JP2011064983A - 画像形成装置 - Google Patents

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俊哉 古林
Yasuhiro Ishihara
康弘 石原
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Abstract

【課題】本体に対して作像ユニットが着脱可能に装着されるタイプの画像形成装置において、本体と作像ユニットとの間の電気的接続の信頼性を高めること。
【解決手段】画像形成装置の本体に、この本体と作像ユニット110Yとの間の接点(203、198)を通して作像ユニットに対して流すべき電流として、通常の動作時に流すべき通常電流と、通常電流よりも大きく設定された接点腐食防止用電流とを切り替えるためのスイッチ回路240を設ける。通常電流から接点腐食防止用電流へ所定のタイミングで一時的に切り替えるように、制御部200がスイッチ回路240を制御する。
【選択図】図5

Description

この発明は画像形成装置に関し、より詳しくは、本体を備え、この本体に対して、電子写真プロセスを実行するのに必要な感光体ドラムや現像器を含む作像ユニット(プロセスカートリッジとも呼ばれる。)が着脱可能に装着される、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関する。
画像形成装置の本体に対して作像ユニットが着脱可能に装着されるこの種の画像形成装置では、上記本体と作像ユニットとの間の通信ラインの電気的接続を行う接点として、金めっきに代えて、コスト低減の観点から、錫めっきされたものが使用されることがある。
しかし、錫めっきされた接点を使用する場合、接触力や接触回数、温度・湿度などの環境によっては、上記接点の表面に自然酸化皮膜(腐食)が発生するため、信頼性が低下することがある。
このため、例えば特許文献1(特開2007−26992号公報)では、スイッチに腐食が発生したことを推測或いは検出した際、スイッチの接点に発生する腐食を常時より過大な腐食除去電流を流すことにより除去するスイッチ接点腐食除去装置が提案されている。また、特許文献2(特開2005−294200号公報)では、接点が腐食して接触抵抗が増大すると、接点が閉状態のときの入力信号ライン電位が上昇することを検知して、電源電圧側からの電流で接点を加熱して、腐食を除去する接点腐食防止回路が提案されている。
特開2007−26992号公報 特開2005−294200号公報
しかしながら、上記特許文献1、2の技術は、画像形成装置の本体に対して作像ユニットが着脱可能に装着されるという事情を考慮したものではない。
そこで、この発明の課題は、本体に対して作像ユニットが着脱可能に装着されるタイプの画像形成装置であって、上記本体と作像ユニットとの間の電気的接続の信頼性を高めることができるものを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の画像形成装置は、
本体と、この本体に対して着脱可能に装着される電子写真プロセスを実行するための少なくとも一つの作像ユニットとを備え、上記本体に上記作像ユニットが装着されたとき上記本体と上記作像ユニットとが互いの接点を介して電気的に接続される画像形成装置において、
上記本体に、
上記接点を通して上記作像ユニットに対して流すべき電流として、通常の動作時に流すべき通常電流と、上記通常電流よりも大きく設定された接点腐食防止用電流とを切り替えるためのスイッチ回路と、
上記通常電流から上記接点腐食防止用電流へ所定のタイミングで一時的に切り替えるように、上記スイッチ回路を制御する制御部と
を備えたことを特徴とする。
本明細書で、「接点腐食防止」とは、接点の表面に発生した自然酸化皮膜を、通電における実害が生じる前に破壊することを意味する。
この発明の画像形成装置では、上記本体から上記作像ユニットに対して、上記接点を通して、上記接点腐食防止用電流が所定のタイミングで一時的に供給される。このタイミングは、通常の温度・湿度などの環境における接点腐食防止のためには、例えば数日間に1回、1回当たり1秒間で足りると考えられる。したがって、消費電力の無用な増大を避けながら、上記本体と作像ユニットとの間の接点の腐食を有効に防止できる。したがって、本体と作像ユニットとの間の電気的接続の信頼性を高めることができる。また、上記スイッチ回路と上記制御部とは、上記通常電流を供給するための構成要素を利用して構成可能である。したがって、上記接点の腐食防止を低コストで実現できる。さらに、上記本体に上記スイッチ回路と上記制御部とが設けられているので、上記本体に対して例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのような複数の作像ユニットが装着される場合であっても、1組の上記スイッチ回路と上記制御部とによって、それら複数の作像ユニットに対してそれぞれ上記接点腐食防止用電流を供給できる。したがって、上記接点の腐食防止をさらに低コストで実現できる。
一実施形態の画像形成装置では、上記制御部は、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を所定期間ごとに供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする。
この一実施形態の画像形成装置では、上記本体から上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流が所定期間ごとに供給されるので、上記制御部の制御が単純になり、簡素化される。
一実施形態の画像形成装置では、上記制御部は、この画像形成装置の電源オンに伴う装着確認通信時に、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする。
画像形成装置の電源オフの間に、上記本体に対して作像ユニットが着脱されている場合がある。このため、一般に、画像形成装置の電源オンに伴って、上記本体と作像ユニットとの間で上記作像ユニットが正常に装着されているか否かを確認するための装着確認通信が行われる。ここで、この一実施形態の画像形成装置では、この画像形成装置の電源オンに伴う装着確認通信時に、上記本体から上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流が供給される。これにより、上記本体と上記作像ユニットとの間の接点の表面の自然酸化皮膜を、上記電源オンの後、この画像形成装置が実際のプリントジョブを実行する前に破壊することができる。したがって、上記接点の腐食による実害発生を未然防止できる。
一実施形態の画像形成装置では、上記制御部は、この画像形成装置のドア開閉に伴う装着確認通信時に、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする。
本明細書で、「ドア」とは、作像ユニットの着脱(交換等)に用いられるドアを指す。
この画像形成装置のドアが開閉された場合、実際に上記本体に対して作像ユニットが着脱(交換等)されている場合がある。このため、一般に、上記ドア開閉に伴って、上記本体と作像ユニットとの間で上記作像ユニットが正常に装着されているか否かを確認するための装着確認通信が行われる。ここで、この一実施形態の画像形成装置では、この画像形成装置のドア開閉に伴う装着確認通信時に、上記本体から上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流が供給される。これにより、上記本体と上記作像ユニットとの間の接点の表面の自然酸化皮膜を、上記作像ユニットが装着された後、この画像形成装置が実際のプリントジョブを実行する前に破壊することができる。したがって、上記接点の腐食による実害発生を未然防止できる。
一実施形態の画像形成装置では、
上記本体に対して上記作像ユニットが装着された時、その作像ユニットに基づいてその作像ユニットが純正品であるか否かを検出する純正品検出部を備え、
上記制御部は、上記作像ユニットが純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を許容する一方、上記作像ユニットが非純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を禁止する制御を行うことを特徴とする。
本明細書で、「純正品」とは、画像形成装置を製造販売する会社(製品メーカー)が、その製品用に追加や交換用あるいは修理用として正規に指定している部品を意味する。なお、画像形成装置の本体に対して装着された作像ユニットが純正品であれば、その作像ユニットは上記接点腐食防止用電流に耐えられるものとする。
画像形成装置の本体に対して装着された作像ユニットが非純正品であれば、その作像ユニットが上記接点腐食防止用電流(通常電流よりも大きく設定された電流)に耐えられるか否かが不明である。そこで、この一実施形態の画像形成装置では、本体に対して作像ユニットが装着された時、純正品検出部は、その作像ユニットに基づいてその作像ユニットが純正品であるか否かを検出する。そして、上記制御部は、上記作像ユニットが純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を許容する一方、上記作像ユニットが非純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を禁止する制御を行う。これにより、上記本体に対して装着された作像ユニットが純正品であれば、上記本体から上記作像ユニットに対して、上記接点腐食防止用電流が所定のタイミングで供給されるので、上記接点の腐食を有効に防止できる。一方、上記本体に対して装着された作像ユニットが非純正品であれば、上記接点腐食防止用電流の供給が禁止されるので、その作像ユニットが上記接点腐食防止用電流によって破壊されるような事態を避けることができる。
以上より明らかなように、この発明の画像形成装置によれば、本体と作像ユニットとの間の電気的接続の信頼性を高めることができる。
この発明の一実施形態の画像形成装置の全体構成を概略的に示す断面図である。 上記画像形成装置の中間転写ベルトと作像ユニットとを分解状態で示す斜視図である。 上記画像形成装置の本体側の接点と作像ユニット側の接点とが接続状態にあるときの作像ユニットの配置を示す図である。 上記作像ユニット側の接点を拡大して示す図である。 上記画像形成装置の本体に対して作像ユニットが装着された状態にある場合の、上記本体と作像ユニットとの間の通信システムの回路構成を示す図である。 図5において、上記本体から上記作像ユニットに対して通常電流が供給される経路を示す図である。 図5において、上記本体から上記作像ユニットに対して接点腐食防止用電流が供給される経路を示す図である。 上記本体から上記作像ユニットに対して、上記接点腐食防止用電流を所定期間ごとに供給するための制御フローを示す図である。 上記画像形成装置の電源オンまたはドア開閉に伴う装着確認通信時に、上記本体から上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を供給するための制御フローを示す図である。 上記本体に対して装着された作像ユニットが純正品であるときに限り、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流の供給を許容するための制御フローを示す図である。
以下、この発明を図示の実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のカラータンデム方式の画像形成装置100の断面構造を示している。この画像形成装置100は、本体ケーシング101内の略中央に、2個のローラ102、106に巻回された周方向に移動する環状の像担持体としての中間転写ベルト108を備えている。2個のローラ102、106のうち、一方のローラ102は図において左側に配置され、他方のローラ106は図において右側に配置されている。中間転写ベルト108はこれらのローラ102、106によって支持されて矢印X方向に回転駆動される。
中間転写ベルト108の上方には、図において左側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーを収容したトナー容器128Y、128M、128C、128Kが並べて配置されている。これらのトナー容器128Y、128M、128C、128Kから対応する後述の各色の作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの現像装置193へそれぞれトナーが供給される。
中間転写ベルト108の下方には、図において左側から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色トナーに対応する画像形成部としての作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが並べて配置されている。これらの作像ユニット110Y、110M、110C、110Kは、この画像形成装置100の本体に対して着脱可能に設けられている。本体ケーシング101には、これらの作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの着脱に用いられる図示しないドアが設けられている。
各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kは、それらが取り扱うトナー色の違いを除いて全く同様に構成されている。具体的には、例えばイエローの作像ユニット110Yは、感光体ドラム190と、帯電装置191と、露光装置192と、トナーを用いて現像を行う現像装置193と、クリーナ装置195とを一体にして構成されている。中間転写ベルト108を挟んで感光体ドラム190と対向する位置に、1次転写ローラ194が設けられている。画像形成時には、まず帯電装置191によって感光体ドラム190の表面が一様に帯電され、続いて、露光装置192によって、例えば図示されない外部装置から入力された画像信号に応じて感光体ドラム190の表面が露光されて、そこに潜像が形成される。次に、現像装置193によって、感光体ドラム190の表面上の潜像が現像されてトナー画像となる。このトナー画像は、感光体ドラム190と1次転写ローラ194との間の電圧印加によって、中間転写ベルト108に転写される。感光体ドラム190の表面上の転写残トナーは、クリーナ装置195によってクリーニングされる。
中間転写ベルト108が矢印X方向に移動するに伴って、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kによって中間転写ベルト108上に4色のトナー画像が重ねて形成される。
中間転写ベルト108の左側には、中間転写ベルト108の表面から残留トナーを取り除くクリーニング装置125と、このクリーニング装置125によって取り除かれたトナーを回収するトナー回収ボックス126とが設けられている。中間転写ベルト108の右側には、用紙のための搬送路124を挟んで2次転写ローラ112が設けられている。搬送路124のうち2次転写ローラ112の上流側、下流側に相当する位置にそれぞれ搬送ローラ120、119が設けられている。なお、搬送ローラ120と一体に、中間転写ベルト108上のトナーパターンを検出するための光学センサ(トナー濃度センサ)115が設けられている。
本体ケーシング101内の右上部には、トナーを用紙に定着させるための定着装置130が設けられている。定着装置130は、この定着装置130内に搬送されてきたシートとしての用紙を検知する用紙センサとしての通紙センサ116と、図1の紙面に対して垂直に延在する加熱ローラ131と、図1の紙面に対して同様に垂直に延在し加熱ローラ131に圧接された加圧用部材としての加圧ローラ132とを備えている。この例では、加熱ローラ131に図示しない加熱源が内蔵されている。加圧ローラ132は、図示しないばねによって加熱ローラ131へ向かって付勢されている。これにより、加熱ローラ131と加圧ローラ132とは定着のためのニップ領域Nを形成している。トナー像が転写された用紙90がこのニップ領域Nを通ることにより、その用紙90にトナー画像が定着される。なお、通紙センサ116は、用紙90の搬送方向に関してニップ領域Nよりも上流側に設けられている。通紙センサ116が用紙90を検知したタイミングに基づいて、定着装置130が動作する。
また、本体ケーシング101の下部には、画像が形成されるべきシートとしての用紙90を収容した給紙カセット116A,116Bが2段に設けられている(なお、簡単のため、給紙カセット116Aにのみ用紙90が収容された状態を示している。)。
この画像形成装置100が例えば外部からプリントジョブを受け付けると、CPU(中央演算処理装置)からなる制御部200がこの画像形成装置100全体を制御して、そのプリントジョブに応じた画像形成動作を実行する。
画像形成時には、用紙90は給紙ローラ118によって例えば給紙カセット116Aから搬送路124へ1枚ずつ送り出され、搬送ローラ120によって中間転写ベルト108と2次転写ローラ112との間のトナー転写位置へ送り込まれる。一方、既述のように、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kによって中間転写ベルト108上に4色のトナー画像が重ねて形成されている。上述のトナー転写位置に送り込まれた用紙90に、この中間転写ベルト108上の4色のトナー画像が、2次転写ローラ112によって転写される。トナー像が転写された用紙90は、定着ユニット130の加熱ローラ131と加圧ローラ132とが作るニップ領域Nを通して搬送され、加熱および加圧を受ける。これにより、その用紙90にトナー画像が定着される。そして、トナー画像が定着された用紙90は、排紙ローラ121によって、本体ケーシング101の上面に設けられた排紙トレイ部122へ排出される。
図2は、中間転写ベルト108と作像ユニット110Y、110M、110C、110Kとを分解状態で模式的に示している。各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの長手方向の端部(図2において手前側の端部)には、それぞれ本体側との電気的接続を得るためのコネクタ部196Y、196M、196C、196Kが取り付けられている。一方、それらのコネクタ部196Y、196M、196C、196Kに対応して、本体側にはコネクタ部201Y、201M、201C、201Kが設けられている(これらのコネクタ部201Y、201M、201C、201Kは、図示しないフレームを介して画像形成装置の本体ケーシング101に固定されている。)。
図3の右下部分に示すように、例えば作像ユニット110Yのコネクタ部196Yの外側の面には、記憶素子MYと、図示しない周辺回路とが搭載されている。また、図4に示すように、コネクタ部196Yの内側の面には、錫めっきされた矩形面状の接点197、198、199が設けられている。なお、他の作像ユニット110M、110C、110Kも、作像ユニット110Yと全く同様に構成されている。
一方、図3の左下部分に示すように、本体側のコネクタ部201Yには、作像ユニット110Y側の接点197、198、199と対応する位置に、それぞれ錫めっきされた接点202、203、204が設けられている。具体的には、コネクタ部201Yは略直方体の箱状に形成され、作像ユニット110Y側のコネクタ部196Yと対向する面にスリット202w、203w、204wを有している。接点202、203、204は、金属線を略三角形状に折り曲げて構成されている。接点202、203、204の根元部分は、コネクタ部201Yに収容され、コネクタ部201Yの内部に固定されている。接点202、203、204の頂部は、自然状態(図3の状態)ではスリット202w、203w、204wを通してコネクタ部201Yの外部へ突出しているが、作像ユニット110Y側の接点197、198、199に当接すると、自らの弾性によってコネクタ部201Yの内部に後退するようになっている。これにより、本体に対する作像ユニット110Yの装着位置のばらつきを吸収するとともに、本体側の接点202、203、204が作像ユニット110Y側の接点197、198、199に対して或る圧力で当接するようになっている。なお、本体側の他のコネクタ部201M、201C、201Kも、コネクタ部201Yと全く同様に構成されている。
図5は、上記画像形成装置100の本体に対して作像ユニット110Y、110M、…が装着された状態にある場合の、上記本体と作像ユニットとの間の通信システムの回路構成を示している。図5の左部分が本体側の回路構成、図5の右部分が作像ユニット側の回路構成に相当する。なお、図5においては、2個の作像ユニット110Y、110Mのみが図示されているが、実際には4個の作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが装着されているものとする。以下では、主に作像ユニット110Yに着目して説明する。
作像ユニット110Y側では、記憶素子MYと接点197、198、199とがそれぞれ電源ラインをなす配線A、通信ラインをなす配線B、接地ラインをなす配線Cで電気的に接続されている(以下では、「接続」とは電気的な接続を意味する。)。配線Aと配線Cとの間にはバイパスコンデンサCpYが接続されている。バイパスコンデンサCpYの容量は、この例では0.1μFに設定されている。なお、作像ユニット110Mについては、記憶素子MM、バイパスコンデンサCpMが図示されている。
本体側では、電源V1と接点202とが接続され、また、グランドGNDと接点204とが接続されている。また、電源V2が抵抗(抵抗値R)210、配線Dを介して接点203に接続されている。この例では、抵抗210に対して並列にスイッチ回路240が接続されている。スイッチ回路240は、抵抗(抵抗値r)211とトランジスタ221との直列接続からなっている。このトランジスタ221は、制御部200からの配線231を介した切替信号によって所定のタイミングでオンオフ制御される。この例では、抵抗値Rは数十kΩに設定され、また、抵抗値rは数kΩに設定されている。なお、電源V1、V2の電位は、同じであっても良いし、互いに異なっていても良い。
トランジスタ221がオフ状態であれば、電源V2と配線Dとの間のインピーダンスは抵抗値Rに等しい。この状態では、電源V2から配線D側へ通常の動作時に流すべき通常電流(通信のための必要最低限の電流。この例では、0.1mA〜0.5mA程度。)を供給可能である。一方、トランジスタ221がオンしたときは、抵抗値rが抵抗値Rよりも極端に小さいことから、電源V2と配線Dとの間のインピーダンスは極端に低下して、実質的に抵抗値rに等しくなる。この状態では、電源V2から配線D側へ上記通常電流よりも大きい接点腐食防止用電流(作像ユニットが許容できる最大電流。この例では、1mA〜数mA程度。)を供給可能である。
また、配線Dは、トランジスタ220を介してグランドGNDに接続されている。このトランジスタ220は、制御部200からの配線231を介した通信信号によってオンオフ制御される。また、配線Dには、各記憶素子から制御部200へ通信信号を受けるための配線232が接続されている。
上述のような回路構成では、上記画像形成装置100の本体に対して作像ユニット110Yが装着された時、本体側のコネクタ部201Yの接点202、203、204と、作像ユニット110Y側のコネクタ部196Yの接点197、198、199とがそれぞれ対応して接触する(なお、装着時の前提として、完全に非接触になるほど両方の側の接点の腐食が進行してはいないものとする。また、互いに対応する接点を、それぞれ第1接点(202、197)、第2接点(203、198)、第3接点(204、199)と呼ぶものとする。)。これにより、本体側の電源V1から第1接点(202、197)、配線Aを介して記憶素子MYに電力が供給される。また、記憶素子MYは、配線C、第3接点(204、199)を介して、接地される。なお、作像ユニット110Yが装着された瞬間には、配線Aと配線Cとの間にバイパスコンデンサCpYを介して、最大数十mA程度の電流が流れる。
通常の動作時には、トランジスタ221は、制御部200からの配線231を介した切替信号によってオフ状態にされている。このトランジスタ221がオフ状態にあるとき、トランジスタ220が制御部200からの配線230を介した通信信号によってオンオフ制御される(トランジスタ220は高レベルと低レベルとを交互に出力する。)。これにより、図6中に示すように、トランジスタ221がオフであって記憶素子MYから本体側へデータ送信が行われるとき、電源V2から、抵抗210、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として通常電流I1(図6中に破線で電流経路を示す。)が流れる。なお、この通常電流I1は、記憶素子MYから、さらに配線C、第3接点(204、199)を介して、本体側のグランドGNDへ流れる。
また、トランジスタ221は、制御部200からの配線231を介した切替信号によって、所定のタイミングでオン状態に切り替えられる。このトランジスタ221がオン状態にあるとき、トランジスタ220が制御部200からの配線230を介した通信信号によってオンオフ制御される。これにより、図7中に示すように、電源V2から、スイッチ回路240、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として接点腐食防止用電流I2(図7中に破線で電流経路を示す。)が流れる。なお、この接点腐食防止用電流I2は、通常電流I1と同様に、記憶素子MYから、さらに配線C、第3接点(204、199)を介して、本体側のグランドGNDへ流れる。
このようにして、本体から作像ユニット110Yに対して、第2接点(203、198)を通して、接点腐食防止用電流I2が所定のタイミングで供給される。このタイミングは、通常の温度・湿度などの環境における接点腐食防止のためには、例えば数日間に1回、1回当たり1秒間で足りると考えられる。したがって、消費電力の無用な増大を避けながら、本体と作像ユニット110Yとの間の第2接点(203、198)の腐食を有効に防止できる。したがって、本体と作像ユニット110Yとの間の電気的接続の信頼性を高めることができる。
また、制御部200は、通常電流I1を供給するための構成要素(この例ではCPU)を利用して構成可能である。また、スイッチ回路240は、抵抗210を利用して、それに抵抗211とトランジスタ221とを付加する形で構成されている。したがって、第2接点(203、198)の腐食防止を低コストで実現できる。
さらに、本体にスイッチ回路240と制御部200とが設けられているので、本体に対してこの例のようにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのような複数(4個)の作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが装着される場合であっても、1組のスイッチ回路240と制御部200とによって、それら複数の作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対してそれぞれ接点腐食防止用電流I2を供給できる。したがって、第2接点(203、198)の腐食防止をさらに低コストで実現できる。
図8は、本体から作像ユニット110Yに対して接点腐食防止用電流I2を所定期間ごとに供給するための、制御部200による制御フローを示している。
この制御フローでは、動作開始後、まず、所定期間が経過するまで待つ(S1)。所定期間が経過すると(S1でYES)、制御部200は、トランジスタ221をオン状態に切り替えて、通信電流を接点腐食防止用電流I2に増加する設定を行う(S2)。続いて、制御部200は、ダミーコマンド(無意味なコマンド)によってトランジスタ220(図5参照)を例えば1秒間オンオフ制御して、ダミーコマンドを作像ユニット110Yへ送信する(S3)。このダミーコマンド送信時に、本体の電源V2から、スイッチ回路240、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として接点腐食防止用電流I2(図7参照)が流れる。続いて、制御部200は、トランジスタ221(図5参照)をオフ状態に切り替えて、通信電流を通常電流I1に戻す設定を行う(S4)。この後、ステップS1〜S4の処理を繰り返す。
繰り返されるステップS1の間に、制御部200が何らかのコマンドを作像ユニット110Yへ送信するためにトランジスタ220をオンオフ制御すれば、本体の電源V2から、抵抗210、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として通常電流I1(図6参照)が流れる。
この制御フローによれば、本体から第2接点(203、198)を介して作像ユニット110Yに対して接点腐食防止用電流I2を所定期間ごとに供給することができる。このようにした場合、制御部200の制御が単純になり、簡素化される。
この図8の制御フローは、作像ユニット110Yに関してだけでなく、他の作像ユニット110M、110C、110Kに関しても同様に適用され得る。
なお、上述の所定期間、すなわちダミーコマンドを各作像ユニットへ送信する周期は、第2接点(203、198)のめっき金属と接点の材料自体の物性や、画像形成装置の使用環境、作像ユニットとの通信頻度等に応じて適切に設定するのが望ましい。
図9は、画像形成装置100の電源ON(オン)またはドア開閉に伴う装着確認通信時に、本体から作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対して接点腐食防止用電流I2を供給するための、制御部200による制御フローを示している。
画像形成装置の電源オフの間に、本体に対して作像ユニットが着脱されている場合がある。このため、一般に、画像形成装置の電源オンに伴って、本体と作像ユニットとの間で上記作像ユニットが正常に装着されているか否かを確認するための装着確認通信が行われる。同様に、画像形成装置のドア(作像ユニットの着脱に用いられるもの)が開閉された場合、実際に本体に対して作像ユニットが着脱されている場合がある。このため、一般に、上記ドア開閉に伴って、本体と作像ユニットとの間で上記作像ユニットが正常に装着されているか否かを確認するための装着確認通信が行われる。この図9の制御フローは、そのような装着確認通信を利用して、本体から作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対して接点腐食防止用電流I2を供給するものである。
具体的には、画像形成装置の電源ONまたはドア開閉が行われると(S30)、「ユニット検出」処理に入って作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが正常に装着されているか否かの検出(装着検出)を開始する(S31)。
このとき、まず、制御部200は、トランジスタ221(図5参照)をオン状態に切り替えて、通信電流を接点腐食防止用電流I2に増加する設定を行う(S32)。続いて、制御部200は、装着確認コマンドによってトランジスタ220(図5参照)をオンオフ制御して、装着確認コマンドを作像ユニット110Yへ送信し、作像ユニット110Yと装着確認通信を行う(S33)。この装着確認通信時に、本体の電源V2から、スイッチ回路240、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として接点腐食防止用電流I2(図7参照)が流れる。作像ユニット110Yとの装着確認通信が完了すると、制御部200は、他の作像ユニット110M、110C、110Kに関しても、順次同様の装着確認通信を行う(S34)。全ての作像ユニットに関して装着確認通信が完了すれば(S34でYES)、制御部200は、トランジスタ221(図5参照)をオフ状態に切り替えて、通信電流を通常電流I1に戻す設定を行う(S35)。これにより、「ユニット検出」処理を終了する(S36)。
このようにした場合、本体と作像ユニット110Y、110M、110C、110Kとの間の第2接点(203、198)の表面の自然酸化皮膜を、上記電源ONの後または上記作像ユニットが装着された後、この画像形成装置が実際のプリントジョブを実行する前に破壊することができる。したがって、上記第2接点(203、198)の腐食による実害発生を未然防止できる。
なお、本体から作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対して接点腐食防止用電流I2を供給するタイミングとしては、上記電源ONまたはドア開閉に伴う装着確認通信時に限られるものではない。例えば、最近の一般的な画像形成装置では、ユーザの操作が或る期間無ければ、省エネルギを図るためにスリープ状態(一部の要素の動作を停止する状態を広く指す。)に移行させる制御が行われる。したがって、例えばそのようなスリープ状態からの復帰時に、本体から作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対して接点腐食防止用電流I2を供給するようにしても良い。
図10は、本体に対して装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが純正品であるときに限り、上記作像ユニット110Y、110M、110C、110Kに対して上記接点腐食防止用電流I2の供給を許容するための制御フローを示している。
画像形成装置の本体に対して装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが非純正品であれば、その作像ユニットが上記接点腐食防止用電流I2に耐えられるか否かが不明である。この図10の制御フローは、本体に対して装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが非純正品であれば、上記接点腐食防止用電流I2の供給を禁止して、その作像ユニットが上記接点腐食防止用電流によって破壊されるような事態を避けようとするものである。
具体的には、まず、画像形成装置の電源ONまたは作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの着脱に用いられるドア開閉が行われると(S10)、「ユニット検出」処理に入って作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが正常に装着されているか否かの検出(装着検出)を開始する(S11)。
このとき、まず、制御部200は、トランジスタ221(図5参照)をオフ状態にして、通信電流を通常電流I1に設定する(S12)。続いて、制御部200は、装着確認コマンドによってトランジスタ220(図5参照)をオンオフ制御して、装着確認コマンドを作像ユニット110Yへ送信し、作像ユニット110Yと装着確認通信を行う(S13)。この装着確認通信時には、本体の電源V2から、抵抗210、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として通常電流I1(図6参照)が流れる。作像ユニット110Yとの装着確認通信が完了すると、制御部200は、他の作像ユニット110M、110C、110Kに関しても、順次同様の装着確認通信を行う(S14)。全ての作像ユニットに関して装着確認通信が完了すれば(S14でYES)、制御部200は、「ユニット検出」処理を終了する(S15)。
「ユニット検出」処理に続いて、制御部200は純正品検出部として働いて、「ユニット通信」処理に入って作像ユニット110Y、110M、110C、110Kとの純正品確認通信を行う(S16)。詳しくは、まず、純正品確認コマンドによってトランジスタ220(図5参照)をオンオフ制御して、純正品確認コマンドを作像ユニット110Yへ送信し、その作像ユニット110Yが純正品であるか否かを検出する(純正品確認通信)。この純正品確認通信時には、本体の電源V2から、抵抗210、通信ラインとしての配線D、第2接点(203、198)および配線Bを介して記憶素子MYへ、通信電流として通常電流I1(図6参照)が流れる。作像ユニット110Yとの純正品確認通信が完了すると、制御部200は、他の作像ユニット110M、110C、110Kに関しても、順次同様の純正品確認通信を行う。続いて、制御部200は、装着された全ての作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが純正品であるとき(S17でYES)「腐食防止通信有効」フラグを立てる(S18)一方、装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの中に1個でも非純正品が含まれていれば(S17でNO)「腐食防止通信無効」フラグを立てる(S19)。これらの「腐食防止通信有効」フラグ、「腐食防止通信無効」フラグは、次に画像形成装置の電源ONまたはドア開閉が行わるまで維持される。
ここで、制御部200は、作像ユニット110Y、110M、110C、110Kとの通信を行う場合、「腐食防止通信有効」フラグが立てられていれば、トランジスタ221(図5参照)をオン状態にして接点腐食防止用電流I2の供給を許容する一方、「腐食防止通信無効」フラグが立てられていれば、トランジスタ221(図5参照)をオフ状態にして接点腐食防止用電流I2の供給を禁止する制御を行う。
これにより、本体に対して装着された全ての作像ユニット110Y、110M、110C、110Kが純正品であれば、本体から各作像ユニットに対して、接点腐食防止用電流I2が所定のタイミングで供給されるので、上記第2接点(203、198)の腐食を有効に防止できる。一方、本体に対して装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの中に1個でも非純正品が含まれていれば、接点腐食防止用電流I2の供給が禁止されるので、その非純正品の作像ユニットが接点腐食防止用電流I2によって破壊されるような事態を避けることができる。
なお、上の制御フローでは、制御部200が純正品検出部として働いて、作像ユニットとの純正品確認通信を行い、各作像ユニットが純正品であるか否かを検出した。しかしながら、純正品検出部の態様は、これに限られるものではなく、様々な態様をとり得る。
また、上の制御フローでは、装着された作像ユニット110Y、110M、110C、110Kの中に1個でも非純正品が含まれていれば、「腐食防止通信無効」フラグを立てて一律に接点腐食防止用電流I2の供給を禁止する制御を行ったが、これに限られるものではない。例えば、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kごとに、その作像ユニットが純正品であるか否かに応じて「腐食防止通信有効」フラグまたは「腐食防止通信無効」フラグを立てても良い。そして、制御部200は、或る作像ユニットとの通信を行う場合、その作像ユニットについて「腐食防止通信有効」フラグが立てられていれば、接点腐食防止用電流I2の供給を許容する一方、その作像ユニットについて「腐食防止通信無効」フラグが立てられていれば、接点腐食防止用電流I2の供給を禁止しても良い。このように、各作像ユニット110Y、110M、110C、110Kごとに接点腐食防止用電流I2の供給、非供給を切り替えても良い。
この実施形態では、本体側の接点202、203、204と作像ユニット側の接点197、198、199とがいずれも錫めっきされているものとしたが、当然ながらこれに限られるものではない。本発明は、両方の側の接点がめっきされていない場合にも適用され得る。また、一方の側の接点が金めっきされ、他方の側の接点がめっきされておらず又は金以外の他の金属でめっきされている場合にも適用され得る。
また、この実施形態では、作像ユニットの数は4個の場合について説明したが、当然ながらこれに限られるものではない。作像ユニットの数は4個以外(1個、2個、3個、または5個以上)であっても、本発明は適用され得る。
100 画像形成装置
101 本体ケーシング
196Y、196M、196C、196K 作像ユニット側のコネクタ部
197、198、199、202、203、204 接点
200 制御部
201Y、201M、201C、201K 本体側のコネクタ部
240 スイッチ回路

Claims (5)

  1. 本体と、この本体に対して着脱可能に装着される電子写真プロセスを実行するための少なくとも一つの作像ユニットとを備え、上記本体に上記作像ユニットが装着されたとき上記本体と上記作像ユニットとが互いの接点を介して電気的に接続される画像形成装置において、
    上記本体に、
    上記接点を通して上記作像ユニットに対して流すべき電流として、通常の動作時に流すべき通常電流と、上記通常電流よりも大きく設定された接点腐食防止用電流とを切り替えるためのスイッチ回路と、
    上記通常電流から上記接点腐食防止用電流へ所定のタイミングで一時的に切り替えるように、上記スイッチ回路を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を所定期間ごとに供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、この画像形成装置の電源オンに伴う装着確認通信時に、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記制御部は、この画像形成装置のドア開閉に伴う装着確認通信時に、上記作像ユニットに対して上記接点腐食防止用電流を供給するように、上記スイッチ回路を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    上記本体に対して上記作像ユニットが装着された時、その作像ユニットに基づいてその作像ユニットが純正品であるか否かを検出する純正品検出部を備え、
    上記制御部は、上記作像ユニットが純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を許容する一方、上記作像ユニットが非純正品であるとき上記接点腐食防止用電流の供給を禁止する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
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