JP2011069593A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る空気調和機は、各種センサ(吸込温度センサ21、吹出温度センサ22、床温度センサ23)、フラップ18、駆動装置15、及びコントローラ30を備える。コントローラ30は、各種センサが検出した温度情報と、空気調和機の設定温度とに基づいて、スイングパターン群から1つのスイングパターンを決定する。さらに決定されたスイングパターンに基づいて、駆動装置15を制御する。この結果、フラップ18の姿勢が様々なパターンで時間変化し、空調室内の空気を効果的に撹拌する。
【選択図】図2
Description
本実施形態に係る空気調和機は、いわゆる天井埋込型の空気調和機であり、主に室内機10と室外機、及び室内機と室外機とを接続する冷媒配管から構成される。図1は、空気調和機の内部構造を示す模式図である。本発明においては、室外機、及び冷媒配管は本質的ではない。このため、室外機、及び冷媒配管の詳細な図、及び説明は省略する。以降、室内機10について、図面も参照しながら説明する。
室内機10は、主に、ケーシング11、化粧パネル111、吹出口13、吸込口14、駆動装置15、ベルマウス16、吸入グリル17、フラップ18、室内送風機19、室内熱交換器20、コントローラ30から構成される。室内送風機19、室内熱交換器20等の、室内機10の様々な構成要素は、ケーシング11の内部に収納されている。ケーシング11の底部全体を覆うように、化粧パネル111が取り付けられている。
ここでは、室内機10、特にコントローラ30の機能面での構成について説明する。さらには、本発明において本質的な、スイング制御に重点を置いて説明する。本実施形態に係る空気調和機では、駆動装置15の説明で述べたような構造上の制約を、以下に述べるような機能面での工夫によって、改善を試みる。
始動期安定期判定部45は、空気調和機が、始動期であるか安定期であるかを判定する。始動期とは、空気調和機が始動した直後の状態で、空調室内の空気調和がまだ十分に行われていない状態である。安定期とは、空気調和機が始動して、ある程度の時間が経過し、空調室内の空気調和が実行され、室温が安定している状態である。具体的には、始動期安定期判定部45は、次のような手順で、始動期であるか安定期であるかを判定する。
温度ムラ判定部47は、吸込温度センサが検出した吸込温度と、床温度センサが検出した床温度との差が4℃以上のとき、温度ムラが存在すると判定する。吸込温度と、床温度との差が4℃未満のとき、温度ムラは存在しないと判定する。
スイングパターン群記憶領域35には、空調室内の空気の撹拌に効果があると考えられる、複数のスイングパターンが記憶されている。スイングパターンについては、後に説明する。スイングパターン群記憶領域35は、複数回数の書き込みが可能なEEPROM34に設けされている。このため、ユーザは、スイングパターン群を変更することも可能である。
スイングパターン決定部40によって決定されたスイングパターンは、決定スイングパターン記憶領域36に記憶される。決定スイングパターン記憶領域36は、スイングパターン群記憶領域35と同じように、EEPROM34に設けられている。
スイングパターン決定部40は、空気調和機が始動期か安定期が、また温度ムラが存在するかどうかに基づいて、スイングパターン群より、それぞれの空調状況に最適なスイングパターンを決定する。具体的には、始動期安定期判定部45が、始動期であると判定した場合は、始動期用のスイングパターンに決定し、安定期であると判定した場合は、安定期用のスイングパターンに決定する。また温度ムラ判定部47が、温度ムラありと判定した場合は、温度ムラを抑制するようなスイングパターンを決定する。そして、決定したスイングパターンを、決定スイングパターン記憶領域36に記憶する。
スイングパターン実行部41は、スイングパターン決定部40によって、スイングパターン群から決定された、撹拌に最も効果的と考えられるスイングパターンに基づいて、駆動装置15の制御情報を生成する。その後、当該制御情報を駆動装置15に送信する。駆動装置15は、受信した当該制御情報に基づいてフラップ18を駆動する。このようにして、空調室内の状態に応じて決定された最適のスイングパターンに基づいて、空調室内の空気が撹拌される。
ここでは、本実施形態に係る空気調和機の制御方法の詳細を述べる。
調和後の空気は、8つのフラップ18を通じて、空調室内に吹き出される。各フラップ18の傾斜角度を個別に制御することが可能であるため、8つの異なる方向に向けて調和空気を吹き出すことが可能となる。しかし、これらのフラップ18のうち、ケーシング11の1つの辺に沿って位置する2つのフラップ18、例えば、第1辺第1フラップ118aと第1辺第2フラップ118bとは、空気調和機の構造上、同時に駆動されることができない。フラップ118a、またはフラップ118bのうち、どちらか一方が駆動装置115と繋がって駆動されているとき、もう一方は、駆動装置115からは切り離されているからである。
ここでは、フラップ18の制御について説明する。空気調和機では、コントローラ30のスイングパターン実行部41が、フラップ18の傾斜角度の時間的変化に関する情報である、スイングパターンに基づいてフラップ18をスイング動作させるような制御情報を駆動装置15に対して送信する。当該制御情報を受信した駆動装置15は、その情報に基づいて、フラップ18を駆動、スイング動作させる。各フラップ18を通じて吹き出される調和空気の吹き出し方向は、各フラップ18の傾斜角度によって決定される。つまり、スイングパターンとは、各フラップ18の傾斜角度の時間的変化のパターンである。スイングパターンの例を図7から図11に示す。これらの図7〜11に基づいて、スイングパターンについて説明する。
上述のように、スイングパターンとは、各フラップ18の傾斜角度の時間的変化である。この各フラップ18の傾斜角度の時間的変化のさせ方を工夫することで、8つのフラップ18を同時かつ独立に制御することができないという構造上の制約下においても、快適度を保ったまま空調室内の空気の撹拌効果を高められ得る。ここでは、そのような効果を生じさせる方法について説明する。
図2において、例えば、第1辺第1フラップ118a、第1辺第2フラップ118bの対と第3辺第1フラップ318a、第3辺第2フラップ318bの対とに代表されるような位置関係にあるフラップ18の対を同期してスイング動作させる場合(これを対面同期スイングパターンという)、互いに対面するフラップ18の対から下に向かって吹き出された調和空気は、床付近で衝突しやすい。この結果、空気の流れが減衰し、撹拌効果も減衰することが考えられる。
一般に、空調室内の空気を撹拌して、温度ムラを抑制するためには、一つの方向に吹き出される強い空気流を生成させて撹拌することが、効果の点では有効である。しかし、このような方法を採用すると、空調室内のユーザに直接調和空気が当たってしまう。特に空気調和機が、夏季に冷房運転モードで運転されている場合は、冷却された空気がユーザに対して直接当たるため、ユーザの快適度が低下することも考えられる。空気流がユーザに直接当たることで、ユーザが感じる不快感をドラフト感という。本発明では、このようなドラフト感を最小限に抑えつつ、なおかつ空調室内における空気の撹拌効果を最大限に高めることを試みる。フラップ18を通じて吹き出される調和空気の吹き出し方向を、所定の時間内において既定回数以上の頻度で変化させる。特に、水平吹きから下吹きに変化させ、再度水平吹きに戻すようなパターンを高頻度に繰り返すようなスイングパターン(当該スイングパターンを、ここでは高頻度繰り返しスイングパターン352という)によって、撹拌効果を向上させる。
ユーザの居住空間の近傍である、床付近の温度(床温度という)は、床温度センサ23が監視している。そして、床温度と、吸込温度センサ21が検出した吸込温度との差が4℃以上のとき、温度ムラ判定部47は、空調室内に温度ムラが存在すると判定する。そして、温度ムラ判定部47は、温度ムラが存在するという情報を、スイングパターン決定部40に送信する。温度ムラが存在する場合、当該温度ムラを抑制するために空気撹拌を強めに行う。
一見不規則に変動する空気流を生成させて、快適度の向上を図る。このことを実現するために、各フラップ18のスイングパターンが、単純なパターンの繰り返しにならないような、一見不規則性を有するスイングパターンが採用されている(このようなスイングパターンを、ここでは不規則スイングパターン353という)。
空調室内における空調状況(始動期、安定期、温度ムラ存在時)に応じて、最適なスイングパターンが決定される。そして、決定されたスイングパターンに基づいて、各フラップ18の制御が実行される。ここでは、始動期、安定期、温度ムラ存在時のそれぞれの場合に決定されるスイングパターンの例、及び効果について説明する。
図7は、空気調和機が冷房運転モードで稼動しているときの、始動期用のスイングパターンの例である(パターン1)。冷房運転モードにおける始動期では、風量は、中風から強風で不規則な風向、時間間隔でフラップ18をスイング動作させる。空気調和機の始動期には、室内が十分冷却されていないので、吹き出し空気がユーザへ直接あたることが多少あったとしても、不快感(ドラフト感)はそれほど強くない。このため、中風から強風であっても、ユーザに対して常にあたっていなければそれほど問題はない。なお、図中の数値は、風量の相対的な目安を表す数値である。数値が小さいほど風量は小さいが、風速は速くなる。
暖房運転モードの場合は、ユーザが感じるドラフト感を回避しつつ、空調室内をより高速に暖房するための工夫をする。始動期から次第に調和空気の温度が上昇して温風になるに従って、下吹きの頻度を上げていく。これは、温風で、しかも弱風がユーザに直接当たっても、それほどドラフト感は感じないため、下吹きの頻度を高めることで、迅速に空調室内を暖房するためである。図10は、暖房運転モードで稼動しているときに採用される、始動期用のスイングパターンの例である(パターン4)。風量は、中風から強風で不規則な風向、間隔でフラップ18のスイング動作を制御する。空気調和機の始動期には、空調室内が十分加温されておらず、吹き出される調和空気も十分加温されていない。このため、十分加温されていない低温の空気がユーザに直接当たることによる不快感(ドラフト感)をなるべく避けるため、図10のように下吹きから水平吹き、そして再度下吹きというようなパターンの繰り返しにおいて、下吹きから次の下吹きまでの時間間隔を長めにとる。
局所的温度上昇や温度ムラ発生など、温度変動を検知した場合は、到達距離が長い気流を含めた下吹き気流を不規則に発生させ、空気撹拌効果を高めている。この場合も、ユーザが感じるドラフト感を回避するため、水平吹きと下吹きとを、5対3程度の比で制御を実行する。図9は、空調室内に温度ムラが存在している場合に採用されるスイングパターンである(パターン3)。
(1)空気調和機の運用時の処理
ここでは、本実施形態に係る空気調和機の、運用時における処理の流れを、フローチャートも参照しながら説明する。図12は、運用時における処理の流れを示すフローチャートである。中央制御部42は吹出温度、吸込温度、床温度、設定温度を1分間隔で監視している。また、運転モードや、始動期、安定期の判定も1分間隔で監視している。そして、スイングパターン決定部40が、これらの温度情報に基づいて、スイングパターン群より、1つのスイングパターンを決定する。スイングパターン実行部41は、決定されたスイングパターンに基づいて、駆動装置制御情報を生成する。この生成された駆動装置制御情報が駆動装置15に送信される。当該駆動装置制御情報を受信した駆動装置15は、当該情報に基づいてフラップ18を駆動、制御する。このようにして、フラップ18がスイング動作をする。
ここでは、各種サブルーチンにおける処理の流れについて説明する。吸込温度センサ21、吹出温度センサ22、床温度センサ23からは、それぞれ、吸込温度、吹出温度、床温度の情報がコントローラ30に送信されている。また、空気調和機の設定温度はコントローラ30の中央制御部42で管理されている。これらの情報を取得したコントローラ30の始動期安定期判定部45、及び温度ムラ判定部47は、これらの情報に基づいて、1分毎に始動期安定期判定ルーチンSR1、及び温度ムラ判定ルーチンSR2を実行し、始動期、安定期、及び温度ムラ有無の判定を実行している。以下では、始動期安定期判定ルーチンSR1、及び温度ムラ判定ルーチンSR2について説明する。
始動期安定期判定サブルーチンSR1は、始動期安定期判定部45によって実行される。始動期安定期判定サブルーチンSR1は1分毎に実行される。また、吸込温度センサ21からの吸込温度の取得、中央制御部42からの設定温度及び運転モード取得も1分毎に実行される。
温度ムラ判定サブルーチンSR2は、温度ムラ判定部47によって実行される。温度ムラ判定サブルーチンSR2は1分毎に実行される。
(1)
コントローラ30が、フラップ18のスイングパターンを変化させることによって、調和空気の吹き出し方向や時間間隔に変化を与えることができる。このため、風向や風向変化タイミングが固定した気流ではなく、より自然風に近いような、不規則に風向や風向変化タイミングが変化するような空気の流れを実現することができる。このことにより、ドラフト感抑制等の快適度の向上が期待できる。また、より効果的に空気の撹拌を行うようなスイングパターンを適用することで、温度ムラの均一化や迅速な空気調和にも役立つ。なお、一般に風向や風速等が固定された風に長時間さらされると快適度は低下すると考えられている。
例えば、図2において、第1辺第1フラップ118a、第1辺第2フラップ118bと、第3辺第1フラップ318a、第3辺第2フラップ318bとに代表されるような位置関係にあるフラップ18同士を同期してスイング動作させるのではなく(これを対面同期スイングパターンという)、第1辺第2フラップ118b、第2辺第1フラップ218aと、第3辺第2フラップ318b、第4辺第1フラップ418aとに代表されるような位置関係にあるフラップ18同士を同期してスイング動作させる(斜め同期スイングパターン351という)。このような位置関係にある各フラップ18を同期してスイング動作させると、当該フラップ18を通じて吹き出された調和空気は、床付近で衝突し難く、空気の流れも減衰し難いことが考えられる。さらに、大きく旋回する空気流が生成し得る。この結果、高い撹拌効果が得られ、迅速な空気調和が期待できる。
温度ムラ判定部47が、吸込温度と床温度とに基づいて、空調室内に存在する温度ムラを判定する。そして、温度ムラの存在が判定された場合は、スイングパターン決定部40が、当該温度ムラに基づいて、フラップ18のスイングパターンを決定する。そして、スイングパターン実行部41が、この決定されたスイングパターンに基づいて、駆動装置15を制御する。このため、迅速かつ確実に温度ムラを抑制し得る。
例えば、夏季に冷房運転モードで稼動している場合、始動期には、調和空気がまだ十分に冷却されていないため、ユーザに直接あたっても、不快感は比較的少ない。このため、中程度風から強風で不規則な時間間隔で撹拌効果を高めている。このため、迅速な空調とドラフト感抑制等の快適度向上との両立が期待できる。
以上、本発明の実施形態に係る空気調和機について説明したが、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が可能である。
温度ムラ判定部47が、吸込温度と床温度との差が、既定の閾値(4℃)以上であった場合に、温度ムラが存在するとしたが、吸込温度と床温度との差が、既定の閾値以上の状態が、既定の時間以上にわたって継続した場合に、温度ムラが存在するとしてもよい。
始動期安定期判定部45が、始動期や安定期の判定のために、設定温度と吸込温度との温度差に基づいて判定した。しかし、始動期や安定期の判定の仕方は、これに限らず、例えば、運転開始から30分以内で、かつ吸込温度から設定温度を減算した値が2℃以上のとき、始動期と判定してもよい。また、既定の閾値(2℃、30分等)は、この値に限るものでななく、機種の能力、設備環境等に応じて適宜変更してもよい。
本実施形態に係る空気調和機では、床温度センサ23を有し、この床温度センサ23が検出した床温度の情報に基づいて、温度ムラ判定部47が、温度ムラの有無を判定した。しかし、床温度センサ23を有しない空気調和機の場合でも、安定期に、定期的(例えば1時間間隔等ユーザが任意に設定可能)に温度ムラ解消スイングパターンを10分程度実行するだけで、温度ムラ抑制が可能である。この場合、床温度センサ23を有しない分、装置の簡略化が可能である。
始動期安定期判定部45が、吸込温度と設定温度とに基づいて、始動期と安定期とを判定し、その判定結果に基づいて、スイングパターン決定部40がスイングパターンを決定した。しかし、この安定期に至る空調過程を中間期としてより細かく分類し、始動期、中間期、及び安定期に応じてスイングパターンを決定するようにしてもよい。
本実施形態に係る空気調和機は、8つの吹出口113a、113b、213a、213b、313a、313b、413a、413bを備えていた。しかし、このような形態でなく、4つの吹出口のみを備えていてもよい。
本実施形態では、冷房運転モードの場合も暖房運転モードの場合も、共にドラフト抑制の観点で有効なスイングパターンを提案した。しかし、暖房運転モードにおける安定期では、吹き出される空気も十分加温されており、ユーザの要望に応じて、ドラフト感抑制よりも、より足元を暖めるようなスイングパターンを選択できるようにしてもよい。このような、足元を暖めるような効果がより高いと考えられるスイングパターンの例を図16に示す(パターン6)。
12a、12b、12c、12d:第1辺、第2辺、第3辺、第4辺
13、113a、113b、213a、213b、313a、313b、413a、413b、513、613、713、813:吹出口
15、115、215、315、415:駆動装置(第1駆動部、第2駆動部、第3駆動部、第4駆動部)
18、118a、118b、218a、218b、318a、318b、418a、418b:フラップ、第1辺第1フラップ、第1辺第2フラップ、第2辺第1フラップ、第2辺第2フラップ、第3辺第1フラップ、第3辺第2フラップ、第4辺第1フラップ、第4辺第2フラップ(風向変更部材、第1辺第1風向変更部材、第1辺第2風向変更部材、第2辺第1風向変更部材、第2辺第2風向変更部材、第3辺第1風向変更部材、第3辺第2風向変更部材、第4辺第1風向変更部材、第4辺第2風向変更部材)
21:吸込温度センサ(空調情報取得部)
22:吹出温度センサ(空調情報取得部)
23:床温度センサ(空調情報取得部)
30:コントローラ(制御部)
35:スイングパターン群記憶領域(時系列姿勢パターン群記憶領域)
351:斜め同期スイングパターン(第1時系列姿勢パターン)
352:高頻度繰り返しスイングパターン(第2時系列姿勢パターン)
353:不規則スイングパターン(第3時系列姿勢パターン)
47:温度ムラ判定部(温度ムラ検知部)
Claims (6)
- 空調対象空間の天井に据え付けされ、周囲に第1辺(12a)、第2辺(12b)、第3辺(12c)、及び第4辺(12d)と、前記各辺に沿うような形で前記各辺近傍に配置された吹出口(113a、113b、213a、213b、313a、313b、413a、413b)とが形成されたケーシング(11)と、
前記第1辺近傍に配置された第1駆動部(115)と、
前記第1辺に沿って前記吹出口に配置され、前記第1駆動部の両端に連結された1対の第1辺第1風向変更部材(118a)及び第1辺第2風向変更部材(118b)と、
前記第2辺近傍に配置された第2駆動部(215)と、
前記第2辺に沿って前記吹出口に配置され、前記第2駆動部の両端に連結された1対の第2辺第1風向変更部材(218a)及び第2辺第2風向変更部材(218b)と、
前記第3辺近傍に配置された第3駆動部(315)と、
前記第3辺に沿って前記吹出口に配置され、前記第3駆動部の両端に連結された1対の第3辺第1風向変更部材(318a)及び第3辺第2風向変更部材(318b)と、
前記第4辺近傍に配置された第4駆動部(415)と、
前記第4辺に沿って前記吹出口に配置され、前記第4駆動部の両端に連結された1対の第4辺第1風向変更部材(418a)及び第4辺第2風向変更部材(418b)と、
を備え、
前記各駆動部は、それぞれの両端に連結された1対の前記風向変更部材のうち、一方のみを選択駆動し、
前記各風向変更部材は、前記各駆動部からの駆動力によって姿勢変化して、前記吹出口からの空気の吹き出し方向を変化させる、
空気調和機。 - 前記空調対象空間の各種温度を含む空調情報を取得する、空調情報取得部(21)と、
前記各駆動部を制御する制御部(30)と、
をさらに備え、
前記制御部は、設定温度、運転モード、及び前記空調情報取得部が取得した前記空調情報に基づいて、前記各風向変更部材の姿勢の時間的変化パターンである前記各風向変更部材の時系列姿勢パターンを時系列姿勢パターン群記憶領域35に記憶された時系列姿勢パターン群の中から決定し、決定された前記時系列姿勢パターンに基づいて、前記各駆動部を制御する、
請求項1に記載の空気調和機。 - 前記第1辺第2風向変更部材は前記第2辺第1風向変更部材と隣接しており、前記時系列姿勢パターン群は、前記第1辺第2風向変更部材が、前記第1駆動部により駆動されて姿勢が変化しているとき、前記第2辺第1風向変更部材も同期して、前記第2駆動部により駆動され、前記第1辺第2風向変更部材及び前記第2辺第1風向変更部材を通じて吹き出される空気の吹き出し方向が同期して変化するような、第1時系列姿勢パターン351を少なくとも含む、
請求項2に記載の空気調和機。 - 前記時系列姿勢パターン群は、前記各風向変更部材を通じて吹き出される空気の吹き出し方向が、水平方向に近い横方向から垂直方向に近い下方向に移行し、再度前記横方向に戻るようなパターンを、所定の時間内に既定回数以上繰り返すような、第2時系列姿勢パターン352を少なくとも含む、
請求項2または3に記載の空気調和機。 - 前記空調情報取得部が取得した前記空調情報に基づいて、前記空調対象空間の温度ムラを検知する、温度ムラ検知部(47)をさらに備え、
前記制御部は、前記温度ムラ検知部が検知した温度ムラに基づいて、前記時系列姿勢パターンを決定し、決定された前記時系列姿勢パターンに基づいて、前記各駆動部を制御する、
請求項2から4のいずれかに記載の空気調和機。 - 前記時系列姿勢パターン群は、前記各風向変更部材の姿勢変化において、時間的繰り返しの周期が不規則であるような、第3時系列姿勢パターン353を少なくとも含む、
請求項2から5のいずれかに記載の空気調和機。
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