JP2011062875A - インプリント方法および組みインプリントモールド - Google Patents

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Abstract

【課題】より微細な転写パターンを形成するのに適したインプリント方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のインプリト方法によれば、複数回のインプリントモールドの押圧にあたり、既に凸部を用いて押圧された部位同士に挟まれた位置に対応する部位に、インプリントモールドの凸部を押圧する。これにより、インプリントモールドに形成された凹凸パターンのパターン幅よりも微細な転写パターンを得ることが出来る。よって、用いるインプリントモールドの製造時の加工精度の限界よりも更に微細な転写パターンを得ることが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は、インプリント方法および該インプリント方法の実施に適した組みインプリントモールドに関する。
近年、種々の用途に応じて、特定の微細な凹凸パターンを形成する方法が求められている。
例えば、半導体デバイス、光学素子、配線回路、データストレージメディア(ハードディスク、光学メディアなど)、医療用部材(分析検査用チップ、マイクロニードルなど)、バイオデバイス(バイオセンサ、細胞培養基板など)、精密検査機器用部材(検査プローブ、試料保持部材など)、ディスプレイパネル、パネル部材、エネルギーデバイス(太陽電池、燃料電池など)、マイクロ流路、マイクロリアクタ、MEMSデバイス、インプリントモールド、フォトマスクなどの用途が挙げられる。
このような微細な凹凸パターンを形成する方法として、インプリント方法と呼ばれるパターン転写技術が提案されている。
インプリント方法は、最終的に転写すべき凹凸パターンのネガポジ反転像に対応する凹凸パターンが形成されたインプリントモールドと呼ばれる原型を、転写材料に型押しし、その状態で転写材料を硬化させることで、凹凸パターンの転写を行うものである。
例えば、熱により転写材料を硬化させる熱インプリント法が提案されている(特許文献1)。
例えば、露光光により転写材料を硬化させる光インプリント法が提案されている(特許文献2)。
一例として、図1に従来の一般的なインプリント方法について説明を行う。
まず、転写基板11上に、転写材料12を積層し、インプリントモールド13を対向して配置する(図1(a))。
次に、転写基板11とインプリントモールド13を接近させ、転写材料12とインプリントモールド13を接触させ、転写材料12を硬化する(図1(b))。
次に、転写基板11とインプリントモールド13とを遠ざけ、転写パターン14を得る(図1(c))。
また、一例として、図2を用いながら、典型的なインプリントモールドの製造方法について説明を行う。
基板21上に導電層22を積層した基板に、レジスト材料23を成膜する(図2(a))。
次に、レジスト材料23に電子線描画装置にてパターニングを行い、レジストパターン24を形成する(図2(b))。
次に、レジストパターン24をマスクとして導電層22をエッチングする(図2(c))。
次に、パターンが形成された導電層25をマスクとして、基板21をエッチングする(図2(d))。
次に、基板を洗浄することにより、残存したレジストパターン24およびパターンが形成された導電層25を除去し、インプリントモールド26を製造する(図2(e))。
特開2004−335012号公報 特開2000−194142号公報
従来のインプリント法による転写パターンの形成では、所望する転写パターンと同等の形状・寸法である凹凸パターンをインプリントモールドに形成する必要がある。
このため、インプリント法により形成することの出来る転写パターンの寸法の限界は、用いるインプリントモールドの製造時の加工精度の限界に支配される。
そこで、本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、より微細な転写パターンを形成するのに適したインプリント方法を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態は、基板に第1レジスト膜を形成する工程と、前記第1レジスト膜に第1インプリントモールドを押圧しパターン形成を行なう第1レジストパターン形成工程と、前記第1レジストパターンをマスクとしてエッチングを行う第1エッチング工程と、前記第1エッチング工程後の前記基板に第2レジスト膜を形成する工程と、前記第2レジスト膜に第2インプリントモールドを押圧しパターン形成を行なう第2レジストパターン形成工程と、前記第2レジストパターンをマスクとしてエッチングを行う第2エッチング工程と、を備え、前記第2レジストパターンの形成にあたり前記第2レジスト膜に第2インプリントモールドの凸部が押圧される部位の少なくとも一部は、前記第1レジストパターンの形成にあたり前記第1レジスト膜に第1インプリントモールドの凸部を用いて押圧された部位同士に挟まれた位置に対応する部位に配置されていることを特徴とするインプリント方法である。
また、前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは異なるインプリントモールドであり、第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板の相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と同一としてもよい。
また、前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは同一のインプリントモールドであり、第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板との相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と異ならせてもよい。
本発明の一実施形態は、複数のインプリントモールドを用いてパターン形成を行なう組みインプリントモールドであって、第1基板に第1凹凸部が形成され、該第1基板に第1アライメントマークが形成された第1インプリントモールドと、第2基板に第2凹凸部が形成され、該第2基板に第1アライメントマークと対応する第2アライメントマークが形成された第2インプリントモールドと、を備え、前記第1アライメントマークと、前記第1凹凸部の凹部と、の相対位置関係と、前記第2アライメントマークと、前記第2凹凸部の凸部部位の少なくとも一部と、の相対位置関係は、等しいことを特徴とする組みインプリントモールドである。
本発明のインプリト方法によれば、複数回のインプリントモールドの押圧にあたり、既に凸部を用いて押圧された部位同士に挟まれた位置に対応する部位に、インプリントモールドの凸部を押圧する。これにより、インプリントモールドに形成された凹凸パターンのパターン幅よりも微細な転写パターンを得ることが出来る。よって、用いるインプリントモールドの製造時の加工精度の限界よりも更に微細な転写パターンを得ることが出来る。
従来のインプリント法の一例を示す断面工程図である。 従来のインプリントモールド製造方法の一例を示す断面工程図である。 本発明のインプリント方法の一例を示す断面工程図である。 本発明のインプリント方法の一例を示す断面工程図である。
以下、本発明のインプリント方法について、具体的に説明を行なう。
<転写基板>
転写基板は、後述する微細加工技術に適した物理的特性/機械的特性を備えていれば良く、特に、限定されるものではない。例えば、シリコン基板、石英基板、SOI基板、などを用いても良い。
また、転写基板は、マスク層が表層に形成された積層基板であることが好ましい。
特に、マスク層の膜厚は薄い方が好ましい。第1番目のパターンを形成したマスク層に転写材料をコートする場合、うねりが生じ、第2番目のパターン形成時に位置ずれ発生の原因となる。したがって、この転写材料のうねりを極力低減させるために、マスク層に形成される段差を低くする必要がある。
<転写基板に1番目のパターンを形成する工程>
まず、転写基板に転写材料を積層する。
転写材料は、所望する凹凸パターン、凹凸パターンの用途などに応じて適宜選択してよい。例えば、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂、ゾルゲル材料などを用いても良い。
転写材料の積層方法としては、転写材料の粘度に応じて、適宜公知の薄膜形成技術を用いれば良い。例えば、ダイコート法、スピンコート法などを用いても良い。
次に、転写基板と第1インプリントモールドとを接近させ、転写材料に対し、第1インプリントモールドに形成された凹凸パターンのパターンの転写を行う。
転写材料や、所望するパターンの精度に応じて、転写材料の硬化を行っても良い。例えば、転写材料として熱硬化性樹脂を用いた場合、加熱により硬化を行ってよい。また、例えば、転写材料として光硬化性樹脂を用いた場合、露光光により硬化を行っても良い。
また、所望する樹脂パターンに応じて、残膜を除去してもよい。ここで、残膜とは、転写基板とインプリントモールドとの間に存在した転写材料であり、転写された樹脂パターンが形成されていない部位をいう。
残膜の除去は、選択した転写材料に応じて適宜適した除去方法を用いて良い。例えば、転写材料として、熱硬化性樹脂や光硬化性樹脂を用いた場合、O2RIE法を用いて除去してもよい。
また、O2RIEの条件は、用いたレジスト/基板に応じて、適宜調節して良い。
<エッチングを行う工程>
次に、第1インプリントモールドを用いて形成された転写パターンをマスクとして転写基板にエッチングを行う。エッチングとしては、適宜公知の方法により行って良い。例えば、ドライエッチング、ウェットエッチングなどを行っても良い。
また、エッチングの条件は、用いたレジスト/基板に応じて、適宜調節して良い。
レジスト剥離工程を経て、転写基板に1番目のパターンを形成することができる。
<転写基板に2番目のパターンを形成する工程>
次に、第1インプリントモールドを用いて形成されたパターンが形成された転写基板に転写材料を積層する。
次に、転写基板と第2インプリントモールドとを接近させ、転写材料に対しパターンの転写を行う。
このとき、前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは異なるインプリントモールドであり、第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板の相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と同一してもよい。
上記構成の場合、第1インプリントモールドを第2インプリントモールドに差し替えるのみで好適に本発明のインプリント法を実施することが出来る。
また、前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは同一のインプリントモールドであり、第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板との相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と異ならせてもよい。
上記構成の場合、同一のインプリントモールドを一つ用意するのみで、本発明のインプリント法を実施することが出来る。
次に、1番目のパターン形成と同様に、所望する樹脂パターンに応じて残膜を除去後、転写パターンをマスクとして転写基板にエッチングを行う。
レジスト剥離工程を経て、転写基板に微細かつピッチの近接したパターンを形成することができる。
以下、本発明の組みインプリントモールドについて説明を行なう。
本発明の組みインプリントモールドは、第1基板に第1凹凸部が形成され、該第1基板に第1アライメントマークが形成された第1インプリントモールドと、第2基板に第2凹凸部が形成され、該第2基板に第1アライメントマークと対応する第2アライメントマークが形成された第2インプリントモールドと、を備え、前記第1アライメントマークと、前記第1凹凸部の凹部と、の相対位置関係と、前記第2アライメントマークと、前記第2凹凸部の凸部部位の少なくとも一部と、の相対位置関係は、等しい。
本発明のインプリント方法の実施に当たり、上述の組みインプリントモールドを用いると、「前記第1アライメントマークと、前記第1凹凸部の凹部と、の相対位置関係と、前記第2アライメントマークと、前記第2凹凸部の凸部部位の少なくとも一部と、の相対位置関係は、等しいこと」から、第1インプリントモールドおよび第2インプリントモールドについて、第1アライメントマークおよび第2アライメントマークを用いて位置合わせを行なうことで、好適に、既に凸部を用いて押圧された部位同士に挟まれた位置に対応する部位に、インプリントモールドの凸部を押圧することが出来る。
<実施例1>
まず、図3(a)に示すように、転写基板31上に転写材料32として光硬化性樹脂を100nm厚に積層し、第1のインプリントモールド33を対向して配置した。
このとき、インプリントモールド33のパターン面側には、離型剤としてフッ素系表面処理剤EGC−1720(住友3M)をあらかじめコートした。また、転写基板はシリコン基板であった。
次に、図3(b)に示すように、転写材料32とインプリントモールド33を接触させ、インプリントモールド33側から露光光を照射し、転写材料32を硬化させ、転写基板31とインプリントモールド33とを遠ざけ、転写材料32に樹脂パターン34を形成した。
このとき、インプリントモールド33に荷重を1MPa加え、露光光であるUV光の照射量は400mJ/cm2であった。
次に、図3(c)に示すように、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RFパワー1000W)によって残膜を除去した。これにより、樹脂パターン35が得られた。
次に、図3(d)に示すように、残膜を除去した樹脂パターン35をマスクとして、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによって転写基板31のエッチングを行い、その後、ウエットエッチングによる洗浄を行い、パターニングされた基板36を形成した。
このとき、基板であるシリコン基板のエッチング条件は、SF6流量40sccm、Ar流量75sccm、圧力2Pa、ICPパワー200W、RIEパワー300Wであった。
次に、図3(e)に示すように、基板36上に転写材料32として光硬化性樹脂を100nm厚に積層し、第2のインプリントモールド38を対向して配置した。
このとき、インプリントモールド38のパターン面側には、離型剤としてフッ素系表面処理剤EGC−1720(住友3M)をあらかじめコートした。
次に、図3(f)に示すように、転写材料32とインプリントモールド38を接触させ、インプリントモールド38側から露光光を照射し、転写材料32を硬化させ、基板36とインプリントモールド38とを遠ざけ、転写材料32に樹脂パターン34を形成した。
このとき、インプリントモールド38に荷重を1MPa加え、露光光であるUV光の照射量は400mJ/cm2であった。
次に、図3(g)に示すように、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RFパワー1000W)によって残膜を除去した。これにより、樹脂パターン35が得られた。
次に、図3(h)に示すように、残膜を除去した樹脂パターン35をマスクとして、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによって基板36のエッチングを行い、その後、ウエットエッチングによる洗浄を行い、微細なパターンを持つ基板37を形成した。
このとき、基板であるシリコン基板のエッチング条件は、SF6流量40sccm、Ar流量75sccm、圧力2Pa、ICPパワー200W、RIEパワー300Wであった。
以上より、本発明のインプリント方法を用いてパターンを形成することができた。
<実施例2>
まず、図4(a)に示すように、転写基板41上にマスク材料42、転写材料43として光硬化性樹脂を100nm厚に積層し、第1インプリントモールド44を対向して配置した。
このとき、インプリントモールド44のパターン面側には、離型剤としてフッ素系表面処理剤EGC−1720(住友3M)をあらかじめコートした。また、転写基板はシリコン基板、マスク材料はクロムであった。
次に、図4(b)に示すように、転写材料43とインプリントモールド44を接触させ、インプリントモールド44側から露光光を照射し、転写材料43を硬化させ、転写基板41とインプリントモールド44とを遠ざけ、転写材料43に樹脂パターン45を形成した。
このとき、インプリントモールド44に荷重を1MPa加え、露光光であるUV光の照射量は400mJ/cm2であった。
次に、図4(c)に示すように、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RFパワー1000W)によって残膜を除去した。これにより、樹脂パターン46が得られた。
次に、図4(d)に示すように、樹脂パターン46をマスクとしてICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによってマスク材料42のエッチングを行い、その後、ウエットエッチングによる洗浄を行い、パターニングされたマスク材料47を形成した。
このとき、マスク材料42であるクロムのエッチングの条件は、Cl2流量40sccm、O2流量10sccm、He流量80sccm、圧力30Pa、ICPパワー300W、RIEパワー30Wであった。
次に、図4(e)に示すように、パターニングされたマスク材料47を持つ基板41上に転写材料43として光硬化性樹脂を100nm厚に積層し、第2インプリントモールド4aを対向して配置した。
このとき、インプリントモールド4aのパターン面側には、離型剤としてフッ素系表面処理剤EGC−1720(住友3M)をあらかじめコートした。
次に、図4(f)に示すように、転写材料43とインプリントモールド4aを接触させ、インプリントモールド4a側から露光光を照射し、転写材料43を硬化させ、基板41とインプリントモールド4aとを遠ざけ、転写材料43に樹脂パターン45を形成した。
このとき、インプリントモールド4aに荷重を1MPa加え、露光光であるUV光の照射量は400mJ/cm2であった。
次に、図4(g)に示すように、O2プラズマアッシング(条件:O2流量500sccm、圧力30Pa、RFパワー1000W)によって残膜を除去した。これにより、樹脂パターン46が得られた。
次に、図4(h)に示すように、樹脂パターン46をマスクとしてICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによってマスク材料47のエッチングを行い、その後、ウエットエッチングによる洗浄を行い、微細なパターン形状を持つマスク材料48をえた。
このとき、マスク材料47であるクロムのエッチングの条件は、Cl2流量40sccm、O2流量10sccm、He流量80sccm、圧力30Pa、ICPパワー300W、RIEパワー30Wであった。
次に、図4(i)に示すように、微細なパターン形状を持つマスク材料48をマスクとして、ICPドライエッチング装置を用いたドライエッチングによって転写基板41のエッチングを行い、その後、ウエットエッチングによる洗浄を行い、微細なパターンを持つ基板49を形成した。
このとき、基板であるシリコン基板のエッチング条件は、SF6流量40sccm、Ar流量75sccm、圧力2Pa、ICPパワー200W、RIEパワー300Wであった。
以上より、本発明のインプリント方法を用いてパターンを形成することができた。
本発明のインプリント方法は、微細なパターン形成に有用に用いることが出来る。例えば、半導体デバイス、光学素子、配線回路、データストレージメディア(ハードディスク、光学メディアなど)、医療用部材(分析検査用チップ、マイクロニードルなど)、バイオデバイス(バイオセンサ、細胞培養基板など)、精密検査機器用部材(検査プローブ、試料保持部材など)、ディスプレイパネル、パネル部材、エネルギーデバイス(太陽電池、燃料電池など)、マイクロ流路、マイクロリアクタ、MEMSデバイスなどの製造方法において用いられる微細なパターン形成に有用に用いることが期待される。
11…転写基板
12…転写材料
13…インプリントモールド
14…転写パターン
21…基板
22…導電層
23…レジスト材料
24…レジストパターン
25…パターンが形成された導電層
26…インプリントモールド
31…転写基板
32…転写材料
33…第1インプリントモールド
34…転写パターン
35…残膜除去後の転写パターン
36…パターニングされた基板
37…微細なパターン形状を持つ基板
38…第2インプリントモールド
41…転写基板
42…マスク材料
43…転写材料
44…第1インプリントモールド
45…転写パターン
46…残膜除去後の転写パターン
47…パターニングされたマスク材料
48…微細なパターン形状を持つマスク材料
49…微細なパターン形状を持つ基板
4a…第2インプリントモールド

Claims (4)

  1. 基板に第1レジスト膜を形成する工程と、
    前記第1レジスト膜に第1インプリントモールドを押圧しパターン形成を行なう第1レジストパターン形成工程と、
    前記第1レジストパターンをマスクとしてエッチングを行う第1エッチング工程と、
    前記第1エッチング工程後の前記基板に第2レジスト膜を形成する工程と、
    前記第2レジスト膜に第2インプリントモールドを押圧しパターン形成を行なう第2レジストパターン形成工程と、
    前記第2レジストパターンをマスクとしてエッチングを行う第2エッチング工程と、を備え、
    前記第2レジストパターンの形成にあたり前記第2レジスト膜に第2インプリントモールドの凸部が押圧される部位の少なくとも一部は、前記第1レジストパターンの形成にあたり前記第1レジスト膜に第1インプリントモールドの凸部を用いて押圧された部位同士に挟まれた位置に対応する部位に配置されていること
    を特徴とするインプリント方法。
  2. 前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは異なるインプリントモールドであり、
    第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板の相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と同一とすること
    を特徴とする請求項1に記載のインプリント方法。
  3. 前記第1インプリントモールドと前記第2インプリントモールドは同一のインプリントモールドであり、
    第2レジストパターン形成工程にあたり、インプリントモールドと基板との相対位置関係を第1レジストパターン形成工程時の相対位置関係と異ならせること
    を特徴とする請求項1に記載のインプリント方法。
  4. 複数のインプリントモールドを用いてパターン形成を行なう組みインプリントモールドであって、
    第1基板に第1凹凸部が形成され、該第1基板に第1アライメントマークが形成された第1インプリントモールドと、
    第2基板に第2凹凸部が形成され、該第2基板に第1アライメントマークと対応する第2アライメントマークが形成された第2インプリントモールドと、を備え、
    前記第1アライメントマークと、前記第1凹凸部の凹部と、の相対位置関係と、
    前記第2アライメントマークと、前記第2凹凸部の凸部部位の少なくとも一部と、の相対位置関係は、等しいこと
    を特徴とする組みインプリントモールド。
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