JP2011067506A - 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法 - Google Patents

遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011067506A
JP2011067506A JP2009222304A JP2009222304A JP2011067506A JP 2011067506 A JP2011067506 A JP 2011067506A JP 2009222304 A JP2009222304 A JP 2009222304A JP 2009222304 A JP2009222304 A JP 2009222304A JP 2011067506 A JP2011067506 A JP 2011067506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
posture
tip
tip member
operation member
drive source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009222304A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Nishio
幸宏 西尾
Yoshitaka Nagano
佳孝 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP2009222304A priority Critical patent/JP2011067506A/ja
Priority to US13/394,371 priority patent/US20120160050A1/en
Priority to PCT/JP2010/066387 priority patent/WO2011037131A1/ja
Priority to EP10818804A priority patent/EP2484296A1/en
Publication of JP2011067506A publication Critical patent/JP2011067506A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B39/00General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines
    • B23B39/14General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines with special provision to enable the machine or the drilling or boring head to be moved into any desired position, e.g. with respect to immovable work
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/1613Component parts
    • A61B17/1631Special drive shafts, e.g. flexible shafts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/1642Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans for producing a curved bore
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/16Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans
    • A61B17/1662Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans for particular parts of the body
    • A61B17/1664Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans for particular parts of the body for the hip
    • A61B17/1668Bone cutting, breaking or removal means other than saws, e.g. Osteoclasts; Drills or chisels for bones; Trepans for particular parts of the body for the hip for the upper femur
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B34/00Computer-aided surgery; Manipulators or robots specially adapted for use in surgery
    • A61B34/30Surgical robots
    • A61B2034/301Surgical robots for introducing or steering flexible instruments inserted into the body, e.g. catheters or endoscopes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20305Robotic arm
    • Y10T74/20323Robotic arm including flaccid drive element

Abstract

【課題】 湾曲した細長形状のガイド部の先端に設けられた作業具の姿勢を遠隔操作で精度良く変更することができ、作業具を姿勢変更させるための駆動源が小型のもので済む遠隔操作型アクチュエータを提供する。
【解決手段】 湾曲した細長形状のガイド部3と、その先端に姿勢変更自在に取付けられた先端部材2と、この先端部材2に設けた作業具1とを備える。ガイド部3は、作業具用駆動源の駆動力を作業具1に伝達する駆動軸22と、両端に貫通し湾曲したガイド孔30aとを内部に有する。姿勢変更用駆動源により駆動されて進退動作することにより先端部材2を姿勢変更させるワイヤ状の姿勢操作部材31を、ガイド孔30a内に進退自在に挿通する。姿勢操作部材31を、ガイド孔30aに未挿通の自然状態で、ガイド孔30aの湾曲形状と同じ湾曲形状とする。
【選択図】 図2

Description

この発明は、湾曲した細長形状のガイド部の先端に設けた作業具の姿勢を遠隔操作で変更可能な遠隔操作型アクチュエータ、およびこの遠隔操作型アクチュエータの構成部品である姿勢操作部材の塑性加工方法に関する。
医療や機械加工等の分野で切削加工等の作業に用いられる遠隔操作型アクチュエータがある。この遠隔操作型アクチュエータは、直線形状や湾曲形状をした細長形状のガイド部の先端に工具、把持具等の作業具を設け、この作業具を遠隔操作で制御するようにしたものである。以下、骨の加工に用いられる医療用の遠隔操作型アクチュエータを例にとって、従来技術と課題について説明する。
整形外科において、骨の老化等によって擦り減って使えなくなった関節を新しく人工のものに取り替える人工関節置換手術がある。この手術では、患者の生体骨を人工関節が挿入できるように加工する必要があるが、その加工には、術後の生体骨と人工関節との接着強度を高めるために、人工関節の形状に合わせて精度良く加工することが要求される。
例えば、股関節の人工関節置換手術では、大腿骨の骨の中心にある髄腔部に人工関節挿入用の穴を形成する。人工関節と骨との接触強度を保つには両者の接触面積を大きくとる必要があり、人工関節挿入用の穴は、骨の奥まで延びた細長い形状に加工される。この加工には、細長形状のガイド部の先端に設けた工具を遠隔操作で回転させる遠隔操作型アクチュエータが用いられる。人工関節置換手術では、皮膚切開や筋肉の切断を伴う。すなわち、人体に傷を付けなければならない。その傷を最小限に抑えるためには、前記ガイド部は真っ直ぐでなく、適度に湾曲している方が良い場合がある。
このような状況に対応するためのものとして、次のような従来技術がある。例えば、特許文献1は、ガイド部の中間部を2重に湾曲させて、パイプ部の先端側の軸心位置と基端側の軸心位置とをずらせたものである。このようにガイド部の軸心位置が先端側と軸心側とでずれているものは、他にも知られている。また、特許文献2は、ガイド部を180度回転させたものである。
米国特許第4,466,429号明細書 米国特許第4,265,231号明細書
上記従来の医療用遠隔操作型アクチュエータは、工具の回転のみを遠隔操作で制御するだけであったため、人工関節挿入用の穴の深遠部で工具の正確に位置決めすることや、骨を複雑な形状に加工することが難しかった。そこで、上記問題を解決するために、ガイド部の先端に、工具を回転自在に支持する先端部材を姿勢変更可能に設け、この先端部材の姿勢を遠隔操作で変更可能にすることを試みた。具体的には、ガイド部の内部に両端に貫通したガイド孔を設け、このガイド孔内にワイヤ状の姿勢操作部材を進退自在に挿通し、この姿勢操作部材を介して先端部材に姿勢変更用の作用力を付与して、先端部材を姿勢変更させることにした。ワイヤ状の姿勢操作部材は可撓性であるため、ガイド部およびその内部のガイド孔が湾曲していても、先端部材に姿勢変更用の作用力を伝達することができる。
しかし、上記構成は、ガイド孔が湾曲形状である場合、次のような問題があることがあることが判った。すなわち、図5(A)のように、湾曲形状のガイド孔30a内に、自然状態で直線状であるワイヤ状の姿勢操作部材31を進退自在に挿通すると、姿勢操作部材31に直線状態に戻ろうとする弾性復元力が生じ、姿勢操作部材31の表面とガイド孔30aの内壁面との間に互いに強く当たる箇所A,B,Cができる。図5(A)のFA1,FB1,FC1は、弾性復元力により姿勢操作部材31がガイド孔30aの内壁面を押す力である。姿勢操作部材31の進退時には、上記力FA1,FB1,FC1により、姿勢操作部材31とガイド孔30aの内壁面間に摩擦力FA2,FB2,FC2が発生する。この摩擦力FA2,FB2,FC2は、ガイド孔30aの湾曲形状の曲率が大きいほど大きくなる。
姿勢変更用駆動源により姿勢操作部材31を進退させるときに、上記摩擦力FA2,FB2,FC2が姿勢操作部材31に対して抵抗力として作用して、姿勢操作部材31が伸縮する。つまり、姿勢操作部材31の入力側の変位ΔXと出力側の変位ΔX´とが異なる。遠隔操作型アクチュエータの構造上、先端部材の姿勢を直接検出することは難しく、姿勢変更用駆動源の動作量から先端部材の姿勢を管理することが実現可能な管理方法として考えられるが、この管理方法を採用する場合、上記のように姿勢操作部材31が伸縮すると、その伸縮分(ΔX−ΔX´)が誤差となって現れるため、高精度な先端部材の姿勢変更制御ができない。また、摩擦力FA2,FB2,FC2に打ち克って姿勢操作部材31を進退させるためには、姿勢変更用駆動源に大きな駆動力が要求され、姿勢変更用駆動源が大型化する。
この発明の目的は、湾曲した細長形状のガイド部の先端に設けられた作業具の姿勢を遠隔操作で精度良く変更することができ、作業具を姿勢変更させるための駆動源が小型のもので済む遠隔操作型アクチュエータを提供することである。
この発明の他の目的は、遠隔操作型アクチュエータの構成部品である姿勢操作部材を、ガイド部の形状に合った適正な形状に容易に成形することができる塑性加工方法を提供することである。
この発明にかかる遠隔操作型アクチュエータは、湾曲した細長形状のガイド部と、このガイド部の先端に姿勢変更自在に取付けられた先端部材と、この先端部材に設けた作業具と、この作業具を駆動させる作業具用駆動源と、前記先端部材の姿勢を操作する姿勢変更用駆動源とを備え、前記ガイド部は、前記作業具用駆動源の駆動力を前記作業具に伝達する駆動軸と、両端に貫通し湾曲したガイド孔とを内部に有し、前記姿勢変更用駆動源により駆動されて進退動作することにより前記先端部材を姿勢変更させるワイヤ状の姿勢操作部材を前記ガイド孔内に進退自在に挿通し、前記姿勢操作部材を、前記ガイド孔に未挿通の自然状態で、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ湾曲形状としたことを特徴とする。
この構成によれば、先端部材に設けた作業具により、所定の作業が行われる。その場合に、姿勢変更用駆動源により姿勢操作部材を進退させると、この姿勢操作部材が先端部材に対し作用することにより、ガイド部の先端に姿勢変更自在に取付けられた先端部材が姿勢変更する。姿勢変更用駆動源は、先端部材から離れた位置に設けられており、上記先端部材の姿勢変更は遠隔操作で行われる。姿勢操作部材はガイド孔に挿通されているため、姿勢操作部材が長手方向と交差する方向に位置ずれすることがなく、常に先端部材に対し適正に作用することができ、先端部材の姿勢変更動作が正確に行われる。また、姿勢操作部材はワイヤ状であって可撓性を有するため、ガイド部が湾曲していても姿勢変更動作が確実に行われる。
姿勢操作部材は、ガイド孔に未挿通の自然状態で、ガイド孔の湾曲形状と同じ形状であるため、ガイド孔に姿勢操作部材を挿通した状態において姿勢操作部材とガイド孔の内壁面間の摩擦力が小さく、姿勢操作部材の伸縮が生じ難くい。そのため、姿勢操作部材の伸縮による誤差が少なく、高精度な先端部材の姿勢変更制御が可能である。また、姿勢操作部材とガイド孔の内壁面間の摩擦力が小さいため、姿勢操作部材を進退させるのに大きな力を必要とせず、姿勢変更用駆動源が小型のもので済む。
この発明において、前記姿勢変更用駆動源は、前記姿勢操作部材の先端が前記先端部材を押圧するように姿勢操作部材を進退させるものであり、この姿勢操作部材の進退動作が前記先端部材に与える力に対抗する力を前記先端部材に与える対抗力付与手段を設け、前記姿勢操作部材が前記先端部材に与える力と前記対抗力付与手段が前記先端部材に与える力とのバランスによって前記先端部材の姿勢を変更ならびに維持させてもよい。
あるいは、前記姿勢変更用駆動源は、前記姿勢操作部材の先端が前記先端部材を引っ張るように姿勢操作部材を進退させるものであり、この姿勢操作部材の進退動作が前記先端部材に与える力に対抗する力を前記先端部材に与える対抗力付与手段を設け、前記姿勢操作部材が前記先端部材に与える力と前記対抗力付与手段が前記先端部材に与える力とのバランスによって前記先端部材の姿勢を変更ならびに維持させてもよい。
いずれあっても、姿勢操作部材で先端部材を良好に姿勢変更させることができる。
この発明において、前記姿勢操作部材は、塑性加工による塑性変形により、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ形状に成形されていても、あるいは切削加工により、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ形状に成形されていてもよい。
この発明において、前記駆動軸が回転軸である場合、前記ガイド部内の前記駆動軸を回転自在に支持する複数の転がり軸受を設け、隣合う転がり軸受間に、これら転がり軸受に対して予圧を与えるばね要素を設けるのがよい。
例えば作業具が回転式の工具であって、この工具を回転させて被加工物を切削加工する場合、加工の仕上がりを良くするには、工具を高速回転させて加工するのがよい。工具を高速回転させると、工具に作用する切削抵抗を低減させる効果もある。工具はガイド部内の細い駆動軸を介して回転力が伝達されるので、工具の高速回転を実現させるため、駆動軸を支持する転がり軸受に予圧をかけておくことが必要となる。この予圧のためのばね要素を隣合う転がり軸受間に設ければ、ガイド部の径を大きくせずにばね要素を設けられる。
この発明において、前記先端部材は前記ガイド部の先端に先端部材連結部を介して任意方向に傾動可能に連結され、前記ガイド孔およびこのガイド孔内に挿通された姿勢操作部材を、前記先端部材の傾動中心の周りの3箇所以上に設け、前記姿勢変更用駆動源を各姿勢操作部材に対して個別に設け、前記3箇所以上の姿勢操作部材が前記先端部材に与える力のバランスによって前記先端部材の姿勢を2軸方向に変更ならびに維持させるようにしてもよい。
先端部材の姿勢を2軸方向に変更ならびに維持させることができれば、先端部材に設けた作業具を精度良く位置決めすることができる。また、3つ以上の姿勢操作部材から先端部材に対して姿勢を変更、維持させる力が与えられるため、先端部材の姿勢安定性を高めることができる。
この発明において、前記作業具用駆動源および前記姿勢変更用駆動源の両方またはいずれか一方を、前記ガイド部の基端が結合された駆動部ハウジング内に設けてもよい。
作業具用駆動源および姿勢変更用駆動源の両方またはいずれか一方を駆動部ハウジング内に設ければ、駆動部ハウジングの外部に設けられる部品点数を減らして、遠隔操作型アクチュエータ全体の構成を簡略にできる。
また、前記作業具用駆動源および前記姿勢変更用駆動源を、前記ガイド部の基端が結合された駆動部ハウジング外に設けてもよい。
作業具用駆動源および姿勢変更用駆動源を駆動部ハウジング外に設ければ、駆動部ハウジングを小型化できる。そのため、駆動部ハウジングを持って遠隔操作型アクチュエータを操作する際の取扱性を向上させられる。
この発明にかかる姿勢操作部材の塑性加工方法は、前記ガイド孔の湾曲形状の曲率よりも曲率が大きく前記姿勢操作部材を移動拘束状態で嵌め込み可能な断面形状の溝を有する型を用い、自然状態で直線状の姿勢操作部材を、前記型の溝に嵌め込んで塑性変形させることを特徴とする。
自然状態で直線状の姿勢操作部材を型の溝に嵌め込むことで、姿勢操作部材が塑性変形し、目標とする湾曲形状に成形される。溝の曲率をガイド孔の湾曲形状の曲率よりも大きくする理由は、溝から外した姿勢操作部材が弾性変形分だけ元に戻ることを考慮し、その戻り分だけ型では余計に曲げておくためである。なお、湾曲形状の曲率とは、全体または各部の曲率を限定的に指すものではなく、全体の曲がり具合という広い意味合いを含む。したがって、ガイド孔の形状は、厳密な円弧状に限定せず、円弧以外の2次曲線形状またはそれに近い曲線であってもよい。
この発明の遠隔操作型アクチュエータは、湾曲した細長形状のガイド部と、このガイド部の先端に姿勢変更自在に取付けられた先端部材と、この先端部材に設けた作業具と、この作業具を駆動させる作業具用駆動源と、前記先端部材の姿勢を操作する姿勢変更用駆動源とを備え、前記ガイド部は、前記作業具用駆動源の駆動力を前記作業具に伝達する駆動軸と、両端に貫通し湾曲したガイド孔とを内部に有し、前記姿勢変更用駆動源により駆動されて進退動作することにより前記先端部材を姿勢変更させるワイヤ状の姿勢操作部材を前記ガイド孔内に進退自在に挿通し、前記姿勢操作部材を、前記ガイド孔に未挿通の自然状態で、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ形状としたため、湾曲した細長形状のガイド部の先端に設けられた作業具の姿勢を遠隔操作で精度良く変更することができ、作業具を姿勢変更させるための駆動源が小型のもので済む。
この発明の姿勢操作部材の塑性加工方法は、前記姿勢操作部材を嵌め込み可能な断面形状で曲率が前記ガイド孔の湾曲形状の曲率よりも大きい溝を有する型を用い、自然状態で直線状の姿勢操作部材を、前記型の溝に嵌め込んで塑性変形させることにより、姿勢操作部材をガイド部の形状に合った適正な形状に容易に成形することができる。
この発明の実施形態にかかる遠隔操作型アクチュエータの概略構成を示す図である。 (A)は同遠隔操作型アクチュエータの先端部材およびガイド部の断面図、(B)はそのIIB−IIB断面図、(C)は先端部材と駆動軸との連結構造を示す図である。 (A)は同遠隔操作型アクチュエータの作業具用駆動機構および姿勢変更用駆動機構の正面図に制御系を組み合わせて表示した図、(B)はそのIIIB−IIIB断面図である。 (A)は同遠隔操作型アクチュエータの姿勢操作部材を塑性加工する型および塑性加工前の姿勢操作部材の斜視図、(B)は塑性加工後の姿勢操作部材の斜視図である。 (A)は従来のガイドパイプと姿勢操作部材の関係を示す説明図、(B)はこの発明のガイドパイプと姿勢操作部材の関係を示す説明図である。 (A)はこの発明の異なる実施形態にかかる遠隔操作型アクチュエータの先端部材およびガイド部の断面図、(B)はそのVIB−VIB断面図である。 (A)はこの発明のさらに異なる実施形態にかかる遠隔操作型アクチュエータの先端部材およびガイド部の断面図、(B)はそのVIIB−VIIB断面図である。 (A)はこの発明のさらに異なる実施形態にかかる遠隔操作型アクチュエータの先端部材およびガイド部の断面図、(B)はそのVIIIB−VIIIB断面図である。 同遠隔操作型アクチュエータの作業具用駆動機構および姿勢変更用駆動機構の側面図である。 この発明のさらに異なる実施形態にかかる遠隔操作型アクチュエータの概略構成を示す図である。 同遠隔操作型アクチュエータの作業具用駆動機構および姿勢変更用駆動機構の構成を示す図である。 同作業具用駆動機構の作業具用ケーブルの断面図である。 同姿勢変更用駆動機構の姿勢変更用ケーブルの断面図である。
この発明の実施形態を図1〜図3と共に説明する。図1において、この遠隔操作型アクチュエータは、作業具である回転式の工具1を保持する先端部材2と、この先端部材2が先端に姿勢変更自在に取付けられた湾曲した細長形状のガイド部3と、このガイド部3の基端が結合された駆動部ハウジング4aと、この駆動部ハウジング4a内の作業具用駆動機構4bおよび姿勢変更用駆動機構4cを制御するコントローラ5とを備える。この例では、ガイド部3は、外形が丸棒状で、各部の曲率がほぼ一律な円弧状である。駆動部ハウジング4aは、内蔵の作業具用駆動機構4bおよび姿勢変更用駆動機構4cと共に駆動部4を構成する。
図2に示すように、先端部材2は、略円筒状のハウジング11の内部に、一対の軸受12によりスピンドル13が回転自在に支持されている。スピンドル13は、先端側が開口した筒状で、中空部に工具1のシャンク1aが嵌合状態に挿入され、回り止めピン14によりシャンク1aが回転不能に結合される。この先端部材2は、先端部材連結部15を介してガイド部3の先端に取付けられる。先端部材連結部15は、先端部材2を姿勢変更自在に支持する手段であり、球面軸受からなる。具体的には、先端部材連結部15は、ハウジング11の基端の内径縮径部からなる被案内部11aと、ガイド部3の先端に固定された抜け止め部材21の鍔状部からなる案内部21aとで構成される。両者11a,21aの互いに接する各案内面F1,F2は、スピンドル13の中心線CL上に曲率中心Oが位置し、基端側ほど径が小さい球面とされている。これにより、ガイド部3に対して先端部材2が抜け止めされるとともに、姿勢変更自在に支持される。この例は、曲率中心Oを通るX軸回りに先端部材2が姿勢変更する構成であるため、案内面F1,F2が、点Oを通るX軸を軸心とする円筒面であってもよい。
ガイド部3は、駆動部ハウジング4a内の作業具用駆動源41(図3)の回転力を前記スピンドル13へ伝達する駆動軸22を有する。この例では、駆動軸22はワイヤとされ、ある程度の弾性変形が可能である。ワイヤの材質としては、例えば金属、樹脂、グラスファイバー等が用いられる。ワイヤは単線であっても、撚り線であってもよい。図2(C)に示すように、スピンドル13と駆動軸22とは、自在継手等の継手23を介して回転伝達可能に接続されている。継手23は、スピンドル13の閉塞した基端に設けられた溝13aと、駆動軸22の先端に設けられ前記溝13aに係合する突起22aとで構成される。上記溝13aと突起22aとの連結箇所の中心は、前記案内面F1,F2の曲率中心Oと同位置である。駆動軸22と突起22aとは別部材として構成してもよい。
ガイド部3は、このガイド部3の外郭となる外郭パイプ25を有し、この外郭パイプ25の中心に前記駆動軸22が位置する。駆動軸22は、それぞれ軸方向に離れて配置された複数の転がり軸受26によって回転自在に支持されている。各転がり軸受26間には、これら転がり軸受26に予圧を発生させるためのばね要素27A,27Bが設けられている。ばね要素27A,27Bは、例えば圧縮コイルばねである。転がり軸受26の内輪に予圧を発生させる内輪用ばね要素27Aと、外輪に予圧を発生させる外輪用ばね要素27Bとがあり、これらが交互に配置されている。前記抜け止め部材21は、固定ピン28により外郭パイプ25のパイプエンド部25aに固定され、その先端内周部で転がり軸受29を介して駆動軸22の先端部を回転自在に支持している。パイプエンド部25aは、外郭パイプ25と別部材とし、溶接等により結合してもよい。
外郭パイプ25の内径面と駆動軸22の間には、両端に貫通する1本のガイドパイプ30が設けられ、このガイドパイプ30の内径孔であるガイド孔30a内に、ワイヤからなる姿勢操作部材31が進退自在に挿通されている。姿勢操作部材31用のワイヤとしては、前記駆動軸22と同様のワイヤが用いられる。すなわち、例えば金属、樹脂、グラスファイバー等が用いられる。ワイヤは単線であっても、撚り線であってもよい。また、形状記憶合金を用いても良い。姿勢操作部材31の先端は球面状で、その球面状の先端が、ハウジング11の基端面に形成された径方向の溝部11bの底面に当接している。溝部11bおよび姿勢操作部材31は回転防止機構37を構成し、溝部11bに挿入された姿勢操作部材31の先端部が溝部11bの側面に当たることで、先端部材2がガイド部3に対して先端部材2の中心線CL回りに回転するのを防止している。
上記姿勢操作部材31が位置する周方向位置に対し180度の位相の位置には、先端部材2のハウジング11の基端面とガイド部3の外郭パイプ25の先端面との間に、例えば圧縮コイルばねからなる対抗力付与手段32が設けられている。対抗力付与手段32は、姿勢操作部材31の進退動作が先端部材2に与える力に対抗する力を先端部材2に与えるものである。
また、外郭パイプ25の内径面と駆動軸22の間には、前記ガイドパイプ30とは別に、このガイドパイプ30と同一ピッチ円C上に、複数本の補強シャフト34が配置されている。これらの補強シャフト34は、ガイド部3の剛性を確保するためのものである。ガイドパイプ30と補強シャフト34の配列間隔は等間隔とされている。ガイドパイプ30および補強シャフト34は、外郭パイプ25の内径面におよび前記転がり軸受26の外径面に接している。これにより、転がり軸受26の外径面を支持している。
ガイド部3を構成する上記外郭パイプ25、ガイドパイプ30、および補強シャフト34は、いずれも全長にわたって湾曲していて、互いに同じ湾曲形状に形成されている。これら外郭パイプ25、ガイドパイプ30、および補強シャフト34は、本例では各部の曲率がほぼ一律な円弧状であるが、円弧以外の2次曲線形状またはそれに近い曲線であってもよい。
上記姿勢操作部材31としては、予めガイドパイプ30のガイド孔30aの湾曲形状に合わせて塑性変形させた湾曲形状のものが用いられる。姿勢操作部材31は、ある程度弾性変形が可能な材質とされるが、外力の作用しない自然状態で上記湾曲形状を保つように塑性変形させるものとする。この塑性変形には、図4に示す型50が用いられる。型50は、ガイド孔30aの湾曲形状の曲率よりも曲率が大きく姿勢操作部材31を移動拘束状態で嵌め込み可能な断面形状の溝51を有する。例えば、ガイド孔30aの曲率半径R1が300mmである場合、溝51の曲率半径R2は200mmとする。自然状態で直線状の素材としての姿勢操作部材31´を型50の溝51に嵌め込んで所定時間保持することで、目標とする湾曲形状の姿勢操作部材31に塑性変形させる。溝51の曲率をガイド孔30aの湾曲形状の曲率よりも大きくする理由は、溝51から外した姿勢操作部材31が弾性変形分だけ元に戻ることを考慮し、その戻り分だけ余計に曲げておくためである。
図3は、駆動部ハウジング4a内の作業具用駆動機構4bおよび姿勢変更用駆動機構4cを示す。作業具用駆動機構4bは、コントローラ5により制御される作業具用駆動源41を備える。作業具用駆動源41は、例えば電動モータであり、その出力軸41aが前記駆動軸22の基端に結合させてある。姿勢変更用駆動機構4cは、コントローラ5により制御される姿勢変更用駆動源42を備える。姿勢変更用駆動源42は、例えば電動リニアアクチュエータであり、図3(A)の左右方向に移動する出力ロッド42aの動きが、増力伝達機構43を介して前記姿勢操作部材31に伝達される。
増力伝達機構43は、支軸43a回りに回動自在なレバー43bを有し、このレバー43bにおける支軸43aからの距離が長い作用点P1に出力ロッド42aの力が作用し、支軸43aからの距離が短い力点P2で姿勢操作部材31に力を与える構成であり、姿勢変更用駆動源42の出力が増力して姿勢操作部材31に伝達される。増力伝達機構43を設けると、小さな出力のリニアアクチュエータでも姿勢操作部材31に大きな力を与えることができるので、リニアアクチュエータの小型化が可能になる。なお、駆動軸22は、レバー43bに形成された開口44を貫通させてある。なお、電動アクチュエータ等を設ける代わりに、手動により先端部材2の姿勢を遠隔操作してもよい。
姿勢変更用駆動機構4cには、姿勢変更用駆動源42の動作量を検出する動作量検出器45が設けられている。この動作量検出器45の検出値は、姿勢検出手段46に出力される。姿勢検出手段46は、動作量検出器45の出力により、先端部材2のX軸(図2)回りの傾動姿勢を検出する。姿勢検出手段46は、上記傾動姿勢と動作量検出器45の出力信号との関係を演算式またはテーブル等により設定した関係設定手段(図示せず)を有し、入力された出力信号から前記関係設定手段を用いて傾動姿勢を検出する。この姿勢検出手段46は、コントローラ5に設けられたものであっても、あるいは外部の制御装置に設けられたものであってもよい。
また、姿勢変更用駆動機構4cには、電動アクチュエータである姿勢変更用駆動源42に供給される電力量を検出する供給電力計47が設けられている。この供給電力計47の検出値は、荷重検出手段48に出力される。荷重検出手段48は、供給電力計47の出力により、先端部材2に作用する荷重を検出する。荷重検出手段48は、上記荷重と供給電力計47の出力信号との関係を演算式またはテーブル等により設定した関係設定手段(図示せず)を有し、入力された出力信号から前記関係設定手段を用いて荷重を検出する。この荷重検出手段48は、コントローラ5に設けられたものであっても、あるいは外部の制御装置に設けられたものであってもよい。
コントローラ5には、工具1の回転・停止指令信号を出力する工具回転用操作具5a(図1)と、先端部材2の姿勢変更指令信号を出力する姿勢変更用操作具5b(図1)とが設けられている。コントローラ5は、電子演算回路(図示せず)と制御プログラム(図示せず)とを内蔵し、前記工具回転用操作具5aおよび姿勢変更用操作具5bからの指令信号と、前記姿勢検出手段46および荷重検出手段48からの検出信号とに基づき、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42を制御する。
この遠隔操作型アクチュエータの動作を説明する。
工具回転用操作具5aを操作して作業具用駆動源41を駆動させると、その回転力が駆動軸22を介してスピンドル13に伝達されて、スピンドル13と共に工具1が回転する。工具1を回転させて骨等を切削加工する際に先端部材2に作用する荷重は、供給電力計47の検出値から、荷重検出手段48によって検出される。このように検出される荷重の値に応じて遠隔操作型アクチュエータ全体の送り量や後記先端部材2の姿勢変更を制御することにより、先端部材2に作用する荷重を適正に保った状態で骨の切削加工を行える。
また、姿勢変更用操作具5bを操作して姿勢変更用駆動源42を駆動させることで、姿勢操作部材31を進退させて、先端部材2の姿勢変更を行う。例えば、姿勢変更用駆動源42により姿勢操作部材31を先端側へ進出させると、姿勢操作部材31によって先端部材2のハウジング11が押されて、先端部材2は図2(A)において先端側が下向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。逆に、姿勢変更用駆動源42により姿勢操作部材31を後退させると、対抗力付与手段32の弾性反発力によって先端部材2のハウジング11が押し戻され、先端部材2は図2(A)において先端側が上向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。その際、先端部材連結部15には、姿勢操作部材31の圧力、対抗力付与手段32の弾性反発力、および抜け止め部材21からの反力が作用しており、これらの作用力の釣り合いにより先端部材2の姿勢が決定される。先端部材2の姿勢は、動作量検出器45の検出値から、姿勢検出手段46によって検出される。そのため、遠隔操作で先端部材2の姿勢を適正に制御できる。
姿勢操作部材31はガイド孔30aに挿通されているため、姿勢操作部材31が長手方向と交差する方向に位置ずれすることがなく、常に先端部材2に対し適正に作用することができ、先端部材2の姿勢変更動作が正確に行われる。また、スピンドル13と駆動軸22との連結箇所の中心が案内面F1,F2の曲率中心Oと同位置であるため、先端部材2の姿勢変更によって駆動軸22に対して押し引きする力がかからず、先端部材2を円滑に姿勢変更できる。
仮に、図5(A)のように、湾曲形状のガイド孔30a内に、自然状態で直線状であるワイヤ状の姿勢操作部材31を進退自在に挿通した場合は、「発明が解決しようとする課題」の欄で説明したように、姿勢勢操作部材31の進退時に、姿勢操作部材31とガイド孔30aの内壁面間に摩擦力FA2,FB2,FC2が発生する。しかし、この実施形態では、図5(B)に示すように、姿勢操作部材31は、ガイド孔30aに未挿通の自然状態で、ガイド孔30aの湾曲形状と同じ湾曲形状であるため、ガイド孔30aに姿勢操作部材31を挿通した状態において姿勢操作部材31とガイド孔30aの内壁面間の摩擦力が小さく、姿勢操作部材31の伸縮が生じ難くい。そのため、姿勢操作部材31の伸縮による誤差が少なく、高精度な先端部材2の姿勢変更制御が可能である。また、姿勢操作部材31とガイド孔30aの内壁面間の摩擦力が小さいため、姿勢操作部材31を進退させるのに大きな力を必要とせず、姿勢変更用駆動源42が小型のもので済む。
また、先端部材2がガイド部3に対して先端部材2の中心線CL回りに回転するのを防止する回転防止機構37が設けられているため、姿勢操作部材31の進退を制御する姿勢操作用駆動機構4cやその制御装置の故障等により工具1を保持する先端部材2が制御不能となった場合でも、先端部材2が中心線CL回りに回転して加工箇所の周りを傷つけたり、先端部材2自体が破損したりすることを防止できる。
この遠隔操作型アクチュエータは、例えば人工関節置換手術において骨の髄腔部を削るのに使用されるものであり、施術時には、先端部材2の全部または一部が患者の体内に挿入して使用される。このため、上記のように先端部材2の姿勢を遠隔操作で変更できれば、常に工具1を適正な姿勢に保持した状態で骨の加工をすることができ、人工関節挿入用穴を精度良く仕上げることができる。
細長形状であるガイド部3には、駆動軸22および姿勢操作部材31を保護状態で設ける必要があるが、外郭パイプ25の中心部に駆動軸22を設け、外郭パイプ25と駆動軸22との間に、姿勢操作部材31を収容したガイドパイプ30と補強シャフト34とを円周方向に並べて配置した構成としたことにより、駆動軸22および姿勢操作部材31を保護し、かつ内部を中空して軽量化を図りつつ剛性を確保できる。また、全体のバランスも良い。
駆動軸22を支持する転がり軸受26の外径面を、ガイドパイプ30と補強シャフト34とで支持させたため、余分な部材を用いずに転がり軸受26の外径面を支持できる。また、ばね要素27A,27Bにより転がり軸受26に予圧がかけられているため、ワイヤからなる駆動軸22を高速回転させることができる。そのため、スピンドル13を高速回転させて加工することができ、加工の仕上がりが良く、工具1に作用する切削抵抗を低減させられる。ばね要素27A,27Bは隣合う転がり軸受26間に設けられているので、ガイド部3の径を大きくせずにばね要素27A,27Bを設けることができる。
この実施形態では、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42が共通の駆動部ハウジング4a内に設けられている。そのため、遠隔操作型アクチュエータ全体の構成を簡略にできる。作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42のいずれか一方だけを駆動部ハウジング4a内に設けてもよい。また、後で説明するように、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42を駆動部ハウジング4aの外に設けてもよい。
上記実施形態は、姿勢操作部材31がハウジング11を押すことにより先端部材2の姿勢変更を行うが、図6のように、ワイヤ状の姿勢操作部材31の先端とハウジング11とを連結部材31aで連結し、姿勢変更用駆動源(図示せず)により姿勢操作部材31を基端側へ後退させることで、姿勢操作部材31がハウジング11を引っ張って先端部材2の姿勢変更を行うようにしてもよい。この場合、対抗力付与手段32は引っ張りコイルばねとする。
図7は異なる実施形態を示す。この遠隔操作型アクチュエータは、外郭パイプ25内の互いに180度の位相にある周方向位置に2本のガイドパイプ30を設け、そのガイドパイプ30の内径孔であるガイド孔30a内に、前記同様の姿勢操作部材31が進退自在に挿通してある。2本のガイドパイプ30間には、ガイドパイプ30と同一ピッチ円C上に複数本の補強シャフト34が配置されている。案内面F1,F2は、曲率中心が点Oである球面、または点Oを通るX軸を軸心とする円筒面である。各姿勢操作部材31の球面状の先端が、それぞれハウジング11の基端面に形成された径方向の溝11bの底面に当接しており、これら溝部11bおよび姿勢操作部材31で、先端部材2がガイド部3に対して先端部材2の中心線CL回りに回転するのを防止する回転防止機構37を構成する。
駆動部4(図示せず)には、2本の姿勢操作部材31をそれぞれ個別に進退操作させる2つの姿勢変更用駆動源42(図示せず)が設けられており、これら2つの姿勢変更用駆動源42を互いに逆向きに駆動することで先端部材2の姿勢変更を行う。例えば、図7における上側の姿勢操作部材31を先端側へ進出させ、かつ下側の姿勢操作部材31を後退させると、上側の姿勢操作部材31によって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は図7(A)において先端側が下向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。両姿勢操作部材31をそれぞれ上記進退方向と逆に進退させると、下側の姿勢操作部材31によって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は図7(A)において先端側が上向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。
このように、互いに180度の位相に配置した2本の姿勢操作部材31を互いに逆向きに進退させることによっても、先端部材2を姿勢変更することができる。この姿勢変更時、2本の姿勢操作部材31のうち一方が先端部材2に姿勢変更用の力を与えるとき、もう一方の姿勢操作部材31は、上記姿勢変更用の力に対抗する力を先端部材に与える対抗力付与手段として機能する。
先端部材連結部15には、上下2つの姿勢操作部材31の圧力、および抜け止め部材21からの反力が作用しており、これらの作用力の釣り合いにより先端部材2の姿勢が決定される。この構成では、2つの姿勢操作部材31で先端部材2のハウジング11に加圧するため、1つ姿勢操作部材31だけで加圧する前記実施形態に比べ、先端部材2の姿勢安定性を高めることができる。
図8はさらに異なる実施形態を示す。この遠隔操作型アクチュエータは、外郭パイプ25内の互いに120度の位相にある周方向位置に3本のガイドパイプ30を設け、そのガイドパイプ30の内径孔であるガイド孔30a内に前記同様の姿勢操作部材31が進退自在に挿通してある。3本のガイドパイプ30間には、ガイドパイプ30と同一ピッチ円C上に複数本の補強シャフト34が配置されている。案内面F1,F2は曲率中心が点Oである球面であり、先端部材2は任意方向に傾動可能である。この場合、ハウジング11の溝11bおよび姿勢操作部材31で、先端部材2がガイド部3に対して先端部材2の中心線CL回りに回転するのを防止する回転防止機構37を構成する。
駆動部4には、3つの姿勢操作部材31(31U,31L,31R)をそれぞれ個別に進退操作させる3つの姿勢変更用駆動源42(42U,42L,42R)(図9)が設けられており、これら3つの姿勢変更用駆動源42を互いに連係させて駆動することで先端部材2の姿勢変更を行う。
例えば、図8における上側の1つの姿勢操作部材31Uを先端側へ進出させ、かつ他の2つの姿勢操作部材31L,31Rを後退させると、上側の姿勢操作部材31Uによって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は図8(A)において先端側が下向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。このとき、各姿勢操作部材31の進退量が適正になるよう、各姿勢変更用駆動源42が制御される。各姿勢操作部材31を逆に進退させると、左右の姿勢操作部材31L,31Rによって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は図8(A)において先端側が上向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。
また、上側の姿勢操作部材31Uは静止させた状態で、左側の姿勢操作部材31Lを先端側へ進出させ、かつ右側の姿勢操作部材31Rを後退させると、左側の姿勢操作部材31Lによって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は右向き、すなわち図8(A)において紙面の裏側向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。左右の姿勢操作部材31L,31Rを逆に進退させると、右の姿勢操作部材31Rによって先端部材2のハウジング11が押されることにより、先端部材2は左向きとなる側へ案内面F1,F2に沿って姿勢変更する。
このように姿勢操作部材31を円周方向の3箇所に設けることにより、先端部材2を上下左右の2軸(X軸、Y軸)の方向に姿勢変更することができる。この姿勢変更時、3本の姿勢操作部材31のうちの1本または2本が先端部材2に姿勢変更用の力を与えるとき、残りの2本または1本の姿勢操作部材31は、上記姿勢変更用の力に対抗する力を先端部材に与える対抗力付与手段として機能する。
先端部材連結部15には、3つの姿勢操作部材31の圧力、および抜け止め部材21からの反力が作用しており、これらの作用力の釣り合いにより先端部材2の姿勢が決定される。この構成では、3つの姿勢操作部材31で先端部材2のハウジング11に加圧するため、さらに先端部材2の姿勢安定性を高めることができる。姿勢操作部材31の数をさらに増やせば、先端部材2の姿勢安定性をより一層高めることができる。
図8のように姿勢操作部材31が周方向の3箇所に設けられている場合、姿勢変更用駆動機構4cを例えば図9のように構成することができる。すなわち、各姿勢操作部材31(31U,31L,31R)をそれぞれ個別に進退操作させる3つの姿勢変更用駆動源42(42U,42L,42R)を左右並列に配置すると共に、各姿勢変更用駆動源42に対応するレバー43b(43bU,43bL,43bR)を共通の支軸43a回りに回動自在に設け、各レバー43bにおける支軸43aからの距離が長い作用点P1(P1U,P1L,P1R)に各姿勢変更用駆動源42の出力ロッド42a(42aU,42aL,42aR)の力が作用し、支軸43aからの距離が短い力点P2(P2U,P2L,P2R)で姿勢操作部材31に力を与える構成としてある。これにより、各姿勢変更用駆動源42の出力が増力して対応する姿勢操作部材31に伝達させることができる。なお、駆動軸22は、上側の姿勢操作部材31U用のレバー43bUに形成された開口44を貫通させてある。
図10〜図13は、作業具用駆動機構および姿勢変更用駆動機構の構成が異なる実施形態を示す。前記実施形態は、作業具用駆動機構4bの作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動機構4cの姿勢変更用駆動源42が駆動部ハウジング4a内に設けられているのに対し、図10〜図13の実施形態は、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42が駆動部ハウジング4aとは別の駆動源ハウジング60に設けられている。
この実施形態の作業具用駆動機構61は、駆動源ハウジング60に設けた作業具用駆動源41の出力軸41aの回転を、作業具用ケーブル62のインナワイヤ64(図12)により、駆動部ハウジング4a内の駆動軸22の基端へ伝達する。作業具用ケーブル62は、例えば図12に示す構造をしている。すなわち、可撓性のアウタチューブ63の中心に、可撓性のインナワイヤ64が、複数の転がり軸受66によって回転自在に支持されている。そして、インナワイヤ64の両端が、作業具用駆動源41の出力軸41aおよび駆動軸22の基端にそれぞれ繋がれている。各転がり軸受66間には、これら転がり軸受66に予圧を発生させるためのばね要素67A,67Bが設けられている。ばね要素67A,67Bは、例えば圧縮コイルばねである。転がり軸受66の内輪に予圧を発生させる内輪用ばね要素67Aと、外輪に予圧を発生させる外輪用ばね要素67Bとがあり、これらが交互に配置されている。このように、ばね要素67A,67Bにより転がり軸受66に予圧をかけることにより、インナワイヤ64を高速回転させることができる。市販されているフレキシブルシャフトを使用してもよい。
また、この実施形態の姿勢変更用駆動機構71は、駆動源ハウジング60に設けた姿勢変更用駆動源42の動作を、姿勢変更用ケーブル72を介して駆動部ハウジング4a内の駆動機構部78へ伝達する。駆動機構部78は、前記実施形態の姿勢変更用駆動機構4cから姿勢変更用駆動源42を除いたものに相当し、姿勢変更用駆動機構4cにおける姿勢変更用駆動源42の出力ロッド42aの代わりに、先端がレバー43bに当接した状態で駆動部ハウジング4aに対して進退する進退部材75が設けられている。進退部材75は、例えばボールねじ等のねじ機構75aにより回転運動を直進運動に変換させることで、駆動部ハウジング4aに対して進退させる。その場合、姿勢変更用駆動源42はロータリアクチュエータであって、この姿勢変更用駆動源42の回転を、姿勢変更用ケーブル72のインナワイヤ74(図13)により進退部材75へ伝達する。
姿勢変更用ケーブル72は、前記作業具用ケーブル62と同じ構造であり、例えば図13に示す構造をしている。すなわち、可撓性のアウタチューブ73の中心に、可撓性のインナワイヤ74が、複数の転がり軸受76によって回転自在に支持されている。そして、インナワイヤ74の両端が、姿勢変更用駆動源42の出力軸42aおよび進退部材75にそれぞれ繋がれている。各転がり軸受76間には、これら転がり軸受76に予圧を発生させるためのばね要素77A,77Bが設けられている。ばね要素77A,77Bは、例えば圧縮コイルばねである。転がり軸受76の内輪に予圧を発生させる内輪用ばね要素77Aと、外輪に予圧を発生させる外輪用ばね要素77Bとがあり、これらが交互に配置されている。このように、ばね要素77A,77Bにより転がり軸受76に予圧をかけることにより、インナワイヤ74を高速回転させることができる。市販されているフレキシブルシャフトを使用しても良い。
図10に示すように、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42を制御するコントローラ5は、駆動源ハウジング60に接続されている。先端部材2およびガイド部3は、前記各実施形態のいずれかと同じ構成である。
この実施形態のように、作業具用駆動源41および姿勢変更用駆動源42を駆動部ハウジング4aの外部に設けることにより、駆動部ハウジング4aを小型化することができる。そのため、駆動部ハウジング4aを持って遠隔操作型アクチュエータを操作する際の取扱性を向上させることができる。
上記各実施形態は、作業具が回転する工具1である例を示すが、作業具は把持具等の他の作業具であってもよい。また、この発明は、医療用の遠隔操作型アクチュエータに限らず、機械加工等の他の分野で用いられる遠隔操作型アクチュエータにも適用できる。
1…工具(作業具)
2…先端部材
3…ガイド部
4a…駆動部ハウジング
15…先端部材連結部
22…駆動軸
26,29…転がり軸受
27A,27B…ばね要素
30…ガイドパイプ
30a…ガイド孔
31…姿勢操作部材
32…対抗力付与手段
41…作業具用駆動源
42…姿勢変更用駆動源
50…型
51…溝

Claims (10)

  1. 湾曲した細長形状のガイド部と、このガイド部の先端に姿勢変更自在に取付けられた先端部材と、この先端部材に設けた作業具と、この作業具を駆動させる作業具用駆動源と、前記先端部材の姿勢を操作する姿勢変更用駆動源とを備え、
    前記ガイド部は、前記作業具用駆動源の駆動力を前記作業具に伝達する駆動軸と、両端に貫通し湾曲したガイド孔とを内部に有し、前記姿勢変更用駆動源により駆動されて進退動作することにより前記先端部材を姿勢変更させるワイヤ状の姿勢操作部材を前記ガイド孔内に進退自在に挿通し、
    前記姿勢操作部材を、前記ガイド孔に未挿通の自然状態で、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ湾曲形状としたことを特徴とする遠隔操作型アクチュエータ。
  2. 請求項1において、前記姿勢変更用駆動源は、前記姿勢操作部材の先端が前記先端部材を押圧するように姿勢操作部材を進退させるものであり、この姿勢操作部材の進退動作が前記先端部材に与える力に対抗する力を前記先端部材に与える対抗力付与手段を設け、前記姿勢操作部材が前記先端部材に与える力と前記対抗力付与手段が前記先端部材に与える力とのバランスによって前記先端部材の姿勢を変更ならびに維持させる遠隔操作型アクチュエータ。
  3. 請求項1において、前記姿勢変更用駆動源は、前記姿勢操作部材の先端が前記先端部材を引っ張るように姿勢操作部材を進退させるものであり、この姿勢操作部材の進退動作が前記先端部材に与える力に対抗する力を前記先端部材に与える対抗力付与手段を設け、前記姿勢操作部材が前記先端部材に与える力と前記対抗力付与手段が前記先端部材に与える力とのバランスによって前記先端部材の姿勢を変更ならびに維持させる遠隔操作型アクチュエータ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記姿勢操作部材は、塑性加工による塑性変形により、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ形状に成形されている遠隔操作型アクチュエータ。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、前記姿勢操作部材は、切削加工により、前記ガイド孔の湾曲形状と同じ形状に成形されている遠隔操作型アクチュエータ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記駆動軸は回転軸であり、前記ガイド部内の前記駆動軸を回転自在に支持する複数の転がり軸受を設け、隣合う転がり軸受間に、これら転がり軸受に対して予圧を与えるばね要素を設けた遠隔操作型アクチュエータ。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、前記先端部材は前記ガイド部の先端に先端部材連結部を介して任意方向に傾動可能に連結され、前記ガイド孔およびこのガイド孔内に挿通された姿勢操作部材を、前記先端部材の傾動中心の周りの3箇所以上に設け、前記姿勢変更用駆動源を各姿勢操作部材に対して個別に設け、前記3箇所以上の姿勢操作部材が前記先端部材に与える力のバランスによって前記先端部材の姿勢を2軸方向に変更ならびに維持させるものとした遠隔操作型アクチュエータ。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、前記作業具用駆動源および前記姿勢変更用駆動源の両方またはいずれか一方を、前記ガイド部の基端が結合された駆動部ハウジング内に設けた遠隔操作型アクチュエータ。
  9. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、前記作業具用駆動源および前記姿勢変更用駆動源を、前記ガイド部の基端が結合された駆動部ハウジング外に設けた遠隔操作型アクチュエータ。
  10. 請求項4に記載の姿勢操作部材の塑性加工方法であって、前記ガイド孔の湾曲形状の曲率よりも曲率が大きく前記姿勢操作部材を移動拘束状態で嵌め込み可能な断面形状の溝を有する型を用い、自然状態で直線状の姿勢操作部材を、前記型の溝に嵌め込んで塑性変形させることを特徴とする姿勢操作部材の塑性加工方法。
JP2009222304A 2009-09-28 2009-09-28 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法 Pending JP2011067506A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009222304A JP2011067506A (ja) 2009-09-28 2009-09-28 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法
US13/394,371 US20120160050A1 (en) 2009-09-28 2010-09-22 Remote-controlled actuator and plastic forming method for attitude altering member
PCT/JP2010/066387 WO2011037131A1 (ja) 2009-09-28 2010-09-22 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法
EP10818804A EP2484296A1 (en) 2009-09-28 2010-09-22 Remote operation actuator and plastic forming method for attitude operation member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009222304A JP2011067506A (ja) 2009-09-28 2009-09-28 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011067506A true JP2011067506A (ja) 2011-04-07

Family

ID=43795877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009222304A Pending JP2011067506A (ja) 2009-09-28 2009-09-28 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20120160050A1 (ja)
EP (1) EP2484296A1 (ja)
JP (1) JP2011067506A (ja)
WO (1) WO2011037131A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9445803B2 (en) 2011-11-23 2016-09-20 Howmedica Osteonics Corp. Filamentary suture anchor
US20140039552A1 (en) * 2012-08-03 2014-02-06 Howmedica Osteonics Corp. Soft tissue fixation devices and methods
WO2014176270A1 (en) 2013-04-22 2014-10-30 Pivot Medical, Inc. Method and apparatus for attaching tissue to bone
CN109623399B (zh) * 2019-02-14 2020-04-03 上海通成企业发展有限公司 一种弧形通孔钻孔设备

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025223Y2 (ja) * 1981-11-27 1985-07-29 オリンパス光学工業株式会社 体腔内処置用ドリル装置
JP2004097790A (ja) * 2002-07-16 2004-04-02 Nakanishi:Kk 医療用ハンドピース及び切削工具
JP2004174233A (ja) * 2002-11-13 2004-06-24 Nippon Cable Syst Inc 医療用ガイドワイヤの製造方法
JP2005328971A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Nakanishi:Kk 医療用ハンドピース
JP2007521916A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 メドトロニック・ゾーメド・インコーポレーテッド 高速度の外科用切除器具
JP2009131374A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Olympus Medical Systems Corp 処置具システムおよびマニピュレータシステム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2914455A1 (de) 1979-04-10 1980-10-23 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Vorrichtung zur herstellung einer aushoehlung in einem knochen
US4265231A (en) 1979-04-30 1981-05-05 Scheller Jr Arnold D Curved drill attachment for bone drilling uses

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6025223Y2 (ja) * 1981-11-27 1985-07-29 オリンパス光学工業株式会社 体腔内処置用ドリル装置
JP2004097790A (ja) * 2002-07-16 2004-04-02 Nakanishi:Kk 医療用ハンドピース及び切削工具
JP2004174233A (ja) * 2002-11-13 2004-06-24 Nippon Cable Syst Inc 医療用ガイドワイヤの製造方法
JP2007521916A (ja) * 2004-02-11 2007-08-09 メドトロニック・ゾーメド・インコーポレーテッド 高速度の外科用切除器具
JP2005328971A (ja) * 2004-05-19 2005-12-02 Nakanishi:Kk 医療用ハンドピース
JP2009131374A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Olympus Medical Systems Corp 処置具システムおよびマニピュレータシステム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2011037131A1 (ja) 2011-03-31
EP2484296A1 (en) 2012-08-08
US20120160050A1 (en) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2340772B1 (en) Remote-controlled actuator
JP5464892B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5289470B2 (ja) 可撓性ケーブル
WO2011037131A1 (ja) 遠隔操作型アクチュエータおよび姿勢操作部材の塑性加工方法
WO2010137603A1 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5202200B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
WO2010029741A1 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5538795B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5500890B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5557522B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5258495B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5495862B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5388702B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5388701B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
WO2012020648A1 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5500891B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5213654B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP2010046764A (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP2010046197A (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP2010051439A (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP2010088812A (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5258594B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ
JP5197293B2 (ja) 遠隔操作型アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140318