JP4957836B2 - 加湿装置 - Google Patents
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以下の説明において、上下左右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示す方向を意味する。
(1)送風機2
送風機2は、図2や図3に示すように、ケーシング10内の背面側部分に配置されている。ここで、空気調和装置1では、空気清浄ユニット3、加湿ユニット4、送風機2が、正面側から順に並んで配置されている。よって、制御ユニット(後述する)によって送風機2に駆動力を伝達する送風機モータ(図示せず)等が稼働されると、吸込口21を介してケーシング10内に流入する空気が空気清浄ユニット3、加湿ユニット4を通過し、送風機2によって吹出口22を介してケーシング10外に流出する空気流路が形成される。
空気清浄ユニット3は、主として、プレフィルタ31と、イオン化部32と、プリーツフィルタ33と、脱臭触媒34とを有している。また、これらは、正面側からこの順に並んで配置されている。
加湿ユニット4は、図3や図5に示すように、主として、水タンク41と、水トレー42と、加湿ロータ43と、加湿ロータ43を駆動モータからの駆動力によって駆動回転させる駆動ギア44とから構成される。
水タンク41は、ケーシング10内の正面側部分に配置される。水トレー42が本体部11に収容されている状態において、水タンク41の下方にはフロート弁(図示せず)が設けられており、フロート弁が水トレー42内の水位の減少により下がることで水タンク41内の水が水トレー42内に流出する。
水トレー42は、加湿した空気を生成するために、空気清浄ユニット3を通過する空気に供給する水分を貯留する貯水容器である。なお、上述したように、水トレー42内に貯留される水の水源は、水タンク41である。
加湿ロータ43は、これを通過する空気に水分を供給する機能を有する。これにより、吸込口21から吸い込まれ空気清浄ユニット3で清浄された空気が、この加湿ロータ43を通過することによって、室内に加湿された清浄な空気を供給することができる。加湿ロータ43は、その中心部に位置する回転軸434を介して、正面側軸受部14および背面側軸受部15に着脱可能および回転可能に支持されている。加湿ロータ43は、この回転によって水トレー42内に貯められる水を汲み上げることができ、これにより、上述したように、加湿ロータ43を通過する空気に水分を供給している。
駆動ギア44は、駆動ギア44に駆動力を伝達する駆動モータ(駆動手段に相当)の駆動軸46(図3を参照)に取り付けられている。よって、駆動モータが制御ユニットによって駆動されると、駆動ギア44は回転する。なお、駆動軸46、駆動軸46に取り付けられる駆動ギア44および駆動モータは、本体部11内の所定位置に固定されている。具体的には、これらは、水トレー42が本体部11に収容されている状態において、駆動ギア44の歯と加湿ロータ43に形成される第1ギア433aの歯とが噛み合うような位置に固定されている。さらに具体的には、駆動ギア44は、第1ギア433aの歯と駆動ギア44の歯とが噛み合っている状態においては、駆動ギア44の中心軸が、正面視において回転軸434に対して第1方向側かつ斜め上方に位置するように配置されている。
制御ユニットは、操作パネル61の下方に位置する複数の電装品から構成され、空気調和装置1内の各種部品の動作を制御する。具体的には、制御ユニットは、操作パネル61を介して入力されるユーザの指令に基づいて、送風機2、空気清浄ユニット3および加湿ユニット4の制御を行う。例えば、ユーザが操作パネル61を介して空気調和装置1に加湿運転および空気清浄運転を行う旨の制御指令を入力した場合、制御ユニットは、送風機2に駆動力を伝達する送風機モータを稼働したり、駆動モータを駆動したりする。
まず、水トレー42が本体部11に収容されていない状態においては、回転軸434の左端部および右端部が第1方向規制面414b,415bおよび第2方向規制面414c,415cにそれぞれ当接するような範囲内で移動可能であるので、回転軸434を中心として回転する加湿ロータ43もこのような範囲内で回転が可能である。
図17は、加湿ロータ43が駆動ギア44から離反する力が加湿ロータ43に作用することを示すための図である。
(1)
従来、吸着性を有するフィルタを保持し、水を貯える水貯留容器内の水を回転により汲み上げることでフィルタに水分を供給する回転手段を有する加湿装置が提案されている。この加湿装置では、フィルタを通過する空気は、フィルタに吸着された水分を含むことで高湿の空気となって室内へと流出する。
本実施形態では、第2方向規制面414c,415cと回転軸434との間に第2クリアランスL2が設けられている。
本実施形態の空気調和装置1では、加湿ロータ43は、加湿フィルタ432と、回転することによって、水トレー42内に貯められる水を汲み上げて加湿フィルタ432に水を供給する複数の水ポケット部472aと、を有している。そして、複数の水ポケット部472aが各々加湿ロータ43の回転によって順に水を汲み上げていくことで、複数の水―ポケット部472aのうち、一部の水ポケット凹部472bには水が入っており、一部の水ポケット凹部472bには水が入っていない状態が発生する。
(A)
上記実施形態の他に、加湿ロータ43に対して駆動ギア44に近づくような付勢力を作用するような部材、例えば、バネ等を設けた構成としてもよい。
上記実施形態では、駆動ギア44は、加湿ロータ43の回転軸434に対して第1方向側かつ斜め上方に配置されると説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
上記実施形態の加湿ロータ43の回転軸434は回転しないと説明したが本発明はこれに限られるものではない。
上記実施形態では、第1軸支持面414aおよび第2軸支持面415aはそれぞれ左方向に下る傾斜面であると説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
14 正面側軸受部(支持部)
15 背面側軸受部(支持部)
42 水トレー(貯水容器)
43 加湿ロータ(加湿用回転体)
44 駆動ギア(第2ギア)
414a 第1軸支持面(支持面)
414b 第1方向規制面
414c 第2方向規制面
415a 第2軸支持面(支持面)
415b 第1方向規制面
415c 第2方向規制面
432 加湿フィルタ(気化部材)
433a 第1ギア
434 加湿ロータの回転軸(加湿用回転体の回転軸)
472a 水ポケット部(水供給部)
C1 第1ギアのピッチ円
C2 駆動ギアのピッチ円(第2ギアのピッチ円)
L1 第1クリアランス
L2 第2クリアランス
L3 第1ギアのピッチ円と駆動ギアのピッチ円との接線(第1ギアのピッチ円と第2ギアのピッチ円との接線)
S3 第1軸支持面および第2軸支持面の第1方向側への延長面(支持面の第1方向側への延長面)
θ3 第1ギアのピッチ円と駆動ギアのピッチ円との接線と、第1軸支持面および第2軸支持面の第1方向側への延長面との交角(第1ギアのピッチ円と第2ギアのピッチ円との接線と、支持面の第1方向側への延長面との交角)
Claims (9)
- 外周に第1ギア(433a)が形成され、回転軸(434)を中心として回転する加湿用回転体(43)と、
前記第1ギアに噛み合い、駆動手段からの駆動力が伝達されることで前記加湿用回転体を回転させる第2ギア(44)と、
前記回転軸を支持しつつ、前記加湿用回転体を前記第2ギアに近づくような第1方向に移動可能にする支持部(14,15)と、
を備え、
前記支持部は、前記回転軸(434)を支持する支持面(414a,415a)を有し、
前記支持面(414a,415a)が、前記回転軸(434)が前記第1方向に向かう傾斜面を含むことによって、前記加湿用回転体が前記第1方向に移動する力が前記加湿用回転体に作用する、
加湿装置(4)。 - 前記傾斜面は、前記第1方向に下る、
請求項1に記載の加湿装置(4)。 - 正面視において、前記第1ギアのピッチ円(C1)と前記第2ギアのピッチ円(C2)との接線(L3)と、前記支持面の前記第1方向側への延長面(S3)との交角(θ3)は、鋭角である、
請求項2に記載の加湿装置。 - 前記第2ギアは、中心軸が、回転軸方向視において前記回転軸に対して前記第1方向側かつ斜め上方に位置するように配置される、
請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置。 - 前記支持部は、
前記回転軸の前記第1方向への移動を規制する第1方向規制面(414b,415b)をさらに有し、
前記回転軸と、前記支持部の前記第1方向規制面との間には、第1クリアランス(L1)が設けられる、
請求項2または3に記載の加湿装置。 - 前記支持部は、
前記回転軸の前記第1方向とは逆方向の第2方向への移動を規制する第2方向規制面(414c,415c)をさらに有し、
前記回転軸と、前記支持部の前記第2方向規制面との間には、第2クリアランス(L2)が設けられる、
請求項5に記載の加湿装置。 - 前記回転軸が前記第2方向に移動して前記第2クリアランス(L2)がなくなっても、前記第1ギアと前記第2ギアとの噛み合いが確保される、
請求項6に記載の加湿装置。 - 前記支持面には、摩擦力が大きい部材が設けられる、
請求項2〜7のいずれかに記載の加湿装置。 - 水を貯留する貯水容器(42)をさらに備え、
前記加湿用回転体は、
前記貯水容器内の水を気化する気化部材(432)と、
回転することによって、前記貯水容器内に貯められる水を汲み上げて前記気化部材に水を供給する水供給部(472a)と、
を有し、
前記水供給部が水を汲み上げることによって、前記加湿用回転体が前記第2ギアから離反する力が前記加湿用回転体に作用する、
請求項2、3、5〜8のいずれかに記載の加湿装置。
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