JP2011069818A - X線撮像装置に用いる格子の製造方法 - Google Patents

X線撮像装置に用いる格子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 格子の曲率を維持するための力をかけ続けなくても、所望の曲率を維持できる、形状安定性のあるX線撮像装置に用いる格子の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 X線撮像装置に用いる格子の製造方法において、周期的に配列された複数の突条部を有する格子を用意する工程と、前記格子を前記複数の突条部が配列された方向に湾曲させる湾曲工程と、前記格子を湾曲させた状態で、前記突条部間に金属を充填する金属充填工程とを有することを特徴とするX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線撮像装置に用いる格子の製造方法に関する。
近年、X線の位相コントラストを利用したイメージング方法(X線位相イメージング法)の一つとして、タルボ干渉を用いた撮像方法(タルボ干渉法)が検討されている。タルボ干渉を利用した撮像装置では、空間的に可干渉なX線源から出射されたX線が、被検体、X線の位相を周期的に変調するための回折格子(以下、位相格子と記す)、X線を吸収する材料で作製され十分な厚みを持つ回折格子(以下、吸収格子と記す)を順に通過して検出器に到達し、撮像画像を得る。
ここで、空間的に可干渉なX線源とは、X線の伝播方向に対して位相の揃った波面が存在するX線を発生させることのできるX線源を指す。X線源からは通常、ファンビーム、あるいはコーンビームのX線が発生する。すなわち、X線はある放射角をもって、格子に入射する。そのため、入射するX線の方向と格子の溝が形成されている方向とが平行でなくなり、影となる部分ができる。結果的に鮮明な撮像画像が得られなくなる。
そこで、図3のように、ファンビーム、あるいはコーンビームのX線の位相の揃った波面と同じ曲率に湾曲させた格子を用いるという方法が知られている。湾曲させた格子を用いる場合、入射するX線の方向と格子の溝が形成されている方向とが平行であるため、鮮明な画像が得られるようになる。
また、このような湾曲した格子を実現する方法として、図4に示すように、格子801に、支持要素802に作用する力803によって、湾曲した状態を維持する方法が知られている(特許文献1)。
特開2007−206075号公報
しかし、特許文献1に示す方法では、格子にX線を照射しているときに、格子の曲率を維持するための力を作用させ続けないと、曲率を維持することができなくなり、湾曲していない状態へと戻ってしまうため、形状安定性に欠けるという課題があった。
本発明は上記課題に鑑み、格子にX線を照射しているときに、格子の曲率を維持するための力を作用させ続けなくても、所望の曲率を維持できる、形状安定性のあるX線撮像装置に用いる格子の製造方法を提供することを目的とする。
X線撮像装置に用いる格子の製造方法において、周期的に配列された複数の突条部を有する格子を用意する工程と、前記格子を前記複数の突条部が配列された方向に湾曲させる湾曲工程と、前記格子を湾曲させた状態で、前記突条部間に金属を充填する金属充填工程とを有することを特徴としている。
格子にX線を照射しているときに、格子の曲率を維持するための力を作用させ続けなくても、格子の開口部に充填された金属が、格子が元の形状に戻ろうとするのを防ぐため、格子を所望の曲率に維持できる。すなわち、形状安定性のあるX線撮像装置に用いる格子の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るX線撮像装置に用いる格子の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施形態2に係るX線撮像装置に用いる格子の製造方法を説明するための図である。 タルボ干渉を利用した撮像装置の一例を示した図である。 特許文献1に記載の湾曲した格子を示した図である。
本発明の実施形態に係るX線撮像装置に用いる格子の製造方法は以下の工程を有する。
(1)格子を用意する工程
本工程では、周期的に配列された複数の突条部を有する格子を用意する。
(2)湾曲工程
本工程では、(1)で用意した格子を複数の突条部が配列された方向に湾曲させる。
(3)金属充填工程
本工程では、(2)で得た湾曲させた状態の格子の突条部間に金属を充填させる。
充填させる方法として、めっき、CVD(Chemical Vapor Deposition)法、スパッタリング法などが挙げられる。めっきにより金属を充填させる場合、(1)の工程で用意する複数の突条部を有する格子は、突条部の下部に、めっき成長の起点となるシード層を有するものである。この格子のシード層のうち突条部が形成されていない領域、即ちシード層が露出した面を起点としてめっきをすることにより、前記突条部間に金属を充填する。
上記(1)から(3)の工程によって作製される格子として、タルボ干渉を利用したX線撮像装置で用いる吸収格子や位相格子が挙げられる。この吸収格子及び位相格子は、格子の突条部と突条部間に充填された金属とにより構成されている。吸収格子の突条部はX線を透過させる厚さに形成され、突条部間に充填される金属がX線を吸収して透過させない厚さに形成されていることが求められる。ここでいう透過させる厚さとは、例えば、入射するX線のエネルギーが17.7keVで、突条部がSiの場合、100μm以上500μm以下の厚さである。また、透過させない厚さとは、例えば、入射するX線のエネルギーが17.7keVで、充填される金属が金の場合、20μm以上200μm以下の厚さである。位相格子は、格子の突条部の領域を透過したX線の位相と、突条部間に充填された金属の領域を透過したX線の位相との差が、π/2またはπとなるような厚さに、突条部及び金属が形成されていることが求められる。
(実施形態1)
本発明に係る実施形態の一例について図1を用いて説明する。
(1)格子を用意する工程について
まず、基板101の一方の面にめっき成長の起点となるシード層102を形成する(図1(a))。次に基板101を加工して、シード層102の面上に複数の突条部が周期的に配列された格子パターンを形成し、シード層102と突条部104を有する格子106を形成する。
突条部104とは、シード層102の面上に周期的に配列されている部分のことである。ここで、周期的に配列されているとは、一定の間隔をあけて突条部が並んでいることを意味する。好ましくは、突条部の幅と、突条部間(開口部105)の幅とが同じ場合である。これはX線を透過させる領域と遮蔽する領域との幅が同じになり、吸収格子に適用した場合に、より鮮明な像を得られるからである。また、突条部の材料としてSiなどを選択することができる。突条部の厚さとして、例えば、入射するX線のエネルギーが17.7keVで、突条部がSiの場合、100μm以上500μm以下の厚さが好ましい。
突条部の平面パターンとしてラインアンドスペース、千鳥配置、ドットパターンなどが挙げられる。
突条部104が周期的に配列された、格子パターンを形成する方法としては特に限定されないが、基板101の一方の面に形成されているシード層102が露出するように行う必要がある。例えば、マスク層103を基板101上に設けて基板101をエッチングした上で、マスク層103を除去することにより形成することができる(図1(b)〜(d))。
エッチングとしては、ドライエッチング、ウェットエッチングがある。ドライエッチングとしては、Bosch法、クライオプロセスなどが挙げられ、ウェットエッチングとしては、KOHを用いた異方性ウェットエッチングなどが挙げられる。ここでBosch法とは、プラズマ中にSFとCを交互に導入するドライエッチングである。クライオプロセスとは、SFとOの混合プラズマで極低温下(−100℃程度)で行うドライエッチングである。ドライエッチングを用いた場合、シード層102はエッチングストッパー層としても機能する。エッチングの方法は、基板101の材料によって適切な方法を選択することができる。なお、エッチングを行わず、工具を用いた加工、サンドブラストなどによって格子パターンを形成してもよい。
基板101としては、用途に応じて種々のものを選択でき、例えば、Si、樹脂材料などが挙げられる。なお、吸収格子を作製する場合は、X線の透過性が高く、高アスペクト比の構造体を作製しやすいため好ましい。基板101として厚さ100μm以上500μm以下のSiを用いると、入射するX線のエネルギーが17.7keVの場合、X線の透過率が80%以上となるため好ましい。また、樹脂材料の中でも、化学増幅型のフォトレジストは高解像度で、高アスペクト比の構造体を作製しやすいという点において好ましい。
シード層102は、後述の金属充填工程において、めっきを成長させる際の起点となる材料である必要があり、例えばAu、Cu、Cr、Al、Ti、Ni、Si、導電性を有する樹脂、導電性物質を混ぜ込んだ樹脂などが挙げられる。シード層102は、後述の湾曲工程において湾曲させやすく、延性のある材料が好ましい。なお、シード層102としてAuやAlを用いる場合には、基板101とシード層102との間にTi、Cr、TiNなどの層を設けることで、基板101とシード層102との密着性を高めることができる。シード層102として厚さ500nm以上1.4μm以下のAuを用いると、入射するX線のエネルギーが17.7keVの場合、X線の透過率が80%以上となるため好ましい。なお、シード層102の形成方法としては、密着性が高く、均一な膜厚の層を形成することができる、蒸着法、スパッタリング法が好ましい。
マスク層103としては、基板101や、エッチングの手法に応じて、適宜選択することができる。例えば、基板101がSiである場合、感光性樹脂の硬化膜のような有機物、SiO、SiN、Cr、Alなどの無機物をマスク層103として用いることができる。マスク層103を除去する手段としては例えばドライエッチングが挙げられ、基板としてSiを用いた場合、ウェットエッチングよりも基板への機械的ダメージが小さいという理由から好ましい。
なお、シード層102の面のうち、突条部104が形成されている方の面の反対側の面に補強層を形成する工程を有することが好ましい。補強層を形成することで、後述する湾曲工程において格子106を湾曲させるときに、シード層102にクラックや撓みなどが生じにくくなる。
この補強層としては、樹脂層、金属層など特に限定されないが、延性が大きく、後で除去しやすいCu、Alなどの金属層であることが好ましい。さらに、シード層102と補強層との密着性を高めるために、シード層102を形成した後に、シード層102上にTi、Crなどの中間層を形成し、その中間層上に上記補強層を形成することが好ましい。
(2)湾曲工程について
次に、作製した格子106を複数の突条部が配列された方向に湾曲させる(図1(e))。
湾曲させる手段は特に限定されず、型を押し当てて固定する方法、図4のように支持要素を用いる方法などがある。その中でX線の放射角に応じた湾曲を形成するための曲率半径を有する型を押し当てて固定する方法を用いれば、格子をより正確かつ均一に所望の曲率半径を有するように湾曲させることができる。具体的には、所望の曲率半径を有する型107を、シード層102のうち、突条部が形成されている側の裏面に押し当てて形状を保持する(図1(e))。固定の方法としては、例えば図1(e)に示すように、湾曲させた格子と型を挟むように保持機構108によって保持することができる。また、型の表面に接着剤を付着させておき、シード層102と接着させるなどしてもよい。
格子を湾曲させる際に、図1(f)のように突条部104が形成されている方向に突出させてもよいし、突条部104が形成されている方向と逆の方向に突出させてもよい。突条部104が形成されている方向に突出させて湾曲させると、開口部105の開口幅が広くなり、金属を充填させやすくなるため好ましい。
本発明において、曲率半径とはX線源から格子までの距離と定義する。曲率半径は、結果的に鮮明な撮像画像を得ることができるような値であればよく、X線が格子106の開口部105に平行に入射するような値であればよい。そのような条件を満たすための曲率半径Rは、タルボ干渉法を用いたX線撮像装置において、突条部を透過したX線の位相と開口部を透過したX線の位相との位相差がπ/2となるような位相格子を用いた場合、R=(d/λ)×(1/2)×mであることが好ましい。また、位相差がπとなるような位相格子を用いた場合、R=(d/λ)×(1/8)×mであることが好ましい。ここで、dは位相格子のピッチ、λはX線の波長、mは奇数である。なお、ここでいう位相格子のピッチとは、突条部が並んでいる周期を指している。それは、ある突条部とそれに隣接する突条部との間における、中心部分同士の距離でもよいし、それら突条部の端面同士の距離でもよい。
型107は、入射するX線の放射角に応じた湾曲を形成するためのものであり、格子に上式で表される曲率半径の湾曲が形成することができればよい。型107の材料としては、その型の表面に沿って格子106を湾曲させることができるものであればよい。後述の金属充填工程において用いるめっき液が酸性、アルカリ性である場合、合成石英、ガラス、樹脂などの中から選択することが好ましい。ただし、後の金属充填工程において、電界めっきを行う場合、型が絶縁体であると、型へのめっきの析出を抑制できるため好ましい。また、後述の金属充填工程の後に、型107を除去する工程を有しない場合は、型107の材料として、X線に対する透過性が高い材料であることが好ましい。さらに、所望の曲率に容易に加工可能な材料が好ましい。
(3)金属充填工程について
シード層102の突条部が形成されていない領域(図1(f)の109)を起点にめっきして、突条部間(開口部105)に金属を充填する(図1(f)の110)。金属が充填されているので、湾曲状態を支持するための機構を必要とすることなく、所望の曲率を安定的に保持することができる。
充填させる金属、すなわち、めっき材料の例として、Au、Bi、Ni、Pb、Pt、Cr、Cu、Sn、Zn、Ag、又はこれら金属のうち2種類以上を含む合金などが挙げられる。吸収格子を作製する場合、充填させる金属は、Au、Bi、Ni、Pb、Ptなど、X線の吸収率が高い材料から選択することが好ましい。その中で、Au、Niは他の金属に比べてX線に対する吸収率が高く、Ni、Pbは他の金属に比べてめっきがしやすいため好ましい。
めっきの手法として例えば、電界めっき、無電解めっきがあるが、成長速度がはやく、狙ったところに金属を蓄積させやすいため、電界めっきが好ましい。
また、スパッタリングによって、突条部間(開口部105)に金属の層を形成した後に、めっきによって金属を充填させると、充填させる金属が剥離しづらくなるため好ましい。スパッタリングに用いる金属としては、Cr、Tiなどが挙げられる。
ここで金属を充填させるとは、金属が開口部105に隙間なく存在していなくてもよく、充填される金属110の厚さは、X線を吸収する能力として必要な範囲で変えることができる。すなわち、X線を吸収して透過させない程度であればよいので、突条部104の高さが大きい場合、完全に埋まっていなくても良いし、突条部104の高さが小さい場合は、逆に開口部105から突出してはみ出す場合も考えられる。
吸収格子を作製する場合、入射するX線のエネルギーが17.7keVで、充填される金属110が20μm以上200μm以下の厚さの金である場合、X線の吸収が十分に起こるため好ましい。ここでいう「X線の吸収が十分に起こる」とは入射するX線のエネルギーが17.7keVの場合、透過率が20%以下であることを意味する。位相格子を作製する場合、充填させる金属がX線の位相をπシフトさせて透過させる厚さに形成されていることが好ましい。
以上のように、基板101を湾曲させた状態で金属107を充填するため、格子106が所望の曲率を保持することができ、湾曲させるために要した支持機構なしでも、その曲率を維持することが出来る。突条部104のパターンをシード層102の上に設けておくことで、突条部のパターンを支持できるだけでなく、シード層102を起点としてめっきによって開口部105に金属を充填させることができる。
なお、(3)の金属充填工程の後に、シード層102に固定した型107を除去する工程を有していると好ましい(図1(g))。型105を除去しておくことで、型105によるX線の吸収がなくなり、高輝度のX線を得ることができるからである。また、型105の材料を選択する際に、X線の透過性の高いものを選択する必要がないからである。
さらに、前述の補強層を形成した場合は、補強層を除去する工程を有することが好ましい。
また、(3)の金属充填工程の後に、シード層102を除去する工程を有していてもよい。具体的には、シード層102がAuである場合、王水を用いることで除去することができる。シード層102を除去することでシード層によるX線の吸収を抑制することができる。
また、(3)の金属充填工程の後に、突条部104のみを選択的に除去し、充填された金属110を残す工程を有していてもよい。これにより、突条部104によるX線の吸収がなくなるため好ましい。なお、基板101としてSiを選択した場合、XeFガスを用いたドライエッチングを行うことで、Siを選択除去することができる。また、基板をSi、充填させる金属をAuとした場合、Siを選択除去するためにはフッ酸と硝酸の混合液を用いてウェットエッチングを行うことで、Siを選択除去することができる。
本発明の製造方法によって作製される格子は、充填された金属材料によって曲率を維持するため、図1(i)のようにSiを除去し金属材料107のみで構成される110のような格子を作製することも出来る。これにより、更に高い輝度を得ることが出来る。
以上の工程を経ることで、湾曲した格子を製造することができる。本発明に係る製造方法は、タルボ干渉を利用したX線撮像装置で用いる吸収格子を製造する際に好ましく実施されるものである。
(実施形態2)
本発明に係る実施形態の別の例について図2を用いて説明する。
(1)格子を用意する工程
まず、基板101の表面に、ハードマスク層103を形成する(図2(a))。ハードマスク層103の材料は基板の種類に応じて適宜選択することができるが、基板101がSiである場合、SiOなどの酸化シリコン、SiN、Cr、Alなど、Siをエッチングする際にマスクとして機能するものの中から選択することが好ましい。
次に、ハードマスク層103の表面に、形成したいパターンを有するレジストマスク201を形成する(図2(b))。次に、ハードマスク層103を、レジストマスク201をマスクとしてエッチングする(図2(c))。エッチングした後に、レジスト201は除去しても良い。
次に、ハードマスク層103上にマスク層202を形成し、形成したパターンを保護する(図2(d))。ここで、マスク層202の材料は、例えばレジスト、Au、Cr、SiOなどの酸化シリコン、SiNなどから適宜選択することができる。また、これらの材料の中から異種材料を2層以上組み合わせてもよい。例えば、レジスト以外の材料を形成した後、更にレジストによって保護してもよい。
基板101の、ハードマスク202を形成していない方の面で、格子が形成されていない領域に、さらにマスク層203を形成する(図2(e))。マスク層203の材料は、SiO、SiN、Cr、Al等、Siをエッチングする際にマスクとして機能するものの中から適宜選択する。
203をマスクとして基板101をエッチングし、開口部204を得る(図2(f))。エッチング方法としては、KOHを用いた異方性ウェットエッチング、Bosch法あるいはクライオプロセスによるドライエッチング等が挙げられる。
基板101の、開口部204がある方の面に、めっきのシード層となるシード層102を形成する。(図2(g))。シード層の材料は実施形態1と同様のものを選択することができる。なお、シード層を形成する側のマスク層203は、少なくともシード層形成前に除去し、マスク層202は、少なくとも次に述べる格子パターン104を形成する前に除去する。
ハードマスク層103をマスクとして、基板101に、格子パターン104を形成する(図2(h))。その後ハードマスク層103を除去する(図2(i))。格子形成の方法は、実施形態1と同様の方法を適用することが可能である。こうして作製された格子205を用いて、図1(e)以降と同様のプロセスを行う。
本実施形態によって作製される格子205は、図2(i)のように、格子パターンが形成されている領域207における基板の厚さが、実施形態1によって作製される格子106よりも小さいため、より多くのX線を透過させることができる。その上、格子パターンが形成されていない領域206の厚さは元の基板の厚さと同じであるため、格子の製造途中に破損するなどのリスクを低減できる。
なお、実施形態2に係るX線撮像装置に用いる格子の製造方法を用いる場合、図2(i)の開口部207が、押し当てる型の曲率と同じ曲率の領域を有すると、型を押し当てやすくなるため好ましい。
(2)湾曲工程について
実施形態1と同様の手法を用いることができる。
(3)金属充填工程について
実施形態1と同様の手法を用いることができる。
また、実施形態1において記載した(1)(2)(3)以外の工程を有していてもよい。
101 基板
102 シード層
103 マスク層
104 突条部
105 開口部
106 格子
107 型

Claims (9)

  1. X線撮像装置に用いる格子の製造方法において、
    周期的に配列された複数の突条部を有する格子を用意する工程と、
    前記格子を前記複数の突条部が配列された方向に湾曲させる湾曲工程と、
    前記格子を湾曲させた状態で、前記突条部間に金属を充填する金属充填工程とを有することを特徴とするX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  2. 前記複数の突条部を有する格子は、前記突条部の下部に、めっき成長の起点となるシード層を有し、
    前記金属充填工程は、前記シード層の前記突条部が形成されていない領域を起点として、めっきにより前記突条部間に金属を充填することを特徴とする請求項1に記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  3. 前記シード層と前記突条部との間にTi、Cr、TiNのいずれかの層を設ける工程を有することを特徴とする請求項2に記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  4. 前記湾曲工程は、
    前記複数の突条部を有する格子を前記突条部が形成されている方向に突出させて湾曲させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  5. 前記湾曲工程は、
    X線の放射角に応じた曲率半径を有する型を、前記シード層の裏面に押し当てて形状を保持する工程であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  6. 前記金属充填工程の後に、前記シード層に固定した前記型を除去する工程を有することを特徴とする請求項5に記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  7. 前記突条部間に充填された金属が、Au、Bi、Ni、Pb、Ptのいずれか、又はこれら金属のうち2種類以上を含む合金であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  8. 前記格子を用意する工程の後、かつ、前記湾曲工程の前に、
    前記シード層の面のうち、前記突条部が形成されている方の面の反対側の面に補強層を形成する工程を有することを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの製造方法によって製造されるX線撮像装置に用いる格子は、タルボ干渉を利用したX線撮像装置で用いる吸収格子または位相格子であることを特徴とするX線撮像装置に用いる格子の製造方法。
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