JP2011058657A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 放熱パイプを配設する凹溝内に発泡断熱材が入り込んだとしても外側側板が凹んだり変形しない冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 外側側板1で形成される外箱と内側側板3で形成され、外箱内に間をあけて重なるよう配設された内箱とで構成され、外箱と内箱との間に発泡断熱材5と真空断熱材7とを設けた冷蔵庫において外側側板1に隣接する真空断熱材7の面であって、放熱パイプ11を配設するための凹溝9が形成されている真空断熱材7の面とこの面に隣接する外側側板1との間にシート21を配設する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外側側板で形成される外箱と内側側板で形成され、外箱内に間をあけて重なるよう配設された内箱とで構成され、外箱と内箱との間に発泡断熱材と真空断熱材とを設けた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は、図6に示すように、外側側板1からなる外箱と内側側板3からなる内箱とを間をあけて重ねて構成され、その間、すなわち外側側板1と内側側板3との間に図7に示すように発泡断熱材5と真空断熱材7を設けて、断熱効果を高めている。
なお、図7は、図6に示す冷蔵庫の一箇所を水平に切断して外側側板1と内側側板3との間の内部断面構造を示す断面図であり、「コ」の字形の内部が冷蔵庫の内部であり、前扉は省略されている。
また、図7に示すように、外側側板1に隣接する真空断熱材7の一方の面には、凹溝9が複数形成され、この凹溝9の中には、冷蔵庫内部で発生した熱を放熱するための放熱パイプ11が配設されている。
この放熱パイプ11を配設するための凹溝9は、垂直方向に、すなわち冷蔵庫の上下方向に延出するように真空断熱材7の一方の面に形成され、この凹溝9の上端は真空断熱材7と内側側板3との間を含む真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間の上部の空間に連通し露出している。
この真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間に例えば発泡ウレタンが液体状態で注入され、真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間の空間全体に充填され、発泡して固化し、これにより発泡断熱材5を構成するようになっている。
特許第4200303号公報 特許第3607280号公報
上述したように、放熱パイプ11を配設するための凹溝9の上端は、真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間の上部の空間に開口しているが、この上部の開口からは、発泡ウレタンが入り込んでしまい、凹溝9内で発泡し、固化する。発泡ウレタンの性質として固化して冷えた後、体積が収縮する。
凹溝9の中に入り込んだ発泡ウレタンは、外側側板1の内側に付着することになるが、この外側側板1の内側に付着した発泡ウレタンが凹溝9内で発泡し固化し、その体積が収縮すると、この収縮時に外側側板1を内側に引っ張り込むことになる。そのため、外側側板1が部分的に内側に凹んでしまい、製品として見栄えが悪いものとなる問題があった。
このような問題点に対して、特許文献1に記載の冷蔵庫では、凹溝の端部において側面板にウレタンフォームを貼り付けて、凹溝へのウレタンの浸入を防止し、側面板外観の変形を防止することが開示されているが、側面板にウレタンフォームを貼り付けただけでは、凹溝と側面板との間の隙間を完全になくすことができず、液体状態のウレタンが凹溝内に浸入することを完全に防ぐことができない。
本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、放熱パイプを配設する凹溝内に発泡断熱材が入り込んだとしても外側側板が凹んだり変形したりしない冷蔵庫を提供することにある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の冷蔵庫は、外側側板で形成される外箱と、内側側板で形成され外箱内側に間隙を設けて配設された内箱とで構成され、外箱と内箱との間に発泡断熱材と真空断熱材とを介在させた冷蔵庫であって、真空断熱材の外側側板に対向する面に放熱パイプを配設するための凹溝を形成し、この面と外側側板との間にシートを配設したことを要旨とする。
本発明によれば、放熱パイプを配設するための凹溝が形成されている真空断熱材の面とこの面に隣接する外側側板との間にシートが配設されているので、凹溝内に入り込んだ液体状態の発泡ウレタンは、外側側板に付着せず、シートに付着し、このシートに付着した発泡ウレタンが凹溝内で発泡し固化し冷えて収縮しても、シートのみが凹溝内に引っ張り込まれ凹んで変形するが、シートは単に外側側板に対して配設されているだけで、シートから浮いて分離可能な状態の外側側板はシートの変形に影響されず、凹んだり変形することがなく、従って冷蔵庫の外観の見栄えが悪くなることもない。
本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫の壁部の内部構造を示す断面図である。 図1に示した本実施形態のシートを適用した冷蔵庫のある一面の壁部において内側側板と発泡断熱材を除いた残りの部分の壁部の一面を全体的に示す斜視図である。 図2に示す壁部の一面を全体的に示す分解斜視図である。 本発明の他の実施形態に係わる冷蔵庫のある一面の壁部において内側側板と発泡断熱材を除いた残りの部分の壁部の一面を全体的に示す図2と同様な斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係わる冷蔵庫のある一面の壁部において内側側板と発泡断熱材を除いた残りの部分の壁部の一面を全体的に示す図2および図4と同様な斜視図である。 従来の冷蔵庫の扉を取り外した内部構造を全体的に示す斜視図である。 図6に示す冷蔵庫の一か所を水平に切断して外側側板と内側側板との間の内部断面構造を示す断面図である。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる冷蔵庫の壁部の内部構造を示す断面図である。更に詳しくは、図1は、図7に示した冷蔵庫の壁部に設けられた後述する凹溝9を含む部分を拡大して示し、この部分において本実施形態を適用した状態を示している断面図である。なお、全図において、同じ構成要素には同じ符号を付して図示する。
図1において、本実施形態の冷蔵庫の壁部は、上述した図6、7と同様に、外箱を構成する外側側板1と内箱を構成する内側側板3とが間をあけて重ねて構成され、この外側側板1と内側側板3との間には発泡断熱材5と真空断熱材7が設けられている。また、真空断熱材7の一方の面、すなわち発泡断熱材5と隣接する面と反対側の外側側板1に近い側の面には、凹溝9が上下方向に形成され、この凹溝9内に放熱パイプ11が配設されている。
本実施形態の冷蔵庫では、外側側板1と真空断熱材7との間にシート21を配設し、これにより凹溝9に浸入した液体状態の発泡ウレタンの固化に伴う収縮によって外側側板1が凹んで変形することがないようにしている。本実施形態では、発泡断熱材5の固化前の材料である液体状態の発泡ウレタンを単に発泡ウレタンまたは液体状態の発泡ウレタンと記載する。なお、本実施形態では、発泡断熱材5の一例として発泡ウレタンを用いているが、本発明はこれに限定されることなく、任意の発泡プラスチック系断熱材、例えばポリスチレン樹脂(いわゆる発泡スチロール)、フェノール樹脂等を用いても良いのは言うまでもない。
また、後述するように、シート21は、外側側板1のほぼ全面にわたって隣接して、外側側板1と真空断熱材7との間に配設されている。これにより、本実施形態の冷蔵庫の壁部は、外側側板1、シート21、放熱パイプ11が凹溝9内に配設された真空断熱材7、発泡断熱材5、内側側板3から構成されている。
更に詳しくは、シート21は、外側側板1との間に発泡断熱材5が侵入しないように、少なくとも周辺部を外側側板1に接着または貼り付けている。この周辺部を除いて内側部分は外側側板1に接着されたり、貼り付けられたりせず、外側側板1から浮いて分離可能な状態にしている。これは凹溝9内に発泡断熱材5が侵入した場合には、侵入した発泡断熱材5の収縮によって外側側板1が内側に引っ張られて外側側板1に凹が発生してしまう恐れがあるが、シート21が外側側板1と分離可能な状態となっているため、発泡断熱材5の収縮が発生してもシート21が引っ張られるだけで外側側板1には影響を及ぼさず、変形を防止することができる。また、シート21は、例えばアルミ箔のような金属、プラスチック、アルミ蒸着プラスチックおよびアルミ蒸着PETからなる群から選択された材料で構成され、平滑で熱反射性を有するものがよい。
図2および図3は、図1に示した本実施形態のシート21を適用した冷蔵庫のある一面の壁部において内側側板3と発泡断熱材5を除いた残りの部分の壁部の一面のみを全体的に示す斜視図およびその分解斜視図である。すなわち、同図では、図1に示したように外側側板1、シート21、放熱パイプ11が凹溝9内に配設された真空断熱材7、発泡断熱材5、内側側板3からなる壁部のうち、内側側板3と発泡断熱材5を除いた外側側板1、シート21、放熱パイプ11が凹溝9内に配設された真空断熱材7のみが図示されているものである。なお、図2および図3において、外側側板1の向こう側、すなわち右寄り後方が冷蔵庫の外側であり、真空断熱材7の手前側、すなわち左寄り前方が冷蔵庫の内側である。
図2および図3からも分かるように、外側側板1と放熱パイプ11が凹溝9内に配設された真空断熱材7との間にシート21が外側側板1のほぼ全面にわたって隣接して配設されている。シート21は、上述したように、外側側板1との間に発泡断熱材5が侵入しないように、少なくとも周辺部を外側側板1に接着または貼り付けている。この周辺部を除いて内側部分は外側側板1に接着されたり、貼り付けられたりせず、外側側板1から浮いて分離可能な状態にしている。これは凹溝9内に発泡断熱材5が侵入した場合には、侵入した発泡断熱材5の収縮によって外側側板1が内側に引っ張られて外側側板1に凹が発生してしまう恐れがあるが、シート21が外側側板1と分離可能な状態となっているため、発泡断熱材5の収縮が発生してもシート21が引っ張られるだけで外側側板1には影響を及ぼさず、変形を防止することができる。
図2および3に示すように、放熱パイプ11は、垂直方向に、すなわち冷蔵庫の上下方向に延出するように配設されているものであるため、この放熱パイプ11を配設するための凹溝9も真空断熱材7の一方の面に垂直方向に、すなわち冷蔵庫の上下方向に延出するように形成され、この凹溝9の上下端は真空断熱材7を挟んだ外側側板1と図2、3では省略した内側側板3との間の上下部の空間に開口している。
真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間の隙間に、外側側板1の適宜の場所に開けた小さな穴から発泡ウレタンを液体状態で注入して隙間の全体に行き渡らせ発泡させる。これにより発泡ウレタンは、真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間の空間全体に図1や図7に示すように充填され、発泡して固化し、これにより図1や図7に示すように発泡断熱材5を構成するようになる。
この発泡の際に、真空断熱材7に形成された凹溝9の上下端が開口しているため、液体状態の発泡ウレタンは、上述したように真空断熱材7を挟んだ外側側板1と内側側板3との間に注入されると同時に、凹溝9の上下端から凹溝9内に若干入り込み凹溝9内でも発泡する。こうして凹溝9内に入り込んだ液体状態の発泡ウレタンは、外側側板1の内側に面する凹溝9の開放部を塞いているシート21の内側に付着することになる。
このように凹溝9内に入り込んでシート21の内側に付着した液体状態の発泡ウレタンは、凹溝9内で発泡し固化し冷えて、その体積が収縮するが、この収縮時にシート21のみが内側に引っ張られて変形することになり、シート21から浮いて分離可能な状態の、すなわちシート21に接着または貼り付けされていない状態の外側側板1は、内側に引っ張られることもないし変形することもない。
従って、本実施形態の冷蔵庫では、外側側板1が内側に凹んで変形し、見栄えが悪くなるということもなくなる。なお、上述したように、外側側板1と真空断熱材7との間にシート21を配設しても、放熱パイプ11の放熱効果が損なわれることはないことは勿論のことである。また、上記の説明では左右どちらか片側の構造について述べたが、左右両側の側板を同様の構造にすることができる。また冷蔵庫の背面についても同様の構造とすることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係わる冷蔵庫において、その一面の壁部において内側側板と発泡断熱材を除いた残りの部分の壁部の構造を示している。
図1〜図3に示した第1の実施形態の壁部においてはシート21が外側側板1のほぼ全面にわたって配設されていたのに対して、本実施形態の冷蔵庫の壁部は、凹溝9の上下端が露出している外側側板1の上部に凹溝9の上端を含む凹溝9の上部を覆うように小さいシート23を配設した点が異なる。なお、その配設位置は、図1〜図3に示した第1の実施形態と同様に外側側板1と真空断熱材7との間であることは勿論のことである。
また、この小さいシート23は、図1〜図3に示した第1の実施形態と同様に、外側側板1との間に発泡断熱材5が侵入しないように、少なくとも周辺部を外側側板1に接着または貼り付けている。この周辺部を除いて内側部分は外側側板1に接着されたり、貼り付けられたりせず、外側側板1から浮いて分離可能な状態にしている。これは凹溝9内に発泡断熱材5が侵入した場合には、侵入した発泡断熱材5の収縮によって外側側板1が内側に引っ張られて外側側板1に凹が発生してしまう恐れがあるが、シート21が外側側板1と分離可能な状態となっているため、発泡断熱材5の収縮が発生してもシート21が引っ張られるだけで外側側板1には影響を及ぼさず、変形を防止することができる。
このように外側側板1の上部において放熱パイプ11が配設された凹溝9の上部の開放部を塞ぐように外側側板1と真空断熱材7との間に小さいシート23を配設することにより、特に目立ち易い外側側板1の上部の変形を防止し、図1〜図3に示した実施形態に比較して低コストで製造することができる。
なお、本実施形態では、小さいシート23を凹溝9の上端を含む凹溝9の上部を覆うように外側側板1の上部に配設しているが、実際には凹溝9の下端も開口しているので、この下端にも小さいシート23を接着したり、貼り付けることが好ましいが、この下端からの液体状態の発泡ウレタンの浸入は極めて僅かであり、冷蔵庫の壁部の変形の影響は少ないとともに、仮に浸入し、これにより冷蔵庫の下部の側壁が変形したとしても、冷蔵庫の上部の壁部に比較して目立ちにくいといえるが、小さいシート23を凹溝9の上端を含む凹溝9の上部を覆うように外側側板1の上部に配設することに加えて、凹溝9の下端を含む凹溝9の下部を覆うように外側側板1の下部に配設してもよく、このように上下の両方に小さいシート23を接着したり貼り付けて設けても、図1で説明した第1の実施形態に比較して、経済化を図ることができることは勿論である。
図5は、本発明の第3の実施形態に係わる冷蔵庫において、その一面の壁部において内側側板と発泡断熱材を除いた残りの部分の壁部の構造を示している。
図5に示す本実施形態の冷蔵庫の壁部は、図4に示した第2の実施形態の壁部において凹溝9の上端部だけを覆うように真空断熱材7の上部からシート23にかけてテープ25を貼り付け、これにより凹溝9の上端開口を塞ぐように構成している。これにより凹溝9の上端から凹溝9内へ発泡ウレタンが入り込むことを防止している。
本実施形態によれば、発泡ウレタンが凹溝9内に入り込まないので、外側側板1の内側に付着することもなければ、発泡ウレタンの固化、収縮による外側側板1の凹みや変形もなくなるが、仮に凹溝9の上端に貼り付けたテープ25が一部剥がれるなどして、その部分から液体状態の発泡ウレタンが凹溝9内に入り込んだとしても、また少しの隙間から入り込んだとしても、外側側板1の上部において外側側板1と真空断熱材7との間に配設された小さいシート23により上述した図4の実施形態と同様に外側側板1が凹んで変形しない。
なお、図5の一実施形態におけるテープ25の貼り付けは、図4に示した第2の実施形態のように小さいシート23を外側側板1の上部のみに配設した場合に適用され得るだけでなく、図1〜図3の第1の実施形態に示したように、外側側板1のほぼ全面にシート21を貼り付けた場合にも適用し得ることは勿論のことである。
また、テープ25は、柔軟な材料で形成された例えばブチルテープ、ブチルゴムテープ、ポリウレタンテープ、紙テープおよびガムテープからなる群から選択されることが好ましい。
さらに、上記の各実施形態では、本発明を冷蔵庫の壁部に適用されているように説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく、冷蔵庫の天井側の壁部や背面側の壁部など、所望の場所に適用し得るものであり、このような天井側の壁部や背面側の壁部なども上述したように真空断熱材、発泡断熱材を挟んで外側側板と内側側板で構成されているものである。
1 外側側板
3 内側側板
5 発泡断熱材
7 真空断熱材
9 凹溝
11 放熱パイプ
21 シート
23 小さいシート
25 テープ

Claims (4)

  1. 外側側板で形成される外箱と、内側側板で形成され前記外箱内側に間隙を設けて配設された内箱とで構成され、前記外箱と内箱との間に発泡断熱材と真空断熱材とを介在させた冷蔵庫であって、
    前記真空断熱材の前記外側側板に対向する面に放熱パイプを配設するための凹溝を形成し、この面と外側側板との間にシートを配設したことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記シートは、周辺部のみが前記外側側板に貼り付けられていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記凹溝の端部は真空断熱材の端部に開口して形成され、
    前記シートが外側側板の前記凹溝の端部に対応する領域にのみに設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記真空断熱材には、前記凹溝の開口端を覆って塞ぐようにテープが貼り付けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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