JP2011063409A - 粉末供給装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】31ホッパ内で落下する粉体に直接振動を加える振動付与手段61を設ける。
【選択図】図2
Description
図8において、ベース1上に両端面に開口が形成された円筒形のホッパ3が設けられている。このホッパ3の上部開口3aから粉末が投入され、ホッパ3内には、アルゴンなどのキャリアガスGが供給される。そして、キャリアガスGが供給されるホッパ3内は気密性が要求されるので、上部開口1aは、のぞき窓を有する蓋5で塞がれている。
ここで、粉末定量供給部12の説明を行う。ベース1には、ホッパ3の中心軸に沿ってホッパ3の内部へ延出する撹拌羽根7が設けられている。この撹拌羽根7の断面形状は矩形で、周面には、ベース1上に摺接する粉末擦り切り羽根9が取り付けられている。ベース1には、円板状の供給板11が回転可能に設けられている。この供給板11のホッパ3の下部開口3bと対向する面側には、供給板11の回転中心軸を中心とする円形の溝11aが形成されている。更に、溝11aの一部分は、ホッパ3の下部開口3bに対向し、他の部分はホッパ3の外部に位置するように供給板11は設けられている。
先ず、撹拌羽根7と、供給板11とを図示しない駆動源により所定の回転数で回転させておく。また、ホッパ3内へは、時間当たり一定量のキャリアガスGを常時供給されている。そして、キャリアガスGは、供給板11の溝11a、キャリアガス排出部13のチューブ15を介して外部へ放出されている。
ホッパ3の底まで落下した粉末は、一定速度で回転する撹拌羽根7の粉末擦り切り羽根9によって、時間当たり一定量の粉末が供給板11の溝11aへ送り込まれる。更に、この供給板11が一定速度で回転することにより、溝11aの粉末が、キャリアガス排出部13の粉末吸引口に至ると、キャリアガスGがチューブ15から排出される時に生じる吸引力によって、粉末がキャリアガスGと共に、排出される。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ホッパ内で粉末の凝集を抑えることができる粉末供給装置を提供することにある。又、低騒音の粉末供給装置を提供することにある。
請求項4に係る発明は、前記粉末接触部は、前記筒体の下部内周面に設けられたロアメッシュプレートであることを特徴とする請求項2記載の粉末供給装置である。
請求項2に係る発明によれば、前記振動付与手段は、上部端面、下部端面に開口が形成され、前記ホッパ内で、前記粉末の落下方向と交差する平面上を移動可能なように設けられ、前記上部端面の開口から前記粉末が投入される筒体と、該筒体の上部内周面に設けられたアッパメッシュプレートと、前記筒体を前記粉末の落下方向と交差する方向に振動させる加振部とからなることで、アッパメッシュプレートで、粉体の固まりを除去でき、粉体のみを落下させることができる。
請求項5に係る発明によれば、前記ロアメッシュプレートは、前記粉末の落下方向に沿って複数枚設けられ、前記アッパメッシュプレート、前記ロアメッシュプレートのメッシュは、下方に行くに従って細かくなることにより、粉体を精度よく分級できる。
図1−図3を用いて説明する。図1は第1実施形態の粉末供給装置の全体構成を説明する断面図、図2は図1の筒体を分離した図、図3は図1の加振部の作動を説明する図である。
上部ホッパ35は、粉末が投入される円筒形のホッパ本体35aと、ホッパ本体35aの下部周面に設けられたつば部35bとからなっている。
下部ホッパ33の上部端面には、上部ホッパ35のつば部35bと対向するフランジ36が設けられている。
ベース30には、ホッパ31の中心軸に沿ってホッパ31の内部へ延出する撹拌羽根47が設けられている。この撹拌羽根47の周面には、ベース30上に摺接する粉末擦り切り羽根49が取り付けられている。ベース30には、円板状の供給板51が回転可能に設けられている。この供給板51のホッパ31の下部開口31aと対向する面側には、供給板51の回転中心軸を中心とする円形の溝51aが形成されている。更に、溝51aの一部分は、下部ホッパ33の下部開口33bに対向し、他の部分は下部ホッパ33の外部に位置するように供給板51は設けられている。
振動付与手段61は、上部端面、下部端面に上部開口63a、下部開口63bが形成され、下部ホッパ33内に設けられる筒体63と、筒体63の上部内周面に設けられ、上部開口63aを塞ぐアッパメッシュプレート65と、筒体63に設けられ、アッパメッシュプレート65を通過した粉末が接触する粉末接触部67と、筒体63を粉末の落下方向と交差する方向に振動させる加振部69とからなっている。
先ず、撹拌羽根47と、供給板51とを図示しない駆動源により所定の回転数で回転させる。なお、ホッパ31内へは、時間当たり一定量のキャリアガスが常時供給されている。そして、キャリアガスは、供給板51の溝51a、キャリアガス排出部37のチューブ55を介して外部へ放出されている。更に、モータ81を駆動して、筒体63を周方向に揺動させる。
投入されて落下する粉末は、最初に、周方向に揺動する筒体63に設けられたアッパメッシュプレート65上に載る。
ホッパ31の底まで落下した粉末は、一定速度で回転する撹拌羽根47の粉末擦り切り羽根49によって、時間当たり一定量の粉末が供給板51の溝51aへ送り込まれる。更に、この供給板51が一定速度で回転することにより、溝51aの粉末が、キャリアガス排出部37の粉末吸引口に至ると、キャリアガスがチューブ55から排出される時に生じる吸引力によって、粉末がキャリアガスと共に、排出される。
(1) ホッパ31内で落下する粉体に直接振動を加える振動付与手段61を設けたことにより、粉体の凝集を防止できる。更に詳しく説明すれば、周方向に揺動する筒体63に設けられたアッパメッシュプレート65やアッパプレート75やロアプレート77に、ホッパ31内で落下する粉末が接触することにより、粉体に直接振動が加えられ、粉体の凝集を防止できる。
(第2実施形態例)
図4−図7を用いて説明する。尚、本実施形態例と前述した第1実施との相違点は、振動付与手段の粉末接触部であり、他の部分の構成は同一である。よって、本実施形態例と前述した第1実施との同一部分には、同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(1) ホッパ31内で落下する粉体に直接振動を加える振動付与手段100を設けたことにより、粉体の凝集を防止できる。更に詳しく説明すれば、周方向に揺動する筒体63に設けられたアッパメッシュプレート101や第1ロアメッシュプレート103、第2ロアメッシュプレート105に、ホッパ31内で落下する粉末が接触することにより、粉体に直接振動が加えられ、粉体の凝集を防止できる。
61 振動付与手段
69 加振部
67 粉末接触部
Claims (6)
- キャリアガスが供給され、上方から粉末が投入されるホッパと、
該ホッパの下部に設けられ、前記キャリアガスが排出されるキャリアガス排出部と、
前記ホッパの下部に設けられ、投入された粉末を前記キャリアガス排出部に定量的に供給する粉末定量供給部と、
を有する粉末供給装置において、
前記ホッパ内で落下する粉体に直接振動を加える振動付与手段を設けたことを特徴とする粉末供給装置。 - 前記振動付与手段は、
上部端面、下部端面に開口が形成され、前記ホッパ内で、前記粉末の落下方向と交差する平面上を移動可能なように設けられ、前記上部端面の開口から前記粉末が投入される筒体と、
該筒体の上部内周面に設けられたアッパメッシュプレートと、
前記筒体に設けられ、前記アッパメッシュプレートを通過した粉末が接触する粉末接触部と、
前記筒体を前記粉末の落下方向と交差する方向に振動させる加振部と、
からなることを特徴とする請求項1記載の粉末供給装置。 - 前記粉末接触部は、
前記筒体の下部内周面に設けられ、落下する前記粉体が当接する突部であることを特徴とする請求項2記載の粉末供給装置。 - 前記粉末接触部は、
前記筒体の下部内周面に設けられたロアメッシュプレートであることを特徴とする請求項2記載の粉末供給装置。 - 前記ロアメッシュプレートは、前記粉末の落下方向に沿って複数枚設けられ、
前記アッパメッシュプレート、前記ロアメッシュプレートのメッシュは、下方に行くに従って細かくなることを特徴とする請求項4記載の粉末供給装置。 - 前記加振部は、
駆動源と、
該駆動源によって回転駆動されるクランクと、
前記筒体側に形成され、前記粉末の落下方向と交差する平面上に延出し、前記クランクの回転端部側に設けられたピンが移動可能に係合する溝と、
からなることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の粉末供給装置。
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