JP2011061722A - 通信装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】無駄の少ない再送を行う通信装置及び通信システムを提供する。
【解決手段】画像データを受信する画像データ受信手段と、画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、画像データを送信した通信装置に送信する。
【選択図】図1
【解決手段】画像データを受信する画像データ受信手段と、画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、画像データを送信した通信装置に送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ECM通信方式により画像データの再送を行う通信装置及び通信システムに関する。
ファクシミリは、画像データの送信を行う際、伝送速度や送信する画像データの大きさによっては、うまく送信が行われないことがある。このようなとき、受信側で送信がうまく行われなかったことを確認し、送信側にデータの再送を要求する方法が取られている。
FAXによる通信は、CCITT(国際電信電話詰問委員会)勧告により定められている。このCCITT勧告ではECM(エラー訂正通信モード)と呼ばれる送受信エラーの際に行う再送に対する通信方式が定められている。
ECM通信方式では、図10に示すように、呼接続された後、受信側から、受信側の機器等の情報として、DIS、DSI、NSF信号などが送信側に送信される。送信側は、この情報を基づき、送信する方法等を決定し、この決定された方法等に対応できる設定にすることを要求する信号として、DCS、TSI、NSS信号などを受信側に送信する。
そして、決定した送信方法等に基づき、トレーニングとして、TCF信号を送信する。受信側は、このTCF信号を受信に成功したときに、この受信に成功したことを伝える、CFR信号を送信側に送信する。
送信側は、CFR信号を受信し、トレーニングが成功したことを確認し、画像データを受信側に送信する。そして、この画像データが、送信するデータのどの部分にあたるかを示すポストメッセージ、PPS―Q信号を送信する。PPS―Q信号には、最終ページであることを伝えるPPS−EOP信号などがある。
受信側は、画像データの受信に成功したときは、画像データの送受信成功を伝える、MCF信号を送信側に送信する。画像データの受信に失敗したときは、再送を要求する、PPR信号を送信側に送信する。
送信側は、MCF信号を受けたときは、送受信に成功した画像データが最終ページであったときは、DCN信号を受信側に送信し、通信を切断する。まだ送信すべき画像データがあるときは、次の画像データを受信側に送信し、その後に、この画像データに対するポストメッセージ、PPS−Q信号を送信する。
また、送信側は、PPR信号を受信したときは、画像データを再送する。そして、再送の後にこの画像データに対するポストメッセージ、PPS−Qを送信する。
このように、ECM通信方式では、画像データの送受信に失敗したときに、再送要求信号PPRを送信する。このとき、ECM通信方式では、このPPR信号の送信が4回続くまでは、送信方法を変えない。このため、PPR信号の連続などにより通信時間が長くなるという問題があった。
そこで、特許文献1では、通信の失敗の原因になるフレームを特定し、このフレームに対しては、通信速度を遅くして送信する方法が開示されている。このようにすることにより、通信の失敗の原因を特定することができ、通信時間の短縮を行うことができる。
しかしながら、特許文献1では、通常のECM通信方式を使用しているため、再送される画像データは、フレーム単位であった。
ECM通信方式では、再送される画像データの最小サイズは、256バイト/64バイトのフレームである。このため、送受信の失敗した画像データの部分が1ラインだけであっても、再送はフレーム単位で行われ、無駄なデータの送信も行われることになる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、無駄の少ない再送を行う通信装置及び通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における通信装置は、画像データを受信する画像データ受信手段と、前記画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、前記第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、前記画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、前記画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信することを特徴とする。
また、本発明における通信装置は、画像データを送信する送信手段と、前記送信手段により送信した画像データに対して、ライン単位での再送の要求するライン再送要求信号を受信する信号受信手段と、を有し、前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受信したとき、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で送信することを特徴とする。
また、本発明における通信システムは、第1の通信装置と第2の通信装置により構成される通信システムであって、前記第1の通信装置は、画像データを前記第2の通信装置に送信する送信手段を有し、前記第2の通信装置は、前記第1の通信装置から送信された画像データを受信する画像データ受信手段と、前記画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、前記第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、前記画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、前記画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、前記第1の通信装置に送信し、第1の通信装置は、前記第2の通信装置から送信された前記ライン再送要求信号を受信する信号受信手段も有し、前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受信したとき、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で前記第2の通信装置に送信することを特徴とする。
本発明により、無駄の少ない再送を行うことができる。
次に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る通信装置における通信シーケンスを示す図である。
本発明の実施形態では、ECM通信方式のPPR信号に加え、新たに、l−PPR信号を定義する。PPR信号が、図2(a)に示すように、フレーム単位の再送データを要求するのに対し、このl−PPR信号は、図2(b)に示すように、ライン単位の再送データを要求することにする。
例えば、図2(a)の画像データフレーム(1)のライン3において送受信に失敗したのであれば、l−PPR信号により、このデータフレーム番号、1、とライン番号、3、の画像データを再送するように指定する。つまり、l−PPR信号では、エラーのあるラインを含むフレームが何番目に送信されたフレームであるか、つまり、フレームの番号と、そのエラーのあるラインがそのフレームの先頭から何番目のラインであるか、つまり、ラインの番号とを指定することにより、そのエラーのあるライン再送要求を行う。
ライン単位に再送要求する場合、再送要求する画データのラインを指定するために画データの先頭からの順序番号を使用すると、送信側で送信するためのラインを特定するための処理が常に画データの先頭からのラインの順序番号を意識する必要があり、処理が難しくなる。そこで、上記のように、エラーのラインの箇所をフレーム番号とフレームの先頭からの組合せにより特定することにする。
また、送信側は、受信したNSF信号により、受信側がl−PPR信号を使用できる機器どうかを確認する。そして、l−PPR信号を使用できることができることが確認できたときは、NSS信号により、受信側にl−PPR信号を使うように要求する。
このようにすることにより、エラーラインごとに画像データが再送されることになり、無駄な通信を削減することができる。
図3は、本発明の実施形態に係る通信端末の構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る通信端末は、スキャナ1と、プロッタ2と、操作表示部3と、時計回路部4と、磁気ディスク5と、呼接続制御部6と、自社機検出部7と、自機能力読出部8と、通信能力ネゴシエーション部9と、画データ送受信部10と、FAX通信制御部11と、画データエラー検出部12と、画データ圧縮・伸張部13と、から構成される。
スキャナ1は、画像を画像データとして取り込む。プロッタ2は、画像データを出力する。操作表示部3は、ユーザに表示を行い、ユーザによる操作を受ける。時計回路部4は、時間を測る。磁気ディスク5は、データを保存する。呼接続制御部6は、呼接続を制御する。
自社機検出部7は、受信側機器から送信されたNSF信号などに基づき、この受信側機器が自社機かどうか、つまり、送信側機器と同じ会社の製品であるのかどうかを確認する。つまり、例えば、自社機検出部7は、NSF信号に基づき、受信側機器が、本発明に実施形態において定義する、l−PPR信号を使用することができる機器かどうかを確認する。
自機能力読出部8は、受信側機器が自社機、つまり、送信側と同じ会社の製品であるならば、受信側機器から送信されたNSF信号などから、受信側機器の能力に対する情報を読み出す。つまり、本発明の実施形態において、受信側機器がl−PPR信号を使用できる機器であれば、受信側機器から送信されたNSF信号から受信側機器の能力に対する情報を読み出す。
通信能力ネゴシエーション部9は、自機能力読出部8により読み出された受信側機器の能力に基づき、送信する画像データをネゴシエーションする。つまり、通信能力ネゴシエーション部9は、自機能力読出部8により読み出された受信側機器の能力に基づき、送信する画像データをどのように送信するかを決定し、その決定した送信方法で送信した画像データを受信できるような設定にするように要求する、NSS信号を受信側機器に送信する。決めるべき送信方法とは、例えば、画像データをどの単位で送信するのか、どのような通信速度で送信するのかなどが考えられる。
画データ送受信部10は、画像データの送受信を行う。FAX通信制御部11は、FAX通信全般の制御を行う。
画データエラー検出部12は、受信した画像データのうちで送受信を失敗した部分を検出する。画データエラー検出部12は、ライン単位でも送受信失敗の検出を行う。
画データ圧縮・伸張部13は、画像データの圧縮、伸張を行う。画像データは、通信能力ネゴシエーション部9により決定された手段により圧縮を行う。
図4は、本発明の実施形態に係る送信側の通信端末における処理動作を示す図である。
送信側の通信装置は、呼接続制御部6により受信側の通信装置と接続する(S101)。接続後、受信側の通信装置から受信した非標準信号NSFと自社機検出部7を使用して、受信側の通信装置が自社機であるのかどうかを確認する(S102)。つまり、上記のl−PPR信号を使用できる機器かどうかを確認する。自社機でなければ(S102、No)、標準信号を使用したファクシミリ通信を行う。
自社機であることが確認できれば(S102、Yes)、受信したNSF信号から自社機能力読出部8により受信側通信装置の能力についての情報を読み出し、この読み出した情報に基づき、通信能力ネゴシエーション部9においてネゴシエーションした画像をECMモードでの画像圧縮方式により圧縮し、圧縮を完了した後、直ちに画像データをネゴシエーションで決定した通信速度で受信側の通信端末に送信する(S103)。
画情報送信完了後、FAX通信制御部11により、ポストメッセージ(MPS、EOP、EOMなど)を受信側の通信端末に送信する(S104)。
受信側の通信端末からポストメッセージに対する応答を受信し、それがMCF信号であり(S105、Yes)、送信すべき次ページがあるときは(S106、Yes)、そのページの画データを圧縮して送信する(S103)。受信した応答がMCF信号であり(S105)、送信すべき次ページがないときは(S106、No)、切断処理を行う(S107)。
ポストメッセージに対する応答がPPR信号である場合は(S105、No;S108、Yes)、PPRで指定されたフレームを送信する。
ポストメッセージに対する応答が本実施形態で定義したl−PPR信号である場合は(S105、No;S108、No;S109、Yes)、1−PPR信号により指定された画データのラインを送信する(S110)。ポストメッセージに対する応答がl−PPR信号でもない場合は(S105、No;S108、No;S109、No)は、切断処理を行う(S107)。
図5は、本発明の実施形態に係る受信側の通信端末における処理動作を示す図である。
受信側の通信装置は、呼接続制御部6により送信側の通信装置と接続する(S201)。受信側の通信装置は、送信側の通信装置から送信されたNSS信号により、送信側の通信装置と同じ会社の製品であること、つまり、送信側の通信装置がl−PPR信号を使用できる機器であることが判明したときは(S202、Yes)、独自モードをONにする(S203)。つまり、l−PPR信号を使用するモードに切り替える。
画像データを送信側通信装置から受信したときは(S204、Yes)、受信した画像データを蓄積していく(S205)。画像データを受信していないときは(S204、No)、画像データを受信するまで待機する。
ポストメッセージを受信したときは(S206、Yes)、受信した画データにCRCデータがないかをチェックする(S207)。つまり、受信した画データにエラーのあるフレームがないかを確認する。ポストメッセージを受信してないときは(S206、No)、ポストメッセージを受信するまで待機する。
受信側は受信した画データを最初にフレームごとに付加されているCRCデータをチェックしてエラーが無い場合は(S207、No)、MCFを送信する。
エラーがあり(S207、Yes)、独自モードがOFF、つまり、l−PPRを使えるモードでない場合は(S208、No)、エラーフレームを指定したPPRを送信側通信装置に送信する。
エラーがあり(S207、Yes)、独自モードがON、つまり、l−PPRを使えるモードである場合は(S208、No)、画データを画データ圧縮・伸張部12を使って伸張する(S209)と同時に、画データエラー検出部13を使ってエラーチェックする(S210)。エラーがある場合は(S210、Yes)、該当するライン番号をl−PPRにセットして送信する(S211)。エラーがない場合は(S210、No)、切断処理を行う。
図6は、本発明の実施形態に係る受信側の通信端末における処理動作を示す図である。
図6に示した処理動作におけるステップS301〜S310は、図5に示した処理動作におけるステップS201〜S209と同じである。図6に示した処理動作では、図5に示した処理動作と異なり、エラーラインがあるとき(S310、Yes)、エラーライン数を確認する(S311)。エラーライン数が所定の値より大きい場合は(S311、Yes)、標準PPR信号を送信する。エラーライン数が所定の値より小さい場合は(S311、No)、該当するライン番号をl−PPR信号にセットして送信する(S312)。
エラーライン数が多い場合は、再送要求信号に付加する再送要求するライン番号情報が多くなり、再送要求を複数に分割して発呼側に送信する必要がある。このため、最終的に通信時間が通常のECM通信より長くかかってしまうということもある。従って、上記のように、発生したラインエラー数が一定数を超えた場合、ライン単位の再送要求ではなく、フレームごとの再送要求を行うことにより、通信時間を無駄に長くすることを防止することができるようになる。
図7は、本発明の実施形態に係る受信側の通信端末における処理動作を示す図である。
図7で示す処理動作では、独自モードONの確認のあと(S408、Yes)、エラーのあった部分が、前回エラーがおき、フレーム単位で再送された部分であるかどうかを確認する(S409)。つまり、フレーム単位で再送された部分がさらに送受信に失敗したのかどうかを確認し、フレーム単位での再送により送受信が失敗したことが判明したときは、次はl−PPR信号を使用して、再送要求を行う(S413)。
図8は、本発明の実施形態に係る送信側の通信端末における処理動作を示す図である。
図8に示した処理動作は、図4に示した処理動作と違い、受信側の通信装置が自社機かどうかをl−PPR信号を受信してから行う(S509)。
呼接続直後のネゴシエーションで、自社モード無いことが確認できたにもかかわらず、ライン単位で再送要求する再送要求信号を受信した場合、受信側は本来の「ライン単位で再送要求する再送要求信号」でない可能性が高いので通信を継続することはできない。そこで、上記のように、自社モードでないときに、「ライン単位で再送要求する再送要求信号」を受信した場合はエラーとして、呼を切断し、通信を終了することにより、余計な通信エラーを防ぐことができるようになる。
図9は、本発明の実施形態に係る受信側の通信端末における処理動作を示す図である。
図9に示した処理動作におけるステップS601〜S610は、図5に示した処理動作におけるステップS201〜S209と同じである。図9に示した処理動作では、図5に示した処理動作と異なり、エラーラインがあるとき(S610、Yes)、1つのフレーム内に複数のエラーラインが存在するのかを確認する(S611)。1つのフレーム内に複数のエラーラインが存在するときは(S611、Yes)、標準PPRを送信する。1つのフレーム内のエラーラインが複数ではないときは(S611、No)、該当するライン番号をl−PPRにセットして送信する(S612)。
1つのフレーム内に複数のラインエラーが含まれている場合は、画データをラインごとに再送する方が、効率が悪くなる。そこで、上記のようにすることにより、画データ再送時の効率を高めて、通信時間を短縮するという効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範囲な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更が可能である。
例えば、上述した実施形態における処理動作は、ハードウェア、または、ソフトウェア、あるいは、両者の複合構成によって実行することも可能である。
なお、ソフトウェアによる処理を実行する場合には、処理シーケンスを記録したプログラムが格納されているROM(Read Only Memory)から、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ内のメモリ(RAM)にプログラムを読み込んで実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは、記録媒体としてのハードディスクやROMに予め記録しておくことが可能である。あるいは、プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク等の磁気ディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto Optical)ディスク等の光磁気ディスクなどのリムーバブル記録媒体に、一時的、あるいは、永続的に格納(記録)しておくことが可能である。
このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することが可能である。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送したりし、コンピュータでは、転送されてきたプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることが可能である。
また、上記実施形態で説明した処理動作に従って時系列的に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力、あるいは、必要に応じて並列的にあるいは個別に実行するように構築することも可能である。
また、上記実施形態で説明したシステムは、複数の装置の論理的集合構成にしたり、各装置の機能を混在させたりするように構築することも可能である。
また、本発明における通信装置は、前記第2のエラー確認手段によりエラーが確認されたラインの数が所定の値より大きいときは、フレーム単位での再送を要求するフレーム再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信するようにしても良い。
また、本発明における通信装置は、前記画像データ受信手段により受信された画像データがフレーム単位で再送された画像データあるのかどうかを確認する再送データ確認手段を有し、前記再送データ確認手段により、前記画像データ受信手段により受信された画像データがフレーム単位で再送された画像データであると確認された場合は、前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、前記ライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信するようにしても良い。
また、本発明における通信装置は、前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレーム内にエラーのあるラインが当該ラインのみであるときだけ、前記ライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信するようにしても良い。
また、本発明における通信装置は、前記画像データを送信した通信装置から当該通信装置の情報を含む装置情報信号を受信する信号受信手段と、前記信号受信手段により受信した装置情報信号により、前記画像データを送信した通信装置が、前記ライン再送要求信号を解釈できる通信装置であるのかを確認するようにしても良い。
また、本発明における通信装置は、前記信号受信手段は、前記画像データの送信先の通信装置の情報を含む装置情報信号も受信し、前記信号受信手段により受信した装置情報信号により、前記送信先の通信装置がライン単位での画像データを受信できると確認されたときのみ、前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受けたときに、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で送信するようにしても良い。
7 自社機検出部
8 自機能力読出部
9 通信能力ネゴシエーション部
10 画データ送受信部
11 FAX通信制御部
12 画データエラー検出部
13 画データ圧縮・伸張部
8 自機能力読出部
9 通信能力ネゴシエーション部
10 画データ送受信部
11 FAX通信制御部
12 画データエラー検出部
13 画データ圧縮・伸張部
Claims (8)
- 画像データを受信する画像データ受信手段と、
前記画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、
前記第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、前記画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、
前記画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、
前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信することを特徴とする通信装置。 - 前記第2のエラー確認手段によりエラーが確認されたラインの数が所定の値より大きいときは、フレーム単位での再送を要求するフレーム再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記画像データ受信手段により受信された画像データがフレーム単位で再送された画像データあるのかどうかを確認する再送データ確認手段を有し、
前記再送データ確認手段により、前記画像データ受信手段により受信された画像データがフレーム単位で再送された画像データであると確認された場合は、前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、前記ライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信することを特徴とする請求項1または2に記載の通信装置。 - 前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレーム内にエラーのあるラインが当該ラインのみであるときだけ、前記ライン再送要求信号を、前記画像データを送信した通信装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
- 前記画像データを送信した通信装置から当該通信装置の情報を含む装置情報信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段により受信した装置情報信号により、前記画像データを送信した通信装置が、前記ライン再送要求信号を解釈できる通信装置であるのかを確認することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。 - 画像データを送信する送信手段と、
前記送信手段により送信した画像データに対して、ライン単位での再送の要求するライン再送要求信号を受信する信号受信手段と、を有し、
前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受信したとき、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で送信することを特徴とする通信装置。 - 前記信号受信手段は、前記画像データの送信先の通信装置の情報を含む装置情報信号も受信し、
前記信号受信手段により受信した装置情報信号により、前記送信先の通信装置がライン単位での画像データを受信できると確認されたときのみ、前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受けたときに、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で送信することを特徴とする請求項6に記載の通信装置。 - 第1の通信装置と第2の通信装置により構成される通信システムであって、
前記第1の通信装置は、
画像データを前記第2の通信装置に送信する送信手段を有し、
前記第2の通信装置は、
前記第1の通信装置から送信された画像データを受信する画像データ受信手段と、
前記画像データ受信手段により受信された画像データをフレーム単位でエラー確認を行う第1のエラー確認手段と、
前記第1のエラー確認手段によりエラーがあると確認されたときに、前記画像データ受信手段により受信された画像データを伸張する画像データ伸張手段と、
前記画像データ伸張手段により伸張された画像データをライン単位でエラー確認を行う第2のエラー確認手段と、を有し、
前記第2のエラー確認手段によりエラーの存在するラインが確認されたときに、当該エラーの存在するラインを含むフレームの番号と、当該フレーム内での当該ラインの番号についての情報を含み、当該エラーのあるラインのライン単位での再送を要求するライン再送要求信号を、前記第1の通信装置に送信し、
第1の通信装置は、前記第2の通信装置から送信された前記ライン再送要求信号を受信する信号受信手段も有し、
前記信号受信手段により前記ライン再送要求信号を受信したとき、当該ライン再送要求信号に基づいた画像データをライン単位で前記第2の通信装置に送信することを特徴とする通信システム。
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