JP2009024918A - 回転駆動構造及び加湿装置 - Google Patents

回転駆動構造及び加湿装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009024918A
JP2009024918A JP2007187474A JP2007187474A JP2009024918A JP 2009024918 A JP2009024918 A JP 2009024918A JP 2007187474 A JP2007187474 A JP 2007187474A JP 2007187474 A JP2007187474 A JP 2007187474A JP 2009024918 A JP2009024918 A JP 2009024918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rotating
filter
rotating body
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007187474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4757239B2 (ja
Inventor
Hiroshi Kitakakiuchi
廣士 北垣内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2007187474A priority Critical patent/JP4757239B2/ja
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to US12/669,430 priority patent/US8500106B2/en
Priority to CN201210076916.6A priority patent/CN102628604B/zh
Priority to KR1020117027097A priority patent/KR101205663B1/ko
Priority to CN2008800249981A priority patent/CN101755172B/zh
Priority to MYPI2010000229A priority patent/MY178506A/en
Priority to KR1020107003431A priority patent/KR101183802B1/ko
Priority to PCT/JP2008/062711 priority patent/WO2009011339A1/ja
Publication of JP2009024918A publication Critical patent/JP2009024918A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4757239B2 publication Critical patent/JP4757239B2/ja
Priority to US13/436,127 priority patent/US8382073B2/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】水平移動させるだけで回転駆動用のローラに対して着脱でき、フィルタのメンテナンスが行い易くなる回転体の回転駆動構造及び加湿装置を提供する。
【解決手段】回転駆動されるローラ95aと、貯水容器5に貯留された水に一部が浸漬するように吸水フィルタを保持し、外周面が円形の回転ドラム4とを備える。回転ドラム4の外周面をローラ95aの外周面に接触させ、ローラ95aを回転駆動することにより回転ドラム4を回転させ、送風機3により空気を吸水フィルタ7に通過させ、吹き出す。この場合において、回転ドラム4の回転軸に垂直、かつ、略水平方向に回転ドラム4を移動することによって、回転ドラム4の回転軸がローラ95aの回転軸の略鉛直下方に位置するように、回転ドラム4を着脱可能に装着する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸水性のあるフィルタを保持する回転体と回転体を回転させるローラとを備えた回転駆動構造及び加湿装置に関する。
湿潤した空気を吹き出すことにより室内の湿度を保つ加湿装置には、様々な加湿の方式が用いられている。例えば、特許文献1に示す加湿装置は、乾燥した室内の空気を取り込み、取り込んだ空気を加湿させ、放出している。具体的には、吸水性を有するシート状の素材を略縦長方形に形成したフィルタを、何れか一方の端部が機体の底部に配設された水槽内の水に浸るように回転自在に保持する。かかるフィルタは、端部が水に浸った場合、水槽内の水を吸い上げ、全体が湿潤する。そして、湿潤したフィルタに取り込んだ室内の空気を通過させ、室内に放出する。
特開2003−302077号公報
ところで、特許文献1に開示された加湿装置おいて、フィルタを通過する空気又は水槽内の水等に塵埃が含まれている場合、フィルタに塵埃が付着し、また、水を吸水することでフィルタに水垢が付着する。そして、塵埃又は水垢が付着したフィルタでは、空気を十分に通過させることができず、また、水槽内の水を十分に吸い上げなくなり、加湿装置の性能が低下する。このため、加湿装置の効力を維持するために、フィルタを定期的に交換し、また、フィルタを清掃する必要がある。
しかしながら、特許文献1においては、フィルタはギヤモータと直結して回転する構造となっているため、使用者が簡単にフィルタを着脱することができない。このため、フィルタの交換又は清掃等のメンテナンスを行うことができない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フィルタを保持し、着脱可能に装着された回転体と、回転体の外周面と接触し、回転体を回転させるローラとの回転軸を略鉛直線上に配置し、回転体をローラとの接触位置から水平移動可能な構成とすることにより、水平移動させるだけで回転駆動用のローラに対して着脱でき、フィルタのメンテナンスが行い易くなる回転体の回転駆動構造及び加湿装置を提供することにある。
本発明に係る回転駆動構造は、回転駆動されるローラと、フィルタを保持し、外周面が円形の回転体とを備え、該回転体の外周面を前記ローラの外周面に接触させ、前記回転体を回転させる回転駆動構造において、前記回転体の回転軸に垂直、かつ、略水平方向に前記回転体を移動することによって、前記回転体の回転軸が前記ローラの回転軸の略鉛直下方に位置するように、前記回転体を着脱可能に装着する装着部を備えていることを特徴とする。
また、本発明の回転駆動構造は、前記回転体の外周面及び/又は前記ローラの外周面には、ローレット加工が施されていることを特徴とする。
さらに、本発明の回転駆動構造において、前記ローラは、上下動可能に保持される構成としてあることを特徴とする。
また、本発明の回転駆動構造は、前記ローラに対して下向きに圧力を付与する与圧部をさらに備えていることを特徴とする。
本発明の加湿装置は、回転駆動されるローラと、貯水部に貯留された水に一部が浸漬するようにフィルタを保持し、外周面が円形の回転体とを備え、該回転体の外周面を前記ローラの外周面に接触させ、前記ローラを回転駆動することにより前記回転体を回転させ、送風機により空気を前記フィルタに通過させ、吹き出す加湿装置であって、前記回転体の回転軸に垂直、かつ、略水平方向に前記回転体を移動することによって、前記回転体の回転軸が前記ローラの回転軸の略鉛直下方に位置するように、前記回転体を着脱可能に装着する装着部を備えていることを特徴とする。
本発明の加湿装置は、前記回転体及び前記ローラを収納する筐体をさらに備え、前記送風機は、該筐体の外部から取り込んだ空気を前記フィルタに通過させ、前記フィルタは、該フィルタの回転軸が前記回転体の回転軸と一致するように前記回転体の内側で保持され、前記装着部は、前記貯水部と一体に設けられ、前記フィルタの下部が前記貯水部に浸漬するように前記回転体を保持し、前記筐体に着脱可能である構成としてあることを特徴とする。
本発明においては、フィルタを保持する回転体は、円形の外周面がローラと接触し、かかるローラが回転駆動されることにより、回転力が伝達され回転する。また、回転体は、水平移動することにより、回転体の回転軸がローラの回転軸の略鉛直下方に位置し、回転体とローラとが接触するようになる。換言すれば、回転体を水平移動することにより、回転体を回転させるローラに対して着脱可能となる。
また、本発明においては、回転体の外周面及び/又はローラの外周面には、接触位置の滑りを防止するローレット加工が施されている。
本発明においては、回転体と接触するローラが上下動し、確実に接触させている。
本発明においては、ローラに対して下方に圧力が付与されることにより、回転体の略真上において回転体と接触するローラが回転体を押圧し、接触を確実にしている。
本発明においては、フィルタの回転軸と回転体の回転軸とが一致し、フィルタの下部が貯水部の水に浸漬するように回転体が保持される。そして、送風機によりかかるフィルタに空気が通過する。下部が浸漬するフィルタを回転することにより、フィルタの一部が常に浸漬するため、フィルタが乾燥することなく空気を加湿する。
本発明により、フィルタを保持する回転体が、回転体を回転させるローラと転接してあるため、回転体とローラとを簡単に分離でき、フィルタの交換又は清掃等のメンテナンスが可能となる効果を奏する。また、ローラが回転体の略真上に位置するため、略真下方向に回転体に対するローラの押圧力が付与され、回転体に圧力を均等に付与する。これにより、ローラは安定した回転力を回転体に伝達し、回転体は安定して回転するという効果を奏する。さらに、回転体の略真上においてローラと転接するため、回転体を水平に移動させた場合、回転体が水平方向に多少位置ずれしてもローラに転接させることができるという効果を奏する。また、回転体をローラに転接させる場合、回転体を水平移動させるため、ローラと回転体との接触のバラツキを低減できるという効果を奏する。
以下、本発明の回転駆動構造を加湿装置に適用した実施の形態について、図面に基づき説明する。本実施の形態の加湿装置は、吸水性を有する吸水フィルタを用いることにより加湿装置が配置された室内を加湿する。具体的には、加湿装置の本体底部に貯水された水を吸水フィルタで吸水し、取り込んだ室内の空気を、吸水フィルタに通過させることにより加湿させる。その後、加湿された空気を室内へと送風し、室内を加湿する。
図1は、本実施の形態に係る加湿装置の側面断面図である。図2及び図3は、加湿装置の一部を透視した正面図である。
加湿装置1は、加湿装置1の外観を形成する筐体10を備えている。筐体10は、前面、背面、側面、上面及び底面から構成されている。筐体10の背面には、外部の空気を取り込む取込口10aが形成されている。取込口10aには、空気清浄フィルタ2が装着されている。空気清浄フィルタ2は、取込口10aから空気を取り込む際に、空気に含まれる塵埃を除去するようになっている。
筐体10の内部には、前面に沿って送風路10bが形成されている。送風路10bは、筐体10の略中央から上方にかけて形成され、筐体10の上面に形成される吹出口10cと連通している。
また、送風路10bの下方であって、空気清浄フィルタ2と対向する位置には、送風機3が配設されている。送風機3は、モータ3aとファン3bとを有している。そして、送風機3は、ファン3bを回転させることにより、取込口10aから空気を取り込み、取り込んだ空気を送風路10bに送り出すようになっている。送風路10bに送り出された空気は、吹出口10cから外部に吹き出されるようになっている。
筐体10には、空気清浄フィルタ2と送風機3との間に貯水容器5が着脱可能に装着されている。貯水容器5は、一定量の水が貯留可能で、筐体10の前面及び背面の幅と略同じ長さを有する容器であって、上面が開放し、断面が略碗型となっている。また、筐体10の底部には、貯水容器5と係合する溝部10dが、筐体10の前面及び背面に沿って水平に形成されている。貯水容器5は、この溝部10dに沿って摺動可能となっている。また、筐体10の側面には、図示しない開口が形成されており、貯水容器5は、溝部10dに沿って水平移動し、筐体10の側面の開口から取り出すことが可能となっている。これにより、貯水容器5は、筐体10に対して着脱可能となっている。
また、貯水容器5の一端には、上方から給水タンク8が装着可能なタンク装着部5aが設けられている。給水タンク8は、内部に貯水可能な箱型であって、タンク装着部5aに装着することにより、貯水容器5に対して給水を行い、貯水容器5にほぼ一定量の水が貯水するようになっている。
貯水容器5の長さ方向に沿った両側壁には、一対のアーム6が互いに対向して設けられている。一対のアーム6は、略三角形状で頂点部にU字形状の切欠部6aが形成されている。この切欠部6aに回転ドラム4が装着されるようになっている。
回転ドラム4は、リム4a、ハブ4b、及び連結棒4cを備えている。リム4aは、樹脂製の環状体であって、ローレット加工が施されている。ハブ4bは、リム4aの中心に位置し、突出した回転軸4dを有している。連結棒4cは、リム4aとハブ4bとを連結し、略90度間隔で設けられている。連結棒4cにより、リム4aとハブ4bとの間に空間が形成されている。この空間には、吸水フィルタ7が保持されている。吸水フィルタ7は、吸水性を有する材質、例えばポリスチレン発泡体から形成されている。そして、吸水フィルタ7は、回転ドラム4と共に回転するようになっている。
そして、回転ドラム4は、回転軸4dをアーム6の切欠部6aに上方から嵌め込むことにより、回転自在で、着脱可能にアーム6に装着されるようになっている。また、回転ドラム4がアーム6に装着された場合、回転ドラム4及びアーム6は、回転ドラム4の下部が貯水容器5の底面から僅かに離れるように設計されている。これにより、回転ドラム4に保持される吸水フィルタ7の下部が貯水容器5に貯水された水に浸漬するようになっている。吸水フィルタ7を保持する回転ドラム4は回転可能であり、この回転により吸水フィルタ7の全周が貯水容器5の水に順次浸かり、吸水フィルタ7の全体を湿潤させることができる。そして、吸水フィルタ7の吸水した部分に空気が通過することにより、空気が加湿されるようになっている。
上述のように回転ドラム4を支持するアーム6は、水平移動する貯水容器5に設けられている。従って、回転ドラム4は、図2及び図3に示すように、筐体10の側面から回転軸4dに垂直で、水平方向に移動して、筐体10に対して着脱可能となっている。なお、図2は、回転ドラムが装着されていない筐体を前面から視認した状態を示している。図3は、回転ドラムが装着されている筐体を前面から視認した状態を示している。また、筐体10に装着された回転ドラム4は、図1に示すように、空気清浄フィルタ2と送風機3との間に介在し、空気清浄フィルタ2を通過した空気が吸水フィルタ7を通過するようになっている。
筐体10には、筐体10に装着された回転ドラム4の略鉛直上方に、回転ドラム4を回転駆動する駆動機構9が設けられている。図4(a)は、回転ドラムが筐体に装着されていない場合の駆動機構の正面図である。図4(b)は、回転ドラムが筐体に装着されている場合の駆動機構の正面図である。
駆動機構9は、板状のベース91を有している。ベース91は、回転ドラム4の上方であって、空気清浄フィルタ2に対向するように筐体10に固定されている。空気清浄フィルタ2と反対側のベース91の面(以下、背面と言う)には、駆動モータ92が固着されている。駆動モータ92は、ベース91の前面に突出するモータ軸(図示せず)を有している。
また、ベース91の前面には支持板93が設けられている。支持板93は、一端部にベース91の前面に突出する駆動モータ92のモータ軸が挿通されており、他端(以下、下端と言う)がモータ軸を支点に揺動するようにモータ軸の軸周りに支持されている。
また、ベース91の前面には、支持板93より上方にバネ受け91aが設けられている。そして、バネ受け91aと支持板93の下端部との間には、バネ96が押し縮められた状態で介設されている。このバネ96は、支持板93を下向きに付勢している。支持板93は、バネ96の付勢に抗して、駆動モータ92のモータ軸が挿通された一端部を支点として所定角度揺動するようになっている。
さらに、ベース91の前面には、揺動する支持板93の下端部と係合するガイド97が設けられている。ガイド97により、揺動する際に支持板93の位置ずれを防いでいる。
また、駆動機構9は、駆動ギア94とローラ部95を有している。駆動ギア94は、ベース91及び支持板93から突出した駆動モータ92のモータ軸の先端に装着されている。そして、駆動ギア94は、モータ軸の回転により回転するようになっている。
また、ローラ部95は、ローラ95aを有し、支持板93の下端部近傍に軸支されている。ローラ95aは、ゴム製であって、外周面にローレット加工が施されている。また、ローラ部95は、ローラ95aと同軸上に回転し、駆動ギア94と噛合するギア(図示せず)を有している。図4は、ギアがカバー95bに覆われた状態を示してある。ギアは、駆動ギア94が回転することにより回転し、それにより同軸上のローラ95aも回転するようになっている。
なお、駆動ギア94は、駆動モータ92のモータ軸に装着され、ローラ部95は、モータ軸の軸周りに揺動する支持板93に取り付けられているため、支持板93が駆動モータ92のモータ軸を支点に揺動した場合であっても、駆動モータ92とローラ部95のギアとの噛合状態は維持され、ローラ95aは回転可能となっている。
上述のように構成された駆動機構9は、回転ドラム4が筐体10に装着されていない状態において、回転ドラム4を水平移動させてローラ95aに近づけた場合、図2に示すように、ローラ95aの最下部が、回転ドラム4の最上部と接触するようになっている。また、回転ドラム4が筐体10に装着された状態において、駆動機構9は、図3に示すように、ローラ95aの回転軸と装着された回転ドラム4の回転軸とが略同一鉛直線上に位置するようになっている。
これにより、筐体10に回転ドラム4を装着する場合、回転ドラム4は、水平移動されることにより、駆動機構9のローラ95aの下部と接触する。そして、さらに水平移動されることにより、ローラ95aを上方に押上げ、回転ドラム4の回転軸がローラ95aの回転軸と略同一鉛直線上に位置する。この場合において、ローラ95aはバネ96の弾性力により、ローラ95aと回転ドラム4とが強固に接触するようになる。そして、駆動機構9の駆動モータ92のモータ軸が回転することにより、駆動ギア94が回転し、ローラ部95のギア及びローラ95aも回転する。そして、ローラ95aが回転することにより、回転ドラム4も回転する。
上述のように、回転ドラム4と、回転ドラム4を回転させるローラ95aとは、直結することなく、外周面が接触しているだけであるため、回転ドラム4を筐体10に装着する際に、簡単にローラ95aと接触させることができ、回転ドラム4を回転させることができるようになっている。
次に、上述のように構成された加湿装置1において、回転ドラム4を筐体10に着脱する際の動作及び加湿装置1の使用時における動作について説明する。
加湿装置1は、回転ドラム4がアーム6に装着され、貯水容器5に水が貯水された状態で運転可能となる。そして、回転ドラム4が筐体10に装着されている場合、回転ドラム4は、略鉛直上方における外周面で、回転ドラム4を回転させる駆動機構9のローラ95aと接触している。この状態において、加湿装置1を駆動した場合、駆動機構9の駆動モータ92及び送風機3が駆動される。
駆動機構9の駆動モータ92が駆動されることにより、モータ軸が回転する。これにより、駆動ギア94、ローラ部95のギア及びローラ95aが回転する。そして、ローラ95aと転接する回転ドラム4が回転する。回転ドラム4が回転することにより、回転ドラム4が保持する吸水フィルタ7も回転する。吸水フィルタ7は、貯水容器5内の水に下部が浸漬しており、貯水容器5内の水を吸水しながら回転する。
また、送風機3が駆動されることにより、空気が取込口10aから取り込まれ、空気清浄フィルタ2及び吸水した吸水フィルタ7を通過する。空気は、吸水した吸水フィルタ7を通過することにより加湿される。そして、加湿された空気は、送風路10bに送りだされ、吹出口10cから吹き出される。これにより、室内が加湿される。
なお、回転ドラム4は、貯水容器5の水に浸漬するため、外周面が水により滑りやすくなっているが、回転ドラム4及び/又はローラ95aの外周面にはローレット加工が施されているため、回転ドラム4及びローラ95aの接触面における滑りが少なくなり、安定して回転する。
また、回転ドラム4を筐体10から取り出す場合、貯水容器5を水平方向に移動させる。この場合において、貯水容器5には、回転ドラム4を支持するアーム6が設けられているため、回転ドラム4は、貯水容器5と共に水平移動する。そして、回転ドラム4は、駆動機構9のローラ95aと略鉛直線上に位置して接触しているため、回転ドラム4が水平移動することにより、接触するローラ95aから離脱する。これにより、回転ドラム4を、アーム6を介して支持される貯水容器5と共に筐体10から取り出すことができる。そして、回転ドラム4をアーム6から取り外すことが可能となり、回転ドラム4が保持する吸水フィルタ7の交換又は清掃等のメンテナンスを行うことができる。
また、回転ドラム4を筐体10に装着する場合、回転ドラム4をアーム6に装着し、貯水容器5を水平移動させ、筐体10に装着する。回転ドラム4は、貯水容器5と共に水平移動し、駆動機構9のローラ95aの下部と接触する。そして、さらに水平移動させることにより、ローラ95aを上方に押上げ、回転ドラム4の回転軸がローラ95aの回転軸と略同一鉛直線上に位置する。これにより、回転ドラム4は、回転ドラム4を回転させるローラ95aに転接し、回転可能な状態となる。この状態において、加湿装置1が使用可能となる。
以上説明したように、本実施の形態の加湿装置1において、吸水フィルタ7を保持する回転ドラム4が駆動機構9のローラ95aと外周面で接触し、ローラ95aが回転駆動されることにより、回転力が伝達され回転するようになっている。即ち、回転ドラム4は、ローラ95aに直結していないため、ローラ95aに対する回転ドラム4の着脱が容易となる。
また、回転ドラム4は、水平移動することにより、回転ドラム4の回転軸がローラ95aの回転軸の略鉛直下方に位置するように、筐体10に装着されるようになっている。即ち、回転ドラム4の略真上においてローラ95aと接触するため、回転ドラム4が水平方向に多少位置ずれして筐体10に装着された場合にもローラ95aとの転接が可能となる。
また、ローラ95aが回転ドラム4の略真上に位置するため、回転ドラム4に対するローラ95aの押圧力が略真下となり、ローラ95aは、回転ドラム4に圧力を均等に付与することができる。これにより、ローラ95aは安定した回転力を回転ドラム4に伝達し、回転ドラム4は安定して回転するようになる。
また、回転ドラム4の外周面にローレット加工が施されているため、接触するローラ95aとの滑りを少なくでき、回転ドラム4を確実に回転させることができる。さらに、駆動機構9が回転ドラム4の略真上に配設してあるため、回転ドラム4に付着した貯水容器5の水が駆動機構9に滴り落ちることがなく、駆動機構9の水による故障を防止できる。
なお、上述の実施の形態では、本発明の回転駆動構造を加湿装置に適用して説明しているが、加湿装置以外、例えば、空気清浄フィルタを自動で清掃する空気清浄器に適用することもできる。この空気清浄器は、空気清浄フィルタを回転させ、空気清浄フィルタに付着した塵埃を振り落とす、又は、ブラシを接触させて塵埃を払拭する。この場合において、空気清浄フィルタを、上述の構造のように着脱可能な回転ドラムに保持させる。そして、汚れが酷い場合には、上述のように回転ドラムを筐体から取り外し、フィルタのメンテナンスを行う。
また、回転ドラム4を回転させる駆動機構9の構造は、上述の実施の形態の構造に限定されることはない。例えば、ローラ95aの最下部が、筐体10に装着された場合の回転ドラム4の最上部よりも下方となるようになっているが、ローラ95aの最下部と回転ドラム4の最上部とが同一水平線上であってもよい。また、回転ドラム4は、アーム6に装着され、アーム6が筐体10に対して着脱するようになっているが、回転ドラム4のみが筐体10に対して着脱可能な構成であってもよい。
以上、本発明の好適な一実施の形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施の形態に限定されることはない。
本実施の形態に係る加湿装置の側面断面図である。 加湿装置の一部を透視した正面図である。 加湿装置の一部を透視した正面図である。 (a)は、回転ドラムが筐体に装着されていない場合の駆動機構の正面図であり、(b)は、回転ドラムが筐体に装着されている場合の駆動機構の正面図である。
符号の説明
1 加湿装置
3 送風機
4 回転ドラム
5 貯水容器
6 アーム
7 吸水フィルタ
9 駆動機構
10 筐体
95 ローラ部
95a ローラ

Claims (6)

  1. 回転駆動されるローラと、フィルタを保持し、外周面が円形の回転体とを備え、該回転体の外周面を前記ローラの外周面に接触させ、前記回転体を回転させる回転駆動構造において、
    前記回転体の回転軸に垂直、かつ、略水平方向に前記回転体を移動することによって、前記回転体の回転軸が前記ローラの回転軸の略鉛直下方に位置するように、前記回転体を着脱可能に装着する装着部を備えていることを特徴とする回転駆動構造。
  2. 前記回転体の外周面及び/又は前記ローラの外周面には、ローレット加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載の回転駆動構造。
  3. 前記ローラは、上下動可能に保持される構成としてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転駆動構造。
  4. 前記ローラに対して下向きに圧力を付与する与圧部をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の回転駆動構造。
  5. 回転駆動されるローラと、貯水部に貯留された水に一部が浸漬するようにフィルタを保持し、外周面が円形の回転体とを備え、該回転体の外周面を前記ローラの外周面に接触させ、前記ローラを回転駆動することにより前記回転体を回転させ、送風機により空気を前記フィルタに通過させ、吹き出す加湿装置であって、
    前記回転体の回転軸に垂直、かつ、略水平方向に前記回転体を移動することによって、前記回転体の回転軸が前記ローラの回転軸の略鉛直下方に位置するように、前記回転体を着脱可能に装着する装着部を備えていることを特徴とする加湿装置。
  6. 前記回転体及び前記ローラを収納する筐体をさらに備え、
    前記送風機は、該筐体の外部から取り込んだ空気を前記フィルタに通過させ、
    前記フィルタは、該フィルタの回転軸が前記回転体の回転軸と一致するように前記回転体の内側で保持され、
    前記装着部は、前記貯水部と一体に設けられ、前記フィルタの下部が前記貯水部に浸漬するように前記回転体を保持し、前記筐体に着脱可能である構成としてあることを特徴とする請求項5に記載の加湿装置。
JP2007187474A 2007-07-18 2007-07-18 加湿装置 Expired - Fee Related JP4757239B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187474A JP4757239B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 加湿装置
CN201210076916.6A CN102628604B (zh) 2007-07-18 2008-07-14 加湿装置和转动驱动结构
KR1020117027097A KR101205663B1 (ko) 2007-07-18 2008-07-14 가습 장치, 필터 및 회전 구동 구조
CN2008800249981A CN101755172B (zh) 2007-07-18 2008-07-14 加湿装置和过滤器
US12/669,430 US8500106B2 (en) 2007-07-18 2008-07-14 Humidifier, filter unit and rotation drive structure
MYPI2010000229A MY178506A (en) 2007-07-18 2008-07-14 Humidifier and filter unit
KR1020107003431A KR101183802B1 (ko) 2007-07-18 2008-07-14 가습 장치, 필터 및 회전 구동 구조
PCT/JP2008/062711 WO2009011339A1 (ja) 2007-07-18 2008-07-14 加湿装置、フィルタ及び回転駆動構造
US13/436,127 US8382073B2 (en) 2007-07-18 2012-03-30 Humidifier, filter unit and rotation drive structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187474A JP4757239B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 加湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009024918A true JP2009024918A (ja) 2009-02-05
JP4757239B2 JP4757239B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=40396881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007187474A Expired - Fee Related JP4757239B2 (ja) 2007-07-18 2007-07-18 加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4757239B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010143339A1 (ja) * 2009-06-11 2010-12-16 パナソニック株式会社 加湿装置
JP2011038740A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Daikin Industries Ltd 加湿装置
JP2011052878A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sharp Corp 加湿機
JP2011052877A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sharp Corp 加湿機
JP2011058661A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Daikin Industries Ltd 加湿装置
CN101995068A (zh) * 2009-08-17 2011-03-30 大金工业株式会社 加湿装置
JP2011064446A (ja) * 2009-08-17 2011-03-31 Daikin Industries Ltd 加湿装置
JP2012132664A (ja) * 2010-12-23 2012-07-12 Lg Electronics Inc 空気調和機
CN102759164A (zh) * 2011-04-26 2012-10-31 珠海格力电器股份有限公司 加湿器及其加湿结构
KR20140112165A (ko) * 2013-03-13 2014-09-23 코웨이 주식회사 가습기

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548871U (ja) * 1977-06-21 1979-01-20
JPH02303556A (ja) * 1989-05-10 1990-12-17 Festo Kg 室内空気の浄化と加湿のための装置
JP2005274096A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置
JP2006017271A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置
JP2006097922A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿素子および空調機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548871U (ja) * 1977-06-21 1979-01-20
JPH02303556A (ja) * 1989-05-10 1990-12-17 Festo Kg 室内空気の浄化と加湿のための装置
JP2005274096A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿装置
JP2006017271A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 駆動伝達装置
JP2006097922A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加湿素子および空調機

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010143339A1 (ja) * 2009-06-11 2010-12-16 パナソニック株式会社 加湿装置
CN102803857A (zh) * 2009-06-11 2012-11-28 松下电器产业株式会社 加湿装置
JP2011064446A (ja) * 2009-08-17 2011-03-31 Daikin Industries Ltd 加湿装置
JP2011038740A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Daikin Industries Ltd 加湿装置
CN101995068B (zh) * 2009-08-17 2013-05-15 大金工业株式会社 加湿装置
CN101995068A (zh) * 2009-08-17 2011-03-30 大金工业株式会社 加湿装置
JP2011052877A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sharp Corp 加湿機
JP2011052878A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Sharp Corp 加湿機
JP2011058661A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Daikin Industries Ltd 加湿装置
JP2012132664A (ja) * 2010-12-23 2012-07-12 Lg Electronics Inc 空気調和機
JP2012132663A (ja) * 2010-12-23 2012-07-12 Lg Electronics Inc 空気調和機
US9285130B2 (en) 2010-12-23 2016-03-15 Lg Electronics Inc. Air conditioner
CN102759164A (zh) * 2011-04-26 2012-10-31 珠海格力电器股份有限公司 加湿器及其加湿结构
KR20140112165A (ko) * 2013-03-13 2014-09-23 코웨이 주식회사 가습기
KR102010974B1 (ko) * 2013-03-13 2019-08-14 웅진코웨이 주식회사 가습기

Also Published As

Publication number Publication date
JP4757239B2 (ja) 2011-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4757239B2 (ja) 加湿装置
US8382073B2 (en) Humidifier, filter unit and rotation drive structure
EP3356738B1 (en) Air humidification and/or purification
JP4749364B2 (ja) 加湿装置
KR20110001624A (ko) 가습 장치 및 이를 구비한 공기 청정기
JP2005274096A (ja) 加湿装置
JP2016211849A (ja) 加湿装置及び空気清浄機
KR101977025B1 (ko) 회전형 가습필터식 가습 장치
KR101303629B1 (ko) 가습공기청정기
JP2008039326A (ja) 加湿装置
JP2011122788A (ja) 加湿装置及び空気清浄機
JP5261610B2 (ja) 加湿装置及び空気清浄機
JP6004554B2 (ja) 加湿装置及び空気清浄機
JP5501505B2 (ja) 加湿装置及び空気清浄機
JP5690997B2 (ja) 加湿空気清浄機
JP2012013347A (ja) 加湿装置およびそれを備えた温風機
JP3776423B2 (ja) 加湿器
JP3776424B2 (ja) 加湿器
KR20140112165A (ko) 가습기
JP6099462B2 (ja) 加湿装置
JP3776426B2 (ja) 加湿器
JP5247903B2 (ja) 加湿装置
KR102216231B1 (ko) 아로마와 가습기의 탈부착이 가능한 휴대용 공기 청정기
JP4989581B2 (ja) 加湿装置
KR101795421B1 (ko) 가습 필터를 이용한 가습 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4757239

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees