JP2011058661A - 加湿装置 - Google Patents

加湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011058661A
JP2011058661A JP2009206385A JP2009206385A JP2011058661A JP 2011058661 A JP2011058661 A JP 2011058661A JP 2009206385 A JP2009206385 A JP 2009206385A JP 2009206385 A JP2009206385 A JP 2009206385A JP 2011058661 A JP2011058661 A JP 2011058661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifying
drive gear
gear
tooth
humidification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009206385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5099092B2 (ja
Inventor
Mitsuhisa Nagao
光久 長尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2009206385A priority Critical patent/JP5099092B2/ja
Publication of JP2011058661A publication Critical patent/JP2011058661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5099092B2 publication Critical patent/JP5099092B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】形成されるギアによって回転可能な加湿用手段と、加湿用手段を回転させるための駆動ギアとが別に設けられている場合であっても、両者を、ギア同士がうまく噛み合うような位置にセットすることができる加湿装置を提供する。
【解決手段】駆動ギア44と、加湿用回転体43とを備える。駆動ギア44は、2つの噛み合い面47a,47bと噛み合い面47a,47bに挟まれる歯側面48a,48bとをそれぞれ有する複数の歯45が形成される。加湿用回転体43は、外周部に第1ギア491bが形成され、第1ギア491bが前記駆動ギア44に噛み合う。噛み合い面47a,47bは、歯の先端部に向かって細くなる。歯側面48a,48bは、傾斜面である。そして、加湿用回転体43の外周部の近傍の当接部が、歯側面48a,48bに当たることで、第1ギア491bを含む加湿用回転体43が前記駆動ギア44に対する正規の位置に誘導される。
【選択図】図11

Description

本発明は、加湿装置に関する。
従来、水を溜めるための貯留容器内の水を吸着する吸着部材を有し、水が吸着したこの吸着部材に空気を通過させることで高湿の空気を室内に供給する加湿装置が存在する。吸着部材には、例えば、特許文献1(特開2005−274096号公報)に記載のように、加湿能力の低下防止等のために回転させられるものがある。この加湿装置では、加湿フィルタ(吸着部材に相当)にギアが設けられており、当該ギアを駆動させるための駆動ギアが別途設けられている。また、この加湿装置では、本体の一部が、引き出し可能な引き出し部から構成されており、ギアが設けられる加湿フィルタは、この引き出し部に設けられている。そして、駆動ギアは、本体の引き出し部以外の部分に固定されており、引き出し部が本体の一部に取り付けられた状態において、加湿フィルタのギアと駆動ギアとが噛み合うようになっている。
特許文献1(特開2005−274096号公報)に記載のように、加湿フィルタのような加湿のための加湿用手段のギアと駆動ギアとが別に設けられている加湿装置においては、両ギアが正確に噛み合うべきであるが、その構造は簡易であることが望ましい。
そこで、本発明の課題は、形成されるギアによって回転可能な加湿用手段と、加湿用手段を回転させるための駆動ギアとが別に設けられている場合であっても、両者を、ギア同士がうまく噛み合うような位置にセットすることができる加湿装置を提供することにある。
第1発明に係る加湿装置は、駆動ギアと、加湿用回転体とを備える。駆動ギアは、2つの噛み合い面と噛み合い面に挟まれる歯側面とをそれぞれ有する複数の歯が形成される。加湿用回転体は、外周部に第1ギアが形成され、第1ギアが駆動ギアに噛み合う。噛み合い面は、歯の先端部に向かって細くなる。歯側面は、傾斜面である。そして、加湿用回転体の外周部の近傍の当接部が、歯側面に当たることで、第1ギアを含む加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置に誘導される。
第1発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の当接部が、駆動ギアの、傾斜面である歯側面に当たることで加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置に誘導される。すなわち、第1ギアと駆動ギアとの歯同士が良好に噛み合う位置に加湿用回転体が誘導されることになる。これにより、駆動ギアと、加湿用回転体とが別に設けられている場合であっても、両者を、ギア同士がうまく噛み合うような位置にセットすることができる。
第2発明に係る加湿装置は、第1発明に係る加湿装置であって、歯側面は、駆動ギアの回転軸に直交する面に対して傾斜する平面である。
第2発明に係る加湿装置では、歯側面が傾斜を有する平面であることにより、加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置に誘導しやすくなる。
第3発明に係る加湿装置は、第1発明または第2発明に係る加湿装置であって、駆動ギアの歯側面の歯根元部と歯側面の歯先端部との軸方向に沿った第1距離は、駆動ギアの歯底の軸方向の寸法の1/5以上である。
第3発明に係る加湿装置では、加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置により誘導しやすくなる。
第4発明に係る加湿装置は、第3発明に係る加湿装置であって、当接部の当接面は、加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置にある状態において、歯側面と略平行である。
第4発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の当接部の当接面が、駆動ギアの歯の歯側面と略平行であることにより、当接部が歯側面に当たった際、より加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置に誘導することを強化することができる。
第5発明に係る加湿装置は、第3発明または第4発明に係る加湿装置であって、ガイド部をさらに備える。ガイド部は、加湿用回転体の近傍に設けられ、当接部が歯側面に当たるように加湿用回転体を誘導する。
第5発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の近傍にガイド部が設けられることによって、加湿用回転体の当接部が駆動ギアの歯の歯側面に当たるように誘導することができる。
第6発明に係る加湿装置は、第5発明に係る加湿装置であって、加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置にある状態において、ガイド部と加湿用回転体との間には、隙間がある。そして、隙間の寸法は、第1距離よりも狭い。
第6発明に係る加湿装置では、隙間の寸法が第1距離よりも狭いことにより、加湿用回転体の当接部が駆動ギアの歯の歯側面に当たるように誘導することをより強化することができる。また、例えば、加湿用回転体が、回転によって水を汲み上げることで空気を加湿するような回転体の場合、加湿用回転体の回転時に加湿用回転体に水が付着することが想定されるが、加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置にある状態において、ガイド部と加湿用回転体との間に隙間があることにより、加湿用回転体に付着した水滴をガイド部に付着することを抑制することができる。
第1発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の当接部が、駆動ギアの、傾斜面である歯側面に当たることで加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置に誘導される。すなわち、第1ギアと駆動ギアとの歯同士が良好に噛み合う位置に加湿用回転体が誘導されることになる。これにより、駆動ギアと、加湿用回転体とが別に設けられている場合であっても、両者を、ギア同士がうまく噛み合うような位置にセットすることができる。
第2発明に係る加湿装置では、歯側面が傾斜を有する平面であることにより、加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置に誘導しやすくなる。
第3発明に係る加湿装置では、加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置により誘導しやすくなる。
第4発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の当接部の当接面が、駆動ギアの歯の歯側面と略平行であることにより、当接部が歯側面に当たった際、より加湿用回転体を駆動ギアに対する正規の位置に誘導することを強化することができる。
第5発明に係る加湿装置では、加湿用回転体の近傍にガイド部が設けられることによって、加湿用回転体の当接部が歯側面に当たるように誘導することができる。
第6発明に係る加湿装置では、隙間の寸法が第1距離よりも狭いことにより、加湿用回転体の当接部が駆動ギアの歯の歯側面に当たるように誘導することをより強化することができる。また、例えば、加湿用回転体が、回転によって水を汲み上げることで空気を加湿するような回転体の場合、加湿用回転体の回転時に加湿用回転体に水が付着することが想定されるが、加湿用回転体が駆動ギアに対する正規の位置にある状態において、ガイド部と加湿用回転体との間に隙間があることにより、加湿用回転体に付着した水滴をガイド部に付着することを抑制することができる。
空気調和装置の概略外観図。 空気調和装置の縦断面図。 水トレーが引き出された状態の空気調和装置を示すイメージ図(軸受部を除く)。 水トレーの概略分解斜視図(軸受部および加湿ロータは除く)。 軸受部の概略斜視図。 加湿ロータの分解斜視図。 加湿ロータの一部を縦切断した斜視断面図。 第2車輪の正面図。 加湿ロータの一部の斜視図。 本体部の背面側部分を除去したときの内部を示す空気調和装置(水トレーが本体部の所定位置に収容された状態)の背面図。 加湿ロータと駆動ギアとの関係を示すための加湿ロータおよび駆動ギアの一部の斜視図。 駆動ギアの右側面図。 加湿ロータの、駆動ギアに対する正規の位置にある状態を示す模式図(第1ギアは除く)。 加湿ロータの、軸方向にずれた状態を示す模式図(第1ギアは除く)。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る加湿ユニット4を備える空気調和装置1について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空気調和装置1の構成>
以下の説明において、上下左右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示す方向を意味する。
空気調和装置1は、加湿機能および空気清浄機能を有しており、加湿運転時は、加湿装置として、空気清浄運転時は、空気清浄装置として機能する。また、空気調和装置1では、単一機能の発揮だけでなく、複数の機能、すなわち、加湿機能および空気清浄機機能を同時に発揮することができる。
図1は、空気調和装置1の概略外観図である。図1に示すように、空気調和装置1は、ケーシング10から構成される。ケーシング10は、本体部11と、本体部11の正面側から着脱可能に嵌め込まれる前面パネル12とから構成される。
本体部11には、室内の空気をケーシング10内に導入するための吸込口21が形成されている。具体的には、吸込口21は、本体部11の両側面の正面側部分にそれぞれ形成されている。また、本体部11には、ケーシング10内で生成される空気を外部に排出するための吹出口22が形成されている。具体的には、吹出口22は、本体部11の上面の背面側部分に形成されている。
また、本体部11には、ユーザの操作命令を受け付ける操作パネル61が、その上面の正面側部分に設けられている。また、本体部11には、空気調和装置1の運転状態等に関する情報をユーザに報知するための表示部71が、その前面や操作パネル61上に設けられている。表示部71は、例えば、LEDから成る。
また、ケーシング10内には、図2に示すように、主として、送風機2、空気清浄ユニット3、加湿ユニット4、および、これらの制御を行う制御ユニット(図示せず)が収容されている。
また、ケーシング10内には、図3に示すように、本体部11の一部に着脱可能な引き出し式の水トレー42(後述する)が収容されている。水トレー42が本体部11の所定部分に収容されている状態においては、水トレー42の右側面は、ケーシング10の右側面と一体視されるようになっている。
以下、ケーシング10内に収容される各部の具体的な構成について説明する。
<ケーシング10内の各部の構成>
(1)送風機2
送風機2は、図2に示すように、ケーシング10内の背面側部分に配置されている。ここで、空気調和装置1では、空気清浄ユニット3、加湿ユニット4、送風機2が、正面側から順に並んで配置されている。よって、制御ユニットによって送風機2に駆動力を伝達する送風機モータ(図示せず)等が稼働されると、吸込口21を介してケーシング10内に流入する空気が空気清浄ユニット3、加湿ユニット4を通過し、送風機2によって吹出口22を介してケーシング10外に流出する空気流路が形成される。
(2)空気清浄ユニット3
空気清浄ユニット3は、主として、プレフィルタ31と、イオン化部32と、プリーツフィルタ33と、脱臭触媒34とを有している。また、これらは、正面側からこの順に並んで配置されている。
プレフィルタ31は、空気中の塵埃を捕捉する。イオン化部32は、空気中の塵埃を帯電させる。プリーツフィルタ33は、イオン化部32で帯電された塵埃を吸着する。脱臭触媒34は、プレフィルタ31、イオン化部32、プリーツフィルタ33を通過した空気中のニオイや有毒ガスを吸着して分解する。
(3)加湿ユニット4
加湿ユニット4は、図2や図4に示すように、主として、水タンク41と、水トレー42と、加湿ロータ43と、加湿ロータ43を駆動モータ(図示せず)からの駆動力によって駆動回転させる駆動ギア44とから構成される。
ここで、加湿ロータ43は、水トレー42の所定位置に配置される。よって、水トレー42がケーシング10の本体部11から引き出されると、加湿ロータ43も同様に、ケーシング10の本体部11から引き出されることになる(図3を参照)。
(a)水タンク41
水タンク41は、ケーシング10内の正面側部分に配置される。水トレー42が本体部11に収容されている状態において、水タンク41の下方にはフロート弁(図示せず)が設けられており、フロート弁が水トレー42内の水位の減少により下がることで水タンク41内の水が水トレー42内に流出する。
(b)水トレー42
水トレー42は、加湿した空気を生成するために、空気清浄ユニット3を通過する空気に供給する水分を貯留する。なお、上述したように、水トレー42内に貯留される水の水源は、水タンク41である。
水トレー42の中央部より背面側の位置には、水トレー42内を略中央部よりも正面側の領域と、略中央部よりも背面側の領域とに仕切る仕切り壁421が設けられている。
仕切り壁421の下部には、略中央部よりも正面側の領域に貯留される水を略中央部よりも背面側の領域に流入させるための開口422が形成されている。
また、仕切り壁421の所定位置および水トレー42を構成する外周壁の所定位置には、それぞれ、加湿ロータ43(後述する)の回転軸434(後述する)を支持することによって加湿ロータ43全体を回転可能に支持する軸受部14,15(図5を参照)が配置されている。具体的には、仕切り壁421の所定位置における略中央部から上端部にかけて開口(図示せず)が形成され、水トレー42を構成する外周壁の後上端部であって、仕切り壁421に形成される開口と対向する位置には、仕切り壁421に形成される開口と仕切り壁421の長手に平行する方向を軸として対称となるような開口423が形成されている。そして、それぞれの開口に軸受部14,15の第1挿入部114aおよび第2挿入部115a(図5を参照)が嵌められ、軸受部14,15の第1ネジ止め部114bおよび第2ネジ止め部115b(図5を参照)のそれぞれに形成される孔を介してネジ止めがされることで軸受部14,15が正規の取り付け位置に固定されている。
図5に示すように、軸受部14,15にはそれぞれ上端部に、開口114cおよび開口115cが形成されている。これらの開口114c,115cに、加湿ロータ43の回転軸434の両端部がそれぞれ上方から挿入され、回転軸434が軸受部14,15に支持されることで、加湿ロータ43は回転可能に支持されている。
(c)加湿ロータ43
加湿ロータ43は、これを通過する空気に水分を供給する機能を有する。これにより、吸込口21から吸い込まれ空気清浄ユニット3で清浄された空気が、この加湿ロータ43を通過することによって、室内に加湿された清浄な空気を供給することができる。加湿ロータ43は、その中心部に位置する回転軸434を介して、軸受部14,15に着脱可能および回転可能に支持されている。加湿ロータ43は、この回転によって水トレー42内に貯められる水を汲み上げることができ、これにより、上述したように、加湿ロータ43を通過する空気に水分を供給している。
加湿ロータ43は、図6に示すように、第1車輪431と、加湿フィルタ432と、第2車輪433とが、回転軸434を同軸として組み合わさることにより構成される。
(c−1)第1車輪431
第1車輪431は、円形状を有する枠部471と、枠部471の正面側の外周縁部分に配置される水ポケット群472とから構成される。
枠部471は、円板形状の板状の部材から構成され外周部近傍を構成する外枠部471aと、外枠部471aのそれぞれの所定位置から半径方向内側に向かって(具体的には、後述する円ボス部471dに向かって)延びる複数のアーム部471bと、アーム部471bの略中央部を通るような円形状を有しアーム部471bに連結される内枠部471cとを有する。また、枠部471の略中心部には、回転軸434を貫通させるための円ボス部471dが形成されている。
外枠部471aは、円板形状を有し外周部近傍を構成する外周部481aと、外周部481aの略中央部よりも半径方向内側の位置から正面側に略鉛直方向に立ち上がる円形状を有する鉛直部481bとを有する。外周部481aの鉛直部481bよりも半径方向外側の部分のそれぞれの所定位置には、複数の開口481cが形成されている。
外周部481aは、図7に示すように、その外周面181aが、加湿ロータ43の軸方向に直交する面に対して、内側から外側に向かって傾斜する傾斜面となっている。具体的には、第1車輪431と、加湿フィルタ432と、第2車輪433とが組み合わさっている状態において、外周面181aは、第1ギア491bが位置する方向とは反対の方向から第1ギア491bが位置する方向にかけて下り傾斜する傾斜面である。
水ポケット群472は、図6に示すように、外周部481aおよび鉛直部481bに一体的に形成され外枠部471aの正面側の外周縁部分に放射線状に等間隔に配置される複数の水ポケット部472aから構成される。
水ポケット部472aの内部には、加湿ロータ43の回転方向の下流側から上流側にかけて凹む水ポケット凹部472bが形成される。複数の水ポケット部472aは、加湿ロータ43の回転により、各々が順次水トレー42内に浸水し上昇し、また浸水するといった動作を繰り返す。水ポケット部472aが浸水すると、水ポケット凹部472b内に水が流入する。次に、水ポケット部472aが加湿ロータ43の回転方向に上昇し最上位置に近付くにしたがって水ポケット凹部472b内に溜まった水は、外周部481aに形成される開口481cを介して加湿フィルタ432の側面(正面側部分)に向かって流れ、水ポケット部472aが最上位置を通過したときにほぼ全ての水が加湿フィルタ432の側面に対して流れる。これにより、加湿フィルタ432全体に水が行きわたるようになっている。
(c−2)加湿フィルタ432
加湿フィルタ432は、円板形状のハニカム構造体であり、水ポケット群472によって供給される水を吸着するフィルタである。加湿フィルタ432は、例えば、不織布等から成る。加湿フィルタ432は、第1車輪431と、第2車輪433との間に配置される。具体的には、加湿フィルタ432は、第1車輪431の外周部481aの鉛直部481bよりも半径方向内側の部分に嵌まるように配置されている。また、加湿フィルタ432の中心部には、回転軸434を貫通させるための円形状の開口432aが形成されている。この開口432aは、第1車輪431、加湿フィルタ432および第2車輪433が組み合わさった状態において、加湿フィルタ432の、第1円ボス部471dおよび第2円ボス部493(後述する)に対向する位置に設けられる。なお、水トレー42が本体部11の所定位置に収容されている状態(加湿ロータ43が水トレー42に正規に取り付けられている状態)において、加湿フィルタ432の最下部は、水トレー42内の水の満水位置よりも上方に位置している。すなわち、加湿フィルタ432は、水トレー42内に浸水しないようになっている。
(c−3)第2車輪433
第2車輪433は、第1車輪431に嵌合し、第1車輪431と略同一の大きさ(径)を有する円板形状の部材である。第2車輪433は、図6および図8に示すように、外枠部491と、複数のアーム部492と、内枠部493とを有する。また、第2車輪433の略中央部には、第1車輪431の第1円ボス部471dに嵌合し、回転軸434を貫通させるための第2円ボス部494が形成されている。複数のアーム部492はそれぞれ、外枠部491の内縁部の所定位置から第2円ボス部494にかけて延びる。内枠部493は、その外周円がアーム部492の略中央部を通るような円形状を有する。
図8に示すように、外枠部491の外周部491aには、周方向に第1ギア491bが形成されている。
第1ギア491bは、図9に示すように、その歯幅方向の外側の第1端面191bにフランジ部491cを有している。フランジ部491cの径は、第1ギア491bの歯底円の径より大きい(好ましくは、フランジ部491cの径は、第1ギア491bの歯先円の径以上である)。また、フランジ部491cは、加湿ロータ43の軸方向に直交する面に対して傾斜しており(具体的には、フランジ部491cは、外側から内側にかけて下り傾斜している)、その下面が、外枠部491の外周部491a(図8を参照)の歯幅方向の外側の端面に当接している。すなわち、第1ギア491bと、フランジ部491cと、外枠部491の外周部491aとは、一体的に形成されている。
なお、図7や図9に示すように、第1ギア491bの第1端面191bと歯幅方向に反対側の第2端面291bの一部には、第1車輪431の側面の一部が当接している。この第1車輪431の側面の一部(具体的には、第1車輪431の外周部481aの一部)は、第1ギア491bの第2端面291bのフランジ部分の役割を有している。
また、第1車輪431の外周円の径は、フランジ部491cと同様に、第1ギア491bの歯先円の径より大きく、また、第1ギア491bの歯先円の径以上であることが望ましい。
(c−4)回転軸434
回転軸434は、図6に示すように、第1車輪431の第1円ボス部471d、加湿フィルタ432の開口432a、および、第2車輪433の第2円ボス部493に貫通し、加湿ロータ43全体が回転する際の軸となる部材である。
(d)駆動ギア44
駆動ギア44は、駆動ギア44に駆動力を伝達する駆動モータの駆動軸62(図2を参照)に取り付けられている。よって、駆動モータが制御ユニットによって駆動されると、駆動ギア44は回転する。なお、駆動軸62、駆動軸62に取り付けられる駆動ギア44および駆動モータは、本体部11内の所定位置に固定されている。具体的には、図10や図11に示すように、水トレー42が本体部11に収容されている状態において、駆動ギア44に形成される歯45と加湿ロータ43に形成される第1ギア491bの歯とが噛み合うような位置に固定されている。ここで、水トレー42が本体部11に収容されている状態において、駆動ギア44は、その中心軸が、背面視において加湿ロータ43の回転軸434に対して、加湿ロータ43の挿入方向側かつ斜め上方に位置するように(好ましくは、駆動ギア44のピッチ円と第1ギア491bのピッチ円との接線と、加湿ロータ43の回転軸434を通る水平面とが45°になるような位置に)配置されている。これは、駆動ギア44と第1ギア491bとの歯当たりを良好にするためである。
よって、駆動モータの駆動によって駆動ギア44が回転することで、駆動ギア44の歯45と歯同士が噛み合う第1ギア491bが形成される加湿ロータ43は回転するようになっている。
ここで、以下、駆動ギア44に形成される複数の歯45の形状について図11および図12を参照しながら説明する。なお、駆動ギア44の軸方向と、加湿ロータ43の軸方向とは、略同方向を意味する。
(駆動ギア44の歯45の形状について)
駆動ギア44の1つの歯45は、略長方形状の先端面46と、噛み合い面群47と、傾斜側面群48とを有する。
噛み合い面群47は、駆動ギア44の歯45が加湿ロータ43に形成される第1ギア491bの歯と歯合する際、第1ギア491bの歯面と当接する面である噛み合い面47a,47bから成る。噛み合い面47a,47bは、先端面46の、駆動ギア44の回転方向の下流側端部および回転方向の上流側端部からそれぞれ回転方向の下流側、上流側に向かって下り傾斜している。また、噛み合い面47a,47bは、歯45の先端部に向かうほど細くなる形状を有している。
傾斜側面群48は、先端面46と、2つの噛み合い面47a,47bとに挟まれた面である2つの傾斜側面48a,48bから成る。傾斜側面48a,48bは、駆動ギア44の回転軸に直交する面に対して傾斜する平面である。具体的には、傾斜側面48a,48bは、先端面46の歯幅方向(軸方向)のそれぞれの端部から歯幅方向(軸方向)に下り傾斜する平面である。また、傾斜側面48a,48bは、歯45の先端部に向かうほど細くなる形状を有している。
傾斜側面48a,48bは、歯45にC面加工が施されることにより形成される面である。なお、ここでいうC面加工は、ギア同士の噛み合いを良好に保つために施される通常のC面加工のレベルではない。具体的には、駆動ギア44の歯45には、傾斜側面48a,48bにおける歯先端部49a,49b(すなわち、先端面46の軸方向のそれぞれの端部)と傾斜側面48a,48bにおける歯根元部50a,50bとの歯幅方向(軸方向)に沿った距離である第1距離d1,d2が、それぞれ駆動ギア44の歯底51の歯幅方向(軸方向)の寸法d3の1/3以上となるようなC面加工が施されている。但し、第1距離d1,d2は、駆動ギア44の歯底51の歯幅方向(軸方向)の寸法d3の1/3以上となるものに限られず、1/5以上であってもよい。
また、傾斜側面48aは、加湿ロータ43が駆動ギア44に対して正規に位置する状態において、フランジ部491cの第1ギア491bの第1端面191bに当接する側の第1面491d(図7や図9を参照)と、略平行となるような傾斜角度を有している。また、傾斜側面48bは、加湿ロータ43が駆動ギア44に対して正規に位置する状態において、第1車輪431の外周部481aの外周面181aと、略平行となるような傾斜角度を有している。
(4)制御ユニット
制御ユニットは、操作パネル61の下方に位置する複数の電装品から構成され、空気調和装置1内の各種部品の動作を制御する。具体的には、制御ユニットは、操作パネル61を介して入力されるユーザの指令に基づいて、送風機2、空気清浄ユニット3および加湿ユニット4の制御を行う。例えば、ユーザが操作パネル61を介して空気調和装置1に加湿運転および空気清浄運転を行う旨の制御指令を入力した場合、制御ユニットは、送風機モータを稼働したり、駆動モータを駆動したりする。
(5)ガイドリブ81a,81b
本体部11内には、図13に示すように、水トレー42を本体部11の所定位置に収容する際、水トレー42に取り付けられている加湿ロータ43を、本体部11に固定されている駆動ギア44に対する正規の位置に誘導するためのガイドリブ81a,81bが設けられている。
なお、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置にある状態(図13に示す状態)において、加湿ロータ43のそれぞれの軸方向の両端部とガイドリブ81a,81bとの間には、それぞれ第1隙間c1および第2隙間c2が設けられている。これは、加湿ロータ43の回転時において、加湿ロータ43に付着した水をガイドリブ81a,81bに付着するのを抑制するためである。
ガイドリブ81a,81bは、水トレー42の本体部11への挿入時に、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置よりも多少軸方向にずれても、加湿ロータ43の第1車輪431の外周面181aおよび第2車輪433のフランジ部491cの第1面491dが、駆動ギア44の歯45の傾斜側面48a,48bに当たるような位置に設けられている。具体的には、ガイドリブ81a,81bは、加湿ロータ43が駆動ギア44に対して正規に位置する状態において、第1隙間c1および第2隙間c2の寸法d4,d5がそれぞれ第1距離d1,d2よりも狭くなるように、本体部11内に配置されている。これにより、第1ギア491bが形成される加湿ロータ43は、駆動ギア44に対する正規の位置に誘導されるようになっている。
<水トレー42の本体部11の所定位置への挿入動作について>
水トレー42の清掃や加湿フィルタ432の交換を行う場合、水トレー42は、ユーザによって、本体部11から引き出された状態にある。
ここで、例えば、従来、本実施形態に係る空気調和装置1のように本体部11の一部に着脱可能に設けられる水トレー42のような水貯留容器に、本実施形態の加湿ロータ43のような加湿用の回転部材が取り付けられているものが存在する。このような空気調和装置では、加湿用の回転部材には、ギアが形成されているものが多く、本体部の所定位置に加湿用の回転部材を回転させるための駆動ギアが配置されているものが多い。そして、水貯留容器を本体部の一部に収容した状態において、加湿用の回転部材に形成されるギアと、駆動ギアとが噛み合うようになっている。しかし、このような空気調和装置では、水トレーを本体部の一部に収容する際に、加湿用部材が駆動ギアの回転軸方向にずれることが考えられ、加湿用の回転部材に形成されるギアと、駆動ギアとを簡易に、良好に噛み合わすことが困難な場合も想定される。
そこで、本実施形態に係る空気調和装置1では、水トレー42を本体部11の所定位置に収容する際、加湿ロータ43に形成される第1ギア491bの歯と、駆動ギア44の歯45とを簡易に良好に噛み合わすために、上述のような構成を採っている。
以下、水トレー42の本体部11の所定位置への挿入の際の動作について簡単に説明する。
例えば、上述したように、図14に示すように、水トレー42を本体部11の所定位置へ挿入する際、水トレー42や水トレー42に取り付けられる加湿ロータ43が、軸方向にずれる場合が考えられる。
このとき、本体部11の所定位置に設けられているガイドリブ81a,81bによって、加湿ロータ43を、駆動ギア44に対する正規の位置に誘導することができている。すなわち、水トレー42の本体部11の所定位置への挿入時、加湿ロータ43が正規の挿入位置よりも駆動ギア44の軸方向にずれてガイドリブ81a,81bに当たった場合、ガイドリブ81a,81bが加湿ロータ43を押すことによって逆方向に戻すことができている。
また、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置にある状態において、駆動ギア44の歯45の傾斜側面48aと加湿ロータ43の第2車輪433のフランジ部491cの第1面491dとが略平行であり、また、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置にある状態において、駆動ギア44の歯45の傾斜側面48bと、加湿ロータ43の第1車輪431の外周部481aの外周面181aとが略平行である。これにより、加湿ロータ43が有する第1面491dが駆動ギア44の有する傾斜側面48aに当たった場合、第1面491dを傾斜側面48aの有する傾斜に沿って移動させることで、加湿ロータ43を駆動ギア44に対する正規の位置に移動させることができる。また、第1車輪431の外周部481aの外周面181aが駆動ギア44の有する傾斜側面48bに当たった場合、当該外周面181aを傾斜側面48bの有する傾斜に沿って移動させることで、加湿ロータ43を駆動ギア44に対する正規の位置に移動させることができる。
よって、水トレー42を本体部11の所定位置に収容する際、加湿ロータ43が軸方向に多少ずれても、駆動ギア44の歯45と第1ギア491bの歯とを良好に噛み合わすことができるようになっている。
したがって、駆動ギア44と第1ギア491bとが噛み合う位置に初めから固定されていなくても、両ギア44,491bの歯同士を良好に噛み合わせることができる。
<本実施形態に係る空気調和装置1の特徴>
(1)
本実施形態に係る空気調和装置1では、駆動ギア44の歯45が、傾斜側面48a,48bを有している。また、加湿ロータ43の第2車輪433に形成される第1ギア491bが、加湿ロータ43の回転軸434に直交する面に対して傾斜するフランジ部491cを有している。また、加湿ロータ43が有する第1車輪431の外周部481aの外周面181aは、加湿ロータ43の回転軸434に直交する面に対して傾斜している。そして、傾斜側面48aは、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置にある状態において、フランジ部491cの第1面491dと略平行となる傾斜を有しており、傾斜側面48bは、加湿ロータ43が駆動ギア44に対する正規の位置にある状態において、第1車輪431の外周部481aの外周面181aと略平行となる傾斜を有している。
また、本実施形態に係る空気調和装置1では、本体部11内にガイドリブ81a,81bが配置されている。そして、加湿ロータ43が駆動ギア44に対して正規に位置する状態において、ガイドリブ81a,81bと、加湿ロータ43との間にある第1隙間c1および第2隙間c2の寸法d4,d5は、それぞれ第1距離d1,d2よりも狭い。
以上により、水トレー42を本体部11の所定位置に収容する際、駆動ギア44の歯45の有する傾斜側面48a,48bが、第1車輪431の外周面181aと第2車輪433のフランジ部491cの第1面491dとを含む加湿ロータ43を、駆動ギア44と第1ギア491bとの噛み合いが良好な位置に誘導することができるようになっている。
よって、水トレー42を本体部11の所定位置に収容する際、水トレー42や水トレー42に取り付けられる加湿ロータ43が軸方向に多少ずれても、加湿ロータ43を駆動ギア44に対する正規の位置に矯正することができている。したがって、駆動ギア44と第1ギア491bを有する加湿ロータ43とが別に設けられている場合であっても、第1ギア491bの歯と、駆動ギア44の歯45とを簡易に良好に噛み合わせることができる。
(2)
本実施形態に係る空気調和装置1では、駆動ギア44の歯45には、一般的にギアに施されるC面加工よりも大きいC面加工(傾斜側面48a,48bにおける歯先端部49a,49bと、傾斜側面48a,48bにおける歯根元部50a,50bと、の軸方向に沿った距離である第1距離d1,d2が、それぞれ駆動ギア44の歯底51の軸方向の寸法d3の1/3以上となるようなC面加工)が施されている。
これにより、駆動ギア44の歯45に、傾斜を有する平面である傾斜側面48a,48bが形成されている。
そして、傾斜側面48a,48bが平面であることにより、第1車輪431の外周面181aと第2車輪433のフランジ部491cの第1面491dとを含む加湿ロータ43を、駆動ギア44と第1ギア491bとの噛み合いが良好な位置に誘導しやすくしている。
<本実施形態に係る空気調和装置1の変形例>
(A)
上記実施形態では、第1車輪431の外周部481aの外周面181aが傾斜していると説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、第2車輪433の外周部491aに形成される第1ギア491bの第2端面291b自体が、第1車輪431の外周部481aの外周面181aが有する傾斜角度と同様の傾斜(具体的には、駆動ギア44の歯45の傾斜側面48bと略平行になるような傾斜)を有していてもよい。
(B)
上記実施形態では、駆動ギア44の歯45には、C面加工が施されることにより平面である傾斜側面48a,48bが形成されると説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、駆動ギア44の歯45に、加湿ロータ43を駆動ギア44に対する正規の位置に誘導することができるような面を形成することができれば、C面加工に限られず、他の加工であってもよい。
(C)
上記実施形態では、加湿機能および空気清浄機能付きの空気調和装置1に限定して説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、冷房機能や暖房機能を有する空気調和装置であってもよいし、ヒートポンプ式の給湯装置であってもよい。
本発明では、形成されるギアによって回転可能な加湿用手段と、加湿用手段を回転させるための駆動ギアとが別に設けられている場合であっても、両者を、ギア同士がうまく噛み合うような位置にセットすることができるので、有用である。
4 加湿ユニット(加湿装置)
43 加湿ロータ(加湿用回転体)
44 駆動ギア
45 駆動ギアの歯
47a,47b 噛み合い面
48a,48b 傾斜側面(歯側面)
49a,49b 傾斜側面の歯先端部(歯側面の歯先端部)
50a,50b 傾斜側面の歯根元部(歯側面の歯根元部)
51 駆動ギアの歯底
81a,81b ガイドリブ(ガイド部)
491b 第1ギア
491c フランジ部(当接部)
491d フランジ部の第1面(当接部の当接面)
c1 第1隙間(隙間)
c2 第2隙間(隙間)
d1,d2 第1距離
d3 駆動ギアの歯底の軸方向の寸法
d4,d5 第1隙間、第2隙間の寸法(隙間の寸法)
特開2005−274096号公報

Claims (6)

  1. 2つの噛み合い面(47a,47b)と前記噛み合い面(47a,47b)に挟まれる歯側面(48a,48b)とをそれぞれ有する複数の歯(45)が形成される駆動ギア(44)と、
    外周部に第1ギア(491b)が形成され、前記第1ギア(491b)が前記駆動ギア(44)に噛み合う加湿用回転体(43)と、
    を備え、
    前記噛み合い面(47a,47b)は、前記歯(45)の先端部に向かって細くなり、
    前記歯側面(48a,48b)は、傾斜面であり、
    前記加湿用回転体(43)の前記外周部の近傍の当接部(491c)が、前記歯側面(48a,48b)に当たることで、前記第1ギア(491b)を含む加湿用回転体(43)が前記駆動ギア(44)に対する正規の位置に誘導される、
    加湿装置(4)。
  2. 前記歯側面(48a,48b)は、前記駆動ギア(44)の回転軸に直交する面に対して傾斜する平面である、
    請求項1に記載の加湿装置(4)。
  3. 前記歯側面(48a,48b)の歯根元部(50a,50b)と前記歯側面(48a,48b)の歯先端部(49a,49b)との軸方向に沿った第1距離(d1,d2)は、前記駆動ギア(44)の歯底(51)の軸方向の寸法(d3)の1/5以上である、
    請求項1または2に記載の加湿装置(4)。
  4. 前記当接部(491c)の当接面(491d)は、前記加湿用回転体(43)が前記駆動ギア(44)に対する正規の位置にある状態において、前記歯側面(48a,48b)と略平行である、
    請求項3に記載の加湿装置(4)。
  5. 前記加湿用回転体(43)の近傍に設けられ、前記当接部(491c)が前記歯側面(48a,48b)に当たるように前記加湿用回転体(43)を誘導するガイド部(81a,81b)をさらに備える、
    請求項3または4に記載の加湿装置(4)。
  6. 前記加湿用回転体(43)が前記駆動ギア(44)に対する正規の位置にある状態において、前記ガイド部(81a,81b)と前記加湿用回転体(43)との間には、隙間(c1,c2)があり、
    前記隙間(c1,c2)の寸法(d4,d5)は、前記第1距離(d1,d2)よりも狭い、
    請求項5に記載の加湿装置(4)。
JP2009206385A 2009-09-07 2009-09-07 加湿装置 Active JP5099092B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206385A JP5099092B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009206385A JP5099092B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 加湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011058661A true JP2011058661A (ja) 2011-03-24
JP5099092B2 JP5099092B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=43946514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009206385A Active JP5099092B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5099092B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140028586A (ko) * 2012-08-29 2014-03-10 코웨이 주식회사 회전형 가습필터식 가습 장치
CN102679519B (zh) * 2012-06-18 2017-10-10 海尔集团公司 一种加湿水轮及空气净化加湿器
KR20190088870A (ko) * 2018-01-19 2019-07-29 엘지전자 주식회사 가습 공기청정기
CN110230860A (zh) * 2019-06-20 2019-09-13 福州市闽侯县扬贤工艺品有限公司 一种基于智能家居平台的保湿雾化器
CN111076312A (zh) * 2018-10-22 2020-04-28 大金工业株式会社 空气处理装置
US11592198B2 (en) 2018-01-19 2023-02-28 Lg Electronics Inc. Air purifier
US11598537B2 (en) 2018-01-19 2023-03-07 Lg Electronics Inc. Air purifier

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274096A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置
JP2009008291A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Toshiba Home Technology Corp 加湿器
JP2009024918A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sharp Corp 回転駆動構造及び加湿装置
JP2009097849A (ja) * 2007-05-28 2009-05-07 Daikin Ind Ltd 加湿機
JP2009186073A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Sharp Corp 加湿装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005274096A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置
JP2009097849A (ja) * 2007-05-28 2009-05-07 Daikin Ind Ltd 加湿機
JP2009008291A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Toshiba Home Technology Corp 加湿器
JP2009024918A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sharp Corp 回転駆動構造及び加湿装置
JP2009186073A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Sharp Corp 加湿装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102679519B (zh) * 2012-06-18 2017-10-10 海尔集团公司 一种加湿水轮及空气净化加湿器
KR101977025B1 (ko) * 2012-08-29 2019-05-10 웅진코웨이 주식회사 회전형 가습필터식 가습 장치
KR20140028586A (ko) * 2012-08-29 2014-03-10 코웨이 주식회사 회전형 가습필터식 가습 장치
US11306931B2 (en) 2018-01-19 2022-04-19 Lg Electronics Inc. Air purifier
KR20190088870A (ko) * 2018-01-19 2019-07-29 엘지전자 주식회사 가습 공기청정기
US11885525B2 (en) 2018-01-19 2024-01-30 Lg Electronics Inc. Air purifier
US11761649B2 (en) 2018-01-19 2023-09-19 Lg Electronics Inc. Air purifier
US11598537B2 (en) 2018-01-19 2023-03-07 Lg Electronics Inc. Air purifier
KR102116572B1 (ko) * 2018-01-19 2020-05-28 엘지전자 주식회사 가습 공기청정기
US11592198B2 (en) 2018-01-19 2023-02-28 Lg Electronics Inc. Air purifier
JPWO2020085338A1 (ja) * 2018-10-22 2021-10-21 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
JP7189454B2 (ja) 2018-10-22 2022-12-14 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
CN111076312B (zh) * 2018-10-22 2021-11-16 大金工业株式会社 空气处理装置
WO2020085338A1 (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 ダイキン工業株式会社 空気処理装置
CN111076312A (zh) * 2018-10-22 2020-04-28 大金工业株式会社 空气处理装置
CN110230860A (zh) * 2019-06-20 2019-09-13 福州市闽侯县扬贤工艺品有限公司 一种基于智能家居平台的保湿雾化器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5099092B2 (ja) 2012-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5099092B2 (ja) 加湿装置
JP4957836B2 (ja) 加湿装置
JP5892723B2 (ja) 空気清浄加湿器及びそのディスクアセンブリー
JP5836549B2 (ja) 空気清浄機及び空気清浄機の使用方法
JP5832214B2 (ja) 加湿装置
JP2011047637A (ja) 空気清浄加湿器
JP4775414B2 (ja) 空気清浄機
JP2011080755A (ja) 空気清浄加湿器及びそのディスクアセンブリ
JP5862717B2 (ja) 空気清浄機
JP2010017685A (ja) 空気清浄機
JP5953196B2 (ja) 加湿装置
JP5808996B2 (ja) 空気清浄機及び空気清浄機の使用方法
KR20180026525A (ko) 가습 필터 및 가습기
KR101977025B1 (ko) 회전형 가습필터식 가습 장치
JP5586345B2 (ja) 加湿機
KR20120019790A (ko) 탈착 가능한 토출 패널을 구비한 가습기
JP2011122788A (ja) 加湿装置及び空気清浄機
JP2014231924A (ja) 除加湿装置
JP5347828B2 (ja) 加湿装置
JP6164264B2 (ja) 空気清浄機
JP6099462B2 (ja) 加湿装置
JP2015143582A (ja) 加湿装置
JP5171762B2 (ja) 加湿機
CN101995068A (zh) 加湿装置
JP2016128749A (ja) 加湿装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120821

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5099092

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3