JP2011072752A - 遊技機管理システム及び送信先分岐装置 - Google Patents

遊技機管理システム及び送信先分岐装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化できるとともに、ホールコンピュータの管理を容易にし、遊技機の管理を的確にできる遊技機管理システムを提供する。
【解決手段】 遊技結果を含む遊技情報を遊技機から出力し、遊技機から出力された遊技情報を、伝送方式をホールコンピュータと管理サーバとの各々に適合させて、ホールコンピュータと管理サーバとの双方に送信する。
【選択図】 図1

Description

ホールに設置された遊技機を管理する遊技機管理システム及び送信先分岐装置に関する。
従来から、遊技機の仕様の変更や遊技機の増設や、ホールの設備変更などに伴って、遊技機からホールコンピュータに出力される信号も追加されたり変更されたりする場合があった。このような変更があった場合には、ホールの通信装置や配線などの各種の設備を大幅に変更したり増設したりせざるを得なかった。このような観点から、遊技機からホールコンピュータに出力された信号を中継するための集中端子板に拡張情報増設基板を設けたものがあった(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
また、遊技機の設定値が不正に変更されたことを迅速に検出したり予防したりするために、遊技機で設定操作中であることを示す信号を遊技機からホールコンピュータに出力するとともに、ホールコンピュータは、その信号を受信してランプを点灯させたり表示したり、その他の制御をしたりするものがあった(例えば、特許文献3参照)。
さらに、遊技機は、通常、各種の周辺機器を制御するために、シリアルデータの形式が異なる複数のICを有する。このため、これらの異なる形式の各々に合せて送受信装置を設ける必要があった。このような観点から、信号を出力する先を切り替えるようにセレクト回路を設けたものがあった。この従来の遊技機は、セレクト回路で出力先を切り替えることによって、1つのシリアルデータとして複数の異なるシリアルデータを取り扱えるようにしたものもあった(例えば、特許文献4参照)。
さらにまた、サブ中継基板と電飾基板との間には各種の制御信号のための配線を要する。このような配線によって遊技機の構成が複雑になったり接続作業が煩雑になったりした。このような観点から、従来の電飾基板として、中央基板と分離回路基板とに分けた構成にすることで、配線の数を減らすようにしたものがあった(例えば、特許文献5参照)。
また、同様に、送信側基板と受信側基板との間には各種の制御信号のための配線を要する。このため配線によって構成が複雑になったり接続作業が煩雑になったりした。このような観点から、送信側基板と受信側基板との間でシリアル通信をし、受信側基板でシリアル−パラレル変換をするようにしたものがあった(例えば、特許文献6参照)。
さらに、従来の制御基板の間では、パラレル通信を行っていたため、制御基板の間の配線の数が多くなり、接続作業も煩雑にならざるを得なかった。このような観点から、一対の通信線を用いたシリアル通信で制御基板の間の通信を行うようにしたものがあった(例えば、特許文献7参照)。
さらにまた、遊技機からホールコンピュータに発せられた信号に対して、特殊な電波を発信することによって、設定値が不正に変更されたことを発見されにくくするような不正行為があった。このような不正行為を防止する観点から、光ファイバを配設し光パルス信号を送信することによって電磁誘導性で影響されないようしたものがあった(例えば、特許文献8参照)。
特開2008−113887号公報 特開2008−284297号公報 特開2008−154636号公報 特開2008−173190号公報 特開2008−212271号公報 特開2008−220409号公報 特開2008−237536号公報 特開2009−17956号公報
上述した従来の遊技機内の通信や遊技機とホールコンピュータとの間の通信は、いずれも有線によるものであった。このため、基板や装置の間を電線や光ケーブルなどを用いて接続する必要があり、電線や光ケーブルを予め準備するとともに、接続するための作業を要した。また、上述した従来の遊技機等は、遊技結果や進行状況を示す各種の情報をホールに設置されたホールコンピュータに送信して記憶させて管理していたが、ホールコンピュータはホールに設置され、ホールが管理したり操作したりするものであった。このため、ホールは、遊技機の管理のみならず、ホールコンピュータの管理もする必要があり、ホールコンピュータの管理まで十分に注意を払えない可能性もあった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき設置作業を簡略化できるとともに、ホールコンピュータの管理を容易にし、遊技機の管理を的確にできる遊技機管理システムを提供することにある。
本発明の実施の形態に係る特徴は、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機と、
遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、
ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバと、
前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を前記ホールコンピュータと前記管理サーバとの双方に送信する送信先分岐装置と、を有することである。
また、本発明の実施の形態に係る特徴は、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機と、
遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバとの双方に、前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を送信する送信先分岐装置と、を有することである。
この構成によれば、ホールコンピュータと管理サーバとの双方に、遊技結果を含む遊技情報を送信するので、ホールコンピュータの遊技情報と管理サーバの遊技情報とが異なる場合には、何かの不正が行われた可能性があると判別でき、遊技機の管理を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、
前記遊技情報出力装置は、第1の伝送方式によって遊技情報を前記送信先分岐装置に無線で送信する無線送信装置を有し、
前記送信先分岐装置は、
前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置と、
第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータに送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバに送信する変換送信装置と、を有することである。
この構成によれば、無線によって遊技情報を送信するので、遊技機を管理するための装置に接続するための接続ケーブルを省くことができるとともに、配線作業をする必要がなく、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化することができる。また、遊技情報を送信する送信先に応じて伝送方式を変換するので、送信先に適した伝送方式で遊技情報を送信することができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、
送信先分岐装置が、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機から出力された前記遊技情報を、遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバとの双方に送信することである。
この構成によれば、ホールコンピュータと管理サーバとの双方に、遊技結果を含む遊技情報を送信するので、ホールコンピュータの遊技情報と管理サーバの遊技情報とが異なる場合には、何かの不正が行われた可能性があることを容易に判別でき、遊技機の管理を的確にすることができる。
本発明の実施の形態に係る特徴は、
前記遊技情報出力装置が、第1の伝送方式によって遊技情報を無線で送信する無線送信装置を有し、
送信先分岐装置が、
前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置と、
第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータに送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバに送信する変換送信装置と、を有することである。
この構成によれば、無線によって遊技情報を送信するので、遊技機を管理するための装置に接続するための接続ケーブルを省くことができるとともに、配線作業をする必要がなく、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化することができる。
遊技機を管理するための装置を容易に設置でき設置作業を簡略化できるとともに、ホールコンピュータの管理を容易にし、遊技機の管理を的確にできる。
本発明による遊技機管理システムの概略の構成を示す概念図である。 本発明による遊技機管理システムにおける遊技機の実施の形態を示すパチスロ10の外観を示す斜視図である。 本発明による遊技機管理システムにおける遊技機の実施の形態を示すパチスロ10の主制御回路150の構成を示すブロック図である。 本発明による遊技機管理システムにおける遊技機の実施の形態を示すパチスロ10のメインCPU154の制御によるメインフローチャートである。 遊技機と光端子板と受光基板との概略を示すブロック図である。 光端子板の構成を示すブロック図である。 受光基板の構成を示すブロック図である。 ホールコンピュータの構成を示すブロック図である。 管理センタのサーバの構成を示すブロック図である。 ホールコンピュータで実行されるサブルーチンである。 管理センタのサーバで実行されるサブルーチンである。
以下に、本発明の実施例について図面に基づいて説明する。
<<<遊技機管理システム>>>
本実施の形態における遊技機管理システムは、図1に示すように、主として、複数の遊技機10と、これらの遊技機10の動作を管理する管理サーバ機能を備えたホールコンピュータ340と、これらの遊技機10の動作を管理する管理サーバ機能を備えた管理センタのサーバ360と、からなる。
ホールコンピュータ340は、原則として、ホール(店舗)に設置されており、ホールによって管理されたり操作されたりする。ただし、ホールコンピュータ340は、ホールによって管理されたり操作されたりできればよく、必ずしも、遊技機10が設置されているフロアや建物や敷地と同じ所に設置される必要はない。このホールコンピュータ340によって、ホールの管理者や運営者自身が、遊技機10の動作状態を監視したり検査したりするなどの管理をすることができる。
また、管理センタのサーバ360も遊技機10の動作を管理する。図1に示した例では、管理センタは、管理センタA、B及びCの3種類がある。たとえば、管理センタAは全国管理センタであり、管理センタBは県別管理センタであり、管理センタCは第三者管理センタである。管理センタAが所有するサーバは管理サーバ360Aであり、管理センタBが所有するサーバは管理サーバ360Bであり、管理センタCが所有するサーバは管理サーバ360Cである。このように複数種類の管理センタに遊技情報を送信して管理することによって、遊技機の管理を的確かつ適正にすることができる。以下では、これらの3種類の管理センタを単に管理センタと称する。また、3種類の管理センタが所有するサーバを単に管理サーバ360と称する。
この管理センタは、ホールとは異なる独立した団体や組織であるのが好ましく、サーバ360は、このような団体や組織によって所有されたり管理されたり操作されたりできるものが好ましい。このサーバ360によって、ホールとは異なる独立した団体や組織が、遊技機10の動作状態を監視したり検査したりするなどの管理をすることができる。ホールとは異なる独立した団体や組織が管理センタのサーバ360を管理するので、サーバ360のデータを改竄するなどの不正行為をすることを困難にできる。したがって、サーバ360に記憶された遊技情報の信頼性を、ある程度高くすることができる。
図1に示した遊技機管理システムに用いられる遊技機10は、いわゆる「パチスロ」であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。なお、遊技機10は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される有価価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、メダルを用いるものとして説明する。
本発明の実施の形態に係る遊技機管理システムは、少なくとも一の遊技機10とホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)と送信先分岐装置(受光基板320)とを有する。
遊技機10はホールに設置されている。遊技機10は遊技制御手段と遊技情報出力装置(光端子板300)とを有する。遊技制御手段は、遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる。たとえば、遊技者がスイッチなどを操作したことを検出し、それに基づいて遊技を制御するプログラムを実行することによって遊技を進行させる。遊技情報出力装置(光端子板300)は遊技情報を出力する。遊技情報は遊技結果を示す情報や遊技の進行状況を示す情報からなる。たとえば、遊技情報は、遊技機10において投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナス(BB)に当籤したことや、レギュラーボーナス(RB)に当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことなどの各種の情報を含む。遊技情報は、遊技の結果や、遊技の進行状況を示す情報であればよい。
ホールコンピュータ340は、遊技機をホールが管理するためのコンピュータである。上述したように、ホールコンピュータ340は、ホールによって管理されたり操作されたりできればよく、遊技機10が設置されているフロアや建物や敷地と同じ所に設置される必要はない。ホールコンピュータ340は、ネットワーク網380に接続されており、ネットワーク網380を介して管理サーバ360から送信された要求命令に応じて、ホールコンピュータ340に記憶された遊技情報を、ネットワーク網380を介して管理サーバ360に送信することができる。
管理サーバ(管理センタのサーバ360)は、ホールとは異なる場所に設置されたサーバであり、ホールコンピュータ340と同様に遊技機10を管理するためのものである。上述したように、管理センタのサーバ360は、ホールとは異なる独立した団体や組織によって所有されたり管理されたりするものが好ましい。このように構成したことによって、ホールとは異なる独立した団体や組織が、遊技機10の動作状態を監視したり検査したりするなどの管理をすることができるとともに、サーバ360に記憶された遊技情報の信頼性を、ある程度高くすることができる。
管理サーバ(管理センタのサーバ360)も、ネットワーク網380に接続されている。管理サーバ360は、ホールコンピュータ340に記憶された遊技情報を、ネットワーク網380を介して受信することができる。また、送信先分岐装置(受光基板320)から送信された遊技情報もネットワーク網380を介して受信することができる。
送信先分岐装置(受光基板320)は、遊技情報出力装置(光端子板300)から出力された遊技情報を、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)との双方に送信する。送信先分岐装置(受光基板320)は、少なくとも遊技情報については、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とに共通して送信する。したがって、不正な処理や不正な操作がされていない限り、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とには、同じ内容の遊技情報が送信される。すなわち、送信先分岐装置(受光基板320)は、遊技情報を送信する送信先を分岐させるためのものであり、遊技情報を分けて送信するものではない。
これに対して、遊技情報とは異なる情報については、送信先分岐装置(受光基板320)は、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とで異なる情報を送信してもよい。また、共通する遊技情報とともに異なる情報を送信してもよい。たとえば、ホールコンピュータ340には、遊技情報と第1の情報とを送信し、管理サーバ(管理センタのサーバ360)には、遊技情報と第2の情報とを送信するようにしてもよい。このように、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とには、同じ内容の遊技情報を送信すればよい。
上述したように、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とには、同じ内容の遊技情報が送信されるが、送信される遊技情報の全てが同じものである必要はなく、遊技情報のうちの一部が共通したものであればよい。遊技情報のうちのホールコンピュータ340が必要とするものと、管理サーバ(管理センタのサーバ360)が必要とするものとを区別した場合に、少なくともその一部が共通していればよい。たとえば、遊技情報が、遊技機10において投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナス(BB)に当籤したことや、レギュラーボーナス(RB)に当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことである場合には、BB及びRBに当籤したこと及びBB及びRBに入賞したことのみが、共通した遊技情報として、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)とに送信されるようにしてもよい。
上述したように、ホールコンピュータ340と管理サーバ(管理センタのサーバ360)との双方に、遊技結果を含む遊技情報を送信するので、ホールコンピュータ340の遊技情報と管理サーバ(管理センタのサーバ360)の遊技情報とが異なる場合には、何かの不正が行われた可能性があることを容易に判別でき、遊技機10の管理を的確にすることができる。
送信先分岐装置(受光基板320)は、ハブを介してネットワーク網380に接続されている。ハブは、複数の遊技機10の各々に対応した送信先分岐装置(受光基板320)を集線して、複数の遊技機10とネットワーク網380とを中継するためのものである。このようにすることで、送信先分岐装置(受光基板320)は、ネットワーク網380を介して管理サーバ(管理センタのサーバ360)に遊技情報を送信することができる。
さらに、送信先分岐装置(受光基板320)は、集計器を介してホールコンピュータ340に接続されている。集計器も複数の遊技機10の各々に対応した送信先分岐装置(受光基板320)を集線して、複数の遊技機10とホールコンピュータ340と中継するためのものである。集計器は、ホールに設置されており、複数の遊技機10の各々から出力された遊技情報を集計する機能を有する。
また、遊技情報出力装置(光端子板300)は無線送信装置を有する。無線送信装置は、第1の伝送方式によって遊技情報を送信先分岐装置に無線で送信する。送信先分岐装置は、無線受信装置と変換送信装置とを有する。無線受信装置は無線送信装置から送信された遊技情報を受信する。変換送信装置は、第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータに送信する。これと同時に、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバに送信する。変換送信装置が送信する遊技情報は、不正な処理や不正な操作がされていない限り、ホールコンピュータに対しても管理サーバに対しても同じ内容のものである。ホールコンピュータに対しては第2の伝送方式で遊技情報を送信し、管理サーバに対しては第3の伝送方式で同じ内容の遊技情報を送信する。
たとえば、第1の伝送方式はシリアル伝送方式であり、いわゆるシリアル通信である。第2の伝送方式はパラレル伝送方式であり、いわゆるパラレル通信である。第3の伝送方式はTCP/IPプロトコルによる伝送方式であり、ネットワーク網を使って通信するのに適した伝送方式である。
このように、無線によって遊技情報を送信するので、遊技機を管理するための装置に接続するための接続ケーブルを省くことができるとともに、配線作業をする必要がなく、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化することができる。また、遊技情報を送信する送信先に応じて伝送方式を変換するので、送信先に適した伝送方式で遊技情報を送信することができる。
また、送信先分岐装置(受光基板320)は、ホール(店舗)を識別するためのホール識別情報や、遊技機の機種を識別するための機種識別情報や、そのホールに設置された遊技機を識別するための遊技機識別情報を、遊技情報とともに管理サーバに送信するのが好ましい。このようにすることで、ホールごとに遊技情報の内容を判断したり、機種ごとに遊技情報の内容を判断したり、遊技機ごとに遊技情報の内容を判断したりすることができ、不正行為があったか否かをより的確に判断しやすくできる。
さらに、
前記送信先分岐装置(受光基板320)は、第1の時間情報を生成する第1時間情報生成手段を有し、前記第1時間情報生成手段によって生成された第1の時間情報を遊技情報とともに送信し、
前記ホールコンピュータ340は、
第2の時間情報を生成する第2時間情報生成手段と、
前記遊技情報出力装置(光端子板300)から送信された第1の時間情報及び遊技情報とともに、前記第2時間情報生成手段によって生成された第2の時間情報を記憶するホールコンピュータ記憶手段とを有し、
前記管理サーバ360は、
第3の時間情報を生成する第3時間情報生成手段と、
前記遊技情報出力装置(光端子板300)から送信された第1の時間情報及び遊技情報と、前記ホールコンピュータから送信された第2の時間情報及び遊技情報とともに、前記第3時間情報生成手段によって生成された第3の時間情報を記憶する管理サーバ記憶手段と、
前記送信先分岐装置(受光基板320)から送信された遊技情報と、前記ホールコンピュータから送信された遊技情報とを比較するとともに、第1の時間情報と第2の時間情報と第3の時間情報とを比較する比較手段と、を有するものが好ましい。
上述した時間情報は、時間のみならず年月日を特定できる情報も含まれているものが好ましい。上述したように構成したことで、管理サーバにおいて、遊技情報の比較だけでなく、時間情報も比較できるので、不正が行われた日時や、不正の対象にされた装置などを特定しやすくすることができる。たとえば、管理サーバ360は、ホール等とは異なる独立した団体や組織によって所有されたり管理されたりする場合が多いので、管理サーバ360に対して不正行為が行われる可能性は低いと考えられる。したがって、管理サーバ360の第3時間情報生成手段によって生成される第3の時間情報は、ある程度信頼性が高いものとすることができ、第3の時間情報と第1の時間情報とが異なる場合には、遊技機や遊技情報出力装置に対して不正な処理や操作が行われたと推測することができる。また、第3の時間情報と第2の時間情報とが異なる場合には、ホールコンピュータ340に対して不正な処理や操作が行われたと推測することができる。
[パチスロ10の構造]
パチスロ10の機能フローについての説明は以上である。次に、図2を参照して、本実施の形態におけるパチスロ10の構造について説明する。
<パチスロ10の外部構造>
図2は、本実施の形態におけるパチスロ10の外部構造を示す。
(リール120L、120C及び120Rと表示窓122L、122C及び122R)
パチスロ10は、リール120L、120C及び120Rや主制御回路150や副制御回路250等を収容するキャビネット20と、キャビネット20に対して開閉可能に取り付けられるフロントドア30とを備える。キャビネット20の内部には、3つのリール120L、120C及び120Rが横並びに設けられている。各リール120L、120C及び120Rは、円筒状のフレームの周面に、複数の図柄(例えば21個)が回転方向に沿って連続的に配された帯状のシートを貼り付けて構成されている。
フロントドア30の中央には、液晶表示装置210(図示せず)が設けられている。液晶表示装置210は、図柄表示領域122L、122C及び122Rを含む表示画面124を備え、正面から見て3つのリール120L、120C及び120Rに重畳する手前側に位置するように設けられている。図柄表示領域122L、122C及び122Rは、3つのリール120L、120C及び120Rのそれぞれに対応して設けられており、その背後に設けられたリール120L、120C及び120Rを透過することが可能な構成を備えている。
つまり、図柄表示領域122L、122C及び122Rは、表示窓としての機能を果たすものであり、その背後に設けられたリール120L、120C及び120Rの回転及びその停止の動作が遊技者側から視認可能となる。また、本実施の形態では、図柄表示領域122L、122C及び122Rを含めた表示画面124の全体を使って、映像の表示が行われ、演出が実行される。
図柄表示領域122L、122C及び122R(以下、表示窓122L、122C及び122Rと称する。)は、その背後に設けられたリール120L、120C及び120Rの回転が停止されたとき、リール120L、120C及び120Rの表面に配された複数種類の図柄のうち、その枠内における上段、中段及び下段の各領域にそれぞれ1個の図柄(合計で3個)を表示する。また、各表示窓122L、122C及び122Rが有する上段、中段及び下段からなる3つの領域のうち予め定められた何れかをそれぞれ組合せてなる擬似的なラインを、入賞か否かの判定を行う対象となるライン126(入賞判定ライン126a〜126e)として定義する。
本実施の形態では、各表示窓122L、122C及び122Rの上段を組合せてなるトップライン126a、各表示窓122L、122C及び122Rの中段を組合せてなるセンターライン126b、各表示窓122L、122C及び122Rの下段を組合せてなるボトムライン126c、左表示窓122Lの上段、中表示窓122Cの中段及び右表示窓122Rの下段を組合せてなるクロスダウンライン126d、左表示窓122Lの下段、中表示窓122Cの中段及び右表示窓122Rの上段を組合せてなるクロスアップライン126eの5つを入賞判定ライン126として設けている。
(操作装置)
フロントドア30には、遊技者による操作の対象となる各種装置が設けられている。メダル投入口40は、遊技者によって外部から投下されるメダルを受け入れるために設けられる。メダル投入口40に受け入れられたメダルは、所定枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に投入されることとなり、所定枚数を超えた分はパチスロ10の内部に預けることが可能となる(いわゆるクレジット機能)。
ベットボタン132は、パチスロ10の内部に預けられているメダルから1回の遊技に投入する枚数を決定するために設けられる。精算ボタン134は、パチスロ10の内部に預けられているメダルを外部に引き出すために設けられる。
スタートレバー110は、全てのリール120L、120C及び120Rの回転を開始するために設けられる。ストップボタン112L、112C及び112Rは、3つのリール120L、120C及び120Rのそれぞれに対応づけられ、対応するリールの回転を停止するために設けられる。
(その他装置)
7セグ表示器114は、7セグメントLEDからなり、今回の遊技に投入されたメダルの枚数(以下、投入枚数)、特典として遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロの10の内部に預けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報を遊技者に対してデジタル表示する。
ランプ(LED等)212は、演出内容に応じた点消灯のパターンにて光を出力する。スピーカ214は、演出内容に応じた効果音や楽曲等の音を出力する。メダル払出口42は、後述のメダル払出装置46の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル払出口42から排出されたメダルは、メダル受皿44に貯められる。
また、キャビネット20の内部の上方には、主制御回路150を構成する基板(以下、主基板150と称する。)が設けられている。主制御回路150は、内部当籤役の決定、リール120L、120C及び120Rの回転及び停止、入賞の有無の判定といった、パチスロ10における遊技の主な流れを制御する回路である。主制御回路150の具体的な構成は後述する。
キャビネット20の内部の中央には、3つのリール120L、120C及び120Rが設けられている。各リール120L、120C及び120Rのそれぞれには、所定の減速比をもったギアを介してステッピングモータ130L、130C及び130Rが接続されている。
3つのリール120L、120C及び120Rの左側には、副制御回路250を構成する基板(以下、副基板250と称する。)が設けられている。副制御回路250は、映像の表示等による演出の実行を制御する回路である。
キャビネット20の内部の下方には、多量のメダルを収容可能で、それらを1枚ずつ排出可能な構造を有するメダル払出装置46(以下、ホッパー46と称する。)が設けられている(図示せず)。ホッパー46の左側には、パチスロ10が有する各装置に対して必要な電力を供給するための電源装置50が設けられている(図示せず)。
フロントドア30の裏側の中央で、表示窓122L、122C及び122Rの下方には、セレクタ48が設けられている(図示せず)。セレクタ48は、材質や形状等が適正であるメダルか否かを選別する装置であり、メダル投入口40に受け入れられた適正なメダルをホッパー46へ案内する。尚、セレクタ48内においてメダルが通過する経路上には、後述のメダルセンサ174が設けられており(図示せず)、適正なメダルが通過したことを検出する。
[パチスロ10が備える回路の構成]
パチスロ10の構造についての説明は以上である。次に、図3を参照して、本実施の形態におけるパチスロ10が備える回路の構成について説明する。本実施の形態におけるパチスロ10は、主制御回路150、副制御回路250及びこれらと電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)を備える。
<主制御回路150>
図3は、本実施の形態におけるパチスロ10の主制御回路150の構成を示す。
(マイクロコンピュータ152)
主制御回路150は、回路基板上に設置されたマイクロコンピュータ152を主たる構成要素としている。マイクロコンピュータ152は、CPU154(以下、メインCPU154と称する。)、ROM156(以下、メインROM156と称する。)及びRAM158(以下、メインRAM158と称する。)により構成される。
メインROM156には、メインCPU154により実行される制御プログラム、内部抽籤テーブル等のデータテーブル、副制御回路250に対して各種制御指令(コマンド)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM158には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
(乱数発生器等)
メインCPU154には、クロックパルス発生回路160、分周器162、乱数発生器164及びサンプリング回路166が接続されている。クロックパルス発生回路160及び分周器162は、クロックパルスを発生させる。メインCPU154は、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器164は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路166は、発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
(スイッチ等)
マイクロコンピュータ152の入力ポート(図示せず)には、スタートスイッチ172やストップスイッチ170L、170C及び170R等が接続されている。メインCPU154は、スタートスイッチ172やストップスイッチ170L、170C及び170R等の入力を受けて、ステッピングモータ130L、130C及び130R等の周辺装置の動作を制御する。ストップスイッチ170L、170C及び170Rは、3つのストップボタン112L、112C及び112Rのそれぞれが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。また、スタートスイッチ172は、スタートレバー110が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出する。
メダルセンサ174は、メダル投入口40に受け入れられたメダルが前述のセレクタ48内を通過したことを検出する。また、ベットスイッチ176は、ベットボタン132が遊技者により押されたことを検出する。また、精算スイッチ178は、精算ボタン134が遊技者により押されたことを検出する。
(周辺装置及び回路)
マイクロコンピュータ152により動作が制御される周辺装置としては、ステッピングモータ130L、130C及び130R、7セグ表示器114及びホッパー46がある。また、マイクロコンピュータ152の出力ポート(図示せず)には、各周辺装置の動作を制御するための回路が接続されている。
モータ駆動回路180は、各リール120L、120C及び120Rに対応して設けられたステッピングモータ130L、130C及び130Rの駆動を制御する。リール位置検出回路182は、発光部と受光部とを有する光センサ(図示せず)により、リール120L、120C及び120Rが一回転したことを示すリールインデックスを各リール120L、120C及び120Rに応じて検出する。
ステッピングモータ130L、130C及び130Rは、移動量がパルスの出力数に比例し、回転軸を指定された角度で停止させることが可能な構成を備えている。ステッピングモータ130L、130C及び130Rの駆動力は、所定の減速比をもったギアを介してリール120L、120C及び120Rに伝達される。ステッピングモータ130L、130C及び130Rに対して1回のパルスが出力されるごとに、リール120L、120C及び120Rは一定の角度で回転する。
メインCPU154は、リールインデックス(図示せず)を検出してからステッピングモータ130L、130C及び130Rに対してパルスを出力した回数をカウントすることによって、リール120L、120C及び120Rの回転角度(主に、リール120L、120C及び120Rが図柄何個分だけ回転したか)を管理し、リール120L、120C及び120Rの表面に配された各図柄の位置を管理するようにしている。
表示部駆動回路184は、7セグ表示器114の動作を制御する。また、ホッパー駆動回路186は、ホッパー46の動作を制御する。また、払出完了信号回路188は、ホッパー46に設けられたメダル検出部190が行うメダルの検出を管理し、ホッパー46から外部に排出されたメダルが払出枚数に達したか否かをチェックする。
なお、本実施の形態では、遊技者がスタートレバー110を操作したときを単位遊技の開始の基準にしたが、その他に、ベットボタン132が遊技者によって操作されてベットスイッチ176から検出信号が発せられたときを単位遊技の開始の基準にしてもよい。このように、単位遊技の開始の基準は、遊技が進んでいるか否かを判断できるような信号の有無を検出することによって定めればよい。
また、メインCPU154には、光端子板300が電気的に接続されている。光端子板300は、メインCPU154から出力された遊技情報を光信号に変換して後述する受光基板320に送信する。なお、光端子板300や受光基板320については、後で詳述する。上述した遊技情報は、遊技結果を示す情報や遊技の進行状況を示す情報からなる。
[主制御回路150のメインCPU154の制御によるメインフローチャート]
まず、図4を参照して、メインCPU154の制御によるメインフローチャートについて説明する。パチスロ10に電源が投入されると、はじめに、メインCPU154は、初期化処理を行う(S1)。次に、メインCPU154は、メインRAM158における指定格納領域のクリアを行う(S2)。例えば、内部当籤役格納領域や表示役格納領域等、1回の遊技ごとに消去が必要となる格納領域に格納されたデータがクリアされる。
内部当籤役格納領域は、1バイトのデータにより表される内部当籤役を格納する。ビットに「1」が立っているとき、該当する図柄の組合せの表示が許可される。尚、全ビットが「0」であるとき、その内容はハズレとなる。
また、メインRAM158には、前述の表示役が格納される表示役格納領域が設けられている。表示役格納領域の構成は、内部当籤役格納領域の構成と同様となっている。ビットに「1」が立っているとき、該当する図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って表示されたことになる。
なお、ボーナスの作動が行われるときに、メインRAM158に設けられた各種格納領域に格納するデータを規定するためのボーナス作動時テーブルも有する。本実施の形態では、ボーナスの種類としてBB(第1種特別役物に係る役物連続作動装置)及びRB(第1種特別役物)を設けている。RBの作動は、BBの作動が行われている間、連続的に行われる。
BBの作動は、規定枚数に達するメダルの払い出しが行われた場合に終了する。RBの作動は、規定回数に達する遊技が行われた場合、規定回数に達する入賞が有った場合、又は、BBの作動が終了した場合の何れかによって終了する。
次に、メインCPU154は、メダル受付・スタートチェック処理を行う(S3)。この処理では、メダルセンサ174やスタートスイッチ172の入力のチェック等が行われる。
次に、メインCPU154は、乱数値を抽出し、メインRAM158に設けられた乱数値格納領域に格納する(S4)。次に、メインCPU154は、内部抽籤処理を行う(S5)。この処理では、乱数値に基づいた抽籤により内部当籤役の決定が行われる。次に、メインCPU154は、スタートコマンドを副制御回路250に対して送信する(S6)。スタートコマンドは、内部当籤役等を特定するパラメータを含んで構成される。
なお、本実施の形態では、予め定められた数値の範囲「0〜65535」から抽出される乱数値を、各当籤番号に応じた抽籤値で順次減算し、減算の結果が負となったか否か(いわゆる「桁かり」が生じたか否か)の判定を行うことによって内部的な抽籤が行われる。
したがって、抽籤値として規定されている数値が大きいほど、これが割り当てられたデータ(つまり、データポインタ)が決定される確率が高い。尚、各当籤番号の当籤確率は、「各当籤番号に対応する抽籤値/抽出される可能性のある全ての乱数値の個数(65536)」によって表すことができる。
本実施の形態では、ボーナスの作動が行われているか否かといった状況に応じて、複数種類の内部抽籤テーブルを使い分けることにより、決定される内部当籤役の種類や当籤確率を変動させ、この結果、遊技者が抱く期待に起伏が生じるようにしている。
内部当籤役は、入賞判定ラインに沿って表示を許可する各リール120L、120C及び120Rの図柄の組合せを識別するデータである。内部当籤役は、表示役と同様に、各ビットに対して固有の図柄の組合せが割り当てられた1バイトのデータとして表される。尚、データポインタが「0」のとき、内部当籤役の内容は「ハズレ」となるが、これは前述の図柄組合せテーブルにより規定されている図柄の組合せの表示が何れも許可されないことを示す。
次に、メインCPU154は、全リール120L、120C及び120Rの回転開始を要求する(S7)。尚、全リール120L、120C及び120Rの回転開始が要求されると、一定の周期(1.1173msec)で実行される割込処理によってステッピングモータ130L、130C及び130Rの駆動が制御され、各リール120L、120C及び120Rの回転が開始される。
次に、メインCPU154は、リール停止制御処理を行う(S8)。この処理では、ストップスイッチ170L、170C及び170Rの入力のチェックが行われ、ストップボタン112L、112C及び112Rが押されたタイミングと内部当籤役とに基づいて該当リールの回転が停止される。
次に、メインCPU154は、入賞判定ライン126a〜126eに沿って表示された図柄の組合せを検索し、その結果に基づいて払出枚数等を決定する(S9)。検索の結果、入賞判定ライン126a〜126eに沿って表示された図柄の組合せが図柄組合せテーブルにより規定されている図柄の組合せと一致する場合、対応する表示役及び払出枚数が決定される。次に、メインCPU154は、表示コマンドを副制御回路250に対して送信する(S10)。表示コマンドは、表示役や払出枚数等を特定するパラメータを含んで構成される。
次に、メインCPU154は、メダル払出処理を行う(S11)。決定された払出枚数に基づいて、ホッパー46の駆動やクレジット枚数の更新が行われる。次に、メインCPU154は、払出枚数に基づいて、ボーナス終了枚数カウンタを更新する(S12)。払出枚数として決定された数値がボーナス終了枚数カウンタから減算される。
次に、メインCPU154は、ボーナス作動中フラグがオンであるか否かを判別する(S13)。メインCPU154は、ボーナス作動中フラグがオンであると判別したときには、ボーナス終了チェック処理を行う(S14)。ボーナスの終了契機を管理するための各種カウンタを参照して、ボーナスの作動を終了するか否かがチェックされる。
メインCPU154は、S14の後、又は、S13においてボーナス作動中フラグがオンではないと判別したときには、ボーナス作動チェック処理を行う(S15)。ボーナスの作動を開始するか否かがチェックされる。
次に、メインCPU154は、遊技情報を光端子板300に送信する(S16)。遊技情報は、遊技結果を示す情報や遊技の進行状況を示す情報からなる。たとえば、遊技情報は、遊技機10において投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナス(BB)に当籤したことや、レギュラーボーナス(RB)に当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことなどを含む。この処理が終了するとS2に移る。
<<遊技機と光端子板と受光基板との概略>>
図5は、遊技機10と光端子板300と受光基板320との概略の構成を示すブロック図である。以下では、パチスロ10を遊技機10と称する。
図3に示したように、遊技機10において、主制御回路150(メインCPU154)には光端子板300が電気的に接続されている。光端子板300の近傍には、受光基板320が設けられており、受光基板320は光端子板300から発せられた赤外線を受光することができる。受光基板320は受光した赤外線による信号(以下、赤外線信号と称する。)をホールコンピュータ340用の信号に変換するとともに、管理センタのサーバ360用の信号に変換して、ホールコンピュータ340や管理センタのサーバ360に送信する。このようにすることで、主制御回路150から出力された遊技情報をホールコンピュータ340と管理センタのサーバ360との双方に送信することができる。
<<光端子板300>>
図6は、光端子板300の構成を示すブロック図である。
光端子板300は、遊技機の動作状況を示す遊技情報を単方向通信によって受光基板320に出力する。遊技情報は遊技機の動作状況を示すものであり、たとえば、遊技結果を示す情報や遊技の進行状況を示す情報からなる。
光端子板300は、具体的には、メインCPU154に電気的に接続され、メインCPU154から出力された大当たりやいわゆるメダルIN/OUT信号を無線通信で遊技機の外部の受光基板320に単方向通信で出力するための基板である。ここで、メダルIN信号は、メダル投入口40から投入されたメダルの枚数を示す信号である。また、メダルOUT信号は、メダル払出口42から排出されたメダルの枚数を示す信号である。
また、CPU(図示せず)などを設けて監視機能を有するように光端子板300を構成した場合には、遊技機の機種別の異常データを光端子板300で検出することもできる。
図6に示すように、光端子板300は、コネクタCN1とGPIO302とパラレル/シリアル変換IC304と赤外線モジュール306とからなる。
コネクタCN1は、所定の複数の接続端子を有するとともに所定の形状を有する。パラレル通信をすることができる所定の規格の接続ケーブルの一端をコネクタCN1に接続することができる。接続ケーブルの他端はメインCPU154に接続されている。接続ケーブルによって光端子板300をメインCPU154に電気的に接続することができる。このようにすることで、光端子板300は、メインCPU154との間でパラレル通信をすることができ、投入されたメダルの数、払い出されたメダルの数、ビッグボーナスに当籤したこと、レギュラーボーナスに当籤したことや、他の小役に当籤したことなどの遊技情報をパラレル信号として受信する。
コネクタCN1は、GPIO(General Purpose Input/Output(汎用入出力))302に電気的に接続されている。GPIO302は、CPU(図示せず)などから任意に制御できるポートである。
メインCPU154から出力されたパラレル信号は、GPIO302を介してパラレル/シリアル変換IC304に供給される。パラレル/シリアル変換IC304は、供給されたパラレル信号をシリアル信号に変換する。
変換されたシリアル信号は、赤外線モジュール306に供給される。赤外線モジュール306は、供給されたシリアル信号を赤外線信号に変換しレンズから赤外線を発する。このようにすることで、投入されたメダルの数、払い出されたメダルの数、ビッグボーナスに当籤したこと、レギュラーボーナスに当籤したことや、他の小役に当籤したことなどの遊技情報を遊技機10の外部に赤外線によって出力することができる。
赤外線モジュール306は、1個のLED(発光ダイオード)を有する。この1個のLEDによって、赤外線出力ポート(以下、IrDA出力ポート)が構成される。IrDA出力ポートは、メインCPU154から出力されてシリアル信号に変換された電気信号を光信号に変換して出力する。このようにすること、赤外線モジュール306から赤外線による光信号が発せられて遊技情報を出力することができる。
また、赤外線モジュール306は、ガラスやプラスチックなどの透明な部材で覆われている。このようにすることで、赤外線モジュール306に不正な細工がされたか否かを容易に目視で確認することができる。
<<受光基板320>>
図7は、受光基板320の構成を示すブロック図である。
受光基板320は、光端子板300から発せられた赤外線を受光して、シリアル信号を受信する。このように、受光基板320と光端子板300との間では単方向のシリアル通信が行われて、メインCPU154から出力された遊技情報を受光基板320に供給することができる。
受光基板320は、主に2つの機能を有する。第1の機能は、光端子板300から発せられたシリアル信号を、ホールコンピュータ340に送信するための信号と、管理センタのサーバ360に送信するための信号とに変換して通信するものである。また、第2の機能は、後述する履歴記録ユニット330によって出玉情報をメモリに記憶させる機能である。
受光基板320は、赤外線モジュール322とプロトコル変換IC324とホールコンピュータパラレル出力ポート326と管理センタ用トランシーバ328と履歴記録ユニット330と不揮発性メモリ332とからなる。
赤外線モジュール322は、光端子板300から発せられた赤外線を受光して電気信号に変換してプロトコル変換IC324に供給する。
プロトコル変換IC324は、赤外線モジュール322から供給された電気信号を、ホールコンピュータ340への送信に適合した信号に変換するとともに、管理センタのサーバ360への送信に適合した信号に変換する。上述したように、受光基板320と光端子板300との間では単方向のシリアル通信であり、赤外線モジュール322から出力される電気信号もシリアル信号である。プロトコル変換IC324は、ホールコンピュータ340への送信に適合させるために、このシリアル信号をパラレル信号に変換する。
また、プロトコル変換IC324は、赤外線モジュール322から出力されたシリアル信号を、管理センタのサーバ360への送信に適合させるために、所定のプロトコル、例えばTCP/IPプロトコル信号に変換する。このようにすることで、プロトコル変換IC324は、同じ遊技情報を担う2種類の信号を生成することができる。
プロトコル変換IC324によって変換されたパラレル信号は、ホールコンピュータパラレル出力ポート326を介してコネクタCN1に供給される。コネクタCN1は、所定の複数の接続端子を有するとともに所定の形状を有する。パラレル通信をすることができる所定の規格の接続ケーブルの一端をコネクタCN1に接続することができる。接続ケーブルの他端はホールコンピュータ340に接続されている。接続ケーブルによって受光基板320をホールコンピュータ340に電気的に接続することができる。このようにすることで、受光基板320は、ホールコンピュータ340との間でパラレル通信をすることができ、ホールコンピュータ340は、遊技機10に投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナスに当籤したことや、レギュラーボーナスに当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことなどの各種の遊技情報をパラレル信号として受信することができる。
また、プロトコル変換IC324によってプロトコル変換された信号は、管理センタ用トランシーバ328を介してコネクタCN2に供給される。コネクタCN2は、所定のネットワーク通信用の複数の接続端子を有するとともに所定の形状を有する。ネットワーク通信をすることができる所定の規格の接続ケーブルの一端をコネクタCN2に接続することができる。接続ケーブルの他端はネットワーク通信用機器(図示せず)に接続されている。ネットワーク網380を介して受光基板320を管理センタのサーバ360に接続することができる。このようにすることで、受光基板320は、管理センタのサーバ360との間でネットワーク通信をすることができ、管理センタは、遊技機10において投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナスに当籤したことや、レギュラーボーナスに当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことなどの各種の遊技情報を受信する。
また、プロトコル変換IC324には、履歴記録ユニット330が接続されている。プロトコル変換IC324は、赤外線モジュール322から出力されたシリアル信号によって担われた遊技情報を履歴記録ユニット330に供給する。履歴記録ユニット330には、不揮発性メモリ332が接続されている。履歴記録ユニット330は、供給された各種の遊技情報を不揮発性メモリ332に記憶させる。このようにすることで、遊技機10で行われた遊技の結果や遊技の進行状態などを時間情報とともに記憶させることができ、記憶させた各種の情報を読み出して解析したり比較したりすることによって、遊技機10において不正行為が行われていないか否かを判断することができる。特に、不揮発性メモリ332に記憶させる情報は、いわゆる出玉情報と称されるものが好ましい。
なお、受光基板320にCPU、ROM、RAM、クロック・モジュール(図示せず)などを設けて、日時を計時できるようにすることができる。計時した日時を上述した時間情報として、遊技情報とともに不揮発性メモリ332に記憶させることができる。このように、遊技情報とともに時間情報を記憶させることによって、役に当籤したタイミング、頻度、回数や、役に入賞したタイミング、頻度、回数や、メダルが投入されたり排出されたりしたタイミング、頻度、回数などを管理することができ、遊技機10において不正が行われていないかの管理を容易にすることができる。
<<ホールコンピュータ340>>
図8は、ホールコンピュータ340の構成を示すブロック図である。ホールコンピュータ340は、遊技機10からのデータを収集してホールに設置された遊技機10を管理する管理サーバ機能を備えた情報処理装置である。
ホールコンピュータ340は、CPU342と、I/Oポート344と、ROM346と、RAM348と、HDD(ハードディスクドライブ)350とを有する。I/Oポート344は、上述したように、受光基板320のコネクタCN1を介して、接続ケーブルによって受光基板320と電気的に接続されている。このようにしたことにより、受光基板320とホールコンピュータ340との間でパラレル通信をして、遊技機10からホールコンピュータ340に遊技情報を送信することができる。
CPU342は、ROM346やHDD350に格納された各種のプログラムを実行する。たとえば、図10に示すサブルーチンを実行するためのプログラムがROM346やHDD350に予め記憶されている。RAM348はCPU342が各種のプログラムを実行するときに、変数などの値を一時的に記憶させるため手段として構成されている。また、HDD350には、受光基板320から送信された遊技情報や、後述する時間情報が記憶される。
<<管理センタのサーバ360>>
図9は、管理センタのサーバ360(以下、管理サーバ360と称する。)の構成を示すブロック図である。管理サーバ360は、ホールとは別の場所に設置されて、全国や所定の地域に設置された遊技機10からのデータを収集して、これらの遊技機10を管理する管理サーバ機能を備えた情報処理装置である。
管理サーバ360は、CPU362と、通信インターフェイス364と、ROM366と、RAM368と、HDD(ハードディスクドライブ)370とを有する。通信インターフェイス364は、上述したように、ネットワーク網380(図1参照)を介して受光基板320と電気的に接続されている。このようにしたことにより、受光基板320と管理サーバ360との間でTCP/IPプロトコルによる通信をして、遊技機10から管理サーバ360に遊技情報を送信することができる。
CPU362は、ROM366やHDD370に格納された各種のプログラムを実行する。たとえば、図11に示すサブルーチンを実行するためのプログラムがROM366やHDD370に予め記憶されている。RAM368はCPU362が各種のプログラムを実行するときに、変数などの値を一時的に記憶させるため手段として構成されている。また、HDD370には、受光基板320から送信された遊技情報や、後述する時間情報が記憶される。また、ホールコンピュータ340から送信された遊技情報や、後述する時間情報もHDD370に記憶される。
<<ホールコンピュータ処理>>
図10は、ホールコンピュータ340で実行されるホールコンピュータ処理のサブルーチンである。このサブルーチンは、ホールコンピュータ340のCPU342によって所定のタイミング毎に呼び出されて実行される。
最初に、受光基板320から遊技情報が送信されたか否かを判断する(ステップS1011)。上述したように、遊技情報は、遊技結果を示す情報や遊技の進行状況を示す情報からなり、遊技機10において投入されたメダルの数や、払い出されたメダルの数や、ビッグボーナス(BB)に当籤したことや、レギュラーボーナス(RB)に当籤したことや、他の小役に当籤したことや、これらの当籤役に入賞したことなどを含む。受光基板320から遊技情報が送信されていないと判別したとき(NO)には、直ちに本サブルーチンを終了する。
上述したステップS1011の判断処理で、受光基板320から遊技情報が送信されたと判別したとき(YES)には、遊技情報を受信し(ステップS1013)、受信した遊技情報をHDD350に記憶し(ステップS1015)、本サブルーチンを終了する。
この図10のサブルーチンをホールコンピュータ340が実行することによって、遊技機10で行われた遊技結果や進行状況をホールコンピュータで取得して保存することができる。このようにすることで、ホールとして遊技機10を管理することができる。
上述した図10に示したサブルーチンは、ホールコンピュータ340で実行されるものとして説明したが、管理サーバ360でも同様に実行することができる。すなわち、ネットワーク網380を介して受光基板320から送信された遊技情報を受信する点を除いて、管理サーバ360でも、ホールコンピュータ340と同様の処理を実行することができ、全国のホールに設置された遊技機10や、所定の地域に設置された遊技機10などを、第三者の機関として管理することができる。後述するように、管理サーバ360が、この図10に示したサブルーチンを実行することによって直接遊技情報を取得してHDD370に記憶させることができる。
<<管理センタ処理>>
図11は、管理センタのサーバ360(管理サーバ360)で実行されるサブルーチンである。この処理は、ホール毎に設置されているホールコンピュータ340で記憶されている遊技情報と、管理サーバ360で記憶されている遊技情報とを比較することによって、全国各地のホールに設置されている遊技機10で不正が行われていないか否かを判断するためのものである。このサブルーチンは、管理センタのサーバ360において、所定のタイミング毎に呼び出されて実行される。
所定のホールに設置されているホールコンピュータ340に対して遊技情報を送信するように要求命令を送信する(ステップS1111)。この要求命令には、遊技機10で遊技が行われた期間や、遊技機10の機種を識別するための情報などの各種の情報が含まれている。このような要求命令を、検査の対象とするホールコンピュータ340に送信することによって、そのホールに設置され、検査の対象とする種類の遊技機10についての遊技情報を取得することができる。
ホールコンピュータ340から遊技情報が送信されたか否かを判断する(ステップS1113)。ホールコンピュータ340から所望する遊技情報が送信されていないと判別したときには(NO)、直ちに本サブルーチンを終了する。
一方、ホールコンピュータ340から遊技情報が送信されたと判別したときには(YES)、送信された遊技情報を受信し(ステップS1115)、受信した遊技情報をHDD370に記憶する(ステップS1117)。
次に、ホールコンピュータ340から受信した遊技情報(以下、間接遊技情報と称する。)と、この遊技情報に対応した遊技情報であって、予め受光基板320から直接受信した遊技情報(以下、直接遊技情報と称する。)とを比較する(ステップS1119)。
この直接遊技情報は、受光基板320から管理サーバ360に対して送信された遊技情報を、ホールコンピュータ340を介することなく、ネットワーク網380を介して管理サーバ360が直接受信したものである。この直接遊技情報は、上述した図10に示したサブルーチンと同様の処理を、管理サーバ360が所定のタイミング毎に実行することによって取得することができ、HDD370に記憶させておくことができる。
なお、管理サーバ360は、クロック・モジュール(図示せず)などを有しており、日時を計時することができる。計時した日時を時間情報として、受光基板320から受信した遊技情報とともにHDD370に記憶させることができる。このように、遊技情報とともに時間情報を記憶させることによって、役に当籤したタイミング、頻度、回数や、役に入賞したタイミング、頻度、回数や、メダルが投入されたり排出されたりしたタイミング、頻度、回数などを管理することができ、遊技機10において不正が行われていないかの管理を容易にすることができる。
一方、間接遊技情報は、受光基板320から送信された遊技情報ではあるが、ホールコンピュータ340を介して受信した遊技情報である。この直接遊技情報と間接遊技情報とは本来同じ内容になるはずである。しかしながら、遊技機10においてなんらかの不正が行われた場合や、遊技機10が設置されているホールでなんらかの不正が行われた場合には、異なるものになる可能性がある。このため、直接遊技情報と間接遊技情報とを比較することによって、不正の有無を容易に判断することができる。
直接遊技情報が間接遊技情報と相違するか否かを判断する(ステップS1121)。直接遊技情報が間接遊技情報と相違しないと判別したときには(NO)、直ちに本サブルーチンを終了する。一方、直接遊技情報が間接遊技情報と相違すると判別したときには(YES)、相違することを示す旨を、管理センタに設置されているディスプレイ(図示せず)などに表示し(ステップS1123)、本サブルーチンを終了する。このステップS1123の処理は、管理センタの操作者などの人間に報知することができるものであればよく、ディスプレイに表示するだけでなく、相違することを示す警報音を発したり、相違する旨のメールを送信したり、管理センタに設置されているプリンタに出力するなどの処理でもよい。
なお、上述したステップS1121の判断処理において、遊技情報のみの比較ではなく、時間情報の比較を行ってもよい。時間情報を比較することによって、メダルが投入されたタイミングや排出されたタイミングのほか、ビッグボーナスなどの役に当籤したタイミングや入賞したタイミングなども含めて判断することができ、不正があった場合には、不正が行われた可能性の高い日時を特定しやすくすることができる。
上述したように、図10に示したサブルーチンは管理サーバ360でも実行することができ、管理サーバ360が、図10に示したサブルーチンを実行することにより遊技情報を取得することができる。したがって、図10に示したサブルーチンを実行して遊技情報を取得した直後に、図11に示したサブルーチンを呼び出して実行することによって、リアルタイムで判断することができ、不正な処理や行為が行われた現場の管理者に迅速に連絡や報告をしたりすることができる。
また、適合遊技機番号を示す情報も光端子板300から定期的に出力できるようにしてもよい。このようにした場合には、不正であるか否かを判断できる情報を増やすことができるので、ホールコンピュータ340で行うチェックや管理センタで行うチェックを容易にすることができる。
さらに、上述したように、受光基板320にCPU、ROM、RAM、クロック・モジュール(図示せず)などを設けて、日時を計時できるようにすることができる。計時した日時を第1の時間情報として遊技情報とともにホールコンピュータ340や管理センタのサーバ360に送信する。
また、ホールコンピュータ340にもクロック・モジュール(図示せず)を設けることによって、日時を計時できるようにすることができる。計時した日時を第2の時間情報として遊技情報とともにHDD350に記憶させる。また、ホールコンピュータ340は、受光基板320から第1の時間情報と遊技情報とが送信されたときには、送信された第1の時間情報と遊技情報とをHDD350に記憶させる。さらに、ホールコンピュータ340は、管理サーバ360からの要求命令に応じて、第2の時間情報と遊技情報とを管理サーバ360に送信する。
さらに、管理サーバ360にもクロック・モジュール(図示せず)を設けることによって、日時を計時できるようにすることができる。計時した日時を第3の時間情報として遊技情報とともにHDD370に記憶させる。また、管理サーバ360は、受光基板320から第1の時間情報と遊技情報とが送信されたときには、送信された第1の時間情報と遊技情報とをHDD370に記憶させる。同様に、管理サーバ360は、ホールコンピュータ340から第2の時間情報と遊技情報とが送信されたときには、送信された第2の時間情報と遊技情報とをHDD370に記憶させる。
さらにまた、管理サーバ360のCPU362は、受光基板320から送信された遊技情報と、ホールコンピュータ340から送信された遊技情報とを比較する。また、管理サーバ360のCPU362は、上述した第1の時間情報と第2の時間情報と第3の時間情報とを比較する。
上述した時間情報は、時間のみならず年月日を特定できる情報も含まれているものが好ましい。上述したように構成したことで、管理サーバ360において、遊技情報の比較だけでなく、時間情報も比較できるので、不正が行われた日時や、不正の対象にされた装置などを特定しやすくすることができる。たとえば、管理サーバ360は、ホール等とは異なる独立した団体や組織によって所有されたり管理されたりする場合が多いので、管理サーバ360に対して不正行為が行われる可能性は低いと考えられる。したがって、管理サーバ360の第3時間情報生成手段によって生成される第3の時間情報は、ある程度信頼性が高いものとすることができ、第3の時間情報と第1の時間情報とが異なる場合には、受光基板320に対して不正な処理や操作が行われた可能性があると推測することができる。また、第3の時間情報と第2の時間情報とが異なる場合には、ホールコンピュータ340に対して不正な処理や操作が行われたと推測することができる。
<<<遊技機管理システム及び送信先分岐装置の概要>>>
本発明の実施の形態における遊技機管理システムは、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段(主制御回路150)と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置(光端子板300)とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機10と、
遊技機10をホールが管理するためのホールコンピュータ340と、
ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバ360と、
前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を前記ホールコンピュータと前記管理サーバとの双方に送信する送信先分岐装置(受光基板320)と、を有することを特徴とする。
また、本発明の実施の形態における遊技機管理システムは、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段(主制御回路150)と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置(光端子板300)とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機10と、
遊技機10をホールが管理するためのホールコンピュータ340と、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機10を管理するための管理サーバ360との双方に、前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を送信する送信先分岐装置(受光基板320)と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、ホールコンピュータと管理サーバとの双方に、遊技結果を含む遊技情報を送信するので、ホールコンピュータの遊技情報と管理サーバの遊技情報とが異なる場合には、何かの不正が行われた可能性があることを容易に判別でき、遊技機の管理を的確にすることができる。
さらに、本発明の実施の形態における遊技機管理システムは、
前記遊技情報出力装置は、第1の伝送方式によって遊技情報を前記送信先分岐装置に無線で送信する無線送信装置(赤外線モジュール306)を有し、
前記送信先分岐装置は、
前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置(赤外線モジュール322)と、
第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータ340に送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバ360に送信する変換送信装置(プロトコル変換IC324)と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、無線によって遊技情報を送信するので、遊技機を管理するための装置に接続するための接続ケーブルを省くことができるとともに、配線作業をする必要がないので、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化することができる。また、遊技情報を送信する送信先に応じて伝送方式を変換するので、送信先に適した伝送方式で遊技情報を送信することができる。
本発明の実施の形態における送信先分岐装置は、
遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段(主制御回路150)と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置(光端子板300)とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機から出力された前記遊技情報を、遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータ340と、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバ360との双方に送信することを特徴とする。
この構成によれば、ホールコンピュータと管理サーバとの双方に、遊技結果を含む遊技情報を送信するので、ホールコンピュータの遊技情報と管理サーバの遊技情報とが異なる場合には、何かの不正が行われた可能性があることを容易に判別できるので、遊技機の管理を的確にすることができる。
また、本発明の実施の形態における送信先分岐装置は、
前記遊技情報出力装置が、第1の伝送方式によって遊技情報を無線で送信する無線送信装置(赤外線モジュール306)を有し、
前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置(赤外線モジュール322)と、
第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータ340に送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバ360に送信する変換送信装置(プロトコル変換IC324)と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、無線によって遊技情報を送信するので、遊技機を管理するための装置に接続するための接続ケーブルを省くことができるとともに、配線作業をする必要がなく、遊技機を管理するための装置を容易に設置でき、設置作業を簡略化することができる。
10 パチスロ(遊技機)
150 主制御回路(遊技制御手段)
154 メインCPU
156 メインROM
158 メインRAM
300 光端子板(遊技情報出力装置)
306 赤外線モジュール(無線送信装置)
320 受光基板(送信先分岐装置)
322 赤外線モジュール(無線受信装置)
324 プロトコル変換IC(変換送信装置)
340 ホールコンピュータ
350 HDD(ホールコンピュータ記憶手段)
360 管理センタのサーバ(管理サーバ)
362 CPU(比較手段)
370 HDD(管理サーバ記憶手段)
380 ネットワーク網

Claims (5)

  1. 遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機と、
    遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、
    ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバと、
    前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を前記ホールコンピュータと前記管理サーバとの双方に送信する送信先分岐装置と、を有することを特徴とする遊技機管理システム。
  2. 遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機と、
    遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバとの双方に、前記遊技情報出力装置から出力された遊技情報を送信する送信先分岐装置と、を有することを特徴とする遊技機管理システム。
  3. 前記遊技情報出力装置は、第1の伝送方式によって遊技情報を前記送信先分岐装置に無線で送信する無線送信装置を有し、
    前記送信先分岐装置は、
    前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置と、
    第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータに送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバに送信する変換送信装置と、を有する請求項1又は2に記載の遊技機管理システム。
  4. 遊技者の操作に基づいて遊技を進行させる遊技制御手段と、遊技結果を含む遊技情報を出力する遊技情報出力装置とを有し、ホールに設置された少なくとも一の遊技機から出力された前記遊技情報を、遊技機をホールが管理するためのホールコンピュータと、ホールとは異なる場所に設置されて遊技機を管理するための管理サーバとの双方に送信することを特徴とする送信先分岐装置。
  5. 前記遊技情報出力装置は、第1の伝送方式によって遊技情報を無線で送信する無線送信装置を有し、
    前記無線送信装置から送信された遊技情報を受信する無線受信装置と、
    第1の伝送方式から第2の伝送方式に変換して遊技情報をホールコンピュータに送信し、かつ、第1の伝送方式から第3の伝送方式に変換して遊技情報を管理サーバに送信する変換送信装置と、を有する請求項4に記載の送信先分岐装置。
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