JP2011070822A - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単且つコンパクトな構成で、電解質膜・電極構造体の誤組み立てを確実に阻止することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12を第1セパレータ14及び第2セパレータ16により挟持して構成される。電解質膜・電極構造体12は、固体高分子電解質膜26、カソード側電極28及びアノード側電極30を備える。アノード側電極30は、カソード側電極28よりも小さな表面積を有する。アノード側電極30を構成するガス拡散層30aの上辺に、酸化剤ガス入口連通孔20a及び燃料ガス入口連通孔22aの間に位置して切り欠き部32が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電解質膜の両側に第1電極と該第1電極よりも小さな表面積を有する第2電極とを配設した矩形状の電解質膜・電極構造体を備え、前記電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される固体高分子型燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持した発電ユニットを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数(例えば、数百)の発電ユニットを積層することにより、例えば、車載用燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、電解質膜・電極構造体が、その中心点を通る積層方向の軸に対して回転対称に構成されない場合がある。従って、燃料電池内で電解質膜・電極構造体を逆向きに組み付けるおそれがあり、この不具合を回避するために、例えば、特許文献1に開示されている固体高分子電解質型燃料電池が知られている。
この燃料電池は、水素イオン伝導性の高分子電解質膜、及び前記高分子電解質膜を挟むカソード及びアノードを具備し、前記カソード及び前記アノードがそれぞれ触媒層及びガス拡散層からなる複数の膜・電極接合体(MEA)、並びに前記アノードに対向する面に燃料ガスを供給・排出するための燃料ガス流路を有するアノード側セパレータ、前記カソードに対向する面に酸化剤ガスを供給・排出するための酸化剤ガス流路を有するカソード側セパレータを備えている。
そして、触媒層又はガス拡散層の少なくとも1箇所の角部がカットされたコーナカット部により、燃料電池にマーキングが施されている。これにより、アノードとカソードとの識別が可能になり、誤組み合わせや誤組み立てを防止することができる、としている。
特開2003−331851号公報
ところで、MEAの電極面全体にガスを均一に供給することが可能なガス流路を備えた燃料電池では、触媒層又はガス拡散層の少なくとも1箇所の角部をコーナカットすると、発電可能範囲内の触媒層又はガス拡散層が削除されてしまう。このため、MEAの電極面積が減少し、燃料電池の出力が低下するという問題がある。
その際、所望の出力を得ようとすると、燃料電池全体が大型化するとともに、容積出力密度が低下するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単且つコンパクトな構成で、電解質膜・電極構造体の誤組み立てを確実に阻止することが可能な固体高分子型燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に第1電極と該第1電極よりも小さな表面積を有する第2電極とを配設した矩形状の電解質膜・電極構造体を備え、前記電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される固体高分子型燃料電池に関するものである。
そして、セパレータは、互いに対向する一方の2辺に沿ってそれぞれ複数の反応ガス連通孔が積層方向に貫通して設けられるとともに、第2電極を構成するガス拡散層には、前記2辺のいずれか1辺に対応する辺に、複数の前記反応ガス連通孔の間に位置して少なくとも1つの切り欠き部が設けられている。
また、電解質膜・電極構造体は、2辺に対応する2辺に、それぞれ複数の反応ガス連通孔側に突出する複数の突出部が設けられるとともに、切り欠き部は、複数の前記突出部の間に設けられることが好ましい。
さらに、切り欠き部は、半円形状を有することが好ましい。
本発明によれば、電解質膜・電極構造体の小さな表面積を有する第2電極を構成するガス拡散層の1辺に、複数の反応ガス連通孔の間に位置して切り欠き部が設けられている。このため、切り欠き部を基準にするだけで、電解質膜・電極構造体の組み付け姿勢が確実且つ容易に判別され、前記電解質膜・電極構造体は、上下が反対の姿勢で燃料電池に組み付けられることがない。
従って、簡単且つコンパクトな構成で、電解質膜・電極構造体の誤組み立てを確実に阻止することが可能になる。これにより、燃料電池を効率的に組み立てることができ、特に多数の前記燃料電池が積層される燃料電池スタックの組み立て作業性が良好に向上する。
しかも、電解質膜・電極構造体の大きな表面積を有する第1電極には、切り欠き部が設けられていない。これにより、シール部材の脱落等によるガスリークの発生を良好に防止することが可能になる。
さらに、第2電極を構成するガス拡散層の1辺に交差する他の辺には、切り欠き部が設けられていない。このため、ガス流路全域にわたって反応ガスを流通させることができ、電解質膜・電極構造体の発電領域に前記反応ガスを均一に分配することが可能になり、過大な濃度過電圧の発生を良好に抑制することができる。
本発明の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の、図1中、II−II線断面説明図である。 前記燃料電池を構成する電解質膜・電極構造体の正面説明図である。 前記燃料電池を構成する第2セパレータの正面説明図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池10は、電解質膜・電極構造体12を第1セパレータ14及び第2セパレータ16により挟持して構成される。
燃料電池10の長辺方向(矢印C方向)の上端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔20a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔22aが設けられる。
燃料電池10の長辺方向(矢印C方向)の下端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔22b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔20bが設けられる。
燃料電池10の短辺方向(矢印B方向)の一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔24aが設けられるとともに、前記燃料電池10の短辺方向の他端縁部には、前記冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔24bが設けられる。
図1〜図3に示すように、電解質膜・電極構造体12は、縦長形状を有し、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜26と、前記固体高分子電解質膜26を挟持するカソード側電極(第1電極)28及びアノード側電極(第2電極)30とを備える。アノード側電極30は、カソード側電極28よりも小さな表面積を有する、所謂、段差型MEAを構成している。
電解質膜・電極構造体12の短辺側の1辺(上辺)には、酸化剤ガス入口連通孔20a及び燃料ガス入口連通孔22a側に突出する一対の上部突出部12aが設けられるとともに、前記電解質膜・電極構造体12の短辺側の他の1辺(下辺)には、酸化剤ガス出口連通孔20b及び燃料ガス出口連通孔22b側に突出する一対の下部突出部12bが設けられる。なお、上部突出部12a及び下部突出部12bの個数は、連通孔の個数に対応して増加可能である。
図2に示すように、カソード側電極28は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層28aと、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層28aの表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層28bとを有する。アノード側電極30は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層30aと、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層30aの表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層30bとを有する。
電極触媒層28b、30bは、固体高分子電解質膜26の両面に形成される。図3に示すように、電極触媒層28b、30bは、固体高分子電解質膜26の両面に所定の発電範囲H内に形成される。電極触媒層28b、30bは、長辺方向の中心に対して非対称である。なお、後述するガス流路に対向する部位のみ、バッファ部(後述する)には触媒を塗布してもよい。
アノード側電極30を構成するガス拡散層30aには、電解質膜・電極構造体12の一方の短辺に対応する上辺に、酸化剤ガス入口連通孔20a及び燃料ガス入口連通孔22aの間に位置して、すなわち、一対の上部突出部12a間に位置して、切り欠き部32が設けられる。切り欠き部32は、半円形状を有する。なお、上部突出部12aが3個以上設けられている際にも、切り欠き部32は、少なくとも1つ形成すればよい。
第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した縦長形状の金属板により構成される。第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、平面が矩形状を有するとともに、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状に成形される。なお、第1セパレータ14及び第2セパレータ16は、例えば、カーボンセパレータにより構成してもよい。
図1に示すように、第1セパレータ14の電解質膜・電極構造体12に向かう面14aには、酸化剤ガス入口連通孔20aと酸化剤ガス出口連通孔20bとを連通する酸化剤ガス流路34が形成される。酸化剤ガス流路34は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部34aを有する。酸化剤ガス流路34の入口近傍及び出口近傍には、入口バッファ部36a及び出口バッファ部36bが設けられる。
入口バッファ部36aと酸化剤ガス入口連通孔20aとの間には、複数の入口連結通路38aが形成される。出口バッファ部36bと酸化剤ガス出口連通孔20bとの間には、複数の出口連結通路38bが形成される。
図4に示すように、第2セパレータ16の電解質膜・電極構造体12に向かう面16aには、燃料ガス入口連通孔22aと燃料ガス出口連通孔22bとを連通する燃料ガス流路40が形成される。燃料ガス流路40は、矢印C方向に延在する複数の波状流路溝部40aを有するとともに、前記燃料ガス流路40の入口近傍及び出口近傍には、それぞれ複数のエンボスを有する入口バッファ部42a及び出口バッファ部42bが設けられる。
第2セパレータ16は、燃料ガス入口連通孔22a及び燃料ガス流路40を連通する複数の供給孔部44aと、燃料ガス出口連通孔22b及び前記燃料ガス流路40を連通する複数の排出孔部44bとを有する。
第1セパレータ14の面14bと第2セパレータ16の面16bとの間には、冷却媒体入口連通孔24aと冷却媒体出口連通孔24bとを連通する冷却媒体流路46が形成される。冷却媒体流路46は、波状流路溝部34a、40aの裏面形状であり、これらが重なり合うことによって矢印B方向に延在する流路溝部(図示せず)が設けられる。
図1及び図2に示すように、第1セパレータ14の面14a、14bには、この第1セパレータ14の外周端縁部を周回して両面に第1シール部材50が、個別に又は一体に設けられる。第2セパレータ16の面16a、16bには、この第2セパレータ16の外周端縁部を周回して両面に第2シール部材52が、個別に又は一体に設けられる。
第1シール部材50は、電解質膜・電極構造体12の外周外方を周回するとともに、酸化剤ガス入口連通孔20a及び酸化剤ガス出口連通孔20bと酸化剤ガス流路34とを連通する突起部50aを有する。第2シール部材52は、図2及び図4に示すように、電解質膜・電極構造体12を構成する固体高分子電解質膜26の外周縁部に沿って当接する突起部52aを有する。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔20aには、酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔22aには、水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔24aには、純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔20aから第1セパレータ14の入口連結通路38aを通って酸化剤ガス流路34に導入される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路34に沿って矢印C方向(重力方向)に移動し、電解質膜・電極構造体12のカソード側電極28に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔22aから供給孔部44aを通って第2セパレータ16の面16a側に移動する。燃料ガスは、図4に示すように、燃料ガス流路36に沿って重力方向(矢印C方向)に移動し、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極30に供給される(図1参照)。
従って、電解質膜・電極構造体12では、カソード側電極28に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極30に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体12のカソード側電極28に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔20bに沿って矢印A方向に排出される。一方、電解質膜・電極構造体12のアノード側電極30に供給されて消費された燃料ガスは、排出孔部44bを通って第2セパレータ16の面16b側に導出される。面16b側に導出された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔22bに排出される。
また、冷却媒体入口連通孔24aに供給された冷却媒体は、図1に示すように、一方の燃料電池10を構成する第1セパレータ14と、他方の燃料電池10を構成する第2セパレータ16との間に形成された冷却媒体流路46に導入される。このため、冷却媒体入口連通孔24aから冷却媒体流路46に供給される冷却媒体は、矢印B方向に移動して燃料電池10を冷却した後、冷却媒体出口連通孔24bに排出される。
この場合、本実施形態では、図3に示すように、電解質膜・電極構造体12の小さな表面積を有するアノード側電極30を構成するガス拡散層30aの1辺(上辺)に、酸化剤ガス入口連通孔20a及び燃料ガス入口連通孔22aの間に位置して切り欠き部32が設けられている。
このため、切り欠き部32を基準にするだけで、電解質膜・電極構造体12の組み付け姿勢が確実且つ容易に判別され、前記電解質膜・電極構造体12は、上下が反対の姿勢で燃料電池10に組み付けられることがない。
従って、簡単且つコンパクトな構成で、電解質膜・電極構造体12の誤組み立てを確実に阻止することが可能になるという効果が得られる。これにより、燃料電池10を効率的に組み立てることができ、特に多数の前記燃料電池10が積層される燃料電池スタックの組み立て作業性が良好に向上する。
しかも、電解質膜・電極構造体12では、大きな表面積を有するカソード側電極28に切り欠き部32が設けられていない。これにより、第1シール部材50の脱落等による酸化剤ガスのリークの発生を良好に防止することが可能になる。
その上、切り欠き部32は、半円形状を有している。このため、集中応力によるガス拡散層30aの破損が良好に回避されるとともに、切り欠き部32を成形する成形型の耐久性を向上させることができる。なお、半円形状は、滑らかに繋がった略半円形状も含み、幾何学的な円でなくてもよい。
さらに、アノード側電極30を構成するガス拡散層30aの短辺に交差する長辺には、切り欠き部32が設けられていない。従って、燃料ガス流路40の全域にわたって燃料ガスを均一に流通させることができ、電解質膜・電極構造体12の発電領域に前記燃料ガスを均一に分配することが可能になり、過大な濃度過電圧の発生を良好に抑制することができる。
また、アノード側電極30を構成するガス拡散層30aには、一対の下部突出部12b間に位置して切り欠き部32が設けられていない。これにより、生成水が結露して滞留し易い出口バッファ部42bでの排水性に影響を与えることがなく、前記生成水を円滑且つ確実に排出することが可能になる。
さらにまた、ガス拡散層30aには、上部突出部12aに対応して切り欠き部32が設けられていない。このため、構造が複雑なガス導入部におけるシール面圧の保持機能や発電部位へのガス供給機能が低下することを阻止することができる。
10…燃料電池 12…電解質膜・電極構造体
12a…上部突出部 12b…下部突出部
14、16…セパレータ 20a…酸化剤ガス入口連通孔
20b…酸化剤ガス出口連通孔 22a…燃料ガス入口連通孔
22b…燃料ガス出口連通孔 24a…冷却媒体入口連通孔
24b…冷却媒体出口連通孔 26…固体高分子電解質膜
28…カソード側電極 28a、30a…ガス拡散層
28b、30b…電極触媒層 30…アノード側電極
32…切り欠き部 34…酸化剤ガス流路
40…燃料ガス流路 46…冷却媒体流路
50、52…シール部材

Claims (3)

  1. 電解質膜の両側に第1電極と該第1電極よりも小さな表面積を有する第2電極とを配設した矩形状の電解質膜・電極構造体を備え、前記電解質膜・電極構造体とセパレータとが積層される固体高分子型燃料電池であって、
    前記セパレータは、互いに対向する一方の2辺に沿ってそれぞれ複数の反応ガス連通孔が積層方向に貫通して設けられるとともに、
    前記第2電極を構成するガス拡散層には、前記2辺のいずれか1辺に対応する辺に、複数の前記反応ガス連通孔の間に位置して少なくとも1つの切り欠き部が設けられることを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  2. 請求項1記載の固体高分子型燃料電池において、前記電解質膜・電極構造体は、前記2辺に対応する2辺に、それぞれ複数の前記反応ガス連通孔側に突出する複数の突出部が設けられるとともに、
    前記切り欠き部は、複数の前記突出部の間に設けられることを特徴とする固体高分子型燃料電池。
  3. 請求項1又は2記載の固体高分子型燃料電池において、前記切り欠き部は、半円形状を有することを特徴とする固体高分子型燃料電池。
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