層をさらに含んで構成することができる。
前記ドットパターン層上に形成され、前記ドットパターンを保護するための保護コーティング層をさらに含んで構成することができる。
前記微細構造物は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状を有することができる。
前記微細構造物は、ドットパターンによって部分的に形成されることができる。
前記コーティング層は、前記微細構造物によって部分的に形成されることができる。
前記微細構造物は、ドットパターンのマークが形成されていない部分に形成されることができる。
前記コーティング層は、前記微細構造物によって部分的に形成されることができる。
本発明の他の様態によれば、ディスプレイと、前記ディスプレイ上に配置され、微細構造物が形成されたフィルム層、前記微細構造物上にコーティングされ、赤外線散乱特性を有するコーティング層及び前記フィルム層の上部または下部に積層され、所定の誤差範囲内で前記フィルム層と屈折率が整合される整合層を含み、前記微細構造物または前記整合層には、赤外線を吸収するドットパターンが印刷されている光学フィルムと、前記ドットパターンを認知して前記ディスプレイ上にグラフィック情報を表示するための信号を伝送するデジタルペンと、を含むデジタルペンシステムを提供する。
本発明による光学フィルム及びこれを利用したデジタルペンシステムは、デジタルペンが使用されるディスプレイ上に付着されて赤外線を散乱させる特性は維持するが、可視光線は透過させることで、ディスプレイの表示機能に及ぶ影響を最小化することができる。
本発明の一実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明の一実施例による光学フィルムの屈折率整合を説明するための模式図である。 本発明の他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明のまた他の実施例による光学フィルムを示した構成図である。 本発明の一実施例によるデジタルペンシステムの概念図である。 本発明の一実施例によるドットパターンの説明図である。 本発明の一実施例によるドットパターンの概略図である。
本発明は、多様に変更可能であり、さまざまな実施形態を有することができる。ここでは、特定の実施形態を図面に例示して詳細に説明する。しかし、これは本発明の好ましい実施態様に過ぎず、本発明の実施の範囲を限定するものではなく、本発明の明細書及び図面内容に基づいてなされた均等な変更および付加は、いずれも本発明の特許請求の範囲内に含まれるものとする。
第1、第2などの用語は、多様な構成要素を説明するために使用することができるが、前記構成要素は前記用語により限定されものではない。前記用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別するための目的のみで使用される。例えば、本発明の権利範囲を脱しない範囲で、第1の構成要素は第2の構成要素と命名することができ、類似に第2の構成要素も第1の構成要素と命名することができる。及び/またはとの用語は、複数の関連された記載された項目の組み合わせまたは複数の関連された記載された項目の中のいずれか一項目を含む。
いかなる構成要素が他の構成要素に「連結されて」いるかあるいは「接続されて」いるとの用語は、ある構成要素が他の構成要素に直接的に連結されるかあるいは接続されることもできるが、中間に他の構成要素が介在することもできることを意味する。一方に、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるかあるいは「直接接続されて」いるとの用語は、中間に他の構成要素が存在しないことを意味する。
本明細書で使用した用語は、但し、特定の実施形態を説明するために使用されたもので、本発明はこれに限定されるものではない。単数の表現は、文脈上明白に相違に記載しない限り複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定するのであって、一つまたはその以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性をあらかじめ排除することではない。
特定しない限り、技術的や科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者により一般的に理解される意味と同一な意味を有する。一般的に使用される辞典に定義された用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致することと解でき、本出願において明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味を有することで解釈できない。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。本発明の説明において、全体的な理解を容易にするために図面上の同一な構成要素に対しては同一な参照符号を使用し、同一な構成要素に対して重複された説明は省略する。
図1は、本発明の一実施例による光学フィルムの構成図である。
図1を参照すれば、本発明の一実施例による光学フィルムは、上部表面に微細構造物11を含むフィルム層10と、フィルム層10の上部表面に形成され、赤外線散乱特性を有するコーティング層20と、フィルム層10の上部に積層され、所定範囲内の誤差でフィルム層10と屈折率が整合される整合層30と、整合層30の上部に形成されるドットパターン40と、を含んで構成することができる。
まず、フィルム層10は、光学フィルムに入射する光を透過させるための透明物質で 構成することができる。フィルム層10は、例えば、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
フィルム層10の上部表面には、微細構造物11を形成することができる。微細構造物11は、フィルム層10の上部表面を構造化して形成することができ、または、粘着剤を利用してフィルム層10の上部表面にガラスビーズ(glass bead)などのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。微細構造物11は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状あるいは類似な形状で形成することができる。微細構造物11は、光向(light−directing)特性を有するように形成することができる。微細構造物11の光向特性は、例えば、回転、拡散、屈折または反射特性を含むことができる。
微細構造物11上には、微細構造物11と同一な形状を有するコーティング層20を形成することができる。コーティング層20は、透明誘電膜領域を交差積層して形成することで赤外線反射機能を有することができる。
透明誘電膜物質は、亜鉛、錫、インジウム、ビスマス、チタン、ハフニウム、ジルコニウムの酸化物及びこれらの合金またはシリコン窒化物とシリコンオキシニトリドの中で少なくとも一つ以上を含む誘電物質からなることができる。
コーティング層20は、透明誘電膜領域の交差積層により高い割合で波長800nm〜1500nmの赤外線を反射または散乱させるが、可視光線は透過させる特性を有するようになる。
微細構造物11を成すフィルム層10の屈折率と以下で説明する整合層30の屈折率は、一定誤差範囲内で整合されることができる。図2を参照すれば、微細構造物11を成すフィルム層10の屈折率をn1、整合層30の屈折率をn2とすれば、n1,n2は、一定誤差範囲内で類似であるかあるいは同一な値を有するようになる。
すなわち、以下の数式(1)で光学フィルムに入射する可視光線は、整合層30及びフィルム層10を同一な屈折率を有する物質のように通過するようになるので、表面での可視光線散乱率を最小化することができる。しかし、可視光線と共に入射する赤外線は、コーティング層20及び微細構造の形状的特性によって反射及び散乱されることで、ディスプレイイメージの歪曲を最小化して視認性を向上させると同時にデジタルペンのパターン認識のための機能を提供することができる。
Figure 0006141432
整合層30は、微細構造物11が形成されたフィルム層10の上部に積層され、微細構造物11を成すフィルム層10と所定範囲内の誤差で同一な屈折率を有する。整合層30は、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
微細構造物11が形成されたフィルム層10の一面は、整合層30と直接的に接触し、他面には、粘着剤が塗布されることができる。粘着剤は、シリコンあるいはアクリル系粘着剤組成物からなることができ、微細構造物11が形成されたフィルム層10の他面に塗布して形成することができるが、微細構造物11が形成されたフィルム層10を組成する一部物質により一体に形成してもよい。また、両面に粘着剤が塗布されたフィルム形態として光学フィルムをディスプレイに容易に付着することができる。
ドットパラーン40は、整合層30の上部に形成することができ、可視光線の透過率が優秀であり、赤外線のみを選別的に吸収することができるインク物質、あるいは赤外線と可視光線を吸収するがディスプレイ映像に影響を最小化することができる濃度で形成することができる。赤外線領域は、約700〜10,000nmとして、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に区分することができ、ドットパラーン40は、約750〜1300nmである近赤外線領域を吸収することができる。
ドットパターン40は、例えば、赤外線吸収特性があるフタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、アミニウム系化合物などに紫外線硬化性がある樹脂と硬化剤を混合して樹脂化合物を生成し、これを前記列挙した透明材質のフィルム層10または整合層30に印刷することで形成することができる。
また、ドットパターン40は、整合層30の上部にドットパターン40層の形態で積層することができ、組成物質及び機能は上述したようである。
図3は、本発明の他の実施例による光学フィルムの構成図である。本発明の他の実施例による光学フィルムは、上部表面に微細構造物11が形成されたフィルム層10と、フィルム層10の上部表面に形成され、赤外線散乱特性を有するコーティング層20と、フィルム層10の上部に積層され、所定範囲内の誤差で微細構造物11が形成されたフィルム層と屈折率が整合される整合層30と、整合層30の上部に形成されるドットパターン40と、ドットパターン40を保護するための保護コーティング層50と、を含む。
フィルム層10は、光学フィルムに入射する光を透過させるための透明物質で構成することができる。フィルム層10は、例えば、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
フィルム層10の上部表面には、微細構造物11を形成することができる。微細構造物11は、フィルム層10の上部表面を構造化して形成することができ、または、粘着剤を利用してフィルム層10の上部表面にガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。微細構造物11は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状あるいは類似な形状で形成することができる。微細構造物11は、光向特性を有するように形成することができる。微細構造物11の光向特性は、例えば、回転、拡散、屈折または反射特性を含むことができる。
微細構造物11上には、微細構造物11と同一な形状を有するコーティング層20を形成することができる。コーティング層20は、透明誘電膜領域を交差積層して形成することで赤外線反射機能を有することができる。
透明誘電膜物質は、亜鉛、錫、インジウム、ビスマス、チタン、ハフニウム、ジルコニウムの酸化物及びこれらの合金またはシリコン窒化物とシリコンオキシニトリドの中で少なくとも一つ以上を含む誘電物質からなることができる。
コーティング層20は、透明誘電膜領域の交差積層により高い割合で波長800nm〜1500nmの赤外線を反射または散乱させるが、可視光線は透過させる特性を有するようになる。
微細構造物11を成すフィルム層10の屈折率と以下で説明する整合層30の屈折率は、一定誤差範囲内で整合されることができる。図2を参照すれば、微細構造物11を成すフィルム層10の屈折率をn1、整合層30の屈折率をn2とすれば、n1,n2は、一定誤差範囲内で類似であるかあるいは同一な値を有するようになる。
整合層30は、微細構造物11が形成されたフィルム層10の上部に積層され、微細構造物11を成すフィルム層10と所定範囲内の誤差で同一な屈折率を有する。整合層30は、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
微細構造物11が形成されたフィルム層10の一面は、整合層30と直接的に接触し、他面には、粘着剤が塗布されることができる。粘着剤は、シリコンあるいはアクリル系粘着剤組成物からなることができ、微細構造物11が形成されたフィルム層10の一面に塗布して形成することができるが、微細構造物11が形成されたフィルム層10を組成する一部物質により一体に形成してもよい。また、両面に粘着剤が塗布されたフィルム形態として光学フィルムをディスプレイに容易に付着することができる。
ドットパラーン40は、整合層30の上部に形成することができ、可視光線の透過率が優秀であり、赤外線のみを選別的に吸収することができるインク物質、あるいは赤外線と可視光線を吸収するがディスプレイ映像に影響を最小化することができる濃度で形成することができる。赤外線領域は、約700〜10,000nmとして、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に区分することができ、ドットパラーン40は、約750〜1300nmである近赤外線領域を吸収することができる。
ドットパターン40は、例えば、赤外線吸収特性があるフタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、アミニウム系化合物などに紫外線硬化性がある樹脂と硬化剤を混合して樹脂化合物を生成し、これを前記列挙した透明材質のフィルム層10または整合層30に印刷することで形成することができる。
また、ドットパターン40は、整合層30の上部にドットパターン40層の形態で積層することができ、組成物質及び機能は上述したようである。
保護コーティング層50は、ドットパターン40上に形成されるかまたはドットパターン40層の上部に積層されてドットパタン40を保護することができる。保護フィルムは、公知された一般的な保護フィルムを使用することができるが、本発明の目的に合わせてディスプレイイメージの歪曲を最小化すると同時に視認性を阻害させない物質からなることが好ましい。
図4は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの構成図である。
本発明のまた他の実施例による光学フィルムは、所定範囲内の誤差で微細構造物11を成すフィルム層10と屈折率が整合される整合層30と、整合層の上部に積層され、下部表面に微細構造物11が形成されたフィルム層10と、フィルム層10の下部表面に形成され、赤外線散乱特性を有するコーティング層20と、フィルム層10の上部に形成されるドットパラーン40と、ドットパターン40を保護するための保護コーティング層50と、を含む。
整合層30は、微細構造物11を成すフィルム層10と所定範囲内の誤差で同一な屈折率を有する。整合層30は、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
整合層30の上部表面は、微細構造物11が形成されたフィルム層10と直接的に接触し、他面には、粘着剤が塗布されることができる。粘着剤は、シリコンあるいはアクリル系粘着剤組成物からなることができ、整合層30の一面に塗布して形成することができるが、整合層30を組成する一部物質により一体に形成してもよい。また、両面に粘着剤が塗布されたフィルム形態として光学フィルムをディスプレイに容易に付着することができる。
フィルム層10は、光学フィルムに入射する光を透過させるための透明物質で構成することができる。フィルム層10は、例えば、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、共重合ポリエチレンナフタレート(co−PEN)、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタアクリレート(PMMA)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)などからなる群より選択される少なくとも一つ以上の物質からなることができる。
フィルム層10は、整合層30の上部に積層され、下部表面には、微細構造物11を形成することができる。微細構造物11は、フィルム層10の下部表面を構造化して形成することができ、または、粘着剤を利用してフィルム層10の下部表面にガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。微細構造物11は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状あるいは類似な形状で形成することができる。微細構造物11は、光向特性を有するように形成することができる。微細構造物11の光向特性は、例えば、回転、拡散、屈折または反射特性を含むことができる。
微細構造物11上には、微細構造物11と同一な形状を有するコーティング層20を形成することができる。コーティング層20は、透明誘電膜領域を交差積層して形成することで赤外線反射機能を有することができる。
透明誘電膜物質は、亜鉛、錫、インジウム、ビスマス、チタン、ハフニウム、ジルコニウムの酸化物及びこれらの合金またはシリコン窒化物とシリコンオキシニトリドの中で少なくとも一つ以上を含む誘電物質からなることができる。
コーティング層20は、透明誘電膜領域の交差積層により高い割合で波長800nm〜1500nm赤外線を反射または散乱させるが、可視光線は透過させる特性を有するようになる。
微細構造物11を成すフィルム層10の屈折率と以下で説明する整合層30の屈折率は、一定誤差範囲内で整合されることができる。図2を参照すれば、微細構造物11を成すフィルム層10のn1、整合層30の屈折率をn2とすれば、n1,n2は、一定誤差範囲内で類似であるかあるいは同一な値を有するようになる。
ドットパラーン40は、フィルム層10の上部に形成することができ、可視光線の透過率が優秀であり、赤外線のみを選別的に吸収することができるインク物質、あるいは赤外線と可視光線を吸収するがディスプレイ映像に影響を最小化することができる濃度で形成することができる。赤外線領域は、約700〜10,000nmとして、近赤外線、中赤外線、遠赤外線に区分することができ、ドットパラーン40は、約750〜1300nmである近赤外線領域を吸収することができる。
ドットパターン40は、例えば、赤外線吸収特性があるフタロシアニン系化合物、ナフタロシアニン系化合物、アミニウム系化合物などに紫外線硬化性がある樹脂と硬化剤を混合して樹脂化合物を生成し、これを前記列挙した透明材質のフィルム層10または整合層30に印刷することで形成することができる。
また、ドットパターン40は、フィルム層10の上部にドットパターン40層の形態で積層することができ、組成物質及び機能は上述したようである。
保護コーティング層50は、ドットパターン40上に形成されかまたはドットパターン40層の上部に積層されてドットパタン40を保護することができる。保護フィルムは、公知された一般的な保護フィルムを使用することができるが、本発明の目的に合わせてディスプレイイメージの歪曲を最小化すると同時に視認性を阻害させない物質からなることが好ましい。
図5は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの構成図である。
フィルム層10の表面には、微細構造物11を形成することができる。微細構造物11は、ドットパターン40に沿ってフィルム層10の表面を構造化して形成することができ、または、微細構造物11は、粘着剤を利用してフィルム層10の表面にドットパターン40に沿って部分的に構造化されたガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。微細構造物11は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状あるいは類似な形状で形成することができる。微細構造物11は、光向特性を有するように形成することができる。微細構造物11の光向特性は、例えば、回転、拡散、屈折または反射特性を含むことができる。
微細構造物11上には、微細構造物11と同一な形状を有するコーティング層20を形成することができる。コーティング層20は、透明誘電膜領域を交差積層して形成することができ、微細構造物11に沿ってフィルム層10の表面に部分的に形成することができる。
図6は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの構成図である。
図6を参照すれば、図5のように、微細構造物11は、ドットパターン40に沿ってフィルム層10の表面を部分的に構造化して形成するか、または、粘着剤を利用してフィルム層10の表面にドットパターン40に沿って部分的に構造化されたガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。但し、製造工程上発生できる問題と精密度などの問題を解決するため、コーティング層20がフィルム層10の表面に全面的に形成される。
図7は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの斜視図である。
図7を参照すれば、微細構造物11がドットパターン40に沿って形成されており、微細構造物11は、ドットパターン40に比べて稠密な間隔で形成されていることが分かる。
図8は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの構成図である。
図8を参照すれば、フィルム層10の上部表面には、微細構造物11を形成することができる。微細構造物11は、ドットパターン40のマーク41が形成されていないフィルム層10の表面に沿って部分的に構造化して形成することができる。また、微細構造物11は、粘着剤を利用してドットパターン40のマーク41が形成されていないフィルム層10の表面に部分的に構造化されたガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。微細構造物11は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状あるいはこれと類似な形状で形成することができる。微細構造物11は、光向特性を有するようにフィルム層10と一体に形成することができる。微細構造物11の光向特性は、例えば、回転、拡散、屈折または反射特性を含むことができる。
微細構造物11上には、微細構造物11と同一な形状を有するコーティング層20を形成することができる。コーティング層20は、透明誘電膜領域を交差積層して形成することができ、微細構造物11に沿ってフィルム層10の表面に部分的に形成することができる。
図9は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの構成図である。
図9を参照すれば、図8のように、微細構造物11は、ドットパターン40のマーク41が形成されていないフィルム層10の表面を部分的に構造化して形成するか、または、粘着剤を利用してドットパターン40のマーク41が形成されていないフィルム層10の表面に沿って部分的に構造化されたガラスビーズなどのような別途の構造物を積層する方式で形成することができる。但し、製造工程上発生できる問題と精密度などの問題を解決するため、コーティング層20がフィルム層10の表面に全面的に形成される。
図10は、本発明のまた他の実施例による光学フィルムの斜視図である。
図10を参照すれば、微細構造物11がドットパターン40のマーク41が形成されていない部分に沿って形成されており、微細構造物11は、ドットパターン40に比べて稠密な間隔で形成されていることが分かる。
図11は、本発明の一実施例によるデジタルペンシステムの概念図である。
図11を参照すれば、本発明の一実施例によるデジタルペンシステムは、ディスプレイ100と、ディスプレイ100上に配置され、微細構造物11が形成されたフィルム層10と、微細構造物11上にコーティングされ、赤外線散乱特性を有するコーティング層と、前記フィルム層10の上部または下部に積層され、所定の誤差範囲内で前記微細構造物11と屈折率が整合される整合層と、を含み、前記微細構造物11または前記整合層には、赤外線を吸収するドットパターン40が印刷されている光学フィルム200と、ドットパターン40を認知して前記ディスプレイ100上にグラフィック情報を表示するための信号を伝送するデジタルペン300と、を含む。
ディスプレイ100は、透過型ディスプレイまたは反射型ディスプレイ方式を適用することができる。透過型ディスプレイの場合、バックライトユニットから放出される可視光線及び赤外線を利用してデジタルペン300がドットパターン40の位置情報を感知するか、または、透過型ディスプレイから赤外線光源を放出しないか位置情報を感知できないほどその光が微弱な場合には、デジタルペン300自体に装着された赤外線光源(図示せず)を利用することができる。
反射型ディスプレイの場合、外部光源がディスプレイ面から前面方向に反射されるので、バックライトユニットなしに情報が外部に表示されることができ、デジタルペン300は、反射される光を利用して位置情報を感知することができる。
デジタルペン300は、一般的なペンの形態であることができ、ペン先が形成されている部分には、赤外線感知センサー(図示せず)を具備することができる。赤外線感知センサーは、光学フィルム200に形成されたドットパターン40を認識することができる。デジタルペン300は、赤外線感知センサーで認識したドットパターン40によってパターン値を求めて光学フィルム200内での位置情報を算出することができる。
図12は、本発明の一実施例によるドットパターンの説明図であり、図13は、本発明の一実施例によるドットパターンの概略図である。光学フィルム200は、ディスプレイ100上に配置され、反射される光を利用して位置情報を提供するためのドットパターン40が形成されている。
図12を参照すれば、ドットパターン40は、仮想の格子線42と多数のマーク41を含み、各々のマーク41は、仮想の格子線42の交点を中心として一定間隔を置いて形成することができる。各々のマーク41は、仮想の格子線42の交点を中心で形成される位置によって決定されるパターン値により位置情報を提供することができる。マーク41は、仮想の格子線42の交点を中心として一定な間隔を置いて形成することができ、各々のマーク値を有し、マーク値は、少なくとも二つ以上の相異なっている数字の組み合わせで構成することができる。マーク41の形態は、円形、楕円形、多角形、直線など多様な形態を有するが、一つの光学フィルムには、一種類のマークを使用することが好ましい。
例えば、図13を参照すれば、マーク41は、仮想の格子線42の交点との関係によって4種の位置に存在することができ、マーク41がaのように交点の右側に位置する場合、マーク値を「1」、bのように上側に位置する場合、マーク値を「2」、cのように左側に位置する場合、マーク値を「3」、dのように下側に位置する場合、マーク値を「4」に示すことで、仮想格子線42の交点を中心としたマーク41の位置によって位置情報を提供することができる。
また、マーク41は、仮想の格子線42上ではない対角線方向でも形成することができ、一つの仮想格子線42の交点に多数のマークを形成して位置情報を提供することができる。この場合、各々のマーク値は、X座標とY座標に分離する方式で任意の座標で表現することができ、位置情報は、座標で表現されるマーク値から提供することができる。
仮想の格子線42は、一定な間隔を置いて横及び縦に形成することができる。格子線42の間の距離は、250〜300μmに形成することができ、マーク41は、仮想の格子線42の交点を中心として1/4または1/8の距離を置いた地点に形成することができる。または、マーク41は、仮想の格子線42の交点を中心として二つ以上のマークを連関して形成することができる。
デジタルペン300は、例えば、赤外線感知センサーで6×6サイズの格子線42上で縦横6個ずつ36個のマーク41を認識した場合、各々のマーク値による位置情報を算出し、これを利用して光学フィルム200上での絶対位置を把握することができる。
図12及び図13では、仮想の格子線42とマーク41で構成されるドットパターン40を認知して光学フィルム200上での位置情報を算出する一例を説明したが、光学フィルム200上に形成される任意のパターンを利用して位置情報を算出することができる全ての種類のデジタルペンシステムに本発明の光学フィルム200を適用することができる。
デジタルペン300の内部には、その他通信手段のための装置、マイク及びスピーカーなどの多様な機能を実行することができる装置を内蔵することができ、デジタルペン300に内蔵されたMCUにより動作を制御することができる。また、デジタルペン300のペン先部分には、インクが含まれているので、一般的なペンの機能を実行することができ、外部光源を反射して情報を表示することができるノート、ボード、電子黒板上に情報パターンが形成された光学フィルムを付着して使用することができる。
以上、添付した図面を参照して本発明の実施形態について説明したが、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。

Claims (6)

  1. 光指向特性を有する微細構造物を含むフィルム層と、
    前記微細構造物と同一な形状で前記微細構造物上にコーティングされ、赤外線散乱特性を有するコーティング層と、
    前記フィルム層の上部または下部に積層され、所定の誤差範囲内で前記フィルム層と屈折率が整合される整合層と、を含み、
    前記フィルム層または前記整合層には、赤外線を吸収するドットパターンが印刷され、
    前記微細構造物は、前記ドットパターンのマークが形成されてない部分に形成され、
    前記コーティング層は、前記微細構造物に沿って部分的に形成されていることを特徴とする光学フィルム。
  2. 前記コーティング層は、相異なっている屈折率を有する少なくても2個以上の物質層を含み、前記コーティング層の屈折率は、前記2個以上の物質層の屈折率により決定されることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  3. 前記コーティング層は、波長800〜1500nmの赤外線を反射させる物質を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  4. 前記整合層及び前記フィルム層の一面は、相互接触し、前記整合層及び前記フィルム層の中で少なくとも一つ以上の他面には、粘着剤が塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
  5. 前記ドットパターン上に形成され、前記ドットパターンを保護するための保護コーティング層をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の光学フィルム。
  6. 前記微細構造物は、半球型、逆半球型、プリズム及び三角錐の形態の中でいずれか一つの形状を有することを特徴とする請求項1に記載の光学フィルム。
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